JPH0734674A - 足場の開口部簡易塞ぎ装置 - Google Patents
足場の開口部簡易塞ぎ装置Info
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- JPH0734674A JPH0734674A JP18364693A JP18364693A JPH0734674A JP H0734674 A JPH0734674 A JP H0734674A JP 18364693 A JP18364693 A JP 18364693A JP 18364693 A JP18364693 A JP 18364693A JP H0734674 A JPH0734674 A JP H0734674A
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- closing plate
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- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 2
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、取り付けが簡単であると共に、取
付費用も従来に比べて格安となり、段差も殆どないため
足元が安全であり、さらに、足場間に生ずる開口部の各
サイズにスムーズに対応でき、持ち運びも取扱いも容易
な足場の開口部簡易塞ぎ装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 略方形状をなし、緩やかな凸状湾曲面として
形成された金属製平板からなる塞ぎ板1と、該塞ぎ板1
の裏面に、前記凸状の湾曲方向と直交する方向に取り付
けられ、枠組みされた足場6近傍に設置された取付パイ
プ7の外周に弾発的に着脱し得るクリップ部5と、を備
えて構成されている。
付費用も従来に比べて格安となり、段差も殆どないため
足元が安全であり、さらに、足場間に生ずる開口部の各
サイズにスムーズに対応でき、持ち運びも取扱いも容易
な足場の開口部簡易塞ぎ装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 略方形状をなし、緩やかな凸状湾曲面として
形成された金属製平板からなる塞ぎ板1と、該塞ぎ板1
の裏面に、前記凸状の湾曲方向と直交する方向に取り付
けられ、枠組みされた足場6近傍に設置された取付パイ
プ7の外周に弾発的に着脱し得るクリップ部5と、を備
えて構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、足場の開口部簡易塞ぎ
装置に関するものである。
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、建築工事あるいは他の目的で
の工事に必要とされる足場組において、その取り合い部
に生ずる開口部の安全対策、すなわち開口部を如何に安
全な状態で塞ぐことができるかが現場で要請されてい
た。
の工事に必要とされる足場組において、その取り合い部
に生ずる開口部の安全対策、すなわち開口部を如何に安
全な状態で塞ぐことができるかが現場で要請されてい
た。
【0003】ここで従来は、前記足場組の取り合い部に
生ずる開口部に、間に合わせ的に略方形状をなすベニア
板等を設置し、足場間の開口部部分を塞ぐものとしてい
た。
生ずる開口部に、間に合わせ的に略方形状をなすベニア
板等を設置し、足場間の開口部部分を塞ぐものとしてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
従来の対策では、所定の強度を保持するためには比較的
厚みのあるベニヤ板を使用しなければならず、そのため
足場上に段差ができ、もって作業者の足元が極めて危険
になるとの課題があった。
従来の対策では、所定の強度を保持するためには比較的
厚みのあるベニヤ板を使用しなければならず、そのため
足場上に段差ができ、もって作業者の足元が極めて危険
になるとの課題があった。
【0005】さらに、枠組材とベニヤでは異質な材質と
なるため、番線での固定の際にも問題が生じていた。
なるため、番線での固定の際にも問題が生じていた。
【0006】そして、現場によってはベニヤ板等で足場
間の開口部を塞ぐことなしに、手間がかかるとして全く
対策が採らず、前記足場の開口部をそのままにしてある
場合さえもあった。
間の開口部を塞ぐことなしに、手間がかかるとして全く
対策が採らず、前記足場の開口部をそのままにしてある
場合さえもあった。
【0007】かくして、本発明はかかる従来の課題に対
処するために創案されたものであり、取り付けが簡単で
あると共に、取付費用も従来に比べて格安となり、段差
も殆どないため足元が安全であり、さらに、足場間に生
ずる開口部の各サイズにスムーズに対応でき、持ち運び
も取扱いも容易な足場の開口部簡易塞ぎ装置を提供する
ことを目的とするものである。
処するために創案されたものであり、取り付けが簡単で
あると共に、取付費用も従来に比べて格安となり、段差
も殆どないため足元が安全であり、さらに、足場間に生
ずる開口部の各サイズにスムーズに対応でき、持ち運び
も取扱いも容易な足場の開口部簡易塞ぎ装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る足場の開口部簡易塞ぎ装置は以下のよう
に構成されている。
に本発明に係る足場の開口部簡易塞ぎ装置は以下のよう
に構成されている。
【0009】即ち、本発明による足場の開口部簡易塞ぎ
装置は、略方形状をなし、緩やかな凸状湾曲面として形
成された金属製平板からなる塞ぎ板1と、
装置は、略方形状をなし、緩やかな凸状湾曲面として形
成された金属製平板からなる塞ぎ板1と、
【0010】該塞ぎ板1の裏面に、前記凸状の湾曲方向
と直交する方向に取り付けられ、枠組みされた足場6近
傍に設置された取付パイプ7の外周に弾発的に着脱し得
るクリップ部5と、
と直交する方向に取り付けられ、枠組みされた足場6近
傍に設置された取付パイプ7の外周に弾発的に着脱し得
るクリップ部5と、
【0011】を備えて構成されている。
【0012】
【作用】本発明では、緩やかな凸状湾曲面として形成さ
れた金属製平板からなる塞ぎ板1の裏面に、前記凸状の
湾曲方向と直交する方向に取り付けられ、枠組みされた
足場6近傍に設置された取付パイプ7に弾発的に着脱し
得るクリップ部5を形成し、該塞ぎ板1により、足場間
の開口部を塞ぐものとしてある。
れた金属製平板からなる塞ぎ板1の裏面に、前記凸状の
湾曲方向と直交する方向に取り付けられ、枠組みされた
足場6近傍に設置された取付パイプ7に弾発的に着脱し
得るクリップ部5を形成し、該塞ぎ板1により、足場間
の開口部を塞ぐものとしてある。
【0013】よって、取り付け、取り外しも簡単に行
え、作業上の安全も充分に確保できる。
え、作業上の安全も充分に確保できる。
【0014】
【実施例】以下、図に基づいて本発明の好適な実施例を
説明する。
説明する。
【0015】図1、図2に本発明の使用状態説明図を示
す。そして、図3、図4に本発明による足場の開口部簡
易塞ぎ装置の概略構成を示す。
す。そして、図3、図4に本発明による足場の開口部簡
易塞ぎ装置の概略構成を示す。
【0016】各図から理解されるように、本発明による
足場の開口部簡易塞ぎ装置は、先ず、略方形状をなし、
緩やかな凸状湾曲面として形成された金属製平板の塞ぎ
板1を備えている。
足場の開口部簡易塞ぎ装置は、先ず、略方形状をなし、
緩やかな凸状湾曲面として形成された金属製平板の塞ぎ
板1を備えている。
【0017】そして、この塞ぎ板1の裏面には、前記凸
状の湾曲方向と直交する方向に取り付けられ、枠組みさ
れた足場6の近傍に取り付けられた取付パイプに弾発的
に着脱し得るクリップ部3を有している。
状の湾曲方向と直交する方向に取り付けられ、枠組みさ
れた足場6の近傍に取り付けられた取付パイプに弾発的
に着脱し得るクリップ部3を有している。
【0018】このクリップ部3の構成は、図3、図4か
ら理解されるように、湾曲部と直交する方向に延出する
長尺帯状の基板4と、その基板4の両端側に固着された
二股状に分岐するクリップ片5とを有して構成されてい
る。
ら理解されるように、湾曲部と直交する方向に延出する
長尺帯状の基板4と、その基板4の両端側に固着された
二股状に分岐するクリップ片5とを有して構成されてい
る。
【0019】ここで、このクリップ片5は通常金属部材
で形成しても構わないし、また合成樹脂材によって構成
しても構わない。
で形成しても構わないし、また合成樹脂材によって構成
しても構わない。
【0020】いずれにせよ、クリップ片5に弾発性があ
り、前記取付パイプ7に弾発的に着脱できる様構成され
ていれば良い。
り、前記取付パイプ7に弾発的に着脱できる様構成され
ていれば良い。
【0021】そして、当該クリップ片5が両端側に取り
付けられた基板4は、塞ぎ板1の裏面に溶接等をもって
予め湾曲方向と直交する方向に取り付けられている。
付けられた基板4は、塞ぎ板1の裏面に溶接等をもって
予め湾曲方向と直交する方向に取り付けられている。
【0022】ところで、塞ぎ板1の緩やかな凸状湾曲面
とするには、該塞ぎ板1の裏面に折り目を形成し、その
折り目に沿って若干内側に折り曲げれば良い。
とするには、該塞ぎ板1の裏面に折り目を形成し、その
折り目に沿って若干内側に折り曲げれば良い。
【0023】これにより、塞ぎ板1を緩やかな凸条湾曲
面に形成することができる。以上において、次に図1、
図2を参照して本発明にかかる足場の開口部簡易塞ぎ装
置の使用状態について説明する。
面に形成することができる。以上において、次に図1、
図2を参照して本発明にかかる足場の開口部簡易塞ぎ装
置の使用状態について説明する。
【0024】枠組足場組立時の作業において、各足場6
・・・の出隅部、入隅部に開口部が生じている。
・・・の出隅部、入隅部に開口部が生じている。
【0025】ここで、足場6・・・の近傍位置にはこの
足場6の端部と水平方向に延出された取付パイプ7が取
り付けられている。
足場6の端部と水平方向に延出された取付パイプ7が取
り付けられている。
【0026】そこで、この取付パイプ7の上方に塞ぎ板
1を位置させると共に取付パイプ7の外周上端に前記ク
リップ部3の二股状をなすクリップ片5の隙間部分を当
接させ、塞ぎ板1の上面から下側に押し下げる。
1を位置させると共に取付パイプ7の外周上端に前記ク
リップ部3の二股状をなすクリップ片5の隙間部分を当
接させ、塞ぎ板1の上面から下側に押し下げる。
【0027】すると、前記クリップ片5は押圧力により
拡開し、該クリップ片5内に取付パイプ7が嵌め込まれ
ることとなる。
拡開し、該クリップ片5内に取付パイプ7が嵌め込まれ
ることとなる。
【0028】それにより塞ぎ板1は足場6.6間に生じ
た開口部を塞ぐよう配設されるのである。
た開口部を塞ぐよう配設されるのである。
【0029】また、本実施例では二箇所のクリップ部3
で取付パイプ7を嵌め込んで、強固に塞ぎ板1が固定さ
れており、作業中に決してズレることがない。
で取付パイプ7を嵌め込んで、強固に塞ぎ板1が固定さ
れており、作業中に決してズレることがない。
【0030】また、取り外しについても、下側から押し
上げることにより、クリップ片5が簡単に取付パイプ7
から外れ、溶接、切断等の作業を要しない。
上げることにより、クリップ片5が簡単に取付パイプ7
から外れ、溶接、切断等の作業を要しない。
【0031】
【発明の効果】本発明は以上の構成よりなる。そして、
本発明によれば、施工箇所毎(足場間の開口部毎)にワ
ンタッチでその取り付け、取り外しが可能であり、また
その製作費用も繰り返し使用できることに鑑みると、従
来に比し極めて安価である。
本発明によれば、施工箇所毎(足場間の開口部毎)にワ
ンタッチでその取り付け、取り外しが可能であり、また
その製作費用も繰り返し使用できることに鑑みると、従
来に比し極めて安価である。
【0032】また、足場上で段差が殆どなくなるため作
業者の足元が安全になり、労働環境を向上させることが
できる。
業者の足元が安全になり、労働環境を向上させることが
できる。
【0033】さらに、足場間に生ずる開口部の各サイズ
にも対応でき、かつ持ち運び、取扱いがきわめて簡単で
あるとの効果を奏する。
にも対応でき、かつ持ち運び、取扱いがきわめて簡単で
あるとの効果を奏する。
【0034】
【図1】本発明の使用状態説明図(その1)である。
【図2】本発明の使用状態説明図(その2)である。
【図3】本発明の構成を示す説明図である。
【図4】本発明の構成を示す側面図である。
1 塞ぎ板 3 クリップ部 4 基板 5 クリップ片 6 足場 7 取付パイプ
Claims (1)
- 【請求項1】 略方形状をなし、緩やかな凸状湾曲面と
して形成された金属製平板からなる塞ぎ板(1)と、 該塞ぎ板(1)の裏面に、前記凸状の湾曲方向と直交す
る方向に取り付けられ、枠組みされた足場(6)近傍に
設置された取付パイプ(7)の外周に弾発的に着脱し得
るクリップ部(5)と、 を備えたことを特徴とする足場の開口部簡易塞ぎ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5183646A JP3034730B2 (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | 足場の開口部簡易塞ぎ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5183646A JP3034730B2 (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | 足場の開口部簡易塞ぎ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0734674A true JPH0734674A (ja) | 1995-02-03 |
JP3034730B2 JP3034730B2 (ja) | 2000-04-17 |
Family
ID=16139442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5183646A Expired - Fee Related JP3034730B2 (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | 足場の開口部簡易塞ぎ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3034730B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8854784B2 (en) | 2010-10-29 | 2014-10-07 | Tyco Electronics Corporation | Integrated FET and reflowable thermal fuse switch device |
EP3354818A1 (de) * | 2017-01-25 | 2018-08-01 | Andreas Artinger | Längenausgleichsanordnung für baugerüste |
-
1993
- 1993-07-26 JP JP5183646A patent/JP3034730B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8854784B2 (en) | 2010-10-29 | 2014-10-07 | Tyco Electronics Corporation | Integrated FET and reflowable thermal fuse switch device |
EP3354818A1 (de) * | 2017-01-25 | 2018-08-01 | Andreas Artinger | Längenausgleichsanordnung für baugerüste |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3034730B2 (ja) | 2000-04-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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