JPH0734548B2 - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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JPH0734548B2
JPH0734548B2 JP15819087A JP15819087A JPH0734548B2 JP H0734548 B2 JPH0734548 B2 JP H0734548B2 JP 15819087 A JP15819087 A JP 15819087A JP 15819087 A JP15819087 A JP 15819087A JP H0734548 B2 JPH0734548 B2 JP H0734548B2
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JP
Japan
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signal
phase
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phase comparator
input
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JP15819087A
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JPS642421A (en
JPH012421A (ja
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誠司 坂下
浩明 尾関
一平 神野
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は衛星放送受信機や衛星通信機等に用いることが
できる受信装置に関するものである。
従来の技術 従来、衛星放送や衛星通信に使用する信号はFM信号を用
いていた。そのため衛星放送や衛星通信の受信機は到来
する微弱な信号を高感度に受信するために位相同期型復
調器を用いていた。しかし、カラーバー信号のような飽
和レベルに近い信号では、FM信号の変調緒元の関係から
スレッショルドレベルが1〜2dBの改善しか望めない。
これに関しては、新しい技術が必要であった。これにつ
いては、例えば「仁尾 他、衛星放送家庭用受信機の現
状、テレビジョン学会誌:vol 38 no.10」で述べてい
る。また、位相同期型復調器の前に可変周波数型フィル
タ(トラッキングフィルタ)や周波数変換装置を接続し
て入力信号の搬送波対雑音比を向上し高感度化を図って
いた。これについては、「ジェイ・クラッパー他:フェ
ーズ−ロックド アンド フリクェンシー−フィードバ
ック システム;アカデミックプレス,1972(「J.Klapp
er,etal:Phase−Looked and Frequency−Feedback Syst
ems;ACADEMIC PRESS,1972)」で述べている。以下、図
面を参照しながら、上述した従来の受信装置について説
明する。第2図は、従来の受信装置の回路ブロック図で
あり、端子1より入力したFM信号はその周波数偏移で決
定される占有周波数帯域幅より狭い通過帯域幅を有する
トラッキングバンドパスフィルタ(以下トラッキングBP
Fと略す)を通過した後、利得制御器3に入り復調する
ために最適な信号強度にした後、位相比較器4に入る。
利得制御器3の出力からはその信号の一部を検波器8に
入力して信号強度に応じた直流成分に変換した後、利得
制御駆動回路9に入力して前記利得制御器3の出力信号
強度が一定になるよう負帰還をかけている。前記位相比
較器4には発振器7の発振信号が入力され前記FM信号と
の位相を比較する。位相差に応じた出力信号は直流増幅
器5に入力され増幅後、ループフィルタ(以下LPFと称
す)6に入り、その出力は前記発振器7に入り発振器7
の発振信号の位相を前記FM信号の位相に同期させる。LP
F6からの出力はディエンファシス12を通って端子13から
出力される。また前記LPF6の出力の一部はBPF11を介し
てトラッキングBPF2の中心周波数を可変する駆動回路10
に供給される。この中心周波数は端子1に入力したFM信
号の瞬時周波数に同期しており、周波数偏移は変化せず
雑音電力のみ減少してFM信号特有のスレッショルドを改
善している。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では利得制御用の検波器
が直流成分検出の動作をしているので利得制御が高速に
追従しないため、トラッキングBPFの通過帯域内の損失
により位相比較器の入力信号強度が変化して位相同期型
復調器(以下PLL復調器と称す)のループ利得が変化し
て位相外れが増加し、スレッショルドレベルが劣化して
しまう。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、同期範
囲を拡大する同期範囲拡張型PLL復調器とトラッキングB
PFとの組み合わせによりスレッショルドレベルの向上し
た受信装置を提供することを目的としている。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明の受信装置は2つ
の位相比較器を備えた、同期範囲を拡大する同期範囲拡
張型PLL復調器の同期状態を検出するための位相比較器
の出力の一部を利得制御器の駆動信号として利用して高
速に、かつ、正確に利得制御をして位相比較器に入るFM
信号強度を一定にするとともに、PLL復調器のループ利
得を最適利得にするようにLPFの極、零点の周波数を変
化させることで、スレッショルドレベルを向上するとい
う構成を備えたものである。
作用 本発明は上記した構成によって、PLL復調器への入力信
号強度を一定にするとともに、LPFの極、零点周波数を
変化させ、ループ利得の変化を抑えるため同期を安定し
てスレッショルドレベルを改善することが可能となる。
実施例 以下、本発明の一実施例による受信装置について、図面
を参照しながら説明する。第1図は本発明の実施例にお
ける受信装置の回路ブロック図を示すものである。端子
1より入力したFM信号はトラッキングBPF2を通過して周
波数偏移を変えずに雑音電力を減少して搬送波対雑音電
力の比を向上している。さらに前記トラッキングBPF2を
通過した入力信号はトラッキングBPF2による減衰を補正
し、位相比較器4,17への入力信号強度を一定にするため
の利得制御器3に入る。その後位相比較器4と17に入
る。一方、前記位相比較器4には発振器7より発振信号
が入力されており、その2つの信号の位相差が出力信号
となり直流増幅器5に入る。また位相比較器17には発振
器7の発振信号の一部をπ/2移相器15を介して入力し
て、前記位相比較器4によるループで位相同期が成され
ている時、入力FM信号と発振信号とが同期となり同期検
波を行なう。その出力信号は直流増幅器16で所定の大き
さまで増幅され、除算器14に入り前記直流増幅器5より
出力した出力信号と直流増幅器16との比を演算してその
結果をLPF6に供給している。前記位相比較器4と位相比
較器17は互いに直交関係になり前記除算器14で演算した
結果、位相比較器の特性が接弦関数になる。さらにLPF6
ではループを安定にするのに必要な帯域幅まで制限して
前記発振器7に供給している。これによりスレッショル
ドレベルの改善を行なっている。一方、LPF6からの出力
信号の一部はディエンファシス12を介して端子13より復
調信号として出力される。また、LPF6からの出力信号の
一部はBPF11を介して駆動回路10に入りトラッキングBPF
2の中心周波数を入力のFM信号の周波数偏移に同期して
変化させ雑音電力を減少させている。また、前記位相比
較器17の出力信号の一部を利得制御駆動回路9に入力し
て、位相比較器17の入力信号強度に応じた直流電圧また
は直流電流を得て、利得制御器3に供給し、入力信号を
一定電力で位相比較器4,17に供給してループ利得を一定
にし位相同期を安定にしている。また、前記位相比較器
17の出力をLPF駆動回路18に供給して出力が大きくなっ
た時、即ち、位相比較器に入るFM信号が増加した時LPF6
の帯域幅を狭くして同期状態を一定にして、スレッショ
ルドレベルを改善している。
発明の効果 以上の説明から明らかなように本発明は、同期範囲拡張
型PLL復調器の一つの位相比較器の出力信号を利得制御
用の信号とループフィルタの帯域幅を変化させる信号と
して利用することで、位相同期状態を検出しつつトラッ
キングBPF2による減衰を補正し位相比較器への入力信号
強度を一定にして位相同期を安定にし、さらに、LPFの
極、零点を変化して帯域幅を最適にして、スレッショル
ドレベルを改善する受信装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の受信装置の回路ブロック図、第2図は
従来の受信装置の回路ブロック図である。 2……トラッキングBPF、3……利得制御器、4……位
相比較器、5……直流増幅器、6……LPF、7……発振
器、9……利得制御駆動回路、10……駆動回路、11……
BPF、12……ディエンファシス、14……除算器、15……
π/2移相器、16……直流増幅器、17……位相比較器、18
……LPF駆動回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】FM信号を可変周波数型狭帯域フィルタと利
    得制御器を介して、第1,第2の位相比較器と直流増幅器
    とループフィルタと除算器と発振器とからなる位相同期
    型復調器に入力して復調する時、復調信号の一部で可変
    周波数型狭帯域フィルタ中心周波数を可変し、入力信号
    の周波数変化に追従する動作をして、かつ、前記位相同
    期型復調器の同期状態を検出するために同期検波動作を
    する第2の位相比較器の出力の一部を前記第1,第2の位
    相比較器への入力信号強度を変化させる利得制御器の駆
    動信号とし、かつ、上記第2の位相比較器の出力の一部
    を前記ループフィルタの極、零点周波数を変化させる駆
    動信号とする構成としたことを特徴とする受信装置。
JP15819087A 1987-06-25 1987-06-25 受信装置 Expired - Lifetime JPH0734548B2 (ja)

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JPS642421A JPS642421A (en) 1989-01-06
JPH012421A JPH012421A (ja) 1989-01-06
JPH0734548B2 true JPH0734548B2 (ja) 1995-04-12

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ID=15666232

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