JPH0734529U - 押釦スイッチ - Google Patents

押釦スイッチ

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JPH0734529U
JPH0734529U JP6404293U JP6404293U JPH0734529U JP H0734529 U JPH0734529 U JP H0734529U JP 6404293 U JP6404293 U JP 6404293U JP 6404293 U JP6404293 U JP 6404293U JP H0734529 U JPH0734529 U JP H0734529U
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JP
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push button
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movable contact
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piece
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JP6404293U
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亀久善 西川
久 舟越
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株式会社サガミ電子工業
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 接点の信頼性が高い押釦スイッチを提供す
る。 【構成】 絶縁ケースの底面に背が高い第1接点3と、
背が低い第2接点4を、また押釦2の裏側にシーソ運動
が可能な可動接片9を設ける。可動接片9の一端側と第
2接点間にバネ6を装着、バネの力で押釦を上方に押し
上げ可動接片を第1接点側に向って低くなる姿勢に維持
させる。押釦を押し下げると可動接片の他端側が第1接
点に接触し、接触しながら可動接片がシーソ運動し、第
1接点と可動接片との間に摺動動作が加わりセルフクリ
ーニングされる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は各種の機器に利用することができる押釦スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
図5及び図6に従来の押釦スイッチの構造を示す。この例は実公昭57−49 874号公報に開示された押釦スイッチの構造を示す。図中1は絶縁ケース、2 は押釦、3及び4A,4Bはそれぞれ接点を示す。 5は可動接片として働く導電球を示す。この導電球5と押釦2との間に介挿さ れたバネ6の偏倚力によって押釦2は上方に移動し、段部7に当接して抜け止め される。押釦2は下端側に突起8を有し、この突起8が導電球5を持ち上げ、導 電球5が接点4Aと4Bに接触することを阻止し、スイッチをオフの状態に維持 する。
【0003】 押釦2を押下操作すると、突起8も降下するから、導電球5も下方に移動し、 接点4Aと4B間を導通させると共に、接点3と接点4A,4B間も電気的に導 通し、接点信号を発信する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
図5及び図6に示した押釦スイッチの構造によれば、例えば導電球5の表面に ゴミ等が付着したり、或は接点4A,4Bの頂部にゴミ等が付着すると接触不良 事故が起きるおそれがある。つまり導電球5と接点4A及び4Bとの間にはセル フクリーニング動作が得られない構造となっている。このために一旦ゴミ等が付 着すると、そのゴミが導電球5と接点4A,4Bのそれぞれの間に挾まれたまま の状態となり、接触不良事故となる。
【0005】 この考案の目的は可動接片がセルフクリーニング動作を実行し、従って長期に わたって信頼性を維持することができる押釦スイッチを提供しようとするもので ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案では絶縁ケースの底面に背の高い第1接点と、この第1接点より背が 低い第2接点とを設けると共に、押釦の裏側にシーソ運動可能なように可動接片 を設け、この可動接片の一端側と第2接点との間にバネを装着した構造を特徴と するものである。
【0007】
【作用】
この考案の構成によれば、可動接片と第2接点とは戻しバネによって常時導通 状態に維持される。この状態で押釦を押下操作すると、可動接片は背の高い第1 接点に接触し、第1接点と第2接点間が導通する。この導通状態から押釦を更に 押し込むと、可動接片は第1接点の上端に押されて戻しバネを圧縮する方向に回 動する。この回動動作により、第1接点と可動接片との間に摺動動作が発生し、 セルフクリーニングが達せられる。
【0008】
【実施例】
図1乃至図4にこの考案の一実施例を示す。図5及び図6と対応する部分には 同一符号を付して示す。この考案では絶縁ケース1の底面に背の高い第1接点3 と、この第1接点3より背が低い第2接点4とを植設すると共に、押釦2の裏側 に可動接片9を軸10によってシーソ運動が可能なように支持する。
【0009】 この考案では更に可動接片9を中子11に装着して支持する構造を提案するも のである。中子11は図2に示すように底面が開放された箱状体によって構成さ れ、互に対向する2つの面11A,11Bに爪12を2個ずつ形成し、この爪1 2を絶縁ケース1の側壁に形成した長孔13に係合し、抜け止めすると共に、長 孔13に沿って上下方向に移動できるように支持する。
【0010】 爪12を形成した面と直交する他の2つの面の内面に2条の突条14(図1参 照)で囲まれて形成された溝15が設けられ、この溝15に軸10の両端を圧入 し軸10を中子11の内部に支持する。軸10には図3に示すように可動接片9 を回動自在に支持する。つまり可動接片9の側辺に2個の舌片9A,9Bを形成 し、この舌片9A,9Bを切起し、舌片9Aと9Bの間に軸10を圧入し、軸1 0を舌片9Aと9Bで挾持する。
【0011】 中子11の天井面には可動接片9の端部と対向して突起11Aと11B(図1 参照)を形成し、この突起11Aと11Bによって可動接片9のシーソ運動の回 動範囲を規制する。可動接片9には下向に突き出し9Cを形成し、この突き出し 9Cにバネ6の一端側を係合させる。バネ6の他端側を第2接点4に係合させる 。第1接点3と第2接点4の正面形状を図4に示す。第1接点3は上端部に凹部 3Aを形成し、凹部3Aの形成によって一対の突起3B,3Cを形成し、この一 対の突起3Bと3Cによって可動接片9と2点接触させる構造とした場合を示す 。第2接点4は横に張り出した突起4A,4Bを有し、この突起4A,4Bによ ってバネ6を受け止める構造としている。
【0012】 バネ6の偏倚力によって中子11は上死点位置に弾性的に支持される。また可 動接片9は第2接点4と対向する側の端部が突起11Bに当接して上方に位置す る姿勢に維持される。 このような構造によって予め押釦スイッチの素体が形成される。この考案では この押釦スイッチの素体に対し押釦2を後から装着して完成させる構造も特徴と するものである。つまり、押釦2は下向に2本の脚2A,2Bを突出して形成し 、この2本の脚2Aと2Bの下端の外側に爪2Cを形成する。この爪2Cを絶縁 ケース1の側壁に形成した長孔16に係合させる。爪2Cは長孔16内を上下方 向に移動することができる。従って押釦2を押下すると、押釦2は中子11と共 に下方に移動することができる。
【0013】 押釦2を押下操作すると、可動接片9の端部が第1接点3の上端に接触する。 この接触によって第1接点3と第2接点4は可動接片9とバネ6によって電気的 に導通されオンの接点信号を発信する。 可動接片9の一端が第1接点3の上端に接触した後も押釦2は更に下方向に移 動することが許される。つまり可動接片9の他端側が第2接点4の上端に接触す るまで押釦2の降下運動は許される。このように第1接点及び第2接点の間がオ ンになってから更に押し込むことができるストロークを与えることにより、指で 押している力が多少変動しても接点3と4との間がオンとオフの状態を繰返すよ うな不都合が起きることを防止することができる。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば可動接片9が第1接点3に接触し、第 1接点3と第2接点4との間を導通させた後、押釦2を更に押し込むことにより 、可動接片9は第1接点3の上端に押されて回動する。このとき可動接片9は第 1接点3と摺動しセルフクリーニング動作を行なう。このために可動接片9と第 1接点3との間の接触部分は常に研かれる。つまりゴミ等が付着してもセルフク リーニング動作により除去されるから接触不良事故が起きる率を著るしく下げる ことができる。この結果、信頼性の高い押釦スイッチを提供することができる。
【0015】 また押釦2を中子11とは別体化し、中子11によって可動接片9を支持する 構造とし、押釦2を自由に交換できる構造としたから、絶縁ケース1に予め中子 11だけを装着した状態の製品を用意しておけば注文に応じて、希望の色の押釦 を装着して納品することができる。また一旦組立た押釦2を交換することも可能 である。従って製造管理が容易に行なえる押釦スイッチを提供できる利点が得ら れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による押釦スイッチの構造を説明する
ための断面図。
【図2】この考案による押釦スイッチの要部の構造を説
明するための分解斜視図。
【図3】この考案の押釦スイッチに用いる可動接片の構
造を説明するための斜視図。
【図4】この考案の押釦スイッチに用いる第1接点と第
2接点の構造を説明するための正面図。
【図5】従来の技術を説明するための断面図。
【図6】図5を上部から見た断面図。
【符号の説明】
1 絶縁ケース 2 押釦 3 第1接点 4 第2接点 6 バネ 9 可動接片 10 軸 11 中子 12 爪 13,16 長孔 14 突条 15 溝

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A.絶縁ケースの底面に植設され底面か
    らの高さが異なる一対の接点と、 B.この一対の接点の突出方向に可動自在に支持された
    押釦と、 C.この押釦にシーソ運動が可能なように支持された可
    動接片と、 D.この可動接片の一端側と、上記一対の接点の背の低
    い側の接点との間に挿入されてこれら可動接片の一端と
    背の低い接点との間に反発力を与えるバネと、 を具備して構成した押釦スイッチ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の可動接片は押釦とは別体
    に形成された中子によって支持され、押釦を可動接片の
    支持機構とは無関係に交換可能としたことを特徴とする
    押釦スイッチ。
JP1993064042U 1993-11-30 1993-11-30 押釦スイッチ Expired - Fee Related JP2528369Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012505502A (ja) * 2008-10-07 2012-03-01 シュネーデル、エレクトリック、インダストリーズ、エスアーエス 緊急停止装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55161324U (ja) * 1979-05-08 1980-11-19
JPS61114726U (ja) * 1984-12-28 1986-07-19
JPH04124723U (ja) * 1991-04-27 1992-11-13 東洋電装株式会社 押ボタンスイツチ

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