JPH0733893U - アイスクリーム等の半固形食品の容器 - Google Patents

アイスクリーム等の半固形食品の容器

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JPH0733893U
JPH0733893U JP7177793U JP7177793U JPH0733893U JP H0733893 U JPH0733893 U JP H0733893U JP 7177793 U JP7177793 U JP 7177793U JP 7177793 U JP7177793 U JP 7177793U JP H0733893 U JPH0733893 U JP H0733893U
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敏夫 元木
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株式会社尚山堂
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Abstract

(57)【要約】 【目的】大きな腕力や握力を必要とするアイスディシャ
ー等の盛り付け器具を使用することなく、小皿等の飲食
容器類に盛り付けすることができ、作業に必要な手間と
労力を削減し得ると共に容器内に充填されたアイスクリ
ーム等の半固形食品との分離を簡便に行うことができる
アイスクリーム等の半固形食品の容器 【構成】アイスクリーム等の半固形食品が充填される容
器本体部2の開口側縁部3に外向きの鍔状部6を形成
し、この鍔状部6から略水平方向に摘み部8が延設さ
れ、この摘み部8の外縁部から内向きに摘み部8の長さ
の三分の一の程度の長さの二条の平行な切込12、13
を設け、この摘み部8の中央に容器引き裂き用摘み片9
とその両側に容器押え片10、11を形成すると共にれ
ぞれの表面に滑り止め突起14を設けてなるアイスクリ
ーム等の半固形食品の容器

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は容器内面の形状と略同一の形状を維持した状態で取り出せるアイスクリ ーム等の冷菓やプリン・ゼリー等の半固形食品を運搬・販売・盛り付け等が可能 でしかも一時保管にも適切な容器を提案する考案である。
【従来の技術】
アイスクリーム等の冷菓やプリン・ゼリー等を小型容器に充填するとアイスクリ ーム等の冷菓はその表面が容器内面に凍結することが多く又プリン等は同様に容 器内面に密着して張り付き、夫々形状を崩すことなく一挙に取り出すことが難し く、前者の場合にはアイスディシャーと呼ばれる器具が使用され、後者の場合に は容器の底部に突起を設けて取り出しの際に突起を折って取り去ることで、底部 に空気導入用孔を開け容器内面と食品の外表面の間に空気を導入しプリン等を容 器から滑り落とすものも提案されている。 又、近時にはアイスクリームが充填される容器本体部の開口側端部に外向きの鍔 状部が設けられ、この鍔状部に他の部分より襞開し易い線状脆弱部が上記本体部 の中心方向に向けて形成され、この線状脆弱部の両側にそれを引き裂くための一 対のつかみ部が設けられた容器(実開平5−51394)も提案されている。又 出願人も容器本体部の開口側縁部に延設された摘み部にU字状の切込を設けて容 器引き裂き用摘み片を形成し、その表面に滑り止めの突起を設けたこの種の容器 を提案している。
【本考案が解決しようとする問題点】
本考案は次の課題を解決しようとするものである。 1、アイスディシャーような盛り付け器具を使用するにはアイスクリームを冷蔵 保管した大型容器から掻き取る力や握力やアイスディシャーに付着したアイスク リームを掻き落とす力を多く必要とする手作業であり、多量に扱う場合には手先 や腕に障害を招くこともある。 2、プリン等の場合には、内容物が容器内面に張り付いたりしており、同様に粘 性のあるアイスクリーム等の場合にも容器内面に凍着し、冷菓には使用できなか つた。 3、近時、提案された合成樹脂製容器に線状脆弱部と一対の摘み部を形成した考 案では、線状脆弱部を射出成型金型で形成することは合成樹脂の物性上技術的に 困難であつた。 4、出願人の提案した合成樹脂製容器にあつては、U字状の切込部分が分離し捲 り上がる恐れがあつて、容器を積み重ね保管・運搬する際に支障を生じることが あつた。 本考案は、上記の課題を解決すべくなされたもので、 1、アイスディシャーような盛り付け器具を使用するにはアイスクリームを冷蔵 保管した大型容器から掻き取る力や握力やアイスディシャーに付着したアイスク リームを掻き落とす力を多く必要とする手作業であり、多量に扱う場合には手先 や腕に障害を招くことを防止し、非力な年少者や女性にも使用できる容器 2、金型成型するにも簡単な構成とし、積み重ね保管・運搬の際にもスタッキン グを防止できる容器 を提案することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の目的を達成するために アイスクリーム等の半固形食品が充填される容器本体部2の開口側縁部3に外向 きの鍔状部6を形成し、この鍔状部6から略水平方向に摘み部8が延設され、こ の摘み部8の外縁部から内向きに摘み部8の長さの三分の一の程度の長さの二条 の平行な切込12、13を設け、この摘み部8の中央に容器引き裂き用摘み片9 とその両側に容器押え片10、11を形成すると共に夫々の表面に滑り止め突起 14を設けた構成からなる考案である。 本考案に係る容器1の素材はハイインパクトポリスチレンが好ましく、量産でき る素材であれば紙類や複合材料を使用しても良い。紙類の場合にはシリコーンや 離型剤を塗布しておくことも良い。本考案に係る容器1で鍔状部6から延設され る摘み部8の形状は略方形の形状で、摘み部8に設けた容器引き裂き用摘み片9 と容器押え片10、11を形成するため設けた切込12、13は、切込の他ミシ ン目やプレス溝でも良い。
【作 用】 上記のように構成される本考案に係る容器でば、容器の中にアイスクリーム等が 充填された状態で運搬・販売・盛り付け等が行われる。 アイスクリーム等を図3のように小皿30に盛り付けるには摘み部8を、望まし くは示指及び第4指で容器押え片10、11を押え乍ら切り込み12、13によ つてできた容器引き裂き摘み片9を剥がすように、好ましくは容器1の底部の中 心に向かつて前記の指先と反対の手先で引き上げ乍ら摘み上げると一軸延伸され たフイルムの特性によつて鍔状部6から容器1の底部中心に向かつて帯状もしく は略三角形の切離片22を形成し乍ら鍔状部6と容器本体部2とを引き裂くこと ができる。 この際、アイスクリーム等が容器内面に凍結していたとしても、アイスクリーム 等が直接外気に触れてその表面の凍結状態が溶解し、アイスクリームと容器とが 確実に離れてその形状を崩すことなく容器表面に沿つた形状、即ち略半球状を保 つたままアイスクリーム等を小皿等30に取り出せる。
【実施例】
本考案の実施例を図面に従つて説明すると 図1は本考案に係るアイスクリーム等の半固形食品の容器の一実施例を紙蓋20 と共に示す斜視図である。図1に於て1は容器で、その全体は一体的に一軸延伸 されたハイインパクトポリスチレンのような半透明状の材料で製造され、その主 体は略半球状の容器本体部2を形成されている。 容器本体部2の開口側縁部3には開口部に向かつて突出する蓋載置部4とこの蓋 載置部4の周縁から立ち上がる周壁に立ち上がり部5の上端に連なる鍔状部6が 形成されている。この鍔状部6は容器全体の補強を兼ねて容器本体部2の開口部 を周回するように周設されている。又立ち上がり部5には開口部に向かつて突出 する蓋係止部7が等間隔を以て8カ所形成されている。この蓋係止部7は略台形 状に突出している。更に鍔状部6には一体的に略水平方向に摘み部8が延設され 、この摘み部8は容器本体部2及び鍔状部6とを引き裂き、容器引き裂き用摘み 片9と容器押え片10、11を形成する為に延設されたものである。前記の容器 引き裂き用摘み片9と容器押え片10、11を形成する為に摘み部8には、その 外縁部から摘み部8の長さの三分の一程度の長さの二条の平行な切込12、13 が設けられている。この容器引き裂き用摘み片9と容器押え片10、11は指先 で摘める程の大きさで、それらの外表面には略全体に滑り止め突起14が設けら れている。この突起14によつて本考案に係る容器1を重ねたときでも、チャッ キングを防止し、分離が容易になると共にこれらの容器引き裂き用摘み片9と容 器押え片10、11を摘んだときの滑り止めともなる。15は容器1を積み重ね たときに突起14と同様にチャッキングを防止する為に立ち上がり部5の直下の 外側面に突出させたスタッキング防止と横振れ防止の係合突起である。 上記のような構成からなる本考案に係る容器1では容器1の中にアイスクリーム の原料を充填して、図1の如く容器開口部に紙蓋20を嵌め合わせて、突出つま み21を略直角に曲折させたまま凍結させて、アイスクリームを製造する。しか る後、運搬、販売、保管が行われる。 紙蓋20は蓋載置部4の内径よりやゝ大きな外径を有し、容器1の開口部から蓋 係止部7を越えて嵌め込まれて蓋載置部4に載置される。 本考案に係る容器1からアイスクリーム(イ)を取り出して小皿30等に盛り付 けるには、容器1に嵌め込まれた紙蓋20の突出摘み21を指先で摘んで上方に 引つ張つて脱蓋する。その後、図3に図示される如く小皿30等に容器1を逆さ にして載置し、容器押え片10、11と小皿30等とを示指と第4指の指先で押 えた後、容器引き裂き用摘み片9を摘み容器本体部2から矢標表方向に引き離す ように引き上げると、先ず図示の如く鍔状部6が拡開し、次いで引つ張り状況に 応じて容器1が、主として鍔状部6から容器本体部2の中心方向に向かつて裂け 、切離片22が形成される。この時アイスクリーム(イ)が容器内面に凍結して いても、アイスクリームの外表面と容器内面との間に外気が入り外表面をやゝ溶 解して凍結状態を解消させ、アイスクリームと容器とが確実に分離されてその略 半球状の形状を崩すことなく、その形状を保つたままのアイスクリームを小皿等 30に取り出せる。
【本考案の効果】
本考案に係るアイスクリーム等の半固形食品の容器はアイスディシャーような盛 り付け器具のように手先の器用さやアイスクリームを冷蔵保管した大型容器から 掻き取る力や握力やアイスディシャーからアイスクリームを掻き落とす力を必要 とすることなくアイスクリーム等を小皿等に盛り付けることができ、その作業に 要する労力を削減できる。特に非力な年少者や女性にも容器内に充填されたアイ スクリーム等の取り出しを簡便に行える。又加え、容器の製作も容易に行え且つ 運搬、販売、保管に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るアイスクリーム等の半固形食品の
容器の一実施例を蓋体と共に示す斜視図
【図2】図1で紙蓋を外した時の0−0線に従つた断面
【図3】図1の実施例のアイスクリームを取り出す状態
を示す斜視図
【符号の説明】
1……容 器 2……容器本体部 3……開
口側端部 4……蓋載置部 5……立ち上がり部 6……鍔
状部 7……蓋係止部 8……摘み部 9……容器
引き裂き用摘み片 10・11……容器押え片 12・13……切込 14……滑り止め突起 15……係合
突起 20……紙蓋 21……突出つまみ 22……切離
片 イ ……アイスクリーム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アイスクリーム等の半固形食品が充填され
    る容器本体部2の開口側縁部3に外向きの鍔状部6を形
    成し、この鍔状部6から略水平方向に摘み部8が延設さ
    れ、この摘み部8の外縁部から内向きに摘み部8の長さ
    の三分の一の程度の長さの二条の平行な切込12、13
    を設け、この摘み部8の中央に容器引き裂き用摘み片9
    とその両側に容器押え片10、11を形成すると共にれ
    ぞれの表面に滑り止め突起14を設けてなるアイスクリ
    ーム等の半固形食品の容器
JP1993071777U 1993-11-30 1993-11-30 アイスクリーム等の半固形食品の容器 Expired - Fee Related JP2606470Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018523616A (ja) * 2015-07-16 2018-08-23 インテレクチュアル ディスカバリー カンパニー リミテッド アイスクリーム容器

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