JPH073382B2 - レンズメータ - Google Patents
レンズメータInfo
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- JPH073382B2 JPH073382B2 JP5039911A JP3991193A JPH073382B2 JP H073382 B2 JPH073382 B2 JP H073382B2 JP 5039911 A JP5039911 A JP 5039911A JP 3991193 A JP3991193 A JP 3991193A JP H073382 B2 JPH073382 B2 JP H073382B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- axis
- motor
- sequencer
- inspected
- Prior art date
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- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
- Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
- Eyeglasses (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、眼鏡フレームに枠入れ
された左右被検レンズ間のPDを容易にかつ正確に測定
することができるレンズメータに関する。
された左右被検レンズ間のPDを容易にかつ正確に測定
することができるレンズメータに関する。
【0002】
【従来技術】レンズメータによる眼鏡フレームに枠入れ
された被検レンズの測定において、PDを測定する方法
としては、従来、レンズメータによる被検レンズの測定
の後に、枠入れされた左右レンズの光学中心を検出して
印点し、印点間隔を直線定規で測定することが行われて
いた。
された被検レンズの測定において、PDを測定する方法
としては、従来、レンズメータによる被検レンズの測定
の後に、枠入れされた左右レンズの光学中心を検出して
印点し、印点間隔を直線定規で測定することが行われて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のこのようなPD
測定方法は、印点を行う作業が煩わしいだけでなく、直
線定規による測定は測定精度が非常に低い問題がある。
測定方法は、印点を行う作業が煩わしいだけでなく、直
線定規による測定は測定精度が非常に低い問題がある。
【0004】
【目的】本発明は、従来の眼鏡フレームに枠入れされた
左右被検レンズ間のPDを容易にかつ高精度に検出する
ことができるレンズメータを提供することを目的とす
る。
左右被検レンズ間のPDを容易にかつ高精度に検出する
ことができるレンズメータを提供することを目的とす
る。
【0005】
【発明の構成】本発明のレンズメータは、眼鏡レンズに
枠入れされた被検レンズの光学特性を測定する光学特性
測定手段と、該光学特性測定手段の測定光軸の測定空間
の鉛直平面上に位置した状態で上記測定光軸を挟んで上
記被検レンズを保持したまま上下方向及び左右方向に平
行移動可能な1つのレンズ保持部材とを有して構成され
る。
枠入れされた被検レンズの光学特性を測定する光学特性
測定手段と、該光学特性測定手段の測定光軸の測定空間
の鉛直平面上に位置した状態で上記測定光軸を挟んで上
記被検レンズを保持したまま上下方向及び左右方向に平
行移動可能な1つのレンズ保持部材とを有して構成され
る。
【0006】本発明のレンズメータはさらに、上記被検
レンズの左右方向の移動量を検出する1つの移動量検出
手段と、該移動量検出手段の検出値をPD値として表示
するPD値表示手段とを有して構成される。
レンズの左右方向の移動量を検出する1つの移動量検出
手段と、該移動量検出手段の検出値をPD値として表示
するPD値表示手段とを有して構成される。
【0007】
【作用】眼鏡フレームに枠入れされた左右被検レンズの
一方の光学特性を測定したときの眼鏡フレームの位置
と、他方の被検レンズの光学特性を測定したときの眼鏡
フレームの位置との間の間隔、すなわち両測定の間の眼
鏡フレームの移動距離を測定し、これをPD値とする。
一方の光学特性を測定したときの眼鏡フレームの位置
と、他方の被検レンズの光学特性を測定したときの眼鏡
フレームの位置との間の間隔、すなわち両測定の間の眼
鏡フレームの移動距離を測定し、これをPD値とする。
【0008】
【発明の効果】本発明においては、眼鏡フレームに枠入
れされた被検レンズの光学特性を測定する光学測定手段
と、上記光学測定手段による左右被検レンズの測定のた
めの眼鏡フレームの移動量を検出する移動量検出手段と
を有することを特徴とするレンズメータが構成される。
従って、眼鏡フレームに枠入れされた左右被検レンズ間
のPDを容易にかつ高精度に検出することができる効果
を有する。
れされた被検レンズの光学特性を測定する光学測定手段
と、上記光学測定手段による左右被検レンズの測定のた
めの眼鏡フレームの移動量を検出する移動量検出手段と
を有することを特徴とするレンズメータが構成される。
従って、眼鏡フレームに枠入れされた左右被検レンズ間
のPDを容易にかつ高精度に検出することができる効果
を有する。
【0009】
【発明の原理】まず本発明の原理を説明する。被検レン
ズNの光軸lがレンズメータの測定光学系の光軸に一致
している場合は、図1に示すように被検レンズの焦点は
光軸L上の点Fに位置する。しかし、被検レンズNの光
軸lがレンズメータの光軸に対しずれている場合、すな
わち被検レンズNの光学中心がずれてアライメントされ
た場合は、図2に示すように、被検レンズNの焦点F
は、被検レンズNの焦点距離だけ離れたレンズメータの
光軸に垂直なP平面上に、光軸Lから外れて位置する。
そしてこの焦点Fとレンズメータの光軸Lとのずれ量
は、図3に示すように、P平面上に光軸Lの通過点を原
点Oとするxp −yp 直交座標系を考えれば、Px 、P
y なる量をもち、これらは一般にプリズム量として取扱
われる。
ズNの光軸lがレンズメータの測定光学系の光軸に一致
している場合は、図1に示すように被検レンズの焦点は
光軸L上の点Fに位置する。しかし、被検レンズNの光
軸lがレンズメータの光軸に対しずれている場合、すな
わち被検レンズNの光学中心がずれてアライメントされ
た場合は、図2に示すように、被検レンズNの焦点F
は、被検レンズNの焦点距離だけ離れたレンズメータの
光軸に垂直なP平面上に、光軸Lから外れて位置する。
そしてこの焦点Fとレンズメータの光軸Lとのずれ量
は、図3に示すように、P平面上に光軸Lの通過点を原
点Oとするxp −yp 直交座標系を考えれば、Px 、P
y なる量をもち、これらは一般にプリズム量として取扱
われる。
【0010】ここで、P平面の原点Oを測定点としてレ
ンズメータでプリズム屈折量を測定すると、Px (右眼
用レンズであればベースアウトでプリズム屈折力は
Px )、−Py (ベースアップでプリズム屈折力は
Py )と測定される。この場合、(P x 、−Py )なる
位置に被検レンズの光学中心があることになる。眼鏡の
分野では、光学系の光線偏向量であるプリズム屈折力
は、光線が1mの距離に対しその初めの方向に対して垂
直な平面上で1cmだけ振れる場合を1△(プリズムディ
オプトリ)と定義している。
ンズメータでプリズム屈折量を測定すると、Px (右眼
用レンズであればベースアウトでプリズム屈折力は
Px )、−Py (ベースアップでプリズム屈折力は
Py )と測定される。この場合、(P x 、−Py )なる
位置に被検レンズの光学中心があることになる。眼鏡の
分野では、光学系の光線偏向量であるプリズム屈折力
は、光線が1mの距離に対しその初めの方向に対して垂
直な平面上で1cmだけ振れる場合を1△(プリズムディ
オプトリ)と定義している。
【0011】レンズメータにおいてアライメントし、ま
たはさらに印点したい被検レンズの光学中心を求めるに
は、その光学中心が被検レンズ測定点に対し何cmずれて
いるかという幾何学的量を知ることが必要である。球面
屈折力のみを有する被検レンズについては、図4のよう
に、被検レンズNの屈折力をD、そのx方向のプリズム
屈折力をPx 、y方向のプリズム屈折力をPy とすると
き、被検レンズ上での測定点O1 と被検レンズ上の光学
中心Hとの幾何学的なずれ量をx方向でhx 、y方向で
hy とおけば、プレンティスの公式から Px =D・hx ,Py =D・hy …… (1) の関係がある。これにより、hx 、hy を求めれば hx =Px /D, hy =Py /D …… (2) となる。従って、レンズメータにおいては、式(2)に
より被検レンズの任意点における球面屈折力値及びプリ
ズム屈折力値の測定値から被検レンズ測定点の光学中心
からのずれ量hx 、hy を算出する。そして、被検レン
ズをずれ量hx 、hy だけ移動させれば、レンズメータ
の光軸Lと被検レンズの光軸lとのアライメントができ
る。
たはさらに印点したい被検レンズの光学中心を求めるに
は、その光学中心が被検レンズ測定点に対し何cmずれて
いるかという幾何学的量を知ることが必要である。球面
屈折力のみを有する被検レンズについては、図4のよう
に、被検レンズNの屈折力をD、そのx方向のプリズム
屈折力をPx 、y方向のプリズム屈折力をPy とすると
き、被検レンズ上での測定点O1 と被検レンズ上の光学
中心Hとの幾何学的なずれ量をx方向でhx 、y方向で
hy とおけば、プレンティスの公式から Px =D・hx ,Py =D・hy …… (1) の関係がある。これにより、hx 、hy を求めれば hx =Px /D, hy =Py /D …… (2) となる。従って、レンズメータにおいては、式(2)に
より被検レンズの任意点における球面屈折力値及びプリ
ズム屈折力値の測定値から被検レンズ測定点の光学中心
からのずれ量hx 、hy を算出する。そして、被検レン
ズをずれ量hx 、hy だけ移動させれば、レンズメータ
の光軸Lと被検レンズの光軸lとのアライメントができ
る。
【0012】また、任意のプリズム量を有する点を求め
る場合は、そのプリズム量PX,PYをアライメントに
先立って入力することにより次のようにして求められ
る。この被検レンズNを任意の測定点Mで測定したと
き、そのプリズム測定量がPx 、Py であった場合、ア
ライメントまたは印点すべき点Gは、式(2)から hx =Px −PX/D, hy =Py −PY/D ……(3) として計算される。また、この被検レンズがPx 、Py
という直交座標表示(一般には、ベースイン、ベースア
ウト、ベースアップ、ベースダウンの用語でベース方向
を表示している。)でなく、合成プリズム量Pとそのベ
ース方向を角度θで表示する極座標表示として与えられ
た場合は、 Px =Pcos θ, Py =Psin θ ……(4) の極座標−直交座標変換をしたのち、上記の方法を利用
すればよい。また、任意のプリズム量を有する点を求め
る場合は、アライメント前に入力されたプリズム量
P1 、θ1 を式(4)と同様にして直交座標PX,PY
に変換すれば、式(3)がそのまま使用できる。
る場合は、そのプリズム量PX,PYをアライメントに
先立って入力することにより次のようにして求められ
る。この被検レンズNを任意の測定点Mで測定したと
き、そのプリズム測定量がPx 、Py であった場合、ア
ライメントまたは印点すべき点Gは、式(2)から hx =Px −PX/D, hy =Py −PY/D ……(3) として計算される。また、この被検レンズがPx 、Py
という直交座標表示(一般には、ベースイン、ベースア
ウト、ベースアップ、ベースダウンの用語でベース方向
を表示している。)でなく、合成プリズム量Pとそのベ
ース方向を角度θで表示する極座標表示として与えられ
た場合は、 Px =Pcos θ, Py =Psin θ ……(4) の極座標−直交座標変換をしたのち、上記の方法を利用
すればよい。また、任意のプリズム量を有する点を求め
る場合は、アライメント前に入力されたプリズム量
P1 、θ1 を式(4)と同様にして直交座標PX,PY
に変換すれば、式(3)がそのまま使用できる。
【0013】これまでの説明は、被検レンズの屈折力と
して、球面屈折力のみを有する場合若しくは、球面屈折
力に対して円柱屈折力がきわめて小さい場合の近似とし
てのみ適用可能なものであった。しかし、円柱屈折力を
有する場合により正確にアライメントや印点を行うため
には、次の方法で行う必要がある。すなわち、自動レン
ズメータにより測定された被検レンズNの点Gにおける
屈折特性を、図6に示すように、 球面屈折力 S 円柱屈折力 C 円柱軸角度 θ 水平方向プリズム量 Px (ベースアウトをPx >0) 垂直方向プリズム量 Py (ベースダウンをPy >0) とする。そして、これらを軸角度θだけ回転して軸が水
平な座標系に関するものに変換すると、 球面屈折力 S 円柱屈折力 C 円柱軸角度 0° 水平方向プリズム量 PLx 垂直方向プリズム量 PLy PLx cosθ sin θ Px = …… (5) PLy − sinθ cos θ Py となる。
して、球面屈折力のみを有する場合若しくは、球面屈折
力に対して円柱屈折力がきわめて小さい場合の近似とし
てのみ適用可能なものであった。しかし、円柱屈折力を
有する場合により正確にアライメントや印点を行うため
には、次の方法で行う必要がある。すなわち、自動レン
ズメータにより測定された被検レンズNの点Gにおける
屈折特性を、図6に示すように、 球面屈折力 S 円柱屈折力 C 円柱軸角度 θ 水平方向プリズム量 Px (ベースアウトをPx >0) 垂直方向プリズム量 Py (ベースダウンをPy >0) とする。そして、これらを軸角度θだけ回転して軸が水
平な座標系に関するものに変換すると、 球面屈折力 S 円柱屈折力 C 円柱軸角度 0° 水平方向プリズム量 PLx 垂直方向プリズム量 PLy PLx cosθ sin θ Px = …… (5) PLy − sinθ cos θ Py となる。
【0014】これより点Gと求めるレンズ系の座標上の
光学中心Mとの幾何学的偏心量をh Lx、hLyとすると hLx=PLx/S,hLy=PLy/S+C …… (6) となり、この幾何学的偏心量hLx,hLyを自動レンズメ
ータ上の幾何学的偏心量hx ,hy に変換する。
光学中心Mとの幾何学的偏心量をh Lx、hLyとすると hLx=PLx/S,hLy=PLy/S+C …… (6) となり、この幾何学的偏心量hLx,hLyを自動レンズメ
ータ上の幾何学的偏心量hx ,hy に変換する。
【0015】 hx cos θ −sin θ hLx = …… (7) hy sin θ cos θ hLy となる。従って、被検レンズの光学中心は自動レンズメ
ータ上のM(hx,hy)の位置にあることになる。ま
た、プリズム加工レンズやプリズム処方の場合は、所望
のプリズム量(PX, PY)を与える光学作用点のアラ
イメントまたは印点のためのレンズ移動量は、式(5)
において PLx cos θ sin θ Px −PX = …… (8) PLy −sin θ cos θ Py −PY とおいて順次計算する。
ータ上のM(hx,hy)の位置にあることになる。ま
た、プリズム加工レンズやプリズム処方の場合は、所望
のプリズム量(PX, PY)を与える光学作用点のアラ
イメントまたは印点のためのレンズ移動量は、式(5)
において PLx cos θ sin θ Px −PX = …… (8) PLy −sin θ cos θ Py −PY とおいて順次計算する。
【0016】しかし、式(6)において、分母S、(S
+C)が0のときは、解hLx、hL y は求めることがで
きない。実際は、レンズの製造誤差やプレンティスの式
そのものが近似式であるために、S、(S+C)が0の
近傍となると正しい解は求められなくなる。この場合、
プリズム量の変化と幾何学的な移動量は比例すると仮定
してその比例定数を求め、これに基づいてアライメント
を行う。すなわち、図7において、点Aから点Bへ移動
し、点Aのプリズム量を(Pxa 、Pya)、点Bのプリ
ズム量を(Pxb、Pyb)とした場合、比例定数Kx ,K
y は Kx =xb −xa /Pxb−Pxa , Ky =yb −ya /Pyb −Pya …… (9) となる。従って、点Bから原点Oヘアライメントする場
合の移動量x、yは、 x = Kx ・Pxb , y=Ky ・Pyb …… (10) となる。
+C)が0のときは、解hLx、hL y は求めることがで
きない。実際は、レンズの製造誤差やプレンティスの式
そのものが近似式であるために、S、(S+C)が0の
近傍となると正しい解は求められなくなる。この場合、
プリズム量の変化と幾何学的な移動量は比例すると仮定
してその比例定数を求め、これに基づいてアライメント
を行う。すなわち、図7において、点Aから点Bへ移動
し、点Aのプリズム量を(Pxa 、Pya)、点Bのプリ
ズム量を(Pxb、Pyb)とした場合、比例定数Kx ,K
y は Kx =xb −xa /Pxb−Pxa , Ky =yb −ya /Pyb −Pya …… (9) となる。従って、点Bから原点Oヘアライメントする場
合の移動量x、yは、 x = Kx ・Pxb , y=Ky ・Pyb …… (10) となる。
【0017】また、プレンティスの公式を使用せずに、
フィードバック方式で被検レンズのアライメントを行っ
てもよい。すなわち、被検レンズの光学中心をレンズメ
ータの光軸にアライメントする場合、レンズメータの測
定系で時々刻々プリズム量(Px 、Py )を測定し、そ
のプリズム量がPx =0、Py =0となるように被検レ
ンズを移動させる。また、プリズム加工やプリズム処方
の場合、レンズメータのプリズム測定量(Px 、Py )
が所望のプリズム値(PX,PY)となるように、すな
わちPx −PX=0、Py −PY=0となるようにレン
ズを移動させる。
フィードバック方式で被検レンズのアライメントを行っ
てもよい。すなわち、被検レンズの光学中心をレンズメ
ータの光軸にアライメントする場合、レンズメータの測
定系で時々刻々プリズム量(Px 、Py )を測定し、そ
のプリズム量がPx =0、Py =0となるように被検レ
ンズを移動させる。また、プリズム加工やプリズム処方
の場合、レンズメータのプリズム測定量(Px 、Py )
が所望のプリズム値(PX,PY)となるように、すな
わちPx −PX=0、Py −PY=0となるようにレン
ズを移動させる。
【0018】
【実施例】以下本発明の実施例であるレンズメータを説
明する。レンズメータの概略構成 図8は本発明に係るレンズメータの構成を概略的に示す
図で、このレンズメータは、発光部1と検出光学系2
と、印点部Mと、検出光学系2より得られる測定データ
に基づく被検レンズの屈折特性の演算と印点部Mの制御
を行う演算制御部Eと、演算制御部Eにより求められた
被検レンズの屈折特性値やアライメント状態を表示する
表示装置DPとから構成されている。このレンズメータ
の被検レンズの屈折特性の測定方法については、特開昭
57−199933号公報(特願昭56−85490
号)に詳しく説明されている。印点部Mは、レンズ押え
部10と印点機構部30とアライメント部50とから構
成されている。被検レンズ4はアライメント部50によ
り保持される。アライメント部 図9及び図15を参照してアライメント部50の構成を
説明する。Y軸ベース506の両端から外側方に張出し
てフランジ506a,506bが形成され、これらフラ
ンジ506a,506b間には、Y軸送りネジ505と
Y軸ガイドレール507が保持されている。Y軸送りネ
ジ505は、フランジ506bに取付けられたY軸送り
モータ502により回動される。この送りネジ505は
X軸ベース503の一端側フランジ部503aの雌ネジ
に螺合している。さらにY軸送りガイドレール507は
このフランジ部503aを貫通しており、X軸ベース5
03の他端側を支えるレール501と協働してモータ5
02の回動により送りネジ505が回動したときのX軸
ベース503の動きをガイドする。
明する。レンズメータの概略構成 図8は本発明に係るレンズメータの構成を概略的に示す
図で、このレンズメータは、発光部1と検出光学系2
と、印点部Mと、検出光学系2より得られる測定データ
に基づく被検レンズの屈折特性の演算と印点部Mの制御
を行う演算制御部Eと、演算制御部Eにより求められた
被検レンズの屈折特性値やアライメント状態を表示する
表示装置DPとから構成されている。このレンズメータ
の被検レンズの屈折特性の測定方法については、特開昭
57−199933号公報(特願昭56−85490
号)に詳しく説明されている。印点部Mは、レンズ押え
部10と印点機構部30とアライメント部50とから構
成されている。被検レンズ4はアライメント部50によ
り保持される。アライメント部 図9及び図15を参照してアライメント部50の構成を
説明する。Y軸ベース506の両端から外側方に張出し
てフランジ506a,506bが形成され、これらフラ
ンジ506a,506b間には、Y軸送りネジ505と
Y軸ガイドレール507が保持されている。Y軸送りネ
ジ505は、フランジ506bに取付けられたY軸送り
モータ502により回動される。この送りネジ505は
X軸ベース503の一端側フランジ部503aの雌ネジ
に螺合している。さらにY軸送りガイドレール507は
このフランジ部503aを貫通しており、X軸ベース5
03の他端側を支えるレール501と協働してモータ5
02の回動により送りネジ505が回動したときのX軸
ベース503の動きをガイドする。
【0019】X軸ベース503は、フランジ503aと
反対側にフランジ503bを有し、フランジ503a、
503b間には、図11に示すように、X軸送りネジ5
08aとX軸ガイドレール508b、508cとが渡さ
れており、送りネジ508aはフランジ503aに取付
けられたX軸送りモータ504により回動される。送り
ネジ508aはX軸テーブル520の雌ネジ部に螺合さ
れ、また送りガイドレール508bはX軸テーブル52
0を貫通し、モータ504の駆動によりネジ508aを
介してなされるX軸テーブル520の移動をガイドす
る。
反対側にフランジ503bを有し、フランジ503a、
503b間には、図11に示すように、X軸送りネジ5
08aとX軸ガイドレール508b、508cとが渡さ
れており、送りネジ508aはフランジ503aに取付
けられたX軸送りモータ504により回動される。送り
ネジ508aはX軸テーブル520の雌ネジ部に螺合さ
れ、また送りガイドレール508bはX軸テーブル52
0を貫通し、モータ504の駆動によりネジ508aを
介してなされるX軸テーブル520の移動をガイドす
る。
【0020】X軸テーブル520は左右に張出したフラ
ンジ521を有し、このフランジ521の図9、図10
における左側面にはプーリ524が回動自在に軸支さ
れ、一方右側面には、プーリ523を有するアーム駆動
モータ522が取付けられている。両プーアリ523、
524にはベルト525が無端状に掛け渡されており、
このベルト525にはアーム526、527がベルト5
26の回動によりそれぞれ反対方向に動くように取付け
られている。
ンジ521を有し、このフランジ521の図9、図10
における左側面にはプーリ524が回動自在に軸支さ
れ、一方右側面には、プーリ523を有するアーム駆動
モータ522が取付けられている。両プーアリ523、
524にはベルト525が無端状に掛け渡されており、
このベルト525にはアーム526、527がベルト5
26の回動によりそれぞれ反対方向に動くように取付け
られている。
【0021】アーム526、527は、それぞれフラン
ジ521上に設けられたアームガイドレール532、5
33上を摺動するように配置されている。アーム52
6、527は中間部で交差するように張り出されそれぞ
れの先端部に垂直にハンド上下動ベース550、551
が取付けられている。ハンド上下動ベース550、55
1には、上下両端に形成されているフランジ部にガイド
レール552a、552b、553a、553bが渡さ
れており、ハンドベース554、555を貫通してい
る。これによりハンドベース554、555は、ガイド
レール552aないし553bに沿って上下方向に自由
に移動できる。
ジ521上に設けられたアームガイドレール532、5
33上を摺動するように配置されている。アーム52
6、527は中間部で交差するように張り出されそれぞ
れの先端部に垂直にハンド上下動ベース550、551
が取付けられている。ハンド上下動ベース550、55
1には、上下両端に形成されているフランジ部にガイド
レール552a、552b、553a、553bが渡さ
れており、ハンドベース554、555を貫通してい
る。これによりハンドベース554、555は、ガイド
レール552aないし553bに沿って上下方向に自由
に移動できる。
【0022】ハンドベース554、555には、それぞ
れハンド片支持台座556、557を介してハンド53
0、531が取付けられている。また、それぞれのハン
ド530、531は、掴んだときに高さ位置の差が大き
すぎないように雄雌形状の部品558と559をハンド
530、531に取付けて該ハンド530、531の相
対的な高さを制限している。さらに、メガネの測定の場
合に測定していない方のレンズ重量のバランスを取るた
めに、ハンド上下動ベース550、551とハンドベー
ス554、555の間に引張コイルバネ560、561
が渡されている。
れハンド片支持台座556、557を介してハンド53
0、531が取付けられている。また、それぞれのハン
ド530、531は、掴んだときに高さ位置の差が大き
すぎないように雄雌形状の部品558と559をハンド
530、531に取付けて該ハンド530、531の相
対的な高さを制限している。さらに、メガネの測定の場
合に測定していない方のレンズ重量のバランスを取るた
めに、ハンド上下動ベース550、551とハンドベー
ス554、555の間に引張コイルバネ560、561
が渡されている。
【0023】次に、ハンド530、531の構成を図1
2及び図15に示す。ハンド530とハンド531は互
いに鏡面対称形をもって形成されているので、ハンド5
30の構成のみ説明する。ハンドベース554は、前方
に張出すように形成されたハンド片支持台座556を持
つ。ハンド片支持台座556の中間部には上方に延びる
支柱602が形成され、これにハンド530の回転方向
を案内するガイド穴603が設けられている。ガイドピ
ン604がガイド穴603を通してハンド片600に植
設されている。これにより、支持台座556の支柱60
2はハンド片600をガイド穴603を中心に回転させ
ることができる。
2及び図15に示す。ハンド530とハンド531は互
いに鏡面対称形をもって形成されているので、ハンド5
30の構成のみ説明する。ハンドベース554は、前方
に張出すように形成されたハンド片支持台座556を持
つ。ハンド片支持台座556の中間部には上方に延びる
支柱602が形成され、これにハンド530の回転方向
を案内するガイド穴603が設けられている。ガイドピ
ン604がガイド穴603を通してハンド片600に植
設されている。これにより、支持台座556の支柱60
2はハンド片600をガイド穴603を中心に回転させ
ることができる。
【0024】ハンド530の側面部は第1当接面605
aと第2当接面605bから成り、両当接面605a、
605bは、図15に示すように、それぞれ上下に張出
したつば605e、605fを有し、かつ互いにV字状
に交差している。ハンド530の上面部605cの外側
面605dは前方に行くに従って外側へ開く斜面として
形成されている。さらに、ハンド片支持台座556の上
面には、図14に示すように、ピン607が植設され、
ピン607にバネ608が嵌挿されている。バネ608
の上端はハンド片600の下面に当接している。
aと第2当接面605bから成り、両当接面605a、
605bは、図15に示すように、それぞれ上下に張出
したつば605e、605fを有し、かつ互いにV字状
に交差している。ハンド530の上面部605cの外側
面605dは前方に行くに従って外側へ開く斜面として
形成されている。さらに、ハンド片支持台座556の上
面には、図14に示すように、ピン607が植設され、
ピン607にバネ608が嵌挿されている。バネ608
の上端はハンド片600の下面に当接している。
【0025】Z軸テーブル572は、図9に示すよう
に、左右にハンド片支持腕562、563を支持し、Z
軸テーブル572の上昇に伴ってこれを上昇させるため
のバー562、563を張出し、また、レンズメータの
検出光学系2のレンズ受部材541が通過可能な開口5
72aが形成されている。Z軸テーブル572の下面に
は、ガイドレール565、567及び送りネジ568が
固定されている。そのZ軸テーブル572を支えるZ軸
ベース569にはガイドレール565、567が貫通
し、また送りネジの雌ネジ部570が軸支されている。
に、左右にハンド片支持腕562、563を支持し、Z
軸テーブル572の上昇に伴ってこれを上昇させるため
のバー562、563を張出し、また、レンズメータの
検出光学系2のレンズ受部材541が通過可能な開口5
72aが形成されている。Z軸テーブル572の下面に
は、ガイドレール565、567及び送りネジ568が
固定されている。そのZ軸テーブル572を支えるZ軸
ベース569にはガイドレール565、567が貫通
し、また送りネジの雌ネジ部570が軸支されている。
【0026】雌ネジ部570はZ軸送りモータ514の
回転によって回転されるように構成され、雌ネジ部57
0の回転によりZ軸テーブル572を上下できる。Z軸
テーブル572の上下動に伴って、ハンド530、53
1もバー562、563をハンドベース554、556
と接触させるために上下動する。次に、以上の構成から
なるアライメント部50の機械的作動を説明する。ま
ず、未加工単レンズのためのアライメント作動を説明す
る。Z軸テーブル572上に被検レンズ4が載置される
と、アーム駆動モータ522の回転により、ベルト52
5が駆動される。プーリ523が図10において時計回
りに回転されると、ハンド530、531はそのアーム
526、527が交差構造を持つため、互いの間隔を狭
める方向に移動し、被検レンズのコバを挟持することに
よりレンズを保持する。ここでアーム526、527を
交差構造としたのは、アームベースを小型軽量化するた
めである。
回転によって回転されるように構成され、雌ネジ部57
0の回転によりZ軸テーブル572を上下できる。Z軸
テーブル572の上下動に伴って、ハンド530、53
1もバー562、563をハンドベース554、556
と接触させるために上下動する。次に、以上の構成から
なるアライメント部50の機械的作動を説明する。ま
ず、未加工単レンズのためのアライメント作動を説明す
る。Z軸テーブル572上に被検レンズ4が載置される
と、アーム駆動モータ522の回転により、ベルト52
5が駆動される。プーリ523が図10において時計回
りに回転されると、ハンド530、531はそのアーム
526、527が交差構造を持つため、互いの間隔を狭
める方向に移動し、被検レンズのコバを挟持することに
よりレンズを保持する。ここでアーム526、527を
交差構造としたのは、アームベースを小型軽量化するた
めである。
【0027】続いて、後述するレンズ押え部10のレン
ズ押え環が下降し、レンズ面を押圧する。この状態でZ
軸モータ514を回転させると、雌ネジ部570が回転
し、Z軸テーブル572が下降する。従って、Z軸テー
ブル572のバー562、563によって高さ方向を支
えられていたハンド530、531もレンズを挟持した
まま下降し、その裏面がレンズ受け部材541の測定基
準面540を作る3本のレンズ保持ピン542に当接す
る。Z軸テーブル572はさらに下降するが、レンズは
レンズ保持ピン542上に保持され、ハンド530、5
31もZ軸テーブル572上から離れる。
ズ押え環が下降し、レンズ面を押圧する。この状態でZ
軸モータ514を回転させると、雌ネジ部570が回転
し、Z軸テーブル572が下降する。従って、Z軸テー
ブル572のバー562、563によって高さ方向を支
えられていたハンド530、531もレンズを挟持した
まま下降し、その裏面がレンズ受け部材541の測定基
準面540を作る3本のレンズ保持ピン542に当接す
る。Z軸テーブル572はさらに下降するが、レンズは
レンズ保持ピン542上に保持され、ハンド530、5
31もZ軸テーブル572上から離れる。
【0028】こうしてハンド530、531とレンズ保
持ピン542及びレンズ押え環によって保持されたレン
ズは、Y軸駆動モータ502によるY軸送りネジ505
の回転により、X軸ベース503がY方向に移動され
る。また、X軸駆動モータ504の回転によるX軸送り
ネジ508aの回転により、X軸テーブル520がX方
向に移動されることにより、X方向に移動させられる。
被検レンズの保持の主体は、レンズ保持ピン542とレ
ンズ押え環との挟持力が受け持つ。ハンド530、53
1はアライメント調整時のレンズのX方向、Y方向への
移動力を与えるように作用する。
持ピン542及びレンズ押え環によって保持されたレン
ズは、Y軸駆動モータ502によるY軸送りネジ505
の回転により、X軸ベース503がY方向に移動され
る。また、X軸駆動モータ504の回転によるX軸送り
ネジ508aの回転により、X軸テーブル520がX方
向に移動されることにより、X方向に移動させられる。
被検レンズの保持の主体は、レンズ保持ピン542とレ
ンズ押え環との挟持力が受け持つ。ハンド530、53
1はアライメント調整時のレンズのX方向、Y方向への
移動力を与えるように作用する。
【0029】この保持ピン542上でのレンズのX、Y
方向の移動に際し、レンズを挟持しているハンド片60
0、601は上下力と回転力を受ける。しかし、上下力
はハンドベース554、555がハンド上下動ベース5
50、551上を摺動することにより逃がし、また回転
力はハンド一体となったガイドピン604を回転軸とし
てハンド片が回転することにより逃がすことができる。
方向の移動に際し、レンズを挟持しているハンド片60
0、601は上下力と回転力を受ける。しかし、上下力
はハンドベース554、555がハンド上下動ベース5
50、551上を摺動することにより逃がし、また回転
力はハンド一体となったガイドピン604を回転軸とし
てハンド片が回転することにより逃がすことができる。
【0030】図16は、このアライメント部50による
メガネの保持方法を示す図である。ハンド片600、6
01の外側面605dに眼鏡フレームFMのテンプルF
Tの内側面を当接させ、眼鏡フレームFMのレンズ枠F
Rの下端部を眼鏡フレーム突き当て面となるハンドベー
ス554、555に当接させる。この外側面と突き当て
面により、眼鏡フレームFMのハンドに対する位置決め
がなされる。外側面605dは前述のように斜面構成と
なっているためフレームのレンズ枠FRの大小やテンプ
ルFT取付け位置がフレームごとに相違しても保持する
ことができる。
メガネの保持方法を示す図である。ハンド片600、6
01の外側面605dに眼鏡フレームFMのテンプルF
Tの内側面を当接させ、眼鏡フレームFMのレンズ枠F
Rの下端部を眼鏡フレーム突き当て面となるハンドベー
ス554、555に当接させる。この外側面と突き当て
面により、眼鏡フレームFMのハンドに対する位置決め
がなされる。外側面605dは前述のように斜面構成と
なっているためフレームのレンズ枠FRの大小やテンプ
ルFT取付け位置がフレームごとに相違しても保持する
ことができる。
【0031】また、外側面605dはフレーム当接面5
54、555の方向に傾斜しているため、フレームのレ
ンズ枠FRを常にこの当接面554、555へ当接する
ように作用する。この眼鏡フレーム入りレンズのレンズ
受け部材541上での保持方法及びアライメントのため
のX、Y方向への移動方法は、上述の未加工単レンズの
場合と同様である。
54、555の方向に傾斜しているため、フレームのレ
ンズ枠FRを常にこの当接面554、555へ当接する
ように作用する。この眼鏡フレーム入りレンズのレンズ
受け部材541上での保持方法及びアライメントのため
のX、Y方向への移動方法は、上述の未加工単レンズの
場合と同様である。
【0032】ハンド530、531の作る仮想中点の位
置を知るために、図17に示すように、X軸ベース52
0とY軸ベース503のフランジ部503aにフォトス
イッチ701、702が取付けられている。それぞれの
フォトスイッチ701、702の上方の図示なきレンズ
メータの装置筐体部には原点703、704を境に光反
射部705、706と光吸収部709、710をもつ、
互いに直交する2本のスケール板707、708が取付
けられている。レンズ押え部及び印点部 図18から図20は、レンズ押え部10と印点部30の
一実施例を示す。レンズ押え部10は上下動ベース10
1を有し、この上下動ベース101には間隔をもってフ
ランジ102、103が形成され、これらフランジ10
2、103間にはガイドレール104、105が平行に
渡されている。このレール104、105はレンズ押え
テーブル106の軸受部106aに挿入されており、こ
の軸受部106aはリニアベアリング構造をもち、レン
ズ押えテーブル106のレール104、105にそった
上下動がスムーズにおこなわれるように構成されてい
る。
置を知るために、図17に示すように、X軸ベース52
0とY軸ベース503のフランジ部503aにフォトス
イッチ701、702が取付けられている。それぞれの
フォトスイッチ701、702の上方の図示なきレンズ
メータの装置筐体部には原点703、704を境に光反
射部705、706と光吸収部709、710をもつ、
互いに直交する2本のスケール板707、708が取付
けられている。レンズ押え部及び印点部 図18から図20は、レンズ押え部10と印点部30の
一実施例を示す。レンズ押え部10は上下動ベース10
1を有し、この上下動ベース101には間隔をもってフ
ランジ102、103が形成され、これらフランジ10
2、103間にはガイドレール104、105が平行に
渡されている。このレール104、105はレンズ押え
テーブル106の軸受部106aに挿入されており、こ
の軸受部106aはリニアベアリング構造をもち、レン
ズ押えテーブル106のレール104、105にそった
上下動がスムーズにおこなわれるように構成されてい
る。
【0033】レンズ押えテーブル106の先端にはL字
型のレンズ押え支柱107が形成されており、その先端
に後述するレンズ押え環108が取付けられている。ま
た、上下動ベース101には、駆動プーリー109とプ
ーリー110が回転自在に取付けられている。駆動プー
リー109はベース101に取付けられたレンズ押え上
下用モータ111により駆動される。
型のレンズ押え支柱107が形成されており、その先端
に後述するレンズ押え環108が取付けられている。ま
た、上下動ベース101には、駆動プーリー109とプ
ーリー110が回転自在に取付けられている。駆動プー
リー109はベース101に取付けられたレンズ押え上
下用モータ111により駆動される。
【0034】このプーリー109、110には、スチー
ルベルト112が掛け渡されており、その両端はレンズ
押えテーブル106の上下側面に固着されている。これ
により、駆動プーリー109がモータ111により回転
されるとテーブル106が上下される。このテーブルの
上下動をよりスムーズに、かつより小さな駆動力で実行
できるように、本実施例ではベース101の側面に植設
したピン113と、テーブル106の側面に植設された
ピン(図示せず)の間に引張りコイルバネ114が張ら
れており、テーブル106側の重量と釣合を保ってい
る。
ルベルト112が掛け渡されており、その両端はレンズ
押えテーブル106の上下側面に固着されている。これ
により、駆動プーリー109がモータ111により回転
されるとテーブル106が上下される。このテーブルの
上下動をよりスムーズに、かつより小さな駆動力で実行
できるように、本実施例ではベース101の側面に植設
したピン113と、テーブル106の側面に植設された
ピン(図示せず)の間に引張りコイルバネ114が張ら
れており、テーブル106側の重量と釣合を保ってい
る。
【0035】レンズ押えテーブル106上に印点部30
が斜に固定されている。印点部30のベース301のフ
ランジ302、303間には平行な2本のガイドレール
304、305が設けられており、このレール上を印点
部テーブル306が摺動可能に取付けられている。この
印点部テーブル306の軸受部も上述のレンズ押えテー
ブル106のそれと同様にリニアベアリング構造をも
ち、レール304、305にそった移動がスムーズにで
きるように構成されている。
が斜に固定されている。印点部30のベース301のフ
ランジ302、303間には平行な2本のガイドレール
304、305が設けられており、このレール上を印点
部テーブル306が摺動可能に取付けられている。この
印点部テーブル306の軸受部も上述のレンズ押えテー
ブル106のそれと同様にリニアベアリング構造をも
ち、レール304、305にそった移動がスムーズにで
きるように構成されている。
【0036】ベース301は、印点部テーブル306移
動用モータ307により回動される駆動プーリー308
と、プーリー309を有し、この両プーリー間にはスチ
ールベルト310が掛けわたされその両端はテーブル3
06の側面に固着されている。これにより、モータ30
7の回動でテーブル306をレール304、305にそ
って移動できる。テーブル306の下側面にはピン31
1が植設されており、またベース301の下側面にもピ
ン312が植設されており、両ピン間には、テーブル側
と釣合をとるための引張コイルバネ313が張られてい
る。
動用モータ307により回動される駆動プーリー308
と、プーリー309を有し、この両プーリー間にはスチ
ールベルト310が掛けわたされその両端はテーブル3
06の側面に固着されている。これにより、モータ30
7の回動でテーブル306をレール304、305にそ
って移動できる。テーブル306の下側面にはピン31
1が植設されており、またベース301の下側面にもピ
ン312が植設されており、両ピン間には、テーブル側
と釣合をとるための引張コイルバネ313が張られてい
る。
【0037】テーブル306にはフランジ315が形成
されており、このフランジ315に印点針ユニット31
6が回動自在に軸支されている。印点針ユニット316
の回転軸端にはプーリー318bが取付けられている。
またフランジ315の下面には印点ユニット回動用モー
タ321が取付けられ、その回転軸には駆動プーリー3
18aが取付けられている。両プーリー318a、31
8b間にはミニチュアロープ319が掛け渡されてお
り、ロープの両端は張力を得るためにバネ320に固着
されている。
されており、このフランジ315に印点針ユニット31
6が回動自在に軸支されている。印点針ユニット316
の回転軸端にはプーリー318bが取付けられている。
またフランジ315の下面には印点ユニット回動用モー
タ321が取付けられ、その回転軸には駆動プーリー3
18aが取付けられている。両プーリー318a、31
8b間にはミニチュアロープ319が掛け渡されてお
り、ロープの両端は張力を得るためにバネ320に固着
されている。
【0038】さらに、ベース301の下端には、印点部
テーブル306が初期位置にあるとき印点ユニット31
6の印点針と対応するようにインクつぼ323が取付け
られている。このインクつぼ323はフェルト等からな
るインク貯蔵部材324を有する。レンズ押え環108
は馬蹄型状の押えピン保持板121を有し、この保持板
の中央と両端部に合計3本のレンズ押えピン120を保
持している。レンズ押えピン120は、図21に示すよ
うに、保持板121に形成された穴122内に挿入され
たツバ123aをもつレンズ押えピン123と、シリン
ダー124及び、ツバ123aとシリンダー底面間に介
在する押圧バネ125とから構成され、常時ピン123
は下方に押圧されている。この構成によりレンズ4をア
ライメント部50のレンズ保持ピン542と協働して保
持するとき、レンズ押えピン123はレンズの前面がい
かなるカーブをもっていてもこれを押圧することができ
る。
テーブル306が初期位置にあるとき印点ユニット31
6の印点針と対応するようにインクつぼ323が取付け
られている。このインクつぼ323はフェルト等からな
るインク貯蔵部材324を有する。レンズ押え環108
は馬蹄型状の押えピン保持板121を有し、この保持板
の中央と両端部に合計3本のレンズ押えピン120を保
持している。レンズ押えピン120は、図21に示すよ
うに、保持板121に形成された穴122内に挿入され
たツバ123aをもつレンズ押えピン123と、シリン
ダー124及び、ツバ123aとシリンダー底面間に介
在する押圧バネ125とから構成され、常時ピン123
は下方に押圧されている。この構成によりレンズ4をア
ライメント部50のレンズ保持ピン542と協働して保
持するとき、レンズ押えピン123はレンズの前面がい
かなるカーブをもっていてもこれを押圧することができ
る。
【0039】図22から図24は印点ユニット316の
構成を示す図である。印点ユニット316は、3本の直
線状に配列された印点針317と、これを保持する印点
針保持部材318とから構成される。保持部材318
は、モータ321の回転によりユニット316が回転さ
れたとき、支柱107に回転を阻止されないために切欠
き部319が形成されている。印点針317は針320
とツバ321及び電磁誘導コイル322とから構成さ
れ、支持部材318に形成されたシリンダー325内に
挿入されている。
構成を示す図である。印点ユニット316は、3本の直
線状に配列された印点針317と、これを保持する印点
針保持部材318とから構成される。保持部材318
は、モータ321の回転によりユニット316が回転さ
れたとき、支柱107に回転を阻止されないために切欠
き部319が形成されている。印点針317は針320
とツバ321及び電磁誘導コイル322とから構成さ
れ、支持部材318に形成されたシリンダー325内に
挿入されている。
【0040】シリンダー325の上部にはマグネット部
326が組み込まれており、ツバ321とシリンダー底
部との間には押圧バネ327が介在し常時印点針317
を上方に押し上げるように作用している。以上の構成か
らなるレンズ押え部10と印点部30の機械的作動を説
明する。初期状態においてはレンズ押えテーブル106
は上下動ベース101のフランジ102に当接してお
り、印点部テーブル306はベース301のフランジ3
02に当接する位置にある。被検レンズ4の保持命令に
よりモータ111が反時計回わりに回転され、レンズ押
えテーブル106が下降されこれにより印点部30とレ
ンズ押え環が同時に下降される。レンズ押え環108の
レンズ押えピン120がレンズ4に当接し、アライメン
ト部50のレンズ保持ピン542と協働してレンズ4を
挟持することによりこれを保持する。
326が組み込まれており、ツバ321とシリンダー底
部との間には押圧バネ327が介在し常時印点針317
を上方に押し上げるように作用している。以上の構成か
らなるレンズ押え部10と印点部30の機械的作動を説
明する。初期状態においてはレンズ押えテーブル106
は上下動ベース101のフランジ102に当接してお
り、印点部テーブル306はベース301のフランジ3
02に当接する位置にある。被検レンズ4の保持命令に
よりモータ111が反時計回わりに回転され、レンズ押
えテーブル106が下降されこれにより印点部30とレ
ンズ押え環が同時に下降される。レンズ押え環108の
レンズ押えピン120がレンズ4に当接し、アライメン
ト部50のレンズ保持ピン542と協働してレンズ4を
挟持することによりこれを保持する。
【0041】次に、レンズの光軸lをレンズメータの光
軸Lとのアライメント及び屈折特性の測定を終了して印
点する場合は、印点命令により、まず印点ユニット31
6の電磁誘導コイル322を通電し、印点針317を押
圧バネ327に抗して下降させ、インクツボ323に貯
蔵されたインクを針320の先端に付着させる。続い
て、モータ307を反時計回わり回転させて、印点部テ
ーブル306をフランジ303に当接するまで下降させ
る。これにより印点ユニット316は、図22に想像線
で示されるように316′の位置にくる。このとき中央
の印点針317はレンズメータの光軸Lと一致する。
軸Lとのアライメント及び屈折特性の測定を終了して印
点する場合は、印点命令により、まず印点ユニット31
6の電磁誘導コイル322を通電し、印点針317を押
圧バネ327に抗して下降させ、インクツボ323に貯
蔵されたインクを針320の先端に付着させる。続い
て、モータ307を反時計回わり回転させて、印点部テ
ーブル306をフランジ303に当接するまで下降させ
る。これにより印点ユニット316は、図22に想像線
で示されるように316′の位置にくる。このとき中央
の印点針317はレンズメータの光軸Lと一致する。
【0042】次に、モータ321を回転し所望の回転
角、すなわち被検レンズの円柱軸角度に印点ユニットを
回転させ、コイル326に通電し針320をレンズ4に
打点し印点マークをレンズ面に形成する。演算制御部及び作動シーケンス 図25及び図27は、上述したアライメント−印点装置
の制御をするための演算制御部Eの構成を示すブロック
ダイヤグラムであり、また図28及び図29は、作動シ
ーケンスを示すフローチャートである。
角、すなわち被検レンズの円柱軸角度に印点ユニットを
回転させ、コイル326に通電し針320をレンズ4に
打点し印点マークをレンズ面に形成する。演算制御部及び作動シーケンス 図25及び図27は、上述したアライメント−印点装置
の制御をするための演算制御部Eの構成を示すブロック
ダイヤグラムであり、また図28及び図29は、作動シ
ーケンスを示すフローチャートである。
【0043】以下、図28及び図29に示すフローチャ
ートのステップに従って、この演算制御部の構成及び作
用を説明する。電源SWをONにすると、初期値設定が
行われる。まず、シーケンサ1000は信号線1309
を介して初期コントロール回路1108に作動指令を与
える。初期コントロール回路1108は、図26に示す
ように、信号線1212を介してアーム駆動用の制御回
路1112のOR回路1152に信号を入力する。OR
回路1152は、信号線1214を介して電圧発生回路
1149を作動させ、演算増幅器1140に正電圧を与
えることにより、ドライバ回路1132を介して直流モ
ータからなるアーム駆動モータ522を正転または逆転
させる。すなわち、電圧発生回路1149は、演算増幅
器1140に負電圧を与えることにより、アーム駆動モ
ータ522を逆転または正転させるように構成されてい
る。電圧発生回路1149の正及び負の電圧の大きさ
は、アーム駆動モータ522の駆動電流を決定するの
で、信号線1214、1215に与えられるロジック信
号によりモータ522の駆動電流を制御し、正及び負の
駆動トルクを得る。
ートのステップに従って、この演算制御部の構成及び作
用を説明する。電源SWをONにすると、初期値設定が
行われる。まず、シーケンサ1000は信号線1309
を介して初期コントロール回路1108に作動指令を与
える。初期コントロール回路1108は、図26に示す
ように、信号線1212を介してアーム駆動用の制御回
路1112のOR回路1152に信号を入力する。OR
回路1152は、信号線1214を介して電圧発生回路
1149を作動させ、演算増幅器1140に正電圧を与
えることにより、ドライバ回路1132を介して直流モ
ータからなるアーム駆動モータ522を正転または逆転
させる。すなわち、電圧発生回路1149は、演算増幅
器1140に負電圧を与えることにより、アーム駆動モ
ータ522を逆転または正転させるように構成されてい
る。電圧発生回路1149の正及び負の電圧の大きさ
は、アーム駆動モータ522の駆動電流を決定するの
で、信号線1214、1215に与えられるロジック信
号によりモータ522の駆動電流を制御し、正及び負の
駆動トルクを得る。
【0044】従って、本実施例では電圧発生回路114
9は2本の信号線すなわちコントロールライン数121
4、1215で制御されるが、このコントロールライン
数を増すことにより、電圧発生回路1149の出力電圧
を正・負において多段階とし、モータ522で得られる
駆動トルクを多段階とすることもできる。この回路構成
原理は、後述する制御回路1110、1111の電圧発
生回路1150、1151及び演算増幅器1141、1
142についても同様である。
9は2本の信号線すなわちコントロールライン数121
4、1215で制御されるが、このコントロールライン
数を増すことにより、電圧発生回路1149の出力電圧
を正・負において多段階とし、モータ522で得られる
駆動トルクを多段階とすることもできる。この回路構成
原理は、後述する制御回路1110、1111の電圧発
生回路1150、1151及び演算増幅器1141、1
142についても同様である。
【0045】信号線1214から信号を受けた電圧発生
回路1149は、ハンド530、531を開かせるため
にモータ522をモータ回転軸に向かって時計回わり
(以下、この回転方向を正回転とする)させる電圧(以
下、この電圧を正電圧とする)を発生する。演算増幅器
1140は、ドライバ回路1132を介してモータ52
2を駆動し、ハンド530、531を最大限に開かせ
る。ハンド530、531が最大限に開かれると、電流
検出抵抗R1 に発生する電圧によりコンパレータ114
3を作動させ、信号線1202へ出力されるDCでシー
ケンサ1000にハンド530、531が最大に開かれ
たことを知らせる。
回路1149は、ハンド530、531を開かせるため
にモータ522をモータ回転軸に向かって時計回わり
(以下、この回転方向を正回転とする)させる電圧(以
下、この電圧を正電圧とする)を発生する。演算増幅器
1140は、ドライバ回路1132を介してモータ52
2を駆動し、ハンド530、531を最大限に開かせ
る。ハンド530、531が最大限に開かれると、電流
検出抵抗R1 に発生する電圧によりコンパレータ114
3を作動させ、信号線1202へ出力されるDCでシー
ケンサ1000にハンド530、531が最大に開かれ
たことを知らせる。
【0046】次に初期コントロール回路1108は、ハ
ンド530、531が作る仮想中心を原点位置(レンズ
メータの測定光軸上)に合致させるために、前述したフ
ォトスイッチ701、702により現在のXYテーブル
の位置をフォトスイッチ701または702がONであ
るかOFFであるかによって、原点位置からどちら側で
あるかを判断する。そして、原点位置(フォトスイッチ
701、702がONの場合はOFFとなる位置、OF
Fであった場合にはONとなる位置)の方向へ移動する
ように、信号線1310、1311を介してドライバ回
路1135、1136にパスル発生器1114、111
5からパルスを供給する。フォトスイッチ701、70
2が切換ると、パルス発生器1114、1115はパル
スの供給をやめる。
ンド530、531が作る仮想中心を原点位置(レンズ
メータの測定光軸上)に合致させるために、前述したフ
ォトスイッチ701、702により現在のXYテーブル
の位置をフォトスイッチ701または702がONであ
るかOFFであるかによって、原点位置からどちら側で
あるかを判断する。そして、原点位置(フォトスイッチ
701、702がONの場合はOFFとなる位置、OF
Fであった場合にはONとなる位置)の方向へ移動する
ように、信号線1310、1311を介してドライバ回
路1135、1136にパスル発生器1114、111
5からパルスを供給する。フォトスイッチ701、70
2が切換ると、パルス発生器1114、1115はパル
スの供給をやめる。
【0047】初期コントロール回路1108は、ドライ
バ回路1135、1136へのパルス供給を終了する
は、シーケンサ1000へ信号線1380を介して動作
終了を通知する。未加工単レンズの場合 図28は未加工単レンズの場合のアライメント及び印点
作動のフローチャートである。測定者は測定モード切換
スイッチ1402を未加工単レンズ側Sへセットする。
バ回路1135、1136へのパルス供給を終了する
は、シーケンサ1000へ信号線1380を介して動作
終了を通知する。未加工単レンズの場合 図28は未加工単レンズの場合のアライメント及び印点
作動のフローチャートである。測定者は測定モード切換
スイッチ1402を未加工単レンズ側Sへセットする。
【0048】ステップ1−1:被検レンズ4をZ軸テー
ブル532上に載置し、スタートスイッチ1401をO
Nにする。 ステップ1−2:シーケンサ1000は信号線1201
を介してOR回路1153を動作させる(図26)。こ
のとき、初期コントロール回路1108からの信号はO
R回路1152、1153へは入力されていないため、
OR回路1153のみ作動され、その信号は電圧発生回
路1149を動作させる。電圧発生回路1149は、こ
のときアーム駆動用モータ522を反時計回わりに回転
させる電圧(この電圧を負電圧とする)を発生し、演算
増幅器1140はドライバ回路1132に負電圧を入力
する。ドライバ回路1132はモータ522を回転さ
せ、ハンド530、531のそれぞれの第1当接面60
5aと第2当接面605bで被検レンズ4を挟む。
ブル532上に載置し、スタートスイッチ1401をO
Nにする。 ステップ1−2:シーケンサ1000は信号線1201
を介してOR回路1153を動作させる(図26)。こ
のとき、初期コントロール回路1108からの信号はO
R回路1152、1153へは入力されていないため、
OR回路1153のみ作動され、その信号は電圧発生回
路1149を動作させる。電圧発生回路1149は、こ
のときアーム駆動用モータ522を反時計回わりに回転
させる電圧(この電圧を負電圧とする)を発生し、演算
増幅器1140はドライバ回路1132に負電圧を入力
する。ドライバ回路1132はモータ522を回転さ
せ、ハンド530、531のそれぞれの第1当接面60
5aと第2当接面605bで被検レンズ4を挟む。
【0049】このとき、モータ522は、レンズを挟ん
だことによりその回転が阻止されるため、負荷電流が増
大する。その電流は電流検出用抵抗R1 で発生させる電
圧として演算増幅器1140へ入力され、モータ522
は定電流駆動され、一定の挟持力で被検レンズを挟持す
るように作用する。また、電流検出抵抗R1 に発生する
電圧値によりコンパレータ1144が信号線1203に
DCを出力しシーケンサ1000に被検レンズが挟持さ
れたことを知らせる。
だことによりその回転が阻止されるため、負荷電流が増
大する。その電流は電流検出用抵抗R1 で発生させる電
圧として演算増幅器1140へ入力され、モータ522
は定電流駆動され、一定の挟持力で被検レンズを挟持す
るように作用する。また、電流検出抵抗R1 に発生する
電圧値によりコンパレータ1144が信号線1203に
DCを出力しシーケンサ1000に被検レンズが挟持さ
れたことを知らせる。
【0050】ステップ1−3:コンパレータ1144か
らのDCを受けたシーケンサ1000は信号線1204
にDCを送り、上記制御回路1112と同様の構成から
なる制御回路1110を作動させる。これによりレンズ
押え部モータ用ドライバ1130を介してレンズ押え上
下用モータ111を逆回転させ、レンズ押えテーブル1
06を下降させ、レンズ押え環108で被検レンズ4を
押える。このモータ111も制御回路1110で定電流
駆動され、そのコンパレータ1145が信号線1206
にDCを出力し、被検レンズ4を押えたことをシーケン
サ1000に知らせる。
らのDCを受けたシーケンサ1000は信号線1204
にDCを送り、上記制御回路1112と同様の構成から
なる制御回路1110を作動させる。これによりレンズ
押え部モータ用ドライバ1130を介してレンズ押え上
下用モータ111を逆回転させ、レンズ押えテーブル1
06を下降させ、レンズ押え環108で被検レンズ4を
押える。このモータ111も制御回路1110で定電流
駆動され、そのコンパレータ1145が信号線1206
にDCを出力し、被検レンズ4を押えたことをシーケン
サ1000に知らせる。
【0051】ステップ1−4:コンパレータ1145か
らのDCを受けたシーケンサ1000は、信号線130
2を介してパスル発生器1116に信号を送ると同時
に、印点ドライバ回路1134を作動させる。このドラ
イバ回路1134の作動により印点ユニット316の電
磁コイル326を約0.2sec 通電し、印点針317を下
降させ、インクツボ323へ接触させてインクを印点針
317の先端部へ補給する。
らのDCを受けたシーケンサ1000は、信号線130
2を介してパスル発生器1116に信号を送ると同時
に、印点ドライバ回路1134を作動させる。このドラ
イバ回路1134の作動により印点ユニット316の電
磁コイル326を約0.2sec 通電し、印点針317を下
降させ、インクツボ323へ接触させてインクを印点針
317の先端部へ補給する。
【0052】パルス発生器1116は、予め定められた
パルス数だけZ軸モータ514を回転させてZ軸テーブ
ル572を所定量だけ下降させる。Z軸テーブルの下降
に伴ない被検レンズ4が降下しても、レンズ押え用モー
タ111の制御回路1110は定電流駆動するように作
用するため、モータ111は回転し、レンズ降下中も一
定の押圧力でレンズ4を押さえるよう作用する。
パルス数だけZ軸モータ514を回転させてZ軸テーブ
ル572を所定量だけ下降させる。Z軸テーブルの下降
に伴ない被検レンズ4が降下しても、レンズ押え用モー
タ111の制御回路1110は定電流駆動するように作
用するため、モータ111は回転し、レンズ降下中も一
定の押圧力でレンズ4を押さえるよう作用する。
【0053】被検レンズ4は、Z軸テーブル降下途中で
レンズ受け部材541のレンズ保持ピン542により受
け止められ、レンズ押え環108との間で挟持される。
Z軸テーブルが所定量下降すると、すなわちパルス発生
器1116が所定パルス数を発生し終わると、信号線1
320を通してシーケンサ1000にZ軸テーブル下降
終了の通知をする。
レンズ受け部材541のレンズ保持ピン542により受
け止められ、レンズ押え環108との間で挟持される。
Z軸テーブルが所定量下降すると、すなわちパルス発生
器1116が所定パルス数を発生し終わると、信号線1
320を通してシーケンサ1000にZ軸テーブル下降
終了の通知をする。
【0054】ステップ1−5:シーケンサ1000は、
検出処理部1101に被検レンズの屈折特性の測定を指
令する。検出処理部1101は、検出器1103からの
データを基に被検レンズの球面度数S、円柱度数C、円
柱軸角度θ及びプリズム量Px 、Py を演算によって求
める。
検出処理部1101に被検レンズの屈折特性の測定を指
令する。検出処理部1101は、検出器1103からの
データを基に被検レンズの球面度数S、円柱度数C、円
柱軸角度θ及びプリズム量Px 、Py を演算によって求
める。
【0055】ステップ1−6:検出処理部1101から
被検レンズの屈折特性を比較器1104へ出力する。被
検レンズがプリズム加工レンズ、またはプリズム処方を
要する場合、キーボード1121によりプリズム量(P
x 、Py )を比較器1104へ出力する。キーボード1
121へのプリズム量が極座標型式(p,θ)で入力さ
れた場合、マイクロコンピュータ等から成る座標変換器
1122により、第(4)式の変換をし(Px 、Py )
量としたのち、比較器1104へ出力される。
被検レンズの屈折特性を比較器1104へ出力する。被
検レンズがプリズム加工レンズ、またはプリズム処方を
要する場合、キーボード1121によりプリズム量(P
x 、Py )を比較器1104へ出力する。キーボード1
121へのプリズム量が極座標型式(p,θ)で入力さ
れた場合、マイクロコンピュータ等から成る座標変換器
1122により、第(4)式の変換をし(Px 、Py )
量としたのち、比較器1104へ出力される。
【0056】比較器1104は入力されたプリズム量と
予め定められた許容プリズム量Px′、Py ′とを比較
し、Px ′<|Px |、Py ′<|Py |(PX,PY
が入力されている場合はPx ′<|Px −PX|、
Py ′<|Py −PY|)であれば信号線1303にパ
ルスを出力してこれをシーケンサ1000に入力し、ス
テップ1−7へ進む。Px ′>|Px |、Py ′>|P
y |(PX,PYが入力されている場合は、Px ′>|
Px −PX|、Py ′>|Py −PY|)であれば、信
号線1323にパルスを出力してシーケンサ1000に
入力し、ステップ1−9に進む。
予め定められた許容プリズム量Px′、Py ′とを比較
し、Px ′<|Px |、Py ′<|Py |(PX,PY
が入力されている場合はPx ′<|Px −PX|、
Py ′<|Py −PY|)であれば信号線1303にパ
ルスを出力してこれをシーケンサ1000に入力し、ス
テップ1−7へ進む。Px ′>|Px |、Py ′>|P
y |(PX,PYが入力されている場合は、Px ′>|
Px −PX|、Py ′>|Py −PY|)であれば、信
号線1323にパルスを出力してシーケンサ1000に
入力し、ステップ1−9に進む。
【0057】ステップ1−7:マイクロコンピュータ等
で構成された演算回路1102は、検出処理部1101
からのデータを基に前述した計算式により演算し、光学
中心の偏心量hx 、h y を計算する。 ステップ1−8:演算回路1102からの偏心量hx 、
hy は、それぞれセレクタ回路1105、1106に入
力されている。信号線1303からDCを受けたシーケ
ンサ1000は信号線1304、1305を介してセレ
クタ回路1105、1106に選択作動をさせ、偏心量
hx 、hy をパルス発生器1114、1115へ入力す
る。パルス発生器1114、1115は入力された偏心
量hx 、hy をパルス数に変換した後、そのパルスをド
ライバ回路1135、1136を介してX軸モータ50
4、Y軸モータ502に入力し、これらを駆動させハン
ド530、531により挟まれた被検レンズ4をX軸方
向またはY軸方向に移動させる。パルス発生器111
4、1115はパルスの出力を終了すると、その旨を信
号線1321、1322を介してシーケンサ1000に
知らせる。
で構成された演算回路1102は、検出処理部1101
からのデータを基に前述した計算式により演算し、光学
中心の偏心量hx 、h y を計算する。 ステップ1−8:演算回路1102からの偏心量hx 、
hy は、それぞれセレクタ回路1105、1106に入
力されている。信号線1303からDCを受けたシーケ
ンサ1000は信号線1304、1305を介してセレ
クタ回路1105、1106に選択作動をさせ、偏心量
hx 、hy をパルス発生器1114、1115へ入力す
る。パルス発生器1114、1115は入力された偏心
量hx 、hy をパルス数に変換した後、そのパルスをド
ライバ回路1135、1136を介してX軸モータ50
4、Y軸モータ502に入力し、これらを駆動させハン
ド530、531により挟まれた被検レンズ4をX軸方
向またはY軸方向に移動させる。パルス発生器111
4、1115はパルスの出力を終了すると、その旨を信
号線1321、1322を介してシーケンサ1000に
知らせる。
【0058】ステップ1−9:シーケンサ1000は、
信号線1208を介して、上述の制御回路1112と同
様の回路構成をもつ制御回路1111へ指令信号を入力
する。制御回路1111の電圧発生回路1151は、シ
ーケンサ1000からのパルスを受けて演算増幅器11
42に負電圧を与え、ドライバ回路1131を介して、
印点部移動用モータ307を逆回転させる。これにより
印点部テーブル306を下降させ、印点ユニット316
の中央の印点針317がレンズメータの測定光軸Lと合
致する所定位置(図18の想像線図示位置)へ移動させ
る。印点ユニット316の移動終了はコンパレータ11
47のON信号がシーケンサ1000へ入力されること
により通知される。
信号線1208を介して、上述の制御回路1112と同
様の回路構成をもつ制御回路1111へ指令信号を入力
する。制御回路1111の電圧発生回路1151は、シ
ーケンサ1000からのパルスを受けて演算増幅器11
42に負電圧を与え、ドライバ回路1131を介して、
印点部移動用モータ307を逆回転させる。これにより
印点部テーブル306を下降させ、印点ユニット316
の中央の印点針317がレンズメータの測定光軸Lと合
致する所定位置(図18の想像線図示位置)へ移動させ
る。印点ユニット316の移動終了はコンパレータ11
47のON信号がシーケンサ1000へ入力されること
により通知される。
【0059】ステップ1−10:シーケンサ1000は
コンパレータ1147からの信号を受けとると、検出処
理部1101で測定された被検レンズの円柱軸角度値θ
を信号線1307を介してパルス発生器1113へ転送
する。パルス発生器1113は入力された角度値θをパ
ルス数に変換後、ドライバ回路1133を介して印点部
回転用モータ321をそのパルス数分回転させる。モー
タ321の回転により、印点ユニット316の印点針3
17は角度θ分だけ測定光軸Lを中心に回転する。パル
ス発生器1113は上記パルス数分だけパルスを出力し
終わると、信号線1324を介してシーケンサ1000
に印点ユニット回転終了信号を入力する。
コンパレータ1147からの信号を受けとると、検出処
理部1101で測定された被検レンズの円柱軸角度値θ
を信号線1307を介してパルス発生器1113へ転送
する。パルス発生器1113は入力された角度値θをパ
ルス数に変換後、ドライバ回路1133を介して印点部
回転用モータ321をそのパルス数分回転させる。モー
タ321の回転により、印点ユニット316の印点針3
17は角度θ分だけ測定光軸Lを中心に回転する。パル
ス発生器1113は上記パルス数分だけパルスを出力し
終わると、信号線1324を介してシーケンサ1000
に印点ユニット回転終了信号を入力する。
【0060】ステップ1−11:シーケンサ1000
は、印点ユニット回転終了信号を受けると、再び信号線
1306を介して印点ドライバ回路1134を作動させ
る。このドライバ回路1134により印点ユニット31
6の電磁コイル326を約0.2sec 通電し、印点針31
7を下降させて被検レンズ4に当接させる。これによ
り、印点針317の先端に付着されたインクがレンズ表
面上に付着し、印点が完了する。
は、印点ユニット回転終了信号を受けると、再び信号線
1306を介して印点ドライバ回路1134を作動させ
る。このドライバ回路1134により印点ユニット31
6の電磁コイル326を約0.2sec 通電し、印点針31
7を下降させて被検レンズ4に当接させる。これによ
り、印点針317の先端に付着されたインクがレンズ表
面上に付着し、印点が完了する。
【0061】ステップ1−12:シーケンサ1000
は、XYテーブルを最初の位置に戻すため、初期コント
ロール回路1108に信号線1309を介して指令信号
を出力する。初期コントロール回路1108はXY軸ベ
ースに設置されているフォトスイッチ701、702が
現在ONであるかOFFであるかによって原点の方向を
判断し、信号線1310、1311を介してドライバ回
路1135、1136にパルス発生器1114、111
5からパルスを供給し、フォトスイッチ701、702
が切換った時点でパルスの供給をやめる。次に、初期コ
ントロール回路1108は、信号線1380を介してシ
ーケンサ1000にその旨を知らせる。
は、XYテーブルを最初の位置に戻すため、初期コント
ロール回路1108に信号線1309を介して指令信号
を出力する。初期コントロール回路1108はXY軸ベ
ースに設置されているフォトスイッチ701、702が
現在ONであるかOFFであるかによって原点の方向を
判断し、信号線1310、1311を介してドライバ回
路1135、1136にパルス発生器1114、111
5からパルスを供給し、フォトスイッチ701、702
が切換った時点でパルスの供給をやめる。次に、初期コ
ントロール回路1108は、信号線1380を介してシ
ーケンサ1000にその旨を知らせる。
【0062】ステップ1−13:XYテーブル原点復帰
の信号を受けたシーケンサ1000は、信号線1205
を介して制御回路1110の電圧発生回路を作動させ
る。電圧発生回路1150は演算増幅器1141に正電
圧を与え、これによりレンズ押え上下用モータ111を
正回転させることにより、レンズ押えテーブル106を
上昇させる。コンパレータ1146のON信号がシーケ
ンサ1000へ入力されることにより検知される。
の信号を受けたシーケンサ1000は、信号線1205
を介して制御回路1110の電圧発生回路を作動させ
る。電圧発生回路1150は演算増幅器1141に正電
圧を与え、これによりレンズ押え上下用モータ111を
正回転させることにより、レンズ押えテーブル106を
上昇させる。コンパレータ1146のON信号がシーケ
ンサ1000へ入力されることにより検知される。
【0063】ステップ1−14:シーケンサ1000
は、ステップ1−4で発生したと同数の正回転用のパル
スぽドライバ回路1137を介してZ軸駆動用モータ5
14に供給すると同時に、信号線1308を介してパル
ス発生器1113に円柱軸角度θ分の逆回転用パルスを
発生させる。印点部回転用モータ321は、ドライバ回
路1133を介してパルス発生器1113の逆回転パル
スを受けてそのパルス数分だけ逆回転され、印点ユニッ
トを元の基準角度位置へ復帰させる。シーケンサ100
0は、パルス発生器1113から印点ユニット回転復帰
終了の信号を受けると、信号線1209を介して電圧発
生回路1151へ信号を入力する。
は、ステップ1−4で発生したと同数の正回転用のパル
スぽドライバ回路1137を介してZ軸駆動用モータ5
14に供給すると同時に、信号線1308を介してパル
ス発生器1113に円柱軸角度θ分の逆回転用パルスを
発生させる。印点部回転用モータ321は、ドライバ回
路1133を介してパルス発生器1113の逆回転パル
スを受けてそのパルス数分だけ逆回転され、印点ユニッ
トを元の基準角度位置へ復帰させる。シーケンサ100
0は、パルス発生器1113から印点ユニット回転復帰
終了の信号を受けると、信号線1209を介して電圧発
生回路1151へ信号を入力する。
【0064】電圧発生回路1151は演算増幅器114
2へ正電圧を入力し、印点部移動用モータ307を正回
転させ印点部テーブル306を上昇させ、初期位置へ復
帰させる。復帰終了はコンパレータ1148のON信号
が信号線1211を介してシーケンサ1000へ入力さ
れることで検知させる。一方、Z軸テーブル501のパ
ルス発生器1116がZ軸テーブル501を測定基準面
540と同じ高さまで上昇させるためのパルスを発生し
終えると、信号線1320を通してシーケンサ1000
にZ軸テーブル上昇終了の通知をする。
2へ正電圧を入力し、印点部移動用モータ307を正回
転させ印点部テーブル306を上昇させ、初期位置へ復
帰させる。復帰終了はコンパレータ1148のON信号
が信号線1211を介してシーケンサ1000へ入力さ
れることで検知させる。一方、Z軸テーブル501のパ
ルス発生器1116がZ軸テーブル501を測定基準面
540と同じ高さまで上昇させるためのパルスを発生し
終えると、信号線1320を通してシーケンサ1000
にZ軸テーブル上昇終了の通知をする。
【0065】ステップ1−15:シーケンサ1000は
信号線1211、1320からの信号を受けると信号線
1200を介してOR回路1152を作動させ、モータ
522を正回転させてハンド530、531を開かせ被
検レンズ4の挟持をとく。ハンドの開作動終了はコンパ
レータ1143で検出され、そのDCが信号線1202
によりシーケンサ1000に通知される。
信号線1211、1320からの信号を受けると信号線
1200を介してOR回路1152を作動させ、モータ
522を正回転させてハンド530、531を開かせ被
検レンズ4の挟持をとく。ハンドの開作動終了はコンパ
レータ1143で検出され、そのDCが信号線1202
によりシーケンサ1000に通知される。
【0066】ステップ1−16:シーケンサ1000は
検出処理部1101に表示部DPへ被検レンズ4の屈折
特性結果を表示するように指令する。また必要に応じ、
プリンタPRにその結果をプリントアウトさせる。 ステップ1−17:測定者は、Z軸テーブル532上に
載置されている被検レンズをはずす。
検出処理部1101に表示部DPへ被検レンズ4の屈折
特性結果を表示するように指令する。また必要に応じ、
プリンタPRにその結果をプリントアウトさせる。 ステップ1−17:測定者は、Z軸テーブル532上に
載置されている被検レンズをはずす。
【0067】以上の説明では、印点部移動用モータ30
7を直流モータで構成したがステッピングモータで構成
してもよく、また、Z軸モータ514は位置検出スイッ
チを使用する事により、DCモータで構成することもで
きる。眼鏡フレーム入りレンズの場合 次に、図29に示したフローチャートを基に眼鏡フレー
ム入りレンズのアライメント−印点作動を説明する。
7を直流モータで構成したがステッピングモータで構成
してもよく、また、Z軸モータ514は位置検出スイッ
チを使用する事により、DCモータで構成することもで
きる。眼鏡フレーム入りレンズの場合 次に、図29に示したフローチャートを基に眼鏡フレー
ム入りレンズのアライメント−印点作動を説明する。
【0068】測定者は、測定モード切換スイッチ140
2を切換え、眼鏡フレーム側Fへセットする。 ステップ2−1:シーケンサ1000は初期コントロー
ル回路1108に信号線1309を介して信号を送る。
この信号を受けた初期コントロール回路1108は、図
26に示す信号線1213を介してOR回路1153へ
信号を入力する。OR回路1153は、電圧発生回路1
149を作動させ、演算増幅器1140へ正電圧を入力
しドライバ回路1132を介して駆動用モータ522を
約0.5sec だけ正回転させ、ハンド530、531の間
隔を途中まで縮小させる。
2を切換え、眼鏡フレーム側Fへセットする。 ステップ2−1:シーケンサ1000は初期コントロー
ル回路1108に信号線1309を介して信号を送る。
この信号を受けた初期コントロール回路1108は、図
26に示す信号線1213を介してOR回路1153へ
信号を入力する。OR回路1153は、電圧発生回路1
149を作動させ、演算増幅器1140へ正電圧を入力
しドライバ回路1132を介して駆動用モータ522を
約0.5sec だけ正回転させ、ハンド530、531の間
隔を途中まで縮小させる。
【0069】ステップ2−2:測定者は、眼鏡フレーム
FMをハンド部530、531に掛ける。このとき、フ
レームFMのレンズ枠FRの下側線がフレーム突当て面
に当接されるように掛けるようにする。こうしてフレー
ムをセットした後、スタートスイッチ1401をONに
する。
FMをハンド部530、531に掛ける。このとき、フ
レームFMのレンズ枠FRの下側線がフレーム突当て面
に当接されるように掛けるようにする。こうしてフレー
ムをセットした後、スタートスイッチ1401をONに
する。
【0070】ステップ2−3:シーケンサ1000は、
スタートスイッチ1401のON信号を受けると、OR
回路1152に信号を入力する。OR回路1152は、
電圧発生回路1149を作動させて電流増幅器1140
に負電圧を供給し、モータ522を逆回転させてハンド
530、531を開かせる。ハンド530、531の外
側面605dがフレームFMのテンプルFTに当接し、
フレームFMをハンド上で保持する。なお、これのフレ
ーム保持制御は、上述した未加工レンズの場合と同様に
定電流駆動でなされる。
スタートスイッチ1401のON信号を受けると、OR
回路1152に信号を入力する。OR回路1152は、
電圧発生回路1149を作動させて電流増幅器1140
に負電圧を供給し、モータ522を逆回転させてハンド
530、531を開かせる。ハンド530、531の外
側面605dがフレームFMのテンプルFTに当接し、
フレームFMをハンド上で保持する。なお、これのフレ
ーム保持制御は、上述した未加工レンズの場合と同様に
定電流駆動でなされる。
【0071】ステップ2−4L:シーケンサ1000
は、フレーム保持をコンパレータ1143からの信号の
入力で検知すると、フレーム設置コントローラ1120
へ指令信号を出力して、フレームFMの左眼レンズを測
定光学系1103上へ設置させるよう指令する。図27
はこのフレーム設置コントローラ1120の構成を示し
ている。
は、フレーム保持をコンパレータ1143からの信号の
入力で検知すると、フレーム設置コントローラ1120
へ指令信号を出力して、フレームFMの左眼レンズを測
定光学系1103上へ設置させるよう指令する。図27
はこのフレーム設置コントローラ1120の構成を示し
ている。
【0072】まず、シーケンサ1000は左玉設置値レ
ジスタ1160に信号線1350を介して読み出し信号
を出力する。左玉設置値レジスタ1160はそれに記憶
されている標準的な眼鏡フレームのPDの半分の値、す
なわち「Half PO 値」に相当するパルス数をドライバ回
路1135へ出力する。ドライバ回路1135は、X軸
モータ504をそのパルス数分だけ逆回転させ、X軸テ
ーブル520を右方へ移動させて左眼レンズをレンズ受
け部材の上方に位置させる。左玉設置値レジスタ116
0は、パルス数の出力を終了すると、信号線1351に
よりその旨をシーケンサ1000に知らせる。
ジスタ1160に信号線1350を介して読み出し信号
を出力する。左玉設置値レジスタ1160はそれに記憶
されている標準的な眼鏡フレームのPDの半分の値、す
なわち「Half PO 値」に相当するパルス数をドライバ回
路1135へ出力する。ドライバ回路1135は、X軸
モータ504をそのパルス数分だけ逆回転させ、X軸テ
ーブル520を右方へ移動させて左眼レンズをレンズ受
け部材の上方に位置させる。左玉設置値レジスタ116
0は、パルス数の出力を終了すると、信号線1351に
よりその旨をシーケンサ1000に知らせる。
【0073】ステップ2−5L:シーケンサ1000
は、左玉設置値レジスタ1160のパルス出力終了信号
を受けると、パルス発生器1116に指令し、このパル
ス発生器からの所定パルス数でZ軸モータ514を逆回
転させ、Z軸テーブル572を最下降位置まで降下させ
る。これにより、眼鏡フレームFMの左眼レンズは、レ
ンズ受け部材541のレンズ保持ピン542上に載置さ
れる。
は、左玉設置値レジスタ1160のパルス出力終了信号
を受けると、パルス発生器1116に指令し、このパル
ス発生器からの所定パルス数でZ軸モータ514を逆回
転させ、Z軸テーブル572を最下降位置まで降下させ
る。これにより、眼鏡フレームFMの左眼レンズは、レ
ンズ受け部材541のレンズ保持ピン542上に載置さ
れる。
【0074】ステップ2−6L:レンズ押え環108
は、上述のステップ1−3と同様の作動により、左眼レ
ンズを押さえ、レンズ受け部材541と協働してこれを
保持する。 ステップ2−7L:上述の未加工レンズのアライメント
−印点ステップ1−5ないしステップ1−11と同様の
作業を実行する。ただし、後述するPD測定のためにパ
ルス発生器1114からのパルスは、フレーム設置コン
トローラ1120の左眼レンズ用カウンタ1163で常
時計数される。
は、上述のステップ1−3と同様の作動により、左眼レ
ンズを押さえ、レンズ受け部材541と協働してこれを
保持する。 ステップ2−7L:上述の未加工レンズのアライメント
−印点ステップ1−5ないしステップ1−11と同様の
作業を実行する。ただし、後述するPD測定のためにパ
ルス発生器1114からのパルスは、フレーム設置コン
トローラ1120の左眼レンズ用カウンタ1163で常
時計数される。
【0075】ステップ2−8L:上述の1−13と同様
の作業を実行する。 ステップ2−9L:シーケンサ1000は、信号線13
09を介して初期コントロール回路1108に指令信号
を出力する。初期コントロール回路1108はY軸のフ
ォトスイッチ701、702の状態(ONまたはOF
F)を調べ、Y軸の原点方向にY軸テーブル503が移
動するように信号線1311を介してドライバ回路11
36にパルス発生器1115からパルスを供給する。原
点でフォトスイッチ702が切換わるとパルスの供給を
止め、初期コントロール回路1108は、その旨を信号
線1308を介してシーケンサ1000に伝える。
の作業を実行する。 ステップ2−9L:シーケンサ1000は、信号線13
09を介して初期コントロール回路1108に指令信号
を出力する。初期コントロール回路1108はY軸のフ
ォトスイッチ701、702の状態(ONまたはOF
F)を調べ、Y軸の原点方向にY軸テーブル503が移
動するように信号線1311を介してドライバ回路11
36にパルス発生器1115からパルスを供給する。原
点でフォトスイッチ702が切換わるとパルスの供給を
止め、初期コントロール回路1108は、その旨を信号
線1308を介してシーケンサ1000に伝える。
【0076】ステップ2−10L:シーケンサ1000
はパルス発生器1115がパルス供給を終了したことを
伝えられると、次にステップ1−14と同様の作業をす
る。 ステップ2−11L:シーケンサ1000はZ軸テーブ
ル上昇終了の通知をパルス発生器1116から受ける
と、ステップ1−5と同様の作業をする。
はパルス発生器1115がパルス供給を終了したことを
伝えられると、次にステップ1−14と同様の作業をす
る。 ステップ2−11L:シーケンサ1000はZ軸テーブ
ル上昇終了の通知をパルス発生器1116から受ける
と、ステップ1−5と同様の作業をする。
【0077】ステップ2−12L:検出処理部1101
から左眼レンズの屈折特性を比較器1104へ出力す
る。比較器1104は入力されたプリズム量と予め定め
られた許容プリズム量Px ′とを比較し、Px ′<|P
x |(PXが入力されている場合は、Px ′<|Px−
PX|)であれば、信号線1303にパルスを出力して
シーケンサ1000に通知し、ステップ2−13Lへ進
む。Px ′>|Px |(PXが入力されている場合、P
x ′>|Px −PX|)であれば、信号線1323にパ
ルスを出力してシーケンサ1000に入力し、ステップ
2−15Rへ進む。
から左眼レンズの屈折特性を比較器1104へ出力す
る。比較器1104は入力されたプリズム量と予め定め
られた許容プリズム量Px ′とを比較し、Px ′<|P
x |(PXが入力されている場合は、Px ′<|Px−
PX|)であれば、信号線1303にパルスを出力して
シーケンサ1000に通知し、ステップ2−13Lへ進
む。Px ′>|Px |(PXが入力されている場合、P
x ′>|Px −PX|)であれば、信号線1323にパ
ルスを出力してシーケンサ1000に入力し、ステップ
2−15Rへ進む。
【0078】ステップ2−13L:演算回路1102
は、検出処理部1101からデータを基に光学中心から
の偏心量hx を計算する。 ステップ2−14L:偏心量hx は演算回路1102か
らパルス発生器1114へ入力される。パルス発生器1
114はドライバ回路1135を介してX軸モータ50
4を駆動させる。
は、検出処理部1101からデータを基に光学中心から
の偏心量hx を計算する。 ステップ2−14L:偏心量hx は演算回路1102か
らパルス発生器1114へ入力される。パルス発生器1
114はドライバ回路1135を介してX軸モータ50
4を駆動させる。
【0079】ステップ2−15R:以上で左眼レンズの
測定を終了する。これまでにパルスぱ生器1114が発
生したパルス数はカウンタ1163で計数されており、
ステップ2−15Rに進むとこれを停止するために、シ
ーケンサ1000は信号線1357を介してカウンタ終
了信号をカウンタ1163へ入力する。カウンタ116
3を停止すると、フレーム設置コントローラ1120の
右玉設置値レジスタ1160を信号線1350を介して
指令し、それに記憶されている標準的な眼鏡フレームの
全PD値に相当するパルス数をドライバ回路1135に
出力する。これによりドライバ回路1135はX軸モー
タ504を回転させ、X軸テーブル520を左方に移動
させ、右眼レンズをレンズ受け部材541上へ位置させ
る。
測定を終了する。これまでにパルスぱ生器1114が発
生したパルス数はカウンタ1163で計数されており、
ステップ2−15Rに進むとこれを停止するために、シ
ーケンサ1000は信号線1357を介してカウンタ終
了信号をカウンタ1163へ入力する。カウンタ116
3を停止すると、フレーム設置コントローラ1120の
右玉設置値レジスタ1160を信号線1350を介して
指令し、それに記憶されている標準的な眼鏡フレームの
全PD値に相当するパルス数をドライバ回路1135に
出力する。これによりドライバ回路1135はX軸モー
タ504を回転させ、X軸テーブル520を左方に移動
させ、右眼レンズをレンズ受け部材541上へ位置させ
る。
【0080】ステップ2−16Rないし2−19R:上
述のアライメント−印点ステップ2−11Lないし2−
14Lと同様の作業を実行する。ただし、PD測定のた
めにパルス発生器1114からのパルスはフレーム設置
コントローラ1120の右眼レンズ用カウンタ1162
で常時計数される。
述のアライメント−印点ステップ2−11Lないし2−
14Lと同様の作業を実行する。ただし、PD測定のた
めにパルス発生器1114からのパルスはフレーム設置
コントローラ1120の右眼レンズ用カウンタ1162
で常時計数される。
【0081】ステップ2−20R:シーケンサ1000
は信号線1356を介してカウンタ終了信号をカウンタ
1162へ入力する。カウンタ1162を停止してステ
ップ2−5Lと同様の作業を実行する。 ステップ2−21R:上述のステップ2−2Lと同様の
作業を実行する。
は信号線1356を介してカウンタ終了信号をカウンタ
1162へ入力する。カウンタ1162を停止してステ
ップ2−5Lと同様の作業を実行する。 ステップ2−21R:上述のステップ2−2Lと同様の
作業を実行する。
【0082】ステップ2−22R:上述のステップ2−
7Lと同様の作業を実行する。 ステップ2−23R:上述のステップ2−8Lと同様の
作業を実行する。 ステップ2−24R:上述のステップ2−9Lと同様の
作業を実行する。
7Lと同様の作業を実行する。 ステップ2−23R:上述のステップ2−8Lと同様の
作業を実行する。 ステップ2−24R:上述のステップ2−9Lと同様の
作業を実行する。
【0083】ステップ2−25R:上述のステップ2−
10Lと同様の作業を実行する。 ステップ2−26:シーケンサ1000は、Xテーブル
が原点位置に復帰するようにパルス発生器1114にパ
ルスの供給を指令する。パルス発生器1114はドライ
バ回路1135を介してX軸駆動用モータ504を駆動
させる。X軸原点のフォトスイッチ701が切換わる
と、シーケンサ1000はパルス発生器1114にパル
スの供給をやめるように指令する。
10Lと同様の作業を実行する。 ステップ2−26:シーケンサ1000は、Xテーブル
が原点位置に復帰するようにパルス発生器1114にパ
ルスの供給を指令する。パルス発生器1114はドライ
バ回路1135を介してX軸駆動用モータ504を駆動
させる。X軸原点のフォトスイッチ701が切換わる
と、シーケンサ1000はパルス発生器1114にパル
スの供給をやめるように指令する。
【0084】ステップ2−27:上述のステップ2−1
と同様の作業を実行する。 ステップ2−28:シーケンサ1000は、検出処理部
1101に表示DPへ左眼と右眼レンズの屈折特性結果
を表示するように指令するとともに、フレーム設置コン
トローラ1120の加算器1164を指令し、左眼レン
ズ用カウンタ1162と右眼用レンズカウンタ1163
のそれぞれの計数値を加算させる。PD変換器1165
は加算器1164の加算結果をPD値に変換し、その結
果を表示部DPへ表示させる。また、以上の測定結果
は、必要に応じプリンタPRでプリントアウトする。
と同様の作業を実行する。 ステップ2−28:シーケンサ1000は、検出処理部
1101に表示DPへ左眼と右眼レンズの屈折特性結果
を表示するように指令するとともに、フレーム設置コン
トローラ1120の加算器1164を指令し、左眼レン
ズ用カウンタ1162と右眼用レンズカウンタ1163
のそれぞれの計数値を加算させる。PD変換器1165
は加算器1164の加算結果をPD値に変換し、その結
果を表示部DPへ表示させる。また、以上の測定結果
は、必要に応じプリンタPRでプリントアウトする。
【図1】被検レンズとレンズメータの測定光軸と一致し
たときの関係を示す模式図。
たときの関係を示す模式図。
【図2】被検レンズとレンズメータの測定光軸と一致し
ないときの関係を示す模式図。
ないときの関係を示す模式図。
【図3】プリズム屈折力と偏位量の関係を示す模式図。
【図4】プリズム屈折力と偏位量の関係を示す模式図。
【図5】プリズム屈折力と偏位量の関係を示す模式図。
【図6】レンズの主経線と屈折力及び偏位量の関係を示
す模式図。
す模式図。
【図7】アライメント作動の説明図。
【図8】本発明によるレンズメータの構成を示す概略
図。
図。
【図9】アライメント装置の一実施例の平面図。
【図10】アライメント装置の一実施例の正面図。
【図11】アライメント装置の一実施例の図9の線C−
Cに沿った、アライメント装置の一実施例の断面図。
Cに沿った、アライメント装置の一実施例の断面図。
【図12】ハンド部の構成の平面図。
【図13】ハンド部の構成の正面図。
【図14】ハンド部の構成の左側面図。
【図15】図12に示す線DーD’に沿った、ハンド部
の断面図。
の断面図。
【図16】ハンド部に眼鏡フレームを設置したときの両
者の関係を示す図。
者の関係を示す図。
【図17】フォトスイッチとスケール板との関係を示す
説明図。
説明図。
【図18】レンズ押え部及び印点部の構成の右側面図。
【図19】レンズ押え部及び印点部の構成の平面図。
【図20】レンズ押え部及び印点部の構成の正面図。
【図21】レンズ押えピンの構成を示す縦断面図。
【図22】印点ユニットとレンズ押え環の関係を示す正
面図。印点針の構成を示す縦断面図。
面図。印点針の構成を示す縦断面図。
【図23】印点ユニットとレンズ押え環の関係を示す正
面図。
面図。
【図24】印点針の構成を示す縦断面図。
【図25】演算制御部Eの構成を示すブロック図。
【図26】制御回路1110ないし1112の構成を示
すブロック図。
すブロック図。
【図27】フレーム設置コントローラ1120の構成を
示すブロック図。
示すブロック図。
【図28】被検レンズが未加工単レンズの場合のアライ
メント−印点を示すフローチャート図。
メント−印点を示すフローチャート図。
【図29】眼鏡フレームの場合のアライメント−印点を
示すフローチャート図。
示すフローチャート図。
101・・・・・上下動ベース 106・・・・・レンズ押えテーブル 108・・・・・レンズ押え環 111・・・・・レンズ押えテーブル上下動モータ 306・・・・・印点部テーブル 316・・・・・印点ユニット 317・・・・・印点針 321・・・・・印点ユニット回転モータ 502・・・・・Y軸モータ 503・・・・・X軸ベース 504・・・・・X軸モータ 505・・・・・Y軸送りネジ 506・・・・・Y軸ベース 508a・・・・X軸送りネジ 514・・・・・Z軸モータ 520・・・・・X軸ベース 521・・・・・フランジ 522・・・・・アーム駆動モータ 526、527・アーム 530、531・ハンド 550、551・ハンド上下動ベース 554、555・ハンドベース 556・・・・・ハンド片支持台座 560、561・バネ 562、563・バー 572・・・・・Z軸テーブル 600・・・・・ハンド片 605a・・・・第1当接面(内側面) 605b・・・・第2当接面(内側面) 605d・・・・ 外側面 1000・・・・・シーケンサ 1103・・・・・測定光学系及び検出器 1108・・・・・初期コントロール回路 1110ないし1112・制御回路 1113ないし1116・パルス発生器 1130ないし1137・ドライバ
Claims (1)
- 【請求項1】 眼鏡レンズに枠入れされた被検レンズの
光学特性を測定する光学特性測定手段と、該光学特性測
定手段の測定光軸の測定空間の鉛直平面上に位置した状
態で上記測定光軸を挟んで上記被検レンズを保持したま
ま上下方向及び左右方向に平行移動可能な1つのレンズ
保持部材と、上記被検レンズの左右方向の移動量を検出
する1つの移動量検出手段と、該移動量検出手段の検出
値をPD値として表示するPD値表示手段とを有するこ
とを特徴とするレンズメータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5039911A JPH073382B2 (ja) | 1993-03-01 | 1993-03-01 | レンズメータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5039911A JPH073382B2 (ja) | 1993-03-01 | 1993-03-01 | レンズメータ |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61042612A Division JPH0718774B2 (ja) | 1986-02-27 | 1986-02-27 | レンズメータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05346371A JPH05346371A (ja) | 1993-12-27 |
JPH073382B2 true JPH073382B2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=12566134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5039911A Expired - Lifetime JPH073382B2 (ja) | 1993-03-01 | 1993-03-01 | レンズメータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH073382B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08196507A (ja) * | 1995-01-23 | 1996-08-06 | Nikon Corp | 眼科装置 |
JP5504189B2 (ja) * | 2011-02-15 | 2014-05-28 | 株式会社レクザム | レンズメータ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6120834A (ja) * | 1984-07-09 | 1986-01-29 | Canon Inc | レンズメ−タのp.d測定装置 |
-
1993
- 1993-03-01 JP JP5039911A patent/JPH073382B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05346371A (ja) | 1993-12-27 |
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