JPH0733737B2 - 駐車場用車輪空転装置 - Google Patents
駐車場用車輪空転装置Info
- Publication number
- JPH0733737B2 JPH0733737B2 JP25383291A JP25383291A JPH0733737B2 JP H0733737 B2 JPH0733737 B2 JP H0733737B2 JP 25383291 A JP25383291 A JP 25383291A JP 25383291 A JP25383291 A JP 25383291A JP H0733737 B2 JPH0733737 B2 JP H0733737B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parking lot
- plate
- blade
- moving plate
- cam plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有料駐車場などに用い
る車両脱出防止用の装置の改良に関するものである。
る車両脱出防止用の装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】都市部においては、駐車場の整備が車の
普及に追いつかず、不法に駐車される車が増えて、スム
ーズで安全な交通を阻害している。そこで、道路の一部
などを時間極めで無人有料駐車場として供するといった
手段が採られているが、無人の有料駐車装置は、駐車車
両の逃亡阻止のための昇降ポールを設置するため、地下
数十cmも掘らねばならないという欠点があり、道路脇に
上下水管や電線、通信ケーブルを収めた函などが埋設さ
れているときには、設置が困難であったのである。
普及に追いつかず、不法に駐車される車が増えて、スム
ーズで安全な交通を阻害している。そこで、道路の一部
などを時間極めで無人有料駐車場として供するといった
手段が採られているが、無人の有料駐車装置は、駐車車
両の逃亡阻止のための昇降ポールを設置するため、地下
数十cmも掘らねばならないという欠点があり、道路脇に
上下水管や電線、通信ケーブルを収めた函などが埋設さ
れているときには、設置が困難であったのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の無人
有料駐車場の設置に上記の欠点があったことに鑑みてな
されたもので、地中深く掘り下げなくても良いようにす
ることを技術的課題とするものである。
有料駐車場の設置に上記の欠点があったことに鑑みてな
されたもので、地中深く掘り下げなくても良いようにす
ることを技術的課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明においては、上面に自由回転可能なローラー
を備える翼動板の1辺をケースに枢支し、当該ケースを
地表に埋設する一方、翼動板下面にカム板を突設してケ
ース内部に収め、流体圧シリンダのロッド端を当該カム
板に接しめて、シリンダの伸縮動作により翼動板を上下
に回動させるようにして、車輪空転装置を構成するとい
う手段を採用した。この車輪空転装置は、従来の昇降ポ
ールなどより浅く埋設できるものである。
め、本発明においては、上面に自由回転可能なローラー
を備える翼動板の1辺をケースに枢支し、当該ケースを
地表に埋設する一方、翼動板下面にカム板を突設してケ
ース内部に収め、流体圧シリンダのロッド端を当該カム
板に接しめて、シリンダの伸縮動作により翼動板を上下
に回動させるようにして、車輪空転装置を構成するとい
う手段を採用した。この車輪空転装置は、従来の昇降ポ
ールなどより浅く埋設できるものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
【0006】金属製のケース1の上面を蓋うように翼動
板2を枢支し、当該翼動板2の下方にカム板3を突設
し、当該カム板3に流体圧シリンダ4のロッド端を接し
めて、シリンダ4の伸縮により翼動板2を回動させるよ
うにする。
板2を枢支し、当該翼動板2の下方にカム板3を突設
し、当該カム板3に流体圧シリンダ4のロッド端を接し
めて、シリンダ4の伸縮により翼動板2を回動させるよ
うにする。
【0007】この細部を詳述すると、翼動板2の上面に
は、自由回転するローラー21・21が配設してある。ま
た、この翼動板2の下部に突設されるカム板3は、金属
円筒材を斜切して縦割りしたような形状をしており、縦
割りして露出する辺の1つを翼動板2に接するようにし
て、突設される。更に、このカム板3には、斜切して表
われる辺の翼動板2から離れた部位に、切り込み31が設
けてある。また、流体圧シリンダ4は、ケース1外で加
圧供給される油圧によって作動するもので、ボトム端を
ケース1に固定され、摩擦減少のための転子41を備えた
ロッド端をカム板3の斜切して表われた辺上を滑らせ
て、翼動板2を回動させる。
は、自由回転するローラー21・21が配設してある。ま
た、この翼動板2の下部に突設されるカム板3は、金属
円筒材を斜切して縦割りしたような形状をしており、縦
割りして露出する辺の1つを翼動板2に接するようにし
て、突設される。更に、このカム板3には、斜切して表
われる辺の翼動板2から離れた部位に、切り込み31が設
けてある。また、流体圧シリンダ4は、ケース1外で加
圧供給される油圧によって作動するもので、ボトム端を
ケース1に固定され、摩擦減少のための転子41を備えた
ロッド端をカム板3の斜切して表われた辺上を滑らせ
て、翼動板2を回動させる。
【0008】本実施例においては、流体圧シリンダ4の
ロッド端はガイド函42内を摺動して運動するようになっ
ており、翼動板2を自動車が踏みしめるなどしてロッド
端に強い力が掛かっても壊れないようになっている。ま
た、流体圧シリンダ4が伸長すると、ロッド端の転子41
がカム板3の切り込み31に入り込むようになっており、
シリンダ4を縮退させるまでは、翼動板2が下がらない
ようになっている。
ロッド端はガイド函42内を摺動して運動するようになっ
ており、翼動板2を自動車が踏みしめるなどしてロッド
端に強い力が掛かっても壊れないようになっている。ま
た、流体圧シリンダ4が伸長すると、ロッド端の転子41
がカム板3の切り込み31に入り込むようになっており、
シリンダ4を縮退させるまでは、翼動板2が下がらない
ようになっている。
【0009】以上のように構成された車輪空転装置M
は、パーキングメータPや自動車検出用ループコイル
C、輪止ブロックBなどを備えた駐車場に採用されて、
例えば次のように使用される。自動車が駐車スペース内
に入ってきて、駆動輪が車輪空転装置Mを踏み越えてブ
ロックBの手前で止まった後、ループコイルCの自動車
検出により駐車開始の数分後に、車輪空転装置Mの流体
圧シリンダ4を伸長して翼動板2を上昇させる。する
と、自動車を動かそうとしても、前方へはブロックにぶ
つかり、後方へは翼動板2のローラー21上で車輪が空転
して、脱出が不可能となる。この後、パーキングメータ
Pが要求する所定の料金を投入すると、シリンダ4が縮
退して翼動板2が自重で下がり、自動車が脱出できるよ
うになるのである。
は、パーキングメータPや自動車検出用ループコイル
C、輪止ブロックBなどを備えた駐車場に採用されて、
例えば次のように使用される。自動車が駐車スペース内
に入ってきて、駆動輪が車輪空転装置Mを踏み越えてブ
ロックBの手前で止まった後、ループコイルCの自動車
検出により駐車開始の数分後に、車輪空転装置Mの流体
圧シリンダ4を伸長して翼動板2を上昇させる。する
と、自動車を動かそうとしても、前方へはブロックにぶ
つかり、後方へは翼動板2のローラー21上で車輪が空転
して、脱出が不可能となる。この後、パーキングメータ
Pが要求する所定の料金を投入すると、シリンダ4が縮
退して翼動板2が自重で下がり、自動車が脱出できるよ
うになるのである。
【0010】
【発明の効果】以上のように、本発明の車輪空転装置
は、翼動板を回動させるための機構だけを地中に収めれ
ばよいので、昇降ポールなどに較べて薄型にでき、上下
水管や電線、通信ケーブルなどの多い所でも、容易に設
置できる。このように、本発明は、産業上の利用価値が
高い。
は、翼動板を回動させるための機構だけを地中に収めれ
ばよいので、昇降ポールなどに較べて薄型にでき、上下
水管や電線、通信ケーブルなどの多い所でも、容易に設
置できる。このように、本発明は、産業上の利用価値が
高い。
【図1】実施例の斜視図である。
【図2】実施例の断面図である。
【図3】実施例の断面図である。
【図4】実施例を採用した駐車場の斜視図である。
【図5】実施例の作動形態を説明する図である。
【図6】実施例の作動形態を説明する図である。
21 ローラー 3 カム板 4 流体圧シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 博知 福井県福井市学園3丁目6番1号 学校法 人金井学園内 (72)発明者 正津 二郎 福井県福井市学園3丁目6番1号 学校法 人金井学園内
Claims (1)
- 【請求項1】 上面を地表に露出した状態で埋設される
ケースと、1辺がケース上部に枢支され、上面に自由回
転可能なローラーを備える翼動板と、翼動板下面に突設
されたカム板と、カム板にロッド端を接して、自身の伸
縮動作により翼動板を上下に回動させる流体圧シリンダ
とを有することを特徴とする駐車場用車輪空転装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25383291A JPH0733737B2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 駐車場用車輪空転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25383291A JPH0733737B2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 駐車場用車輪空転装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0593474A JPH0593474A (ja) | 1993-04-16 |
JPH0733737B2 true JPH0733737B2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=17256758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25383291A Expired - Lifetime JPH0733737B2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 駐車場用車輪空転装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0733737B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2872962B2 (ja) * | 1995-03-29 | 1999-03-24 | 株式会社技研製作所 | 車両の搬送装置 |
US20180222741A1 (en) * | 2015-07-08 | 2018-08-09 | Dops Project Pty Ltd | Vehicle drive away prevention |
CN108612372A (zh) * | 2018-05-14 | 2018-10-02 | 沈阳化工大学 | 一种停取摆放汽车的装置 |
-
1991
- 1991-10-01 JP JP25383291A patent/JPH0733737B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0593474A (ja) | 1993-04-16 |
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