JPH07336500A - 画像読取装置のレンズ切換機構 - Google Patents

画像読取装置のレンズ切換機構

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JPH07336500A
JPH07336500A JP6155386A JP15538694A JPH07336500A JP H07336500 A JPH07336500 A JP H07336500A JP 6155386 A JP6155386 A JP 6155386A JP 15538694 A JP15538694 A JP 15538694A JP H07336500 A JPH07336500 A JP H07336500A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
mounting base
roller
shaped notch
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP6155386A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahisa Sekiguchi
孝久 関口
Yoshinori Akichika
佳典 穐近
Tadao Otsuka
忠雄 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP6155386A priority Critical patent/JPH07336500A/ja
Publication of JPH07336500A publication Critical patent/JPH07336500A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Lens Barrels (AREA)
  • Variable Magnification In Projection-Type Copying Machines (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 摺動ガイドの精度を幾分か低下させても、レ
ンズの光学的な位置関係に影響を及ぼさずに済むように
改良された画像読取装置のレンズ切換機構を提供する。 【構成】 複数のレンズを搭載し、かつ直線摺動自在に
筐体に支持されるレンズ搭載ベース36を有する画像読
取装置のレンズ切換機構に於て、レンズ搭載ベースの摺
動方向に沿って延在する端縁にV字状ノッチ38を設け
ると共に、ノッチに突入する向きに付勢されるローラ部
材44を筐体1側に設けるものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イメージスキャナ等の
画像読取装置に於ける読取り線密度などを変換するため
のレンズ切換機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】イメージスキャナの解像度は、A3サイ
ズのスケッチ画等を読込むための400dpi(dots p
er inch)、A4サイズの書類等を読込むための600
dpi、4×5インチまでの透過原稿を読込むための1
200dpiというように、読込み対象原稿に応じて変
えることが好ましいとされている。
【0003】そのような要求に応えてイメージスキャナ
の線密度を可変とするべく、従来、倍率が異なる複数の
レンズを選択的に使用することが行われている。このよ
うなイメージスキャナに於けるレンズの切換機構とし
て、例えばガイドレール上を移動可能なスライドベース
上に複数のレンズを搭載し、このスライドベースを電動
駆動するようにしたものが一般に知られている。
【0004】ところで、レンズの光学的な位置関係のず
れは画像品質に大きな影響を及ぼすことから、レンズの
位置にはきわめて高い精度が要求され、特にレンズを移
動させる可動部にがたのないことが、画像品質を高める
うえに不可欠である。そのため、従来、ニードルローラ
やボールを用いた高精度かつ高剛性なリニアベアリング
が、レンズを搭載したスライドベースの案内手段として
用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記リニア
ベアリングは、それ自体が比較的高価であるうえ、高精
度に組み立てないと所期の性能を発揮し得ないため、こ
れを使用することは、製造コストを低減する要望を満た
す上に障害を与えることとなっていた。
【0006】本発明は、このような従来技術の不都合を
解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、
摺動ガイドの精度を幾分か低下させても、レンズの光学
的な位置関係に影響を及ぼさずに済むように改良された
画像読取装置のレンズ切換機構を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、複数のレンズを搭載し、かつ直線摺動自在
に筐体に支持されるレンズ搭載ベースを有する画像読取
装置のレンズ切換機構に於て、前記レンズ搭載ベースの
摺動方向に沿って延在する端縁にV字状ノッチを設ける
と共に、前記ノッチに突入する向きに付勢されるローラ
部材を前記筐体側に設けるものとすることによって達成
される。
【0008】
【作用】このような構成によれば、V字状ノッチに真円
のローラを押しつけることによってレンズ搭載ベースの
センタリングが行える。またV字状ノッチに対するロー
ラの押し付け力によってレンズ搭載ベースのがたが除去
される。
【0009】
【実施例】以下に添付の図面に示された具体的な実施例
に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明が適用されるイメージスキ
ャナの概略構成を示す模式図である。このイメージスキ
ャナは、筐体1の上面に設けられた原稿テーブル2と、
原稿テーブル2の下面側に設けられた反射用ランプ4及
びミラー5からなる走査ユニット3と、原稿テーブル2
の上面側に設けられた透過ランプ6と、走査ユニット3
からの光を後記する受像素子に向けて原稿テーブル2と
平行に反射するべく走査ユニット3のミラー5と対向配
置された1対のミラー7a・7bからなる可動ミラーユ
ニット7と、走査ユニット3からの画像を受像するべく
可動ミラーユニット7のミラー7bと対向配置されたC
CDからなる受像素子9と、受像素子9の線密度を可変
とするべくミラー7bと受像素子9との間に設けられた
レンズユニット8とを備えている。
【0011】そして受像素子9の出力線は画像プロセッ
サユニット10に接続され、原稿テーブル2から走査ユ
ニット3及び可動ミラーユニット7、レンズユニット8
を介して受像素子9に受像された画像は、画像プロセッ
サユニット10にて処理されて外部に出力される。な
お、走査ユニット3及び透過ランプ6、可動ミラーユニ
ット7、レンズユニット8は、画像プロセッサユニット
10の処理と共にコントローラ11によって制御され
る。
【0012】ここで、走査ユニット3及び透過ランプ
6、可動ミラーユニット7は、原稿テーブル2と平行に
移動して走査するようになっており、特に可動ミラーユ
ニット7は、走査ユニット3と連動してその半分の距離
を移動し、原稿テーブル2と受像素子9との距離が常に
等しくなるようにされている。
【0013】図2及び図3は、走査ユニット3及びレン
ズユニット8の移動機構を示している。この移動機構
は、電動モータ21と、2組のタイミングベルト/プー
リ22・23で二段減速される走査走行系駆動軸24に
設けられた第1駆動ドラム25と、走査走行系駆動軸2
4に対して一対の減速歯車26a・26b及び電磁クラ
ッチ27を介して連結されるレンズ走行系駆動軸28に
設けられた第2駆動ドラム29とからなっている。なお
電磁クラッチ27は、減速大歯車26bと第2駆動ドラ
ム29間の連結を断続するものであり、これの断続によ
り第2駆動ドラム29に伝達される電動モータ21の駆
動力の断続を行う。
【0014】第1駆動ドラム25には、走査ユニット3
を牽引駆動するためのワイヤー30が巻回されている。
このワイヤー30の各端は、それぞれ互いに反対方向へ
延出されており、図3に示すように、その一端30a
は、走査ユニット3の移動方向の一方の側へ向けて延出
されてこの側の筐体内壁に枢着されたガイドシーブ31
に巻き掛けられて折り返し、更に走査ユニット3の一方
の側に枢着されたガイドシーブ32を経て一方の側の筐
体内壁に固着されている。
【0015】他方、ワイヤー30の他端30bは、走査
ユニット3の移動方向の他方の側へ向けて延出されてこ
の側の筐体内壁に枢着されたガイドシーブ33に巻き掛
けられて折り返した後、走査ユニット3の他方の側に枢
着されたガイドシーブ34を経て再び筐体の他方の側に
延出され、筐体内壁の適所に固着されている。
【0016】レンズユニット8は、筐体1の底壁に固定
されたガイドレール35に支持されて光路に直交する向
きに摺動自在なレンズ搭載ベース36と、レンズ搭載ベ
ース36上に互いに隣接配置された倍率の異なる3つの
レンズ37a・37b・37cとからなっている。
【0017】レンズ搭載ベース36の摺動方向に沿って
延在する両端縁には、レンズ間ピッチに対応する間隔を
あけて3対のV字状ノッチ38が設けられている。そし
て筐体1の底壁上のレンズ搭載ベース36の両端縁に対
応する部分には、後記するセンタリング機構39がそれ
ぞれ設けられている。
【0018】第2駆動ドラム29には、レンズユニット
8を牽引駆動するためのワイヤー40が巻回されてい
る。このワイヤー40の両端は、共にレンズユニット8
側に延出され、筐体1の底壁上に互いに上下に間隔をあ
けて隣接して枢着されたガイドシーブ41・42にそれ
ぞれ巻き掛けられて直角に向きを変え、その一端40a
はそのままレンズ搭載ベース36の一端側に固着され、
他端40bは反対側の筐体内壁に枢着されたガイドシー
ブ43に巻き掛けられて折り返した後、レンズ搭載ベー
ス36の他端側に固着されている。
【0019】センタリング機構39は、図4に示すよう
に、筐体1の底壁に一端が枢着されてレンズ搭載ベース
36の摺動面に平行な平面上で揺動自在であり、かつミ
ニチュアベアリング等からなるローラ44が他端に枢着
されたアーム部材45を有している。このアーム部材4
5のローラ44の枢着部近傍には、引っ張りコイルばね
46が張設されており、この引っ張りコイルばね46の
牽引力により、レンズ搭載ベース36の端縁にローラ4
4を常時当接させる向きにアーム部材45が弾発付勢さ
れている。
【0020】次に本発明装置の作動要領について説明す
る。電磁クラッチ27が接続した状態で電動モータ21
を駆動すると、第1・第2両駆動ドラム25・29が共
に回転し、これらに巻回された両ワイヤー30・40
が、一方の端部を引き込みながら他方の端部を繰り出
す。この各ワイヤー30・40の走行に連れて走査ユニ
ット3並びにレンズユニット8がそれぞれ移動する。こ
こでV字状ノッチ38にローラ44が突入する位置をパ
ルスカウンタ或いはリミットスイッチ(図示せず)等で
検出して電磁クラッチ27を切ると、電動モータ21か
ら切離されてレンズユニット8がその位置で停止する。
この時、ローラ44は引っ張りコイルばね46でレンズ
搭載ベース36のV字状ノッチ38の斜面に押しつけら
れているので、ノッチのV字溝でレンズユニット8のセ
ンタリングが行われ、かつ引っ張りコイルばね46が発
揮する押しつけ力でレンズ搭載ベース36のがたが除去
される。
【0021】この電磁クラッチ27が切り離された状態
で電動モータ21を駆動すれば、走査ユニット3のみが
移動する。
【0022】レンズユニット8の停止状態から電磁クラ
ッチ27を接続した上で電動モータ21を駆動すると、
レンズ搭載ベース36がワイヤー40で牽引される。す
るとV字状ノッチ38の斜面によってローラ44が押し
のけられてレンズ搭載ベース36位置決めが解除され、
レンズユニット8が移動する。
【0023】図5及び図6は、レンズユニット8のロッ
ク機構である。このロック機構51は、例えば運搬など
の際にレンズユニット8が不用意に移動することがない
ようにするためのものであり、レンズ走行系駆動軸28
の軸端に設けられた円板52と、筐体1の適所に回動自
在に枢着されたロックレバー53とからなっている。円
板52には、レンズ搭載ベース36の3ヶ所の停止位置
に対応する3つのスリット54が形成されている。そし
てロックレバー53には、スリット54に突入し得るロ
ック爪55と、筐体1の外方へ突出する操作端56とが
設けられている。これによると、レンズユニット8の各
停止位置でスリット54の1つとロック爪55とが互い
に整合するので、この状態で操作端56をもってロック
レバー53を回動してロック爪55をスリット54に突
入させることにより、レンズユニット8の移動を規制す
ることができる。
【0024】
【発明の効果】このように本発明によれば、レンズ搭載
ベースに設けられたV字状ノッチに真円のローラを押し
付けることによりレンズユニットのセンタリングが行
え、しかもV字状ノッチに対するローラの押し付け力で
レンズ搭載ベースのがたが除去されるので、ガイドレー
ルの精度や剛性に依存せずにレンズユニットの停止位置
精度を確保し得る。従って、本発明により、精度低下を
招かずに製造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるイメージスキャナの模式的
構成図。
【図2】走査ユニット及びレンズユニットの移動機構の
平面図。
【図3】走査ユニット及びレンズユニットの移動機構の
側面図。
【図4】レンズユニットのセンタリング機構の拡大平面
図。
【図5】レンズユニットのロック機構の側面図。
【図6】レンズユニットのロック機構の平面図。
【符号の説明】
1 筐体 2 原稿テーブル 3 走査ユニット 4 反射用ランプ 5 ミラー 6 透過ランプ 7 可動ミラーユニット 8 レンズユニット 9 受像素子 10 画像プロセッサユニット 11 コントローラ 21 電動モータ 22・23 タイミングベルト/プーリ 24 走査走行系駆動軸 25 第1駆動ドラム 26a・26b 減速歯車 27 電磁クラッチ 28 レンズ走行系駆動軸 29 第2駆動ドラム 30 ワイヤー 31・32・33・34 ガイドシーブ 35 ガイドレール 36 レンズ搭載ベース 37a・37b・37c レンズ 38 V字状ノッチ 39 センタリング機構 40 ワイヤー 41・42・43 ガイドシーブ 44 ローラ 45 アーム部材 46 引っ張りコイルばね 51 ロック機構 52 円板 53 ロックレバー 54 スリット 55 ロック爪 56 操作端

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のレンズを搭載し、かつ直線摺動自
    在に筐体に支持されるレンズ搭載ベースを有する画像読
    取装置のレンズ切換機構であって、 前記レンズ搭載ベースの摺動方向に沿って延在する端縁
    にV字状ノッチを設けると共に、 前記ノッチに突入する向きに付勢されるローラ部材を前
    記筐体側に設けることを特徴とする画像読取装置のレン
    ズ切換機構。
JP6155386A 1994-06-13 1994-06-13 画像読取装置のレンズ切換機構 Pending JPH07336500A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6155386A JPH07336500A (ja) 1994-06-13 1994-06-13 画像読取装置のレンズ切換機構

Applications Claiming Priority (1)

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JP6155386A JPH07336500A (ja) 1994-06-13 1994-06-13 画像読取装置のレンズ切換機構

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JPH07336500A true JPH07336500A (ja) 1995-12-22

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ID=15604822

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JP6155386A Pending JPH07336500A (ja) 1994-06-13 1994-06-13 画像読取装置のレンズ切換機構

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Effective date: 20040121

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Effective date: 20040217