JPH0733637Y2 - 植木鉢台 - Google Patents
植木鉢台Info
- Publication number
- JPH0733637Y2 JPH0733637Y2 JP3509992U JP3509992U JPH0733637Y2 JP H0733637 Y2 JPH0733637 Y2 JP H0733637Y2 JP 3509992 U JP3509992 U JP 3509992U JP 3509992 U JP3509992 U JP 3509992U JP H0733637 Y2 JPH0733637 Y2 JP H0733637Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flowerpot
- lattice
- wire rods
- heat insulating
- rug
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は園芸用の植木鉢台に関
するものである。
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来公知のこの種植木鉢台の多くは、鋼
材その他の金属をもって横長矩形状の棚板を形成し、そ
の棚板を単一又は複数で脚体により支持させた一段又は
複数段の階段状のものである。
材その他の金属をもって横長矩形状の棚板を形成し、そ
の棚板を単一又は複数で脚体により支持させた一段又は
複数段の階段状のものである。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】ところで、前述のよう
な金属製の植木鉢台では、日照により特に夏期において
は棚板が熱を吸収し易くて過熱状態となり、その高熱が
放射し、伝導して植木鉢に伝わり培養土を高温にし栽培
植物の成育に悪影響を及ぼし、植物育成上に好ましくな
い悪環境を作り出す欠陥が認められる。そこで本考案に
おいては前述の欠陥点を排除し植木鉢台の日照による高
熱化を防止して植物の育成上に好適な環境作りを行うこ
とを目的とするものである。
な金属製の植木鉢台では、日照により特に夏期において
は棚板が熱を吸収し易くて過熱状態となり、その高熱が
放射し、伝導して植木鉢に伝わり培養土を高温にし栽培
植物の成育に悪影響を及ぼし、植物育成上に好ましくな
い悪環境を作り出す欠陥が認められる。そこで本考案に
おいては前述の欠陥点を排除し植木鉢台の日照による高
熱化を防止して植物の育成上に好適な環境作りを行うこ
とを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として植木鉢台の構成を次のようにする。複数の
縦線材を所定間隔で並列状に配列し、該並列縦線材群の
両端部に夫夫横線材を交差させて格子体を組成すること
により並列縦線材間に植木鉢挿入空間を並設し、前記植
木鉢挿入空間上に一致する植木鉢挿入孔を開設した断熱
性敷物を格子体上面に重合敷設し、該格子体と断熱性敷
物との周側部を側枠で囲繞して一体結合することにより
植木鉢載置棚板を構成し、なお、前記植木鉢挿入孔から
植木鉢挿入空間を貫通して植木鉢支持用の輪体を嵌着
し、該植木鉢載置棚板を左右両脚体間に橋架固定するも
のである。
の手段として植木鉢台の構成を次のようにする。複数の
縦線材を所定間隔で並列状に配列し、該並列縦線材群の
両端部に夫夫横線材を交差させて格子体を組成すること
により並列縦線材間に植木鉢挿入空間を並設し、前記植
木鉢挿入空間上に一致する植木鉢挿入孔を開設した断熱
性敷物を格子体上面に重合敷設し、該格子体と断熱性敷
物との周側部を側枠で囲繞して一体結合することにより
植木鉢載置棚板を構成し、なお、前記植木鉢挿入孔から
植木鉢挿入空間を貫通して植木鉢支持用の輪体を嵌着
し、該植木鉢載置棚板を左右両脚体間に橋架固定するも
のである。
【０００５】
【作用】植木鉢載置用棚板を線材製格子体と断熱性敷物
との重合体で構成したから、太陽熱の吸収度合が低くて
過熱することがなく、従って栽培植物の周辺を適温に保
つことができるから植物育成環境を良好にする。また、
棚板に植木鉢挿入孔と植木鉢支持用輪体を設けて之に植
木鉢を挿入支持させるよう構成したから、植木鉢の重心
が下方に下って鉢が安定すると共に、鉢が棚板下側に位
置するから太陽の直射を防いで鉢と内部の土の温度上昇
を阻止し、輪体により植木鉢を確実に支持し安全姿勢を
保持する。
との重合体で構成したから、太陽熱の吸収度合が低くて
過熱することがなく、従って栽培植物の周辺を適温に保
つことができるから植物育成環境を良好にする。また、
棚板に植木鉢挿入孔と植木鉢支持用輪体を設けて之に植
木鉢を挿入支持させるよう構成したから、植木鉢の重心
が下方に下って鉢が安定すると共に、鉢が棚板下側に位
置するから太陽の直射を防いで鉢と内部の土の温度上昇
を阻止し、輪体により植木鉢を確実に支持し安全姿勢を
保持する。
【０００６】
【実施例】本考案の実施例を添付図面に従って説明す
る。図１に本考案一実施例の斜視図を示し、図２に図１
中のＡ〜Ａ線断面図を示し、図３に同実施例の分解斜視
図を示してある。図中の符号１は棚板を示し、１ａはそ
の棚板の前後の側枠、１ｂは左右の側枠を示し、２は脚
体で門形曲杆でなり、３は植木鉢支持用の輪体を示す。
前記棚板１は、図３に分解図で示すように、両端に下向
きの折曲片４ａを曲成した複数の縦線材４…を所定間隔
で並列状に配列し、該並列縦線材群の両端部に夫夫横線
材５を直交状に交差させ各交点を溶着して格子体６を組
成することにより並列状縦線材間に植木鉢挿入空間７を
所定間隔毎に並設してあり、前記植木鉢挿入空間上に一
致する植木鉢挿入孔８ａを切り抜き開設した断熱性敷物
８を格子体６の上面に重合敷設し、重合する格子体と断
熱性敷物との周側部を前後側枠１ａ，１ａと左右側枠１
ｂ，１ｂとで囲繞し四側枠で一体的に結合することによ
り植木鉢載置用 なり、該溝形曲板の溝内に格子体の縦線材両端折曲片４
ａ…と横線材端部及び敷物８の周縁部とを共に挿入する
ことにより格子体と敷物との周側部を上下から挟合して
一体結合するものであって、左右側枠１ｂの前後両端部
をビス９で前後側枠１ａの端部舌片１０の内端部に螺着
することにより四側枠を矩形状に連結し、格子体６と敷
物８とを周側部で囲繞固定して棚板を構成し、なお、棚
板１に並設した植木鉢挿入孔に輪体３を嵌着するもの
で、その嵌着に当っては、輪体３の下端周縁部３ａを格
子体の縦横両線材の下側へ線材の弾性を利用して弾嵌し
係合させる。そして、前記棚板１の左右両側端部に脚体
２を添設しビス１１で前後側枠１ａの端部舌片１０の外
端部に螺着することにより棚板１が左右両脚体間に橋架
固定できるものであり、かようにして植木鉢台が組立て
られる。（図１，図２を参照）なお、前記棚板１におけ
る断熱性敷物８としては、図２に示すような人工芝を用
いるのが適切である。
る。図１に本考案一実施例の斜視図を示し、図２に図１
中のＡ〜Ａ線断面図を示し、図３に同実施例の分解斜視
図を示してある。図中の符号１は棚板を示し、１ａはそ
の棚板の前後の側枠、１ｂは左右の側枠を示し、２は脚
体で門形曲杆でなり、３は植木鉢支持用の輪体を示す。
前記棚板１は、図３に分解図で示すように、両端に下向
きの折曲片４ａを曲成した複数の縦線材４…を所定間隔
で並列状に配列し、該並列縦線材群の両端部に夫夫横線
材５を直交状に交差させ各交点を溶着して格子体６を組
成することにより並列状縦線材間に植木鉢挿入空間７を
所定間隔毎に並設してあり、前記植木鉢挿入空間上に一
致する植木鉢挿入孔８ａを切り抜き開設した断熱性敷物
８を格子体６の上面に重合敷設し、重合する格子体と断
熱性敷物との周側部を前後側枠１ａ，１ａと左右側枠１
ｂ，１ｂとで囲繞し四側枠で一体的に結合することによ
り植木鉢載置用 なり、該溝形曲板の溝内に格子体の縦線材両端折曲片４
ａ…と横線材端部及び敷物８の周縁部とを共に挿入する
ことにより格子体と敷物との周側部を上下から挟合して
一体結合するものであって、左右側枠１ｂの前後両端部
をビス９で前後側枠１ａの端部舌片１０の内端部に螺着
することにより四側枠を矩形状に連結し、格子体６と敷
物８とを周側部で囲繞固定して棚板を構成し、なお、棚
板１に並設した植木鉢挿入孔に輪体３を嵌着するもの
で、その嵌着に当っては、輪体３の下端周縁部３ａを格
子体の縦横両線材の下側へ線材の弾性を利用して弾嵌し
係合させる。そして、前記棚板１の左右両側端部に脚体
２を添設しビス１１で前後側枠１ａの端部舌片１０の外
端部に螺着することにより棚板１が左右両脚体間に橋架
固定できるものであり、かようにして植木鉢台が組立て
られる。（図１，図２を参照）なお、前記棚板１におけ
る断熱性敷物８としては、図２に示すような人工芝を用
いるのが適切である。
【０００７】図４及び図５には前記植木鉢台の使用例を
示してあり、図４に示したものは、棚板の植木鉢挿入孔
に嵌着した輪体３内に植木鉢１２を挿入して支持させた
ものであり、なお、挿入した植木鉢の下側に水受皿１３
を配置して滴下する水を受け溜めるようにしてある。図
５に示すものは、棚板上の輪体３内に深型の鉢受１４を
挿入し、その鉢受内に更に小型の植木鉢（図示を省略）
を挿入する使用法を示したものである。
示してあり、図４に示したものは、棚板の植木鉢挿入孔
に嵌着した輪体３内に植木鉢１２を挿入して支持させた
ものであり、なお、挿入した植木鉢の下側に水受皿１３
を配置して滴下する水を受け溜めるようにしてある。図
５に示すものは、棚板上の輪体３内に深型の鉢受１４を
挿入し、その鉢受内に更に小型の植木鉢（図示を省略）
を挿入する使用法を示したものである。
【０００８】
【考案の効果】前記「作用」の項で述べたように、線材
製格子体と断熱性敷物との重合体で植木鉢載置棚板を構
成したから、日照による過熱を防止した断熱性の植木鉢
台として栽培植物の周辺を適温に保ち植物育成環境を適
切にする植木鉢台を提供する。また、植木鉢載置棚に鉢
挿入孔と鉢支持用輪体を併設したことにより、植木鉢の
安定を確保すると共に、植木鉢が棚下に位置して直射日
光から遮断され、棚板の断熱性と相俟って過熱を阻止し
尚一層適温を保持する。
製格子体と断熱性敷物との重合体で植木鉢載置棚板を構
成したから、日照による過熱を防止した断熱性の植木鉢
台として栽培植物の周辺を適温に保ち植物育成環境を適
切にする植木鉢台を提供する。また、植木鉢載置棚に鉢
挿入孔と鉢支持用輪体を併設したことにより、植木鉢の
安定を確保すると共に、植木鉢が棚下に位置して直射日
光から遮断され、棚板の断熱性と相俟って過熱を阻止し
尚一層適温を保持する。
【図 １】本考案一実施例の植木鉢台を示す斜視図
【図 ２】図１におけるＡ〜Ａ線断面図
【図 ３】図１に示す植木鉢台を分解して示す分解斜視
図
図
【図 ４】図１に示す植木鉢台の一使用例を示す斜視図
【図 ５】図１に示す植木鉢台の他の使用例を示す斜視
図
図
１…棚板 １ａ，１ｂ…側枠 ２…脚体 ３…輪体 ４…縦線材 ５…横線材 ６…格子体 ７…植木鉢挿入空間 ８…断熱性敷物 ８ａ…植木鉢挿入孔 １０…舌片 １１…ビス １２…植木鉢 １３…水受皿
Claims (3)
- 【請求項１】 複数の縦線材を所定間隔で並列状に配列
し、該並列縦線材群の両端部に夫夫横線材を交差させて
格子体を組成することにより並列縦線材間に植木鉢挿入
空間を並設し、前記植木鉢挿入空間上に一致する植木鉢
挿入孔を開設した断熱性敷物を格子体上面に重合敷設
し、該格子体と断熱性敷物との周側部を側枠で囲繞して
一体結合することにより植木鉢載置棚板を構成した植木
鉢台。 - 【請求項２】 断熱性敷物の植木鉢挿入孔から格子体の
植木鉢挿入空間を貫通して植木鉢支持用の輪体を嵌着し
た請求項１記載の植木鉢台。 - 【請求項３】 植木鉢支持用の輪体の下端周縁部を格子
体の縦線材及び横線材の下側へ線材の弾性により弾嵌係
合させた請求項２記載の植木鉢台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3509992U JPH0733637Y2 (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 植木鉢台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3509992U JPH0733637Y2 (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 植木鉢台 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0582244U JPH0582244U (ja) | 1993-11-09 |
| JPH0733637Y2 true JPH0733637Y2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=12432497
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3509992U Expired - Lifetime JPH0733637Y2 (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 植木鉢台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0733637Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DK3726963T3 (da) | 2017-12-21 | 2022-09-12 | Proterra Ag Inc | Beslag og enhed til beholdere i vandigt landbrugssystem |
-
1992
- 1992-04-08 JP JP3509992U patent/JPH0733637Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0582244U (ja) | 1993-11-09 |
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