JPH07336253A - 遅延再生装置 - Google Patents

遅延再生装置

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Publication number
JPH07336253A
JPH07336253A JP6163375A JP16337594A JPH07336253A JP H07336253 A JPH07336253 A JP H07336253A JP 6163375 A JP6163375 A JP 6163375A JP 16337594 A JP16337594 A JP 16337594A JP H07336253 A JPH07336253 A JP H07336253A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
ram
recording
reproduction
information
Prior art date
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Pending
Application number
JP6163375A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Yamamoto
吉伸 山本
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Individual
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Publication date
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Priority to JP6163375A priority Critical patent/JPH07336253A/ja
Publication of JPH07336253A publication Critical patent/JPH07336253A/ja
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来、テレビやラジオなどの放送を受信して
いる間には放送を一時休止することはできなかった。こ
のため、なんらかの用事のために放送時間中にわずかの
時間だけテレビあるいはラジオの前から離れたいという
利用者の要求を満たすことができなかった。しかし本発
明の利用によって、極めて簡単な操作によって一時的に
放送番組を休止状態にすることができる。 【構成】 テレビあるいはラジオ等の放送番組を一時休
止しているのと同等の効果を得るために、放送番組を例
えばデジタル信号としてRAM等に記録あるいはアナロ
グ信号としてエンドレス磁気テープ等に記録し、実際の
放送時刻より若干の所定時間だけ遅延させて再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、テレビ、ラジオ等の
放送中の番組を遅延させて再生を行なうための遅延再生
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】有線あるいは無線放送は受信機器に入力
されると直ちに画像や音声として再生されるため、信号
を入力した時刻にテレビやラジオ等の前にいなければ番
組を視聴することができない。これまでは、録音あるい
は録画装置を用いてこの問題を解決するしかなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般的な家庭での使用
では、一分程度の時間だけテレビ、ラジオの前から離れ
たいという状況がしばしば生じる。このようなとき、録
音、録画装置を起動するのは大きな手間となる。
【0004】さらに、一分程度の時間だけのために録音
あるいは録画を開始すると、放送番組全てを一度録音あ
るいは録画し、番組録画あるいは録音の終了を待ってか
ら再生しなければならず、番組の視聴が完全に中断され
てしまうという課題があった。そして当該番組の視聴を
完了するには、録画録音時間とその視聴時間を合計した
時間、すなわち本来の放送時間の倍の時間を要してい
た。
【0005】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものであり、テレビ、ラジオ等の放送を
実際の放送時間よりも若干の所定時間だけ遅延させ再生
する遅延再生装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】電波あるいは有線によっ
て放送中の番組を入力情報として、これを一時的に保持
する保持手段と、一時保持手段により保持された入力情
報を、実際の放送時間に対して所定の時間だけ遅延させ
て再生を行なう再生手段とを備え、入力情報の保持と、
再生手段による再生とを同時に行なうものである。
【0007】
【作用】視聴者が放送中に席を外す時には入力されてく
るテレビあるいはラジオ放送を一時保持領域に保持し、
視聴者が再び戻った時には一時保持領域から再生を開始
する。このとき入力情報は一時保持領域への格納を続行
し、再生順序を保つ。したがって、例えば60秒間一時
保持した場合には、再生は実際の放送入力時刻より60
秒ずつ遅延して映像化あるいは音声化される。
【0008】
【実施例】
実施例1.図1は、本発明の遅延再生装置が磁気テープ
等で実施される場合の基本動作を説明する斜視図であ
る。磁気テープ14がリング状に結合されており、記録
ヘッド部9、可変長テープ領域制御棒6,10,3,1
1,1、再生ヘッド部12、テープ送り機構13、可変
長テープ領域制御棒2,4,6、テープ送り機構7、消
磁用ヘッド部8を順に通り、再び記録ヘッド部9に戻
る。可変長テープ領域制御棒1と2、3と4、5と6は
それぞれ対になっており、1と2の間隔および3と4の
間隔、5と6の間隔は固定されている。また、任意の対
は他の対とは独立に、矢印方向AおよびBにスライドす
ることができる。初期状態では、どの対も矢印方向Bに
移動しきった状態になっている。可変長テープ領域制御
棒11,10は固定である。(なお、見やすさのため、
可変長テープ領域制御棒をテープから上下方向にずらし
て図示した。)
【0009】開始の指示で、テープ送り機構7が矢印D
方向に回転する。それにより記録ヘッド部9に順次磁気
テープ14が送られ、放送内容の記録が開始される。再
生ヘッド部12の磁気テープ14は停止したままなの
で、結果として記録ヘッド部9と再生ヘッド部12の間
にある磁気テープ14の長さが延びることになる。この
とき、磁気テープ14のたるみは可変長テープ領域制御
棒1,2が図1矢印A方向にスライドすることによって
吸収する。さらにテープが延びると可変長テープ領域制
御棒3,4が矢印A方向にスライドする。以下同様に可
変長テープ領域制御棒5,6もスライドする。したがっ
て、可変長テープ領域制御棒1〜6は、遅延時間を制御
するための遅延制御手段を構成している。
【0010】再生の開始を指示すると、テープ送り機構
13が矢印C方向に回転し、再生ヘド部12に磁気テー
プ14が送られ記録された入力情報を再生、出力する。
ただし、この時にも記録は続行する。再生ヘッド部12
を通過した磁気テープ14の記録は消磁ヘッド部8によ
って消去される。
【0011】リセットする際にはテープ送り機構7を停
止させ、記録ヘッド部9への磁気テープ14の供給を止
める。再生ヘッド部12と記録ヘッド部9間のテープが
短くなるにしたがい、可変長テープ領域制御棒が矢印B
方向にスライドする。全ての可変長テープ領域制御棒が
矢印B方向にスライドしきった時点でテープ送り機構1
3を停止させる。
【0012】実施例2.図2は、本発明の遅延再生装置
がRAMや磁気ディスク等で実施される場合の基本動作
を説明する構成図である。この実施例では、放送番組を
A/D変換器21でデジタル化し、それを入力情報とし
てRAM等に記録する方式を用いている。RAMは任意
の領域に分割してあり(図中では26〜30)、それぞ
れの領域には「空き」「記録済番号」「記録中」「再生
中」のラベル(属性)のどれかが付けられている。どの
領域にどのラベルが付けられているかは遅延制御手段で
あるRAM管理ユニット23に記録されており、全ての
領域は最初「空き」になっている。
【0013】RAM管理ユニット23には、図のように
記録ユニット22と再生ユニット24とが電気的に接続
されている。また、記録ユニット22および再生ユニッ
ト24には、それぞれRAM領域26〜30が電気的に
接続されている。図のように、記録ユニット22および
再生ユニット24と各RAM領域26〜30を個々に接
続してもよいが、内部バス(図示せず)等を用いて共通
に接続するようにしてもよい。
【0014】記録の開始が指示されると、記録ユニット
22はRAM管理ユニット23の情報から「空き」にな
っているRAM領域を探し、そのRAM領域(例えば図
中26)に入力情報を記録する。同時に、RAM管理ユ
ニット23上の当該RAM領域に関するラベルを「記録
中」に更新する。当該RAM領域が入力情報で埋められ
ると、記録ユニット22は入力情報のRAM領域への書
き込みを一時中断し、RAM管理ユニット23の当該R
AM領域のラベルを「記録済番号」に置き換える。記録
済番号は順序関係を保つために用いられるので、重なら
ないように番号づけされる。以下入力情報が続くとき、
記録ユニット22はRAM管理ユニット23の情報から
「空き」のラベルがついているRAM領域を選び、同様
の手順で入力情報を記録していく。
【0015】再生の開始が指示されると、再生ユニット
24はRAM管理ユニット23の情報から記録済番号の
もっとも小さいRAM領域を探し、当該RAM領域に記
録された入力情報を再生、D/A変換器25に送り、ア
ナログ信号に戻して出力する。当該RAM領域の情報を
すべて読みだした後、再生ユニット24はRAM管理ユ
ニット23上の当該RAM領域のラベルを「空き」に更
新する。再生ユニット24と記録ユニット22は並行し
て独立に動作するが、RAM管理ユニット23は排他的
に(すなわち、再生ユニット24と記録ユニット22が
同時にアクセスしないように)制御される。
【0016】リセットする際には記録ユニット21を停
止し、全ての領域のラベルを「空」にして、A/D変換
器21に入力される情報に対してなにも作用を与えずそ
のまま出力する。
【0017】尚、本発明の遅延再生装置は、テレビ、ラ
ジオ等の外部に設けてケーブル等により接続して用いて
もよく、またテレビ、ラジオ等に内蔵して用いてもよ
い。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0019】本発明により、実時間で送られてくる放送
番組を一時的に停止するのと同等の効果を得ることがで
きる。そのため、これまで放送が開始されてしまうと任
意の時刻・時間には席を外せなかった視聴者が、任意の
時刻・時間に席を外すことができる。また、一時的に他
のチャンネルの放送を見ても、もとの放送の全てを中断
なく見ることができる。
【0020】しかも、同等の機能をビデオ装置により実
現する場合に比べて準備にかかる手間を大幅に削減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による基本動作を説明する
斜視図である。
【図2】この発明の実施例2による基本動作を説明する
構成図である。
【符合の説明】
1,2,3,4,5,6,10,11可変長テープ領域
制御棒 7,13 テープ送り機構 8 消磁ヘッド部 9 記録ヘッド部 12 再生ヘッド 14 磁気テープ 21 A/D変換器 22 記録ユニット 23 RAM管理ユニット 24 再生ユニット 25 D/A変換器 26,27,28,29,30RAM領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電波あるいは有線によって放送中の番組
    を入力情報として、これを一時的に保持する保持手段
    と、上記一時保持手段により保持された上記入力情報
    を、実際の放送時間に対して所定の時間だけ遅延させて
    再生を行なう再生手段とを備え、入力情報の保持と、上
    記再生手段による再生とを同時に行なうことを特徴とす
    る入力情報の遅延再生装置。
  2. 【請求項2】 上記一時保持手段が磁気テープにより構
    成されることを特徴とする請求項1記載の遅延再生装
    置。
  3. 【請求項3】 上記一時保持手段がRAMにより構成さ
    れることを特徴とする請求項1記載の遅延再生装置。
JP6163375A 1994-06-13 1994-06-13 遅延再生装置 Pending JPH07336253A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6163375A JPH07336253A (ja) 1994-06-13 1994-06-13 遅延再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6163375A JPH07336253A (ja) 1994-06-13 1994-06-13 遅延再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07336253A true JPH07336253A (ja) 1995-12-22

Family

ID=15772694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6163375A Pending JPH07336253A (ja) 1994-06-13 1994-06-13 遅延再生装置

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JP (1) JPH07336253A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002149193A (ja) * 2000-11-06 2002-05-24 Sony Corp 記録装置
US7245822B2 (en) 2000-05-09 2007-07-17 Nec Corporation Method and device for recording/reproducing broadcasting signals of a program

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7245822B2 (en) 2000-05-09 2007-07-17 Nec Corporation Method and device for recording/reproducing broadcasting signals of a program
JP2002149193A (ja) * 2000-11-06 2002-05-24 Sony Corp 記録装置

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