JPH0733578U - 衝撃工具の工具保持装置 - Google Patents
衝撃工具の工具保持装置Info
- Publication number
- JPH0733578U JPH0733578U JP6353193U JP6353193U JPH0733578U JP H0733578 U JPH0733578 U JP H0733578U JP 6353193 U JP6353193 U JP 6353193U JP 6353193 U JP6353193 U JP 6353193U JP H0733578 U JPH0733578 U JP H0733578U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tool
- holding device
- needle roller
- holder
- sleeve
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、衝撃工具の工具保持装置に関する
ものであり、その目的は工具保持装置の寿命向上ならび
に安全性を高めることである。 【構成】 工具1を収容する連結スリーブ2は、軸方向
運動可能に緩衝部材14を介してホルダ3に取付けられ
ている。またニードルホルダ7には内周傾斜面を形成
し、打撃による工具軸方向の荷重を緩衝部材8,14を
介して緩和できるような構成としている。
ものであり、その目的は工具保持装置の寿命向上ならび
に安全性を高めることである。 【構成】 工具1を収容する連結スリーブ2は、軸方向
運動可能に緩衝部材14を介してホルダ3に取付けられ
ている。またニードルホルダ7には内周傾斜面を形成
し、打撃による工具軸方向の荷重を緩衝部材8,14を
介して緩和できるような構成としている。
Description
【0001】
本考案は電気ハンマ等の先端工具を保持する工具保持装置に関するものである 。
【0002】
工具シャンクの軸方向で両側を閉じられている凹所内に球またはニードルロー ラ等で係合させ、工具シャンクの軸方向の運動を制限する衝撃工具の工具保持体 において、錠止体である球またはニードルローラを工具シャンクを収容する工具 ホルダに設けられた孔内に直接挿入して、工具ホルダは直接工具本体に取付けら れる構造であった。
【0003】
上記した従来の工具保持装置においては、工具に与えられる打撃運動を直接、 錠止体(ニードルローラや鋼球)及び工具ホルダ取付部ボルト、連結スリーブ錠 止体収容溝で受けるため、各部が著しく摩滅、破損して工具が本体から飛び出し たり、工具保持装置自体が操作できなくなったりする問題があった。
【0004】 本考案の目的は上記した従来技術の欠点をなくし、この種の工具保持装置の寿 命向上ならびに安全性を高めることである。
【0005】
上記目的は工具シャンクを収容する連結スリーブを工具本体に対して相対的に 軸方向に運動可能に緩衝部材を介して工具保持体に取付けるとともに前記連結ス リーブの錠止体収容溝の工具軸先端方向には内周に傾斜面を有したスリーブ及び 緩衝部材を設け、錠止体の受けた打撃による荷重を前記スリーブの傾斜面で受け 緩衝部材で緩和してやることにより達成される。
【0006】
上記のように構成された工具保持装置は、工具に与えられた衝撃運動を錠止体 で受け、内周に傾斜面を有したスリーブにより分力を工具方向及び工具軸方向に 分散させる。錠止体は工具を保持する方向に動かせ、工具軸方向分力は前記スリ ーブ前方に設けられた緩衝部材及び工具ホルダ、連結スリーブ間に設けられた緩 衝部材により緩和され、工具保持体を本体に取付けるボルトに加わる荷重を低減 させる。また連結スリーブ錠止体収容溝には、錠止体が衝撃により当たらないた めの溝のめくれ等が防止できる。
【0007】
以下、本考案の工具保持装置の一実施例を図1を用いて説明する。工具1を収 容する連結スリーブ2は、ホルダ3に相対的に軸方向に運動可能に緩衝部材14 を介して取付けられている。連結スリーブ2のホルダ3に対する回動は、スチー ルボール13、スプリングホルダ11及びスプリング10で防止されている。ホ ルダ3はボルト5で工具本体4に取付けられている。ニードルローラ6は連結ス リーブ2に設けられた複数の長穴溝に工具軸及びラジアル方向に移動可能に埋設 されており、スプリング10に付勢されたグリップ12の操作によりニードルホ ルダ9を移動させ工具1の着脱が行なえる。工具1が打撃運動により先方へ飛び 出そうとするとニードルローラ6はニードルホルダ7の内周傾斜面に当たり工具 保持方向に分力で案内されるとともにニードルホルダ7の前方に設けた緩衝部材 8及び緩衝部材14によりボルト5に加わる荷重を低減している。
【0008】
本考案によれば、工具に与えられた打撃による荷重を錠止体と錠止体の前方に 設けられた内周に傾斜面を有するスリーブとで受けることにより、荷重を工具方 向及び工具軸方向に分散させると共に錠止体は常に工具を保持する方向に案内し 工具軸方向の分力はスリーブ前方に設けた緩衝部材ならびに工具ホルダ、連結ス リーブ間に設けられた緩衝部材により緩和させるので工具ホルダ取付ボルト、連 結スリーブ錠止体収容溝及び錠止体の寿命向上が図れ、且つ工具を確実に保持す ることができるため安全性を高めることができる。
【図1】 本考案になる衝撃工具の工具保持装置の一実
施例を示す縦断側面図である。
施例を示す縦断側面図である。
1は工具、2は連結スリーブ、3はホルダ、4は工具本
体、5はボルト、6はニードルローラ、7はニードルホ
ルダ、8は緩衝部材、9はニードルホルダ、10はスプ
リング、11はスプリングホルダ、12はグリップ、B
はスチールボール、14は緩衝部材である。
体、5はボルト、6はニードルローラ、7はニードルホ
ルダ、8は緩衝部材、9はニードルホルダ、10はスプ
リング、11はスプリングホルダ、12はグリップ、B
はスチールボール、14は緩衝部材である。
Claims (1)
- 【請求項1】 打撃運動する工具を保持する工具保持体
と、該工具保持体に保持される前記工具の工具軸及びラ
ジアル孔内で移動可能に配設されたニードルローラと、
該ニードルローラが工具シャンクの軸方向で両側を閉じ
られる凹所内に係合して前記工具シャンクの軸方向の運
動を制限している衝撃工具の工具保持装置において、前
記工具保持体には衝撃部材を介して連結スリーブが設け
られると共に前記工具シャンクを収容しており、前記工
具本体及び前記工具シャンクに対して相対的に軸方向に
運動可能で、前記連結スリーブに形成された複数の長穴
溝に前記ニードルローラが配置され、前記ニードルロー
ラの工具軸先端側には内周に傾斜面を有するスリーブ
と、該スリーブの前方に設けた前記緩衝部材を介して前
記ニードルローラの工具軸先端方向の動きを規制するこ
とを特徴とする衝撃工具の工具保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993063531U JP2596443Y2 (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | 衝撃工具の工具保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993063531U JP2596443Y2 (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | 衝撃工具の工具保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0733578U true JPH0733578U (ja) | 1995-06-20 |
JP2596443Y2 JP2596443Y2 (ja) | 1999-06-14 |
Family
ID=13231902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993063531U Expired - Fee Related JP2596443Y2 (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | 衝撃工具の工具保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2596443Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000334681A (ja) * | 1999-05-08 | 2000-12-05 | Black & Decker Inc | 回転式ハンマー |
JP2013144346A (ja) * | 2012-01-16 | 2013-07-25 | Hitachi Koki Co Ltd | 打撃工具 |
-
1993
- 1993-11-26 JP JP1993063531U patent/JP2596443Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000334681A (ja) * | 1999-05-08 | 2000-12-05 | Black & Decker Inc | 回転式ハンマー |
JP2013144346A (ja) * | 2012-01-16 | 2013-07-25 | Hitachi Koki Co Ltd | 打撃工具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2596443Y2 (ja) | 1999-06-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990309 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |