JPH07335552A - 処理装置 - Google Patents

処理装置

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JPH07335552A
JPH07335552A JP6151510A JP15151094A JPH07335552A JP H07335552 A JPH07335552 A JP H07335552A JP 6151510 A JP6151510 A JP 6151510A JP 15151094 A JP15151094 A JP 15151094A JP H07335552 A JPH07335552 A JP H07335552A
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JP
Japan
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collimator
processing
chamber
storage chamber
preliminary
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JP6151510A
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Yuichi Wada
優一 和田
Jiro Katsuki
二郎 勝木
Hiroshi Kobayashi
浩 小林
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Tel Varian Ltd
Original Assignee
Tel Varian Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/34Gas-filled discharge tubes operating with cathodic sputtering
    • H01J37/3411Constructional aspects of the reactor
    • H01J37/3447Collimators, shutters, apertures
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C14/00Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
    • C23C14/22Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the process of coating
    • C23C14/34Sputtering
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C14/00Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
    • C23C14/22Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the process of coating
    • C23C14/56Apparatus specially adapted for continuous coating; Arrangements for maintaining the vacuum, e.g. vacuum locks
    • C23C14/564Means for minimising impurities in the coating chamber such as dust, moisture, residual gases
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/34Gas-filled discharge tubes operating with cathodic sputtering
    • H01J37/3402Gas-filled discharge tubes operating with cathodic sputtering using supplementary magnetic fields
    • H01J37/3405Magnetron sputtering
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コリメータ交換を容易かつ迅速に行える処理
装置を提供する。 【構成】 このスパッタ装置は、1または2以上の予備
コリメータを収納する予備コリメータ収納室(21)を
処理室(2)と一体的にあるいはゲートバルブを介して
隣接して設けており、処理室内を大気開放することな
く、コリメータ交換手段(24、80)により処理室
(2)内のコリメータと予備コリメータ収納室(21)
内のコリメータとを容易かつ迅速に交換することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は処理装置に係り、特に被
処理体にスパッタリング粒子を被着させるスパッタ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体製造工程においては、
半導体ウェハなどの被処理体に対して電極を形成したり
配線を行うために、所定の減圧雰囲気に置かれた処理室
内に被処理体と所望の成膜材料から成るターゲットとを
対向配置し、ターゲットからスパッタされたスパッタリ
ング粒子を被処理体に被着させるスパッタ装置が使用さ
れている。
【0003】ところで、半導体デバイスの高集積化に伴
い、半導体製造工程においても、より微細な加工を正確
に行う技術の確立が求められており、たとえばスパッタ
装置を用いた内部配線形成プロセスにおいても、径が小
さくかつ深さの深い、すなわちアスペクト比の大きなコ
ンタクトホールをスパッタリング粒子により埋め込む必
要が生じている。しかしながら、スパッタリング・プロ
セスは、一般にステップカバレージ特性が低いため、開
口部のアスペクト比が大きくなるに従い、開口部の底部
における断線不良が発生しやすいため問題となってい
た。
【0004】そこで、最近では、図11または図12に
示すように、スチールなどの金属板あるいは、セラミッ
クスなどの絶縁板に対して複数の円形またはハニカム状
の貫通孔を穿設して成るコリメータを、ターゲットと被
処理体との間に設置し、ターゲットよりcosθ曲線を
描きながら放射されるスパッタリング粒子の放射方向を
コリメータにより規制し、被処理体の処理面に対して略
垂直に入射する成分のみを選択することにより、ステッ
プカバレージを改善させるスパッタ装置が用いられてい
る。このようなコリメータを使用することにより、たと
えば64MDRAM製造時に必要とされるアスペクト比
≦3.0以上のコンタクトホールでは、コリメータを使
用することにより、ステップカバレージを通常のスパッ
タリングの約3倍程度にまで向上させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ステップカ
バレージを向上させるためにスパッタ装置にコリメータ
を設置すると、スパッタリング粒子の大部分がコリメー
タに捕捉ないしは成膜するため、被処理体に対する成膜
速度が極端に低下してしまう。たとえばコリメータを設
置したスパッタ装置と、コリメータを設置しないスパッ
タ装置に対して、同一電力を印加して処理行った場合に
は、コリメータを設置したスパッタ装置の成膜速度はコ
リメータなしのスパッタ装置の成膜速度に比較して、1
/3〜1/20程度にまで低減してしまうことが知られ
ている。しかも、この成膜速度は、コリメータの使用時
間、すなわちコリメータに対する成膜量に依存してさら
に一層低下する上、コリメータに捕捉された成膜物質自
体が膜剥がれなどによりパーティクル発生の原因ともな
るため、従来のスパッタ装置では、所定の成膜速度を確
保し、パーティクルの発生を防止するために、処理室内
に設置したコリメータを定期的に交換する必要が生じて
いた。
【0006】しかしながら、従来のスパッタ装置におい
ては、コリメータを交換する際に、いちいち処理室内の
真空を破り、大気開放する必要があることから、その作
業は煩雑であり、かつ時間を要するため、処理装置のス
ループットを向上させる上での大きな障壁となってい
た。
【0007】本発明は、上記のような従来のスパッタ装
置の抱える問題点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、処理室内の真空を破ることなくコリ
メータを交換する機構を提供することにより、ステップ
カバレージを向上させるためにコリメータを使用した場
合であっても、初期の成膜速度を維持できるとともに、
パーティクルの発生についても初期レベルを維持可能
な、新規かつ改良された処理装置を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に処理装置は、処理室内に被処理体とター
ゲットとを対向配置し、そのターゲットよりスパッタさ
れたスパッタリング粒子の飛翔方向をコリメータにより
規制して被処理体に被着させる処理装置であって、1ま
たは2以上の予備コリメータを収納する予備コリメータ
収納室を処理室に隣接して設け、コリメータ交換手段に
より処理室内のコリメータと予備コリメータ収納室内の
コリメータとを交換可能に構成したことを特徴としてい
る。
【0009】そして、予備コリメータ収納室と処理室と
は、請求項2に記載のように、ゲートバルブ手段を介し
て連設することも可能であり、また請求項3に記載のよ
うに、一体的に構成することも可能である。
【0010】またコリメータ交換手段に関しては、請求
項4に記載のように、2以上のコリメータを保持可能な
コリメータ保持手段を設け、そのコリメータ保持手段が
予備コリメータ収納室と処理室とにわたる少なくとも2
位置間を移動可能であり、いずれかの位置においてコリ
メータ保持手段により保持された1のコリメータがスパ
ッタリング粒子規制位置にあるように構成することも可
能である。そして、その際に、請求項5に記載のよう
に、予備コリメータ収納室に2以上のコリメータを収納
可能なコリメータカセットを設置して、このコリメータ
カセットの位置を調整することにより、コリメータカセ
ットとコリメータ保持手段との間でコリメータの受け渡
しを行う構成とすることが好ましい。
【0011】あるいは、請求項6に記載のように、1の
コリメータを把持可能なコリメータ把持手段を設け、そ
のコリメータ把持手段が予備コリメータ収納室と処理室
との間を移動してコリメータを交換するように構成する
ことも可能である。その際にも、請求項7に記載のよう
に、予備コリメータ収納室に2以上のコリメータを収納
可能なコリメータカセットを設置して、このコリメータ
カセットの位置を調整することにより、コリメータカセ
ットとコリメータ把持手段との間でコリメータの受け渡
しを行う構成とすることが好ましい。
【0012】
【作用】請求項1に記載の処理装置においては、予備コ
リメータ収納室と処理室とが隣接して設けられているの
で、成膜速度が低下した、および/またはパーティクル
が発生しやすい状態になったコリメータを予備コリメー
タと迅速かつ容易に交換することができ、処理装置のス
ループットを向上させることができる。
【0013】請求項2に記載の処理装置においては、予
備コリメータ収納室と処理室とがゲートバルブを介して
連設されているので、コリメータ交換時には、予備コリ
メータ収納室の圧力を処理室の圧力と実質的に等しく調
整し、ゲートバルブを開放することにより、処理室内の
圧力雰囲気を破らずにコリメータの交換を短時間で行う
ことが可能である。
【0014】請求項3に記載の処理装置においては、予
備コリメータ収納室と処理室とを一体に構成しているの
で、処理室内の圧力雰囲気を変更せずに、コリメータの
交換をさらに短時間で行うことが可能である。
【0015】請求項4に記載の処理装置においては、2
以上のコリメータを保持可能なコリメータ保持手段を、
予備コリメータ収納室と処理室とにわたる少なくとも2
位置間で移動させるだけで、使用済みのコリメータと予
備コリメータの交換を行うことができるので、コリメー
タ交換手順をさらに簡便かつ短時間で行うことが可能と
なる。その際に、請求項5に記載のように、予備コリメ
ータ収納室内で、使用済みコリメータと予備コリメータ
との交換を複数回にわたり実施可能に構成することによ
り、さらに長時間にわたり、処理室の処理雰囲気を保持
したまた、連続処理を行うことが可能となる。
【0016】また請求項6に記載のように、1のコリメ
ータを把持可能なコリメータ把持手段により、予備コリ
メータ収納室と処理室との間でコリメータの交換を行う
構成とすれば、より小さなスペースでコリメータの交換
を実施できる。この場合にも、請求項7に記載のよう
に、予備コリメータ収納室内で、使用済みコリメータと
予備コリメータとの交換を複数回にわたり実施可能に構
成することにより、さらに長時間にわたり、処理室の処
理雰囲気を保持したまた、連続処理を行うことが可能と
なる。
【0017】
【実施例】以下に添付図面を参照しながら、本発明に基
づいて構成された処理装置をマグネトロン型スパッタ装
置に適用した一実施例について詳細に説明する。
【0018】図1に示すように、スパッタ装置1は、ス
テンレスやアルミニウムなどから成るバレル状の処理容
器2を備えており、その処理容器2内には、上方から順
次、陰極3、ターゲット4、コリメータ5、陽極6が対
向配置されている。そして陽極6は被処理体Wを載置固
定する載置台を兼ねるものであり、その載置面にチャッ
ク7により半導体ウェハなどの被処理体Wを固定載置す
ることが可能なように構成されている。
【0019】導電性金属から成る上記陰極3には直流高
圧電源8が接続されており、スパッタ処理時には、たと
えば10〜20KWの直流電力を印加することにより、
上記陰極3と上記陽極6との間にグロー放電を生じさ
せ、上記陰極3の下面に接合された上記ターゲット4に
イオン粒子を衝突させ、弾かれたスパッタリング粒子
を、上記ターゲット4に対向する位置に載置された被処
理体Wの処理面に被着させることが可能である。また、
上記陰極3の上部には回転自在の永久磁石9が設置され
ており、この永久磁石9により、上記陰極3の近傍に直
交電磁界を形成し、二次イオンをトラップして、イオン
化を促進することが可能である。さらに、上記陰極3に
は冷却ジャケット10が内装されており、冷媒、たとえ
ば冷却水を循環させることにより、上記陰極3および/
または上記ターゲット4の昇温を抑えることが可能であ
る。
【0020】上記被処理体Wに対抗して配置される上記
ターゲット4は、被処理体Wに形成する薄膜の材料に応
じて、その母材が選択される。上記ターゲット4の材
料、すなわちスパッタリングによって半導体ウェハWに
形成することができる薄膜材料としては、たとえばアル
ミニウム、シリコン、タングステン、チタン、モリブデ
ン、クロム、コバルト、ニッケル等、あるいはこれらを
素材とする合金がある。またターゲットの形状として
は、断面段付形状、円板状、円錐状、角板状、角錐状
等、さまざまな形状を選択することが可能である。
【0021】上記処理容器の下方には、アルミニウムな
どの導電性金属から成り陽極も兼ねる載置台6が設置さ
れている。この載置台6は、略円筒状に構成され、昇降
機構11により昇降自在であるとともに、ヒータなどの
加熱装置12が内装されており、被処理体Wを所望の温
度、たとえば200℃にまで昇温させることが可能なよ
うに構成されている。そして、被処理体の裏面には、管
路13を介して窒素ガスなどを供給することが可能であ
り、上記加熱装置12からの伝熱特性を向上させてい
る。
【0022】そして、上記陰極3/上記ターゲット4と
上記陽極(載置台)6の間にはコリメータ5が設置され
る。このコリメータ5は、たとえばステンレス製の略円
板形状をしており、たとえば図11または図12に示す
ように、ハニカム状の、あるいは円柱状の多数の貫通孔
14が、ターゲット側から被処理体側に向かって穿設さ
れており、ターゲットからはじき出されたスパッタリン
グ粒子のうち、略垂直成分のみを被処理体側に選択的に
透過させ、ステップカバレージを向上させることが可能
である。
【0023】また、上記処理容器2内には、上記陰極3
から上記陽極(載置台)6に至るスパッタリング粒子が
飛翔する空間を囲むように、たとえばステンレスなどか
ら成るシールド15が形成され、上記処理容器2の内壁
をスパッタリング粒子から保護している。
【0024】さらに、上記処理容器2には、ガス源16
からマスフローコントローラ17を介して、所望の処理
ガスを供給するための処理ガス導入管18が接続されて
おり、たとえばアルゴンなどの不活性ガスを所定の流量
だけ上記処理容器2内に導入することが可能である。ま
た上記処理容器2の下方には排気口19が設けられてお
り、図示しない真空ポンプ、たとえばドライポンプによ
り処理容器内を所望の圧力に真空引きすることが可能な
ように構成されている。
【0025】そして、上記処理容器2の一方の側面に
は、図2および図3に示すように、ゲートバルブ20を
介して予備コリメータ収納室21が隣接して設けられて
いる。この予備コリメータ収納室21には、複数のコリ
メータ5a、5b、5c、…を収納したコリメータカセ
ットが22が設置されている。このコリメータカセット
22は、図3に示すように、昇降機構23により昇降自
在に構成されており、上記コリメータカセット22を所
定の位置に調整することにより、上記処理容器2内のゲ
ートバルブ20近傍に設置されたコリメータ交換器24
により、使用により成膜速度が低下し、および/または
パーティクルが発生しやすくなったコリメータと、コリ
メータカセット22に収容された未使用のコリメータと
を容易に交換することが可能である。
【0026】上記コリメータ交換器23は、図2に示す
ように、回転駆動部25と、伸縮アーム26と、コリメ
ータ把持部27とから構成されており、ゲートバルブ2
0を介して、上記処理容器2と上記予備コリメータ収納
室21との間において自在に運動可能である。そして、
上記予備コリメータ収納室21の圧力を上記処理容器2
の圧力と実質的に等しく調整することにより、上記処理
容器2内の圧力雰囲気を保持しながら、上記コリメータ
交換器23により、たとえば上記処理容器2内の使用済
みコリメータを取り出し、上記予備コリメータ収納室2
1に設置された上記コリメータカセット22の空き部分
に回収し、上記コリメータカセット22から未使用のコ
リメータを取り出し、上記処理容器2の所定位置に設置
することにより、一連のコリメータ交換作業を行うこと
ができる。その際に、上記コリメータカセット22自体
を昇降させて、空きカセット部分または未使用コリメー
タが収納されているカセット部分を上記コリメータ交換
器23とのコリメータ受け渡し位置に位置決め可能なの
で、交換作業を容易にかつ迅速に行うことができる。
【0027】さらに、上記処理容器2の他方の側面に
は、図4に示すように、ゲートバルブ28を介して移載
室29が設置されている。そして、この移載室29には
搬送アーム21を備えた搬送機構31が設置されてお
り、上記移載室29の周囲には、被処理体に対して、ス
パッタリングやエッチングなどの各種処理を行うための
複数の処理容器31、32が、それぞれゲートバルブ3
3、34を介して接続されており、マルチチャンバ方式
の半導体製造装置を構成している。また移載室29の一
方の側面には予備真空室35a、35bを介して、搬送
アーム36が設けられたローダ/アンローダ室37が接
続されている。このローダ/アンローダ室37には、ロ
ーダ口38およびアンローダ口39が設置されており、
所定枚数、たとえば25枚の被処理体が収容されたウェ
ハカセット40を搬入搬出することが可能である。
【0028】以上のように本発明の一実施例である直流
マグネトロン型スパッタ装置は構成されている。次に、
本実施例の直流マグネトロン型スパッタ装置が実装され
たマルチチャンバ型半導体製造装置を用いて、図13に
示すような半導体ウェハWのシリコン60上に形成され
た酸化シリコン層間絶縁層61に形成されたスルーホー
ル62に対してチタン膜63/窒化チタン膜64を成膜
する動作について簡単に説明する。
【0029】まず、上記ローダ/アンローダ室37に設
置された上記カセット40から上記搬送アーム36によ
り、予め酸化シリコン膜が形成された所定の半導体ウェ
ハWを取り出し、位置決め装置41でウェハに形成され
たオリフラに基づいて位置決めを行った後、上記予備真
空室35aに搬入する。ついで、上記移載室29の搬送
アーム30がウェハWを受け取り、たとえばエッチング
用の処理容器31にウェハWを搬入し、酸化シリコンか
ら成る層間絶縁層に所定のスルーホールをエッチングす
る。
【0030】エッチング処理が終了した後、上記搬送ア
ーム21がウェハWを搬出し、本発明に基づいて構成さ
れたスパッタ用処理容器2にウェハWを搬入し、上記載
置台6上に載置し、上記チャック7により固定する。つ
いで、上記処理容器2内を、たとえば10-2〜10-3
orrに真空引きしながら、ガス導入管17よりアルゴ
ンガスを導入するとともに、ヒータ12により被処理体
を所望の温度、たとえば200℃にまで加熱した後、上
記陰極3にたとえば、10〜20KWの直流高圧電力を
印加することにより、上記陰極3と上記陽極6との間に
グロー放電を生じさせることが可能である。このグロー
放電により、上記陰極3の下面に接合されたチタンから
成るターゲット4にイオン粒子を衝突させ、弾かれたチ
タン粒子を、上記ターゲット4に対抗する位置に載置さ
れたウェハWの処理面に被着させることが可能である。
また、上記陰極3の上部に設置された永久磁石9により
上記陰極3の近傍に形成された直交電磁界の作用で、二
次イオンをトラップして、イオン化が促進される。さら
に、上記陰極3に内装された冷却ジャケット10に、冷
媒、たとえば冷却水を循環させることにより、上記陰極
3および/または上記ターゲット4の昇温が抑制され
る。
【0031】このようにして、ターゲットから弾かれた
チタン粒子は、コリメータ5を通過する際に、貫通孔1
4により略垂直方向成分のみが選択され、ステップカバ
レージよく、層間絶縁層61に形成されたスルーホール
62を所定の厚みだけ埋め、オーミックコンタクト層6
3が形成される。ついで、このチタン層63の上に窒化
チタン層64をバリア層として形成するのであるが、そ
の場合には、さらに、ガス導入管17より窒素ガスを導
入し、ウェハWの近傍においてチタンを窒化し、窒化チ
タン層64をチタン層63の上に被着する。このように
して一連のスパッタリング処理が終了した後、ウェハW
を再び、上記搬送アーム30により搬出した後、CVD
用処理容器32内に搬入し、窒化チタン層64の上にC
VD法によりタングステン層65を形成することによ
り、スルーホール62内にタングステンから成る配線材
料が埋め込まれた接続孔が完成する。
【0032】そして、一連の処理が終了したウェハW
は、再び上記移載室29の上記搬送アーム30により搬
出され、上記予備真空室35bに戻され、そこで、上記
ローダ/アンローダ室37の上記搬送アーム36に受け
渡された後、カセット40に再び収容され、アンローダ
口39を介して装置外に搬出される。
【0033】このようにして、図4に示すような、マル
チチャンバ方式の半導体製造装置を使用することによ
り、たとえばウェハWに対する配線処理を連続的に実施
することができるわけであるが、多数枚のウェハWを処
理するうちに、上述のようなスパッタ装置2に使用され
るコリメータ5の貫通孔の内壁面に被着するスパッタリ
ング粒子により貫通孔の透過径が減少し、成膜速度が低
下し、さらには膜剥がれにより大量にパーティクルが発
生するおそれがある。したがって、初期のスループット
および歩留まりを維持するためには、所定のタイミン
グ、たとえば、所定の処理枚数ごとに、あるいは所定の
処理時間ごとに、あるいは処理装置に設置したパーティ
クルカウンタが所定のしきい値に到達するごとに、コリ
メータを交換する必要がある。
【0034】この点、従来の処理装置においては、コリ
メータの交換のたびに、処理装置を立ち下げ、処理容器
内の真空を破り大気開放し、コリメータ交換後に再び処
理容器内を真空引きせねばならないため、交換に多くの
手間と時間を要していた。しかしながら、本発明装置に
よれば、コリメータの交換時には、まず上記予備コリメ
ータ収納室21の圧力を上記処理容器2内と実質的に等
しく調整した後、上記ゲートバルブを20を開放し、上
記コリメータ交換器24により、不要となったコリメー
タを取り出し、上記予備コリメータ収納室21内の上記
コリメータカセット22を昇降させてその空き部分をコ
リメータ受け渡し位置に位置決めした後、上記コリメー
タ交換器24によりその空き部分に使用済みコリメータ
を回収し、その後、再び上記コリメータカセット22を
昇降させて予備コリメータが収納されている部分をコリ
メータ受け渡し位置に位置決めした後、上記コリメータ
交換器24により予備コリメータを取り出して上記処理
容器2内に搬入し、所定の位置にセッティングした後、
上記ゲートバルブ20を再び閉止することにより、一連
のコリメータ交換作業を終えることができるので、いち
いち上記処理容器2を大気開放しないでコリメータの交
換を行うことができるうえ、コリメータの交換作業を完
全自動化することが可能なので、装置のスループットを
大幅に向上させることができる。
【0035】次に、図5および図6を参照しながら、図
1および図4に示す処理装置に適用可能なコリメータ交
換器の別の実施例について説明する。なお、本明細書に
おいては、同じ機能を有する機能部材については、同じ
参照番号を付することにより、重複説明を省略すること
にする。
【0036】この実施例においては、コリメータ70
は、略四辺形の板材からなり、一方の対辺には一対のベ
アリング71が設けられており、処理容器2と予備コリ
メータ収納室21にわたって設置されたガイドレール7
2上を移動可能に構成されている。そして、コリメータ
70の一方の辺には第1の磁石73が取り付けられてお
り、さらに、装置の外部には、処理容器2と予備コリメ
ータ収納室21にわたって設置されたガイド74上を移
動する第2の磁石75が設けられている。このように構
成することにより、コリメータ交換時には、上記第1の
磁石73と上記第2の磁石75との間に吸引力を発生さ
せ、上記第2の磁石75の移動に対応して上記第1の磁
石73が取り付けられたコリメータ70を上記ガイドレ
ール72上を移動させて、上記処理容器2と上記予備コ
リメータ収納室21との間において、使用済みコリメー
タと予備コリメータとを交換することが可能である。
【0037】図7には、本発明に基づいて構成されたス
パッタ装置のさらに別の実施例が示されている。このス
パッタ装置1’の基本的構成は、図1に示すスパッタ装
置1と変わらないが、この実施例において、ゲートバル
ブ20が省略され、処理容器2と予備コリメータ収納室
とが一体に構成されており、さらに容易かつ迅速にに使
用済みコリメータと予備コリメータとの交換を行うこと
が可能なように構成されている。さらに、この実施例で
は、上記予備コリメータ収納室21の対向側に、後述す
るコリメータ交換器30の待避室21’が形成されてい
る。
【0038】この実施例において使用されているコリメ
ータ交換器80は、図8に示すように、2枚のコリメー
タを載置可能なコリメータ保持台81を備えている。こ
のコリメータ保持台81の一方の対辺には一対のベアリ
ング82が取り付けられており、エアシリンダ83の伸
縮動作に伴って、図示しないガイドレール上を、上記処
理容器2と上記予備コリメータ収納室21、さらには上
記待避室21’にわたり、自在に移動することが可能で
ある。
【0039】このように構成することにより、たとえば
コリメータ保持台81に第1および第2のコリメータを
設置し、まず第1のコリメータによりスパッタリング処
理を所定時間あるいは所定枚数行った後、コリメータ保
持台81を待避室21’方向に移動し、第1のコリメー
タ部分を上記待避室21’内に待避させるとともに、第
2のコリメータが処理位置にくるように位置決めした
後、第2のコリメータによりスパッタリング処理を所定
時間あるいは所定枚数行うことが可能である。その後、
このコリメータ保持台81を上記予備コリメータ収納室
21に収納し、上記コリメータ保持台81自体を新規の
ものと交換してもよいし、あるいは上記コリメータ保持
台81に保持される第1および第2のコリメータだけを
交換することが可能である。そして、再び第1のコリメ
ータ部分を所定位置に位置決めすることによりスパッタ
リング処理を行うことが可能となる。
【0040】図8に示すコリメータ交換器80は、エア
シリンダ83により駆動する構成であったが、本発明は
かかる構成に限定されない。たとえば、図9に示すよう
に、ベアリング92を備えたコリメータ保持台91に取
り付けられた第1の磁石93と、装置の外部に設置され
たガイド95上を移動自在の第2の磁石94とを用い
て、図5および図6に示す実施例と同様に、磁力により
コリメータ保持台91を駆動する構成も採用することが
可能である。
【0041】さらにまた図10に示すスパッタ装置1”
のように、処理容器2の両側に第1および第2の予備コ
リメータ収納室21aおよび21bを設置する構成を採
用すれば、コリメータ交換器80のコリメータ保持台8
1に載置された第1のコリメータ5a(図中右側のも
の)によりスパッタ処理を行っている間に、上記第2の
予備コリメータ収納室21bにおいて、第2のコリメー
タ5b(図中左側のもの)を交換し、これとは逆に、第
2のコリメータ5bによりスパッタ処理を行っている間
に、上記第1の予備コリメータ収納室21aにおいて、
第1のコリメータ5aを交換することができ、さらに一
層コリメータの交換時間を短縮することができる。
【0042】以上のように、本発明の一実施例として、
直流マグネトロン型スパッタ装置を例に挙げて、本発明
装置を説明したが、本発明はかかる実施例に限定される
ものではない。本発明は、高周波スパッタ装置、対向タ
ーゲットスパッタ装置、ECRスパッタ装置、バイアス
スパッタ装置などの各種スパッタ装置に対しても当然に
適用することが可能である。また、本発明は、スパッタ
装置に限定されず、飛翔粒子の飛翔方向を制限するコリ
メータを備えたすべての処理装置対して適用することが
可能である。さらにまた、本発明は、チタン/窒化チタ
ンの成膜に限定されず、あらゆる材料のスパッタリング
に対して適用すること可能である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
処理容器内を大気開放せずにコリメータを交換すること
が可能なので、コリメータに被着したスパッタリング粒
子により成膜速度が低下し、また大量のパーティクルが
発生する前にコリメータを交換することができる上、そ
の交換を容易かつ迅速に行うことができるので、装置の
スループットおよび歩留まりを向上させることができ
る。
【0044】すなわち請求項1によれば、予備コリメー
タ収納室と処理室とが隣接して設けられているので、成
膜速度が低下した、および/またはパーティクルが発生
しやすい状態になったコリメータを予備コリメータと迅
速かつ容易に交換することができ、処理装置のスループ
ットを向上させることができる。
【0045】また請求項2によれば、予備コリメータ収
納室と処理室とがゲートバルブを介して連設されている
ので、コリメータ交換時には、予備コリメータ収納室の
圧力を処理室の圧力と実質的に等しく調整し、ゲートバ
ルブを開放することにより、処理室内の圧力雰囲気を破
らずにコリメータの交換を短時間で行える。
【0046】また請求項3によれば、予備コリメータ収
納室と処理室とを一体に構成しているので、処理室内の
圧力雰囲気を変更せずに、コリメータの交換をさらに短
時間で行うことが可能である。
【0047】請求項4に記載の処理装置においては、2
以上のコリメータを保持可能なコリメータ保持手段を、
予備コリメータ収納室と処理室とにわたる少なくとも2
位置間で移動させるだけで、使用済みのコリメータと予
備コリメータの交換を行うことができるので、コリメー
タ交換手順をさらに簡便かつ短時間で行うことが可能と
なる。その際に、請求項5に記載のように、予備コリメ
ータ収納室内で、使用済みコリメータと予備コリメータ
との交換を複数回にわたり実施可能に構成することによ
り、さらに長時間にわたり、処理室の処理雰囲気を保持
したまた、連続処理を行うことが可能となる。
【0048】また請求項6に記載のように、1のコリメ
ータを把持可能なコリメータ把持手段により、予備コリ
メータ収納室と処理室との間でコリメータの交換を行う
構成とすれば、より小さなスペースでコリメータの交換
を実施できる。この場合にも、請求項7に記載のよう
に、予備コリメータ収納室内で、使用済みコリメータと
予備コリメータとの交換を複数回にわたり実施可能に構
成することにより、さらに長時間にわたり、処理室の処
理雰囲気を保持したまた、連続処理を行うことが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例として構成された直流マグネ
トロン型スパッタ装置の概略的な断面図である。
【図2】図1に示すスパッタ装置に実装されるコリメー
タ交換器の動作を説明するための略平面図である。
【図3】図1に示すスパッタ装置に実装されるコリメー
タ交換器の動作を説明するための略側面図である。
【図4】図1に示すスパッタ装置を実装したマルチチャ
ンバ方式の半導体製造装置の概略的な構成図である。
【図5】図1に示すスパッタ装置に実装されるコリメー
タ交換器の他の実施例の動作を説明するための略平面図
である。
【図6】図1に示すスパッタ装置に実装されるコリメー
タ交換器の他の実施例の動作を説明するための略側面図
である。
【図7】本発明の他の実施例として構成された直流マグ
ネトロン型スパッタ装置の概略的な断面図である。
【図8】図7に示すスパッタ装置に実装されるコリメー
タ交換器の動作を説明するための略平面図である。
【図9】図7に示すスパッタ装置に実装されるコリメー
タ交換器の他の実施例の動作を説明するための略平面図
である。
【図10】本発明のさらに他の実施例として構成された
直流マグネトロン型スパッタ装置の概略的な断面図であ
る。
【図11】従来のコリメータ部分を示す説明図である。
【図12】従来のコリメータ部分を示す説明図である。
【図13】層間絶縁膜に形成されたスルーホールにタン
グステンを充填させる工程を示した説明図である。
【符号の説明】
1 スパッタ装置 2 処理容器 3 陰極 4 ターゲット 5 コリメータ 6 載置台(陽極) 9 永久磁石 20 ゲートバルブ 21 予備コリメータ収納室 22 コリメータカセット 24 コリメータ交換器 25 回転駆動機構 26 伸縮アーム 27 コリメータ把持部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理室内に被処理体とターゲットとを対
    向配置し、そのターゲットよりスパッタされたスパッタ
    リング粒子の飛翔方向をコリメータにより規制して前記
    被処理体に被着させる処理装置において、 1または2以上の予備コリメータを収納する予備コリメ
    ータ収納室を前記処理室に隣接して設け、コリメータ交
    換手段により前記処理室内のコリメータと前記予備コリ
    メータ収納室内のコリメータとを交換可能に構成したこ
    とを特徴とする、処理装置。
  2. 【請求項2】 前記予備コリメータ収納室と前記処理室
    とがゲートバルブ手段を介して連設されていることを特
    徴とする、請求項1に記載の処理装置。
  3. 【請求項3】 前記予備コリメータ収納室と前記処理室
    とが一体的に構成されていることを特徴とする、請求項
    1に記載の処理装置。
  4. 【請求項4】 前記コリメータ交換手段が2以上のコリ
    メータを保持可能なコリメータ保持手段を備え、そのコ
    リメータ保持手段が前記予備コリメータ収納室と前記処
    理室とにわたる少なくとも2位置間を移動可能であり、
    いずれかの位置において前記コリメータ保持手段により
    保持された1のコリメータがスパッタリング粒子規制位
    置にあることを特徴とする、請求項1、2または3のい
    ずれかに記載の処理装置。
  5. 【請求項5】 前記予備コリメータ収納室には2以上の
    コリメータを収納可能なコリメータカセットが設置され
    ており、このコリメータカセットの位置を調整すること
    により、前記コリメータカセットと前記コリメータ保持
    手段との間でコリメータの受け渡しが可能であることを
    特徴とする、請求項4に記載の処理装置。
  6. 【請求項6】 前記コリメータ交換手段が1のコリメー
    タを把持可能なコリメータ把持手段を備え、そのコリメ
    ータ把持手段が前記予備コリメータ収納室と前記処理室
    との間を移動してコリメータを交換することを特徴とす
    る、請求項1、2または3のいずれかに記載の処理装
    置。
  7. 【請求項7】 前記予備コリメータ収納室には2以上の
    コリメータを収納可能なコリメータカセットが設置され
    ており、このコリメータカセットの位置を調整すること
    により、前記コリメータカセットと前記コリメータ把持
    手段との間でコリメータの受け渡しが可能であることを
    特徴とする、請求項6に記載の処理装置。
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