JPH0733506U - 電動回転テーブル - Google Patents

電動回転テーブル

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JPH0733506U
JPH0733506U JP7142693U JP7142693U JPH0733506U JP H0733506 U JPH0733506 U JP H0733506U JP 7142693 U JP7142693 U JP 7142693U JP 7142693 U JP7142693 U JP 7142693U JP H0733506 U JPH0733506 U JP H0733506U
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JP
Japan
Prior art keywords
rotary table
output shaft
hole
electric motor
jig
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Pending
Application number
JP7142693U
Other languages
English (en)
Inventor
義廣 重松
弘 森田
Original Assignee
株式会社タック技研工業
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社タック技研工業 filed Critical 株式会社タック技研工業
Priority to JP7142693U priority Critical patent/JPH0733506U/ja
Publication of JPH0733506U publication Critical patent/JPH0733506U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドリルの径に比較して深い穴や長尺物でも、
容易に精度よく加工可能な電動回転テーブルを提供す
る。 【構成】 下部に取り付け孔22を有するベース板15
を備えた薄型電動モータ11の出力軸12を中空とし、
該出力軸12に被切削物を固定する支持手段47が備え
られた回転治具14が、中央に嵌入孔40を有する取り
付け台13を介して装着されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、棒材等を切削加工する場合等に使用される電動回転テーブルに関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来、棒材等に穴加工をする場合には、図4に示すように被切削物70を切削 装置71のベッド72の上に固定治具73を使用して取り付け、時計方向に回転 させているドリル74等を被切削物70に押圧して行っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、ドリル74の径に比較して深い穴等を加工する場合には、ドリ ル74が被切削物70から逃げたり、あるいは穿設した穴がドリル74の侵入に 伴い曲がって、精度を有する穴加工がし難いという問題点があった。 また、長い被切削物70を加工する場合には、切削装置71のベッド72に被 切削物70の下部を固定治具73で支持して加工するので、被切削物70が振れ て加工し難いという問題点があった。 本考案はこのような事情に鑑みなされたもので、ドリルの径に比較して深い穴 や長尺物でも容易に精度よく加工可能な電動回転テーブルを提供することを目的 とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う請求項1記載の電動回転テーブルは、下部に取り付け孔を有す るベース板を備えた薄型電動モータの出力軸を中空とし、該出力軸に被切削物を 固定する支持手段が備えられた回転治具が、中央に嵌入孔を有する取り付け台を 介して装着されて構成されている。 そして、請求項2記載の電動回転テーブルは、請求項1記載の電動回転テーブ ルにおいて、前記回転治具がチャックであるように構成されている。 請求項3記載の電動回転テーブルは、請求項1または2記載の電動回転テーブ ルにおいて、前記薄型電動モータの回転は、切削工具の切削回転方向とは逆方向 であるように構成されている。
【0005】
【作用】
請求項1〜3記載の電動回転テーブルにおいては、薄型電動モータの下部に取 り付け孔を有するベース板を備えているので、任意の位置、例えば、ボール盤あ るいはフライス盤のベッドに取り付けることができる。 更に、回転治具は、取り付け台を介して薄型電動モータの出力軸に装着されて いるので、薄型電動モータを回転させることにより回転治具を回転させることが できる。 そして、回転治具には、支持手段が設けられているので、被切削物を固定して 、切削加工を行うことができる。 特に、請求項2記載の電動回転テーブルにおいては、回転治具がチャックであ るので、薄型電動モータの出力軸、取り付け台および回転治具の孔が連通し、長 尺物の被切削物を加工する場合に、この被切削物を連通する孔に通して回転治具 の支持手段により固定して加工する。 請求項3記載の電動回転テーブルにおいては、薄型電動モータの回転は、切削 工具の切削回転方向とは逆方向であるので、時計方向に回転している切削工具で 被切削物を加工すると切削工具の切削回転速度と回転治具の回転速度とを合わせ た速度で切削することになる。
【0006】
【実施例】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案を具体化した実施例につき説明し 、本考案の理解に供する。 ここに、図1は本考案の一実施例に係る電動回転テーブルの側断面図、図2は 同使用状態を示す説明図、図3は同チャックの平面図である。 図1に示す本考案の一実施例に係る電動回転テーブル10は、主として鋼等の 金属からなる薄型電動モータ11と、薄型電動モータ11の出力軸12に装着さ れている取り付け台13と、該取り付け台13に固定されている回転治具の一例 であるチャック14とを有している。以下これらについて詳しく説明する。
【0007】 前記薄型電動モータ11は、下部にベース板15を備えたモータケース16と 、該モータケース16内に配置されている回転子18及び固定子19と、前記回 転子18に固着された出力軸12とを有している。 前記モータケース16は、筒状の側板20の上下に、天井板21と周囲に複数 の取り付け孔22を有するベース板15とを備え、長ボルト23によって一体的 に組み立てられている。前記ベース板15の中央に下ベアリング収納部24が設 けられ、前記天井板21の中央上部には上ベアリング収納部25が設けられてい る。
【0008】 前記出力軸12は、中空パイプからなって中央に長孔27を有し、上部にはキ ー溝28が設けられている。 そして、モータケース16の側板20の内側には鉄心にコイル30が巻回され た固定子19が配置され、中央には回転子18が出力軸12を介して回転自由に 設けられている。前記出力軸12は、上ベアリング収納部25に設けられている 二連のベアリング33及び下ベアリング収納部24に設けられているベアリング 34によって円滑回動自由に支持されている。ベアリング33は上部の座金35 及びナット36によって固定され、ベアリング34は下部のばね座金37によっ て固定保持されている。なお、38はオイルシール、39はファン、39aはベ アリングカバーである。
【0009】 前記取り付け台13には、中央に嵌入孔40が形成され、その嵌入孔40のキ ー溝42が前記キー溝28に嵌入したキー41によって固定され、出力軸12に 固着されて出力軸12の回転を取り付け台13に伝達するようになっている。そ して、取り付け台13の周囲には複数の取り付け孔43を有し、上部にチャック 14がねじ固定できるようになっている。 前記チャック14は、図1及び図3に示すように中央に出力軸12の内径より も大きい挿入孔45が形成され、下部周囲には取り付け台13に固定用の取り付 け用雌ねじ穴46が形成され、上面には支持手段の一例である3つの爪47が備 えられている。この3つの爪47は、被切削物の外径の大きさに従って移動させ 、三方から被切削物を押圧して固定するようにしている。なお、47aは座金、 47bはナットであって、前記取り付け台13を出力軸12に固定するためのも のである。
【0010】 次に、電動回転テーブル10を使用して棒材48に穴加工をする場合について 説明する。 例えば切削装置のベッド49に電動回転テーブル10を固定するには、電動回 転テーブル10のベース板15の取り付け孔22にボルト50を挿入して固定す る。そして、例えば穴加工をする棒材48を薄型電動モータ11の出力軸12の 長孔27及びチャック14の挿入孔45に通し、チャック14の3つの爪47を 移動させ棒材48を三方から均等に押圧するように調整して芯出しをする。そし て、図2に示すように薄型電動モータ11を作動させて出力軸12を反時計回り 方向に回転させ、その出力軸12と一緒に取り付け台13、チャック14及び棒 材48を回転させる。上方の時計回り方向に切削回転させているドリル51を、 回転している棒材48に当てて切削する。この場合、ドリル51の切削回転速度 と薄型電動モータ11の回転速度との合計の速度で加工することになり、切削効 率が向上する。そして、この加工では加工物である棒材48が回転するので、ド リル51は横方向に逃げずに棒材48に真っすぐに入って行き、精度を有する加 工を行うことができる。
【0011】
【考案の効果】
請求項1〜3記載の電動回転テーブルは、下部に取り付け孔を有するベース板 を備えた薄型電動モータの中空の出力軸に、被切削物を固定する支持手段が備え られた回転治具が中央に嵌入孔を有する取り付け台を介して装着されているので 、ボール盤やフライス盤等のベッドに取り付け、薄型電動モータを回転させて被 切削物を回転させながら切削加工を行うことができる。 特に、請求項2記載の電動回転テーブルは、回転治具がチャックであるので、 薄型電動モータの出力軸および回転治具の孔が連通する。従って、長尺物の被切 削物を加工する場合に、この被切削物を連通する孔に通して加工することができ 、加工の範囲が拡大する。 請求項3記載の電動回転テーブルは、薄型電動モータが、切削工具の切削回転 方向とは逆方向に回転するので、切削工具の回転速度と回転治具の回転速度とを 合わせた高速度で切削することができる。この様にすることによって、ドリルの 径に比較して深い穴等を加工しても切削工具が逃げず、精度を有する切削加工が 可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例に係る電動回転テーブル
の側断面図である。
【図2】同使用状態を示す説明図である。
【図3】同チャックの平面図である。
【図4】従来例に係る切削装置の側面図である。
【符号の説明】
10 電動回転テーブル 11 薄型電動モータ 12 出力軸 13 取り付け台 14 チャック 15 ベース板 16 モータケース 18 回転子 19 固定子 20 側板 21 天井板 22 取り付け孔 23 長ボルト 24 下ベアリング収納部 25 上ベアリング収納部 27 長孔 28 キー溝 30 コイル 33 ベアリング 34 ベアリング 35 座金 36 ナット 37 ばね座金 38 オイルシール 39 ファン 39a ベアリングカバー 40 嵌入孔 41 キー 42 キー溝 43 取り付け孔 45 挿入孔 46 雌ねじ穴 47 爪 47a 座金 47b ナット 48 棒材 49 ベッド 50 ボルト 51 ドリル

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部に取り付け孔を有するベース板を備
    えた薄型電動モータの出力軸を中空とし、該出力軸に被
    切削物を固定する支持手段が備えられた回転治具が、中
    央に嵌入孔を有する取り付け台を介して装着されている
    ことを特徴とする電動回転テーブル。
  2. 【請求項2】 前記回転治具がチャックである請求項1
    記載の電動回転テーブル。
  3. 【請求項3】 前記薄型電動モータの回転は、切削工具
    の切削回転方向とは逆方向である請求項1または2記載
    の電動回転テーブル。
JP7142693U 1993-12-06 1993-12-06 電動回転テーブル Pending JPH0733506U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7142693U JPH0733506U (ja) 1993-12-06 1993-12-06 電動回転テーブル

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JP7142693U JPH0733506U (ja) 1993-12-06 1993-12-06 電動回転テーブル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0733506U true JPH0733506U (ja) 1995-06-20

Family

ID=13460181

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JP7142693U Pending JPH0733506U (ja) 1993-12-06 1993-12-06 電動回転テーブル

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007124856A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Nsk Ltd ダイレクトドライブモータ
JP2016182662A (ja) * 2015-03-27 2016-10-20 ブラザー工業株式会社 工作機械

Cited By (3)

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JP2007124856A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Nsk Ltd ダイレクトドライブモータ
JP4715447B2 (ja) * 2005-10-31 2011-07-06 日本精工株式会社 ダイレクトドライブモータ
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