JPH0733442B2 - ポリエステル―ポリオレフィン組成物の製造方法 - Google Patents

ポリエステル―ポリオレフィン組成物の製造方法

Info

Publication number
JPH0733442B2
JPH0733442B2 JP1231809A JP23180989A JPH0733442B2 JP H0733442 B2 JPH0733442 B2 JP H0733442B2 JP 1231809 A JP1231809 A JP 1231809A JP 23180989 A JP23180989 A JP 23180989A JP H0733442 B2 JPH0733442 B2 JP H0733442B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyolefin
polyethylene
polycarbonate
modified polyester
polyester
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1231809A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02107662A (ja
Inventor
クリストファー・マイケル・ハウキンズ
ロバート・ラッセル・ガルッチ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JPH02107662A publication Critical patent/JPH02107662A/ja
Publication of JPH0733442B2 publication Critical patent/JPH0733442B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G81/00Macromolecular compounds obtained by interreacting polymers in the absence of monomers, e.g. block polymers
    • C08G81/02Macromolecular compounds obtained by interreacting polymers in the absence of monomers, e.g. block polymers at least one of the polymers being obtained by reactions involving only carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • C08G81/024Block or graft polymers containing sequences of polymers of C08C or C08F and of polymers of C08G
    • C08G81/027Block or graft polymers containing sequences of polymers of C08C or C08F and of polymers of C08G containing polyester or polycarbonate sequences
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/04Oxygen-containing compounds
    • C08K5/14Peroxides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L23/00Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L23/02Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L23/00Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L23/02Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
    • C08L23/04Homopolymers or copolymers of ethene
    • C08L23/06Polyethene
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L69/00Compositions of polycarbonates; Compositions of derivatives of polycarbonates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L2207/00Properties characterising the ingredient of the composition
    • C08L2207/06Properties of polyethylene
    • C08L2207/066LDPE (radical process)
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L2312/00Crosslinking

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Other Resins Obtained By Reactions Not Involving Carbon-To-Carbon Unsaturated Bonds (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Graft Or Block Polymers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 当業界では、芳香族ポリカーボネート、芳香族コポリエ
ステルカーボネートおよびポリアリーレートなどのよう
な各種のポリエステルが何年も前から知られている。こ
れらの材料は、強靭性、耐熱性、高弾性率、および適度
ないし高い耐衝撃性などのような極めて良好な特性もっ
ている。しかし、これらの材料は通常、主としてその非
晶質特性のゆえに各種の面で欠けている。たとえば溶剤
耐性は、上記の芳香族ポリエステルは必ずしも優れてい
るとは考えられていない。さらに、臨界的な厚み以上の
厚みを有する材料の場合の耐衝撃性もまた、これらの材
料の或る種の望ましい応用には不足していると考えられ
ている。これらのポリエステルの望ましい性質は維持し
たままで上記のように比較的弱い性質を改善するため
に、さまざまな結晶中に材料性のポリエステルを使用し
てブレンドが作られている。最も研究されているブレン
ドは、おそらく、これら芳香族ポリエステルとポリオレ
フィンとのブレンドであろう。しかし、これらのブレン
ドでこうした望ましい性質のいくつかが部分的に達成さ
れることがあるにしても、そのようなブレンドではある
種の欠点も観察されることが判明している。たとえば、
相溶性の問題が生じることが非常に多い。また、成形し
た部品では層剥離が起こる傾向が強い。顕微鏡写真で示
されるように、2種の成分は互いに良好に分散し合わな
い。したがって、ポリエステルまたはポリオレフィンの
いずれかの改善が望まれる性質を向上させつつも、芳香
族ポリエステルやポリオレフィンのかなりの数に昇る望
ましい性質を維持した芳香族ポリエステル/ポリオレフ
ィン組成物を製造する必要性はいまだに存在しているの
である。
本発明者らは、芳香族ポリエステルまたはポリオレフィ
ンの各種の性質を改善する新規な組成物を発見した。層
剥離に関する問題は大いに軽減され、その顕微鏡写真を
標準的な芳香族ポリエステル/ポリオレフィン組成物と
比較すると分散性が優れていることが明らかである。
発明の概要 本発明に従って、変性ポリエステルを含む組成物が提供
される。このポリエステルの変性とは、そのポリエステ
ルの骨格中に不飽和脂肪族ジエステル繰返し単位も共に
存在することである。また、この変性ポリエステルはポ
リオレフィンと共有結合している。
さらに、変性ポリエステルと共有結合したポリオレフィ
ンからなる組成物の製造方法も提供される。この方法
は、 (1)ポリオレフィン、 (2)ポリオレフィンと変性ポリエステルとを溶融加工
することができる温度で有効な遊離基開始剤、および (3)変性ポリエステル を互いに接触せしめることからなっている。前記の変性
とは、ポリエステルの骨格中に不飽和脂肪族ジエステル
繰返し単位が存在していることであり、前記の接触は、
ポリオレフィンと変性ポリエステルとの両者を一緒に溶
融加工することができる程充分に高い温度で実施する。
発明の詳細な説明 本発明に適した非晶質芳香族ポリエステルの中には、不
飽和脂肪族ジエステル結合を含有しているポリカーボネ
ート、コポリエステルカーボネートおよびポリアリーレ
ートが包含される。本発明で成分(a)として使用する
のに適した芳香族ポリカーボネート樹脂は、二価フェノ
ールと、ホスゲン、ハロホルメートまたは炭酸エステル
などのようなカーボネート前駆体と、不飽和脂肪族ジエ
ステル前駆体とを反応させることによって製造できる。
典型的な場合、そのようなカーボネートポリマーは、下
記式の繰返し構造単位からなるものとして表わされる。
ここで、Aはポリマー生成反応で使用した二価フェノー
ルに由来する二価の芳香族残基であり、Bは不飽和脂肪
族残基である。本発明の樹脂混合物を得るのに使用する
カーボネートポリマーは、固有粘度が(25℃のメチレン
クロライド中で測定して)約0.30から約1.70dl/gの範囲
であるのが好ましい。このような芳香族カーボネートポ
リマーを得るのに使用できる二価フェノールは、官能基
として2個のヒドロキシ基を含有しており、その各々が
芳香核の炭素原子に直接結合しているような単核かまた
は多核の芳香族化合物である。代表的な二価フェノール
を挙げると、 2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、 ヒドロキノン、 レゾルシノール、 2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)ペンタン、 ビフェノール、 2,4′−(ジヒドロキシジフェニル)メタン、 ビス−(2−ヒドロキシフェニル)メタン、 ビス−(4−ヒドロキシフェニル)メタン、 ビス−(4−ヒドロキシ−5−ニトロフェニル)メタ
ン、 1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、 3,3−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ペンタン、 2,2′−ジヒドロキシジフェニル、 2,6−ジヒドロキシナフタレン、 ビス−(4−ヒドロキシフェニル)スルホン、 ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)ス
ルホン、 2,2−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン、 2,4′−ジヒドロキシジフェニルスルホン、 5′−クロロ−2,4′−ジヒドロキシジフェニルスルホ
ン、 4,4′−ジヒドロキシジフェニルエーテル、 4,4′−ジヒドロキシ−3,3′−ジクロロジフェニルエー
テル、 4,4′−ジヒドロキシ−2,5−ジヒドロキシジフェニルエ
ーテル、 などがある。
上記のポリカーボネートの製造の際に使用するのに同様
に適しているその他の二価フェノールは、米国特許第2,
999,835号、第3,038,365号、第3,334,154号および第4,1
31,575号に開示されている。
これらの芳香族ポリカーボネートは公知のプロセスによ
って製造することができ、たとえば、上で引用した文献
ならびに米国特許第4,018,750号および第4,123,426号に
記載されている方法に従って、上述のようにホスゲンな
どのようなカーボネート前駆体を二価フェノールと反応
させたり、あるいは米国特許第3,153,008号に開示され
ているようなエステル交換プロセスによったり、さらに
その他当業者に知られているプロセスによって製造する
ことができる。
本発明のポリカーボネート混合物の製造に使用するのに
ホモポリマーではなくカーボネートコポリマーまたはイ
ンターポリマーが望まれる場合には、2種またはそれ以
上の異なる二価フェノールを用いたり、あるいは二価フ
エノールと、グリコールまたはヒドロキシもしくは酸で
末端が停止したポリエステルまたは二塩基酸とのコポリ
マーを使用したりすることが可能である。米国特許第4,
001,184号に記載されているような分枝ポリカーボネー
トも有用である。また、線状ポリカーボネートと分枝ポ
リカーボネートとのブレンドを使用することもできる。
さらに、上記の材料のいずれかのブレンドを本発明の実
施の際に使用して芳香族ポリカーボネートを得てもよ
い。いずれにしても、本発明で使用するのに好ましい芳
香族カーボネートポリマーは、2,2−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)プロパン(ビスフェノール−A)から誘
導され、フマル酸ジエステル結合を有するものである。
本発明で使用することができる芳香族コポリエステルカ
ーボネートとしては、米国特許第3,169,121号、第4,28
7,787号、第4,156,069号、第4,260,731号などに見られ
るような、エステル繰返し単位とカーボネート繰返し単
位とを有する芳香族ポリマーがある。上記のポリマーの
うち、二価フェノールとしてビスフェノール−Aを利用
するポリマーが好ましい。それらのポリマーの製造法は
良く知られており、上で引用した文献に記載されてい
る。このポリマー中には不飽和の脂肪族ジエステル単位
も存在する。
ポリアリーレートはすべてがエステル結合であるポリマ
ーである。これらは、一般に、二価フェノールとフタル
酸とから製造されるが、任意の芳香族二酸またはジフェ
ノールを使用することができる。これらのポリマーとそ
の製造法は良く知られており(たとえば米国特許第4,66
3,421号参照)、たとえばアモコ(AMOCO)からアーデル
(ARDEL)という商標で市販されている。好ましく使用
される二価フェノールはビスフェノール−Aであり、芳
香族二酸はテレフタル酸、イソフタル酸またはこれら2
種の組合せである。このポリマー中には不飽和の脂肪族
ジエステル単位も存在する。
これらの芳香族ポリエステル中の不飽和脂肪族ジエステ
ル結合は、不飽和ジカルボン酸、ジカルボン酸無水物、
またはジカルボン酸エステル前駆体に由来する。これら
の試薬としては、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、
シクロヘキセンジカルボン酸、ノルボルネンジカルボン
酸、シトラコン酸、これらのエステル前駆体(たとえ
ば、酸塩化物および構造上可能な場合には無水物)が包
含される。一般に、これらの酸や酸無水物は、下記式で
示されるもの、またはそれらのジカルボン酸類似体もし
くはエステル前駆体(酸ハロゲン化物が好ましい)を含
むグループの中に入る。
ここで、RとR′は、同一であるかあるいは異なってお
り、水素、炭素原子1〜6個のアルキル、炭素原子6〜
12個のアリール、C1またはBrであり、XとX′は、同一
であるかあるいは異なっており、C1、Br、OH、O−アル
キル、O−アリール、O−金属カチオン(アルキルおよ
びアリール)は上記で定義したとおりであるか、あるい
は、XとX′は、構造上可能な場合には互いに一緒にな
って無水物結合を形成する1個の酸素原子を表わす。
文字nは0〜2の整数である。文字mは0から8までの
整数である。金属カチオンの例はナトリウム、カリウ
ム、カルシウムおよび亜鉛のカチオンである。
最も好ましいXの種類は、この不飽和ポリマーを製造す
るのに使用されるプロセスのタイプにより変化する。た
とえば、界面重合法ではX=C1が好ましい。溶融エステ
ル交換重合法では、X=O−アルキルまたはO−アリー
ルが好ましい。RとR′は、水素、炭素原子1〜3個の
アルキル、およびフェニルの中から選択されるのが好ま
しい。RはR′と同じであるのが好ましい。本明細書中
で脂肪族というときには環式脂肪族も含むということに
注意されたい。
本発明で有用なポリオレフィンとしては、炭素原子を2
〜約10個有するオレフィン、好ましくはα−オレフィン
から作成されるポリオレフィンがある。そのようなポリ
オレフィンの例としては、ポリプロピレン、ポリエチレ
ン、ポリブチレン、およびブタジエン類から形成される
ポリマーがある。また、ポリオレフィンはコポリマーで
あってもよく、その場合のコモノマーはオレフィンでも
よいし、あるいは遊離基重合方法においてオレフィン類
と同様な挙動をするコモノマーでもよい。たとえば、エ
チレンプロピレンゴムポリマーならびにスチレン、α−
メチルスチレン、p−メチルスチレンなどのようなスチ
レン系コモノマーも本発明に包含される。また、アクリ
ロニトリル、アクリル酸およびそのエステル(たとえ
ば、アクリル酸エチルまたはアクリル酸n−ブチル)な
どのようなアクリル系のコモノマーも使用することがで
きる。そのようなポリオレフィンポリマーの例として
は、エチレン−エチルアクリレート、たとえばユニオン
・カーバイド(Union Carbides)のDPD−6169、エチレ
ン−スチレン、スチレン−ブタジエン−スチレンブロッ
クコポリマー、たとえばシェル(Shell)から上市され
ているクレートン(Kraton)シリーズ、などがある。好
ましいポリオレフィンとしては、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、水素化スチレン−ブタジエンブロックコポリ
マー、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレンタイプ
のポリマー、エチレンプロピレンゴムがある。
本発明の変性ポリエステルは、標準的なポリエステルの
製造方法と同様な通常の方法で製造される。ただし、最
初に、または主体となるポリマーの製造中に、不飽和脂
肪族ジエステル形成性化合物を添加しなければならな
い。たとえば、ポリカーボネートの場合、典型的な界面
法を使用することができ、最初に二価フェノール、溶剤
および触媒の混合物に不飽和脂肪族ジエステル前駆体を
添加することによって、脂肪族ポリエステルオリゴマー
を形成する。このオリゴマーの製造後、ホスゲンと末端
キャッピング剤を添加して反応を完了させることによっ
て、不飽和脂肪族ジエステル結合をもった芳香族ポリカ
ーボネートを形成する。たとえばフマル酸などのよう
に、ポリエステル骨格中に組込まれる最も普遍的な不飽
和脂肪族ジエステルに関しては、酸塩化物を使用し、た
とえばフマリルクロライドをポリマーの製造工程の出発
材料として使用する。変性芳香族コポリエステルカーボ
ネートの製造の際、さらには変性ポリアリーレートを製
造する際にも上記のような手順に従えばよい。
ポリエステルの骨格中に存在する不飽和脂肪族ジエステ
ル単位の量は過度に重要なものではない。しかしなが
ら、ポリオレフィンとの共有結合の形成が可能である程
充分な量の不飽和脂肪族ジエステルが骨格中に存在すべ
きである。本出願に至るまでの研究の成果から、ポリオ
レフィンと変性ポリエステルとの結合はほとんどが不飽
和脂肪族ジエステル単位中に存在する不飽和を介して起
こるように思われる。したがって、共有結合の形成を可
能にする最小量が存在すべきである。通常、存在する二
価フェノールのモル数に対して測定して0.5〜約20モル
%を使用することができる。ポリマー骨格中に、不飽和
脂肪族ジエステル単位が約1〜約10モル%存在するのが
好ましい。
共有結合の形成は、さまざまな環境中で変性ポリエステ
ルを用いて行なうことができる。たとえば、溶液化学に
より、または溶融段階で行なうことができる。たとえば
エクストルーダーやブレンダー内でのように溶融段階で
行なうのが好ましい。共有結合の形成工程の開始は、遊
離基開始剤を用いて行なうことができる。触媒量の遊離
基開始剤を使用する。一般に、この量は、ポリエステル
に対して測定して約0.05重量%の最小量から約5重量%
までの範囲とすることができる。溶融プロセスで使用す
る場合、ポリオレフィンおよび変性ポリエステルの混合
物の溶融加工温度に適合した温度で分解して遊離基を発
生する遊離基開始剤とするべきである。明らかに、ポリ
オレフィンと変性ポリエステルとの混和物の溶融加工温
度よりも低い温度で遊離基に解離する遊離基開始剤はこ
の工程で使用するにはあまり適切でない。有効な遊離基
開始剤の例を挙げると、クメンハイドロパーオキサイ
ド、ジクミルパーオキサイドおよびペンウォルト(Penn
walt)からルアゾ(Luazo)APとして上市されている2,
2′−アゾビス(2−アセトキシプロパン)がある。溶
融プロセスで使用する場合、ポリオレフィン、変性ポリ
エステルおよび遊離基開始剤を溶融状態で互いに混合す
る。これはエクストルーダーバレル内や別の容器内で行
なうことができる。この混和を溶融加工温度で適当な時
間、たとえば10秒〜数分間実施した後、得られた組成物
を冷却し、通常ポリエステルやポリオレフィンを応用す
ることができるようなやり方で利用する。ポリオレフィ
ンと変性ポリエステルのさまざまな性質に、これら2種
の成分の一般的な混和では見られない程顕著な向上が認
められる。接触させることができるポリオレフィンと変
性ポリエステルの量には臨界的な意味はない。約5〜95
%のポリオレフィンと約95〜5%の変性ポリエステルと
を使用できる。好ましくは、約25〜75重量%のポリオレ
フィンと、75〜25重量%の変性ポリエステルとを使用す
ることができる。これらの重量%は、存在するポリオレ
フィンと変性ポリエステルの合計量に基づいて計算す
る。
以下に特定実施例を挙げて、本発明の変性ポリエステル
の製造手順、およびその変性ポリエステルと共有結合し
たポリオレフィンの製造手順を例示すると共に、本発明
の共有結合した組成物の存在を示す試験結果、およびポ
リオレフィンと未変性ポリエステルとの間に共有結合が
ほとんどないようなポリオレフィンと未変性ポリエステ
ルとの混和物またはポリオレフィンもしくは未変性ポリ
エステル自体に対する本発明の組成物の改良を示す結果
を説明する。
実施例1:フマル酸エステルで変性したポリカーボネート
の製造 2リットルの四ツ首モートン(Morton)フラスコに、メ
カニカルスターラー、pHプローブ、ガス導入管およびク
ライゼン(Claisen)アダプターを装着した。このアダ
プターには、ドライアイス凝縮器と苛性水溶液導入管を
つけた。このフラスコに、メチレンクロライド(600m
l)、H2O(300ml)、ビスフェノール−A(108.3g、0.4
75モル)、およびトリエチルアミン(0.5g、0.005モ
ル)を入れた。フマリルクロライド(3.83g、0.025モ
ル)を50mlのメチレンクロライドに溶かし、撹拌しなが
ら5分間でフラスコに加えた。pHは10.5に維持した。こ
の反応混合物をpH=10.5でさらに5分間撹拌した。次に
フェノール(1.88g、0.020モル)を加え、pH=10〜11と
して、32分間2g/分の割合でホスゲンを加えた。10分間
窒素でパージした後、有機相を塩水相から分離し、500m
lの1%HC1で一回、次いで500mlのH2Oで三回洗った。洗
い水のpHはそれぞれ0、5、7であった。この溶液をCH
2Cl2で1リットルに薄め、15分かけて2リットルのMeOH
中に沈澱させた。125℃のオーブン中で一晩乾燥した
後、98.1gの粉末を回収した。IV=0.463dl/g、KI=2290
センチ秒(csec)、Tg=151℃、Mw=31400、Mn=1210
0、DISP=2.67であった。
カシャ・インデックス(Kasha Index、KI)は、樹脂の
溶融粘度の測定値である。このカシャ・インデックス
(Kasha Index)を決定する手順は以下の通りである。1
25℃で最低90分乾燥した樹脂ペレット7グラムをタイニ
ウス−オルゼン(Tinius−Olsen)のモデルT3型メルト
インデクサーに入れ、計時デバイスを取り付け、このイ
ンデクサー内の温度を300℃に維持して樹脂をこの温度
に6分間加熱し、6分後、半径4.7mmのプランジャーを
用い7.7kgの力を加えて1.05mm半径のオリフィスに樹脂
をむりやり通し、このプランジャーを5.1cm動かすのに
必要な時間をセンチ秒で測定し、これをKIとする。この
KIが高くなればなるほど、溶融粘度も高くなり、かつ樹
脂の粘性が高くなり、そして、加工性はそれだけ困難に
なる。
実施例2:変性ポリエステルと共有結合したポリオレフィ
ンの製造、および未変性ポリエステルとポリオレフィン
から製造した類似の組成物との比較 5モル%フマル酸エステル変性ポリカーボネートとポリ
エチレンとの溶融結合 以下の手順を使用してグラフト結合を行なった。ユー・
エス・アイ・ケミカル(USI Chemical)製のペトロセン
(petrothene)NA 117−00ポリエチレン17.5gをフマル
酸エステル結合をもたないポリカーボネートと混合し、
また、別のポリエチレン17.5gを上記実施例1で製造し
たフマル酸エステル含有ポリカーボネート(32.5g)と
混合した。これらの混合物をそれぞれ二分して混合容器
に入れ、50rpmで混合すると共に所望の温度に加熱し
た。すなわち、二分した混合物の一方の組は250℃に、
もう一方の組は275℃に加熱した。各組の混合物を5分
間撹拌した後、触媒(0.050g)を加えた。これらの温度
の各々で添加した触媒はジクミルパーオキサイドまたは
2,2′−アゾビス(2−アセトキシプロパン)であっ
た。次に、これらのサンプルをさらに10分間加熱した。
冷却後、各サンプルを還流状態のクロロベンゼン中に溶
かし、メチレンクロライド中で沈澱させた。得られた物
質を赤外分光分析した。
赤外スペクトルのカルボニル領域は、ポリカーボネート
−フマル酸エステルコポリマーを用いて製造したサンプ
ルのみ1780cm-1に吸収を示した。この吸収は、カーボネ
ートカルボニル基の存在に基づくものであり、フマル酸
エステルコポリマーとポリオレフィンとの間の化学結合
の証拠である。このポリエステルがグラフトしたポリオ
レフィンは相溶化剤として働いて残りのポリエステルと
ポリオレフィンとの混合を促進する。このグラフトコポ
リマーは未変性のポリカーボネートとポリオレフィンと
のブレンドでは形成されない。
実施例3:遊離基開始剤を使用しないかまたは効力の低い
遊離基開始剤を用いて製造した組成物と比較した本発明
の組成物の物理的性質 以下の実験で使用したポリカーボネートはIVが30℃のメ
チレンクロライド中で0.48dl/gのビスフェノール−Aポ
リカーボネートであり、変性ポリカーボネートは実施例
1と類似の方法で製造した、4.4モル%のフマル酸エス
テル結合を含有するビスフェノール−Aポリカーボネー
トコポリマーであって、30℃のMeCl2中のIV=0.451dl/
g、Mw=26700、Mn=12200、DISP=2.31、Tg=150℃、KI
=3730csecであった。
以下の実験で使用したポリエチレンは低密度ポリエチレ
ンであって、ユー・エス・アイ・ケミカル(USI Chemic
al)製のペトロセン(petrothene)NA 117−00、メル
トフロー=7.5、密度=0.915で、添加物は含んでいなか
った。
以下の実験で使用した配合および押出条件は、ポリエチ
レン70重量%、ポリカーボネート(またはポリカーボネ
ート/フマル酸エステルコポリマー)30重量%、遊離基
開始剤0.3重量%であった。これらの材料はすべて押出
前にドライブレンドした。エクストルーダーは30mmの同
時回転する二軸スクリュー式であり、これらの材料を、
ダイヘッドで測定した温度を330℃として押出し、200〜
250℃で成形していろいろな試験片とした。供給速度=1
71b/時、スクリュー速度=50rpm。
下記の試験結果で使用した試験系は、引張がASTMのD638
法、66psiのDTULがASTMのD648法、1/8インチのノッチ付
アイゾットがASTMのD256法(2ポンドのハンマーを使用
した)であった。これらの組成物はすべて100%延性の
破壊を示した。PCはポリカーボネート、Mod PCはフマ
ル酸エステル単位を有するポリカーボネート、PEはポリ
エチレンである。遊離基開始剤を使用した場合には0.3
重量%存在させた。ルアゾ(Luazo)APは2,2′−アゾビ
ス(2−アセトキシプロパン)、ルペロックス(Lupero
x)802はa−a−ビス(t−ブチルパーオキシ)ジイソ
プロピルベンゼンである。
要約すると、正当な開始剤のルアゾ(Luazo)APを用い
たときには次の結果が得られる。共有結合した材料を含
有し変性ポリカーボネートを有する組成物の衝撃強さ
(8.4)は、ポリエチレン単独の場合(6.8)より高い。
また、その組成物のDTUL(176゜F)は、ポリエチレンの
DTUL(116゜F)と比べてずっと高い。さらに、メチレン
クロライド中で測定される溶剤耐性は、本発明の組成物
の方がポリカーボネートよりかなり高い。
実施例4:変性ポリエステルと共有結合したポリオレフィ
ンの定量測定 種々の遊離基開始剤を用いて変性ポリカーボネートおよ
び未変性ポリカーボネートに共有結合させたポリエチレ
ンの量の比較 フマル酸エステル/ポリカーボネートコポリマーとポリ
エチレンとのブレンド中の結合の程度をプロトンNMRで
定量して、ポリエチレンと未変性ポリカーボネートとの
ブレンドと比較した。これらの実験では、遊離基開始剤
をまったく使わないか、またはいろいろな遊離基開始剤
を使用した。ポリカーボネート、変性ポリカーボネー
ト、ならびにブレンドおよびポリエチレンなどの分析し
た材料は実施例3で使用または形成したものと同じであ
った。この試験手順の検出可能な最低の限界は結合した
物質0.02重量%であった。以下に結果を示す。
これらのデータから立証されるように、不飽和エステル
変性基をもたない標準的なポリカーボネートでは、ポリ
エチレンとの結合がこの検定の最低検出限界を越えるこ
とはない。変性ポリカーボネートについては、開始剤が
存在しないか、あるいは、溶融加工温度より低い温度で
解離する遊離基開始剤のルペロックス(Luperox)802が
存在している場合には、ポリエチレンと変性ポリカーボ
ネートとの間の結合の量は極めて少量である。しかし、
それより有効な遊離基開始剤であるルアゾ(Luazo)AP
を存在させると、ポリエチレンと変性ポリカーボネート
との間の結合の量は顕著に増大し、遊離基開始剤がない
場合または効力の低い遊離基開始剤がある場合と比べて
約6倍になる。
機械的な相溶性が改良されていることも本発明の組成物
から成形したステップチップで立証された。すなわち、
このチップは曲げても層剥離しないのに対して、標準的
なポリカーボネート/ポリエチレンブレンドでは曲げた
際に層剥離がひどい。本発明の組成物は、電子顕微鏡写
真に示されるように、標準的なポリカーボネート/ポリ
エチレンブレンドと比較して分散性に勝れている。最後
に、本発明の組成物では、ポリカーボネートに共有結合
しているポリエチレンの量は、結合を生起せしめる適当
な遊離基開始剤のない状態で製造された組成物の場合よ
りかなり多い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 69/00 LPP

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】変性ポリエステルと共有結合したポリオレ
    フィンを含む組成物の製造方法であって、 (a)ポリオレフィン、 (b)ポリオレフィンと変性ポリエステルを溶融加工す
    ることができる温度で有効な2,2′−アゾビス(2−ア
    セトキシプロパン)遊離基開始剤、および (c)変性ポリエステル(この変性は、ポリエステル骨
    格中に不飽和脂肪族ジエステル繰返し単位が存在するこ
    とからなる)を、 ポリオレフィンと変性ポリエステルの両者を一緒に溶融
    加工できるような充分に高い温度で接触させることから
    なる方法。
  2. 【請求項2】変性ポリエステルを、芳香族ポリカーボネ
    ート、芳香族コポリエステルカーボネートおよびポリア
    リーレートより成る群の中から選択する請求項1記載の
    方法。
  3. 【請求項3】変性ポリエステルが芳香族ポリカーボネー
    トである請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】ポリオレフィンを、ポリエチレン、ポリプ
    ロピレン、エチレンプロピレンコポリマー、およびスチ
    レン−水素化ブタジエンブロックコポリマーより成る群
    の中から選択する請求項2記載の方法。
  5. 【請求項5】ポリオレフィンがポリエチレンである請求
    項4記載の方法。
  6. 【請求項6】ポリオレフィンがポリプロピレンまたはポ
    リエチレンである請求項4記載の方法。
  7. 【請求項7】ポリカーボネートがビスフェノール−Aポ
    リカーボネートである請求項3記載の方法。
  8. 【請求項8】ポリオレフィンがポリエチレンである請求
    項7記載の方法。
  9. 【請求項9】ポリオレフィンがポリプロピレンまたはポ
    リエチレンである請求項7記載の方法。
  10. 【請求項10】不飽和脂肪族ジエステルがフマル酸エス
    テルである請求項7記載の方法。
  11. 【請求項11】不飽和脂肪族ジエステルがフマル酸エス
    テルである請求項8記載の方法。
  12. 【請求項12】ポリオレフィンがポリプロピレンである
    請求項9記載の方法。
JP1231809A 1988-09-12 1989-09-08 ポリエステル―ポリオレフィン組成物の製造方法 Expired - Lifetime JPH0733442B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/243,372 US4948839A (en) 1988-09-12 1988-09-12 Composition
US243,372 1988-09-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02107662A JPH02107662A (ja) 1990-04-19
JPH0733442B2 true JPH0733442B2 (ja) 1995-04-12

Family

ID=22918501

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1231809A Expired - Lifetime JPH0733442B2 (ja) 1988-09-12 1989-09-08 ポリエステル―ポリオレフィン組成物の製造方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4948839A (ja)
EP (1) EP0360021B1 (ja)
JP (1) JPH0733442B2 (ja)
DE (1) DE68916142T2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0297940A (ja) * 1988-10-04 1990-04-10 Konica Corp ハロゲン化銀写真感光材料
JPWO2006109518A1 (ja) * 2005-03-31 2008-10-23 株式会社カネカ 改質ポリオレフィン系樹脂および熱可塑性樹脂組成物ならびにその製造方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE609226A (ja) * 1960-10-19 1900-01-01
US3462515A (en) * 1967-01-17 1969-08-19 Gen Electric Vinyl polymer grafts on polycarbonates
DE2535021A1 (de) * 1975-08-06 1977-02-24 Basf Ag Thermoplastische formmassen
JPS5884811A (ja) * 1981-11-13 1983-05-21 Kumamoto Kogyo Daigaku ポリオレフイングラフト変成物の製造方法
US4496693A (en) * 1983-12-01 1985-01-29 General Electric Company Compatibilization of polycarbonate blends
FR2559774A1 (fr) * 1984-02-17 1985-08-23 Neste Oy Procede pour ameliorer les proprietes adhesives des polyolefines
US4775718A (en) * 1986-12-31 1988-10-04 Shell Oil Company Modified polyester, methods of preparing same and compositions comprising said modified polyester

Also Published As

Publication number Publication date
DE68916142D1 (de) 1994-07-21
US4948839A (en) 1990-08-14
EP0360021A3 (en) 1992-01-29
JPH02107662A (ja) 1990-04-19
EP0360021A2 (en) 1990-03-28
DE68916142T2 (de) 1995-01-05
EP0360021B1 (en) 1994-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5461092A (en) Polycarbonate/aromatic polyester blends modified with an epoxide-containing copolymer
US5308894A (en) Polycarbonate/aromatic polyester blends containing an olefinic modifier
US5416148A (en) Blends of polycarbonate and ethylene polymers
US5126404A (en) Polycarbonate molding compositions
US5124402A (en) Thermoplastic molding compositions with improved solvent resistance and impact strength, and methods for preparation thereof
EP0186060A2 (en) Hydroxyl group graft modified polyolefins
US5525651A (en) Blends of polycarbonate and chlorinated polyethylene
EP0210763B1 (en) Moldable polyester-sulfone thermoplastic resin
JPS60108462A (ja) ポリカ−ボネ−ト樹脂混合物
WO1996031568A1 (en) Blends of polycarbonate and linear ethylene polymers
EP0368198B1 (en) Thermoplastic molding composition and process for preparing the same
AU652559B2 (en) Polycarbonate/aromatic polyester blends containing an olefinic modifier
JPH0733442B2 (ja) ポリエステル―ポリオレフィン組成物の製造方法
JPH04233967A (ja) 三元混合物
EP0141268B1 (en) Composition of polycarbonate
EP0396113B1 (en) Grafted olefin copolymers and polycarbonate blends modified with a grafted olefin copolymer
EP0313842A2 (en) Composition
EP0496876A1 (en) Filled thermoplastic molding compositions
KR0147359B1 (ko) 성형된 열가소성 물질의 외관과 내충격성을 향상시키는 열가소성 개질제 조성물
JPH05271422A (ja) ポリカーボネート/ポリオレフィン共重合体の製造方法
JP2659975B2 (ja) 熱可塑性樹脂の耐衝撃及びニットライン強度を改善するための改良剤、ならびにそれを含む樹脂組成物
JPH06220314A (ja) 耐ガソリン性熱可塑性成型材料
EP0265275A2 (en) High impact polyarylate compositions
JPH07316414A (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JPH01141944A (ja) 熱可塑性樹脂組成物