JPH07334209A - 分散型監視制御装置 - Google Patents

分散型監視制御装置

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JPH07334209A
JPH07334209A JP6123349A JP12334994A JPH07334209A JP H07334209 A JPH07334209 A JP H07334209A JP 6123349 A JP6123349 A JP 6123349A JP 12334994 A JP12334994 A JP 12334994A JP H07334209 A JPH07334209 A JP H07334209A
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  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クライアント、サーバに分散した監視制御装
置において、クライアント、サーバ間にデータ等価のた
めのデータ送信量を減らすことにより、計算機負荷やト
ラフィック量が上がることを防止し、かつ障害発生時の
サーバ、クライアント間のデータ不一致を防止する。 【構成】 クライアントと、サーバに分散してプラント
や電力系統等の状態および情報を監視・制御する監視制
御装置において、状態変化のあったデータに通し番号を
付けてデータを送信する手段と、この通し番号を元にサ
ーバとクライアント間のデータの不一致が検出された場
合、サーバとクライアント間のデータにつじつま合わせ
を行う手段を備えた分散型監視制御装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラントや電力系統等
の状態及び情報を監視及び制御する監視制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、プラントや電力系統等の状態及び
情報を監視及び制御する監視制御装置は、高機能化が要
求されると共にヒューマンインターフェースの充実した
操作性の向上が要求される様になってきている。これら
を解決する1 つの手段として、要求される機能に一番適
した計算機を分散配置し、これら分散配置された計算機
を伝送路( 通常LAN)を介して結合した分散型監視制
御装置が構築される様になってきている。要求される機
能に一番適したとは、例えば高信頼性が要求される機能
を動かしたり、マスターデータを保存したりする、いわ
ゆるサーバとしてプロセスコンピュータを用い、マルチ
ウィンドウ等のヒューマンインターフェースの充実によ
る操作性が求められる部分にはワークステーションを用
い、高速の計算が要求される部分には高速なプロセッサ
を搭載した計算機を用いるなどである。
【0003】この様な分散型監視制御装置において、サ
ーバとクライアント(サーバに対し、サーバからのデー
タを受け取ったり、サーバによりサービスを受け取る
側)間でのサーバ等価方式で従来より用いられていた方
式について、以下図面を用いて説明する。
【0004】図10は分散型監視制御装置の典型的なシス
テム構成を示した図である。1はサーバ、2a,2b〜
2nはクライアント、3は伝送路である。図11は、これ
らサーバ、クライアント間で従来用いられたデータ等価
方式をより詳細に説明するため、サーバ1とクライアン
ト2aを例に取り示したブロック図である。まず、サー
バ1から説明する。10はマスタデータ、11はサーバ側ア
プリケーションプログラム群、12は状態変化検出手段、
13は前回データ、14は状態変化データ送信要求受け付け
手段、15は状態変化データ送信手段である。図12(a)
は状態変化データ送信手段15から出力されるデータのフ
ォーマットを示す。16はつじつま合わせ(以下、インテ
ィグリティという)要求手段、17はインティグリティ要
求受け付け手段、18はインティグリティ送信手段であ
る。次にクライアント2aにおいて、19は状態変化デー
タ受け付手段、20はインティグリティデータ受け付け手
段、21はデータ更新手段、22はクライアントデータ、23
はクライアント側アプリケーションプログラム群であ
る。
【0005】上記の構成において、マスターデータ10
は、分散型監視制御装置におけるマスターとなるデータ
である。このマスターデータはサーバ側アプリケーショ
ンプログラム群11により随時更新される。マスターデー
タには色々なデータがあり、短周期で全面的に更新され
るデータや、長周期で全面的に更新されるデータや、局
部的に随時更新されるが通常状態ではほとんどデータ更
新が行われないデータ等がある。短周期又は長周期で全
面的に更新されるデータは、その更新周期に見合った周
期でサーバ側からクライアント側にデータを送信し、デ
ータを等価すれば良く、一定の周期で全面データを送信
するためサーバとクライアント間でデータのつじつまが
合わない様な問題が発生しない。局部的に随時更新され
るが、通常状態ではほとんどデータ更新が行われないデ
ータについても一定周期でサーバ側からクライアント側
にデータを送信し、データを等価する方式もあるが、ほ
とんど変化のないデータを多量にサーバ側からクライア
ント側にデータ送信することはCPU負荷や伝送路のト
ラフィック量をいたずらに上げるばかりである。このた
め、その様なデータについては局部的に変化のあった部
分のみ、サーバ側からクライアント側にデータを送信
し、データの等価を行う方式が効率的であり、良く用い
られている。さらに、この方式について説明を進める。
状態変化検出手段12は、この様な局部的にしか更新され
ないデータの状態変化があり、またそれがどの部分の状
態変化であるかを検出する手段である。マスターデータ
10と前回データ13を比較し、変化の有無や変化のあった
部分を検出することにより状態変化の検出が行われる。
この処理の後、比較に用いたマスターデータ10で前回デ
ータ13は更新される。
【0006】ここで、局部的にデータが更新される場合
の状態変化検出について、電力系統監視制御装置を一例
として簡単に説明する。電力系統監視制御装置では、電
力系統の開閉器(遮断器、断路器など)の状態やリレー
の動作状態を取り込んでいる。これらのデータは、通常
開閉器の場合、「開」状態は「0」、「閉」状態は
「1」、リレーの場合、「動作」状態は「1」、「不動
作」状態は「0」といった1/0の論理値で処理が行わ
れる。また、これらの状態データは運転員が開閉器の開
/閉操作を行った時や、事故等の発生によりリレーが動
作し、遮断器の開放が行われた場合に変化するものであ
り、状態の変化は頻繁にはない。この例では、サーバ側
アプリケーションプログラム群11が、これらデータを取
り込み、取り込んだデータによりマスターデータ10を更
新し、状態変化検出手段12が、マスターデータ10上の1
/0の状態と前回データ13の1/0の状態を比較し、状
態変化を検出することとなる。さらに説明を進める。
【0007】状態変化検出手段12は、状態変化を検出し
た場合、状態変化データ送信要求受け付け手段14を介
し、状態変化データ送信手段15に状態変化データの送信
を要求する。状態変化データ送信手段15は、要求を受
け、サーバ1側から、伝送路3を介し、クライアント2
a側の状態変化データ受け付け手段19に状態変化データ
を送信する。データ更新手段21は、状態変化データ受け
付け手段19より状態変化データを受け取り、それにより
クライアントデータ22を更新する。クライアント側アプ
リケーション群23は、クライアントデータ22を参照して
必要な処理を行う。
【0008】この様な状態変化データ伝送方式では、状
態の変化のあったデータを局部的に送信しデータを等価
する方式であるため、データの伝送経路上に何らかの障
害があると、その状態変化データはもうサーバ1側から
クライアント2a側には送信されないため、マスターデ
ータ10とクライアントデータ22のつじつまが合わず、ず
っと不一致となってしまい不都合が生じる。このため従
来方式では次の様な方式としている。即ち、インティグ
リティ要求手段16は、一定周期(通常1時間毎とか1日
毎等の長周期)で動作し、インティグリティ要求をイン
ティグリティ要求受け付け手段17を介し、インティグリ
ティ送信手段18に渡す。ここでインティグリティ送信と
は、マスターデータ10とクライアントデータ22のつじつ
ま合わせのために、状態変化のあるなしにかかわらずマ
スターデータを、サーバ1側からクライアント側2a〜
2nに送信することである。インティグリティ送信手段
18はインティグリティ要求受け付け手段17よりインティ
グリティ要求を受け取ると、マスターデータ10を入力
し、伝送路3を介してクライアント2a側のインティグ
リティデータ受け付け手段20に送信する。データ更新手
段21は、インティグリティデータ受け付け手段より、イ
ンティグリティデータを受け取り、クライアントデータ
22を更新する。
【0009】このように従来方式では、データ送信の効
率化のため状態変化データ伝送方式を用い、さらにサー
バ1とクライアント2a〜2n間でのデータ不一致防止
のため、インティグリティ送信を行っていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来方式で
は、状態変化データ伝送方式を用いデータ送信の効率化
を図ってはいるが、障害発生に備えたインティグリティ
送信が必要であり、インティグリティ送信時には、多量
のマスターデータがサーバ側からクライアント側に送信
されるため、一時的にではあるにせよ、計算機負荷や伝
送トラフィック量が極度に上がる場合があった。計算機
負荷が極度に上った状態となると、他の処理の処理速度
が極端に低下したり、画面の表示速度が極端に低下する
等の弊害が出る。また、伝送トラフィック量が極度に上
った状態では、他のデータの伝送時間が極端に長くなっ
てしまう等の弊害が出る。
【0011】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、データ等価のためのデータ送信量を極力
減らすことにより、計算機負荷や伝送トラフィック量が
極度に上がることを防止し、かつ障害発生時のサーバ、
クライアント間のデータ不一致を防止することが可能な
分散型監視制御装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の[請求項1]お
よび[請求項2]に係る分散型監視制御装置は、状態変
化のあったデータに通番を付けクライアントにデータを
送信する通番付け状態変化データ送信手段と、この通番
を保存するサーバ側通番保存手段と、クライアント側か
らの通番要求を受け付ける通番要求受け付け手段と、通
番要求受け付け手段からの要求を受け取りクライアント
に通番の送信を行うサーバ側通番送信手段と、サーバ側
からの通番付き状態変化データを入力し、クライアント
データの更新を行うと共に、受け取った通番を保存する
通番保存機能付きデータ更新手段と、この通番を保存す
るクライアント側通番保存手段と、サーバ側通番送信手
段からの通番を受け付ける通番アンサー受け付け手段
と、クライアント側通番保存手段から保存されていた通
番を入力すると共に通番アンサー受け付け手段よりサー
バ側からの通番アンサーを受け取り、保存されていた通
番に抜けがないかをチェックすると共に、クライアント
側通番保存手段に保存されていた通番とサーバ側からの
通番アンサーにより受け取った通番を比較し、保存され
ていた通番に抜けがある場合、又は保存されていた通番
と通番アンサーにより受け取った通番に相違がある場合
に、サーバ側にインティグリティ要求をかけるクライア
ント側インティグリティ管理手段を備えた。
【0013】本発明の[請求項1]および[請求項3]
に係る分散型監視制御装置は、状態変化のあったデータ
に通番を付けクライアントにデータを送信する通番付き
状態変化データ送信手段と、この通番を保存するサーバ
側通番保存手段と、クライアント側からの通番要求を受
け付ける通番要求受け付け手段と、通番要求受け付け手
段からの要求を受け取りクライアントに通番の送信を行
うサーバ側通番送信手段と、サーバ側からの通番付き状
態変化データを入力し、クライアントデータの更新を行
うと共に、受け取った通番と保存されている通番を比較
し、通番の抜けがあったか否かをチェックし、通番の抜
けがあった場合、サーバ側にインティグリティ要求をか
けると共に、受け取った通番を保存するインティグリテ
ィ要求機能付きデータ更新手段と、この通番を保存する
クライアント側通番保存手段と、サーバ側通番送信手段
からの通番を受け付ける通番アンサー受け付け手段と、
前記クライアント側通番保存手段から保存されていた通
番を入力すると共に前記通番アンサー受け付け手段より
サーバ側からの通番アンサーを受け取り、保存されてい
た通番に抜けがないかをチェックすると共に、クライア
ント側通番保存手段に保存されていた通番とサーバ側か
らの通番アンサーにより受け取った通番を比較し、保存
されていた通番に抜けがある場合、又は保存されていた
通番と通番アンサーにより受け取った通番に相違がある
場合に、サーバ側にインティクリティ要求をかけるクラ
イアント側インティグリティ管理手段を備えた。
【0014】本発明の[請求項1]および「請求項4]
に係る分散型監視制御装置は、状態変化のあったデータ
に通番を付け、クライアントにデータを送信する通番付
き状態変化データ送信手段と、この通番を保存するサー
バ側通番保存手段と、クライアント側からの通番要求を
受け付ける通番要求受け付け手段と、通番要求受け付け
手段からの要求を受け取りクライアントに通番の送信を
行うサーバ側通番送信手段と、サーバ側からの通番付き
状態変化データを入力し、クライアントデータの更新を
行うと共に、受け取った通番と保存されている通番を比
較し、通番の抜けがあったか否かをチェックし、通番の
抜けがあった場合、インティグリティ要求を一定時間後
にかけるよう、起動要求受け付け機能付きクライアント
インティグリティ管理手段を起動すると共に、受け取っ
た通番を保存する一定時間後インティグリティ要求機能
付きデータ更新手段と、この通番を保存するクライアン
ト側通番保存手段と、サーバ側通番送信手段からの通番
を受け付ける通番アンサー受け付け手段と、一定時間後
インティグリティ要求機能付きデータ更新手段からの起
動であった場合は、サーバ側にインティグリティ要求を
かけ、そうでなかった場合はクライアント側通番保存手
段から保存されていた通番を入力すると共に通番アンサ
ー受け付け手段よりサーバ側からの通番アンサーを受け
取り、保存されていた通番に抜けがないかをチェックす
ると共に、クライアント側通番保存手段に保存されてい
た通番とサーバ側からの通番アンサーにより受け取った
通番を比較し、保存されていた通番に抜けがある場合、
又は保存されていた通番と通番アンサーにより受け取っ
た通番に相違がある場合に、サーバ側にインティグリテ
ィ要求をかけるクライアント側インティグリティ管理手
段を備えた。
【0015】本発明の[請求項1]および[請求項5]
に係る分散型監視制御装置は、状態変化があったデータ
に通番を付け、クライアントにデータを送信すると共に
通番を付けた状態変化データを保存する状態変化データ
保存機能付きデータ送信手段と、その通番の付いた状態
変化データを保存する通番付き状態変化データ保存手段
と、この通番を保存するサーバ側通番保存手段と、クラ
イアント側からの通番要求を受け付ける通番要求受け付
け手段と、通番要求受け付け手段からの要求を受け取り
クライアントに通番の送信を行うサーバ側通番送信手段
と、クライアント側からの不足データ要求を受け付ける
不足データ要求受け付け手段と、不足データ要求受け付
け手段からの要求を受け取り、不足データをチェック
し、不足データを通番付き状態変化データ保存手段から
取り出すと共にクライアント側に取り出した不足データ
を送信する不足データ送信手段と、サーバ側からの通番
付き状態変化データを入力し、クライアントデータの更
新を行うと共に、受け取った通番を保存する通番保存機
能付きデータ更新手段と、この通番を保存するクライア
ント側通番保存手段と、サーバ側通番送信手段からの通
番を受け付ける通番アンサー受け付け手段と、クライア
ント側通番保存手段から保存されていた通番を入力する
と共に通番アンサー受け付け手段よりサーバ側からの通
番アンサーを受け取り、保存されていた通番に抜けがな
いかをチェックすると共にクライアント側通番保存手段
に保存されていた通番とサーバ側からの通番アンサーを
比較し、保存されていた通番に抜けがある場合、又は保
存されていた通番と通番アンサーにより受け取った通番
に相違がある場合に、抜けがある部分すなわち不足デー
タを検出し、サーバ側に不足データの送信要求をかける
不足データ要求手段を備えた。
【0016】本発明の[請求項1]および[請求項6]
に係る分散型監視制御装置は、状態変化があったデータ
に通番を付け、クライアントにデータを送信すると共に
通番を付けた状態変化データを保存する状態変化データ
保存機能付きデータ送信手段と、その通番の付いた状態
変化データを保存する通番付き状態変化データ保存手段
と、この通番を保存するサーバ側通番保存手段と、クラ
イアント側からの通番要求を受け付ける通番要求受け付
け手段と、通番要求受け付け手段からの要求を受け取り
クライアントに通番の送信を行いサーバ側通番送信手段
と、クライアント側からの不足データ要求を受け付ける
不足データ要求受け付け手段と、不足データ要求受け付
け手段からの要求を受け取り、不足データをチェック
し、不足データの数が一定量以下であった場合、不足デ
ータを通番付き状態変化データ保存手段から取り出し、
クライアント側に取り出した不足データを送信し、不足
データの数が一定量を超過していた場合、インティグリ
ティ要求をかける不足データ数判定機能付きインティグ
リティ要求手段と、サーバ側からの通番付き状態変化デ
ータを入力し、クライアントデータの更新を行うと共
に、受け取った通番を保存する通番保存機能付きデータ
更新手段と、この通番を保存するクライアント側通番保
存手段と、サーバ側通番送信手段からの通番を受け付け
る通番アンサー受け付け手段と、クライアント側通番保
存手段から保存されていた通番を入力すると共に通番ア
ンサー受け付け手段よりサーバ側からの通番アンサーを
受け取り、保存されていた通番に抜けがないかをチェッ
クすると共にクライアント側通番保存手段に保存されて
いた通番とサーバ側からの通番アンサーを比較し、保存
されていた通番に抜けがある場合、又は保存されていた
通番と通番アンサーにより受け取った通番に相違がある
場合に、抜けている不足データを検出し、サーバ側に不
足データの送信要求をかける不足データ要求手段を備え
た。
【0017】
【作用】本発明の[請求項1]および[請求項2]に係
る分散型監視制御装置は、状態変化データの送信要求を
受け、状態変化データに通番を付加し、サーバから伝送
路を介しクライアント側に送信すると共に、付加した通
番を保存しておく。クライアント側では受信した通番付
き状態変化データを元に、クライアントデータを更新す
ると共に、付加された通番を取り出し、それを保存す
る。さらにクライアント側では、一定周期でサーバ側に
サーバ側で保存している通番の送信要求を行う。サーバ
側ではこの送信要求を受け自計算機内に保存している通
番を取り出し、クライアント側に送信する。クライアン
ト側では、自計算機内に保存している通番を取り出し、
途中に抜けがないかをチェックすると共に、取り出した
通番の内の最新の通番とサーバ側から送信された通番を
比較する。この時、保存された通番に抜けがある(すな
わち、データに抜けがあり不一致を発生している)場
合、又は保存されていた通番とサーバ側から送信されて
きた通番に相違がある(すなわち、データに抜けがあり
不一致が発生している)場合に、サーバ側にインティグ
リティ要求をかける。この様に、実際にサーバ、クライ
アント間でデータの不一致が発生した場合にかぎりイン
ティグリティ送信が行われる様になる。
【0018】本発明の[請求項1]および[請求項3]
に係る分散型監視制御装置は、状態変化データの送信要
求を受け、状態変化データに通番を付加し、サーバから
伝送路を介しクライアント側に送信すると共に、付加し
た通番を保存しておく。クライアント側では受信した通
番付き状態変化データを元に、クライアントデータを更
新すると共に、付加された通番を取り出し、自計算機内
に保存されている通番と比較し、通番の抜けがあったか
否かをチェックすると共に受信した通番を保存する。チ
ェック結果により通番の抜けがあった(すなわち、デー
タに抜けがあり不一致が発生している)場合、即座にサ
ーバ側にインティグリティ要求をかける。さらにクライ
アント側では、一定周期でサーバ側にサーバ側で保存し
ている通番の送信要求を行う。サーバ側ではこの送信要
求を受け自計算機内に保存している通番を取り出し、ク
ライアント側に送信する。クライアント側では、自計算
機内に保存している通番を取り出し、途中に抜けがない
かをチェックすると共に、取り出した通番の内の最新の
通番とサーバ側から送信された通番を比較する。この
時、保存された通番に抜けがある(すなわち、データに
抜けがあり不一致が発生している)場合、又は保存され
ていた通番とサーバ側から送信されてきた通番に相違が
ある(すなわち、データに抜けがあり不一致が発生して
いる)場合に、サーバ側にインティグリティ要求をかけ
る。
【0019】この様に通常の状態変化データの送受信時
にサーバ、クライアント間にデータの不一致があること
が検出される。さらに、実際にデータの不一致が発生し
た場合にかぎりインティグリティ送信が行われる様にな
る。
【0020】本発明の[請求項1]および[請求項4]
に係る分散型監視制御装置は、状態変化データの送信要
求を受け、状態変化データに通番を付加し、サーバから
伝送路を介しクライアント側に送信すると共に、付加し
た通番を保存しておく。クライアント側では受信した通
番付き状態変化データを元に、クライアントデータを更
新すると共に、付加された通番を取り出し、自計算機内
に保存されている通番と比較し、通番の抜けがあったか
否かをチェックすると共に受信した通番を保存する。
【0021】チェック結果により通番の抜けがあった
(すなわち、データに抜けがあり不一致が発生してい
る)場合、一定時間後にインティグリティ要求をかける
要求を行う。
【0022】但し、このときすでに同様の要求をかけ、
それが実施されていない場合は再度要求は行われない。
この要求がかけられた場合は、一定時間後にサーバ側に
インティグリティ要求が行われる。要求がなかった(す
なわち通常の状態変化データ送受信時にはデータ不一致
が検出されなかった)場合は、クライアント側からサー
バ側にサーバで保存している通番の送信要求を行う。サ
ーバ側ではこの送信要求を受け自計算機内に保存してい
る通番を取り出し、クライアント側に送信する。クライ
アント側では、自計算機内に保存している通番を取り出
し、途中に抜けがないかをチェックすると共に、取り出
した通番の内の最新の通番とサーバ側から送信された通
番を比較する。この時、保存された通番に抜けがある
(すなわち、データに抜けがあり不一致が発生してい
る)場合、又は保存されていた通番とサーバ側から送信
されてきた通番に相違がある(すなわち、データに抜け
があり不一致が発生している)場合に、サーバ側にイン
ティグリティ要求をかける。
【0023】この様に、通常の状態変化データの送受信
時にサーバ、クライアント間にデータの不一致があるこ
とが検出され、それが断続的に繰り返す様な状況となっ
た場合でも、インティグリティ要求は一定時間に1回の
み実施されることとなる。さらに、実際にデータの不一
致が発生した場合にかぎり、インティグリティ送信が行
われる様になる。
【0024】本発明の[請求項1]および[請求項5]
に係る分散型監視制御装置は、状態変化データの送信要
求を受け、状態変化データに通番を付加し、サーバから
伝送路を介しクライアント側に送信し、通番を付加した
状態変化データを保存しておくと共に、通番を保存して
おく。クライアント側では受信した通番付き状態変化デ
ータを元に、クライアントデータを更新すると共に、付
加された通番を取り出し、それを保存する。さらにクラ
イアント側では、一定周期でサーバ側にサーバ側で保存
している通番の送信要求を行う。サーバ側ではこの送信
要求を受け自計算機内に保存している通番を取り出し、
クライアント側に送信する。クライアント側では、自計
算機内に保存している通番を取り出し、途中に抜けがな
いかをチェックすると共に、取り出した通番の内の最新
の通番とサーバ側から送信された通番を比較する。この
時、保存された通番に抜けがある(すなわち、データに
抜けがあり不一致が発生している)場合、又は保存され
ていた通番とサーバ側から送信されてきた通番に相違が
ある(すなわち、データに抜けがあり不一致が発生して
いる)場合に、抜けがある部分すなわち不足データを検
出し、サーバ側に不足データの送信要求をかける。
【0025】サーバ側では、要求された不足データに対
応する状態変化データを、通番を付加し保存しておいた
状態変化データから取り出し、クライアント側に送信す
る。クライアント側は、送信された不足データによりク
ライアントデータを更新する。
【0026】この様にサーバ、クライアント間でデータ
の不一致が発生した場合にかぎり、不一致となっている
部分(すなわち不足データ)のみが送受信される様にな
る。本発明の[請求項1]および[請求項6]に係る分
散型監視制御装置は、状態変化データの送信要求を受
け、状態変化データに通番を付加し、サーバから伝送路
を介しクライアント側に送信し、通番を付加した状態変
化データを保存しておくと共に、通番を保存しておく。
クライアント側では受信した通番付き状態変化データを
元に、クライアントデータを更新すると共に、付加され
た通番を取り出し、それを保存する。さらにクライアン
ト側では、一定周期でサーバ側にサーバ側で保存してい
る通番の送信要求を行う。サーバ側ではこの送信要求を
受け自計算機内に保存している通番を取り出し、クライ
アント側に送信する。クライアント側では、自計算機内
に保存している通番を取り出し、途中に抜けがないかを
チェックすると共に、取り出した通番の内の最新の通番
とサーバ側から送信された通番を比較する。この時、保
存された通番に抜けがある(すなわち、データに抜けが
あり不一致が発生している)場合、又は保存されていた
通番とサーバ側から送信されてきた通番に相違がある
(すなわち、データに抜けがあり不一致が発生してい
る)場合に、抜けがある部分すなわち不足データを検出
し、サーバ側に不足データの送信要求をかける。サーバ
側では、要求された不足データの数をまずチェックす
る。不足データの数が一定量以下であった場合は、要求
された不足データに対応する状態変化データを、通番を
付加し保存しておいた状態変化データから取り出し、ク
ライアント側に送信する。クライアント側は、送信され
た不足データによりクライアントデータを更新する。不
足データの数が一定量を超過していた場合は、インティ
グリティ送信が行われる。
【0027】この様にサーバ、クライアント間でデータ
の不一致が発生した場合にかぎり、データのつじつま合
わせを行うための送受信が行われる。このとき、不一致
となっている部分(すなわち不足データ)が、一定量以
下であれば、不足データのみが送信され、一定量を超過
している場合(すなわち、不足データをバラバラに送る
より、全マスターデータを一括で送信した方が効率的で
あると判断される様な状況の場合)、インティグリティ
送信が行われる様になる。
【0028】
【実施例】以下、図面を参照して実施例を説明する。図
1は本発明の[請求項1]、[請求項2]に係る分散型
監視制御装置に対応する実施例の構成図である。図1に
おいて図11と同一部分については同一符号を付して説明
を省略する。先ずサーバ1側から説明する。31は通番付
き状態変化データ送信手段、32はサーバ側通番保存手
段、33は通番要求受け付け手段、34はサーバ側通番送信
手段である。クライアント2a側において、35は通番保
存機能付きデータ更新手段、36はクライアント側通番保
存手段、37はクライアント側インティグリティ管理手
段、38は通番アンサー受け付け手段である。図12(b)
は通番付き状態変化データ送信手段31から送信されるデ
ータのフォーマットを示す。図12(a)と比較すると良
くわかるように日付・時刻Cとデータeとの間に通番d
が付加されている。その他の構成は図11と同じである。
【0029】次に作用について説明する。通番付き状態
変化データ送信手段31は、状態変化検出手段12より状態
変化データの送信要求を、状態変化データ送信要求受け
付け手段14を介し受け取る。通番付き状態変化データ送
信手段31は、要求を受けサーバ側通番保存手段32より前
回使用した通番を取り出し、これを元に今回の通番を決
め、決められた通番を状態変化データに付加しサーバ1
から伝送路3を介しクライアント2aの状態変化データ
受け付け手段19に送信すると共に、今回付加した通番に
より、サーバ側通番保存手段32に保存されている通番を
更新する。ここで通番と通番の決め方について簡単に説
明する。ここで言う通番とは、送受信するデータを識別
するための通し番号のことで、m1→m2→m3→…の
如く、m1の次はm2、そしてm2の次はm3と一意に
決まる番号でなければならず、この決め方のルールはサ
ーバ1とクライアント2a〜2n間で同一でなければな
らない。本実施例で用いる通番の決め方は(1)式の通
りである。
【0030】
【数1】 it =it-1 +1 …… (1)式 但し、it >32768 のときは、it =1とする。 ここで、it :今回の通番 it-1 :前回の通番 また、通番it は、サーバ1の計算機初期化等に0に初
期化され、サーバ側通番保存手段32及びクライアント側
通番保存手段34に保存される。
【0031】但し、上記はあくまで一例であり、前述し
た様に今回の番号m1の次がm2であることが一意に決
められ、そのルールがサーバ1とクライアント2a〜2
nで同一であればどのような方法であってもさしつかえ
がない。
【0032】クライアント2aの通番保存機能付きデー
タ更新手段35は、通番が付加された状態変化データを状
態変化データ受け付け手段19より受け取り、そのデータ
を元のクライアントデータ22を更新すると共に、付加さ
れた通番を取り出し、それをクライアント側通番保存手
段36に保存する。クライアント側インティグリティ管理
手段37は、一定周期で動作し、サーバ1の通番要求受け
付け手段33にサーバ1側で保存している通番の送信要求
を行う。サーバ側通番送信手段34は、通番要求受け付け
手段33より要求を受け取り、サーバ側通番保存手段32よ
り、保存されている通番を取り出し、クライアント2a
側の通番アンサー受け付け手段38に取り出した通番を送
信する。クライアント側インティグリティ管理手段37
は、通番アンサー受け付け手段38より、サーバ1の送信
してきた通番を取り出すと共に、クライアント側通番保
存手段32に保存されている通番をすべて取り出す。そし
て、クライアント2a側インティグリティ管理手段37
は、サーバ1側通番保存手段32に保存されていた通番を
すべてチェックし、途中に抜けがないかどうか判定する
と共に、保存されていた通番の内、最新の通番とサーバ
1側から送信されてきた通番を比較し通番に相違がない
かどうかを判定する。クライアント2a側インティグリ
ティ管理手段37は、保存されていた通番に抜けがある
(すなわち、データに抜けがあり、サーバ1とクライア
ント2a間でデータの不一致が発生している)場合又
は、保存されている通番とサーバ1側から送信されてき
た通番に相違がある(すなわち、データに抜けがあり、
サーバ1とクライアント2a間でデータの不一致が発生
している)場合に、サーバ1側のインティグリティ要求
受け付け手段17を介し、インティグリティ送信要求手段
18に対しサーバ1側へインティグリティ送信の要求をか
ける。
【0033】次に、クライアント2a側インティグリテ
ィ管理手段37で実施される処理のアルゴリズムを図2の
フローチャートを用いて説明する。図2において、ステ
ップS1は、サーバ1側へ通番送信要求を行う。ステッ
プS2では、サーバ1からの通番アンサーを待ち、通番
アンサーを受け取る。ステップS3では、クライアント
側通番保存手段34に保存されている通番をすべて取り出
す。ステップS4は、保存されていた通番をすべてチェ
ックし、抜けがないかを判定するためのループであり、
ステップS5およびS6を(保存されていた通番数−
1)回ループする。ステップS5では通番に抜けがある
かをチェックする。通番に抜けがあるか否かは、(k回
目の通番+1)とk+1回目の通番を比較すれば良い。
【0034】抜けがある場合(YES)、ステップS6
に移る。抜けがない場合(NO)、元のステップS4に
戻る、ステップS6では、インティグリティ「要」とす
る。保存されていた通番をすべてチェック完了したら、
ステップS7に移る。ステップS7では、最新データが
届いていないかチェックを行う。このチェックは、保存
されていた最新の通番とサーバ1より送信された通番を
比較することにより行う。最新データが届いていない、
すなわち比較結果が等しくない場合(YES)、ステッ
プS8に移る。最新データが届いている、すなわち結果
が等しい場合(NO)、ステップS9に移る。
【0035】ステップS8では、インティグリティ
「要」とする。ステップS9では、ステップS6又はス
テップS8でインティグリティ「要」としたか否かをチ
ェックする。インティグリティ「要」の場合(YE
S)、ステップS10に移る。インティグリティ「要」で
ない場合(NO)、ステップS11に移る。ステップS10
では、サーバ1側にインティグリティ送信要求をかけ
る。ステップS11では、次回処理のため、一定時間後に
自分自身(クライアント側インティグリティ管理手段35
自身)に起動をかける要求をし、処理を終了する。
【0036】以上説明したように、本実施例によれば、
実際にサーバ1とクライアント2aの間でデータの不一
致が発生した場合にかぎり、インティグリティ送信が行
われる様になり、不要なインティグリティ送信が行われ
なくなるため従来に比べ効率的な伝送を行うことが可能
となる。
【0037】図3は本発明の[請求項3]に係る分散型
監視制御装置の一実施例の構成図である。図3中図1又
は図11と同一部分については同一符号を付して説明を省
略する。図3において、39はインティグリティ要求機能
付きデータ更新手段である。その他の構成は図1又は図
11と同じである。
【0038】次に作用を説明する。インティグリティ要
求機能付きデータ更新手段39は、通番が付けられた状態
変化データを状態変化データ受け付け手段19より受け取
り、そのデータを元にクライアントデータ22を更新する
と共に、付加された通番を取り出す。さらに、インティ
グリティ要求機能付きデータ更新手段39は、クライアン
ト側通番保存手段36より、保存されている最新の通番を
取り出し、サーバ1側より状態変化データに付加されて
きた通番を比較し、通番の抜けがあったか否かをチェッ
クする。そして、通番に抜けがある場合、サーバ1側に
インティグリティ要求を即座にかけると共に、状態変化
データに付加されてきた通番を、クライアント側通番保
存手段36に保存する。
【0039】次にインティグリティ要求機能付きデータ
更新手段39で実施される処理のアルゴリズムを図4のフ
ローチャートを用いて説明する。図4において、ステッ
プS20は、通番付き状態変化データを状態変化データ受
け付け手段ステップS19より取り出す。ステップS21で
はステップS20にて取り出された通番付き状態変化デー
タを元にクライアントデータ22を更新する。ステップS
22では、通番付き状態変化データから付加された通番を
取り出す。ステップS23では、クライアント側通番保存
手段36に保存されている最新の通番を取り出す。ステッ
プS24では、通番の抜けがあるかをチェックする。この
チェックは、サーバ1側より送信されてきた通番と、保
存されている(最新の通番+1)を比較することにより
行う。通番の抜けがある、すなわち、比較結果が等しく
ない場合(YES)、ステップS25に移る。通番に抜け
がない、すなわち、比較結果が等しい場合(NO)、ス
テップS26に移る。ステップS25では、サーバ1側にイ
ンティグリティ送信要求をかける。ステップS26では、
サーバ1側から送信されてきた状態変化データに付加さ
れてきた通番をクライアント側通番保存手段36に保存す
る。これらのステップを完了し、処理を終了する。
【0040】以上説明した様に、本実施例によれば、通
常の状態変化データの送受信処理中に、サーバ1とクラ
イアント29間でのデータ不一致を検出し、即座にインテ
ィグリティ要求をかけることが可能となる。また、何ら
かの障害で、ずっと状態変化データの送受信が上手く行
えずにデータの不一致が発生する様な場合においても、
請求項1の実施例と同様に、ある一定の周期で、それが
検出されインティグリティ要求が行われる。
【0041】図5は本発明の[請求項4]に係る分散型
監視制御装置の一実施例の構成図である。図5中図1又
は図11と同一部分については同一符号を付して説明を省
略する。図5において、40は一定時間後インティグリテ
ィ要求機能付きデータ更新手段、41は起動要求受け付け
機能付きクライアント側インティグリティ管理手段であ
る。その他の構成は、図1又は図11と同じである。
【0042】次に作用について説明する。一定時間後イ
ンティグリティ要求機能付きデータ更新手段40は、通番
が付けられた状態変化データを状態変化データ受け付け
手段19より受け取り、そのデータを元にクライアントデ
ータ22を更新すると共に、付加された通番を取り出す。
さらに、一定時間後インティグリティ要求機能付きデー
タ更新手段40はクライアント側通番保存手段36より、保
存されている最新の通番を取り出し、サーバ1側より状
態変化データに付加されてきた通番と比較し、通番の抜
けがあったか否かをチェックする。そして通番に抜けが
ある場合、サーバ1側へインティグリティ要求をかける
様に、起動要求受け付け機能付きクライアント側インテ
ィグリティ管理手段41に、一定時間後に起動がかかる様
にする。但し、このときに、既に同様の要求がかけられ
ており、それが実行されていない場合は再度同様の起動
要求は行わない。この起動要求により、又は一定周期毎
に、起動要求受け付け機能付きクライアント側インティ
グリティ管理手段41は起動される。起動要求受け付け機
能付きクライアント側インティグリティ管理手段41は、
起動されるとまず一定時間後インティグリティ要求機能
付きデータ更新手段40からの起動か又は一定周期毎の起
動であるが一定時間後インティグリティ要求機能付きデ
ータ更新手段40からの起動要求もあるかをチェックす
る。一定時間後インティグリティ要求機能付きデータ更
新手段40からの起動か又は起動要求がかかっている場合
は、サーバ1とクライアント2aの間でデータの不一致
があるため、サーバ1側へインティグリティ送信要求を
かけると共に一定時間後インティグリティ要求機能付き
データ更新手段からの起動要求を取り消す。一定周期毎
の起動でありかつ一定時間後インティグリティ要求機能
付きデータ更新手段40からの起動要求もかかっていない
場合は、[請求項2]のクライアント側インティグリテ
ィ管理手段37と同様の処理を行う。
【0043】次に、起動要求受け付け機能付きクライア
ント側インティグリティ管理手段41で実施される処理の
アルゴリズムを図6のフローチャートを用いて説明す
る。図6において、ステップS30は、一定時間後インテ
ィグリティ要求機能付きデータ更新手段40からの起動で
あるか又は起動要求があるかをチェックする。一定時間
後インティグリティ要求機能付きデータ更新手段40から
の起動であるか又は起動要求がある場合(YES)、ス
テップS31に移る。一定時間後インティグリティ要求機
能付きデータ更新手段40からの起動でもなくかつ起動要
求はない場合(NO)、ステップS32に移る。ステップ
S31では、サーバ1側にインティグリティ送信要求をか
ける。ステップS32では、[請求項1]のクライアント
側インティグリティ管理手段35における、ステップS1
からステップS11と同様の処理を行い、その後処理を終
了する。ステップS31の次には、ステップS33が実行さ
れる。ステップS33では一定時間後インティグリティ要
求機能付きデータ更新手段40からの起動要求があるかを
チェックする。一定時間後インティグリティ要求機能付
きデータ更新手段40からの起動要求がある場合(YE
S)、既に起動要求の目的とする処理は、ステップS31
にて実施されており、再度実施することは不要のため、
一定時間後インティグリティ要求機能付きデータ更新手
段40からの一定時間後の起動要求を取り消し、その後処
理を終了する。一定時間後インティグリティ要求機能付
きデータ更新手段40からの起動要求がない場合(N
O)、処理を終了する。
【0044】以上説明した様に、本実施例によれば、通
常の状態変化データの送受信時にサーバ、クライアント
間にデータの不一致があることが検出され、一定時間後
にインティグリティ要求が行われる。一定時間内に断続
的にデータの不一致が発生する様な状況となった場合で
も、インティグリティ要求は一定時間に1回のみ実施さ
れる。これは、データの不一致が断続的に発生する様な
状況で、データの不一致を即座に一致させる必要のない
様なデータに対しては、データの送受信回数を減らすこ
とが可能となり非常に有効な方法である。
【0045】図7は本発明の[請求項5]に係る分散型
監視制御装置の一実施例の構成図である。図7におい
て、図1又は図11と同一部分については同一符号を付し
て説明を省略する。図7において、42は状態変化データ
保存機能付きデータ送信手段、43は通番付き状態変化デ
ータ保存手段、44は不足データ要求手段、45は不足デー
タ要求受け付け手段、46は不足データ送信手段である。
その他の構成は、図1又は図11と同じである。
【0046】次に作用を説明する。状態変化データ保存
機能付きデータ送信手段42は状態変化検出手段12より状
態変化データの送信要求を、状態変化データ送信要求受
け付け手段14を介して受け取る。状態変化データ保存機
能付きデータ送信手段42は、要求を受けサーバ側通番保
存手段32より前回使用した通番を取り出し、これを元に
今回の通番を決め、決められた通番を状態変化データに
付加しサーバ1から伝送路3を介しクライアント2aの
状態変化データ受け付け手段19に送信すると共に、今回
付加した通番により、サーバ側通番保存手段32に保存さ
れている通番を更新し、さらに通番を付加した状態変化
データを通番付き状態変化データ保存手段に保存する。
クライアント2aの通番保存機能付きデータ更新手段33
は、通番が付加された状態変化データを状態変化データ
受け付け手段19より受け取り、そのデータを元にクライ
アントデータ22を更新すると共に、付加された通番を取
り出し、それをクライアント側通番保存手段34に保存す
る。不足データ要求手段は、一定周期で動作し、サーバ
1の通番要求受け付け手段33にサーバ1側で保存してい
る通番の送信要求を行う。サーバ側通番送信手段34は、
通番要求受け付け手段33より要求を受け取り、サーバ側
通番保存手段32より、保存されている通番を取り出し、
クライアント2a側の通番アンサー受け付け手段38に取
り出した通番を送信する。不足データ要求手段44は、通
番アンサー受け付け手段38より、サーバ1の送信してき
た通番を取り出すと共に、クライアント側通番保存手段
32に保存されている通番をすべて取り出す。そして不足
データ要求手段44はクライアント側通番保存手段36に保
存されていた通番をすべてチェックし、途中に抜けがな
いかどうかを判定し、抜けがある、すなわち不足データ
がある場合、その通番を記憶しておく。さらに、不足デ
ータ要求手段は、保存されていた通番の内、最新の通番
とサーバ1側から送信されてきた通番を比較し通番に相
違がないかどうかを判定し、相違がある場合、すなわち
不足データがある場合、その通番を記憶しておく。そし
て不足データ要求手段は、不足データがある場合、記憶
しておいた不足データを示す通番を、サーバ1側の不足
データ要求受け付け手段45を介し、不足データ送信手段
46へ送信する。不足データ送信手段46は、不足データ要
求受け付け手段45より不足データを示す通番を入力し、
それに対応する通番付き状態変化データを通番付き状態
変化データ保存手段43より取り出し、クライアント2a
の状態変化データ受け付け手段19に送信する。
【0047】次に、不足データ要求手段44で実施される
処理のアルゴリズムを図8のフローチャートを用いて説
明する。図8において、ステップS41は、サーバ1側へ
通番送信要求を行う。ステップS42では、サーバ1から
の通番アンサーを待ち、通番アンサーを受け取る。ステ
ップS43では、クライアント側通番保存手段34に保存さ
れている通番をすべて取り出す。ステップS44は、保存
されていた通番をすべてチェックし、抜けがないかを判
定するためのループであり、ステップS45およびS46を
(保存されていた通番数−1)回ループする。ステップ
S45では通番に抜けがあるかをチェックする。通番に抜
けがあるかは、(k回目の通番+1)とk+1回目の通
番を比較すれば良い。
【0048】抜けがある場合(YES)、ステップS46
に移る。抜けがない場合(NO)、元のステップS44に
戻る。ステップS46では、不足データを示す通番とし
て、(k回目の通番+1)〜(k+1回目の通番−1)
を記憶する。保存されていた通番をすべてチェック完了
したら、ステップS47に移る。ステップS47では、最新
データが届いていないかチェックを行う。このチェック
は、保存されていた最新の通番とサーバ1より送信され
た通番を比較することにより行う。最新データが届いて
いない、すなわち比較結果を等しくない場合(YE
S)、ステップS48に移る。最新データが届いている、
すなわち結果が等しい場合(NO)、ステップS49に移
る。
【0049】ステップS48では、不足データを示す通番
として、(保存されていた最新の通番+1)〜(サーバ
1より送信されてきた通番)を記憶する。ステップS49
では、ステップS46又はS48で不足データを示す通番を
記憶したかをチェックする。記憶されている場合(YE
S)、ステップS50に移る。記憶されていない場合(N
O)、ステップS61に移る。ステップS50では、サーバ
1の不足データ要求受け付け手段45に、不足データを示
す通番を送信する。ステップS51では、次回処理のため
一定時間後に自分自身(不足データ要求手段44自身)に
起動をかける要求をし、処理を終了する。
【0050】以上説明したように、本実施例によれば、
実際にサーバ1とクライアント2a間でデータの不一致
が発生した場合にかぎり、その不足データのみの送受信
が行われる様になり、従来に比べ非常に効率的な伝送を
行うことが可能となる。
【0051】図9は本発明の[請求項6]に係る分散型
監視制御装置の一実施例の構成図である。図9において
図7又は図11と同一部分については同一符号を付して説
明を省略する。図9において、47は不足データ数判定機
能付きインティグリティ要求手段である。その他の構成
は、図7又は図11と同じである。
【0052】次に作用について説明する。不足データ数
判定機能付きインティグリティ要求手段47は、不足デー
タ要求受け付け手段45より不足データを示す通番を入力
し、入力された通番の数、すなわち不足データの数をチ
ェックする。不足データの数が一定量以下であった場合
は、それに対応する通番付き状態変化データを通番付き
状態変化データ保存手段43より取り出し、クライアント
2aの状態変化データ受け付け手段19に送信する。不足
データの数が一定量を超過していた場合は、インティグ
リティ要求受け付け手段17を介し、インティグリティ送
信手段18にインティグリティ送信要求をかける。
【0053】以上説明したように、本実施例によれば、
サーバ1とクライアント2a間でデータの不一致が発生
した場合にかぎり、データのつじつま合わせを行うため
のデータの送受信が行われる。このとき、不一致となっ
ている部分(すなわち不足データ)が、一定量以下であ
る場合は、不足データのみが送受信され、一定量を超過
している場合は、インティグリティ送信が行われる様に
なる。
【0054】これは、ある一定数以上不足データがある
場合、それをバラバラに送信するとオーバヘッドの処理
が増え、全マスターデータを一括して送信した方が効率
的な状況となる場合があるため、これを防止する手段と
して有効である。判定に使うデータ数を調整することに
より、一番効率的な伝送を行う様にすることが可能とな
る。
【0055】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、サ
ーバ、クライアント間のデータ等価のためのデータ送受
信量を極力減らすことにより、計算機負荷や伝送トラフ
ィック量が極度に上がることを防止し、かつ障害発生時
のサーバ、クライアント間のデータ不一致を防止するこ
とが可能な分散型監視制御装置を提供することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の[請求項2]に係る分散型監視制御装
置に対応する一実施例の構成図。
【図2】クライアント側インティグリティ管理手段35の
処理のアルゴリズムを示すフローチャート。
【図3】本発明の[請求項3]に係る分散型監視制御装
置に対応する一実施例の構成図。
【図4】インティグリティ要求機能付きデータ更新手段
39の処理のアルゴリズムを示すフローチャート。
【図5】本発明の[請求項4]に係る分散型監視制御装
置に対応する一実施例の構成図。
【図6】起動要求受け付け機能付きクライアントインテ
ィグリティ管理手段41の処理のアルゴリズムを示すフロ
ーチャート。
【図7】本発明の[請求項5]に係る分散型監視制御装
置に対応する一実施例の構成図。
【図8】不足データ要求手段44の処理のアルゴリズムを
示すフローチャート。
【図9】本発明の[請求項6]に係る分散型監視制御装
置に対応する一実施例の構成図。
【図10】分散型監視制御装置の典型的なシステム構成
を示した一例図。
【図11】従来装置の構成一例図。
【図12】サーバ1から送信されるデータのフォーマッ
ト例図。
【符号の説明】
1 サーバ 2a〜2n クライアント 3 伝送路 10 マスターデータ 11 サーバ側アプリケーションプログラム群 12 状態変化検出手段 13 前回データ 14 状態変化データ送信要求受け付け手段 15 状態変化データ送信手段 16 インティグリティ要求手段 17 インティグリティ要求受け付け手段 18 インティグリティ送信手段 19 状態変化データ受け付け手段 20 インティグリティデータ受け付け手段 21 データ更新手段 22 クライアントデータ 23 クライアント側アプリケーションプログラム群 31 通番付き状態変化データ送信手段 32 サーバ側通番保存手段 33 通番要求受け付け手段 34 サーバ側通番送信手段 35 通番保存機能付きデータ更新手段 36 クライアント側通番保存手段データ 37 クライアント側インティグリティ管理手段 38 通番アンサー受け付け手段 39 インティグリティ要求機能付きデータ更新手段 40 一定時間後インティグリティ要求機能付きデータ更
新手段 41 起動要求受け付け機能付きクライアント側インティ
グリティ管理手段 42 状態変化データ保存機能付きデータ送信手段 43 通番付き状態変化データ保存手段 44 不足データ要求手段 45 不足データ要求受け付け手段 46 不足データ送信手段 47 不足データ数判定機能付きインティグリティ要求手
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02J 13/00 301 A H04L 12/24 12/26

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントや電力系統等の状態及び情報を
    監視及び制御する機能を、サーバとクライアントに分散
    した装置にて行う分散型監視制御装置において、状態変
    化のあったデータに通番を付けデータを送信する手段
    と、この通番を元にサーバとクライアント間のデータの
    不一致を検出する手段と、サーバとクライアント間のデ
    ータの不一致が検出された場合、サーバとクライアント
    間のデータのつじつま合わせを行う手段とを備えたこと
    を特徴とする分散型監視制御装置。
  2. 【請求項2】 プラントや電力系統等の状態及び情報を
    監視及び制御する機能を、サーバとクライアントに分散
    した装置にて行う分散型監視制御装置において、状態変
    化があったデータに通番を付け、クライアントにデータ
    を送信する通番付き状態変化データ送信手段と、この通
    番を保存するサーバ側通番保存手段と、クライアント側
    からの通番要求を受け付ける通番要求受け付け手段と、
    この通番要求受け付け手段からの要求を受け取りクライ
    アントに通番の送信を行うサーバ側通番送信手段と、サ
    ーバ側からの通番付き状態変化データを入力し、クライ
    アントデータの更新を行うと共に、受け取った通番を保
    存する通番保存機能付きデータ更新手段と、この通番を
    保存するクライアント側通番保存手段と、サーバ側通番
    送信手段からの通番を受け付ける通番アンサー受け付け
    手段と、前記クライアント側通番保存手段から保存され
    ていた通番を入力すると共に前記通番アンサー受け付け
    手段よりサーバ側からの通番アンサーを受け取り、保存
    されていた通番に抜けがないかをチェックすると共に前
    記クライアント側通番保存手段に保存されていた通番と
    サーバ側からの通番アンサーを比較し、保存されていた
    通番に抜けがある場合、又は保存されていた通番と通番
    アンサーにより受け取った通番に相違がある場合に、サ
    ーバ側にデータのつじつま合わせ(以下、インティグリ
    ティと言う)の要求をかけるクライアント側インティグ
    リティ管理手段とを備えたことを特徴とする分散型監視
    制御装置。
  3. 【請求項3】 プラントや電力系統等の状態及び情報を
    監視及び制御する機能を、サーバとクライアントに分散
    した装置にて行う分散型監視制御装置において、状態変
    化があったデータに通番を付け、クライアントにデータ
    を送信する通番付き状態変化データ送信手段と、この通
    番を保存するサーバ側通番保存手段と、クライアント側
    からの通番要求を受け付ける通番要求受け付け手段と、
    通番要求受け付け手段からの要求を受け取りクライアン
    トに通番の送信を行うサーバ側通番送信手段と、サーバ
    側からの通番付き状態変化データを入力し、クライアン
    トデータの更新を行うと共に、受け取った通番と保存さ
    れている通番を比較し、通番の抜けがあったか否かをチ
    ェックし、通番の抜けがあった場合、サーバ側にインテ
    ィグリティ要求をかけると共に、受け取った通番を保存
    するインティグリティ要求機能付きデータ更新手段と、
    この通番を保存するクライアント側通番保存手段と、サ
    ーバ側通番送信手段からの通番を受け付ける通番アンサ
    ー受け付け手段と、クライアント側通番保存手段から保
    存されていた通番を入力すると共に通番アンサー受け付
    け手段よりサーバ側からの通番アンサーを受け取り、保
    存されていた通番に抜けがないかをチェックすると共に
    クライアント側通番保存手段に保存されていた通番とサ
    ーバ側からの通番アンサーを比較し、保存されていた通
    番に抜けがある場合、又は保存されていた通番アンサー
    により受け取った通番に相違がある場合に、サーバ側に
    インティグリティ要求をかけるクライアント側インティ
    グリティ管理手段とを備えたことを特徴とする分散型監
    視制御装置。
  4. 【請求項4】 プラントや電力系統等の状態及び情報を
    監視及び制御する機能を、サーバとクライアントに分散
    した装置にて行う分散型監視制御装置において、状態変
    化があったデータに通番を付け、クライアントにデータ
    を送信する通番付き状態変化データ送信手段と、この通
    番を保存するサーバ側通番保存手段と、クライアント側
    からの通番要求を受け付ける通番要求受け付け手段と、
    通番要求受け付け手段からの要求を受け取りクライアン
    トに通番の送信を行うサーバ側通番送信手段と、サーバ
    側からの通番付き状態変化データを入力し、クライアン
    トデータの更新を行うと共に、受け取った通番と保存さ
    れている通番を比較し、通番の抜けがあったか否かをチ
    ェックし、通番の抜けがあった場合、インティグリティ
    要求を一定時間後にかけるよう起動要求受け付け機能付
    きクライアントインティグリティ管理手段を起動すると
    共に、受け取った通番を保存する一定時間後インティグ
    リティ要求機能付きデータ更新手段と、この通番を保存
    するクライアント側通番保存手段と、サーバ側通番送信
    手段からの通番を受け付ける通番アンサー受け付け手段
    と、一定時間後インティグリティ要求機能付きデータ更
    新手段からの起動であった場合は、サーバ側にインティ
    グリティ要求をかけ、そうでなかった場合はクライアン
    ト側通番保存手段から保存されていた通番を入力すると
    共に通番アンサー受け付け手段よりサーバ側からの通番
    アンサーを受け取り、保存されていた通番に抜けがない
    かをチェックすると共にクライアント側通番保存手段に
    保存されていた通番とサーバ側からの通番アンサーを比
    較し、保存されていた通番に抜けがある場合、又は保存
    されていた通番と通番アンサーにより受け取った通番に
    相違がある場合に、サーバ側にインティグリティ要求を
    かけるクライアント側インティグリティ管理手段とを備
    えたことを特徴とする分散型監視制御装置。
  5. 【請求項5】 プラントや電力系統等の状態及び情報を
    監視及び制御する機能を、サーバとクライアントに分散
    した装置にて行う分散型監視制御装置において、状態変
    化があったデータに通番を付け、クライアントにデータ
    を送信すると共に通番を付けた状態変化データを保存す
    る状態変化データ保存機能付きデータ送信手段と、その
    通番の付いた状態変化データを保存する通番付き状態変
    化データ保存手段と、この通番を保存するサーバ側通番
    保存手段と、クライアント側からの通番要求を受け付け
    る通番要求受け付け手段と、通番要求受け付け手段から
    の要求を受け取りクライアントに通番の送信を行いサー
    バ側通番送信手段と、クライアント側からの不足データ
    要求を受け付ける不足データ要求受け付け手段と、不足
    データ要求受け付け手段からの要求を受け取り、不足デ
    ータをチェックし、不足データを通番付き状態変化デー
    タ保存手段から取り出すと共にクライアント側に取り出
    した不足データを送信する不足データ送信手段と、サー
    バ側からの通番付け状態変化データを入力し、クライア
    ントデータの更新を行うと共に、受け取った通番を保存
    する通番保存機能付きデータ更新手段と、この通番を保
    存するクライアント側通番保存手段と、サーバ側通番送
    信手段からの通番を受け付ける通番アンサー受け付け手
    段と、クライアント側通番保存手段から保存されていた
    通番を入力すると共に通番アンサー受け付け手段よりサ
    ーバ側からの通番アンサーを受け取り、保存されていた
    通番に抜けがないかをチェックすると共にクライアント
    側通番保存手段に保存されていた通番とサーバ側からの
    通番アンサーを比較し、保存されていた通番に抜けがあ
    る場合、又は保存されていた通番と通番アンサーにより
    受け取った通番に相違がある場合に、抜けている不足デ
    ータを検出し、サーバ側に不足データの送信要求をかけ
    る不足データ要求手段とを備えたことを特徴とする分散
    型監視制御装置。
  6. 【請求項6】 プラントや電力系統等の状態及び情報を
    監視及び制御する機能を、サーバとクライアントに分散
    した装置にて行う分散型監視制御装置において、状態変
    化があったデータに通番を付け、クライアントにデータ
    を送信すると共に通番を付けた状態変化データを保存す
    る状態変化データ保存機能付きデータ送信手段と、その
    通番の付いた状態変化データを保存する通番付き状態変
    化データ保存手段と、この通番を保存するサーバ側通番
    保存手段と、クライアント側からの通番要求を受け付け
    る通番要求受け付け手段と、通番要求受け付け手段から
    の要求を受け取りクライアントに通番の送信を行うサー
    バ側通番送信手段と、クライアント側からの不足データ
    要求を受け付ける不足データ要求受け付け手段と、不足
    データ要求受け付け手段からの要求を受け取り、不足デ
    ータをチェックし、不足データの数が一定量以下であっ
    た場合、不足データを通番付き状態変化データ保存手段
    から取り出し、クライアント側に取り出した不足データ
    を送信し、不足データの数が一定量を超過していた場
    合、インティグリティ要求をかける不足データ数判定機
    能付きインティグリティ要求手段と、サーバ側からの通
    番付き状態変化データを入力し、クライアントデータの
    更新を行うと共に、受け取った通番を保存する通番保存
    機能付きデータ更新手段と、この通番を保存するクライ
    アント側通番保存手段と、サーバ側通番送信手段からの
    通番を受け付ける通番アンサー受け付け手段と、クライ
    アント側通番保存手段から保存されていた通番を入力す
    ると共に通番アンサー受け付け手段よりサーバ側からの
    通番アンサーを受け取り、保存されていた通番に抜けが
    ないかをチェックすると共にクライアント側通番保存手
    段に保存されていた通番とサーバ側からの通番アンサー
    を比較し、保存されていた通番に抜けがある場合、又は
    保存されていた通番と通番アンサーにより受け取った通
    番に相違がある場合に、抜けている不足データを検出
    し、サーバ側に不足データの送信要求をかける不足デー
    タ要求手段とを備えたことを特徴とする分散型監視制御
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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