JPH0733402U - オンラインロール研磨装置 - Google Patents

オンラインロール研磨装置

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JPH0733402U
JPH0733402U JP6459493U JP6459493U JPH0733402U JP H0733402 U JPH0733402 U JP H0733402U JP 6459493 U JP6459493 U JP 6459493U JP 6459493 U JP6459493 U JP 6459493U JP H0733402 U JPH0733402 U JP H0733402U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
roll
grindstone
piston
flange
Prior art date
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Pending
Application number
JP6459493U
Other languages
English (en)
Inventor
和弘 大谷
剛二 勝島
武 高野
和夫 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
JFE Steel Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0733402U publication Critical patent/JPH0733402U/ja
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンパクトで均一な研磨が可能なオンライン
ロール研磨装置の提案。 【構成】 被研磨ロール胴長とほぼ同等の長さを有した
角型シリンダと、砥石を嵌め込んだロッドとその後端に
ピストンを接続し、シリンダ内のピストンの作用側にエ
アチューブを、反作用側に板バネを設け砥石部とシリン
ダ部を一体化した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、オンラインロール研磨装置に係わり、特に設置スペースの制約の大 きいロールのオンライン研磨に適用可能なオンラインロール研磨装置に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、オンラインロール研磨装置では、円筒形砥石をロール回転方向とは 逆方向に回転させつつ、或いは非回転砥石をロール胴長方向にトラバースさせる ようなトラバース方式のもの(例えば特開昭61−103781号公報や実開昭63−9050 5 号公報)やロール胴長方向に配列された複数の砥石群や一体長尺砥石をロール 胴長方向に往復シフトさせつつ押しあてるプランジ方式のもの(例えば特開昭61 −99504 号公報、実開平5−5204号公報)などが知られている。
【0003】 ところで、これらの装置では、一般に砥石のロールへの前進押付や後退に1〜 複数の円筒型流体圧シリンダを用いている。 また、ロール胴長方向の研磨を均等に行うために砥石をロール胴長方向にトラ バースさせたり、往復シフトさせたりしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前述の砥石ホルダー部のロールへの押付、開放を円筒形のシリンダで行う方法 では、装置を構成する上でシリンダ部と、砥石ホルダー部は分離され、その間を リンク機構及び連結ピン等で継ぐ形式がとられ、そのためスペース的にかなりの 奥行きが必要となり、圧延設備などのオンライン研磨用に設ける場合、その設置 スペースを確保しがたいことや、プランジ方式のようなロール全幅を一気に研磨 する装置では、円筒型シリンダによる押付力が集中荷重となるため、ロール胴長 方向に均一に押付力が出ない等の問題点があった。
【0005】 また、ロール胴長方向にトラバースしたり、往復シフトする機構が必要で複雑 高価になるという欠点もあった。 本考案は前記問題点を解決したコンパクトなかつ均一研磨の可能なオンライン ロール研磨装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記問題点を解決するために、ロール胴長と同等の長さを有した角 形シリンダのシリンダのロッド先端に砥石を嵌め込み、シリンダ内のピストンの 作用側に作動用流体で膨らむ弾性チューブを設け、反作用側に板バネを設けたも のである。
【0007】 本考案は、オンラインロール研磨装置であって、ロール胴長方向に伸びロール 胴長とほぼ同等の長さを有した角型シリンダと、シリンダの前面に固定されロー ル胴長方向に伸びかつ断面貫通孔を有するフランジと、このフランジの貫通孔内 周面に摺動可能に接しシリンダの前後方向に動く砥石ホルダーとこの砥石ホルダ ーに保持されたロール胴長方向に一体型の弾性砥石と、この砥石ホルダーの背面 に固定されたピストンと、該ピストンの背後のシリンダ内空間に設けられた膨張 収縮可能な弾性材チューブと、この弾性材チューブ内腔と連通した作動用流体給 排路と、前記ピストンの前面と前記フランジのシリンダ内側面との内に介在され 前記ピストンを後方へ付勢する板バネとを有してなるオンラインロール研磨装置 である。
【0008】
【作用】
本考案によれば、ロール胴長とほぼ同等の長さを有した角形シリンダの先端に 砥石を嵌め込んだ砥石ホルダーをピストンと共に装着し、シリンダ内のピストン の作用側(後面側)に圧縮エアや圧縮窒素ガス等の流体で膨らむゴム等の弾性材 からなる伸縮性チューブを設け、反作用側のピストンとシリンダ前面フランジと の間に板バネを介在させたことにより、砥石を押し付ける時、伸縮性チューブに 圧縮エアや圧縮窒素ガス等の気体その他の加圧流体等が入ることでチューブが膨 らみ、板バネの力に押し勝ってピストンを前方へ移動させ砥石がロールに押し付 けられる。またチューブ内の流体を抜くと、板バネの収縮した分の反力によりピ ストンが後方へ押戻され砥石が引込む。
【0009】 このようにピストンを押し戻すのに板バネを用いたこと、角型の箱型シリンダ を用いたことにより、リンク機構や円筒型のシリンダを省略することができるの で、非常に奥行きの短いコンパクトな装置となり、設置スペースが限られた場所 にも容易に設置できる。 またロール胴長方向に均一な圧力で押し付けることができ、砥石に弾性砥石を 用いることと相まって、ロールのクラウン等表面の形状によくなじみ、均一な研 磨が可能となり、またロール胴長方向に一体型の弾性砥石を用いているので、ロ ール胴長方向への往復シフト機構も不必要であり、装置を簡略化でき、安価にか つ容易に設置することができる。
【0010】
【実施例】
図1は本考案の1実施例を示す平面図であり、図2はその断面図である。 ロール1胴長とほぼ同等の長さを有した角形シリンダ4のロッド12を断面コの 字型の砥石ホルダーとし、その先端にロール胴長方向に長尺一体の弾性砥石8を 嵌め込み、シリンダ4内のピストン7の作用(背面)側に圧縮エアで膨らむエア チューブ5とピストン7の反作用側のピストン7と前面フランジ11との間に板バ ネ6を介在させている。エアチューブ5に給排気管路13を通じてエアが入るとピ ストン7は板バネの反力に打ち勝って前方へ移動し、砥石8は矢印10の方向へ移 動しロールへ押付けられる。逆に給排気管路13を通してエアを抜くと、板バネ6 の収縮時の反力によって砥石8及びピストン7、ロッド6は矢印9の方向へ動き 砥石がロール表面から離れた状態となる。
【0011】 因みに、エア圧力1 kgf/cm2 、砥石8の押付線圧力4 kgf/cm2 、押付幅17 00mm、ロール回転数470rpmにて弾性砥石8をピンチロールに押付け、ロール研磨 を行ったところ、良好な研磨力が得られ、また板バネによる反力を10kgf にした ことにより、より確実に砥石8がロールから離間するという良好な結果も得られ た。
【0012】 前記実施例ではピストンの作動用流体に圧縮エアを用いた例を示したが、圧縮 窒素等、安価に入手可能な圧縮気体であれば何でもよく、圧縮気体でなく、加圧 水、加圧油でもよいが、装置の構成の容易さやメンテナンスの点からは圧縮気体 の方が好ましい。
【0013】
【考案の効果】
本考案のオンラインロール研磨装置は、ロール胴長と同等の長さを有した角形 シリンダのロッド兼砥石ホルダー先端にロール胴長方向に伸びる長尺一体型の弾 性砥石を嵌め込み、シリンダ内のピストンの作用側(背側)に圧縮気体等で膨ら むチューブと反作用側に付勢用板バネを介在させることにより、従来の円筒シリ ンダを用いた押付機構のものに比べ装置の奥行を小さくでき、狭いスペースにも 容易に設置が可能である。
【0014】 またロール胴長方向に均一な圧力で弾性砥石を押付けることができ、また砥石 がロールの表面形状によくなじみ、均一な研磨ができるようになった。 また、本考案のオンラインロール研磨装置は、複数分割砥石や、非弾性砥石を 用いる場合に必要なロール胴長方向の均一な研磨を行うための砥石のロール胴長 方向往復シフト機構も不必要で、簡単で安価なロール研磨装置が得られるという 効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のオンラインロール研磨装置の正面図。
【図2】本考案のオンラインロール研磨装置の側断面
図。
【符号の説明】
1 ロール 2 ハウジング 3 ベース 4 シリンダ 5 エアチューブ 6 板ばね 7 ピストン 8 砥石 9 砥石移動方向を示す矢印 10 砥石移動方向を示す矢印 11 フランジ 12 ロッド兼砥石ホルダー 13 給排気管路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 高野 武 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社千葉製鉄所内 (72)考案者 藤井 和夫 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社千葉製鉄所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オンラインロール研磨装置であって、ロ
    ール胴長方向に伸びロール胴長とほぼ同等の長さを有し
    た角型シリンダと、シリンダの前面に固定されロール胴
    長方向に伸びかつ断面貫通孔を有するフランジと、この
    フランジの貫通孔内周面に摺動可能に接しシリンダの前
    後方向に動く砥石ホルダーとこの砥石ホルダーに保持さ
    れたロール胴長方向に伸びる一体型の弾性砥石と、この
    砥石ホルダーの背面に固定されたピストンと、該ピスト
    ンの背後のシリンダ内空間に設けられた膨張収縮可能な
    弾性材チューブと、この弾性材チューブ内腔と連通した
    作動用流体給排路と、前記ピストンの前面と前記フラン
    ジのシリンダ内側面との内に介在され前記ピストンを後
    方へ付勢する板バネとを有してなるオンラインロール研
    磨装置。
JP6459493U 1993-12-02 1993-12-02 オンラインロール研磨装置 Pending JPH0733402U (ja)

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JP6459493U JPH0733402U (ja) 1993-12-02 1993-12-02 オンラインロール研磨装置

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JP6459493U JPH0733402U (ja) 1993-12-02 1993-12-02 オンラインロール研磨装置

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JPH0733402U true JPH0733402U (ja) 1995-06-20

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JP6459493U Pending JPH0733402U (ja) 1993-12-02 1993-12-02 オンラインロール研磨装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102958645A (zh) * 2010-07-02 2013-03-06 Sms西马格股份公司 抛磨装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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