JPH0733394A - シーサースリフト装置 - Google Patents

シーサースリフト装置

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JPH0733394A
JPH0733394A JP6345193A JP6345193A JPH0733394A JP H0733394 A JPH0733394 A JP H0733394A JP 6345193 A JP6345193 A JP 6345193A JP 6345193 A JP6345193 A JP 6345193A JP H0733394 A JPH0733394 A JP H0733394A
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highest
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JP6345193A
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Karl Eickmann
カール・アイクマン
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】最も低いシャンクの下方でプラットフォームの
端部方向にリフト装置を設ける。 【構成】同期して運転するようにシーサースの柱を2本
横方向に平行に取り付けてある。最高位にあるシーサー
スシャンクは、ホルダシャフト6,7を支えるトップア
ーム34,35に連結され、ホルダシャフト6,7は下
方に伸びるホルダ8,9を保持しており、ホルダ8,9
はそれぞれの下端でプラットフォーム10を支える。こ
のため、プラットフォーム10は地面の高さまで降下
し、積み込みを容易に行うことができる。プラットフォ
ーム10を備えたホルダー8,9はキャビンと交換する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リフト装置またはエレ
ベータに関し、一層詳しくは、例えば流体作動ピストン
によってシーサースシャンクを駆動、下降させる、シー
サースリフト装置に関するものである。
【0002】
【従来技術とその問題点】典型的なシーサースリフト装
置として、ドイツ特許出願公告第3,240,952号
公報に記載されたものがある。この装置では、2つのシ
ャンクがコネクタで連結されてシーサースを形成する。
シーサースの頂部には、一組の第2のシャンクを有する
プラットフォームが取り付けられ、このシャンクが最終
プラットフォームを支え、荷がこのプラットフォームで
持ち上げられる。
【0003】しかし、本装置は、リフティングピストン
がシーサースシャンクの下ではなく前に取り付けられて
いる。したがって、この装置を建物内で組み立てる場
合、大きなスペースが必要である。さらに、その最大吊
り上げストロークが制限される。
【0004】また、米国特許5,012,898号に
は、乗用車リフト装置の代表的な例が示されている。こ
の装置では、リフティングピストンは2つのシャンクの
下でなくその間に位置している。プラットフォームはシ
ャンクの上にあって、荷を積み込む際に傾斜したガイド
ウエイを必要とする。したがって、プラットフォームが
充分に下降し得ない。
【0005】従来のリフト装置は上記のような不利な点
を有する。このため、リフトの設置スペースが小さく、
プラットフォームを完全に地表に下降させることがで
き、また吊り上げストロークを大きくするなど、従来装
置の問題点を克服する新たなリフト装置が要望されてい
る。
【0006】本発明の第1の目的は、基板面が少なくと
も1つのシーサースの最下位シャンクのところに位置す
る底脚部を備え、各シーサースが2つのシャンクをコネ
クタによって枢着することにより形成され、リフト装置
が基板面と最下位シーサースのシャンクとの間に設置さ
れるようにすることである。
【0007】発明の第2の目的は、最上位のシャンクに
トップアームを設け、トップアーム上のホールディング
シャフトから下に延びたホルダによってプラットフォー
ムの下端を支え、互いに平行に対向するシーサース一対
またはシーサースセット一対から成る装置を提供するこ
とである。
【0008】発明の第3の目的は、基板面と最下位シー
サースの最下位シャンクコネクタとの間に、枢着保持さ
れたスイングアームを有する装置を提供することであ
る。
【0009】発明の第4の目的は、基板面と最下位シー
サースの中間シーサースコネクタの間にリフタを有する
装置を提供することである。
【0010】発明の第5の目的は、ヘッド面を備えたリ
フタと、スラストオブティナを備えた最下位シャンクま
たはローラを、最下位シャンクおよびシーサースの外端
と最下位シャンクおよびシーサースの中間シーサースコ
ネクタとの間に設け、リフタがそれぞれのシャンクの中
央と両端の間に置かれた最下位シャンクに対して働き、
最下位シャンクのストロークをのばすことである。
【0011】
【実施例】図1から図39は本発明の一実施例に係るシ
ーサースリフト装置を示すもので、これらのシーサース
リフトは、シャンクによって形成される複数のシーサー
スから構成されている。
【0012】図1は本発明の第1の実施例に係るシーサ
ースリフト装置の正面図、図2は同装置の右側面図であ
る。基板1にシーサースのセットが左右一対平行に設け
られている。これらのシーサースはシャンクによって形
成されている。シャンク13〜16は端部がシャンクコ
ネクタによって揺動可能に連結されている。各2個のシ
ャンクはそれぞれその中央をシーサースコネクタによっ
て揺動可能に連結されている。図面では、シーサースコ
ネクタは符号17で、またシャンクコネクタは例えば符
号18〜21によって示してある。これらのコネクタ
は、隣接する2個の部材に伸びて揺動可能な連結部材部
材を形成するバーまたはシャフトで構成されている。コ
ネクタの好ましい一例を図13に示す。
【0013】図2に示すシーサースリフトは、底脚1
1,12と、中間をシーサースコネクタ17によって連
結された最下部のシャンク13,14とを備える。最下
部のシャンク13,14の各上端は、シャンクコネクタ
18,19によって上位のシャンク15,16にそれぞ
れ連結され、これら上位のシャンク15,16はシーサ
ースコネクタ17によって同様にシーサースを形成して
いる。このようにして上方に順次連結されたシーサース
は、その最高位のシーサースを構成するシャンクの上端
部がトップアーム34,35の下端に連結されている。
トップアーム34,35の上端はホルダシャフト6また
は7によって連結されている。上記したシャンクの両端
及び中間部の各連結部はそれぞれ揺動自在に枢支され、
これによりホルダシャフト6または7を持ち上げあるい
は下降させる。シャンク端部の揺動時にそれぞれのシャ
ンクがつくる角度“α”は、地面あるいは基板に対する
ものである。
【0014】ホルダシャフト6,7にはホルダ8,9が
取り付けられている。ホルダ8,9は下方に真っ直ぐ伸
びてプラットフォーム10を支持している。ホルダ8,
9はバー部材あるいは面部材であっても良い。また、ホ
ルダ8,9はトップアーム34,35を連結する軸とし
て作用することもある。プラットフォーム10は、最も
低い位置にあり、地面または基板1に対するシーサース
の角度“α”が最も小さい時、その底面が基板1の上面
に接触することがある。
【0015】図3は本発明の次の実施例を示す。同図に
おいて、最も低い位置のシャンク13,14は、その外
端がスイングアーム43,44の上端をそれぞれ揺動さ
せるようにスイングコネクタ82,83によって連結さ
れている。スイングアーム43,44は、その下端部が
基板1上のホルダ45に、スイングコネクタ129,1
30によって揺動可能に連結されている。符号129と
130のスイングコネクタは、符号82,83のスイン
グコネクタの間隔以上に互いに近づけられている。
【0016】シリンダ23またはその底部22が、左右
ホルダ45の中間位置で基板1に支持されている。シリ
ンダ内で往復運動可能なピストン24はベアリングヘッ
ド25を備えている。ベアリングヘッド25は、シーサ
ースコネクタあるいは中間コネクタ17の下方から動作
する。いま、流体がシリンダ内に流入すると、ピストン
24が上昇し、そのベアリングヘッド25がシーサース
コネクタ17を押す。これにより、各シーサースのシャ
ンク13,14が持ち上げられる。シャンク13,14
が持ち上げられると、スイングアーム43,44はそれ
ぞれ矢印47,49の方向に旋回し、シャンクの角度
“α”が大きくなって図示しないホルダシャフトを備え
たトップアームは極めて高く上方へ持ち上げられる。
【0017】シーサースのアッセンブリの数とシャンク
の角度“α”とによって、ホルダシャフトの上昇ストロ
ークが限定される。角度“α”の最大値と最小値との差
が大きければホルダシャフトの揚程は高くなり、また、
シーサースのアッセンブリ数が多くなれば掲程も高くな
る。一方、角度“α”の最大値と最小値の差が小さくな
り、シーサースのアッセンブリの数が少なくなると、ホ
ルダーシャフトの揚程は小さくなる。
【0018】ピストン24の動きが逆、すなわちシリン
ダ内で下降すると、スイングアーム43,44は矢印4
8,50の方向に旋回し、角度“α”が小さくなってホ
ルダシャフトが下降する。ピストンヘッド25には、ピ
ボットコネクタ17を常時ピストンの中心線と一直線に
保つように、センターラー255が備えられることがあ
る。
【0019】本発明の第3の実施例を図4に示す。本実
施例の装置は次の点を除いて図2の第3実施例と同様で
ある。即ち、この装置は、ピストンヘッド25の頂部に
拡張部51が設けられ、この拡張部51は、最下位のシ
ャンク13,14の一組の持上げ用受け部材52,53
に当接されるに充分な長さの摺接面を備える。
【0020】図4において、持上げ用受け部材はローラ
52,53として示してあり、シーサースコネクタ17
とシャンクコネクタ82,83の中間にしっかり設けら
れている。これにより、摺接面51はローラ52,53
の周面の各点と接する。ローラ52,53がシャンクコ
ネクタとシーサースコネクタの間の半分の位置にある
と、シーサースコネクタ17の上昇距離はピストン24
の上昇ストロークに比較して約2倍になる。
【0021】図6乃至図12を参照しつつ本発明の第4
の実施例を説明する。図では、一対のシーサースセット
が空間36を空けて平行に隣設され、このシーサースセ
ット間の垂直なホルダまたは壁8,9によってプラット
フォーム10を受け入れる。これらのホルダはホルダシ
ャフト6,7によって支えられている。シーサースセッ
トの最下位のシーサース13,14の下に、図4に示し
たシリンダピストン装置が設けられている。ピストン装
置は図3に示す装置であっても良い。図7では、各シリ
ンダ23はシリンダ423および523として示してあ
る。図6は図7の右側面図である。
【0022】本実施例では、最下位中間のシーサースコ
ネクタ17に至る装置あるいはその一部を垂直に案内す
るガイドウエイ31〜33がある。図9及び図10に示
すように、ガイドレール31,33によって囲まれたガ
イドスロット32が保持部材29上に設けられている。
この保持部材29は底面あるいは基板1に固定されてい
る。保持部材と基板1、ガイドレール31,33と保持
部材29をそれぞれ一体形成するようにしても良い。保
持部材29の間に、シリンダピストン装置23〜25の
一部もしくは全部を受け入れる空間30が設けられてい
る。上記の点は図9に示されている。
【0023】図10は図9の矢印線に沿った断面図、図
9は図10の矢印線に沿った断面図である。図10で
は、このような一対のガイド装置が基板1の端部上に設
けてあり、それぞれ参照符号429,529が付けられ
ている。図11,図12はシリンダピストン装置23,
24の位置を示しており、図12では、参照符号423
と523で示してある。図11,図12は、ガイド部材
429,529と比較したシリンダ装置の位置をも示し
ている。
【0024】図6,図7及び図8は、シーサースセット
の全体アッセンブリと対比した、ガイド部材29および
シリンダ装置の位置を示している。
【0025】図8は図6に示す本装置を上から見た図で
ある。最低部のシーサースコネクタ17には、ガイドス
ロット32に係合するガイドシュー18が設けられてい
る。このシュー18はコネクタ17を延長したものであ
っても良い。ガイドウエイ31〜33は、最低部のシー
サースコネクタ17がガイドシューあるいは延長部18
によって案内される垂直ストロークいっぱいの高さにな
っている。これにより、図6においてシーサースセット
は右または左方向に傾斜するのが防止される。図3のキ
ーパ255をシーサースセット内に設ければ、図6から
図12のガイドウエイおよび部材を場合により省くこと
ができる。
【0026】図13は、シーサースコネクタまたはシャ
ンクコネクタの一例を断面図で示したものである。シャ
ンク13,13にはベアリング85用のシートが設けら
れている。シャフト84がラジアルベアリング85を貫
通し、スラストベアリング86がナット91で固定して
ある。これにより、各シャンクは旋回可能にクランプさ
れている。防塵器92,192、ディスタンスリング3
92、およびナットセキュアズ292を備えていても良
い。
【0027】図14は部分的に図13と重複する図であ
るが、ガイド手段86〜90が付加されている。図6か
ら図12のガイドウエイがある場合には、ガイド手段8
6〜90は省き、延長シャフト84のみが設けられる。
図14の延長シャフト84は、図6から図12のガイド
スロット32内に延びている。
【0028】本発明の主な実施例は以上の通りであり、
つぎに本発明によって得られる大きな特徴について述べ
る。この目的のため、図15、図16、図17及び図1
8に注目する。
【0029】古い家屋は、強度がないために高い部位で
エレベーターの重量を支えられない。図15と図16で
は、この家屋の2階の天井を参照符号98で示してあ
る。1階の天井でもある2階の床は符号95で示されて
いる。家屋が建っている地盤あるいは家屋の1階の床は
符号1で示してあり、これは本発明に係るリフトの基礎
をなす。
【0030】本発明の一実施例に係る装置は、その基板
1が地面上に設置される。家屋は最上階の天井98にリ
フタを吊り下げる手段を何等有していない。また、家屋
地面に、シリンダピストン装置を備えるリフトを受ける
べき穴を掘削するのは費用が嵩む。このような場合に、
本発明の特徴である、基板1あるいは底面が設定され
る。本発明の他の部位は、すべてこの基板1あるいは底
面上で支えられることとなる。
【0031】完全なエレベータケーシング、キャビンあ
るいはハウジング8,9、プラットフォーム10、屋根
92または窓93は、シーサースセット4および5のホ
ルダシャフト6および7に吊り下げられる。これらは最
低階の室内の最も低い位置に置かれる。最低部の天井9
5と次の階の床95に、空間部100を形成するように
しても良い。また、壁97,99と少なくとも一つの扉
999を次の階の床に建て込み、空間部100内に人が
誤って落下しないようにする。リフタ23〜25が始
動、例えば圧力流体がシリンダ23に流入すると、トッ
プアーム34,35がホルダシャフト6,7を持ち上
げ、キャビンが上の階に持ち上がり、プラットフォーム
10が床100の上面と同一線上に揃う。この場合、人
または荷は扉999を介して床95上のキャビンあるい
はプラットフォームを出入りすることができる。リフタ
23〜25が降下すると、プラットフォーム10は再び
一階床1と一線に揃うので、人または荷は一階のキャビ
ンまたはプラットフォームを利用することができる。
【0032】図17は最低位置におけるシーサース装置
の側面図を示し、図18は最高位置におけるシーサース
装置の側面図を示している。図18にはプラットフォー
ム10が上の階の床95と揃った状態が、また、図1に
はプラットフォーム10が一階の床1と揃った状態がそ
れぞれ示されている。
【0033】要約すれば、本発明はガイドを設けられる
ことなく家屋もしくはホールの地面上に設置される、自
己ガイドリフトを提供するものである。本発明の重要な
点は、シーサースセットをプラットフォームあるいはキ
ャビンの外面に設け、リフタ23〜25を最低位置にあ
るシーサースコネクタ17の下に取り付けたことにあ
る。また、重要な点は、各リフタが例えば図5に示す駆
動および同期手段によって同期駆動される点である。
【0034】本発明の第5の実施例は、図19〜図22
に見られるようにキャビンの案内手段を設けた例であ
る。図20は図19の左側面図で、図21及び図22は
矢印線に沿った図19の断面図である。
【0035】本実施例では、垂直に伸びたガイドレール
131,133とそれらの間のガイドウエイ132がキ
ャビンの2つの外面に設けられている。シャンク1
6”,15”を持つ最上部のシーサースコネクタ17
は、エキステンションを備え、このエキステンション1
8はガイドウエイ132に係合している。これにより、
キャビンが揺動しないようになっている。ガイドレール
とガイドウエイは放射状で短いが、エキステンション1
8をガイドするには十分な長さとなっている。そのた
め、ガイドレールとガイドウエイは、一対のシーサース
コネクタ17の上下ストロークより僅かに長い長さとな
っている。
【0036】図27〜図29は、シーサースコネクタ1
7の細部、例えば、シーサースコネクタバーの図面にあ
るガイドシュー61とホルダ手段62,63とを示した
ものである。ガイドシュー61は精密なガイド面161
を持ち、ガイドレール31,33の面231,233に
確実に案内される。
【0037】本発明の第6の実施例は、リフティングス
トロークの大きいリフト装置を提供するものである。こ
の実施例を図23〜図26に示す。最上位のシャンク3
6,37は、その上端がわずかに延びてワイヤローラま
たはロープローラ38,39を支えている。ワイヤまた
はロープ40は、その一端がホルダー390によって基
板1に固定され、他端がローラ38,39を経てプラッ
トフォーム10のホルダー71まで伸びている。このた
め、プラットフォームまたはキャビンのリフティングス
トロークは、最上位のシャンク36,37の上昇距離と
比較して2倍になっている。例えば、ローラ38,39
が1メートル上昇すると、プラットフォーム10は2メ
ートル上昇する。図中の矢印線は、各図における矢印方
向の図を示している。
【0038】本発明に係るリフト装置を実地にテストし
たところ、このリフト装置は堅固に建造でき、家庭用エ
レべータで人を数名乗せて上昇するだけでなく、例え
ば、乗用車、トラック、ブルドーザ等の重量物を積載し
て上昇できることが分かった。
【0039】図30と図31は多階層駐車場ビルにおい
て応用した本発明のリフト装置を示す。図31は図30
のビルディングを上方から見た図である。この駐車場ビ
ルは、例えば、プラットフォーム10とホルダー8,9
を持つ本発明のリフト装置を2基備えている。リフト装
置305は乗用車の持ち上げに使用し、リフト装置30
6はその降下に使用することができる。1階は符号30
1、2階は符号302、3階は符号303でそれぞれ示
す。乗用車を持ち上げる各階の開口部は100及び30
0で示してある。扉、安全壁、フェンス(308,30
3,311,310)等が設けられる。リフティングシ
ーサースセットは、符号306,307で示してある。
符号304,305は駐車場ビルの壁を示す。
【0040】本発明の更に別の実施例を図32から図3
6に示す。この場合、本発明に係るリフト装置は、多数
の階層を通る極めて高いリフティングウエイのみに使用
される。この実施例では、一部のシャンクは、ガイド手
段67,68を支え、ローラホールディングバー66を
ガイドする。1階1には長いワイヤまたはロープ4’が
ホルダ39で固定されている。ロープ1’(ワイヤまた
はチェーンでもよい)はホルダ39から上方へ上がり、
第1のローラ38を越え、そこから下がって第2のロー
ラ69を越え、再び上方に上がって第3のローラ70を
越え、そこから下がってプラットフォーム10上のホル
ダー71へと延びている。第2ローラ69と第3ローラ
70は、ローラホルダー66の下端および上端にそれぞ
れ支えられている。下部のローラ69は、最上部のシャ
ンクの最高部38の高さに到達し、上部ローラ70およ
びプラットフォーム1cは、シーサースのシャンクの最
高部よりも高くなっている。
【0041】図33は図32を左から見た図であり、図
34は図32を上から見た図である。図36は、最も低
い位置でホルダーを支えているシャンク部分を示す。図
35は、最高または高い位置にあるアッセンブリの同一
部分とホルダー66,167,168,162,67,
68他を示す。図35に示すように、ローラはダブルロ
ーラであることに注意すべきである。ローラはロープガ
イドウエイ3’と3”の2つのガイドウエイを有する。
これは、ロープの1本が切れた場合などの事故を防止す
るため、2本のロープが使用されるからである
【0042】各図に現れる参照符号はそれぞれの図では
説明せず、各符号で引用した部材は他の図の説明から知
ることができる。
【0043】図37から図39は本発明の特殊な実施例
を示す。この実施例では、プラットフォームあるいはキ
ャビネットは、垂直線と較べて傾斜した方向に吊り上げ
られる。プラットフォーム等は、410の位置から41
1の位置へ、また412の位置から長さ415分だけ右
の413の位置に移動される。図17は最下位にあるリ
フト装置を示し、図38は約半分上昇した位置のリフト
装置を示す。この右方向への吊り上げ効果は、図37と
図38に示すように、シャンク14の一端をホルダ40
0に揺動自在に固定することによって得られる。他方の
シャンク13の下端はホィールまたはローラ405を備
え、ホルダ403の傾斜面406とホールディングアー
ム404の上面407との間に案内されている。シリン
ダ23は、その底部をホルダ408に揺動自在に支持さ
れている。ピストン24が上昇すると、スイングホルダ
401とガイド面406,407間のローラ405の動
きにより、シーサースコネクタ17は、右上方に動かさ
れる。
【0044】図39の実施例でも同様な効果が得られ
る。この図では、回動自在なコネクタ419がシャンク
14を保持し、他方のシャンク13はその下端にローラ
426を備える。ローラ426は、ホルダ424と42
2の面423と面425の間に案内される。シリンダ2
3はその底部にローラ427を備え、基板1を移動でき
る。スイングコネクタ419は420と421の部材に
より基板1に固定されている。ピストン24が上昇する
とコネクタ17が上昇し、同時に右方向に移動してロー
ラ426が追随する。以上の実施例のほとんどの場合、
リフティング装置の地上搬送用に、基板下面にローラま
たはホイール417を装着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るシーサースリフト装置
の正面図。
【図2】図1の装置の側面図。
【図3】本発明の第2の実施例に係るシーサースリフト
装置の要部の側面図。
【図4】本発明の第3の実施例に係るシーサースリフト
装置の要部の側面図。
【図5】本発明の一実施例に係るシーサースリフト装置
の駆動機構の説明図。
【図6】本発明の第4の実施例に係るシーサースリフト
装置の要部の側面図。
【図7】図6の装置の正面図。
【図8】図6の装置の平面図。
【図9】図6の装置に用いられるガイドウエイの断面図
で、図10の矢印線に沿って切断したもの。
【図10】図9の矢印線に沿って切断したガイドウエイ
の断面図。
【図11】図6、図7の装置に用いられるシリンダ装置
の位置の一例を示す断面図。
【図12】図6、図7の装置に用いられるシリンダ装置
の位置の他例を示す断面図。
【図13】本発明に用いられるシーサースコネクタの一
例を断面で示した図。
【図14】本発明に用いられるシーサースコネクタの他
例を断面で示した図。
【図15】本発明の一実施例に係る装置を家屋に取り付
けた場合の説明図。
【図16】本発明の一実施例に係る装置を家屋に取り付
けた場合の説明図。
【図17】本発明の一実施例に係る装置の使用状態のう
ち、シーサース装置が最低位にある状態の説明図。
【図18】本発明の一実施例に係る装置の使用状態のう
ち、シーサース装置が最高位にある状態の説明図。
【図19】本発明の第5の実施例に係る装置の要部の正
面図。
【図20】図19の装置の側面図。
【図21】図19の装置の矢印線による断面図。
【図22】図19の装置の矢印線による断面図。
【図23】本発明の第6の実施例に係る装置の側面図。
【図24】図23の装置の正面図。
【図25】図23の装置の平面図。
【図26】図24の装置の平面図。
【図27】第5の実施例に用いられるシーサースコネク
タの一例を示す側面図。
【図28】第5の実施例に用いられるシーサースコネク
タの一例を示す平面図。
【図29】第5の実施例に用いられるシーサースコネク
タの要部の平面図。
【図30】本発明の一実施例に係る装置を多階層駐車場
ビルに取り付けた状態の説明図。
【図31】図30を平面から見た説明図。
【図32】本発明の第7の実施例に係る装置の側面図。
【図33】図32の装置の正面図。
【図34】図32の装置を平面から見た説明図。
【図35】図32の装置で、シーサースが最高位にある
時のシャンクとホルダの関係を示す説明図。
【図36】図32の装置で、シーサースが最下位にある
時のシャンクとホルダの関係を示す説明図。
【図37】本発明の第8の実施例に係る装置の下降した
状態を示す説明図。
【図38】本発明の第8の実施例に係る装置の上昇した
状態を示す説明図。
【図39】本発明の第9の実施例に係る装置の要部を示
す説明図。
【図中符号の説明】
6,7・・・・・・・・・・・・・・・・・ホルダシャ
フト 8,9・・・・・・・・・・・・・・・・・ホルダ 10・・・・・・・・・・・・・・・・・・プラットフ
ォーム 13,14,15,16・・・・・・・・・シャンク 17・・・・・・・・・・・・・・・・・・シーサース
コネクタ 18,19,20,21・・・・・・・・・シャンクコ
ネクタ 34,35・・・・・・・・・・・・・・・トップアー
ム 43,44・・・・・・・・・・・・・・・スイングア
ーム 82,83,129,130・・・・・・・スイングコ
ネクタ 23・・・・・・・・・・・・・・・・・・シリンダ 24・・・・・・・・・・・・・・・・・・ピストン 25・・・・・・・・・・・・・・・・・・ピストンヘ
ッド 52,53・・・・・・・・・・・・・・・持ち上げ用
受け部材(ローラ) 31,33,131,133・・・・・・・ガイドレー
ル 32・・・・・・・・・・・・・・・・・・ガイドスロ
ット 29・・・・・・・・・・・・・・・・・・ガイド部材 84・・・・・・・・・・・・・・・・・・シャフト 86・・・・・・・・・・・・・・・・・・スラストベ
アリング 62,63・・・・・・・・・・・・・・・ホルダ手段 38,39・・・・・・・・・・・・・・・ワイヤロー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のシーサースシャンクを互いに枢着し
    て成るシーサースを駆動及び下降させるリフタを備え、 最下位のシーサースと基板との間にリフティングスラス
    タが設けられていることを特徴とするシーサースリフト
    装置。
  2. 【請求項2】複数のシーサースより成るシーサースセッ
    トを2つ、これらが互いに平行に対向するように設け、 最高位のシーサースは下方に延びるホルダを支持するた
    めのホールディングピンを有し、このホルダの下端には
    プラットフォームが支持され、 このプラットフォームは、リフティング装置が最下位に
    下降したときに基板と一致するよう、2つのシーサース
    セットの間に配設されていることを特徴とする請求項1
    に記載のシーサースリフト装置。
  3. 【請求項3】スイングアームがその一端を最下位のシャ
    ンクの外側端にそれぞれ枢着され、 これらのスイングアームの他端はコネクタによって基板
    に枢着されていることを特徴とする請求項1に記載のシ
    ーサースリフト装置。
  4. 【請求項4】リフティング装置が基板に取付けられ、 最下位のシャンクのローラ等のリフト受け部材あるいは
    シーサースコネクタと接触するヘッドを備えていること
    を特徴とする請求項3に記載のシーサースリフト装置。
  5. 【請求項5】最下位のシーサースのそれぞれのコネクタ
    にガイドレールが少なくとも間接的に設けられ、 このガイドレールは、上記コネクタの全ストロークに亘
    って延びていることを特徴とする、請求項3または請求
    項4に記載のシーサースリフト装置。
  6. 【請求項6】最高位の各シーサースは、ホルダシャフト
    を支えるトップアームに枢着され、 ホルダシャフトにはホルダが下方に伸びるようにして吊
    り下げられ、 このホルダの下端にはプラットフォームが保持され、 また、ホルダーには、最高位のシーサースのコネクタと
    少なくとも間接的に係合するガイドレールが設けられ、 このガイドレールは、最高位のシーサースのストローク
    全長に亘って延びていることを特徴とする、請求項3、
    請求項4または請求項5のいずれかに記載のシーサース
    リフト装置。
  7. 【請求項7】シーサースセットの最高位のシャンクはホ
    ィールを備え、 ロープまたはチェーンはその一端が基板に固定され、他
    端は上記ホィールを経てファスナまで延びており、 上記ファスナは、プラットフォームをシーサースセット
    のそれぞれの最高位のシーサースの高さまで持ち上げる
    ためにプラットフォームに設けられていることをを特徴
    とする、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のシー
    サースリフト装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7597319B2 (en) * 2005-05-20 2009-10-06 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Sheet handling using a ramp and grippers on an endless belt
CN102030294A (zh) * 2010-12-23 2011-04-27 倪既民 推车式人力驱动组合剪叉升降梯
CN102030282A (zh) * 2010-11-29 2011-04-27 倪既民 中点联组式组合剪叉伸缩升降机构
CN102139844A (zh) * 2010-11-29 2011-08-03 倪既民 牵拉驱动中点联组式组合剪叉伸缩升降机构

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