JPH07333272A - 監視装置 - Google Patents

監視装置

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JPH07333272A
JPH07333272A JP12900894A JP12900894A JPH07333272A JP H07333272 A JPH07333272 A JP H07333272A JP 12900894 A JP12900894 A JP 12900894A JP 12900894 A JP12900894 A JP 12900894A JP H07333272 A JPH07333272 A JP H07333272A
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JP
Japan
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abnormality
sensor
polarity
power source
signal line
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Application number
JP12900894A
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English (en)
Inventor
Munechika Saito
宗敬 斉藤
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配線の本数を少なくすることができる監視装
置を提供する。 【構成】 GIS1の壁面に異常を検知して信号を出力
するAEセンサ2と振動発生器3とを取り付け、AEセ
ンサ2の出力信号をアンプ4で増幅した後信号線(電源
線,制御信号線と共用)5を介して、異常判定装置6に
送信している。また、異常判定装置6の近傍で信号線6
に直流電源7を接続するとともに、直流電源7の極性を
切り換える極性切換手段を設けている。この極性切換手
段は、図示はしていないが、直流電源7に内蔵されてい
て、例えば異常判定装置6に内蔵したリレー(図示せ
ず)を励磁してその接点8をオンにして反転指令を直流
電源7に与えることで、信号線5に接続する直流電源7
の極性を切り換えることができる。振動発生器3は直流
電源7の極性が一方の状態にときに不動作状態であり、
極性が反転すると動作状態となって疑似振動を発生す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、GIS(ガス絶縁開
閉装置)等の受変電設備の内部の電気機器の状態や例え
ば変圧器等の独立した単体電気機器に発生する異常を監
視するための監視装置に関するものである。なお、異常
の例としては、電流だけではなく、振動、温度、湿度、
異常ガス発生、圧力、サージなどの種々のものが考えら
れる。
【0002】
【従来の技術】まず、AE(アコースティック・エミッ
ション)センサを用いてGISの異常を判定する監視装
置を図4を参照しながら説明する。この監視装置は、図
4に示すように、GIS51の壁面にAEセンサ52お
よび疑似振動発生用の振動発生器(いわゆる、パルサ)
53を取り付け、AEセンサ52の出力信号を異常判定
装置54に入力するとともに、振動発生器53を動作さ
せるための信号を異常判定装置54で発生してドライバ
55を介して振動発生器53に加えるように構成してい
る。
【0003】異常判定装置54は、AEセンサ52の出
力信号を増幅するアンプ56と、このアンプ56の出力
をデジタル信号に変換するA/D変換器57と、このA
/D変換器57の出力を処理して端子60から異常警報
信号を発生するとともに端子61からセンサ異常信号を
発生するCPU58と、CPU58の指令に応答してA
Eセンサ52の動作チェックのための疑似信号発生指令
を出力してドライバ55へ与える疑似信号発生指令出力
手段59とからなる。
【0004】以上のような構成において、通常は、GI
S51に発生する異常振動をAEセンサ52で検出し、
その出力信号をアンプ56およびA/D変換器57を介
してCPU58に入力することにより、CPU58がA
Eセンサ52で検出された異常振動のレベルを設定値と
比較する。そして、上記異常振動のレベルが設定値を超
えたときに、GIS51に異常があると判定して、CP
U58は、端子60より異常警報信号を出力して、GI
S51の点検を促す。
【0005】一方、AEセンサ52の動作チェック時
は、疑似信号発生指令を出力してドライバ55により振
動発生器53をドライブすることにより、GIS51の
壁面に異常振動と類似の疑似振動を注入する。このとき
に、GIS51の疑似振動をAEセンサ52が検出し、
その出力信号をアンプ56およびA/D変換器57を介
してCPU58に入力する。このときAEセンサ52で
検出された疑似振動のレベルが設定値を超えたかどうか
をCPU58が判定し、疑似振動のレベルが設定値を超
えないときには、AEセンサ52が異常であるとして、
端子61よりセンサ異常信号を出力する。疑似振動のレ
ベルが設定値を超えたときには、端子60より疑似異常
警報信号が出るため、AEセンサ52が正常に動作して
いることがわかる。
【0006】このようにしてAEセンサ52が正常か異
常かを判定することができ、異常の場合は交換を促すこ
とができる。つぎに、漏れ電流CTを用いて電気機器に
おける漏れ電流の異常を判定する監視装置を図5を参照
しながら説明する。この監視装置は、図5に示すよう
に、機器の接地線71を1次巻線とする漏れ電流CT7
2の2次巻線の出力をアンプ73を通して異常判定装置
74に入力している。また、漏れ電流CT72の2次巻
線には、漏れ電流CT72の動作チェックのためのチェ
ック巻線75が1次巻線としてさらに設けられてあり、
異常判定装置74の指令で動作するパルス発生器76に
チェック巻線75が接続されている。
【0007】このような監視装置では、通常は、機器の
接地線71に流れる異常電流を漏れ電流CT72で検出
し、その2次出力をアンプ73で増幅した後、異常判定
装置74に入力してA/D変換器およびCPU等で信号
処理を行うことで、漏れ電流が所定値を超えたかどうか
を判定するようになっている。もし漏れ電流が所定値を
超えたときには、機器に異常が発生したことがわかる。
【0008】一方、点検時は、異常判定装置74から指
令を与えてパルス電流等を発生する電流発生器76を起
動して、チェック巻線75にチェック用のパルス電流を
流し、このときに漏れ電流CT72の2次出力をアンプ
73を介して異常判定装置74に入力し、漏れ電流CT
72の2次出力が所定値を超えたかどうかを判定するこ
とで、漏れ電流CT72による異常電流検出動作が正常
に行われているかどうかを判定することができ、異常電
流検出動作が正常に行われないときには、漏れ電流CT
72の交換を促すことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図4のような監視装置
では、AEセンサ52の出力信号を異常判定装置54に
送る信号線の他に、AEセンサ52のチェックを行う際
に振動発生器53を動作させるための制御信号線が必要
となり、AEセンサ52およびドライバ55と異常処理
装置54とを結ぶ配線の本数が多いという問題がある。
配線の本数が多くなるということは、現場での信号線や
制御信号線の誤配線につながり、好ましいものではな
い。
【0010】図5の監視装置についても、同様の問題が
ある。したがって、この発明の目的は、配線の本数を少
なくすることができる監視装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の監視装置
は、異常を検知して信号を出力するセンサ手段を設ける
とともに、センサ手段の出力を受けて異常を判定する異
常判定手段を設け、センサ手段と異常判定手段との間に
センサ手段の出力を異常判定手段へ送信する信号線を設
けている。また、異常判定手段の近傍で信号線に直流電
源を接続するとともに、直流電源の極性を切り換える極
性切換手段を設けている。また、センサ手段の近傍で信
号線に全波整流回路の入力側を接続し、全波整流回路の
出力側に駆動手段を接続している。また、駆動手段によ
り駆動される疑似異常発生手段を設け、全波整流回路の
入力側にリレーおよび半波整流回路の直列回路を接続
し、全波整流回路と駆動手段の間にリレーの接点を挿入
接続している。
【0012】請求項2記載の監視装置は、請求項1記載
の監視装置において、リレーの接点を、全波整流回路と
駆動手段の間に代えて、駆動手段と疑似異常発生手段の
間に挿入接続している。請求項3記載の監視装置は、異
常を検知して信号を出力するセンサ手段を設けるととも
に、センサ手段の出力を受けて異常を判定する異常判定
手段を設け、センサ手段と異常判定手段との間にセンサ
手段の出力を異常判定手段へ送信する信号線を設けてい
る。また、異常判定手段の近傍で信号線に直流電源を接
続するとともに、直流電源の極性を切り換える極性切換
手段を設けている。また、センサ手段の近傍で信号線に
全波整流回路の入力側を接続し、全波整流回路の入力側
に半波整流回路を介して駆動手段を接続し、駆動手段に
より駆動される疑似異常発生手段を設けている。
【0013】請求項4記載の監視装置は、請求項1、請
求項2または請求項3記載の監視装置において、センサ
手段がAEセンサおよびアンプからなり、疑似異常発生
手段が振動発生器からなる。請求項5記載の監視装置
は、請求項1、請求項2または請求項3記載の監視装置
において、センサ手段が漏れ電流CTおよびアンプから
なり、疑似異常発生手段が漏れ電流CTの1次側に電流
を与える電流発生器からなる。
【0014】
【作用】請求項1記載の構成によれば、センサ手段が異
常を検知したときの出力が信号線を通して異常判定手段
に供給され、異常判定手段がセンサ手段の出力を受けて
異常を判定する。また、極性切換手段により直流電源の
信号線に対する接続極性が一方の状態に切り換えられて
いるときは、直流電源の極性が半波整流回路に対して逆
極性となり、リレーに励磁電流は流れず、リレーの接点
は開いている。この結果、直流電源から駆動手段に給電
されず、したがって疑似異常発生手段から疑似異常信号
は発生しない。この状態が通常時の状態であり、センサ
手段の出力に基づいて異常判定手段が異常の判定を行
う。一方、極性切換手段により直流電源の信号線に対す
る接続極性が他方の状態に切り換えられているときに、
直流電源の極性が半波整流回路に対して順極性となり、
直流電源から信号線および半波整流回路を通してリレー
に励磁電流が流れ、リレーの接点が閉じる。この結果、
直流電源から信号線および全波整流回路を通して駆動手
段に給電されて駆動手段が動作し、この駆動手段によっ
て疑似異常発生手段が駆動されて疑似異常信号を発生す
ることになる。この状態が動作チェック時の状態であ
り、異常判定手段はセンサ手段の出力に基づいてセンサ
手段のチェックを行う。なお、直流電源の信号線に対す
る接続極性がどちらであっても、駆動手段には、同じ極
性の電圧が加わる。
【0015】請求項2記載の構成によれば、極性切換手
段による直流電源の信号線に対する接続極性の状態にか
かわらず駆動手段は常時動作し、極性切換手段により直
流電源の信号線に対する接続極性が一方の状態に切り換
えられているときに、リレーの接点が開き、駆動手段と
疑似異常発生手段が切り離されて疑似異常信号は発生し
ない。一方、極性切換手段により直流電源の信号線に対
する接続極性が他方の状態に切り換えられているとき
に、リレーの接点が閉じ、駆動手段と疑似異常発生手段
が接続されて疑似異常信号を発生する。その他の点につ
いては、請求項1と同様である。
【0016】請求項3記載の構成によれば、センサ手段
が異常を検知したときの出力が信号線を通して異常判定
手段に供給され、異常判定手段がセンサ手段の出力を受
けて異常を判定する。また、極性切換手段により直流電
源の信号線に対する接続極性が一方の状態に切り換えら
れているときに、直流電源の極性が半波整流回路に対し
て逆極性となり、駆動手段に給電されず、したがって疑
似異常発生手段から疑似異常信号は発生しない。この状
態が通常時の状態であり、センサ手段の出力に基づいて
異常判定手段が異常の判定を行う。一方、極性切換手段
により直流電源の信号線に対する接続極性が他方の状態
に切り換えられているときに、直流電源の極性が半波整
流回路に対して順極性となり、直流電源から信号線およ
び半波整流回路を通して駆動手段に給電されて駆動手段
が動作し、この駆動手段によって疑似異常発生手段が駆
動されて疑似異常信号を発生することになる。この状態
が動作チェック時の状態であり、異常判定手段はセンサ
手段の出力に基づいてセンサ手段のチェックを行う。な
お、直流電源の信号線に対する接続極性がどちらであっ
ても、駆動手段には、同じ極性の電圧が加わる。
【0017】請求項4記載の構成によれば、例えばGI
S等の異常振動をセンサ手段であるAEセンサが検出
し、疑似異常発生手段である振動発生器が疑似振動を例
えばGIS等に加えることになる。請求項5記載の構成
によれば、例えば電気機器の漏れ電流をセンサ手段であ
る漏れ電流CTが検出し、疑似異常発生手段である電流
発生器が電流を漏れ電流CTに流すことになる。
【0018】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照しなが
ら説明する。 〔第1の実施例〕まず、AE(アコースティック・エミ
ッション)センサを用いてGISの異常を判定する第1
の実施例の監視装置を図1を参照しながら説明する。こ
の監視装置は、図1に示すように、GIS1の壁面に異
常を検知して信号を出力するセンサ手段であるAEセン
サ2と疑似異常発生手段である振動発生器(いわゆる、
パルサ)3とを取り付け、AEセンサ2の出力信号をア
ンプ4で増幅した後信号線(電源線,制御信号線と共
用)5を介して、AEセンサ2の出力を受けて異常を判
定する異常判定手段である異常判定装置6に送信してい
る。
【0019】また、異常判定装置6の近傍で信号線6に
直流電源7を接続するとともに、直流電源7の極性を切
り換える極性切換手段を設けている。この極性切換手段
は、図示はしていないが、直流電源7に内蔵されてい
て、例えば異常判定装置6に内蔵したリレー(図示せ
ず)を励磁してその接点8をオンにして反転指令を直流
電源7に与えることで、信号線5に接続する直流電源7
の極性を切り換えることができる。なお、直流電源7と
信号線5との間には、交流成分を遮断するための交流阻
止用コイル9が挿入されており、異常判定装置6の信号
入力部には、直流成分を遮断するためのカップリングコ
ンデンサ10が挿入されている。また、異常判定装置6
は、A/D変換器およびCPU等からなり、アンプ4を
通して供給されるAEセンサ2の出力を設定値と比較判
定したり、AEセンサ2のチェックを行う機能を有す
る。
【0020】また、AEセンサ2の近傍で信号線5に全
波整流回路11の入力側を接続し、全波整流回路11の
出力側に平滑コンデンサ13を接続するとともに、駆動
手段であるドライバ12を接続し、ドライバ12の出力
側に振動発生器3を接続している。そして、全波整流回
路11の入力側にリレー14および半波整流回路である
ダイオード15の直列回路を並列接続し、全波整流回路
11とドライバ12の間にリレー14の接点16を挿入
接続している。全波整流回路11の出力側は、アンプ4
の電源入力端にも接続されている。なお、全波整流回路
11の入力側とリレー14およびダイオード15の直列
回路と信号線5との間には交流成分を遮断するための交
流阻止用コイル17が挿入されており、アンプ4の出力
部には、直流成分を遮断するためのカップリングコンデ
ンサ18が挿入されている。
【0021】以上のような構成の監視装置の動作を以下
に説明する。この監視装置では、AEセンサ2が異常を
検知したときの出力がアンプ4で増幅された後、カップ
リングコンデンサ18、信号線5、カップリングコンデ
ンサ10を通して異常判定装置6に供給され、異常判定
装置6がAEセンサ2の出力を受けて異常を判定する。
つまり、GIS1に異常振動が生じれば、異常判定装置
6がそれを検出し異常警報信号を出力する。
【0022】また、極性切換手段により直流電源7の信
号線5に対する接続極性が一方の状態に切り換えられて
いるとき、つまり直流電源7のA端子が正、B端子が負
のときは、直流電源7の極性がダイオード15に対して
逆極性となり、リレー14に励磁電流は流れず、リレー
14の接点16は開いている。この結果、直流電源7か
らドライバ12に給電されず、したがって振動発生器3
から疑似異常信号である疑似振動は発生しない。この状
態が通常時の状態であり、AEセンサ2の出力に基づい
て異常判定装置6が異常の判定を行う。
【0023】一方、リレーの接点8をオンにすることに
より直流電源7に反転指令が与えられ、極性切換手段に
より直流電源7の信号線5に対する接続極性が他方の状
態に切り換えられているとき、つまり直流電源7のA端
子が負、B端子が正のときは、直流電源7の極性がダイ
オード15に対して順極性となり、直流電源7から交流
阻止用コイル9、信号線5、交流阻止用コイル17およ
びダイオード15を通してリレー14に励磁電流が流
れ、リレー14の接点16が閉じる。この結果、直流電
源7から交流阻止用コイル9、信号線5、交流阻止用コ
イル17および全波整流回路11を通してドライバ12
に給電されてドライバ12が動作し、このドライバ12
によって振動発生器3が駆動されて疑似振動を発生する
ことになる。この状態が動作チェック時の状態であり、
異常判定装置6はAEセンサ2の出力に基づき、そのレ
ベルを設定値と比較することでAEセンサ2のチェック
を行う。なお、直流電源7の信号線5に対する接続極性
がどちらであっても、ドライバ12には、同じ極性の電
圧が加わる。
【0024】上記の信号線5は、AEセンサ2の出力を
異常判定装置6で送信する検出信号経路となるだけでな
く、直流電源5からアンプ4およびドライバ12へ給電
する電源経路となるとともに、振動発生器3の動作を制
御する制御信号経路となる。このように、この実施例の
監視装置は、信号線5を直流電源5からアンプ4および
ドライバ12へ給電する電源経路として使用するととも
に、振動発生器3の動作を制御する制御信号経路として
使用しているので、異常判定装置6とAEセンサ2、ア
ンプ4、ドライバ12および振動発生器3との間を2本
の信号線5で接続するだけでよく、配線本数を削減でき
る。また、配線本数が少ないことから、現場施工時の誤
配線を防止することができる。また、信号線の本数が少
ないことからAEセンサ2、アンプ4、ドライバ12お
よび振動発生器3を一つのユニットにまとめることがで
き、コンパクト化が容易に達成できる。
【0025】〔第2の実施例〕この発明の第2の実施例
の監視装置を図2に基づいて説明する。この監視装置
は、図2に示すように、リレー14の接点16を、全波
整流回路11とドライバ12の間に代えて、ドライバ1
2と振動発生器3の間に挿入接続したもので、その他の
構成は図1の実施例と同様である。
【0026】この監視装置では、極性切換手段による直
流電源7の信号線5に対する接続極性の状態にかかわら
ずドライバ12は常時動作し、極性切換手段により直流
電源7の信号線5に対する接続極性が一方の状態に切り
換えられているとき、つまり直流電源7のA端子が正で
B端子が負のときは、リレー14の接点が開き、ドライ
バ12と振動発生器3が切り離されて疑似振動は発生し
ない。一方、極性切換手段により直流電源7の信号線5
に対する接続極性が他方の状態に切り換えられていると
き、つまり直流電源7のA端子が負でB端子が正のとき
は、リレー14の接点16が閉じ、ドライバ12と振動
発生器3が接続されて疑似振動を発生する。その他の点
については、図1の監視装置と同様である。
【0027】この実施例の効果は第1の実施例と同様で
ある。 〔第3の実施例〕この発明の第3の実施例の監視装置を
図3に基づいて説明する。この監視装置は、図3に示す
ように、全波整流回路11の入力側に半波整流回路であ
るダイオード15を介してドライバ12を接続したもの
で、その他の構成は図1の監視装置と同様である。
【0028】この監視装置では、極性切換手段により直
流電源7の信号線5に対する接続極性が一方の状態に切
り換えられているとき、つまり直流電源7のA端子が
正、B端子が負のときは、直流電源7の極性がダイオー
ド15に対して逆極性となり、ドライバ12に給電され
ず、したがって振動発生器3から疑似振動は発生しな
い。この状態が通常時の状態であり、AEセンサ2の出
力に基づいて異常判定装置6が異常の判定を行う。一
方、極性切換手段により直流電源7の信号線5に対する
接続極性が他方の状態に切り換えられているとき、つま
り直流電源7のA端子が負、B端子が正のときは、直流
電源7の極性がダイオード15に対して順極性となり、
直流電源7から信号線5およびダイオード15を通して
ドライバ12に給電されてドライバ12が動作し、この
ドライバ12によって振動発生器3が駆動されて疑似振
動を発生することになる。この状態が動作チェック時の
状態であり、異常判定装置6はAEセンサ2の出力に基
づいてAEセンサ2のチェックを行う。
【0029】上記以外の点は図1の監視装置と同様であ
る。この実施例は、リレーが省略でき、部品点数が削減
できる他、第1の実施例と同様の効果を奏する。なお、
上記各実施例は、センサ手段がAEセンサおよびアンプ
である場合ついて説明したが、センサ手段が漏れ電流C
Tおよびアンプである場合についても、同様にこの発明
を適用できる。この場合、振動発生器3に代えて、疑似
異常発生手段として漏れ電流CTの1次側に電流(例え
ばパルス電流、交流電流等)を与える電流発生器が用い
られる。この構成は、従来例の図5に示したものと同じ
である。
【0030】また、上記各実施例は、一つの異常判定装
置に一つのセンサ手段を接続しているものを示したが、
これに限らず、一つの異常判定装置に複数のセンサ手段
を接続し、複数のセンサ手段のチェックを行うものも、
実施例としてあげることができる。このような構成にす
ると、ひとつの反転指令を与えるのみで、複数のセンサ
手段のチェックを同時に行うことができ、点検作業を短
時間に行うことができる。
【0031】なお、上記実施例では、信号線5を、AE
センサ2の出力を異常判定装置6で送信する検出信号経
路とするだけでなく、直流電源5からアンプ4およびド
ライバ12へ給電する電源経路とするとともに、振動発
生器3の動作を制御する制御信号経路としたが、これに
限らない。例えば、信号線5を光ファイバとし、直流電
源7からアンプ4およびドライバ12等へ給電する電源
線を別に設け、この電源線に対して直流電源7を極性切
換可能に接続することで、第1ないし第3の実施例と同
様に振動発生器3の動作を制御する制御信号経路とする
ことも可能である。
【0032】
【発明の効果】この監視装置によれば、センサ手段の出
力を異常判定手段へ送信する信号線を、直流電源から駆
動手段へ給電する電源線および疑似信号発生手段の動作
を制御する制御信号線として兼用したので、センサ手段
および駆動手段と異常判定手段との間を結ぶ配線の本数
を少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の監視装置の構成を示
す概略回路図である。
【図2】この発明の第2の実施例の監視装置の構成を示
す概略回路図である。
【図3】この発明の第3の実施例の監視装置の構成を示
す概略回路図である。
【図4】従来の監視装置の一例を示す概略回路図であ
る。
【図5】従来の監視装置の他の例を示す概略回路図であ
る。
【符号の説明】 1 GIS 2 AEセンサ(センサ手段) 3 振動発生器(疑似異常発生手段) 4 アンプ 5 信号線 6 異常判定装置(異常判定手段) 7 直流電源 8 接点 9 交流阻止用コイル 10 カップリングコンデンサ 11 全波整流回路 12 ドライバ(駆動手段) 13 平滑コンデンサ 14 リレー 15 ダイオード(半波整流回路) 16 接点 17 交流阻止用コイル 18 カップリングコンデンサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異常を検知して信号を出力するセンサ手
    段と、前記センサ手段の出力を受けて異常を判定する異
    常判定手段と、前記センサ手段の出力を前記異常判定手
    段へ送信する信号線と、前記異常判定手段の近傍で前記
    信号線に接続された直流電源と、前記直流電源の極性を
    切り換える極性切換手段と、前記センサ手段の近傍で前
    記信号線に入力側が接続された全波整流回路と、前記全
    波整流回路の出力側に接続された駆動手段と、前記駆動
    手段により駆動される疑似異常発生手段と、前記全波整
    流回路の入力側に接続されたリレーおよび半波整流回路
    の直列回路と、前記全波整流回路と前記駆動手段の間に
    挿入接続された前記リレーの接点とを備えた監視装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の監視装置において、リレ
    ーの接点を、全波整流回路と駆動手段の間に代えて、前
    記駆動手段と疑似異常発生手段の間に挿入接続した監視
    装置。
  3. 【請求項3】 異常を検知して信号を出力するセンサ手
    段と、前記センサ手段の出力を受けて異常を判定する異
    常判定手段と、前記センサ手段の出力を前記異常判定手
    段へ送信する信号線と、前記異常判定手段の近傍で前記
    信号線に接続された直流電源と、前記直流電源の極性を
    切り換える極性切換手段と、前記センサ手段の近傍で前
    記信号線に入力側が接続された全波整流回路と、前記全
    波整流回路の入力側に半波整流回路を介して接続された
    駆動手段と、前記駆動手段により駆動される疑似異常発
    生手段とを備えた監視装置。
  4. 【請求項4】 センサ手段がAEセンサおよびアンプか
    らなり、疑似異常発生手段が振動発生器からなる請求項
    1、請求項2または請求項3記載の監視装置。
  5. 【請求項5】 センサ手段が漏れ電流CTおよびアンプ
    からなり、疑似異常発生手段が前記漏れ電流CTの1次
    側に電流を与える電流発生器からなる請求項1、請求項
    2または請求項3記載の監視装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010046401A (ja) * 2008-08-25 2010-03-04 Sansei R&D:Kk 弾球遊技機
CN103439593A (zh) * 2013-07-31 2013-12-11 国家电网公司 基于电气回路故障特性的分布式电网风险评估系统及分布式电网风险评估方法
CN108132409A (zh) * 2017-12-22 2018-06-08 国网河北省电力有限公司电力科学研究院 互感器自动化检定中接线可靠性的检验装置和方法

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