JPH07333251A - 電流検出用抵抗器の取付構造 - Google Patents

電流検出用抵抗器の取付構造

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JPH07333251A
JPH07333251A JP6145477A JP14547794A JPH07333251A JP H07333251 A JPH07333251 A JP H07333251A JP 6145477 A JP6145477 A JP 6145477A JP 14547794 A JP14547794 A JP 14547794A JP H07333251 A JPH07333251 A JP H07333251A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistor
current
detecting
terminals
mounting structure
Prior art date
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Pending
Application number
JP6145477A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Kubozuka
伸一 久保塚
Riyouta Hashimoto
量太 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuba Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Mitsuba Electric Manufacturing Co Ltd
Priority to JP6145477A priority Critical patent/JPH07333251A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 正確な電流値を検出可能に電流検出用抵抗器
を取り付ける。 【構成】 電流経路の途中に分断されて設けられた電源
側端子1と接地側端子3との間に電流検出用抵抗器4を
接続する。その抵抗器本体4aの両端部をケーシング5
に絶縁体6を介してねじ止めし、両ねじ止め部の内寄り
部分にて一対の端子1・3とビス8a及びナット8bに
よりねじ結合する。 【効果】 端子と抵抗器との結合が機械的接触によるこ
とから、半田付けした場合の半田量の違いによる抵抗値
の変動が生じることがなく、確実な電流値の検出を行う
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回路に流れる電流を検
出するべく電流経路の途中に直列に接続される電流検出
用抵抗器の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば第3図に自動車に用いられ
るモータ等の負荷11に於ける異常電流を検出するため
に、電流検出用抵抗RAを電流経路の途中に介装し、そ
の抵抗RAの両端の電位差V1を検出して増幅器により出
力V0として求め、その値V0と抵抗RAとから電流ILを
求めている。(例えば特開平4−351969号参照)
【0003】そして、その電流検出用抵抗RAの取付構
造に於ては、電流経路を構成する導体パターンの形成さ
れたプリント基板に、抵抗RAの両端部をパターン間に
半田付けして固着していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電流検
出用抵抗RAをプリント基板に半田付けしているため、
この半田が抵抗となることにより、電流経路に介装した
電流検出用抵抗RAの両端の半田付け部で電圧降下が生
じることになる。従って、抵抗RAの電圧降下と半田の
電圧降下の両方が増幅器12の出力V0となって表れる
ため、正確な電流値を得ることが困難となる。しかも、
半田の量にばらつきを生じるため、調整も困難なものと
なる。このような従来技術の問題点に鑑み、本発明の主
な目的は、正確な電流値を検出し得る電流検出用抵抗器
の取付構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、回路に流れる電流を検出するべく電流経路
の途中に直列に接続される電流検出用抵抗器の取付構造
であって、前記電流経路の途中に設けられた一対の接続
端子に抵抗器本体がねじ止めされ、かつ前記抵抗器本体
の前記ねじ止めされた部分とは別個に前記一対の接続端
子間の電圧を検出するための一対の電圧検出端子が設け
られていることを特徴とする電流検出用抵抗器の取付構
造を提供することにより達成される。
【0006】
【作用】このようにすれば、電流経路の途中に設けられ
た一対の接続端子に抵抗器本体がねじ止めされており、
半田によらず機械的に接触させており、半田の量の変化
による抵抗値の変動を無くし、かつ抵抗器本体のねじ止
めされた部分とは別個に一対の電圧検出端子が設けられ
ていることから、正確な電流値を検出し得る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の好適実施例を添付の図面につ
いて詳しく説明する。
【0008】図1は、本発明が適用された自動車搭載機
器のモータ駆動装置の電源回路の要部平面図であり、図
2は図1の矢印II線から見た側面図である。本電源回路
の電流経路が図に示されるように途中で分断されてお
り、その分断された部分には、図示されないバッテリの
正側端子+Bに連結され接続端子としてのた電源側端子
1と、例えばモータからなる負荷2を介して接地された
接続端子としての接地側端子3とが形成されている。上
記分断された間には、本発明に基づく電流検出用抵抗器
4が橋絡状態に接続されている。
【0009】本電流検出用抵抗器4は、その本体4aを
図に示されるように長板状に形成されており、電源回路
を内蔵するケーシング5の一部に形成された凹設部をま
たぐように、抵抗器本体4aの両端部をケーシング5の
凹設部5aの外側の上面部に絶縁体6を介してそれぞれ
接するように設けられて、そのケーシング5の上面部と
の間に絶縁体6を挟持するように、ねじ止めにて固着さ
れている。
【0010】一対の端子1・3は、抵抗器本体4aの上
面であって凹設部5aに臨むように基板7から延出して
おり、抵抗器本体4aの上記両ねじ止め部の近傍であっ
てそれぞれ中央寄り部分に、ビス8a及びナット8bを
用いてねじ結合されている。また、本電流検出用抵抗器
4には、抵抗器本体4aの両端子1・3との結合部のそ
れぞれ外方部分に一体的に形成された電圧モニタ端子4
bがそれぞれ設けられており、両電圧モニタ端子4bは
プリント基板7に半田付け固定され、プリント基板7上
の導体パターンを介して増幅回路9に接続されている。
【0011】このようにして構成された電流検出用抵抗
器4にあっては、電流Iが図1の矢印に示されるよう
に、電源側端子1から抵抗器本体4aの両端子1・3間
部分を介して接地側端子3に向けて流れる。このとき、
上記したように各端子1・3と抵抗器本体4aとがねじ
結合されていることから、両者が機械的に接触する。従
って、従来例で示した半田付けによる場合に生じる半田
量の違いによる抵抗値の変動がなく、両端子1・3間部
分の抵抗値を安定化し得る。また、電圧モニタ端子4b
が抵抗器本体4aの電流Iの経路の外側に設けられてお
り、両電圧モニタ端子4b間の電圧値を増幅回路9によ
り検出することにより、正確な電流値を計測し得る。
【0012】また、大電流を流す場合には抵抗器の発熱
が問題になるが、本実施例によれば、抵抗器本体4aの
両端部を絶縁体6を介してケーシング5に結合してお
り、ケーシング5を介して放熱することができ、抵抗器
の放熱を好適に抑制することができる。抵抗器のみで放
熱性を良くするべく大型化すると、部品コストが高騰化
するばかりでなく、実装密度の点で不利になるという問
題があったが、上記構造による放熱性の向上により、抵
抗器を必要最小限の大きさにすることができ、低コスト
化及び実装密度性を向上し得る。なお、電流検出用抵抗
器4の材質としてはCu−Ni合金であると良い。
【0013】そして、電圧モニタ端子4bがプリント基
板7に半田付けされているが、この場合には増幅回路9
のインピーダンスが大きくなるため微少電流しか流れ
ず、この半田の電圧降下は計測に影響を及ぼすものとは
ならない。即ち、半田のような微少抵抗でも大電流を流
す電流経路ではその電圧降下が大きくなり計測に悪影響
を及ぼすことになるが、本実施例のように両電圧モニタ
端子4bの部分を半田付けしても、その電圧降下を無視
することができる。
【0014】
【発明の効果】このように本発明によれば、電流検出用
抵抗器を電流経路の途中に接続する構造に於いて、半田
付けではなくねじ止めにて結合することから、半田量の
違いによりその結合部の抵抗値の変動の影響を受けるこ
とがなく、機械的接触による安定した抵抗値を得られる
と共に、一対の電圧検出端子を抵抗器の電流経路接続部
とは別個に設けることにより、正確な電流値を検出する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された電源回路の要部平面図。
【図2】図1の矢印II線から見た側面図。
【図3】電源回路の従来例を示す図。
【符号の説明】
1 電源側端子 2 負荷 3 接地側端子 4 電流検出用抵抗器 4a 本体 5 ケーシング 5a 凹設部 6 絶縁体 7 基板 8a ビス 8b ナット 9 増幅回路 11 負荷 12 増幅器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路に流れる電流を検出するべく電流経
    路の途中に直列に接続される電流検出用抵抗器の取付構
    造であって、 前記電流経路の途中に設けられた一対の接続端子に抵抗
    器本体がねじ止めされ、かつ前記抵抗器本体の前記ねじ
    止めされた部分とは別個に前記一対の接続端子間の電圧
    を検出するための一対の電圧検出端子が設けられている
    ことを特徴とする電流検出用抵抗器の取付構造。
JP6145477A 1994-06-02 1994-06-02 電流検出用抵抗器の取付構造 Pending JPH07333251A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6145477A JPH07333251A (ja) 1994-06-02 1994-06-02 電流検出用抵抗器の取付構造

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JP6145477A JPH07333251A (ja) 1994-06-02 1994-06-02 電流検出用抵抗器の取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07333251A true JPH07333251A (ja) 1995-12-22

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ID=15386164

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JP6145477A Pending JPH07333251A (ja) 1994-06-02 1994-06-02 電流検出用抵抗器の取付構造

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JP (1) JPH07333251A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015508503A (ja) * 2012-01-13 2015-03-19 エルベックスビデオ株式会社 低オーム合金導体を使用するための装置、および電流流出データ回収を単純にするための方法
WO2020130463A1 (ko) * 2018-12-18 2020-06-25 주식회사 엘지화학 나사 체결 구조를 갖는 션트 저항 모듈

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US11387020B2 (en) 2018-12-18 2022-07-12 Lg Energy Solution, Ltd. Shunt resistor module having screw coupling structure

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