JPH07332891A - エアコン洗浄方法及びその洗浄装置 - Google Patents

エアコン洗浄方法及びその洗浄装置

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JPH07332891A
JPH07332891A JP15513694A JP15513694A JPH07332891A JP H07332891 A JPH07332891 A JP H07332891A JP 15513694 A JP15513694 A JP 15513694A JP 15513694 A JP15513694 A JP 15513694A JP H07332891 A JPH07332891 A JP H07332891A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】エアコンを構成する熱交換器の洗浄作業が容易
に行えると共に、熱交換器全体を綺麗に洗浄することの
できるエアコン洗浄方法を提供する。 【構成】エアコンを構成する熱交換器の前面側に吹付け
ガイドを密着し、第1充填容器から供給される洗浄剤を
吹付けガイドで囲繞した部分に吹付け、熱交換器に付着
した汚れを泡状の洗浄剤により洗浄除去する。この後、
第2充填容器から供給される洗浄水を吹付けガイドで囲
繞した部分に吹付け、熱交換器に残着した汚れ及び汚液
を洗浄水により洗浄除去するので、エアコンの外面又は
周囲に洗浄剤が飛散するのを防止できる。且つ、熱交換
器の深部にまで洗浄剤が侵入するため、熱交換器に付着
した汚れを確実に洗浄除去することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、一体型エア
コン、分離型エアコン等のエアコンを構成する熱交換器
(凝縮器、蒸発器)の汚れを洗浄除去する作業に用いら
れるエアコン洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例のような分離型エアコンの
室内機に内蔵された熱交換器を洗浄する方法としては、
例えば、室内機のフィルター及びカバーを取り外した
後、同室内機に内蔵された熱交換器(蒸発器)のパイプ
及びフィンに洗浄剤を吹き付けて、パイプ及びフィンに
付着した汚れを洗浄剤により洗浄除去する方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
熱交換器のパイプ及びフィンに付着した汚れを洗浄除去
する場合、熱交換器の前部側に配管されたパイプ及びフ
ィンの放熱面に直交して洗浄剤を吹き付けたとき、パイ
プ及びフィンにより洗浄剤の一部が跳ね返される。パイ
プ及びフィンに対して洗浄剤を強く吹き付けると、室内
機の外面又は周囲が洗浄剤の飛散により汚れてしまい、
パイプ及びフィンに付着した頑固な汚れを洗浄除去する
ことが困難であるという問題点を有している。
【0004】また、熱交換器のパイプを上下段違い又は
左右互違いに配管しているので、しているので、前部側
に配管されたパイプ及びフィンにより洗浄剤の吹き付け
が妨げられ、後部側に配管されたパイプ及びフィンに対
して洗浄剤を直接吹き付けることが困難である。且つ、
後部側に配管されたパイプ及びフィンの汚れ具合を前方
から視認することが困難であり、熱交換器全体を洗浄す
るのに手間及び時間が掛かるという問題点を有してい
る。
【0005】この発明は上記問題に鑑み、エアコンを構
成する熱交換器の洗浄部分に吹付けガイドを密着して、
同吹付けガイドで囲繞した部分に泡状の洗浄剤又は洗浄
水を吹付けることで、熱交換器に付着した汚れが確実に
洗浄除去され、熱交換器全体を綺麗に洗浄処理すること
ができるエアコン洗浄方法の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
エアコンを構成する熱交換器の洗浄部分に吹付けガイド
の開放側を密着し、該吹付けガイドの閉塞側に噴射菅を
介して洗浄剤供給手段を接続した後、上記洗浄剤供給手
段から供給される泡状の洗浄剤を吹付けガイドで囲繞し
た部分に吹付け、該熱交換器に付着した汚れを泡状の洗
浄剤により洗浄除去するエアコン洗浄方法であることを
特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記吹付けガイドの閉塞側に噴射菅を
介して洗浄水供給手段を接続した後、該洗浄水供給手段
から供給される洗浄水を吹付けガイドで囲繞した部分に
吹付け、上記熱交換器に付着した汚れを洗浄水により洗
浄除去するエアコン洗浄方法であることを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記熱交換器の洗浄部分と対向する上
記吹付けガイドの外面部を透視可能に形成したエアコン
洗浄方法であることを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記吹付けガイド内部に多数本の各通
路を吹付け方向に向けて放射状に形成したエアコン洗浄
方法であることを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記熱交換器の前面側が覆われる平面
形状に吹付けガイドを形成し、該吹付けガイドの適宜箇
所に上記噴射管を差込むための管差込み孔を形成したエ
アコン洗浄方法であることを特徴とする。
【0011】請求項6記載の発明は、上記吹付けガイド
を閉塞側から開放側に向けて大きくなるコーン形状に形
成すると共に、上記吹付けガイドの閉塞側に噴射管の一
端側を出没可能に差込み接続し、該噴射管の他端側に洗
浄液を供給する洗浄液供給手段を接続したエアコン洗浄
装置であることを特徴とする。
【0012】請求項7記載の発明は、上記請求項6記載
の構成と併せて、上記吹付けガイドの閉塞側に噴射管の
一端側を出没可能に差込み接続したエアコン洗浄装置で
あることを特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1記載のエアコン洗浄方法は、エアコン
を構成する熱交換器の洗浄部分に吹付けガイドを密着し
た後、洗浄剤供給手段から供給される洗浄剤を吹付けガ
イドで囲繞した部分に吹付けることで、洗浄液の跳ね返
りが吹付けガイドにより防止されると共に、熱交換器の
深部にまで泡状の洗浄剤が侵入し、熱交換器に付着した
汚れを確実に洗浄除去できる。
【0014】請求項2記載のエアコン洗浄方法は、上記
請求項1記載の作用と併せて、熱交換器に付着した汚れ
を泡状の洗浄剤により洗浄した後、洗浄水供給手段から
供給される洗浄水を吹付けガイドで囲繞した部分に吹付
けることで、熱交換器に残着した汚れ及び汚液を洗浄水
により確実に洗浄除去できる。
【0015】請求項3記載のエアコン洗浄方法は、上記
請求項1記載の作用と併せて、透視可能に形成した吹付
けガイドを熱交換器の洗浄部分に密着し、同吹付けガイ
ドを介して熱交換器の洗浄部分を視認しながら洗浄剤又
は洗浄水を吹付けるので、洗浄剤又は洗浄水の吹付け作
業が容易に行える。
【0016】請求項4記載のエアコン洗浄方法は、上記
請求項1記載の作用と併せて、吹付けガイドの各通路に
洗浄剤又は洗浄水を夫々分流し、同各通路の開放側端部
から洗浄剤又は洗浄水を分散させて吐出するので、熱交
換器の洗浄部分に対して洗浄剤又は洗浄水を均等に吹付
けることができる。
【0017】請求項5記載のエアコン洗浄方法は、上記
請求項1記載の作用と併せて、吹付けガイドの管差込み
孔に差込まれた噴射管から洗浄剤又は洗浄水が吐出され
るので、洗浄液の跳ね返りが吹付けガイドにより防止さ
れると共に、熱交換器の洗浄部分に対して洗浄剤又は洗
浄水を均等に吹付けることができる。
【0018】請求項6記載のエアコン洗浄装置は、エア
コンを構成する熱交換器の洗浄部分に吹付けガイドの開
放側を密着した後、洗浄液供給手段から供給される洗浄
液を吹付けガイドに差込まれた噴射管から吐出して、熱
交換器に付着した汚れ部分に洗浄液を集中して吹付ける
ので、熱交換器に付着した汚れの洗浄除去が容易に行え
る。
【0019】請求項7記載のエアコン洗浄装置は、上記
請求項6記載の作用と併せて、吹付けガイドの閉塞側に
差込まれた噴射管を出没操作して、熱交換器内部に噴射
管を深く差込み、或いは、熱交換器の洗浄部分に噴射管
を近接して、洗浄液供給手段から供給される洗浄剤を熱
交換器に付着した汚れ部分に集中して吹付けるので、熱
交換器に付着した汚れの洗浄除去が容易に行える。
【0020】
【発明の効果】この発明によれば、エアコンを構成する
熱交換器の洗浄部分に吹付けガイドを密着し、各供給手
段から供給される洗浄剤又は洗浄水等の洗浄液を吹付け
ガイドで囲繞した部分に吹付けるので、従来例のように
熱交換器の洗浄部分に洗浄液又は洗浄水を直交して吹付
けても、洗浄液又は洗浄水の跳ね返りが吹付けガイドに
より確実に阻止され、エアコンの外面又は周囲に洗浄液
が飛散したり、汚れ及び汚液が付着するのを防止するこ
とができる。しかも、熱交換器の深部にまで洗浄液が容
易に侵入するため、熱交換器に付着した汚れが確実に洗
浄除去され、熱交換器全体を綺麗に洗浄することができ
る。
【0021】さらに、透視可能に形成した吹付けガイド
を介して熱交換器の洗浄部分を視認するので、汚れた部
分に対して洗浄剤又は洗浄水等の洗浄液を適確に吹付け
ることができ、洗浄具合の確認及び洗浄作業が容易に行
える。且つ、吹付けガイドの開放側から洗浄剤又は洗浄
水を分散させて吐出するので、熱交換器の洗浄部分に対
して洗浄剤又は洗浄水を均等に吹付けることができる。
且つ、熱交換器に付着した汚れた部分に洗浄剤又は洗浄
水を集中して吹付けることで、熱交換器の一部分に付着
した汚れの洗浄除去が容易に行える。
【0022】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面はエアコンの一例としてセパレート型エア
コンの室内機側に内蔵された熱交換器を洗浄するときの
エアコン洗浄方法及びその洗浄装置を示し、図1、図
2、図3に於いて、第1実施例のエアコン洗浄装置は、
セパレート型エアコン1を構成する室内機2のフィルタ
ー3及びカバー4を取り外し、同室内機2に内蔵された
熱交換器5の前面側にコーン形状の吹付けガイド6を密
着する。第1充填容器7に充填された洗浄剤Sを吹付け
ガイド6で囲繞した部分に吹付け、熱交換器5のパイプ
5a及びフィン5bに付着した汚れを泡状の洗浄剤Sに
より洗浄除去する。この後、第2充填容器8に充填され
た洗浄水Wを吹付けガイド6で囲繞した部分に吹付け、
熱交換器5のパイプ5a及びフィン5bに残着した汚れ
及び汚液を洗浄水Wにより洗浄除去する。
【0023】上述の吹付けガイド6は、透明又は半透明
の合成樹脂材により円錐形状又は角錐形状のガイド本体
6aを形成し、同ガイド本体6aの鋭角側基端部に後述
する各噴射管7d,8dを差込むための管差込み部6b
を形成し、同ガイド本体6aの開放側周縁部に合成ゴム
製の漏止めパッキン9を嵌着固定している。
【0024】前述の第1充填容器7は、中空形状に形成
した金属製の容器本体7a内に、例えば、水、リン酸、
ソフタノール70、プロピレングリコール・モノメチル
エーテル(MFG)等を適宜量配合してなる洗浄剤Sを
充填し、同容器本体7aの吐出口7bに開閉バルブ7c
を介して噴射管7dを接続し、同開閉バルブ7cの押下
操作により、容器本体7a内に充填された洗浄剤Sを封
入ガス(図示省略)又は供給用ポンプ(図示省略)の移
送圧力により噴射管7dから吐出する。
【0025】前述の第2充填容器8は、中空形状に形成
した金属製の容器本体8a内に、例えば、水道水、蒸留
水等の洗浄水Wを充填し、同容器本体8aの吐出口8b
に開閉バルブ8cを介して噴射管8dを接続し、同開閉
バルブ8cの押下操作により、容器本体8a内に充填さ
れた洗浄水Wを封入ガス(図示省略)又は供給用ポンプ
(図示省略)の移送圧力により噴射管8dから吐出す
る。なお、上述の容器本体8a内に充填される洗浄水W
には、例えば、除菌剤又は防菌剤等の薬剤Yを適宜量混
入している。
【0026】図示実施例は上記の如く構成するものとし
て、以下、セパレート型エアコン1の室内機2に内蔵さ
れた熱交換器5を洗浄するときの洗浄方法を説明する。
先ず、図1、図2に示すように、セパレート型エアコン
1を構成する室内機2のフィルター3及びカバー4を取
り外し、同室内機2の前面側下部に面ファスナ(マジッ
クテープ)を介して吸水性の保護カバー10を取付けた
後、同室内機2に内蔵された熱交換器5の前面側に吹付
けガイド6の開放側縁部を密着する。
【0027】次に、第1充填容器7に接続された噴射管
7dを吹付けガイド6の管差込み部6bに差込んだ後、
開閉バルブ7cを開操作して、第1充填容器7に充填さ
れた洗浄剤Sを噴射管7dの先端部から連続して吐出す
る。熱交換器5のパイプ5a及びフィン5bに向けて噴
射管7dから吐出される泡状の洗浄剤Sを吹付けること
で、洗浄剤Sの跳ね返りが吹付けガイド6により阻止さ
れると共に、熱交換器5の深部にまで泡状の洗浄剤Sが
容易に侵入するため、パイプ5a及びフィン5bに付着
した汚れが洗浄剤Sにより確実に洗浄除去される。且
つ、透明に形成した吹付けガイド6を介して洗浄部分を
手前から視認しながら洗浄剤Sを吹付けるので、汚れた
部分に対して洗浄剤Sを適確に吹付けることができ、洗
浄作業が容易に行える。
【0028】或いは、図4に示すように、熱交換器5を
構成するパイプ5aの外周面に多数枚の各フィン5c…
が放射状に形成されていても、第1充填容器7の噴射管
7dから吐出される泡状の洗浄剤Sが各フィン5c…の
間に侵入し、同各フィン5cの間に付着した汚れが洗浄
剤Sにより確実に洗浄除去される。
【0029】同時に、熱交換器5のパイプ5a及びフィ
ン5bに沿って使用済みの洗浄剤Sを流下させ、同熱交
換器5下部に配設した受け皿11内に使用済みの洗浄剤
Sを滴下する。同受け皿11に形成したドレン孔11a
から使用済みの洗浄剤Sを排出すると共に、洗浄時に生
じる液洩れを保護カバー10の吸水作用により随時回収
するので、室内機2の外面又は周囲に使用済みの洗浄剤
Sが付着せず、熱交換器5全体を綺麗に洗浄処理するこ
とができる。且つ、吹付けガイド6を上下及び左右に移
動して、熱交換器5の右側部、中央部、左側部に付着し
た汚れを洗浄剤Sにより洗浄除去する。
【0030】次に、図3に示すように、吹付けガイド6
の管差込み部6bから第1充填容器7の噴射管7dを抜
取り、吹付けガイド6の管差込み部6bに第2充填容器
8の噴射管8dを差込んだ後、開閉バルブ8cを開操作
して、第2充填容器8に充填された洗浄水Wを噴射管8
dから吐出し、熱交換器5のパイプ5a及びフィン5b
に残着した汚れ及び汚液を洗浄水Wにより洗浄除去する
ので、洗浄水Wの跳ね返りが吹付けガイド6により阻止
されると共に、室内機2の外面又は周囲に汚れ及び汚液
が付着したりせず、熱交換器5全体を綺麗に洗浄するこ
とができる。且つ、熱交換器5のパイプ5a及びフィン
5bが洗浄水Wに混入した除菌剤又は防菌剤等の薬剤Y
により殺菌処理される。
【0031】また、熱交換器5の長手側前面部に沿って
横長形状の漏止めパッキン9を密着した後、同漏止めパ
ッキン9に吹付けガイド6の上下縁部を係止して左右方
向に水平移動させ、熱交換器5のパイプ5a及びフィン
5bに対して洗浄剤S又は洗浄水Wを吹付けてもよい。
【0032】以上のように、室内機2に内蔵された熱交
換器5の洗浄部分に吹付けガイド6を密着し、第1充填
容器7に充填された洗浄剤S又は第2充填容器8に充填
された洗浄水Wを吹付けガイド6で囲繞した部分に吹付
けるので、従来例のように熱交換器5の洗浄部分に洗浄
剤S又は洗浄水Wを直交して吹付けても、洗浄剤S又は
洗浄水Wの跳ね返りが吹付けガイド6により確実に阻止
され、室内機2の外面又は周囲に洗浄剤S又は洗浄水W
が飛散したり、汚れ及び汚液が付着するのを確実に防止
できる。
【0033】しかも、熱交換器5の深部にまで泡状の洗
浄剤Sが容易に侵入するため、熱交換器5に付着した汚
れが確実に洗浄除去され、熱交換器5全体を綺麗に洗浄
することができる。且つ、透視可能に形成した吹付けガ
イド6を介して熱交換器5の洗浄部分を視認するので、
汚れた部分に対して洗浄剤S又は洗浄水Wを適確に吹付
けることができ、洗浄具合の確認及び洗浄作業が容易に
行える。
【0034】図5は熱交換器5を洗浄剤S及び洗浄水W
で洗浄処理した後、第3充填容器12に充填された除菌
剤又は防菌剤等の薬剤Yで熱交換器5を殺菌処理する第
2実施例の洗浄方法を示し、上述の第3充填容器12
は、例えば、除菌剤又は防菌剤等の薬剤Yを容器本体1
2a内に充填すると共に、同容器本体12aの吐出口1
2bに開閉バルブ12cを介して噴射管12dを接続し
ている。つまり、熱交換器5に吹付けガイド6を密着し
た後、吹付けガイド6の管差込み部6bに第1充填容器
7の噴射管7d又は第2充填容器8の噴射管8dを差込
み、第1充填容器7に充填された洗浄剤S又は第2充填
容器8に充填された洗浄水Wを熱交換器5に吹付けて洗
浄処理する。この後、吹付けガイド6の管差込み部6b
に第3充填容器12の噴射管12dを差込み、同第3充
填容器12に充填された除菌剤又は防菌剤等の薬剤Yを
熱交換器5に吹付けて殺菌処理するので、第1実施例と
同様に、熱交換器5全体の洗浄処理及び殺菌処理が容易
に行える。
【0035】図6は第1充填容器7に充填された洗浄剤
Sで熱交換器5を洗浄処理する第3実施例の洗浄方法を
示し、同洗浄方法は、吹付けガイド6の管差込み部6b
に第1充填容器7の噴射管7dを出没可能に差込み接続
して、熱交換器5に吹付けガイド6を密着した後、吹付
けガイド6の管差込み部6bに差込まれた第1充填容器
7の噴射管7dを出没操作して、熱交換器5の内部にま
で噴射管7dを深く差込み、或いは、熱交換器5のパイ
プ5a及びフィン5bに噴射管7dを近接して、第1充
填容器7に充填された洗浄剤Sを熱交換器5の汚れた部
分に向けて集中的に吹付けることで、第1実施例と同様
に、熱交換器5に付着した汚れを洗浄剤Sにより確実に
洗浄除去することができる。
【0036】且つ、上述と同様にして、吹付けガイド6
の管差込み部6bに第2充填容器8の噴射管8d又は第
3充填容器12の噴射管12dを差込み、熱交換器5に
残着した汚れ及び汚液を洗浄水Wで洗浄処理し、熱交換
器5全体を薬剤Yで殺菌処理するもよく、熱交換器5全
体の洗浄処理及び殺菌処理が容易に行える。
【0037】図7は熱交換器5の一部分に付着した汚れ
を洗浄除去するときに用いられる第4実施例の吹付けガ
イド6を示し、熱交換器5に付着した頑固な汚れを洗浄
除去する場合、室内機2に内蔵された熱交換器5の前面
側に吹付けガイド6を密着し、吹付けガイド6の鋭角側
先端部に形成した管自在継手6cに第1充填容器7の噴
射管7dを出没可能に差込み、熱交換器5に付着した汚
れと対向する吐出角度及び吐出方向に噴射管7dを回動
操作し、或いは、熱交換器5に付着した汚れ部分に噴射
管7dを近接して、その汚れた部分に向けて泡状又は棒
状の洗浄剤Sを集中して吹付けることで、熱交換器5の
一部分に付着した頑固な汚れを確実に洗浄除去すること
ができる。
【0038】且つ、吹付けガイド6の管自在継手6cに
第2充填容器8の噴射管8dを差込み、熱交換器5に残
着した汚れ及び汚液と対向する向きに噴射管8dを回動
操作することで、上述と同様に、熱交換器5に残着した
汚れ及び汚液を洗浄水Wにより確実に洗い落とすことが
できる。
【0039】図8は熱交換器5の洗浄部分に対して洗浄
剤S又は洗浄水Wを均一に吹付けるときに用いられる第
5実施例の吹付けガイド6を示し、同吹付けガイド6を
構成するガイド本体6a内に多数本の各通路6d…を吹
付け方向に向けて放射状に形成し、同ガイド本体6aの
管差込み部6bに第1充填容器7の噴射管7dを差込み
接続する。つまり、熱交換器5の前面側に吹付けガイド
6を密着した後、吹付けガイド6の管差込み部6bに第
1充填容器7の噴射管7dを差込み、第1充填容器7に
充填された洗浄剤Sを吹付けガイド6内の各通路6d…
に対して均等に供給することで、同吹付けガイド6の各
通路6d…から泡状の洗浄剤Sが均一に吐出され、熱交
換器5の洗浄部分に対して洗浄剤Sを均一に吹付けるこ
とができる。また、吹付けガイド6の管差込み部6bに
第2充填容器8の噴射管8dを差込み接続することで、
熱交換器5の洗浄部分に対して洗浄水Wを均一に吹付け
ることができる。
【0040】図9は熱交換器5に吹付けられた洗浄剤S
及び洗浄水Wの跳返りを部分的に防止するときに用いら
れる第6実施例の吹付けガイド13を示し、透明又は半
透明の合成樹脂材で平面形状の遮蔽プレート13aを形
成し、同遮蔽プレート13aの平面側中心部に管差込み
部13bを形成している。つまり、熱交換器5に吹付け
ガイド13を密着した後、吹付けガイド13の管差込み
部13bに第1充填容器7の噴射管7d又は第2充填容
器8の噴射管8dを差込み、第1充填容器7に充填され
た洗浄剤S又は第2充填容器8に充填された洗浄水Wを
熱交換器5に向けて吐出することで、第1実施例と同様
に、洗浄剤S又は洗浄水Wの跳ね返りが吹付けガイド1
3により部分的に阻止され、室内機2の外面又は周囲に
洗浄剤S又は洗浄水Wが飛散したり、汚れ及び汚液が付
着するのを確実に防止することができる。
【0041】図10は熱交換器5に吹付けられた洗浄剤
S及び洗浄水Wの跳返りを全体的に防止するときに用い
られる第7実施例の吹付けガイド14を示し、熱交換器
5の前面側全体が覆われる大きさ及び形状に、例えば、
合成ゴム、合成樹脂、金属等の適宜材質で遮蔽カバー1
4aを形成すると共に、同遮蔽カバー14aの適宜個所
に複数の各管差込み孔14b…を適宜間隔に隔てて形成
している。つまり、熱交換器5の前面側全体を吹付けガ
イド14で被覆した後、吹付けガイド14に形成した適
宜箇所の各管差込み孔14b…に第1充填容器7の噴射
管7d又は第2充填容器8の噴射管8dを差込み、第1
充填容器7に充填された洗浄剤S又は第2充填容器8に
充填された洗浄水Wを熱交換器5に向けて吐出すること
で、第1実施例と同様に、洗浄剤S及び洗浄水Sの跳ね
返りが吹付けガイド14により全体的に阻止され、室内
機2の外面又は周囲に洗浄剤S又は洗浄水Wが飛散した
り、汚れ及び汚液が付着するのを確実に防止することが
できる。
【0042】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明のエアコンは、実施例のセパレート
型エアコン1に対応し、以下同様に、洗浄液は、洗浄剤
Sと、洗浄水Wと、薬液Yとに対応し、洗浄剤供給手段
は、第1充填容器7及び容器本体7aと、吐出口7b
と、開閉バルブ7c、噴射管7dとに対応し、洗浄水供
給手段は、第2充填容器8及び容器本体8aと、吐出口
8bと、開閉バルブ8c、噴射管8dとに対応し、洗浄
液供給手段は、第1充填容器7及び容器本体7aと、吐
出口7bと、開閉バルブ7c、噴射管7dと、第2充填
容器8及び容器本体8aと、吐出口8bと、開閉バルブ
8c、噴射管8dとに対応するも、この発明は、上述の
実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0043】上述の第1実施例では、熱交換器5に対し
て洗浄剤S又は洗浄水Wの何れか一方を吹付けるとき、
吹付けガイド6の管差込み部6bに差込まれた第1充填
容器7の噴射管7dと第2充填容器8の噴射管8dとを
差替えるが、例えば、吹付けガイド6の管差込み部6b
に各噴射管7d,8dを1本に集合して予め接続してお
き、各開閉バルブ7c,8cの開閉操作により洗浄剤S
及び洗浄水Wを選択して吹付けることで、洗浄作業時に
於いて、各噴射管7d,8dを差替える手間及び作業が
省ける。
【0044】且つ、上述の実施例に於いて、セパレート
型エアコン1の室内機2に内蔵された熱交換器5を洗浄
する方法を説明したが、例えば、室外機(図示省略)に
内蔵された熱交換器5を洗浄するもよい。
【0045】また、ウインド型エアコン(図示省略)に
内蔵された熱交換器5の洗浄作業にも本発明の洗浄方法
を適用することができ、実施例に示すようなエアコンの
洗浄作業のみに用途が限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のセパレート型エアコンの洗浄方法
を示す斜視図。
【図2】洗浄液の吹付け状態を示す縦断側面図。
【図3】洗浄水の吹付け状態を示す縦断側面図。
【図4】他の構造を有する熱交換器の洗浄方法を示す縦
断側面図。
【図5】第2実施例の洗浄方法を示す斜視図。
【図6】第3実施例の洗浄方法を示す斜視図。
【図7】第4実施例の吹付けガイドを示す縦断側面図。
【図8】第5実施例の吹付けガイドを示す縦断側面図。
【図9】第6実施例の吹付けガイドを示す縦断側面図。
【図10】第7実施例の吹付けガイドを示す縦断側面
図。
【符号の説明】
S…洗浄剤 W…洗浄水 Y…薬剤 1…セパレート型エアコン 2…室内機 3…フィルター 4…カバー 5…熱交換器 5a…パイプ 5b,5c…フィン 6…吹付けガイド 6b…管差込み部 6c…管自在継手 6d…通路 7…第1充填容器 7b…吐出口 7c…開閉バルブ 7d…噴射管 8…第2充填容器 8b…吐出口 8c…開閉バルブ 8d…噴射管 9…漏止めパッキン 10…保護カバー 11…受け皿 11a…ドレン孔 12…第3充填容器 12b…吐出口 12c…開閉バルブ 12d…噴射管 13…吹付けガイド 13b…管差込み部 14…吹付けガイド 14b…管差込み孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 エアコン洗浄方法及びその洗浄装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、一体型エア
コン、分離型エアコン等のエアコンを構成する熱交換器
(凝縮器、蒸発器)の汚れを洗浄除去する作業に用いら
れるエアコン洗浄方法及びその洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例のような分離型エアコンの
室内機に内蔵された熱交換器を洗浄する方法としては、
例えば、室内機のフィルタ及びカバーを取り外した後、
同室内機に内蔵された熱交換器(蒸発器)のパイプ及び
フィンに洗浄剤を吹き付けて、パイプ及びフィンに付着
した汚れを洗浄剤により洗浄除去する方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
熱交換器のパイプ及びフィンに付着した汚れを洗浄除去
する場合、熱交換器の前部側に配管されたパイプ及びフ
ィンの放熱面に直交して洗浄剤を吹き付けたとき、パイ
プ及びフィンにより洗浄剤の一部が跳ね返される。パイ
プ及びフィンに対して洗浄剤を強く吹き付けると、室内
機の外面又は周囲が洗浄剤の飛散により汚れてしまい、
パイプ及びフィンに付着した頑固な汚れを洗浄除去する
ことが困難であるという問題点を有している。
【0004】また、熱交換器のパイプを上下段違い又は
左右互違いに配管しているので、前部側に配管されたパ
イプ及びフィンにより洗浄剤の吹き付けが妨げられ、後
部側に配管されたパイプ及びフィンに対して洗浄剤を直
接吹き付けることが困難である。且つ、後部側に配管さ
れたパイプ及びフィンの汚れ具合を前方から視認するこ
とが困難であり、熱交換器全体を洗浄するのに手間及び
時間が掛かるという問題点を有している。
【0005】この発明は上記問題に鑑み、エアコンを構
成する熱交換器の洗浄部分に吹付けガイドを密着して、
同吹付けガイドで囲繞した部分に泡状の洗浄剤又は洗浄
水を吹付けることで、熱交換器に付着した汚れが確実に
洗浄除去され、熱交換器全体を綺麗に洗浄処理すること
ができるエアコン洗浄方法の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
エアコンを構成する熱交換器の洗浄部分に吹付けガイド
の開放側を密着し、該吹付けガイドの閉塞側に噴射
介して洗浄剤供給手段を接続した後、上記洗浄剤供給手
段から供給される洗浄剤を吹付けガイドで囲繞した部分
に吹付け、該熱交換器に付着した汚れを洗浄剤により洗
浄除去するエアコン洗浄方法であることを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記吹付けガイドの閉塞側に噴射
介して洗浄水供給手段を接続した後、該洗浄水供給手段
から供給される洗浄水を吹付けガイドで囲繞した部分に
吹付け、上記熱交換器に付着した汚れを洗浄水により洗
浄除去するエアコン洗浄方法であることを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記熱交換器の洗浄部分と対向する上
記吹付けガイドの外面部を透視可能に形成したエアコン
洗浄方法であることを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記吹付けガイド内部に多数本の各通
路を吹付け方向に向けて放射状に形成したエアコン洗浄
方法であることを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記熱交換器の前面側が覆われる平面
形状に吹付けガイドを形成し、該吹付けガイドの適宜箇
所に上記噴射管を差込むための管差込み孔を形成したエ
アコン洗浄方法であることを特徴とする。
【0011】請求項6記載の発明は、上記吹付けガイド
を閉塞側から開放側に向けて大きくなるコーン形状に形
成すると共に、上記吹付けガイドの閉塞側に噴射管の一
端側を出没可能に差込み接続し、該噴射管の他端側に洗
浄液を供給する洗浄液供給手段を接続したエアコン洗浄
装置であることを特徴とする。
【0012】請求項7記載の発明は、上記請求項6記載
の構成と併せて、上記吹付けガイドの閉塞側に噴射管の
一端側を出没可能に差込み接続したエアコン洗浄装置で
あることを特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1記載のエアコン洗浄方法は、エアコン
を構成する熱交換器の洗浄部分に吹付けガイドを密着し
た後、洗浄剤供給手段から供給される洗浄剤を吹付けガ
イドで囲繞した部分に吹付けることで、洗浄液の跳ね返
りが吹付けガイドにより防止されると共に、熱交換器の
深部にまで洗浄剤が侵入し、熱交換器に付着した汚れを
確実に洗浄除去できる。
【0014】請求項2記載のエアコン洗浄方法は、上記
請求項1記載の作用と併せて、熱交換器に付着した汚れ
を洗浄剤により洗浄した後、洗浄水供給手段から供給さ
れる洗浄水を吹付けガイドで囲繞した部分に吹付けるこ
とで、熱交換器に残着した汚れ及び汚液を洗浄水により
確実に洗浄除去できる。
【0015】請求項3記載のエアコン洗浄方法は、上記
請求項1記載の作用と併せて、透視可能に形成した吹付
けガイドを熱交換器の洗浄部分に密着し、同吹付けガイ
ドを介して熱交換器の洗浄部分を視認しながら洗浄剤又
は洗浄水を吹付けるので、洗浄剤又は洗浄水の吹付け作
業が容易に行える。
【0016】請求項4記載のエアコン洗浄方法は、上記
請求項1記載の作用と併せて、吹付けガイドの各通路に
洗浄剤又は洗浄水を夫々分流し、同各通路の開放側端部
から洗浄剤又は洗浄水を分散させて吐出するので、熱交
換器の洗浄部分に対して洗浄剤又は洗浄水を均等に吹付
けることができる。
【0017】請求項5記載のエアコン洗浄方法は、上記
請求項1記載の作用と併せて、吹付けガイドの管差込み
孔に差込まれた噴射管から洗浄剤又は洗浄水が吐出され
るので、洗浄液の跳ね返りが吹付けガイドにより防止さ
れると共に、熱交換器の洗浄部分に対して洗浄剤又は洗
浄水を均等に吹付けることができる。
【0018】請求項6記載のエアコン洗浄装置は、エア
コンを構成する熱交換器の洗浄部分に吹付けガイドの開
放側を密着した後、洗浄液供給手段から供給される洗浄
液を吹付けガイドに差込まれた噴射管から吐出して、熱
交換器に付着した汚れ部分に洗浄液を集中して吹付ける
ので、熱交換器に付着した汚れの洗浄除去が容易に行え
る。
【0019】請求項7記載のエアコン洗浄装置は、上記
請求項6記載の作用と併せて、吹付けガイドの閉塞側に
差込まれた噴射管を出没操作して、熱交換器内部に噴射
管を深く差込み、或いは、熱交換器の洗浄部分に噴射管
を近接して、洗浄液供給手段から供給される洗浄剤を熱
交換器に付着した汚れ部分に集中して吹付けるので、熱
交換器に付着した汚れの洗浄除去が容易に行える。
【0020】
【発明の効果】この発明によれば、エアコンを構成する
熱交換器の洗浄部分に吹付けガイドを密着し、各供給手
段から供給される洗浄剤又は洗浄水等の洗浄液を吹付け
ガイドで囲繞した部分に吹付けるので、従来例のように
熱交換器の洗浄部分に洗浄液又は洗浄水を直交して吹付
けても、洗浄液又は洗浄水の跳ね返りが吹付けガイドに
より確実に阻止され、エアコンの外面又は周囲に洗浄液
が飛散したり、汚れ及び汚液が付着するのを防止するこ
とができる。しかも、熱交換器の深部にまで洗浄液が容
易に侵入するため、熱交換器に付着した汚れが確実に洗
浄除去され、熱交換器全体を綺麗に洗浄することができ
る。
【0021】さらに、透視可能に形成した吹付けガイド
を介して熱交換器の洗浄部分を視認するので、汚れた部
分に対して洗浄剤又は洗浄水等の洗浄液を適確に吹付け
ることができ、洗浄具合の確認及び洗浄作業が容易に行
える。且つ、吹付けガイドの開放側から洗浄剤又は洗浄
水を分散させて吐出するので、熱交換器の洗浄部分に対
して洗浄剤又は洗浄水を均等に吹付けることができる。
且つ、熱交換器に付着した汚れた部分に洗浄剤又は洗浄
水を集中して吹付けることで、熱交換器の一部分に付着
した汚れの洗浄除去が容易に行える。
【0022】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面はエアコンの一例としてセパレート型エア
コンの室内機側に内蔵された熱交換器を洗浄するときの
エアコン洗浄方法及びその洗浄装置を示し、図1、図
2、図3に於いて、第1実施例のエアコン洗浄装置は、
セパレート型エアコン1を構成する室内機2のフィル
及びカバー4を取り外し、同室内機2に内蔵された熱
交換器5の前面側にコーン形状の吹付けガイド6を密着
する。第1充填容器7に充填された洗浄剤Sを吹付けガ
イド6で囲繞した部分に吹付け、熱交換器5のパイプ5
a及びフィン5bに付着した汚れを泡状の洗浄剤Sによ
り洗浄除去する。この後、第2充填容器8に充填された
洗浄水Wを吹付けガイド6で囲繞した部分に吹付け、熱
交換器5のパイプ5a及びフィン5bに残着した汚れ及
び汚液を洗浄水Wにより洗浄除去する。
【0023】上述の吹付けガイド6は、透明又は半透明
の合成樹脂材により円錐形状又は角錐形状のガイド本体
6aを形成し、同ガイド本体6aの鋭角側基端部に後述
する各噴射管7d,8dを差込むための管差込み部6b
を形成し、同ガイド本体6aの開放側周縁部に合成ゴム
製の漏止めパッキン9を嵌着固定している。
【0024】前述の第1充填容器7は、中空形状に形成
した金属製の容器本体7a内に、例えば、水、リン酸、
ソフタノール70、プロピレングリコール・モノメチル
エーテル(MFG)等を適宜量配合してなる洗浄剤Sを
充填し、同容器本体7aの吐出口7bに開閉バルブ7c
を介して噴射管7dを接続し、同開閉バルブ7cの押下
操作により、容器本体7a内に充填された洗浄剤Sを封
入ガス(図示省略)又は供給用ポンプ(図示省略)の移
送圧力により噴射管7dから吐出する。
【0025】前述の第2充填容器8は、中空形状に形成
した金属製の容器本体8a内に、例えば、水道水、蒸留
水等の洗浄水Wを充填し、同容器本体8aの吐出口8b
に開閉バルブ8cを介して噴射管8dを接続し、同開閉
バルブ8cの押下操作により、容器本体8a内に充填さ
れた洗浄水Wを封入ガス(図示省略)又は供給用ポンプ
(図示省略)の移送圧力により噴射管8dから吐出す
る。なお、上述の容器本体8a内に充填される洗浄水W
には、例えば、除菌剤又は防菌剤等の薬剤Yを適宜量混
入している。
【0026】図示実施例は上記の如く構成するもの
て、以下、セパレート型エアコン1の室内機2に内蔵さ
れた熱交換器5を洗浄するときの洗浄方法を説明する。
先ず、図1、図2に示すように、セパレート型エアコン
1を構成する室内機2のフィルタ3及びカバー4を取り
外し、同室内機2の前面側下部に面ファスナ(マジック
テープ)を介して吸水性の保護カバー10を取付けた
後、同室内機2に内蔵された熱交換器5の前面側に吹付
けガイド6の開放側縁部を密着する。
【0027】次に、第1充填容器7に接続された噴射管
7dを吹付けガイド6の管差込み部6bに差込んだ後、
開閉バルブ7cを開操作して、第1充填容器7に充填さ
れた洗浄剤Sを噴射管7dの先端部から連続して吐出す
る。熱交換器5のパイプ5a及びフィン5bに向けて噴
射管7dから吐出される泡状の洗浄剤Sを吹付けること
で、洗浄剤Sの跳ね返りが吹付けガイド6により阻止さ
れると共に、熱交換器5の深部にまで泡状の洗浄剤Sが
容易に侵入するため、パイプ5a及びフィン5bに付着
した汚れが洗浄剤Sにより確実に洗浄除去される。且
つ、透明に形成した吹付けガイド6を介して洗浄部分を
手前から視認しながら洗浄剤Sを吹付けるので、汚れた
部分に対して洗浄剤Sを適確に吹付けることができ、洗
浄作業が容易に行える。
【0028】或いは、図4に示すように、熱交換器5を
構成するパイプ5aの外周面に多数枚の各フィン5c…
が放射状に形成されていても、第1充填容器7の噴射管
7dから吐出される泡状の洗浄剤Sが各フィン5c…の
間に侵入し、同各フィン5cの間に付着した汚れが洗浄
剤Sにより確実に洗浄除去される。
【0029】同時に、熱交換器5のパイプ5a及びフィ
ン5bに沿って使用済みの洗浄剤Sを流下させ、同熱交
換器5下部に配設した受け皿11内に使用済みの洗浄剤
Sを滴下する。同受け皿11に形成したドレン孔11a
から使用済みの洗浄剤Sを排出すると共に、洗浄時に生
じる液洩れを保護カバー10の吸水作用により随時回収
するので、室内機2の外面又は周囲に使用済みの洗浄剤
Sが付着せず、熱交換器5全体を綺麗に洗浄処理するこ
とができる。且つ、吹付けガイド6を上下及び左右に移
動して、熱交換器5の右側部、中央部、左側部に付着し
た汚れを洗浄剤Sにより洗浄除去する。
【0030】次に、図3に示すように、吹付けガイド6
の管差込み部6bから第1充填容器7の噴射管7dを抜
取り、吹付けガイド6の管差込み部6bに第2充填容器
8の噴射管8dを差込んだ後、開閉バルブ8cを開操作
して、第2充填容器8に充填された洗浄水Wを噴射管8
dから吐出し、熱交換器5のパイプ5a及びフィン5b
に残着した汚れ及び汚液を洗浄水Wにより洗浄除去する
ので、洗浄水Wの跳ね返りが吹付けガイド6により阻止
されると共に、室内機2の外面又は周囲に汚れ及び汚液
が付着したりせず、熱交換器5全体を綺麗に洗浄するこ
とができる。且つ、熱交換器5のパイプ5a及びフィン
5bが洗浄水Wに混入した除菌剤又は防菌剤等の薬剤Y
により殺菌処理される。
【0031】また、熱交換器5の長手側前面部に沿って
横長形状の漏止めパッキン9を密着した後、同漏止めパ
ッキン9に吹付けガイド6の上下縁部を係止して左右方
向に水平移動させ、熱交換器5のパイプ5a及びフィン
5bに対して洗浄剤S又は洗浄水Wを吹付けてもよい。
【0032】以上のように、室内機2に内蔵された熱交
換器5の洗浄部分に吹付けガイド6を密着し、第1充填
容器7に充填された洗浄剤S又は第2充填容器8に充填
された洗浄水Wを吹付けガイド6で囲繞した部分に吹付
けるので、従来例のように熱交換器5の洗浄部分に洗浄
剤S又は洗浄水Wを直交して吹付けても、洗浄剤S又は
洗浄水Wの跳ね返りが吹付けガイド6により確実に阻止
され、室内機2の外面又は周囲に洗浄剤S又は洗浄水W
が飛散したり、汚れ及び汚液が付着するのを確実に防止
できる。
【0033】しかも、熱交換器5の深部にまで泡状の洗
浄剤Sが容易に侵入するため、熱交換器5に付着した汚
れが確実に洗浄除去され、熱交換器5全体を綺麗に洗浄
することができる。且つ、透視可能に形成した吹付けガ
イド6を介して熱交換器5の洗浄部分を視認するので、
汚れた部分に対して洗浄剤S又は洗浄水Wを適確に吹付
けることができ、洗浄具合の確認及び洗浄作業が容易に
行える。
【0034】図5は熱交換器5を洗浄剤S及び洗浄水W
で洗浄処理した後、第3充填容器12に充填された除菌
剤又は防菌剤等の薬剤Yで熱交換器5を殺菌処理する第
2実施例の洗浄方法を示し、上述の第3充填容器12
は、例えば、除菌剤又は防菌剤等の薬剤Yを容器本体1
2a内に充填すると共に、同容器本体12aの吐出口1
2bに開閉バルブ12cを介して噴射管12dを接続し
ている。つまり、熱交換器5に吹付けガイド6を密着し
た後、吹付けガイド6の管差込み部6bに第1充填容器
7の噴射管7d又は第2充填容器8の噴射管8dを差込
み、第1充填容器7に充填された洗浄剤S又は第2充填
容器8に充填された洗浄水Wを熱交換器5に吹付けて洗
浄処理する。この後、吹付けガイド6の管差込み部6b
に第3充填容器12の噴射管12dを差込み、同第3充
填容器12に充填された除菌剤又は防菌剤等の薬剤Yを
熱交換器5に吹付けて殺菌処理するので、第1実施例と
同様に、熱交換器5全体の洗浄処理及び殺菌処理が容易
に行える。
【0035】図6は第1充填容器7に充填された洗浄剤
Sで熱交換器5を洗浄処理する第3実施例の洗浄方法を
示し、同洗浄方法は、吹付けガイド6の管差込み部6b
に第1充填容器7の噴射管7dを出没可能に差込み接続
して、熱交換器5に吹付けガイド6を密着した後、吹付
けガイド6の管差込み部6bに差込まれた第1充填容器
7の噴射管7dを出没操作して、熱交換器5の内部にま
で噴射管7dを深く差込み、或いは、熱交換器5のパイ
プ5a及びフィン5bに噴射管7dを近接して、第1充
填容器7に充填された洗浄剤Sを熱交換器5の汚れた部
分に向けて集中的に吹付けることで、第1実施例と同様
に、熱交換器5に付着した汚れを洗浄剤Sにより確実に
洗浄除去することができる。
【0036】且つ、上述と同様にして、吹付けガイド6
の管差込み部6bに第2充填容器8の噴射管8d又は第
3充填容器12の噴射管12dを差込み、熱交換器5に
残着した汚れ及び汚液を洗浄水Wで洗浄処理し、熱交換
器5全体を薬剤Yで殺菌処理するもよく、熱交換器5全
体の洗浄処理及び殺菌処理が容易に行える。
【0037】図7は熱交換器5の一部分に付着した汚れ
を洗浄除去するときに用いられる第4実施例の吹付けガ
イド6を示し、熱交換器5に付着した頑固な汚れを洗浄
除去する場合、室内機2に内蔵された熱交換器5の前面
側に吹付けガイド6を密着し、吹付けガイド6の鋭角側
先端部に形成した管自在継手6cに第1充填容器7の噴
射管7dを出没可能に差込み、熱交換器5に付着した汚
れと対向する吐出角度及び吐出方向に噴射管7dを回動
操作し、或いは、熱交換器5に付着した汚れ部分に噴射
管7dを近接して、その汚れた部分に向けて泡状又は
状の洗浄剤Sを集中して吹付けることで、熱交換器5の
一部分に付着した頑固な汚れを確実に洗浄除去すること
ができる。
【0038】且つ、吹付けガイド6の管自在継手6cに
第2充填容器8の噴射管8dを差込み、熱交換器5に残
着した汚れ及び汚液と対向する向きに噴射管8dを回動
操作することで、上述と同様に、熱交換器5に残着した
汚れ及び汚液を洗浄水Wにより確実に洗い落とすことが
できる。
【0039】図8は熱交換器5の洗浄部分に対して洗浄
剤S又は洗浄水Wを均一に吹付けるときに用いられる第
5実施例の吹付けガイド6を示し、同吹付けガイド6を
構成するガイド本体6a内に多数本の各通路6d…を吹
付け方向に向けて放射状に形成し、同ガイド本体6aの
管差込み部6bに第1充填容器7の噴射管7dを差込み
接続する。つまり、熱交換器5の前面側に吹付けガイド
6を密着した後、吹付けガイド6の管差込み部6bに第
1充填容器7の噴射管7dを差込み、第1充填容器7に
充填された洗浄剤Sを吹付けガイド6内の各通路6d…
に対して均等に供給することで、同吹付けガイド6の各
通路6d…から泡状の洗浄剤Sが均一に吐出され、熱交
換器5の洗浄部分に対して洗浄剤Sを均一に吹付けるこ
とができる。また、吹付けガイド6の管差込み部6bに
第2充填容器8の噴射管8dを差込み接続することで、
熱交換器5の洗浄部分に対して洗浄水Wを均一に吹付け
ることができる。
【0040】図9は熱交換器5に吹付けられた洗浄剤S
及び洗浄水Wの跳返りを部分的に防止するときに用いら
れる第6実施例の吹付けガイド13を示し、透明又は半
透明の合成樹脂材で平面形状の遮蔽プレート13aを形
成し、同遮蔽プレート13aの平面側中心部に管差込み
部13bを形成している。つまり、熱交換器5に吹付け
ガイド13を密着した後、吹付けガイド13の管差込み
部13bに第1充填容器7の噴射管7d又は第2充填容
器8の噴射管8dを差込み、第1充填容器7に充填され
た洗浄剤S又は第2充填容器8に充填された洗浄水Wを
熱交換器5に向けて吐出することで、第1実施例と同様
に、洗浄剤S又は洗浄水Wの跳ね返りが吹付けガイド1
3により部分的に阻止され、室内機2の外面又は周囲に
洗浄剤S又は洗浄水Wが飛散したり、汚れ及び汚液が付
着するのを確実に防止することができる。
【0041】図10は熱交換器5に吹付けられた洗浄剤
S及び洗浄水Wの跳返りを全体的に防止するときに用い
られる第7実施例の吹付けガイド14を示し、熱交換器
5の前面側全体が覆われる大きさ及び形状に、例えば、
合成ゴム、合成樹脂、金属等の適宜材質で遮蔽カバー1
4aを形成すると共に、同遮蔽カバー14aの適宜個所
に複数の各管差込み孔14b…を適宜間隔に隔てて形成
している。つまり、熱交換器5の前面側全体を吹付けガ
イド14で被覆した後、吹付けガイド14に形成した適
宜箇所の各管差込み孔14b…に第1充填容器7の噴射
管7d又は第2充填容器8の噴射管8dを差込み、第1
充填容器7に充填された洗浄剤S又は第2充填容器8に
充填された洗浄水Wを熱交換器5に向けて吐出すること
で、第1実施例と同様に、洗浄剤S及び洗浄水Sの跳ね
返りが吹付けガイド14により全体的に阻止され、室内
機2の外面又は周囲に洗浄剤S又は洗浄水Wが飛散した
り、汚れ及び汚液が付着するのを確実に防止することが
できる。
【0042】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明のエアコンは、実施例のセパレート
型エアコン1に対応し、以下同様に、洗浄液は、洗浄剤
Sと、洗浄水Wと、薬液Yとに対応し、洗浄剤供給手段
は、第1充填容器7及び容器本体7aと、吐出口7b
と、開閉バルブ7c、噴射管7dとに対応し、洗浄水供
給手段は、第2充填容器8及び容器本体8aと、吐出口
8bと、開閉バルブ8c、噴射管8dとに対応し、洗浄
液供給手段は、第1充填容器7及び容器本体7aと、吐
出口7bと、開閉バルブ7c、噴射管7dと、第2充填
容器8及び容器本体8aと、吐出口8bと、開閉バルブ
8c、噴射管8dとに対応するも、この発明は、上述の
実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0043】上述の第1実施例では、熱交換器5に対し
て洗浄剤S又は洗浄水Wの何れか一方を吹付けるとき、
吹付けガイド6の管差込み部6bに差込まれた第1充填
容器7の噴射管7dと第2充填容器8の噴射管8dとを
差替えるが、例えば、吹付けガイド6の管差込み部6b
に各噴射管7d,8dを1本に集合して予め接続してお
き、各開閉バルブ7c,8cの開閉操作により洗浄剤S
及び洗浄水Wを選択して吹付けることで、洗浄作業時に
於いて、各噴射管7d,8dを差替える手間及び作業が
省ける。
【0044】且つ、上述の実施例に於いて、セパレート
型エアコン1の室内機2に内蔵された熱交換器5を洗浄
する方法を説明したが、例えば、室外機(図示省略)に
内蔵された熱交換器5を洗浄するもよい。
【0045】また、ウインド型エアコン(図示省略)に
内蔵された熱交換器5の洗浄作業にも本発明の洗浄方法
を適用することができ、実施例に示すようなエアコンの
洗浄作業のみに用途が限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のセパレート型エアコンの洗浄方法
を示す斜視図。
【図2】洗浄液の吹付け状態を示す縦断側面図。
【図3】洗浄水の吹付け状態を示す縦断側面図。
【図4】他の構造を有する熱交換器の洗浄方法を示す縦
断側面図。
【図5】第2実施例の洗浄方法を示す斜視図。
【図6】第3実施例の洗浄方法を示す斜視図。
【図7】第4実施例の吹付けガイドを示す縦断側面図。
【図8】第5実施例の吹付けガイドを示す縦断側面図。
【図9】第6実施例の吹付けガイドを示す縦断側面図。
【図10】第7実施例の吹付けガイドを示す縦断側面
図。
【符号の説明】 S…洗浄剤 W…洗浄水 Y…薬剤 1…セパレート型エアコン 2…室内機 3…フィルタ 4…カバー 5…熱交換器 5a…パイプ 5b,5c…フィン 6…吹付けガイド 6b…管差込み部 6c…管自在継手 6d…通路 7…第1充填容器 7b…吐出口 7c…開閉バルブ 7d…噴射管 8…第2充填容器 8b…吐出口 8c…開閉バルブ 8d…噴射管 9…漏止めパッキン 10…保護カバー 11…受け皿 11a…ドレン孔 12…第3充填容器 12b…吐出口 12c…開閉バルブ 12d…噴射管 13…吹付けガイド 13b…管差込み部 14…吹付けガイド 14b…管差込み孔

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エアコンを構成する熱交換器の洗浄部分に
    吹付けガイドの開放側を密着し、該吹付けガイドの閉塞
    側に噴射菅を介して洗浄剤供給手段を接続した後、上記
    洗浄剤供給手段から供給される泡状の洗浄剤を吹付けガ
    イドで囲繞した部分に吹付け、該熱交換器に付着した汚
    れを泡状の洗浄剤により洗浄除去するエアコン洗浄方
    法。
  2. 【請求項2】上記吹付けガイドの閉塞側に噴射菅を介し
    て洗浄水供給手段を接続した後、該洗浄水供給手段から
    供給される洗浄水を吹付けガイドで囲繞した部分に吹付
    け、上記熱交換器に付着した汚れを洗浄水により洗浄除
    去する請求項1記載のエアコン洗浄方法。
  3. 【請求項3】上記熱交換器の洗浄部分と対向する上記吹
    付けガイドの外面部を透視可能に形成した請求項1記載
    のエアコン洗浄方法。
  4. 【請求項4】上記吹付けガイド内部に多数本の各通路を
    吹付け方向に向けて放射状に形成した請求項1記載のエ
    アコン洗浄方法。
  5. 【請求項5】上記熱交換器の前面側が覆われる平面形状
    に吹付けガイドを形成し、該吹付けガイドの適宜箇所に
    上記噴射管を差込み接続する管差込み孔を形成した請求
    項1記載のエアコン洗浄方法。
  6. 【請求項6】エアコンを構成する熱交換器の洗浄部分に
    吹付けガイドの開放側を密着し、洗浄液供給手段から供
    給される洗浄液を吹付けガイドで囲繞した部分に吹付け
    て洗浄処理するエアコン洗浄装置であって、上記吹付け
    ガイドを閉塞側から開放側に向けて大きくなるコーン形
    状に形成すると共に、上記吹付けガイドの閉塞側に噴射
    管の一端側を接続し、該噴射管の他端側に洗浄液を供給
    する洗浄液供給手段を接続したエアコン洗浄装置。
  7. 【請求項7】上記吹付けガイドの閉塞側に噴射管の一端
    側を出没可能に差込み接続した請求項6記載のエアコン
    洗浄装置。
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