JPH07332682A - 電子レンジ - Google Patents

電子レンジ

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JPH07332682A
JPH07332682A JP7139433A JP13943395A JPH07332682A JP H07332682 A JPH07332682 A JP H07332682A JP 7139433 A JP7139433 A JP 7139433A JP 13943395 A JP13943395 A JP 13943395A JP H07332682 A JPH07332682 A JP H07332682A
Authority
JP
Japan
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microwave oven
microwave
plate
temperature
control unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP7139433A
Other languages
English (en)
Inventor
Anders Wilhelm Ekstroem
アンデルス ウィルヘルム イクストローム
Bo W Ohlsson
ボ ウィリイ オールソン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WAARUPUULE EUROP BV
Whirlpool Europe BV
Original Assignee
WAARUPUULE EUROP BV
Whirlpool Europe BV
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Filing date
Publication date
Application filed by WAARUPUULE EUROP BV, Whirlpool Europe BV filed Critical WAARUPUULE EUROP BV
Publication of JPH07332682A publication Critical patent/JPH07332682A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/647Aspects related to microwave heating combined with other heating techniques
    • H05B6/6482Aspects related to microwave heating combined with other heating techniques combined with radiant heating, e.g. infrared heating
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S99/00Foods and beverages: apparatus
    • Y10S99/14Induction heating

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)
  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
  • Cookers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源から食品への熱放出の制御を改善する。 【構成】 電子レンジはマイクロ波放射源と、食品が載
せられるマイクロ波附勢底部ヒータ4と、任意ではある
が赤外線放出頂部ヒータとを有し、これらのすべてを電
子レンジの制御ユニットを介して制御しうるようにす
る。電子レンジは更に、底部ヒータ4の温度を検知して
この情報を制御ユニットに帰還させる1つ以上のセンサ
を有する。帰還温度情報はマイクロ波放射源及び頂部ヒ
ータの双方又はいずれか一方を制御することにより底部
ヒータ4に所望温度を与えうるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、庫内と、この庫内にマ
イクロ波を供給するマイクロ波放射源と、食品が加熱す
なわち調理のために載せられる受け器又はプレート又は
担持体の形態にしたマイクロ波附勢可能な底部ヒータ
と、この底部ヒータの制御及び庫内へのマイクロ波の供
給の制御を行う制御ユニットとを備える電子レンジに関
するものである。
【0002】本明細書において、電子レンジとは、オー
ブン機能をも有する、いわゆるオーブンレンジをも意味
するものとする。マイクロ波放射源及び関連のマイクロ
波供給システムは電子レンジの庫内にマイクロ波の分布
を生じ、これにより食品のいわゆる全体加熱を行う。
【0003】電子レンジは、マイクロ波で附勢しうるい
わゆるクリスプ(crisp) プレート又はブローニング(bro
wning)プレートの形態の追加の食品加熱源を有しうる。
クリスププレートは、熱容量が小さく熱伝導性が良好で
下面にマイクロ波吸収層が設けられているアルミニウム
プレートを以って構成しうる。スウェーデン国特許第9
003104−8号明細書にはこのようなクリスププレ
ートが開示されている。ブローニングプレートは大きな
熱容量を有し、マイクロ波吸収層が設けられたセラミッ
クス又はガラスのプレートを以って構成しうる。一般
に、クリスププレート及びブローニングプレートの双方
共調理すなわち加熱中回転するように配置される。
【0004】電子レンジはいわゆるグリル素子又はこれ
と等価な赤外線放射素子の形態の他の熱源も有するよう
にでき、この他の熱源は通常庫内の天井内に配置される
(例えばスウェーデン国特許第9201786−2号明
細書参照)。
【0005】
【従来の技術】これらの3種類の熱源が設けられた電子
レンジでは基本的に全体ヒータ、底部ヒータ及び頂部ヒ
ータを設けることができ、この場合、前者の2つのヒー
タからの熱放出は庫内へのマイクロ波の供給を調整する
ことにより制御され、最後のヒータは動作時間及び電力
レベルに関して直接制御される。特定の種類の食品の加
熱すなわち調理を最適にするためには、3つの熱源を適
切に用いる、すなわち、調理すなわち加熱処理の適切な
期間の間調整電力レベルで附勢する必要がある。しか
し、種々の種類の食品に対する熱源の附勢時間及び電力
レベルは可成り変化するという問題がある。このことは
平均的なユーザにとってはあまりにも複雑すぎ、従って
平均的なユーザには通常調理すなわち加熱処理を上述し
たように最適に制御する機会が与えられない。しかも、
電子レンジは異なる熱源間に製造者が決定した唯一の電
力バランスしか存在しないように構成されている。
【0006】幾つかの国では、単相接続の装置の電力消
費が制限されており、このことは特に、マイクロ波放射
源とグリル素子とを同時に附勢できないということを意
味する。このことは、熱源の利用に対し関連の食品の種
類に応じて特別な条件を課し、ユーザに対し事を一層複
雑にする。
【0007】数個の熱源を有する上述したような電子レ
ンジを制御する自動的でユーザに使いやすい方法はスウ
ェーデン国特許出願第9402062−5号及び第94
02061−7号明細書に開示されている。これらの方
法によれば、電子レンジの異なる熱源を用いて調理すな
わち加熱結果を良好にすることができるとともに、現在
通常のオーブンでしか加熱できないような食品や料理、
例えばパリッとした状態を保つ必要がある強冷凍調理済
鶏肉片を調理すなわち加熱するのに電子レンジを用いう
るようになる。
【0008】底部ヒータのマイクロ波による附勢は、ス
ウェーデン国特許第9003012−3号明細書に詳細
に記載されたマイクロ波供給システムを具える電子レン
ジを用いて、前記のスウェーデン国特許第900310
4−8号明細書に記載された方法で行うのが便利であ
る。底部ヒータへのマイクロ波の供給の制御は、庫内へ
の数個の供給開口を有しスウェーデン国特許第9302
302−6号明細書に記載された種類のマイクロ波供給
システムを用いることにより更に改善することができ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前述
した種類の電子レンジにおいて、その附勢熱源から、す
なわち、直接作用するマイクロ波と、底部ヒータと、任
意ではあるがグリル素子又はこれと等価な赤外線放射素
子の形態の頂部ヒータとから食品への熱放出の制御を改
善することにある。
【0010】本発明は、庫内と、この庫内にマイクロ波
を供給するマイクロ波放射源と、食品が加熱すなわち調
理のために載せられる受け器又はプレート又は担持体の
形態にしたマイクロ波附勢可能な底部ヒータと、この底
部ヒータの制御及び庫内へのマイクロ波の供給の制御を
行う制御ユニットとを備える電子レンジにおいて、前記
の底部ヒータの温度に関するパラメータを検知する手段
が設けられ、前記の制御ユニットは、検知パラメータを
受け、その値に応じて前記の庫内へのマイクロ波の供給
を、従って調理すなわち加熱処理中庫内に供給されるマ
イクロ波出力を制御するように構成されていることを特
徴とする。
【0011】本発明によれば、底部ヒータの温度による
帰還制御を行うことにより、加熱処理を一層良好且つ急
速にしうるという利点が得られる。可成り大きな負荷を
加熱する場合、底部ヒータすなわちクリスププレートの
温度を極めてゆっくり増大させ、供給するマイクロ波出
力を検出温度の関数として増大させること明らかであ
る。クリスププレートの温度は例えば通常よりも低い温
度で実質的に一定なレベルに維持しておくこともでき、
このようにするのはある種類の料理を調理する際に適し
たものである。
【0012】本発明の電子レンジの好適例では、前記の
パラメータを検知する手段が、底部ヒータの下面に設け
るマイクロ波吸収層を形成する材料と同じ又は類似する
ようにしうるマイクロ波吸収材料から形成したプレート
を有するようにする。この“検知プレート”すなわちセ
ンサは庫内の底部に配置するのが便利であり、その温度
は例えば熱変換器又は赤外線センサにより検知しうる。
【0013】電子レンジの更なる改良に当っては、電子
レンジにロータリークリスププレートが設けられている
場合に、底部ヒータすなわちクリスププレートの径に沿
って上述した“検知プレート”すなわちセンサを複数個
設けることができる。このような構成にすることにより
温度をクリスププレート上の数個所で検知でき、このこ
とはクリスププレートの小部分のみを占める食品を調理
する場合に有利なことである。その理由は、クリスププ
レートは食品に近い部分で比較的低い温度となる為であ
る。
【0014】
【実施例】以下図面に付き好適実施例を説明するも、本
発明はこれに限定されるものではない。図1に示す電子
レンジは外匣1と、庫内3を閉じる扉2とを有し、この
庫内にはクリスププレート4が配置されている。クリス
ププレート4は熱容量が小さく熱伝導性が小さなアルミ
ニウム板から成っており、その下面にはゴムに埋込まれ
たフェライトより成るマイクロ波吸収層が設けられてい
る。使用するフェライト材料は層のマイクロ波エネルギ
ー吸収が終了するキュリー点を有するようにするのが好
ましく、このことは、食品と接触するクリスププレート
の上側面の温度が130〜230℃の温度範囲で安定化
することを意味する。クリスププレートは調理すなわち
加熱処理中回転するようになっている。スウェーデン国
特許第9003104−8号明細書に開示されている電
子レンジや型番VIP20及びVIP27の本出願人に
係る電子レンジはクリスププレートやその回転機構の詳
細な構成を開示している。
【0015】マイクロ波は、電子レンジのマイクロ波放
射源20(通常マグネトロン)と導波路を介して連通す
る1つ以上の供給開口(図示せず)を経て庫内に供給さ
れる(図2参照)。図示の電子レンジは、マグネトロ
ン、これに関連する導波路システム、マグネトロンを動
作させる電源ユニット19及び制御ユニット15が制御
パネル5の後方に配置されている。マイクロ波供給シス
テムの好適例では、庫内3の右側壁にあけた上側及び下
側供給開口を用いており、供給システムの他の部分はこ
れらの開口を経てマイクロ波の偏波を供給するように設
計されている。マイクロ波供給システムの構造に関する
より詳細な情報に対してはスウェーデン国特許第900
3012−3号明細書や上述した本出願人に係る電子レ
ンジを参照しうる。
【0016】グリル素子(図示せず)は庫内の天井内
に、例えば前述したスウェーデン国特許第920178
6−2号明細書に開示されているように配置されてい
る。グリル素子は、いわゆる“グリル管”、石英管又は
ハロゲン放射源とすることができる。具体的な設計例は
本出願人に係る型番VIP20の電子レンジで見られ
る。
【0017】制御パネル5は表示部6を有し、この表示
部6は制御ユニット15による制御の下で数ある中で選
択プログラムに対する記号又は簡単な文のメッセージ
や、残りの調理すなわち加熱時間を示し、すなわち制御
パネルを介して行ったユーザの選択を確認したり、調理
すなわち加熱をいかに進行するかに関する他の情報を与
える。
【0018】庫内にマイクロ波を供給して加熱するのを
選択するには制御釦7を用いる。電子レンジのグリル素
子を動作させるには制御釦8を用い、所望の時間はノブ
9により設定する。これらの基本的な選択は通常の電子
レンジと同じであり、直接作用するマイクロ波と、クリ
スププレートとグリル素子との相互作用を用いて特定の
種類の食品に対し予めプログラミングした所定数の調理
すなわち加熱プログラムの中から選択を行う本発明の選
択を追加する。通常の加熱を行なうために直接作用する
マイクロ波のみを用いる場合には、除去可能なクリスプ
プレートを通常のロータリー底部プレートと交換するこ
とができる。予めプログラミングしたプログラムを選択
する際、クリスププレートの所望温度をノブ9により設
定しうる。
【0019】釦10及び11はそれぞれ電子レンジをス
イッチ・オン及びスイッチ・オフするのに設けられてい
る。制御釦12は食品カテゴリー情報を入力する、従っ
て強冷凍ピザのような特定の料理に対し予めプログラミ
ングされた調理すなわち加熱プログラムを選択する作用
をする。釦12の操作により供給される食品カテゴリー
情報は食品の種類及びその初期状態に関する情報を含
む。すべての釦やノブ及び表示部は制御ユニット15と
つながっている。
【0020】電子レンジの上側面には、庫内の天井と外
匣1との間の空間に配置された庫内排気溝(図示せず)
と連通する換気孔13が設けられている。スウェーデン
国特許出願第9402061−7号明細書に記載されて
いるように、温度センサや、食品からの放出物質、すな
わち湿気、ガス等を検知しうるセンサを排気溝内に配置
して電子レンジを制御することができる。電子レンジ
は、これを商用電源に単相接続するためにプラグ付コー
ド14を有する。
【0021】図2のブロック線図は制御ユニット15
と、マイクロプロセッサ及びその関連のプログラムメモ
リ16とを示す。ユーザ情報は、前述した制御釦及びノ
ブを表す入力部17を介して制御ユニット15に入力さ
れる。制御ユニット15は表示部6を制御する。この制
御ユニット15はドライバ18及びマイクロ波電源ユニ
ット19を介してマイクロ波放射源20を、従って庫内
3へのマイクロ波の供給を制御する。又、制御ユニット
15はドライバ21を介してグリル素子22を、従って
庫内3に供給されるIR(赤外線)放射を制御する。ク
リスププレート4の温度を検知する1つの温度センサ2
3又は複数個の温度センサ23、24,25(図3参
照)により庫内から制御ユニット15に情報を帰還す
る。制御ユニット15は温度センサからの帰還情報によ
り、マイクロ波放射源からのマイクロ波の供給を制御す
るばかりではなく、グリル素子からの赤外線放射、従っ
てクリスププレートの温度をも制御する。これらの機能
ユニットの構造に関する更なる詳細な情報に対しては、
前述した特許明細書及び本出願人により製造した電子レ
ンジを参照しうる。
【0022】図3は、庫内壁部29を有する庫内3と、
この庫内に配置され下面にマイクロ波吸収フェライト層
4aが設けられているクリスププレート4との一部を線
図的に示す。クリスププレートと同じ高さ位置に供給開
口を有する、スウェーデン国特許第9003012−3
号明細書に記載されたようなマイクロ波供給システムを
用いることにより、Eベクトルがフェライト層4aの平
面にほぼ平行な偏波のマイクロ波を供給する。その結
果、層4aが主としてこの層中の誘起電流によって発生
される抵抗損失により加熱され、これによれクリスププ
レートを加熱する。或いはまた、供給するマイクロ波は
Hベクトルが層4aに対しほぼ平行な偏波を有するよう
にしうる。このことは、層4aが主としてこの層とマイ
クロ波との磁気的な相互作用によって加熱されるという
ことを意味する。
【0023】庫内の底部上には温度センサ23を配置し
てクリスププレートの温度を表わす測定値を検知する。
電子レンジの更なる改良に当っては、複数個の温度セン
サ、例えば3個の温度センサ23,24,25を配置し
てクリスププレート4上の異なる個所の温度を検知する
ようにしうる。これらの温度センサはロータリークリス
ププレートの径に沿って配置するのが好ましい。
【0024】図4は図3の温度センサ23の好適実施例
を示す。この温度センサは熱絶縁層27上に載せたフェ
ライトプレート26を有し、熱絶縁層27が庫内の底部
29に被着される。熱変換器28は庫内の底部29及び
熱絶縁層27中のリードスルーを介してフェライトプレ
ート26と接触している。この熱変換器28は図2に示
す制御ユニット15につながっている。この熱変換器2
8の代わりにPTC又はNTC型の温度感応抵抗を用い
ることもできる。
【0025】クリスププレートの下側の空間中のマイク
ロ波は層4aやフェライトプレート26を加熱する。プ
レート26はプレート4aと同じフェライト材料から造
るのが好ましいが、プレート26として他のフェライト
材料を用いることもできる。重要なことは、フェライト
プレート26の温度がクリスププレート4の温度に対し
既知の関係を有し、プレート26の温度をクリスププレ
ートの温度を表わすものとして用いうることである。
【0026】図面に示す熱変換器の代わりに、プレート
26の温度を検知する赤外線センサを用いることができ
る。このようにする場合、赤外線センサを庫内の底部の
下側に配置し、この赤外線センサが庫内の底部29及び
熱絶縁層27にあけた孔を経てプレート26の温度を検
知するようにするのが適している。或いはまた、クリス
ププレート4の温度を、庫内の底部の下側に配置され、
庫内の底部にあけた孔を経てクリスププレート4及びマ
イクロ波吸収層4aの双方又はいずれか一方からの赤外
線放射を受ける赤外線センサにより直接検知することが
できる。赤外線センサ及びその位置の選択や、マイクロ
波の漏洩を回避するための庫内の底部における孔の直径
の選択は適宜行ないうるものに過ぎないため、ここでは
詳細に説明しない。
【0027】温度センサの配置及びそれらの種類や構成
は上述した例に限定されず種々に変更しうること当業者
にとって明らかである。例えば、上述した赤外線センサ
を庫内の底部の下側以外のあらゆる個所に、例えば庫内
の側壁又は天井に隣接して配置することができる。一例
では、クリスププレートの縁部の温度を、クリスププレ
ートと同じ高さ位置で庫内の側壁に隣接して設けた1つ
以上の赤外線センサにより検知する。温度検知の信頼性
を一層高めたい場合には、例えば熱変換器による検知を
赤外線センサによる検知と組合わせるのが便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子レンジをその扉を開放した状
態で示す斜視図である。
【図2】本発明による温度検知制御される電子レンジの
機能ユニットを示すブロック線図である。
【図3】クリスププレートと1つ以上の温度センサとの
配置を示す線図である。
【図4】図3の温度センサを拡大して示す線図である。
【符号の説明】
1 外匣 2 扉 3 庫内 4 クリスププレート 4a マイクロ波吸収フェライト層 5 制御パネル 6 表示部 7,8 制御釦 9 ノブ 10 スイッチ・オン釦 11 スイッチ・オフ釦 12 制御釦 13 換気孔 14 プラグ付コード 15 制御ユニット 16 マイクロプロセッサ兼プログラムメモリ 17 入力部 18,21 ドライバ 19 マイクロ波電源ユニット 20 マイクロ波放射源 22 グリル素子 23,24,25 温度センサ 26 フェライトプレート 27 熱絶縁層 28 熱変換器 29 庫内壁部
フロントページの続き (72)発明者 オールソン ボ ウィリイ スウェーデン国 618 94 コルモルデン ダムカールスヴェーゲン 10

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 庫内(3)と、この庫内にマイクロ波を
    供給するマイクロ波放射源(20)と、食品が加熱すな
    わち調理のために載せられる受け器又はプレート又は担
    持体の形態にしたマイクロ波附勢可能な底部ヒータ
    (4)と、この底部ヒータの制御及び庫内へのマイクロ
    波の供給の制御を行う制御ユニット(15)とを備える
    電子レンジにおいて、 前記の底部ヒータ(4)の温度に関するパラメータを検
    知する手段(23)が設けられ、前記の制御ユニット
    (15)は、検知パラメータを受け、その値に応じて前
    記の庫内(3)へのマイクロ波の供給を、従って調理す
    なわち加熱処理中庫内に供給されるマイクロ波出力を制
    御するように構成されていることを特徴とする電子レン
    ジ。
  2. 【請求項2】 前記の底部ヒータは、マイクロ波吸収材
    料を含む層(4a)が下面に設けられているプレート
    (4)を具えている請求項1に記載の電子レンジにおい
    て、前記のパラメータを検知する手段が、マイクロ波エ
    ネルギーを吸収し底部ヒータの温度に関連する温度まで
    加熱されるプレート(26)を有していることを特徴と
    する電子レンジ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の電子レンジにおいて、
    前記のプレート(26)が前記の底部ヒータに設けられ
    た前記の層(4a)と同じ種類のマイクロ波吸収材料か
    ら成っていることを特徴とする電子レンジ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の電子レンジにおいて、
    前記のマイクロ波吸収材料がフェライトであることを特
    徴とする電子レンジ。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の電子レンジにおいて、
    前記のプレート(26)は庫内の底部(29)に隣接し
    て配置されていることを特徴とする電子レンジ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の電子レンジにおいて、
    前記のプレート(26)は熱絶縁層(27)を介して庫
    内の底部(29)上に設けられていることを特徴とする
    電子レンジ。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の電子レンジにおいて、
    前記の熱絶縁層(27)及び庫内の底部(29)中のリ
    ードスルーを介して前記のプレート(26)と熱接触す
    る熱変換器又はPTC抵抗又はNTC抵抗のような検知
    素子(28)により前記のプレート(26)の温度を検
    知するようになっていることを特徴とする電子レンジ。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の電子レンジにおいて、
    前記のプレート(26)の温度を、熱絶縁層(27)及
    び庫内の底部(29)にあけた孔を経て、底部(29)
    の下側に配置された赤外線センサにより検知するように
    なっていることを特徴とする電子レンジ。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の電子レンジにおいて、
    前記のパラメータを検知する手段が、前記の底部ヒータ
    (4)からの赤外線放射を検知する赤外線センサを具え
    ていることを特徴とする電子レンジ。
  10. 【請求項10】 前記の底部ヒータが、熱容量が小さく
    熱伝導性が良好な、金属より成るロータリークリスププ
    レート(4)を具え、このクリスププレートの下面にマ
    イクロ波吸収フェライト層(4a)が設けられている請
    求項1に記載の電子レンジにおいて、前記のパラメータ
    を検知する手段(23,24,25)がクリスププレー
    トの径に沿う複数個所でクリスププレート(4)の温度
    に関連するパラメータを検知するようになっていること
    を特徴とする電子レンジ。
  11. 【請求項11】 放射電力及び附勢時間を制御ユニット
    (15)を介して制御しうるグリル素子又はその他の等
    価な赤外線放射素子が更に設けられている請求項1に記
    載の電子レンジにおいて、前記の制御ユニットは、前記
    のグリル素子又は赤外線放射素子からの放射の放出を制
    御するために、前記の底部ヒータ(4)の温度に関する
    情報を用いるようになっていることを特徴とする電子レ
    ンジ。
JP7139433A 1994-06-13 1995-06-06 電子レンジ Pending JPH07332682A (ja)

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SE9402063A SE502882C2 (sv) 1994-06-13 1994-06-13 Mikrovågsugn med undervärme
SE9402063-3 1994-06-13

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