JPH0733243Y2 - コロナ放電器 - Google Patents

コロナ放電器

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JPH0733243Y2
JPH0733243Y2 JP1989137738U JP13773889U JPH0733243Y2 JP H0733243 Y2 JPH0733243 Y2 JP H0733243Y2 JP 1989137738 U JP1989137738 U JP 1989137738U JP 13773889 U JP13773889 U JP 13773889U JP H0733243 Y2 JPH0733243 Y2 JP H0733243Y2
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JP
Japan
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corona
wire electrode
corona wire
electrode
shield
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JP1989137738U
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JPH0375444U (ja
Inventor
成美 萩原
尚生 小野
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はコロナ放電器に関し、特に、電子写真式のプリ
ンタや複写機等において感光体表面を帯電させるために
使用されるコロナ放電器に用いて好適なものである。
〈従来の技術〉 静電写真式のプリンタや複写機においては、感光体の表
面を帯電させるためにコロナ放電器が用いられている。
このような目的で使用されるコロナ放電器は、第4図の
斜視図および第5図の概略断面図に示すようにコロナワ
イヤ電極1とシールド電極8とを対向させて配置し、上
記シールド電極8を接地するとともにコロナワイヤ電極
1に高電圧を印加することにより、これらの電極1と8
との間にコロナ放電を生じさせるようにしている。
上記コロナワイヤ電極1は導電性の細線からなり、通常
はダングステンのワイヤが使用される。一方、シールド
電極8はステンレス鋼板、耐食アルミニウム板、鋼板な
どの金属板により一面が開口している細長い箱状に形成
され、その長手方向の両端部に絶縁体よりなるブロック
2,7が配置されている。これらのブロック2,7は上記コロ
ナワイヤ電極1を上記シールド電極8と対向させて張設
するために配置されたもので、上記コロナワイヤ電極1
は固定用ねじ12,13によってその両端部を上記ブロック
2,7にそれぞれ固定される。この際、第5図に示すよう
に一端側はブロック2に直接固定され、他端側はコネク
タ用金具15を介してブロック7に固定される。このよう
な構成により、上記コネクタ用金具15を介して上記コロ
ナワイヤ電極1に高電圧が印加されると上記シールド電
極8との間にコロナ放電が生じ、印加した電圧と同極性
のイオンが発生し、このイオンにより感光体が帯電され
る。
〈考案が解決しようとする課題〉 コロナ放電をさせるための高電圧が印加されるために、
空気中に浮遊する微少な塵埃やトナーがコロナワイヤ電
極1の表面に付着しやすい。特に、コロナワイヤ電極1
の表面にトナーが付着するとコロナ放電に伴ってトナー
が固着してしまい、容易に除去できない状態となり易
い。このような異物をコロナワイヤ電極1の表面に付着
させた状態でコロナ放電を行なうと、異常放電を起こし
たり、或いは放電むらを起こしたりしてイオンを均一に
帯電させることができなくなり帯電むらが発生する。帯
電むらは潜像が形成されていない部分にもトナーが付着
してしまう、いわゆるかぶりや濃度むらなどの不良画像
の原因となるので、できるだけ発生させないようにする
必要がある。このため、従来より綿棒や専用の清掃治具
を用いてコロナワイヤ電極1の汚れを定期的に拭き落と
して画像不良の発生を防止していた。
しかしながら、シールド電極8とコロナワイヤ電極1と
は対向状態にあるため、汚れたワイヤ面は清掃しにくい
ので十分清浄にすることができなかった。したがって清
掃してもすぐに帯電むらが発生するようになってしまう
ので、従来は清掃の間隔を短くしなければならなかっ
た。本考案は上述の問題点に鑑み、コロナワイヤ電極の
両端と接続した回転機構により、コロナワイヤ電極をそ
の軸線中心方向に回転可能にすることで汚れたワイヤ面
を容易に清掃できるようにすることを目的とするもので
ある。
〈課題を解決するための手段〉 本考案のコロナ放電器は導電性細線よりなるコロナワイ
ヤ電極と対向させてシールド電極を配設するとともに、
上記コロナワイヤ電極と、上記シールド電極との間に高
電圧を印加してこれらの両電極間にコロナ放電を生じさ
せるようにしたコロナ放電器において、上記コロナワイ
ヤ電極に電圧を印加可能であるとともに上記コロナワイ
ヤ電極をその軸線を中心にして回転可能にすべく、シー
ルド電極の両端に回転機構を設けるとともに、この回転
機構にコロナワイヤ電極の両端をそれぞれ接続して張設
したことを特徴とする。
〈作用〉 回転機構を介してコロナワイヤ電極をシールド電極と対
向させるようにして、上記コロナワイヤ電極をその軸線
を中心にして回転させるとコロナワイヤ電極の汚れてい
る面は清掃しやすい方向に一挙に向けられる。よって清
掃を必要とするコロナワイヤ電極の面を容易に清掃する
ことができるようになる。
〈実施例〉 第1図は本考案の一実施例を示すコロナ放電器の斜視
図、第2図はその長手方向に沿う概略断面図である。
第1図および第2図に示すように、実施例のコロナ放電
器は、回転機構を介してコロナワイヤ電極1の両端をブ
ロック2,7にそれぞれ取り付けている。これらの回転機
構は第2図中矢印9で示すようにコロナワイヤ電極1
を、その中心軸すなわち軸線を回転軸として回転可能に
張設するためのもので、少なくとも高電圧が印加される
一方の側においては導電性部材によって構成されてい
る。
本実施例では、このような回転機構を導電性金属よりな
る継手4を用いて構成した例を示している。この継手4
は、第3図の斜視図に示すように、コロナワイヤ電極1
が接続される継手本体5と、この継手本体5の外周に取
り付けられたリング状のノブ6とからなり、継手本体5
が導電性部材で形成されているとともに、リング状のノ
ブ6が絶縁性部材で形成されている。
継手本体5は円形の基板にコロナワイヤ電極掛止用の丸
棒を取り付けて構成され、円形基板の中心に係合孔5aが
設けられている。この係合孔5aとブロック2上に突設さ
れている係合凸部2aとを回動自在に係合させて継手4を
ブロック2に回動可能に取り付けている。一方、ブロッ
ク7に取り付けられているコネクタ用金具3の先端に係
合凸部3aが形成され、この係合凸部3aと円形基板上の係
合孔5aを回動自在に係合させることにより、継手4をブ
ロック7に回動可能に取り付けている。
このように構成されているので、コネクタ用金具3およ
び継手4を介して数K(V)の高電圧がコロナワイヤ電
極1に印加されると、コロナワイヤ電極1とシールド電
極8との間でコロナ放電が行なわれ、コロナワイヤ電極
1に印加された電圧と同極性のイオンが発生し、このイ
オンによって感光体が帯電される。この場合、イオンの
発生状態は放電状態によって左右される。実施例のコロ
ナ放電器は継手4のノブ6を回すことにより、コロナワ
イヤ電極1をその軸線を中心にして回すことができる。
これにより、シールド電極8と対向していた面をシール
ド電極の開口面側に向けることができる。したがって、
綿棒などの簡単な清掃具を使用するだけでコロナワイヤ
電極1の全表面を容易に清掃することができ、トナーを
コロナワイヤ電極に付着したまま放電させて除去しにく
い状態にしてしまう不都合を防止することができる。こ
のため、コロナワイヤ電極1の全表面をきれいにして使
用することが容易となり、イオンを平均に発生させて感
光体を均一に帯電させるようにすることができる。
なお、上記実施例においては、シールド電極8を一面が
開口されている細長い箱形に形成した例を示したが、本
考案はシールド電極とコロナワイヤ電極とが対向して配
置されている種々のコロナ放電器に良好に適用すること
ができる。また、回転機構は継手4の他に種々の機構を
用いることができる。
〈考案の効果〉 本考案は上述したように、導電性を保ちながらコロナワ
イヤ電極をその軸線を中心に回転させることができる回
転機構を設け、上記コロナワイヤ電極の両端部を上記回
転機構にそれぞれ接続してシールド電極と対向させるよ
うにしたので、上記回転機構を僅かに回動操作すれば上
記コロナワイヤ電極はその軸線を中心にして素早く回転
する。したがって、上記シールド電極などと対向してい
る部分や汚れがひどい部分を清掃しやすい方向に自由に
向けることができる。このため、綿棒のような簡単な清
掃具を用いるだけでコロナワイヤ電極の全周を容易に清
掃することができる。したがって、コロナワイヤ電極の
表面をきれいにすることが容易となり、感光体の表面を
均一に帯電させるようにすることができる。また、コロ
ナワイヤ電極の全表面をきれいにすることが可能なの
で、清掃周期を長くすることができ、保守作業が容易と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示すコロナ放電器の斜視
図、 第2図は、第1図のコロナ放電器の断面図、 第3図は、回転機構として用いた継手の斜視図、 第4図は、従来のコロナ放電器の斜視図、 第5図は、第4図のコロナ放電器の断面図である。 1…コロナワイヤ電極,2,7…ブロック,3…コネクタ用金
具,4…継手,8…シールド電極。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】導電性細線よりなるコロナワイヤ電極と対
    向させてシールド電極を配設するとともに、上記コロナ
    ワイヤ電極と上記シールド電極との間に高電圧を印加し
    てこれらの両電極間にコロナ放電を生じさせるようにし
    たコロナ放電器において、 上記コロナワイヤ電極に電圧を印加可能にするととも
    に、上記コロナワイヤ電極をその軸線を中心に回転可能
    に張設する回転機構を設け、上記回転機構にコロナワイ
    ヤ電極の両端をそれぞれ接続して上記コロナワイヤ電極
    を上記シールド電極と対向させるようにしたことを特徴
    とするコロナ放電器。
JP1989137738U 1989-11-28 1989-11-28 コロナ放電器 Expired - Lifetime JPH0733243Y2 (ja)

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JP1989137738U JPH0733243Y2 (ja) 1989-11-28 1989-11-28 コロナ放電器

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JPH0375444U JPH0375444U (ja) 1991-07-29
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