JPH0733210B2 - 巻取機 - Google Patents

巻取機

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JPH0733210B2
JPH0733210B2 JP5062700A JP6270093A JPH0733210B2 JP H0733210 B2 JPH0733210 B2 JP H0733210B2 JP 5062700 A JP5062700 A JP 5062700A JP 6270093 A JP6270093 A JP 6270093A JP H0733210 B2 JPH0733210 B2 JP H0733210B2
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JP
Japan
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box
control box
machine frame
control
lid
Prior art date
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JP5062700A
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JPH06247627A (ja
Inventor
順 高木
弘 新井
浩之 松村
明彦 辻本
尚文 山内
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Toray Engineering Co Ltd
Original Assignee
Toray Engineering Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/50Auxiliary process performed during handling process
    • B65H2301/53Auxiliary process performed during handling process for acting on performance of handling machine
    • B65H2301/5305Cooling parts or areas of handling machine

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はボビン装着用スピンドル
等を駆動する電動機をインバータによって制御する巻取
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、糸条巻取工程に設置されている
巻取機は、ボビン装着用スピンドルの駆動用電動機、ト
ラバース機構の駆動用電動機を夫々インバータとマイク
ロプロセッサーを含む制御基板からの制御信号によって
回転制御されるようになっている。
【0003】上述のインバータとマイクロプロセッサー
を含む制御基板は制御箱に収容された構成になってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の巻取機の多くは
空気中に界面活性剤含有油剤が霧状になって存在した
り、あるいは風綿が存在したりする雰囲気中に設置され
ている。該界面活性剤含有油剤油剤は高分子材料への浸
透力が強いため、霧状の油剤が該高分子材料によって形
成された電子部品、電気部品に付着すると寿命が著しく
短くなる。そこで、界面活性剤含有油剤等が制御箱内に
設置されているインバータあるいは制御基板に付着して
誤動作等を生じないようにするため、制御箱が巻取機か
ら3〜50mも離れた位置に設置されている。
【0005】この様に制御箱が巻取機から離れた位置に
設置されていると、制御箱と巻取機に設置されている各
駆動用電動機を連結するための電力供給用ケーブル、お
よび制御信号送受信用ケーブル長さ寸法が長くなると共
に、直径寸法が太くなる。
【0006】そのため、ケーブルの直径寸法が太くなる
と、連結用のコネクターが大きくなると共に、これ等の
ケーブルを配線するために広いスペースが必要であると
いう問題がある。
【0007】また、ケーブルの長さ寸法が長くなると、
ケーブルにおける電磁誘導によってノイズが発生し、正
確に制御信号を送受信することができなくなる等の問題
がある。
【0008】さらに、制御箱内に設置されているインバ
ータ、制御基板等の発熱によって制御箱内の温度が高く
なるが、強制的に冷却するようになっていないため、高
さ寸法が2000mm、巾寸法が1600mm、奥行き寸法
が600mmという非常に大きな制御箱にしなければなら
ないという問題がある。
【0009】本発明は上述の問題点を解決し、制御箱と
各駆動用電動機を連結するケーブルの長さが短く、誤動
作が発生せず、しかも巻取機全体がコンパクトで、トラ
バース機構、スピンドル等の振動が制御箱に伝達しない
巻取機を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに本発明の巻取機は請求項1のように制御箱を、イン
バータおよびマイクロプロセッサーを含む制御基板を内
装する箱体と蓋体とにより形成せしめると共に、電動機
設置位置の近接位置であって機枠の取付面に振動吸収部
材を介在させて機枠に取付けた構成にしてある。
【0011】また、請求項2のように制御箱を、箱体と
蓋体とにより簡易密閉構造を形成せしめると共に、前記
制御箱内の熱エネルギーを外気と接触させることなく外
部へ放出せしめる構成の熱交換器を少なくとも前記箱体
または蓋体の少なくとも一方に装着せしめた構成にする
のが好ましい。
【0012】
【実施例】図1は本発明の糸条製造装置の1実施例を示
す概略正面図、図2は図1におけるI−I矢視図であっ
て、巻取機1は、機枠2に回動自在に装着されたターレ
ット部材3と、該ターレット部材3に回転自在に取付け
られたボビン装着用のスピンドル4、5と、該スピンド
ル4、5の上方位置において昇降するよう枠体6に取付
けられたトラバース機構7と、スピンドル4、5を夫々
回転させるための電動機8、9と、トラバース機構7の
トラバース用カムローラ7a、あるいはトラバース用羽
根を回転させるための電動機10と、該電動機8、9の
上部に位置するよう機枠2に取付けられた制御箱11と
により構成されている。
【0013】上述の制御箱11の詳細は図3、図4に示
す通りであって、箱体12に蓋体13が蝶番14によっ
て開閉自在に取付けられ、該箱体12内に、スピンドル
駆動用の電動機8、9を夫々制御するためのインバータ
17、18と、トラバース機構駆動用の電動機10を制
御するためのインバータ19と、マイクロプロセッサー
を含む制御基板20を配置すると共に、箱体12の蓋体
13に熱交換器21が取付けられた構成になっている。
【0014】上述の熱交換器21は箱体12に取付ける
こともできる。
【0015】上述の箱体12のインバータ17、18、
19の取付け壁部には放熱用のフイン12aが形成され
ている。
【0016】上述の蓋体13の箱体12との接触面に
は、外気が箱体12内に侵入しないようにするための気
密保持用のシール部材15が貼着されている。該蓋体1
3が垂直方向に開閉される場合は、チエン16等により
蓋体13を所定の位置に開口させた状態で支持する。
【0017】上述の各インバータ17、18、19と制
御基板20の電力供給用、および信号伝達用ケーブル
(図示せず)が端子台22、23に接続されていると共
に、該端子台22、23に電力供給主ケーブル、および
各電動機8、9、10のケーブル(図示せず)がコネク
ターによって接続されている。
【0018】上述の機枠1は、スピンドル4、5、およ
びトラバース機構7が突設されている作業側前部とは反
対側の後部上方2aが切除されて略L字状に形成されて
おり、該切除部2a位置に制御箱11が防振パッド4を
介在させた状態で取付けられている。
【0019】上述の制御箱11の箱体12の天井部には
吊り上げ用ボルト25が螺着されている。
【0020】上述の熱交換器21は、枠体26に放熱用
のフイン27が、該フイン27を境にして一方に、制御
箱11内の空気を冷却する第1冷却室26aを、他方
に、外気によってフイン27を冷却する第2冷却室26
bを形成するように取付けられていると共に、枠体26
の制御箱11側の壁部26cには、制御箱11内の空気
を吸引して第1冷却室26a内を通過させて制御箱11
に戻す吸気口26dとフアン28が設けられ、枠体26
の外気側の壁部26eには、外気を吸引して第2冷却室
26b内を通過させて外気に戻す吸気口26fとフアン
29が設けられた構成になっている。
【0021】上述のフイン27に代えてヒートパイプ等
の熱伝導部材を設置することもできる。
【0022】上述の制御箱11は、複数台の巻取機1の
スピンドル駆動用の電動機8、9とトラバース駆動用の
電動機10を夫々制御するインバータとマイクロプロセ
ッサーを含む制御基板を配設した構成にすることもでき
る。
【0023】また、制御箱11を、シート部材によって
気密構造にせず、箱体12内にゲージ圧力で200mmA
q程度の乾燥空気を供給するようにして外気が箱体12
内に侵入しない構造にすることもできる。
【0024】上述の巻取機においては、制御箱11が気
密構造になっているため、界面活性剤含有油剤が霧状に
なって存在する巻取機1と同じ位置であるスピンドル
4、5、およびトラバース機構7が突設されている作業
側前部とは反対側の機枠2の後部に設置することがで
き、駆動用電動機8、9、10と制御箱11内に設置さ
れたインバータ17、18、19等の制御部材との距離
が0.1m〜1mになり、電力供給用ケーブル、および
信号伝達用ケーブル長さを1m以下にすることができ
る。
【0025】また、制御箱11に熱交換器21が装着さ
れているため、制御箱11内でインバータ17、18、
19、制御基板20の発熱によって加熱された空気がフ
アン28によって第1冷却室26aに吸引され、フイン
27と接触して冷却されて制御箱11内に戻される。一
方、制御箱11内の空気より温度の低い外気がフアン2
9によって第2冷却室26bに吸引されてフイン27を
冷却して放出される。この様に制御箱11内の空気が強
制的に冷却されるため、制御箱11を、高さ寸法を50
0mm、巾寸法を600mm、奥行き寸法を500mmにして
も制御箱11内の空気温度を外気温度+15°C程度に
することができた。
【0026】
【発明の効果】本発明の巻取機は請求項1のように制御
箱を、インバータおよびマイクロプロセッサーを含む制
御基板を内装する箱体と蓋体とにより形成せしめると共
に、電動機設置位置の近傍位置であって機枠の取付面に
振動吸収部材を介在させて機枠に取付けた構成にしてい
るため、各駆動用電動機と制御箱内のインバータ等を連
結するケーブル長さを短くできると共に、誤動作発生
するのを防止することができる。また、制御箱を電動機
設置位置の近傍位置であって機枠の取付面に振動吸収部
材を介在させて機枠に取付けているため、巻取機全体を
コンパクトにすることができると共に、トラバース機
構、スピンドル等の振動が制御箱に伝達されず、インバ
ータ、制御基板等が振動によって故障するのを防止する
ことができる。さらに、巻取機の各駆動用電動機と制御
箱間の各ケーブルの配線工事が完了した状態で出荷され
るため、巻取機の設置現場における配線工事を電力供給
用ケーブル等の接続工事のみにすることができる。
【0027】また、請求項2のように制御箱を、箱体と
蓋体とにより簡易密閉構造を形成せしめると共に、前記
制御箱内の熱エネルギーを外気と接触させることなく外
部へ放出せしめる構成の熱交換器を少なくとも前記箱体
または蓋体の少なくとも一方に装着せしめた構成にする
と、制御箱内の温度が高温になるのを防止することがで
きると共に、制御箱をコンパクトにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の巻取機の1実施例を示す概略正面図で
ある。
【図2】図1におけるI−I矢視図である。
【図3】図1における制御箱部の拡大概略図である。
【図4】図3におけるII−II矢視図である。
【符号の説明】
1 巻取機 2 機枠 3 ターレット部材 4、5 スピンドル 6、26 枠体 7 トラバース機構 8、9、10 電動機 11 制御箱 12 箱体 13 蓋体 14 蝶番 15 シール部材 16 チエン 17、18、19 インバータ 20 制御基板 21 熱交換器 22、23 コネクター 24 防振パッド 25 吊り上げ用ボルト 27 フイン 28、29 フアン 26a 第1冷却室 26b 第2冷却室 26c、26e 壁部 26d、26f 吸気口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山内 尚文 滋賀県大津市園山一丁目1番1号東レエン ジニアリング株式会社内 審査官 松縄 正登 (56)参考文献 特開 昭56−65766(JP,A)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機枠または機枠に設置された部材に一端が
    回転自在に装着されたボビン装着用のスピンドルと、前
    記スピンドルの上流側に位置するように前記機枠に設置
    されたトラバース機構と、前記スピンドルに連結された
    駆動用の電動機と、前記電動機の回転制御を行なう制御
    箱とにより構成する巻取機において、前記制御箱を、イ
    ンバータおよびマイクロプロセッサーを含む制御基板を
    内装する箱体と蓋体とにより形成せしめると共に、前記
    電動機設置位置の近傍位置であって前記機枠の取付面に
    振動吸収部材を介在させて前記機枠に取付けたことを特
    徴とする巻取機。
  2. 【請求項2】制御箱を、箱体と蓋体とにより簡易密閉構
    造を形成せしめると共に、前記制御箱内の熱エネルギー
    を外気と接触させることなく外部へ放出せしめる構成の
    熱交換器を少なくとも前記箱体または蓋体の少なくとも
    一方に装着せしめたことを特徴とする請求項1の巻取
    機。
  3. 【請求項3】 制御箱を振動吸収部材を介して巻取機の
    機枠に装着せしめたことを特徴とする請求項1、または
    請求項2の巻取機。
  4. 【請求項4】 制御箱を、箱体と蓋体により形成し、前
    記蓋体、あるいは箱体に熱交換器を装着せしめた構成に
    したことを特徴とする請求項1、または請求項2の巻取
    機。
JP5062700A 1993-02-26 1993-02-26 巻取機 Expired - Lifetime JPH0733210B2 (ja)

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JPH06247627A JPH06247627A (ja) 1994-09-06
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JPH05134275A (ja) * 1991-11-12 1993-05-28 Hitachi Koki Co Ltd 光制御素子
EP0845432B1 (de) * 1996-11-27 2002-02-27 B a r m a g AG Aufspulmaschine
DE29908962U1 (de) * 1999-05-21 1999-09-02 Neumag Gmbh Aufspulmaschine
DE19945823C1 (de) 1999-09-24 2000-10-26 Neumag Gmbh Aufspulmaschine
DE102014005634A1 (de) * 2014-04-16 2015-10-22 Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg Aufspulmaschine

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