JPH0733169U - 衣服ハンガー - Google Patents

衣服ハンガー

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JPH0733169U
JPH0733169U JP7187993U JP7187993U JPH0733169U JP H0733169 U JPH0733169 U JP H0733169U JP 7187993 U JP7187993 U JP 7187993U JP 7187993 U JP7187993 U JP 7187993U JP H0733169 U JPH0733169 U JP H0733169U
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pipe
tightening
cap nut
small
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JP7187993U
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信男 佐藤
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山水工業有限会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業工具を使用することなく素手で簡単かつ
確実に組立・分解することができ、しかも強度的に優れ
た衣服ハンガーの提供にある。 【構成】 金属製パイプ5,5を相互に連結する接続部
に、プラスチック製連結具8を配設する。連結具8に、
パイプ5の端部5aが挿入される筒状突部11を形成す
る。筒状突部11に、複数のスリット部14を形成して締付
部15を設ける。筒状突部11の外周には雄ねじ部12を設け
る。筒状突部11に挿入したパイプ5の端部5aを締付け
る袋ナット13を雄ねじ部12に螺着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は衣服ハンガーに関する。
【0002】
【従来の技術】
洋服等の衣服を吊り下げる衣服ハンガーとしては、金属製パイプを連結して組 立てたものが従来からあった。
【0003】 そして、各金属製パイプは、例えば、ボルト・ナット結合や溶接手段等にて連 結される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従って、従来の衣服ハンガーでは、組立て作業が面倒でかつ、溶接手段を用い るものでは、一旦組立てると、再度分解できず、嵩張り、出荷時の梱包及び運搬 に不便であった。
【0005】 また、ボルト・ナット結合にて組立てるものでは、小さな部品の点数が多くな り、在庫管理等が面倒であると共に、金属製パイプにボルトが挿入される孔を加 工する必要があり生産性に劣り、しかも、組立時に作業工具を必要としていた。
【0006】 そこで、本考案では、作業工具を使用することなく簡単に組立・分解でき、し かも、強度的にも優れると共に、部品点数を少なくできる衣服ハンガーを提供す ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本考案に係る一の衣服ハンガーは、金属製パイ プを相互に連結する接続部に、プラスチック製連結具を配設し、かつ、該連結具 の夫々には、上記パイプの端部を挿入する袋ナット締付部が複数個突設されてい るものである。この場合、スリットを有して縮径可能なスペーサを介してパイプ の端部を袋ナット締付部に挿入するも可能である。
【0008】 また、本考案に係る他の衣服ハンガーは、金属製パイプを相互に連結する連続 部に、プラスチック製連結具を配設し、かつ、夫々の該連結具に、上記パイプの 端部が挿入される筒状突部を複数個突出状にかつ連結具本体に一体形成すると共 に、該筒状突部には、複数のスリット部を形成して上記パイプの端部を締付ける 締付部を設け、さらに、上記筒状突部の外周には雄ねじ部を設けて、該筒状突部 に挿入した上記パイプの端部を締付ける袋ナットを上記雄ねじ部に螺着したもの である。この場合、スリットを有して縮径可能なスペーサに、金属製パイプの端 部を挿入すると共に、該スペーサを、プラスチック製連結具の筒状突部に挿入す るも可能である。
【0009】 また、本考案に係る別の衣服ハンガーは、大径の金属製パイプと該大径の金属 製パイプにスライド自在に挿入される小径の金属製パイプとからなる伸縮杆を備 えた衣服ハンガーに於て、一端側に上記大径のパイプの端部が挿入される大径部 を有すると共に他端側に上記小径のパイプが挿入される小径部を有する短筒体を 備え、かつ、該短筒体の大径部に複数のスリット部を形成して上記大径のパイプ の端部を締付ける第1締付部を設けると共に、上記短筒体の小径部に複数のスリ ット部を形成して上記小径のパイプを締付ける第2締付部を設け、さらに、上記 大径部の外周には第1雄ねじ部を設けて、該大径部に挿入した上記大径のパイプ の端部を締付ける第1袋ナットを上記第1雄ねじ部に螺着すると共に、上記小径 部の外周には第2雄ねじ部を設けて、該小径部に挿入した小径のパイプを締付け る第2袋ナットを上記第2雄ねじ部に螺着するものである。
【0010】
【作用】
筒状突部に金属製パイプの端部を挿入して、該筒状突部に外嵌状とされる袋ナ ットを、筒状突部の外周の雄ねじ部に螺合させれば、袋ナットが雄ねじ部に螺合 されることにより、複数のスリット部を形成してなる締付部が締付けられて縮径 し、これにより、締付部がパイプの端部に密着し、該パイプはプラスチック連結 具に連結される。
【0011】 従って、連結具は、パイプを相互に連結する接続部に配設されかつ筒状突部を 複数個有するので、複数のパイプをこの連結具を介して連結することができる。
【0012】 また、各パイプを連結する際には、パイプを連結具の筒状突部に挿入し、袋ナ ットを螺進させればよく、逆に、分解する際には、袋ナットを螺退させれば、締 付部が元の状態に戻り、パイプの端部への締付部の密着が解除され、パイプを筒 状突部から引き抜くことができるので、この衣服ハンガーの組立・分解を簡単に 行なうことができる。
【0013】 また、伸縮杆を備えた衣服ハンガーでは、短筒体の大径部に大径のパイプの端 部を挿入すると共に、該大径のパイプに挿入される小径のパイプを短筒体の小径 部に挿入して、短筒体の大径部の第1雄ねじ部に第1袋ナットを螺合すると共に 、短筒体の小径部の第2雄ねじ部に第2袋ナットを螺合すれば、第1締付部及び 第2締付部が夫々縮径し、これにより、第1締付部が大径のパイプの端部に密着 すると共に、第2締付部が小径のパイプに密着し、小径のパイプは、その位置に 保持される。
【0014】 そして、第2袋ナットを螺退させれば、小径のパイプへの第2締付部の密着が 解除され、小径のパイプは、大径のパイプに対してスライド自在となる。従って 、該小径のパイプを所望の位置に停止させた後、再び第2袋ナットを螺進させれ ば、第2締付部が小径のパイプに密着し、該小径のパイプは変更した位置に保持 される。また、スペーサを使用すれば、この連結具では不可能であった小径のパ イプも連結することができる。
【0015】
【実施例】
以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を詳説する。
【0016】 図4と図5は本考案に係る衣服ハンガーを示し、このハンガーは、上下横杆1 ,2と左右縦杆3,4と、を備え、上下横杆1,2は金属製パイプ5からなり、 左右縦杆3,4は、夫々、大径の金属製パイプ5と小径の金属製パイプ5とから なる伸縮杆6とされる。
【0017】 しかして、金属製パイプ5,5を相互に連結する接続部7…に、プラスチック 製連結具8…が配設され、この連結具8には、パイプ5の端部5a(図1参照) を挿入する袋ナット締付部9…が設けられ、これにより、パイプ5,5は連結さ れる。
【0018】 袋ナット締付部9は、図1に示すように、連結具本体10から一体形成される筒 状突部11と、該筒状突部11の外周に設けられた雄ねじ部12に螺着される袋ナット 13と、からなる。
【0019】 即ち、筒状突部11には、先端に開口する複数の長手方向のスリット部14…が形 成され、これにより、パイプ5の端部5aを締付ける締付部15が設けられる。な お、スリット部14は実施例では、図3に示すように、周方向に沿って90°ピッチ に設けた。また、締付部15の外周面は、先端に向かって順次縮径するテーパ面と される。
【0020】 また、袋ナット13は、内周面の略中央部に雌ねじ部17が形成されたプラスチッ ク製短筒体からなり、その先端開口部の内周面が、先端に向かって順次縮径する テーパ面部18とされている。
【0021】 ところで、筒状突部11の内径寸法Aは、挿入される金属製パイプ5の外径寸法 Dより僅かに大きく設定され、また、袋ナット13のテーパ面部18の先端の開口径 Bが該金属製パイプ5の外径寸法Dより僅かに大きく設定される。
【0022】 そして、袋ナット13の雌ねじ部17は筒状突部11の雄ねじ部12に螺合し、図2に 示すように、雌ねじ部17を雄ねじ部12に対して矢印Cの如く螺進させてゆけば、 袋ナット13のテーパ面部18が、締付部15を図2と図3の矢印Eに示すように、内 径方向へ押圧し、各スリット部14の先端側が順次縮小することにより、締付部15 が縮径する。これにより、該締付部15は、筒状突部11に挿入されるパイプ5の端 部5aに密着する。
【0023】 従って、図2に示すように、金属製パイプ5の端部5aを挿入して、袋ナット 13を筒状突部11の雄ねじ部12に螺合させれば、該パイプ5はこの連結具8に連結 される。また、図2に示す状態から袋ナット13を螺退させれば、該袋ナット13が 矢印F方向に移動し、これにより、締付部15のパイプ5への押圧が解除され、該 パイプ5をこの筒状突部11から引き抜くことができる。
【0024】 ところで、上横杆1と左右縦杆3,4とを連結する連結具8は、図4に示すよ うに、短筒状の連結具本体10(この連結具本体10を(イ)の連結具本体10と呼ぶ )と、該連結具本体10の外方開口部を施蓋する施蓋部19と、を備え、該本体10の 内端部、及び該本体10の周壁から上述の筒状突部11が突出状に一体形成される。
【0025】 また、下横杆2と左右縦杆3,4とを連結する連結具8は、図5と図6に示す ように、断面倒立U字状の連結具本体10(この連結具本体10を(ロ)の連結具本 体10と呼ぶ)を備え、該本体10の上面22中央部、及び内面23中央部から上述の筒 状突部11が突出状に一体形成される。
【0026】 即ち、図6に示すように、倒立U字状の連結具本体10には、上部が突出する有 底円筒部20が一体挿入され、この円筒部20の突出部をもって袋ナット締付部9の 筒状突部11とされる。従って、この円筒部20に挿入された金属製パイプ5の端面 は円筒部20の底壁21に載置される。また、本体10の内面23中央部から突設される 筒状突部11にも金属製パイプ5が挿入されるが、この金属製パイプ5は、その端 面が、該内面23に当接した状態でこの筒状突部11に挿入保持される。
【0027】 ところで、(ロ)の連結具本体10の下面には、図4と図5に示すように、一対 のキャスタ24,24が付設され、この衣服ハンガーは移動可能とされる。
【0028】 次に、伸縮杆6は、図4と図5に示すように、上述の如く、大径のパイプ5と この大径のパイプ5((ハ)のパイプ)にスライド自在に挿入される小径のパイ プ5((ニ)のパイプ)とからなるが、プラスチック製の短筒体26と、該短筒体 26に螺合するプラスチック製の第1・第2袋ナット27,28と、を備えた袋ナット 締付具29にて、小径のパイプ5は大径のパイプ5に対して所定高さ位置に保持さ れる。
【0029】 短筒体26は、図7に示すように、一端側に大径のパイプ5の端部5aが挿入さ れる大径部26aを有すると共に、他端側に小径のパイプ5が挿入される小径部26 bを有する。
【0030】 即ち、大径部26aの内径寸法d1 は、大径のパイプ5の外径寸法D1 より僅か に大きく設定され、小径部26bの内径寸法d2 は小径のパイプ5の外径寸法D2 より僅かに大きく設定される。
【0031】 従って、図7に示すように、大径のパイプ5(つまり、(ハ)のパイプ5)は 、短筒体26の大径部26aにその端面が該短筒体26の段付面30に当接するまで挿入 可能である。また、小径のパイプ5(つまり、(ニ)のパイプ5)は、短筒体26 の小径部26aに挿入されると共に、段付面30に当接するまで短筒体26の大径部26 aに挿入された大径のパイプ5にスライド自在に挿入される。
【0032】 また、短筒体26の大径部26aには、端面に開口する複数の長手方向のスリット 部31…が形成され、これにより、大径のパイプ5の端部5aを締付ける第1締付 部32が設けられる。なお、この実施例では、スリット部31は、上述のスリット部 14と同様、周方向に沿って90°ピッチに設けた。また、第1締付部32の外周面は 開口端に向かって順次縮径するテーパ面とされる。
【0033】 そして、大径部26aの外周には、第1雄ねじ部33が設けられ、この第1雄ねじ 部33に、第1袋ナット27が螺合する。
【0034】 即ち、袋ナット27は、袋ナット13と同様、内周面の略中央部に雌ねじ部34が形 成されたプラスチック製短筒体からなり、その先端開口部の内周面が、先端に向 かって順次縮径するテーパ面部35とされる。また、第1袋ナット27のテーパ面部 35の先端の開口径B1 が大径のパイプ5の外径寸法D1 より僅かに大きく設定さ れる。
【0035】 従って、図7に示すように、大径のパイプ5の端部5aに短筒体26の大径部26 aに挿入して、このパイプ5に外嵌される第1袋ナット27を第1雄ねじ部33に螺 合させれば、袋ナット27のテーパ面部35が、第1締付部32を内径方向へ押圧し、 各スリット部31の先端側が順次縮小することにより、締付部32が縮径し、これに より、締付部32は、このパイプ5に密着し、このパイプ5はこの短筒体26に連結 される。この図7に示す状態から、第1袋ナット27を螺退させれば、第1袋ナッ ト27が下方へ移動し、これにより、締付部32のパイプ5への押圧が解除され、該 パイプ5をこの短筒体26から引き抜くことができる。
【0036】 また、短筒体26の小径部26bには、大径部26aと同様の長手方向のスリット部 36…が形成され、これにより、小径のパイプ5を締付ける第2締付部37が設けら れると共に、小径部26bの外周には、第2雄ねじ部38が設けられ、この第2雄ね じ部38に第2袋ナット28が螺合する。
【0037】 そして、第2袋ナット28は、第1袋ナット27と同様、内周面の略中央部に雌ね じ部39が形成されたプラスチック短筒体からなり、その先端開口部の内周面が先 端に向かって順次縮径するテーパ面部40とされる。また、第2袋ナット28のテー パ面部40の先端の開口径B2 が小径のパイプ5の外径寸法D2 より僅かに大きく 設定される。
【0038】 従って、図7に示すように、短筒体26の大径部26aに挿入された大径のパイプ 5に短筒体26の小径部26bを介して小径のパイプ5を挿入して、この小径のパイ プ5に外嵌される第2袋ナット28を第2雄ねじ部38に螺合させれば、袋ナット28 のテーパ面部40が、第2締付部37を内径方向へ押圧し、各スリット部36…の先端 側が順次縮小することにより、締付部37が縮径し、これにより、締付部37はこの パイプ5に密着し、このパイプ5は短筒体26に連結され、小径のパイプ5がその 位置で保持される。
【0039】 そして、この図7に示す状態から、第2袋ナット28を螺退させれば、第2袋ナ ット28が上方へ移動し、これにより、締付部37の小径のパイプ5への押圧が解除 され、該小径のパイプ5を大径のパイプ5に対してスライド自在となる。
【0040】 即ち、第2袋ナット28を緩めれば、小径のパイプ5がスライド自在となり、該 小径のパイプ5を所定位置にスライドさせ、その状態で、第2袋ナット28を締付 ければ、該小径のパイプ5はその位置で保持させることができるので、伸縮杆6 の全体の長さ寸法を簡単かつ確実にしかも所望の寸法に変更することができる。
【0041】 従って、上述の如く構成された衣服ハンガーによれば、図4と図5に示すよう に組立状態において、(イ)(イ)の袋ナット締付部9,9の伸縮杆6,6を連 結するための袋ナット13,13を緩めれば、伸縮杆6,6から(イ)(イ)の連結 具本体10,10を引き抜くことができ、(イ)(イ)の上横杆1を連結するための 袋ナット13,13を緩めれば、上横杆1から(イ)(イ)の連結具本体10,10を引 き抜くことができる。
【0042】 また、同様に、(ロ)(ロ)の袋ナット13…を緩めれば、この連結具本体10, 10から左右の伸縮杆6,6及び下横杆2を引き抜くことができる。
【0043】 さらに、伸縮杆6において、第1・第2袋ナット27,28を緩めれば、大径のパ イプ5及び小径のパイプ5を、この連結具本体10,10から引き抜くことができる 。
【0044】 即ち、図4と図5の組立状態から、袋ナット13…及び第1・第2袋ナット27, 28…を緩めれば、簡単に分解することができる。
【0045】 また、逆に、分解状態からは、上下横杆1,2及び伸縮杆6を構成する金属製 パイプ5…を、(イ)(ロ)の連結具本体10及び短筒体26に挿入させ、袋ナット 13及び第1・第2袋ナット27,28を締付ければ、簡単かつ確実に図4と図5に示 す組立状態とすることができる。
【0046】 しかして、筒状突部11の内径寸法Aに対して、金属製パイプ5の外径寸法Dが 小である場合、図8と図9に示すように、プラスチック製スペーサ41を、該筒状 突部11に挿入すればよい。
【0047】 このスペーサ41は、筒状突部11に挿脱自在に挿入される短円筒状の本体部41a と、本体部41aの一端面に連設される外鍔部41bと、からなり、該外鍔部41b及 び本体部41aには、長手方向の複数のスリット42…が形成される。
【0048】 そして、スリット42は、筒状突部11のスリット部14と同様、周方向に沿って例 えば、90°ピッチに設けられる。従って、このスペーサ41は、外鍔部41b側が内 径方向へ押圧されることにより、縮径が可能とされる。
【0049】 従って、連結すべき金属製パイプ5の外径寸法D0 より僅かに大きい内径寸法 Hを有すると共に、外径寸法D3 が筒状突部11の内径寸法Aより僅かに小である スペーサ42を、筒状突部11に、その外鍔部41bが該筒状突部11の端面に当接する まで挿入し、図9に示すように、袋ナット13を、筒状突部11の雌ねじ17に螺合さ せれば、この袋ナット13のテーパ面部18が矢印Eの如く、筒状突部11を押圧して 縮径し、これにより、スペーサ41の外鍔部41b側が縮径して、このスペーサ41の 外鍔部41b側は金属製パイプ5の外周面に密着し、該金属製パイプ5がこの連結 具本体10に連結される。
【0050】 即ち、このスペーサ41を省略すれば、仮想線で示すように、外径寸法D0 より 大径の外径寸法Dであるパイプ5を連結することができることになる。
【0051】 次に、図10は他の実施例を示し、この場合、上下横杆1,2に伸縮杆が使用さ れている。この伸縮杆は、縦杆に使用される伸縮杆6と同様、大径の金属製パイ プ5と、小径の金属製パイプ5と、大径の金属製パイプ5の大径のパイプ5と小 径のパイプ5とを連結する袋ナット締付具29と、からなるので、その詳説を省略 する。
【0052】 従って、この衣服ハンガーでは、上下高さを変更することができると共に左右 の幅寸法を変更することができる。
【0053】 なお、本考案は上述の実施例に限定されず本考案の要旨を逸脱しない範囲で設 計変更自由であり、例えば、袋ナット締付部9の筒状突部11を3個以上設け、こ れにより、一の連結具本体10に3本以上の金属製パイプ5を連結するようにする も自由である。
【0054】 また、筒状突部11に設けられるスリット部14、短筒体26の大径部26aに設けら れるスリット部31、短筒部26の小径部26bに設けられるスリット部36、及びスペ ーサ41のスリット42の数は4本に限らず、袋ナット13等による締付けにて縮径す る範囲において増減可能であり、また、各スリット部14,31,36及びスリット42 の長さ寸法、幅寸法等も、上述のように縮径可能範囲において変更することがで きる。
【0055】
【考案の効果】 本考案は上述の如く構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0056】 作業工具を使用することなく簡単に組立・分解でき、しかも強度的にも優 れる。
【0057】 全体の部品点数が少なく、在庫管理等が容易である。
【0058】 パイプにボルト挿入用孔を加工する孔加工、及びパイプを折曲げる曲げ加 工等を行なう必要がなく、生産性に優れる。
【0059】 分解状態にて、梱包及び運搬することができ、出荷作業が容易に行なうこ とができ、また、一旦、組立てた後、再び分解することができるので、不使用時 には、分解して保管することができ、邪魔にならない。
【0060】 スペーサ41を使用すれば、小径の金属製パイプ5も連結することができる ので、プラスチック製連結具8や袋ナット13を変更することなく小径のパイプ5 にも使用することができ、プラスチック製部品の共通化を図ってコストの低減を 図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す要部分解正面図であ
る。
【図2】連結状態を示す要部正面図である。
【図3】筒状突部の断面図である。
【図4】全体の簡略正面図である。
【図5】全体の簡略側面図である。
【図6】要部断面図である。
【図7】要部一部断面正面図である。
【図8】スペーサを使用した衣服ハンガーの要部分解正
面図である。
【図9】スペーサを使用した衣服ハンガーの連結状態を
示す要部正面図である。
【図10】他の実施例を示す簡略正面図である。
【符号の説明】
5 金属製パイプ 5a 端部 7 接続部 8 連結具 9 袋ナット締付部 10 連結具本体 11 筒状突部 12 雄ねじ部 13 袋ナット 14 スリット部 15 締付部 17 雌ねじ部 26 短筒体 26a 大径部 26b 小径部 27 第1袋ナット 28 第2袋ナット 31 スリット部 32 第1締付部 33 第1雄ねじ部 36 スリット部 37 第2締付部 38 第2雄ねじ部 41 スペーサ 42 スリット

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製パイプ5,5を相互に連結する接
    続部7に、プラスチック製連結具8を配設し、かつ、該
    連結具8の夫々には、上記パイプ5の端部5aを挿入す
    る袋ナット締付部9…が複数個突設されていることを特
    徴とする衣服ハンガー。
  2. 【請求項2】 スリット42を有して縮径可能なスペーサ
    41を介してパイプ5の端部5aを袋ナット締付部9に挿
    入する請求項1記載の衣服ハンガー。
  3. 【請求項3】 金属製パイプ5,5を相互に連結する連
    続部7に、プラスチック製連結具8を配設し、かつ、夫
    々の該連結具8,8に、上記パイプ5の端部5aが挿入
    される筒状突部11を複数個突出状にかつ連結具本体10に
    一体形成すると共に、該筒状突部11には、複数のスリッ
    ト部14…を形成して上記パイプ5の端部5aを締付ける
    締付部15を設け、さらに、上記筒状突部11の外周には雄
    ねじ部12を設けて、該筒状突部11に挿入した上記パイプ
    5の端部5aを締付ける袋ナット13を上記雄ねじ部12に
    螺着したことを特徴とする衣服ハンガー。
  4. 【請求項4】 スリット42を有して縮径可能なスペーサ
    41に、金属製パイプ5の端部5aを挿入すると共に、該
    スペーサ41を、プラスチック製連結具8の筒状突部11に
    挿入する請求項3記載の衣服ハンガー。
  5. 【請求項5】 大径の金属製パイプ5と該大径の金属製
    パイプ5にスライド自在に挿入される小径の金属製パイ
    プ5とからなる伸縮杆6を備えた衣服ハンガーに於て、
    一端側に上記大径のパイプ5の端部5aが挿入される大
    径部26aを有すると共に他端側に上記小径のパイプ5が
    挿入される小径部26bを有する短筒体26を備え、かつ、
    該短筒体26の大径部26aに複数のスリット部31…を形成
    して上記大径のパイプ5の端部5aを締付ける第1締付
    部32を設けると共に、上記短筒体26の小径部26bに複数
    のスリット部36…を形成して上記小径のパイプ5を締付
    ける第2締付部37を設け、さらに、上記大径部26aの外
    周には第1雄ねじ部33を設けて、該大径部26aに挿入し
    た上記大径のパイプ5の端部5aを締付ける第1袋ナッ
    ト27を上記第1雄ねじ部33に螺着すると共に、上記小径
    部26bの外周には第2雄ねじ部38を設けて、該小径部26
    bに挿入した小径のパイプ5を締付ける第2袋ナット28
    を上記第2雄ねじ部38に螺着することを特徴とする衣服
    ハンガー。
JP7187993U 1993-12-10 1993-12-10 衣服ハンガー Pending JPH0733169U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002034764A (ja) * 2000-07-28 2002-02-05 Kojima Iryo:Kk ハンガーラック
JP2015097955A (ja) * 2015-03-05 2015-05-28 アロン化成株式会社 浴槽用手摺り

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JP2002034764A (ja) * 2000-07-28 2002-02-05 Kojima Iryo:Kk ハンガーラック
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