JPH07329549A - 車両用空調装置 - Google Patents
車両用空調装置Info
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- JPH07329549A JPH07329549A JP6125459A JP12545994A JPH07329549A JP H07329549 A JPH07329549 A JP H07329549A JP 6125459 A JP6125459 A JP 6125459A JP 12545994 A JP12545994 A JP 12545994A JP H07329549 A JPH07329549 A JP H07329549A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerant
- evaporator
- expansion valve
- air
- outlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2341/00—Details of ejectors not being used as compression device; Details of flow restrictors or expansion valves
- F25B2341/06—Details of flow restrictors or expansion valves
- F25B2341/068—Expansion valves combined with a sensor
- F25B2341/0683—Expansion valves combined with a sensor the sensor is disposed in the suction line and influenced by the temperature or the pressure of the suction gas
Abstract
(57)【要約】
【目的】エキスパンションバルブや配管による通風抵抗
をなくすとともに、エキスパンションバルブのみの脱着
が可能な車両用空調装置を得る。 【構成】液冷媒を断熱膨張させる膨張弁２００と、この
膨張弁２００により断熱膨張した冷媒が空気と熱交換す
る蒸発器１００とを有し、蒸発器１００の前面より空気
が取り入れられて当該空気と熱交換した後、蒸発器１０
０の後面に配置されたエアダクトより冷却された空気を
車室内に送風する車両用空調装置であって、蒸発器１０
０の側面に配置された蒸発器ケース１７０より突出して
冷媒の導入口１５０と冷媒の送出口１６０とが配設され
ており、膨張弁２００を介して配管ブロック３００に組
み付けられた液冷媒供給用配管３１０と冷媒流出用配管
３２０とを接続する。
をなくすとともに、エキスパンションバルブのみの脱着
が可能な車両用空調装置を得る。 【構成】液冷媒を断熱膨張させる膨張弁２００と、この
膨張弁２００により断熱膨張した冷媒が空気と熱交換す
る蒸発器１００とを有し、蒸発器１００の前面より空気
が取り入れられて当該空気と熱交換した後、蒸発器１０
０の後面に配置されたエアダクトより冷却された空気を
車室内に送風する車両用空調装置であって、蒸発器１０
０の側面に配置された蒸発器ケース１７０より突出して
冷媒の導入口１５０と冷媒の送出口１６０とが配設され
ており、膨張弁２００を介して配管ブロック３００に組
み付けられた液冷媒供給用配管３１０と冷媒流出用配管
３２０とを接続する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用空調装置に係
り、特に、膨張弁および蒸発器に接続される接続配管お
よび膨張弁の配置構造に関するものである。
り、特に、膨張弁および蒸発器に接続される接続配管お
よび膨張弁の配置構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】自動車用空気調和装置（車両用空調装
置）等に用いられる冷凍サイクルシステムは、例えば、
圧縮器、凝縮器、受液器（レシーバ）、膨張弁（減圧手
段）、蒸発器等よりなる密閉回路で構成されている。そ
して、この密閉回路内で冷媒を循環させて室内空気と蒸
発器とで熱交換を行い、車室内を冷却するものである。
即ち、膨張弁を通り断熱膨張した冷媒は、気体と液体と
の二相流の状態となって蒸発器に入り、この蒸発器にお
いて、外部より熱を吸収して気化（蒸発）し、等温膨張
を続けて車室内空気の冷却作用を果たすものである。そ
して、過熱蒸気となって圧縮器に吸入されるものであ
る。
置）等に用いられる冷凍サイクルシステムは、例えば、
圧縮器、凝縮器、受液器（レシーバ）、膨張弁（減圧手
段）、蒸発器等よりなる密閉回路で構成されている。そ
して、この密閉回路内で冷媒を循環させて室内空気と蒸
発器とで熱交換を行い、車室内を冷却するものである。
即ち、膨張弁を通り断熱膨張した冷媒は、気体と液体と
の二相流の状態となって蒸発器に入り、この蒸発器にお
いて、外部より熱を吸収して気化（蒸発）し、等温膨張
を続けて車室内空気の冷却作用を果たすものである。そ
して、過熱蒸気となって圧縮器に吸入されるものであ
る。
【０００３】このような車両用空調装置においては、通
常、蒸発器（エバポレータ）に取り付けられる膨張弁
（エキスパンションバルブ）は図４に示されるように、
蒸発器の前面に取り付けられている。即ち、この図４に
おいて、ダッシュ貫通ブロックジョイント１６に組み付
けられたリキッドチューブ１１より供給される液冷媒は
エキスパンションバルブ１２を通過することにより、断
熱膨張し、エバポレータブロックジョイント１４に組み
付けられたディスチャージチューブ１３を介して、気体
と液体との二相流の状態となってエバポレータ１０に流
入する。このエバポレータ１０に流入した冷媒は室内空
気と熱交換した後、エバポレータブロックジョイント１
４に組み付けられたサクションチューブ１５を介して、
図示しない圧縮器に流入する。なお、エキスパンション
バルブ１２とサクションチューブ１５とは外均管１７を
介して接続されており、またサクションチューブ１５の
下部には感温筒１８が配置されている。
常、蒸発器（エバポレータ）に取り付けられる膨張弁
（エキスパンションバルブ）は図４に示されるように、
蒸発器の前面に取り付けられている。即ち、この図４に
おいて、ダッシュ貫通ブロックジョイント１６に組み付
けられたリキッドチューブ１１より供給される液冷媒は
エキスパンションバルブ１２を通過することにより、断
熱膨張し、エバポレータブロックジョイント１４に組み
付けられたディスチャージチューブ１３を介して、気体
と液体との二相流の状態となってエバポレータ１０に流
入する。このエバポレータ１０に流入した冷媒は室内空
気と熱交換した後、エバポレータブロックジョイント１
４に組み付けられたサクションチューブ１５を介して、
図示しない圧縮器に流入する。なお、エキスパンション
バルブ１２とサクションチューブ１５とは外均管１７を
介して接続されており、またサクションチューブ１５の
下部には感温筒１８が配置されている。
【０００４】また、１９８３年１０月２０日発行の日本
電装公開技報３２−１１４号においては、図５に示され
るように、エバポレータ４のケース６の外面にエキスパ
ンションバルブ１を配置し、このエキスパンションバル
ブ１と液冷媒の供給路となるリキッドチューブ７とを接
続し、エバポレータ４の入り口に固定絞り部３を設け、
この固定絞り部３とエキスパンションバルブ１とを断熱
性の高いゴムホースや樹脂成形したカラー２等で接続
し、エバポレータ４からの冷媒の出口はサクションチュ
ーブ８に接続し、エキスパンションバルブ１とサクショ
ンチューブ８とは外均管９とで接続されている。
電装公開技報３２−１１４号においては、図５に示され
るように、エバポレータ４のケース６の外面にエキスパ
ンションバルブ１を配置し、このエキスパンションバル
ブ１と液冷媒の供給路となるリキッドチューブ７とを接
続し、エバポレータ４の入り口に固定絞り部３を設け、
この固定絞り部３とエキスパンションバルブ１とを断熱
性の高いゴムホースや樹脂成形したカラー２等で接続
し、エバポレータ４からの冷媒の出口はサクションチュ
ーブ８に接続し、エキスパンションバルブ１とサクショ
ンチューブ８とは外均管９とで接続されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図４に
示されるように、エキスパンションバルブ１２をエバポ
レータ１０の前面に取り付けた場合、エキスパンション
バルブ１２は通風路内に設置されているので、エキスパ
ンションバルブ１２および各接続配管等により空気の流
れが阻止されて通風抵抗が大きくなり、冷房能力が低下
するという問題を生じる。また、通風路内にエキスパン
ションバルブ１２が設置されているため、エキスパンシ
ョンバルブ１２を脱着する場合に、エバポレータ１０の
ケース２０も脱着しなければならないという問題も生じ
る。
示されるように、エキスパンションバルブ１２をエバポ
レータ１０の前面に取り付けた場合、エキスパンション
バルブ１２は通風路内に設置されているので、エキスパ
ンションバルブ１２および各接続配管等により空気の流
れが阻止されて通風抵抗が大きくなり、冷房能力が低下
するという問題を生じる。また、通風路内にエキスパン
ションバルブ１２が設置されているため、エキスパンシ
ョンバルブ１２を脱着する場合に、エバポレータ１０の
ケース２０も脱着しなければならないという問題も生じ
る。
【０００６】また、図５に示されるように、エバポレー
タ４のケース６の外面にエキスパンションバルブ１を配
置した場合、通風抵抗は小さくなるが、エキスパンショ
ンバルブ１と液冷媒の供給路となるリキッドチューブ７
とを接続し、エバポレータ４の入り口に固定絞り部３を
設け、この固定絞り部３とエキスパンションバルブ１と
をカラー２で接続し、エバポレータ４からの冷媒の出口
はサクションチューブ８に接続し、エキスパンションバ
ルブ１とサクションチューブ８とを外均管９とで接続し
ているため、接続箇所が多くなって、エキスパンション
バルブ１を脱着する場合に、脱着箇所が多くなって脱着
の作業性が悪くなるという問題が生じる。 そこで、本
発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、エキス
パンションバルブや配管による通風抵抗をなくすととも
に、エキスパンションバルブのみの脱着が可能な車両用
空調装置を提供することを目的とするものである。
タ４のケース６の外面にエキスパンションバルブ１を配
置した場合、通風抵抗は小さくなるが、エキスパンショ
ンバルブ１と液冷媒の供給路となるリキッドチューブ７
とを接続し、エバポレータ４の入り口に固定絞り部３を
設け、この固定絞り部３とエキスパンションバルブ１と
をカラー２で接続し、エバポレータ４からの冷媒の出口
はサクションチューブ８に接続し、エキスパンションバ
ルブ１とサクションチューブ８とを外均管９とで接続し
ているため、接続箇所が多くなって、エキスパンション
バルブ１を脱着する場合に、脱着箇所が多くなって脱着
の作業性が悪くなるという問題が生じる。 そこで、本
発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、エキス
パンションバルブや配管による通風抵抗をなくすととも
に、エキスパンションバルブのみの脱着が可能な車両用
空調装置を提供することを目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、液冷媒を断熱
膨張させる膨張弁と、この膨張弁により断熱膨張した冷
媒が空気と熱交換する蒸発器とを有し、この蒸発器の前
面より空気が取り入れられて当該空気と熱交換した後、
蒸発器の後面に配置されたエアダクトより冷却された空
気を車室内に送風する車両用空調装置であって、本発明
の第１の構成上の特徴は、蒸発器の側面に配置された蒸
発器ケースより突出して冷媒の導入口と冷媒の送出口と
を配設し、膨張弁を介して配管ブロックに組み付けられ
た液冷媒供給用配管と冷媒流出用配管とを接続したこと
にある。
膨張させる膨張弁と、この膨張弁により断熱膨張した冷
媒が空気と熱交換する蒸発器とを有し、この蒸発器の前
面より空気が取り入れられて当該空気と熱交換した後、
蒸発器の後面に配置されたエアダクトより冷却された空
気を車室内に送風する車両用空調装置であって、本発明
の第１の構成上の特徴は、蒸発器の側面に配置された蒸
発器ケースより突出して冷媒の導入口と冷媒の送出口と
を配設し、膨張弁を介して配管ブロックに組み付けられ
た液冷媒供給用配管と冷媒流出用配管とを接続したこと
にある。
【０００８】また、本発明の第２の構成上の特徴は、蒸
発器の側面に冷媒の導入口と冷媒の送出口とを有するジ
ョイントブロックを配設するとともに、当該ジョイント
ブロックの少なくとも冷媒の導入口と冷媒の送出口とは
蒸発器ケースより突出して配設し、膨張弁に液冷媒供給
用の冷媒の導入口と、当該膨張弁により断熱膨張した冷
媒の送出口と、蒸発器により室内空気と熱交換した後の
冷媒の導入口および送出口とを配設し、膨張弁に配設さ
れた断熱膨張した冷媒の送出口と熱交換した後の冷媒の
導入口とをジョイントブロックに配設された冷媒の導入
口と冷媒の送出口とにそれぞれ嵌合させるとともに、配
管ブロックに組み付けられた液冷媒供給用配管と冷媒流
出用配管とを膨張弁に配設された液冷媒供給用の冷媒の
導入口と熱交換した後の冷媒の送出口とにそれぞれ接続
したことにある。
発器の側面に冷媒の導入口と冷媒の送出口とを有するジ
ョイントブロックを配設するとともに、当該ジョイント
ブロックの少なくとも冷媒の導入口と冷媒の送出口とは
蒸発器ケースより突出して配設し、膨張弁に液冷媒供給
用の冷媒の導入口と、当該膨張弁により断熱膨張した冷
媒の送出口と、蒸発器により室内空気と熱交換した後の
冷媒の導入口および送出口とを配設し、膨張弁に配設さ
れた断熱膨張した冷媒の送出口と熱交換した後の冷媒の
導入口とをジョイントブロックに配設された冷媒の導入
口と冷媒の送出口とにそれぞれ嵌合させるとともに、配
管ブロックに組み付けられた液冷媒供給用配管と冷媒流
出用配管とを膨張弁に配設された液冷媒供給用の冷媒の
導入口と熱交換した後の冷媒の送出口とにそれぞれ接続
したことにある。
【０００９】
【発明の作用・効果】上記のように構成した本発明にお
いては、膨張弁や配管が蒸発器の側面に配置されるの
で、膨張弁や配管による通風抵抗をなくすことができる
ようになり、蒸発器の冷却能力が向上するという格別の
効果を奏する。また、膨張弁は配管ブロックに組み付け
られた液冷媒供給用配管と冷媒流出用配管とを、蒸発器
ケースより突出して配設された冷媒の導入口と冷媒の送
出口とにそれぞれ接続するだけの簡単な構造であるの
で、膨張弁の脱着が容易になり、この種車両用空調装置
の保守の際の作業性が向上するという格別の効果を奏す
る。
いては、膨張弁や配管が蒸発器の側面に配置されるの
で、膨張弁や配管による通風抵抗をなくすことができる
ようになり、蒸発器の冷却能力が向上するという格別の
効果を奏する。また、膨張弁は配管ブロックに組み付け
られた液冷媒供給用配管と冷媒流出用配管とを、蒸発器
ケースより突出して配設された冷媒の導入口と冷媒の送
出口とにそれぞれ接続するだけの簡単な構造であるの
で、膨張弁の脱着が容易になり、この種車両用空調装置
の保守の際の作業性が向上するという格別の効果を奏す
る。
【００１０】
【実施例】ついで、本発明の一実施例を図に基づいて説
明する。図１は本発明の一実施例を示す全体構成図であ
り、図２は図１の要部を拡大した図である。この図１、
２において、蒸発器１００は、冷凍サイクルの配管に接
続され、膨張弁２００から流出した冷媒の導入および気
化後の冷媒を蒸発器１００の外に送出するための接続部
となるジョイントブロック１４０と、冷媒間で熱交換さ
せる熱交換部１２０と、冷媒と室内空気とを熱交換させ
る冷媒蒸発部１３０とから構成されている。この蒸発器
１００の一側面上部にはジョイントブロック１４０が固
着されている。
明する。図１は本発明の一実施例を示す全体構成図であ
り、図２は図１の要部を拡大した図である。この図１、
２において、蒸発器１００は、冷凍サイクルの配管に接
続され、膨張弁２００から流出した冷媒の導入および気
化後の冷媒を蒸発器１００の外に送出するための接続部
となるジョイントブロック１４０と、冷媒間で熱交換さ
せる熱交換部１２０と、冷媒と室内空気とを熱交換させ
る冷媒蒸発部１３０とから構成されている。この蒸発器
１００の一側面上部にはジョイントブロック１４０が固
着されている。
【００１１】ジョイントブロック１４０には、膨張弁２
００から流出した二相状態の冷媒の入り口となる二相冷
媒導入口１５０および気化後の冷媒を蒸発器１００の外
に送出する気化冷媒送出口１６０が設けられている。二
相冷媒導入口１５０および気化冷媒送出口１６０は蒸発
器ケース１７０より突出するように配置されており、こ
れらの二相冷媒導入口１５０および気化冷媒送出口１６
０のそれぞれの外径寸法は、後述する膨張弁２００に設
けられた二相冷媒送出口２２０および気化冷媒導入口２
３０のそれぞれの内径寸法とほぼ同様な寸法とされてい
る。また、このジョイントブロック１４０には、ボルト
４００を螺合するためのボルト穴（図示せず）が搾設さ
れている。
００から流出した二相状態の冷媒の入り口となる二相冷
媒導入口１５０および気化後の冷媒を蒸発器１００の外
に送出する気化冷媒送出口１６０が設けられている。二
相冷媒導入口１５０および気化冷媒送出口１６０は蒸発
器ケース１７０より突出するように配置されており、こ
れらの二相冷媒導入口１５０および気化冷媒送出口１６
０のそれぞれの外径寸法は、後述する膨張弁２００に設
けられた二相冷媒送出口２２０および気化冷媒導入口２
３０のそれぞれの内径寸法とほぼ同様な寸法とされてい
る。また、このジョイントブロック１４０には、ボルト
４００を螺合するためのボルト穴（図示せず）が搾設さ
れている。
【００１２】膨張弁２００は、冷凍サイクルの配管に接
続されて冷凍サイクルの配管から供給される液冷媒を導
入する液冷媒導入口２１０と、この液冷媒導入口２１０
より流入した液冷媒が膨張弁２００の作用により断熱膨
張して二相状態の冷媒となり、この二相状態の冷媒をジ
ョイントブロック１４０の二相冷媒導入口１５０に導入
するための出口となる二相冷媒送出口２２０とが設けら
れている。また、この膨張弁２００には、蒸発器１００
により気化された後の気化冷媒を気化冷媒送出口１６０
より膨張弁２００に導入する気化冷媒導入口２３０と、
この気化冷媒導入口２３０より導入された気化冷媒が膨
張弁２００を通過して圧縮器（図示せず）に導入するた
めの送出口となる気化冷媒送出口２４０とが設けられて
いる。
続されて冷凍サイクルの配管から供給される液冷媒を導
入する液冷媒導入口２１０と、この液冷媒導入口２１０
より流入した液冷媒が膨張弁２００の作用により断熱膨
張して二相状態の冷媒となり、この二相状態の冷媒をジ
ョイントブロック１４０の二相冷媒導入口１５０に導入
するための出口となる二相冷媒送出口２２０とが設けら
れている。また、この膨張弁２００には、蒸発器１００
により気化された後の気化冷媒を気化冷媒送出口１６０
より膨張弁２００に導入する気化冷媒導入口２３０と、
この気化冷媒導入口２３０より導入された気化冷媒が膨
張弁２００を通過して圧縮器（図示せず）に導入するた
めの送出口となる気化冷媒送出口２４０とが設けられて
いる。
【００１３】なお、これらの二相冷媒送出口２２０およ
び気化冷媒導入口２３０のそれぞれの内径寸法は、ジョ
イントブロック１４０に設けられた二相冷媒導入口１５
０および気化冷媒送出口１６０のそれぞれの外径寸法と
ほぼ同様な寸法とされている。また、液冷媒導入口２１
０および気化冷媒送出口２４０のそれぞれの内径寸法
は、後述する配管ブロック３００に配置されたリキッド
チューブ端部３１２およびサクションチューブ端部３２
２のそれぞれの外径寸法とほぼ同様な寸法とされてい
る。また、この膨張弁２００には、ボルト４００が貫通
するためのボルト穴２５０、２６０が搾設されている。
び気化冷媒導入口２３０のそれぞれの内径寸法は、ジョ
イントブロック１４０に設けられた二相冷媒導入口１５
０および気化冷媒送出口１６０のそれぞれの外径寸法と
ほぼ同様な寸法とされている。また、液冷媒導入口２１
０および気化冷媒送出口２４０のそれぞれの内径寸法
は、後述する配管ブロック３００に配置されたリキッド
チューブ端部３１２およびサクションチューブ端部３２
２のそれぞれの外径寸法とほぼ同様な寸法とされてい
る。また、この膨張弁２００には、ボルト４００が貫通
するためのボルト穴２５０、２６０が搾設されている。
【００１４】配管ブロック３００は、冷凍サイクルの配
管から膨張弁２００の液冷媒導入口２１０に液冷媒を供
給するリキッドチューブ３１０と、膨張弁２００の気化
冷媒送出口２４０からの気化冷媒を感温筒を介して圧縮
器（図示せず）に導出するためのサクションチューブ３
２０とを組み付けており、これらのリキッドチューブ端
部３１２およびサクションチューブ端部３２２のそれぞ
れの外径寸法は、液冷媒導入口２１０および気化冷媒送
出口２４０のそれぞれの内径寸法とほぼ同様な寸法とさ
れている。また、この配管ブロック３００には、ボルト
４００が貫通するためのボルト穴（図示せず）が搾設さ
れている。
管から膨張弁２００の液冷媒導入口２１０に液冷媒を供
給するリキッドチューブ３１０と、膨張弁２００の気化
冷媒送出口２４０からの気化冷媒を感温筒を介して圧縮
器（図示せず）に導出するためのサクションチューブ３
２０とを組み付けており、これらのリキッドチューブ端
部３１２およびサクションチューブ端部３２２のそれぞ
れの外径寸法は、液冷媒導入口２１０および気化冷媒送
出口２４０のそれぞれの内径寸法とほぼ同様な寸法とさ
れている。また、この配管ブロック３００には、ボルト
４００が貫通するためのボルト穴（図示せず）が搾設さ
れている。
【００１５】これらのジョイントブロック１４０、膨張
弁２００および配管ブロック３００は以下に説明するよ
うに組み付けられる。まず、ジョイントブロック１４０
の二相冷媒導入口１５０および気化冷媒送出口１６０
に、それぞれＯリング５２０および５３０を嵌着する。
このＯリング５２０および５３０が嵌着された二相冷媒
導入口１５０および気化冷媒送出口１６０に、膨張弁２
００の二相冷媒送出口２２０および気化冷媒導入口２３
０をそれぞれ合わせて膨張弁２００をジョイントブロッ
ク１４０に差し込む。このジョイントブロック１４０に
差し込んだ膨張弁２００の液冷媒導入口２１０および気
化冷媒送出口２４０に、Ｏリング５１０および５４０を
嵌着する。このＯリング５１０および５４０が嵌着され
た液冷媒導入口２１０および気化冷媒送出口２４０に、
配管ブロック３００に配設されたリキッドチューブ端部
３１２およびサクションチューブ端部３２２をそれぞれ
合わせて配管ブロック３００を差し込む。ついで、配管
ブロック３００に設けられたボルト穴にボルト４００を
挿入し、ボルト４００をジョイントブロック１４０に搾
設さけられたボルト穴に螺着する。
弁２００および配管ブロック３００は以下に説明するよ
うに組み付けられる。まず、ジョイントブロック１４０
の二相冷媒導入口１５０および気化冷媒送出口１６０
に、それぞれＯリング５２０および５３０を嵌着する。
このＯリング５２０および５３０が嵌着された二相冷媒
導入口１５０および気化冷媒送出口１６０に、膨張弁２
００の二相冷媒送出口２２０および気化冷媒導入口２３
０をそれぞれ合わせて膨張弁２００をジョイントブロッ
ク１４０に差し込む。このジョイントブロック１４０に
差し込んだ膨張弁２００の液冷媒導入口２１０および気
化冷媒送出口２４０に、Ｏリング５１０および５４０を
嵌着する。このＯリング５１０および５４０が嵌着され
た液冷媒導入口２１０および気化冷媒送出口２４０に、
配管ブロック３００に配設されたリキッドチューブ端部
３１２およびサクションチューブ端部３２２をそれぞれ
合わせて配管ブロック３００を差し込む。ついで、配管
ブロック３００に設けられたボルト穴にボルト４００を
挿入し、ボルト４００をジョイントブロック１４０に搾
設さけられたボルト穴に螺着する。
【００１６】以上に詳述したように、本実施例において
は、膨張弁２００やリキッドチューブ３１０、サクショ
ンチューブ３２０等の配管が蒸発器１００の側面に配置
されるので、膨張弁２００やリキッドチューブ３１０、
サクションチューブ３２０等の配管による通風抵抗をな
くすことができるようになり、蒸発器１００の冷却能力
が向上するという格別の効果を奏する。また、膨張弁２
００をジョイントブロック１４０に差し込み、このジョ
イントブロック１４０に差し込んだ膨張弁２００に配管
ブロック３００を差し込んでボルト締めすることによ
り、ジョイントブロック１４０、膨張弁２００および配
管ブロック３００が接続一体化できるので、膨張弁２０
０の脱着が容易になり、この種車両用空調装置の保守の
際の作業性が向上するという格別の効果を奏する。
は、膨張弁２００やリキッドチューブ３１０、サクショ
ンチューブ３２０等の配管が蒸発器１００の側面に配置
されるので、膨張弁２００やリキッドチューブ３１０、
サクションチューブ３２０等の配管による通風抵抗をな
くすことができるようになり、蒸発器１００の冷却能力
が向上するという格別の効果を奏する。また、膨張弁２
００をジョイントブロック１４０に差し込み、このジョ
イントブロック１４０に差し込んだ膨張弁２００に配管
ブロック３００を差し込んでボルト締めすることによ
り、ジョイントブロック１４０、膨張弁２００および配
管ブロック３００が接続一体化できるので、膨張弁２０
０の脱着が容易になり、この種車両用空調装置の保守の
際の作業性が向上するという格別の効果を奏する。
【図１】本発明の車両用空調装置の一実施例の要部を示
す図である。
す図である。
【図２】図１の要部の接続構成を示す拡大図である。
【図３】図１の膨張弁に配管を施した図である。
【図４】膨張弁を蒸発器の前面に接続した車両用空調装
置の従来例を示す図である。
置の従来例を示す図である。
【図５】膨張弁を蒸発器の側面に接続した車両用空調装
置の従来例を示す図である。
置の従来例を示す図である。
１００…蒸発器、１４０…ジョイントブロック、１５０
…冷媒導入口、１６０…冷媒送出口、１７０…蒸発器ケ
ース、２００…膨張弁、３００…配管ブロック、３１０
…液冷媒供給用配管、３２０…冷媒流出用配管。
…冷媒導入口、１６０…冷媒送出口、１７０…蒸発器ケ
ース、２００…膨張弁、３００…配管ブロック、３１０
…液冷媒供給用配管、３２０…冷媒流出用配管。
Claims (2)
- 【請求項１】 液冷媒を断熱膨張させる膨張弁と、 前記膨張弁により断熱膨張した冷媒が空気と熱交換する
蒸発器とを有し、 前記蒸発器の前面より空気が取り入れられて当該空気と
熱交換した後、前記蒸発器の後面に配置されたエアダク
トより冷却された空気を車室内に送風する車両用空調装
置において、 前記蒸発器の側面に配置された蒸発器ケースより突出し
て冷媒の導入口と冷媒の送出口とが配設されており、 前記膨張弁を介して配管ブロックに組み付けられた液冷
媒供給用配管と冷媒流出用配管とが接続されていること
を特徴とする車両用空調装置。 - 【請求項２】 液冷媒を断熱膨張させる膨張弁と、 前記膨張弁により断熱膨張した冷媒が空気と熱交換する
蒸発器とを有し、 前記蒸発器の前面より空気が取り入れられて当該空気と
熱交換した後、前記蒸発器の後面に配置されたエアダク
トより冷却された空気を車室内に送風する車両用空調装
置において、 前記蒸発器の側面には冷媒の導入口と冷媒の送出口とを
有するジョイントブロックを配設するとともに、当該ジ
ョイントブロックの少なくとも冷媒の導入口と冷媒の送
出口とは蒸発器ケースより突出して配設されており、 前記膨張弁には液冷媒供給用の冷媒の導入口と、当該膨
張弁により断熱膨張した冷媒の送出口と、前記蒸発器に
より室内空気と熱交換した後の冷媒の導入口および送出
口とが配設されており、 前記膨張弁に配設された前記断熱膨張した冷媒の送出口
と前記熱交換した後の冷媒の導入口とを前記ジョイント
ブロックに配設された冷媒の導入口と冷媒の送出口とに
それぞれ嵌合させるとともに、配管ブロックに組み付け
られた液冷媒供給用配管と冷媒流出用配管とを前記膨張
弁に配設された前記液冷媒供給用の冷媒の導入口と熱交
換した後の冷媒の送出口とにそれぞれ接続されているこ
とを特徴とする車両用空調装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12545994A JP3208992B2 (ja) | 1994-06-07 | 1994-06-07 | 車両用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12545994A JP3208992B2 (ja) | 1994-06-07 | 1994-06-07 | 車両用空調装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07329549A true JPH07329549A (ja) | 1995-12-19 |
| JP3208992B2 JP3208992B2 (ja) | 2001-09-17 |
Family
ID=14910625
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12545994A Expired - Lifetime JP3208992B2 (ja) | 1994-06-07 | 1994-06-07 | 車両用空調装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3208992B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001183032A (ja) * | 1999-12-24 | 2001-07-06 | Denso Corp | 温度式膨張弁 |
| EP1382920A3 (en) * | 2002-07-17 | 2004-04-21 | Fujikoki Corporation | Expansion valve |
| WO2006109617A1 (ja) * | 2005-04-05 | 2006-10-19 | Denso Corporation | エジェクタ式冷凍サイクル用ユニット |
| US7344164B2 (en) | 2004-04-09 | 2008-03-18 | Calsonic Kansei Corporation | Pipe connection structure |
| JP2010127573A (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-10 | Fuji Koki Corp | 冷凍サイクル及びそれに用いられる膨張弁 |
| KR200465081Y1 (ko) * | 2010-12-02 | 2013-02-07 | 한국중부발전(주) | 서보밸브 보호용 플러싱 블록 |
-
1994
- 1994-06-07 JP JP12545994A patent/JP3208992B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| US6942160B2 (en) | 2002-07-17 | 2005-09-13 | Fujikoki Corporation | Expansion valve |
| US7344164B2 (en) | 2004-04-09 | 2008-03-18 | Calsonic Kansei Corporation | Pipe connection structure |
| WO2006109617A1 (ja) * | 2005-04-05 | 2006-10-19 | Denso Corporation | エジェクタ式冷凍サイクル用ユニット |
| US7707849B2 (en) | 2005-04-05 | 2010-05-04 | Denso Corporation | Unit for ejector type refrigeration cycle |
| JP2010127573A (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-10 | Fuji Koki Corp | 冷凍サイクル及びそれに用いられる膨張弁 |
| KR200465081Y1 (ko) * | 2010-12-02 | 2013-02-07 | 한국중부발전(주) | 서보밸브 보호용 플러싱 블록 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3208992B2 (ja) | 2001-09-17 |
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