JP4251775B2 - 空気調和システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信配線を接続するための端子板を室外ユニットに備えた空気調和システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
室外ユニット、室内ユニット及び氷蓄熱ユニットが複数配設されてなる空気調和システムにおいては、図6に示すように、室外ユニットに設置された端子板100の一対の端子101は、当該室外ユニットの室外制御基板部に接続されている。端子板100上で、この端子101に接続された他の一対の端子102は、当該室外ユニットに冷媒配管を介して連結された複数台の室内ユニットの室内制御基板部に、2本の通信配線103を介して接続されている。また、上記端子102は、当該室外ユニットに冷媒配管を介して連結された1台の氷蓄熱ユニットの氷蓄熱制御基板部に、2本の通信配線104を介して接続されている。更に、上記一対の端子102は、他の室外ユニットの室外制御基板部に2本の通信配線105を介して接続され、更に他の室外ユニットの室外制御基板部に他の2本の通信配線106を介して接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように、端子板100の一対の端子102に多数本の配線(通信配線103、104、105、106等)が接続されているので、この端子102に接続される配線が錯綜して、誤配線の恐れがある。
【0004】
また、誤配線が発生していることが分かった場合でも、端子102に接続されたどの配線が誤っているのかを発見することが難しく、誤配線の修正に多大な時間を要する。
【0005】
更に、端子板100の同一の端子102に多数本の配線(通信配線103、104、105、106等)を、接続するために固定することから、狭い場所での固定作業となって、端子102への配線の固定が不充分なものとなる恐れがある。
【0006】
本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、複数個の端子に接続される複数本の配線の誤配線を防止できる空気調和システムを提供することにある。
【0007】
また、本発明の他の目的は、複数個の端子に接続される複数本の配線の誤配線を容易に修正できる空気調和システムを提供することにある。
【0008】
更に、本発明の他の目的は、複数個の端子に接続される複数本の配線を確実に固定できる空気調和システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、複数台の室外ユニット及び室内ユニットを有し、上記室外ユニットが、圧縮機及び室外熱交換器を備えるとともに、複数本の通信配線が接続される端子板を備えた空気調和システムにおいて、上記室外ユニットにおける上記端子板は、横長に形成され、当該端子板の一方の長辺には、当該室外ユニットの室外制御基板部に通信配線を介して接続される一対の端子が形成され、他方の長辺には、他の上記室外ユニットの室外制御基板部、及び上記室内ユニットの室内制御基板部が個別に接続される複数対の端子が横並びに形成され、これら複数対の端子は、上記一対の端子と上記端子板上でそれぞれ並列に接続されるとともに、各対の端子間距離が、隣接する対の端子との距離よりも短くなるように配置されていることを特徴とするものである。
【0014】
請求項に記載の発明は、複数台の室外ユニット、室内ユニット及び蓄熱ユニットを有し、上記室外ユニットが、圧縮機及び室外熱交換器を備えるとともに、複数本の通信配線が接続される端子板を備えた空気調和システムにおいて、上記室外ユニットにおける上記端子板は、横長に形成され、当該端子板の一方の長辺には、当該室外ユニットの室外制御基板部に通信配線を介して接続される一対の端子が形成され、他方の長辺には、他の上記室外ユニットの室外制御基板部、上記室内ユニットの室内制御基板部、及び上記蓄熱ユニットの氷蓄熱制御基板部が個別に接続される複数対の端子が横並びに形成され、これら複数対の端子は、上記一対の端子と上記端子板上でそれぞれ並列に接続されるとともに、各対の端子間距離が、隣接する対の端子との距離よりも短くなるように配置されていることを特徴とするものである。
【0015】
請求項に記載の発明は、請求項またはに記載の発明において、上記端子板の各端子の近傍には、これらの各端子のそれぞれに接続される配線に対応した室外ユニット、室内ユニット、蓄熱ユニットの名称が表示されたことを特徴とするものである。
【0016】
請求項1、に記載の発明には、次の作用がある。
【0017】
複数個の端子のそれぞれは、各機器(室外ユニット、室内ユニット、蓄熱ユニット)のそれぞれに接続された配線を接続するための専用の端子であり、これらの各端子には、対応した機器の配線のみが接続されることから、端子板の端子に接続される配線が錯綜しないので、複数個の端子に接続される複数本の配線の誤配線を防止できるとともに、誤配線の発見を容易にでき、且つ誤配線の修正も容易に実施できる。
【0018】
また、複数個の端子のそれぞれに、対応した機器の配線のみが接続されることから、各端子に一本の配線が固定して接続されるので、配線の接続作業が容易となって、各端子による配線の固定を強固に実施できる。
【0019】
請求項に記載の発明には、次の作用がある。
【0020】
各端子の近傍に、これらの各端子のそれぞれに接続される配線に対応した機器(室外ユニット、室内ユニット、蓄熱ユニット)の名称が表示されたことから、各端子にどの配線を接続すべきかが明確になるので、各端子への配線の誤配線を確実に防止できる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
【0022】
図1は、本発明に係る空気調和システムの一実施の形態を示す系統図である。
【0023】
この図1に示すように、空気調和システム1は、複数台の空気調和装置10が設置されて構成され、各空気調和装置10は、1または複数台の室外ユニット11、複数台の室内ユニット13、及び1台の蓄熱ユニットとしての氷蓄熱ユニット12を備えて構成される。
【0024】
各空気調和装置10においては、図2に示すように、室外ユニット11の冷媒配管14と、複数台の室内ユニット13の並列配置された冷媒配管30,31及び32を接続する冷媒配管15A及び15Bとが、氷蓄熱ユニット12の冷媒配管16,17により接続される。冷媒配管15Aが冷媒配管16に、冷媒配管15Bが冷媒配管17に接続される。
【0025】
室外ユニット11は、冷媒配管14に容量可変型の圧縮機18A,18Bが並列に配設され、これらの圧縮機18A及び18Bの吸込側にアキュムレータ19が、吐出側に四方弁20がそれぞれ配設され、この四方弁20に室外熱交換器21、電動膨張弁22及びレシーバタンク23が冷媒配管14を介して順次接続される。
【0026】
各室内ユニット13は、冷媒配管30,31,32のそれぞれに室内熱交換器24,25,26が配設され、これら冷媒配管30,31,32において室内熱交換器24,25,26近傍に電動膨張弁27,28,29が配設されて構成される。これらの電動膨張弁27,28,29は、空調負荷に応じて開度が調整される。
【0027】
上記氷蓄熱ユニット12は、コイル35を収容した蓄熱槽としての氷蓄熱槽36を備えるとともに、冷媒配管16にレシーバタンク37、電動膨張弁38及び第1電動開閉弁41が、室外ユニット11側から室内ユニット13へ向かい順次配設される。また、冷媒配管16には、電動膨張弁38と第1電動開閉弁41との間に、接続配管39を介してコイル35の一端が接続される。コイル35の他端は、接続配管40を介して氷蓄熱ユニット12の冷媒配管17に接続され、この接続配管40に第2電動開閉弁42が配設される。更に、冷媒配管16には、レシーバタンク37と電動膨張弁38との間に、第3電動開閉弁43を備えた接続配管44の一端が接続される。この接続配管44の他端は、接続配管40における第2電動開閉弁42とコイル35との間に接続される。
【0028】
上記氷蓄熱槽36内には二次媒体としての水が充填され、コイル35は水没状態で配設される。空気調和装置10の蓄熱運転としての製氷運転時には、コイル35内に、室外熱交換器21からの一次媒体としての液冷媒が流入して蒸発し、これにより、コイル35の外周に氷が付着して形成されて、この氷に冷熱が蓄熱される。空気調和装置10の放熱運転としての解氷冷房運転時には、コイル35内に、室外熱交換器21からの液冷媒が満杯状態で流入し、この液冷媒は、コイル35外周に付着した氷を融解し、この氷に蓄熱された冷熱の放熱により過冷却状態となる。
【0029】
次に、空気調和装置10の製氷運転、解氷冷房運転、通常冷房運転を説明する。
【0030】
[A]製氷運転
図2に示す空気調和装置10の製氷運転は、例えば、夜間10時から翌朝8時までの電力料金が安い時間帯に、室外ユニット11における室外熱交換器21からの液冷媒を氷蓄熱ユニット12における氷蓄熱槽36内のコイル35へ供給し、氷蓄熱槽36内に氷を作る運転である。
【0031】
この場合には、氷蓄熱ユニット12において、第1電動開閉弁41及び第3電動開閉弁43が閉弁され、電動膨張弁38及び第2電動開閉弁42が開弁操作される。また、各室内ユニット13の電動膨張弁27,28及び29は閉弁する。この状態で、室外ユニット11の圧縮機18A,18Bが起動されると、これらの圧縮機18A,18Bから吐出されたガス冷媒は、室外熱交換器21にて凝縮され、電動膨張弁22並びに氷蓄熱ユニット12の電動膨張弁38を経て減圧され、氷蓄熱槽36内のコイル35へ流入する。このコイル35内に流入した冷媒は蒸発されて、コイル35の外周に氷を付着した状態で形成する。その後、コイル35内のガス冷媒は、接続配管40及び第2電動開閉弁42並びに冷媒配管17を経て四方弁20へ至り、アキュムレータ19を経て圧縮機18A,18Bに戻される。
【0032】
この製氷運転によって氷蓄熱槽36内に氷が形成され、この氷に蓄熱された冷熱が、次の解氷冷房運転に利用される。
【0033】
[B]解氷冷房運転
空気調和装置10の解氷冷房運転は、例えば、昼間、気温が上昇する時間帯に、室外ユニット11における室外熱交換器21からの液冷媒を、氷蓄熱ユニット12における氷蓄熱槽36内のコイル35へ供給させて過冷却状態とし、この過冷却状態の液冷媒を室内ユニット13の室内熱交換器24,25,26へ供給して実施される。
【0034】
この場合には、氷蓄熱ユニット12において、第2電動開閉弁42が閉弁され、第1電動開閉弁41及び第3電動開閉弁43が開弁され、電動膨張弁38の開度が後述の如く調整される。また、室内ユニット13の電動膨張弁27,28及び29が開弁される。
【0035】
この状態で、室外ユニット11の圧縮機18A,18Bが起動されると、これらの圧縮機18A,18Bから吐出されたガス冷媒は、室外熱交換器21にて凝縮され、電動膨張弁22並びに氷蓄熱ユニット12の冷媒配管16、接続配管44及び第3電動開閉弁43を経て氷蓄熱槽36内のコイル35へ流入する。このコイル35内に流入した液冷媒は、コイル35内を満杯状態で流れ、コイル35の外周に付着した氷を解氷し、この氷に蓄熱された冷熱により過冷却状態となる。その後、コイル35内の過冷却状態の液冷媒は、接続配管39、第1電動開閉弁41及び冷媒配管16、並びに各室内ユニット13の冷媒配管15A及び電動膨張弁27,28,29を経て室内熱交換器24,25,26へそれぞれ流入し、これらの室内熱交換器24,25,26のそれぞれにより蒸発して室内を冷房する。その後、ガス冷媒は、冷媒配管30,31,32及び冷媒配管15Bを通り、氷蓄熱ユニット12の冷媒配管17を経、四方弁20及びアキュムレータ19を経た後圧縮機18A,18Bへ戻される。
【0036】
従って、この解氷冷房運転時では、前述の製氷運転で氷蓄熱槽36内の氷に蓄熱された冷熱を利用し、氷蓄熱槽36のコイル35内で液冷媒を過冷却状態として各室内熱交換器24,25,26へ供給するので、これら室内熱交換器24,25,26における冷房運転の効率を向上させることができる。
【0037】
また、上述の解氷冷房運転においては、氷蓄熱ユニット12において、コイル35から接続配管39を介し第1電動開閉弁41側の冷媒配管16へ流入した液冷媒温度E1が、室内ユニット13における室内熱交換器24,25,26内の液冷媒温度E2よりも低いときに、電動膨張弁38の開度が調整されて、氷蓄熱槽36内のコイル35で過冷却された液冷媒に、室外熱交換器21及び電動膨張弁22からの液冷媒を合流させ、この合流した液冷媒を室内熱交換器24,25,26へ供給する。このような解氷冷房運転は、室外熱交換器21及び電動膨張弁22からの液冷媒が、コイル35内で過冷却された液冷媒よりも温度が高いことから、室内熱交換器24,25,26へ流れる液冷媒の温度を上昇させて、これら室内熱交換器24,25,26による室内の冷房運転を適正化するものである。
【0038】
「C」通常冷房運転
空気調和装置10における通常冷房運転は、氷蓄熱ユニット12における氷蓄熱槽36内の氷に蓄熱された冷熱を利用しないで実施される冷房運転であり、第2電動開閉弁42及び第3電動開閉弁43が閉弁され、電動膨張弁38及び第1電動開閉弁41が開弁される。また、各室内ユニット13における電動膨張弁27,28及び29は開弁される。
【0039】
この状態で、室外ユニット11の圧縮機18A,18Bが起動されると、これらの圧縮機18A,18Bから吐出されたガス冷媒は、室外熱交換器21にて凝縮され、電動膨張弁22並びに氷蓄熱ユニット12の冷媒配管16、電動膨張弁38及び第1電動開閉弁41を通り、室内ユニット13の冷媒配管15A及び電動膨張弁27,28,29を経て室内熱交換器24,25,26へそれぞれ流入し、これらの室内熱交換器24,25,26のそれぞれにより蒸発して室内を冷房した後、冷媒配管15Bを通り、氷蓄熱ユニット12の冷媒配管17を経、四方弁20及びアキュムレータ19を経た後、圧縮機18A,18Bへ戻される。
【0040】
図3及び図4に示すように、上記室外ユニット11は、室外ユニット本体である箱体51の背面及び両側面に空気吸込口52を形成している。室外ユニット11の上面には空気吹出口53が形成されており、空気吸込口53に対向してファン54が配設されている。そして、運転中はファン54を駆動させて空気吸込口52より外気を吸い込み、空気吹出口53から吹き出している。室外ユニット11の前面は開口しており、通常、前面パネル55によって閉じられている。室外ユニット11内の機器のメンテナンスなどの時には、前面パネル55を外して前面を開口させて作業が実施される。
【0041】
箱体51内には収納庫58が設けられ、この収納庫58内に圧縮機18A及び18Bが収納されている。収納庫58は圧縮機18A及び18Bの熱や騒音が外部に漏れることを防止している。また、箱体51内には、室外熱交換器21が空気吸込口52に沿って配設されている。室外ユニット11の箱体11内には四方弁20、アキュムレータ19等の機器が配設されており、各機器は前述の如く冷媒配管14によって連結されて、冷凍回路の一部を構成している。
【0042】
上記収納庫58は、圧縮機18A及び18Bを覆うと共に、前面が開口したカバー58aと、このカバー58aの開口を閉塞できる前面パネル55とで構成されている。この実施の形態では、収納庫58の前面パネル55と室外ユニット11の前面パネル55を共有しているが、別々に設けても構わない。
【0043】
圧縮機18Aは、収納庫58の奥側で一方の側面に寄せて設置されており、圧縮機18Bは、圧縮機18Aの前方で圧縮機18Aと反対の側面に寄せて設置されている。収納庫58の下部には通風孔64が形成されており、室外ユニット11内の空気を収納庫58内に導いて圧縮機18A及び18Bを冷却している。
【0044】
収納庫58の側面には、電装部品を装着した電装パネル65の両端が固定されている。電装パネル65は、圧縮機18Aの前方に位置する第1電装部65aと、圧縮機18Bの前方に位置する第2電装部65bとを備えて構成される。第1電装部65aは収納庫58の前面から離れて配置され、第2電装部65bは収納庫58の前面よりに配置されている。第1電装部65aには、部品の厚みが厚い端子板66、マグネットスイッチ67、ファン用リレー68、コンデンサ69などの電装部品が配設され、第2電装部65bには、厚みが薄い室外制御基板部70が配設されている。
【0045】
ところで、上記端子板66は、図5に示すように、それぞれ一対の端子71A及び71B、端子72A及び72B、端子73A及び73B、端子74A及び74B、端子75A及び75Bが配置されたものである。端子71Aは端子72A、73A、74A及び75Aに接続され、端子71Bは端子72B、73B、74B及び75Bに接続されて構成される。
【0046】
上記端子71A及び71Bに、この端子板66が設置された室外ユニット11の室外制御基板部70が、図2にも示すように、2本の通信配線76を用いて接続される。この室外制御基板部70は、圧縮機18A及び18B、四方弁20並びに電動膨張弁22を制御し、更に、この室外ユニット11に冷媒配管14、15A、15B、16、17を用いて連結された氷蓄熱ユニット12及び室内ユニット13を制御する。
【0047】
上記端子72A及び72Bには、上記端子板66が設置された室外ユニット11と冷媒配管14、16、17を用いて連結された氷蓄熱ユニット12の氷蓄熱制御基板部77が、2本の通信配線78を用いて接続される。この氷蓄熱制御基板部77は、室外ユニット11の室外制御基板部70からの指令に基づいて、電動膨張弁38、第1電動開閉弁41、第2電動開閉弁42及び第3電動開閉弁43等を制御する。
【0048】
上記端子73A及び73Bには、上記端子板66が設置された室外ユニット11と冷媒配管14、15A、15B、16、17を用いて連結された各室内ユニット13のうち、一つの室内ユニット13の室内制御基板部79が、2本の通信配線80を用いて接続される。他の室内ユニット13の室内制御基板部79は、通信配線81を用いて相互にリンクして接続されている。各室内ユニット13の室内制御基板部79は、室外ユニット11の室外制御基板部70からの指令に基づいて、それぞれの室内ユニット13の電動膨張弁27、28、29を制御する。
【0049】
上記端子74A及び74Bには、室外ユニット11に冷媒配管を用いて接続されていない他の室外ユニット11における端子板66に、2本の通信配線82を用いて接続される。この通信配線82を経て、この他の室外ユニット11における室外制御基板部70から送信された信号が、当該室外ユニット11の室外制御基板部70に入力される。
【0050】
上記端子75A及び75Bには、室外ユニット11に冷媒配管を用いて接続されていない更に他の室外ユニット11における端子板66に、2本の通信配線83を用いて接続される。この通信配線83を経て、この更に他の室外ユニット11における室外制御基板部70へ、当該室外ユニット11の室外制御基板部70から出力された信号が送信される。
【0051】
上述のように、端子板66の端子72A及び72B、端子73A及び73B、端子74A及び74B、端子75A及び75Bは、それぞれ、氷蓄熱ユニット12に接続された通信配線78、一の室内ユニット13に接続された通信配線80、他の室外ユニット11に接続された通信配線82、更に他の室外ユニット11に接続された通信配線83を接続するための専用の端子である。従って、これらの端子72A及び72B、端子73A及び73B、端子74A及び74B、端子75A及び75Bには、それぞれ通信配線78、80、82、83のみが接続されることになる。
【0052】
また、端子板66には、これらの端子72A及び72B、端子73A及び73B、端子74A及び74B、端子75A及び75Bのそれぞれの近傍に、これらの各端子のそれぞれに通信配線78、80、82、83を用いて接続された対応する機器の名称等が表示される。例えば、端子72A及び72Bの近傍には、「氷蓄熱ユニット」と表示されたラベル84が貼着される。端子73A及び73Bの近傍には、「室外ユニット」と表示されたラベル85が貼着される。また、端子74A及び74Bの近傍には、「他の室外ユニットからの入力」と表示されたラベル86が貼着される。端子75A及び75Bの近傍には、「他の室外ユニットへの出力」と表示されたラベル87が貼着される。
【0053】
従って、上記実施の形態によれば次の効果▲1▼〜▲3▼を奏する。
【0054】
▲1▼端子板66における複数個の端子72A及び72B、端子73A及び73B、端子74A及び74B、端子75A及び75Bのそれぞれは、各機器(氷蓄熱ユニット12、室内ユニット13、他の室外ユニット11、更に他の室外ユニット11)のそれぞれに接続された通信配線78、80、82、83を接続するための専用の端子であり、これらの端子72A及び72B、端子73A及び73B、端子74A及び74B、端子75A及び75Bには、氷蓄熱ユニット12の通信配線78、室内ユニット13の通信配線80、他の室外ユニット11の通信配線82、更に他の室外ユニット11の通信配線83のみがそれぞれ接続される。従って、端子板66の端子72A及び72B、端子73A及び73B、端子74A及び74B、端子75A及び75Bにそれぞれ接続される通信配線78、80、82、83が錯綜しないので、これら複数個の端子72A及び72B、端子73A及び73B、端子74A及び74B、端子75A及び75Bのそれぞれに接続される複数本の通信配線78、80、82、83の誤配線を防止できる。と同時に、これらの通信配線78、80、82、83の誤配線を容易に発見でき、且つこの誤配線の修正も容易に実施できる。
【0055】
▲2▼端子板66における複数個の端子72A及び72B、端子73A及び73B、端子74A及び74B、端子75A及び75Bのそれぞれに、氷蓄熱ユニット12の通信配線78、室内ユニット13の通信配線80、他の室外ユニット11の通信配線82、更に他の室外ユニット11の通信配線83のみが接続されることから、端子72A及び72B、端子73A及び73B、端子74A及び74B、端子75A及び75Bに1本の配線が固定して接続される。このため、これらの通信配線78、80、82、83の接続作業が容易となって、端子72A及び72B、端子73A及び73B、端子74A及び74B、端子75A及び75Bのそれぞれによる通信配線78、80、82、83の固定を強固に実施できる。
【0056】
▲3▼端子板66における端子72A及び72B、端子73A及び73B、端子74A及び74B、端子75A及び75Bの近傍に、これらの各端子のそれぞれに接続される通信配線78、80、82、83に対応した機器(それぞれ氷蓄熱ユニット12、室内ユニット13、他の室外ユニット11、更に他の室外ユニット11)の名称等が表示されたラベル84、85、86、87がそれぞれ貼着されたことから、端子72A及び72B、端子73A及び73B、端子74A及び74B、端子75A及び75Bにどの配線を接続すべきかが明瞭になる。この結果、端子72A及び72B、端子73A及び73B、端子74A及び74B、端子75A及び75Bへの配線の誤配線を確実に防止できる。
【0057】
以上、本発明を上記実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0058】
例えば、上記実施の形態では、各空気調和装置10に氷蓄熱ユニット12を備えた空気調和システム1の場合を述べたが、室外ユニット11及び室内ユニット13からなる空気調和装置を有する空気調和システムにおいても本発明を適用できる。
【0059】
【発明の効果】
以上のように、請求項1または2に記載の発明によれば、室外ユニットに設置された端子板の複数個の端子に接続される複数本の配線の誤配線を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和システムの一実施の形態を示す系統図である。
【図2】図1の空気調和装置を示す管路図である。
【図3】図1の室外ユニットを、前面パネルを除いて示す正面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】図4の端子板を拡大して示す正面図である。
【図6】室外ユニットに設置された従来の端子板を示す正面図である。
【符号の説明】
1 空気調和システム
10 空気調和装置
11 室外ユニット
12 氷蓄熱ユニット(蓄熱ユニット)
13 室内ユニット
18A、18B 圧縮機
21 室外熱交換器
66 端子板
71A、71B 端子
72A、72B 端子
73A、73B 端子
74A、74B 端子
75A、75B 端子
76、78、80、82、83 通信配線

Claims (3)

  1. 複数台の室外ユニット及び室内ユニットを有し、上記室外ユニットが、圧縮機及び室外熱交換器を備えるとともに、複数本の通信配線が接続される端子板を備えた空気調和システムにおいて、
    上記室外ユニットにおける上記端子板は、横長に形成され、当該端子板の一方の長辺には、当該室外ユニットの室外制御基板部に通信配線を介して接続される一対の端子が形成され、他方の長辺には、他の上記室外ユニットの室外制御基板部、及び上記室内ユニットの室内制御基板部が個別に接続される複数対の端子が横並びに形成され、これら複数対の端子は、上記一対の端子と上記端子板上でそれぞれ並列に接続されるとともに、各対の端子間距離が、隣接する対の端子との距離よりも短くなるように配置されていることを特徴とする空気調和システム。
  2. 複数台の室外ユニット、室内ユニット及び蓄熱ユニットを有し、上記室外ユニットが、圧縮機及び室外熱交換器を備えるとともに、複数本の通信配線が接続される端子板を備えた空気調和システムにおいて、
    上記室外ユニットにおける上記端子板は、横長に形成され、当該端子板の一方の長辺には、当該室外ユニットの室外制御基板部に通信配線を介して接続される一対の端子が形成され、他方の長辺には、他の上記室外ユニットの室外制御基板部、上記室内ユニットの室内制御基板部、及び上記蓄熱ユニットの氷蓄熱制御基板部が個別に接続される複数対の端子が横並びに形成され、これら複数対の端子は、上記一対の端子と上記端子板上でそれぞれ並列に接続されるとともに、各対の端子間距離が、隣接する対の端子との距離よりも短くなるように配置されていることを特徴とする空気調和システム。
  3. 上記端子板の各端子の近傍には、これらの各端子のそれぞれに接続される配線に対応した室外ユニット、室内ユニット、蓄熱ユニットの名称が表示されたことを特徴とする請求項またはに記載の空気調和システム。
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