JPH07328784A - レーザ加工機における光路系の保護方法及び装置並びに同装置を備えてなるレーザ加工機 - Google Patents

レーザ加工機における光路系の保護方法及び装置並びに同装置を備えてなるレーザ加工機

Info

Publication number
JPH07328784A
JPH07328784A JP6123546A JP12354694A JPH07328784A JP H07328784 A JPH07328784 A JP H07328784A JP 6123546 A JP6123546 A JP 6123546A JP 12354694 A JP12354694 A JP 12354694A JP H07328784 A JPH07328784 A JP H07328784A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical path
nitrogen
rich gas
filter
laser processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6123546A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3305499B2 (ja
Inventor
Komei Shioji
功明 塩地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP12354694A priority Critical patent/JP3305499B2/ja
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to KR1019960700493A priority patent/KR100370875B1/ko
Priority to EP95920246A priority patent/EP0712346B2/en
Priority to CN95190522A priority patent/CN1107570C/zh
Priority to DE0712346T priority patent/DE712346T1/de
Priority to PCT/JP1995/001090 priority patent/WO1995033594A1/en
Priority to DE69507575T priority patent/DE69507575T3/de
Priority to US08/578,543 priority patent/US5763855A/en
Priority to TW084105811A priority patent/TW274645B/zh
Publication of JPH07328784A publication Critical patent/JPH07328784A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3305499B2 publication Critical patent/JP3305499B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザ加工機における光路系の光学部品の劣
化防止を図ることを目的とする。 【構成】 上記目的を達成するために、レーザ加工機に
おける光路系の保護方法にして、空気中の窒素と酸素と
を分離可能な分離装置へ圧縮空気を供給する(a)工程
と、上記分離装置によって分離された窒素リッチガス
を、レーザ加工機における光路カバー内へ導入し、上記
光路カバー内を外気圧より高圧に保持する(b)工程よ
りなる保護方法である。また、レーザ加工機における光
路系の保護を行う装置にして、圧縮空気中の塵埃を除去
するフィルタと、このフィルタを通過した後の空気中の
窒素と酸素とを分離する分離装置と、上記分離装置によ
って分離された窒素リッチガスを、レーザ加工機におけ
る光路カバー内へ導く導管と、を備えてなるものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ加工機における
光路系の保護方法及び装置並びに同装置を備えてなるレ
ーザ加工機に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、レーザ加工機はレーザ発
振器とレーザ加工ヘッドを備えており、上記レーザ発振
器とレーザ加工ヘッドとの間には、レーザ発振器からの
レーザビームをレーザ加工ヘッドへ導くための複数ベン
ドミラーが配置してある。
【0003】前記レーザ発振器からレーザ加工ヘッドに
至るレーザビームの通路は光路系と呼称され、危険防止
および防塵を図るために、上記光路系はパイプ部材によ
って外気と区画してあるのが一般的である。
【0004】前記レーザ加工ヘッドが移動自在な構成に
おいては、レーザ発振器からレーザ加工ヘッドに至る光
路長が変化するので、例えば蛇腹、テレスコピックチュ
ーブ等を使用した構成となっている。
【0005】そして、外気が光路系内に侵入することを
防止すべく、ドライエアユニットによって清浄し乾燥し
た空気を前記光路系内へ供給し、前記ベンドミラー,レ
ンズ等の光学部品の保護を図っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のごとき従来の構
成においては、清浄しかつ乾燥した空気を光路系内へ供
給することによって外気の侵入を防止しているので、光
路系内は外気に比較して塵埃等が極めて少ないものの、
前記空気中に含まれる酸素、微量水分によって、光学部
品は長時間使用すると劣化することがある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述のごとき従来の問題
に鑑みて、本発明の光路系の保護方法は、空気中の窒素
と酸素とを分離可能な分離装置へ圧縮空気を供給する
(a)工程と;上記分離装置によって分離された窒素リ
ッチガスを、レーザ加工機における光路カバー内へ導入
し、上記光路カバー内を外気圧より高圧に保持する
(b)工程とよりなる光路系の保護方法である。
【0008】また、レーザ加工機における光路系の保護
方法にして、空気中の窒素と酸素とを分離可能な分離装
置へ圧縮空気を供給する(a)工程と;上記分離装置に
よって分離された窒素リッチガスを、オイルミストを除
去するフィルタを介してレーザ加工機における光路カバ
ー内へ導入し、上記光路カバー内を外気圧より高圧に保
持する(b)工程とよりなる光路系の保護方法である。
【0009】また、本発明は、レーザ加工機における光
路系の保護を行う装置にして、圧縮空気中の塵埃を除去
するフィルタと、このフィルタを通過した後の空気中の
窒素と酸素とを分離する分離装置と、上記分離装置によ
って分離された窒素リッチガスを、レーザ加工機におけ
る光路カバー内へ導く導管と、を備えてなるレーザ加工
機における光路系保護装置である。
【0010】また、さらに、窒素リッチガスをレーザ加
工における光路カバー内へ導く導管に、窒素リッチガス
中のオイルミストの除去を行うフィルタを設けてなるレ
ーザ加工機における光路系保護装置である。
【0011】さらに本発明は、圧縮空中の塵埃を除去す
るフィルタと、このフィルタを通過した後の空気中の窒
素と酸素とを分離する分離装置と、上記分離装置によっ
て分離された窒素リッチガスをレーザ加工機における光
路カバー内へ導く第1の導管と、前記光路カバー内の窒
素リッチガスを、レーザ加工機における加工ヘッドへ導
く第2の導管と、を備えてなるレーザ加工機である。
【0012】また、第1の導管に、窒素リッチガス内の
オイルミストを除去するフィルタを設けてなるレーザ加
工機である。
【0013】さらに、圧縮空気中の塵埃を除去するフィ
ルタと、このフィルタを通過した後の空気中の窒素と酸
素とを分離する分離装置と、この分離装置によって分離
された窒素リッチガスをレーザ加工機における光路カバ
ー内へ導く導管と、上記窒素リッチガスをレーザ加工機
の加工ヘッドへ導くべく前記導管から分岐した分岐管
と、を備えてなるレーザ加工機である。
【0014】また、導管に、窒素リッチガス内のオイル
ミストを除去するフィルタを設けてなるレーザ加工機で
ある。
【0015】
【作用】前記構成により、本発明においては、圧縮空気
を分離装置に供給して窒素と酸素に分離し、この分離装
置によって分離された窒素リッチガスを光路系のカバー
内へ導入し、かつ外気圧より高圧に保持るものである。
【0016】したがって、外気が光路系内に侵入するこ
とが防止できると共に、光路系内の空気は窒素が極めて
多く、かつ水分及び酸素が極めて少ない状態の空気とな
り、空気中の酸素や水分による光学部品の劣化を防止す
るとができるものである。
【0017】
【実施例】第1図を参照するに、概略的に示しように、
レーザ加工機1はレーザ発振器3を備えると共に集光レ
ンズ5を備えたレーザ加工ヘッド7を備えている。上記
レーザ発振器3とレーザ加工ヘッド7は、上記レーザ発
振器3から発振されたレーザビームLBを前記レーザ加
工ヘッド7へ導くための複数のベンドミラー9を備え、
かつ適宜の光路カバー11を備えてなる光路系13によ
って接続されている。
【0018】上記光路カバー11は、例えば適宜形状の
パイプ部材、蛇腹、テレスコピックチューブ等よりなる
ものであって、その構成は従来の構成と同一であるか
ら、光路系13のより詳細については説明を省略する。
【0019】前記光路系カバー11内へ窒素リッチガス
を供給して光路系の保護を行うために、圧縮空気中の窒
素と酸素とを分離する分離装置15が設けてある。
【0020】この分離装置15は、ポリイミド製の中空
糸膜が空気中の窒素よりも酸素を透過し易い性質を利用
したもので、多数本の中空糸をまとめて容器に入れても
モジュール化してある。
【0021】この分離装置15においては、入口15A
から圧縮空気を供給すると、圧縮空気が中空糸膜内を流
れていく間に空気中の酸素,水分,オイルミストが選択
的に膜を透過するので、第1出口15Bからは窒素リッ
チガス(純度99.5%〜94%)を得ることができ
る。そして、中空糸膜を透過した酸素,水分,オイルミ
ストは第2出口15Cから酸素リッチガスとして排出さ
れる。
【0022】前記窒素リッチガスは、空気中の酸素,水
分,オイルミストを除去した窒素ガス(純度99.5%
〜94%)であって、大気圧露点で−50度以上のドラ
イエアー(窒素)である。通常の冷凍機ドライヤーの大
気圧露点が−10度程度であるから、前記窒素リッチガ
スは、光路系13の保護に極めて有利であることが理解
されよう。
【0023】前記分離装置15へ圧縮空気を供給するた
めに、例えばコンプレッサのごとき圧力源17と分離装
置15の入口15Aは、圧力源17から得られる高圧空
気に含まれる塵及びオイルミストを除去するためのフィ
ルタ19を介して接続してある。
【0024】そして、前記分離装置15によって分離さ
れた窒素リッチガスを光路系13における前記光路カバ
ー11内へ供給するために、当該光路カバー11の適宜
位置に設けた接続口21と前記分離装置15の第1の出
口15Bは導管(パイプ)23を介して接続してある。
【0025】なお、分離装置15における第2出口15
Cは大気圧に開放してある。
【0026】上記構成により、圧力源17からの圧縮空
気はフィルタ19を通過することにより塵,オイルミス
トを除去して分離装置15の入口15Aに供給される。
【0027】上記入口15Aから分離装置15内へ供給
された圧縮空気は、中空糸膜内を通過する際に、酸素、
水分、オイルミスト(前記フィルタによって除去されず
に通過した残りのオイルミスト)と窒素とに分離され、
分離装置15の第1出口15Bから純度94%〜99.
5%の窒素ガス(窒素リッチガス)が排出される。そし
て、第2出口15Cからは中空糸膜を透過した酸素等が
酸素リッチガスとして排出される。
【0028】この際、前記窒素リッチガスは大気圧露点
で−50度以上のドライエアーであり、この窒素リッチ
ガスが導管23を介して光路系13の光路系カバー11
内へ供給され、当該光路カバー11内は大気圧よりも高
圧に保持される。
【0029】すなわち、光路カバー11内は大気圧より
も高圧であり、しかも酸素が極めて少ないドライエアー
(窒素純度94%〜99.5%)であるから、光路カバ
ー11の火災事故やベンドミラー9等の光学部品の保護
を行うことができ、かつ従来よりも光学部品の劣化が少
なくなり長寿命化を図ることができるものである。
【0030】ところで、上記説明は、光路カバー11内
へ窒素リッチガスを単に導入して光路系13の保護を行
う場合について説明した。しかし、ベンドミラー9へド
ライエアーを直接噴射してベンドミラー9の保護,清掃
を行うことも考えられるので、念のために図2(A)に
示すごとき試験を行った。
【0031】図2(A)の構成は、大気中に放置したミ
ラー25と前記分離装置15の第1出口15bに接続し
た前記導管23に代えて接続した接続管27の端部27
Eとの間隔を約50mmに保持し、かつ外部の空中の流入
を防止するために円錐形状のカバー29を接続管27の
端部付近に取付けた構成である。
【0032】上記構成においてミラー25へ窒素リッチ
ガスを直接噴射したところ、6時間後にミラー25の表
面にオイルミスト31の付着が表われた。
【0033】したがって、窒素リッチガス中に微量のオ
イルミストが存在するものであり、前記ベンドミラー9
へ窒素リッチガスを直接噴射して常に清掃する構成とし
た場合、短時間使用でベンドミラー9の劣化は生じない
ものの、長時間(6時間以上)の使用の場合にはベンド
ミラー9の劣化が生じる虞れが大きい。
【0034】したがって、次に図2(B)に示すよう
に、接続管27に活性炭入りフィルタ33を接続し、同
一条件の下で同一試験を行ったところ、400時間後に
おいてもオイルミストの付着は表われなかった。すなわ
ち、活性炭入りのフィルタ33はオイルミストの除去に
極めて有効であることが理解できる。
【0035】そこで、図1の構成において、微量に残留
するオイルミストを確実に除去するために、導管23に
活性炭入りフィルタ33を接続することが望ましいもの
である。
【0036】ところで、既に理解されるように、上記活
性炭入りフィルタ33を前記フィルタ19と分離装置1
5の入口15Aとの間に接続することも可能である。し
かし、この場合には、分離装置15へ供給される圧縮空
気の全量について処理しなければならないので、フィル
タ33の寿命を考慮すると、処理量の少ない前記導管2
3側に接続する方が有利であることが理解されよう。
【0037】前記光学系13における光路カバー11内
の圧力は、例えば光路カバー11の接続部などの適宜の
間隙から内部の窒素リッチガスの1部が外部へ流出する
構成として光路カバー11内を大気圧(外気圧)より高
圧に保持することができる。
【0038】しかし、本実施例においては、光路カバー
11内の圧力を一定に安定した状態に保持するために、
光路カバー11の1部に排気口34を設け、この排気口
34にリリーフ弁35を接続してある。
【0039】したがって、光路カバー11内の圧力はリ
リーフ弁35によって調節設定される圧力に保持される
ものであって、例えばレーザ加工ヘッド7の移動によっ
て光路カバー11内の体積が縮小し圧力が上昇する傾向
にある場合あっても、常に一定に保持されるものであ
り、圧力変動によってベンドミラー9に微小歪み等の悪
影響を付与するようなことがないものである。
【0040】また、本実施例においては、窒素リッチガ
スの有効利用を図るために、前記排出口34とレーザ加
工ヘッド7は開閉弁37を配置した導管39を介して接
続してある。
【0041】したがって、必要によっては光路カバー1
1内の窒素リッチガスをアシストガスとして使用するこ
とができ、窒素リッチガスを有効に利用することができ
るものである。
【0042】なお、前記導管23から分岐した分岐管4
1を設け、この分岐管41の可変に絞り弁43を接続
し、かつレーザ加工ヘッド41に接続する構成とするこ
ともでき、望ましいものである。
【0043】この場合は、導管23内の窒素リッチガス
が充分であることにより、光路カバー11内の圧力に影
響を与えることなく、窒素リッチガスをアシストガスと
して充分に使用することができる。
【0044】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、本発明の光路系の保護方法は、空気中の窒素
と酸素とを分離可能な分離装置へ圧縮空気を供給する
(a)工程と;上記分離装置によって分離された窒素リ
ッチガスを、レーザ加工機における光路カバー内へ導入
し、上記光路カバー内を外気圧より高圧に保持する
(b)工程とよりなる保護方法であるから、光路カバー
内の酸素,水分の量が極めて少なく窒素が多いので、火
災故事防止に有効であると共に、光学部品の酸化等によ
る劣化を防止できるものである。
【0045】また、レーザ加工機における光路系の保護
方法として、空気中の窒素と酸素とを分離可能な分離装
置へ圧縮空気を供給する工程と;上記分離装置によって
分離された窒素リッチガスを、オイルミストを除去する
フィルタを介してレーザ加工機における光路カバー内へ
導入し、上記光路カバー内を外気圧より高圧に保持する
工程とよりなるものであるから、前述のごとき効果を奏
すると共に、オイルミストが光学部品に付着するような
ことがなく、光学部品へ窒素リッチガスを直接噴射する
ことが可能である。
【0046】また、本発明は、レーザ加工機における光
路系の保護を行う装置にして、圧縮空気中の塵埃を除去
するフィルタと、このフィルタを通過した後の空気中の
窒素と酸素とを分離する分離装置と、上記分離装置によ
って分離された窒素リッチガスを、レーザ加工機におけ
る光路カバー内へ導く導管と、を備えてなることを特徴
とするものであるから、光路カバー内の酸素,水分の含
有量を極めて少なくでき、光学部品の劣化の防止を図る
ことができるものである。
【0047】また、さらに、窒素リッチガスをレーザ加
工における光路カバー内へ導く導管に、窒素リッチガス
中のオイルミストの除去を行うフィルタを設けてなるも
のであるから、オイルミストの除去を確実に行うことが
でき、光学部品への付着がなく、長寿命化を図ることが
できる。
【0048】さらに、圧縮空中の塵埃を除去するフィル
タと、このフィルタを通過した後の空気中の窒素と酸素
とを分離する分離装置と、上記分離装置によって分離さ
れた窒素リッチガスをレーザ加工機における光路カバー
内へ導く第1の導管と、前記光路カバー内の窒素リッチ
ガスを、レーザ加工機における加工ヘッドへ導く第2の
導管と、を備えてなるものであるから、光路カバー内の
窒素リッチガスをアシストガスとして有効利用すること
ができる。
【0049】また、第1の導管に、窒素リッチガス内の
オイルミストを除去するフィルタを設けてなるものであ
るから、オイルミストの除去を確実に行うことができる
ものである。
【0050】さらに、圧縮空気中の塵埃を除去するフィ
ルタと、このフィルタを通過した後の空気中の窒素と酸
素とを分離する分離装置と、この分離装置によって分離
された窒素リッチガスをレーザ加工機における光路カバ
ー内へ導く導管と、上記窒素リッチガスをレーザ加工機
の加工ヘッドへ導くべく前記導管から分岐した分岐管
と、を備えてなるものであるから、窒素リッチガスをア
シストガスとして充分に使用することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る装置を概略的に示した説
明図である。
【図2】オイルミストの付着試験の状態を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
3 レーザ発振器 7 レーザ加工ヘッド 11 光路カバー 15 分離装置 23 導管

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ加工機における光路系の保護方法
    にして、次の各工程よりなることを特徴とする方法。 (a) 空気中の窒素と酸素とを分離可能な分離装置へ
    圧縮空気を供給する工程、 (b) 上記分離装置によって分離された窒素リッチガ
    スを、レーザ加工機における光路カバー内へ導入し、上
    記光路カバー内を外気圧より高圧に保持する工程。
  2. 【請求項2】 レーザ加工機における光路系の保護方法
    として、次の各工程よりなることを特徴とする方法。 (a) 空気中の窒素と酸素とを分離可能な分離装置へ
    圧縮空気を供給する工程。 (b) 上記分離装置によって分離された窒素リッチガ
    スを、オイルミストを除去するフィルタを介してレーザ
    加工機における光路カバー内へ導入し、 上記光路カバー内を外気圧より高圧に保持する工程。
  3. 【請求項3】 レーザ加工機における光路系の保護を行
    う装置として、圧縮空気中の塵埃を除去するフィルタ
    と、このフィルタを通過した後の空気中の窒素と酸素と
    を分離する分離装置と、上記分離装置によって分離され
    た窒素リッチガスを、レーザ加工機における光路カバー
    内へ導く導管と、を備えてなることを特徴とするレーザ
    加工機における光路系保護装置。
  4. 【請求項4】 窒素リッチガスをレーザ加工における光
    路カバー内へ導く導管に、窒素リッチガス中のオイルミ
    ストの除去を行うフィルタを設けてなることを特徴とす
    る請求項3に記載のレーザ加工機における光路系保護装
    置。
  5. 【請求項5】 圧縮空気中の塵埃を除去するフィルタ
    と、このフィルタを通過した後の空気中の窒素と酸素と
    を分離する分離装置と、上記分離装置によって分離され
    た窒素リッチガスをレーザ加工機における光路カバー内
    へ導く第1の導管と、前記光路カバー内の窒素リッチガ
    スを、レーザ加工機における加工ヘッドへ導く第2の導
    管と、を備えてなることを特徴とするレーザ加工機。
  6. 【請求項6】 第1の導管に、窒素リッチガス内のオイ
    ルミストを除去するフィルタを設けてなることを特徴と
    する請求項5に記載のレーザ加工機。
  7. 【請求項7】 圧縮空気中の塵埃を除去するフィルタ
    と、このフィルタを通過した後の空気中の窒素と酸素と
    を分離する分離装置と、この分離装置によって分離され
    た窒素リッチガスをレーザ加工機における光路カバー内
    へ導く導管と、上記窒素リッチガスをレーザ加工機の加
    工ヘッドへ導くべく前記導管から分岐した分岐管と、を
    備えてなることを特徴とするレーザ加工機。
  8. 【請求項8】 導管に、窒素リッチガス内のオイルミス
    トを除去するフィルタを設けてなることを特徴とする請
    求項7に記載のレーザ加工機。
JP12354694A 1994-06-06 1994-06-06 レーザ加工機 Expired - Fee Related JP3305499B2 (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12354694A JP3305499B2 (ja) 1994-06-06 1994-06-06 レーザ加工機
EP95920246A EP0712346B2 (en) 1994-06-06 1995-06-02 laser beam machine
CN95190522A CN1107570C (zh) 1994-06-06 1995-06-02 向激光束机提供气态氮的方法和设备及一种激光束机
DE0712346T DE712346T1 (de) 1994-06-06 1995-06-02 Verfahren und vorrichtung zur zufuhr von stickstoff zu einer laserstrahlmaschine
KR1019960700493A KR100370875B1 (ko) 1994-06-06 1995-06-02 레이저빔 기계에 가스상태의 질소를 공급하기 위한 방법과 장치
PCT/JP1995/001090 WO1995033594A1 (en) 1994-06-06 1995-06-02 Method and apparatus for supplying gaseous nitrogen to a laser beam machine
DE69507575T DE69507575T3 (de) 1994-06-06 1995-06-02 Verfahren und Vorrichtung zur Zufuhr von Stickstoff zu einer Laserstrahlmaschine
US08/578,543 US5763855A (en) 1994-06-06 1995-06-02 Method and apparatus for supplying gaseous nitrogen to a laser beam machine
TW084105811A TW274645B (ja) 1994-06-06 1995-06-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12354694A JP3305499B2 (ja) 1994-06-06 1994-06-06 レーザ加工機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07328784A true JPH07328784A (ja) 1995-12-19
JP3305499B2 JP3305499B2 (ja) 2002-07-22

Family

ID=14863280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12354694A Expired - Fee Related JP3305499B2 (ja) 1994-06-06 1994-06-06 レーザ加工機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3305499B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1579944A3 (de) * 1998-09-08 2006-06-07 Hell Gravure Systems GmbH Laserstrahlungsquelle
WO2013157414A1 (ja) * 2012-04-16 2013-10-24 株式会社 アマダ ファイバレーザ発振器、ファイバレーザ加工装置、及びファイバレーザ発振器の除湿方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61150794A (ja) * 1984-12-25 1986-07-09 Mitsubishi Electric Corp レ−ザ加工機
JPS63202494U (ja) * 1987-06-11 1988-12-27
JPH01105087U (ja) * 1987-12-28 1989-07-14
JPH0584590A (ja) * 1991-09-26 1993-04-06 Amada Co Ltd レーザ加工用アシストガス供給装置
JPH05183218A (ja) * 1991-12-28 1993-07-23 Nidek Co Ltd エキシマレ−ザ加工機

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61150794A (ja) * 1984-12-25 1986-07-09 Mitsubishi Electric Corp レ−ザ加工機
JPS63202494U (ja) * 1987-06-11 1988-12-27
JPH01105087U (ja) * 1987-12-28 1989-07-14
JPH0584590A (ja) * 1991-09-26 1993-04-06 Amada Co Ltd レーザ加工用アシストガス供給装置
JPH05183218A (ja) * 1991-12-28 1993-07-23 Nidek Co Ltd エキシマレ−ザ加工機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1579944A3 (de) * 1998-09-08 2006-06-07 Hell Gravure Systems GmbH Laserstrahlungsquelle
WO2013157414A1 (ja) * 2012-04-16 2013-10-24 株式会社 アマダ ファイバレーザ発振器、ファイバレーザ加工装置、及びファイバレーザ発振器の除湿方法
JP2013239696A (ja) * 2012-04-16 2013-11-28 Amada Co Ltd ファイバレーザ発振器,ファイバレーザ加工装置,及びファイバレーザ発振器の除湿方法
EP2840670A4 (en) * 2012-04-16 2016-02-24 Amada Co Ltd FIBER LASER LASER AND FIBER LASER PROCESSING AND DEHUMIDIFICATION METHOD FOR A FIBER LASER LASER
US9548583B2 (en) 2012-04-16 2017-01-17 Amada Company, Limited Fiber laser oscillator, fiber laser processing device, and fiber laser oscillator dehumidification method

Also Published As

Publication number Publication date
JP3305499B2 (ja) 2002-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0712346B2 (en) laser beam machine
US5377491A (en) Coolant recovery process
WO2013157414A1 (ja) ファイバレーザ発振器、ファイバレーザ加工装置、及びファイバレーザ発振器の除湿方法
EP0555878A1 (en) Two stage membrane dryer
EP1143491A4 (en) OPTICAL COMPONENT, EXPOSURE SYSTEM, LASER BEAM SOURCE, GAS SUPPLY PROCESS, EXPOSURE PROCESS AND COMPONENT PRODUCTION PROCESS
CA2229416A1 (en) Removal of nitrogen oxides from a gas stream containing same
CA2178058A1 (en) Twin Tower Air Dryer for an Air Compressor Unit
JPH0731831A (ja) 迅速な応答の高純度膜窒素ジェネレーター
JPH07328784A (ja) レーザ加工機における光路系の保護方法及び装置並びに同装置を備えてなるレーザ加工機
DE59301146D1 (de) Flüssigkeitsabscheider
KR20070081088A (ko) 기체분리장치
GB2295560A (en) Air filtration system
JPH10225628A (ja) 交差濾過装置
WO2006107927A3 (en) Air filtration and purification apparatus
US20030007537A1 (en) Closed-loop purging system for laser
SE8802881L (sv) Foerfarande och anlaeggning foer gaskoncentrering
JPH0584590A (ja) レーザ加工用アシストガス供給装置
JP2000189743A (ja) 乾燥気体供給作動方法およびシステム
JPH0331485B2 (ja)
JP4300495B2 (ja) 気体の除湿装置
JPH1099855A (ja) 限外濾過機能を備える超純水供給プラント、および超純水の供給方法
JP3596292B2 (ja) 窒素富化装置
JPH0534860Y2 (ja)
JP2001206707A (ja) 窒素充填装置
US20230234170A1 (en) Laser device

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090510

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100510

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100510

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110510

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120510

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130510

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140510

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees