JPH0732840U - 開閉器 - Google Patents

開閉器

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Publication number
JPH0732840U
JPH0732840U JP6702693U JP6702693U JPH0732840U JP H0732840 U JPH0732840 U JP H0732840U JP 6702693 U JP6702693 U JP 6702693U JP 6702693 U JP6702693 U JP 6702693U JP H0732840 U JPH0732840 U JP H0732840U
Authority
JP
Japan
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contact
movable
arc
main
fixed
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Pending
Application number
JP6702693U
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English (en)
Inventor
浩二 羽田野
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Takaoka Electric Mfg Co Ltd
Original Assignee
Takaoka Electric Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Takaoka Electric Mfg Co Ltd filed Critical Takaoka Electric Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接離可能な主接触子と補助接触子を有する開
閉器において、固定主接触子と可動主接触子が接離する
瞬間に発生するアークによる接点の損傷を少なくする。 【構成】 回路電流の通電を行う接離可能な固定主接触
子１および可動主接触子２と、回路電流遮断時のアーク
による通電を行う接離可能な固定補助接触子１３および
可動補助接触子１４とを設ける。固定主接触子１を純銅
で形成した部分１ａと銅タングステンからなる耐弧片で
形成した部分１ｂとで構成する。可動主接触子２を純銅
で形成した部分２ａと銅タングステンからなる耐弧片で
形成した部分２ｂとで構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
この考案は、電気回路において電流を遮断する機能を有する開閉器に関する。
【０００２】
【従来の技術】
主接触子と補助接触子を有する開閉器は、従来、一般に、図２に示すように、 全体を同一材料で形成した固定主接触子１１および全体を固定主接触子１１の材 料と同一もしくは異なる同一材料で形成した可動主接触子１２と、全体を同一材 料もしくは摺動接触する部分を銅タングステンからなる耐弧片を用いた固定補助 接触子１３および固定補助接触子１３の材料と同一もしくは摺動接触する部分を 銅タングステンからなる耐弧片を用いた可動補助接触子１４とで構成される。な お、５は固定主接触子１１を可動主接触子１２の方向へ押しつけるバネである。 この従来の主接触子１１，１２と補助接触子１３，１４を有する開閉器におい ては、電気回路の電流を遮断する場合には、主接触子１１，１２から補助接触子 １３，１４に電流を移行させて、電流を遮断している。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
この従来の主接触子１１，１２と補助接触子１３，１４を有する開閉器におい ては、主接触子１１，１２から補助接触子１３，１４への電流の移行は、固定補 助接触子１３と可動補助接触子１４が接離する以前に、固定主接触子１１と可動 主接触子１２を接離させる方法により行っている。この場合、主接触子１１，１ ２は通電性能を良好にするために、抵抗を小さくし、一方補助接触子１３，１４ は耐アーク性能に優れた材料を使用するとともに、電流遮断性能を向上させるた めに、電流が移行可能である範囲で抵抗を大きくしている。このため、固定主接 触子１１と可動主接触子１２が接離して、電流が補助接触子１３，１４に移行す る時に、抵抗変化が大きくなり、固定主接触子１１と可動主接触子１２が接離す る瞬間にアークが生じて、固定主接触子１１および可動主接触子１２の表面が荒 れる欠点がある。
【０００４】 そこで、この考案は固定主接触子と可動主接触子が接離する瞬間に発生するア ークによる接点の損傷を少なくしたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
請求項１の考案においては、固定主接触子の可動主接触子と摺動接触する部分 を銅タングステンからなる耐弧片で形成する。 請求項２の考案においては、可動主接触子の固定主接触子と摺銅接触する部分 を銅タングステンからなる耐弧片で形成する。 請求項３の考案においては、固定主接触子および可動主接触子の互いに他と摺 動接触する部分を銅タングステンからなる耐弧片で形成する。
【０００６】
【作用】
上記のように構成されたこの考案の開閉器においては、固定主接触子および可 動主接触子の互いに他と摺動する部分の一方もしくは両方を銅タングステンから なる耐弧片で形成するので、主接触子が接離する瞬間に発生するアークによる接 点の消耗および溶着を少なくすることができる。
【０００７】
【実施例】
図１は、この考案の開閉器の一例の接触部で、固定主接触子１の部分１ａおよ び可動主接触子２の部分２ａは純銅で形成し、固定主接触子１の部分１ｂおよび 可動主接触子２の部分２ｂは、純銅とタングステンの混合物である耐弧片で形成 する。
【０００８】 図１は、開閉器の投入位置を示したものであるが、回路電流を遮断する際、図 には記載されていない操作機構により、主接触子１，２および補助接触子１３， １４等を矢印方向に移動する。このとき、固定主接触子１がバネ５により可動主 接触子２の方向に押しつけられていることおよび可動補助接触子１４が自力によ り固定補助接触子１３の方向に押しつけられていることにより、主接触子１，２ 間の通電から補助接触子１３，１４間の通電へ移行する。
【０００９】 その時、主接触子１，２間の抵抗と補助接触子１３，１４間の抵抗の差により 、固定主接触子１の部分１ｂと可動主接触子２の部分２ｂとの間でアークが発生 するが、部分１ｂおよび部分２ｂは銅タングステンからなる耐弧片で形成されて いるので、アークによる接点の消耗および溶着が防止される。
【００１０】 なお、上記実施例においては、主接触子１，２間のアークによる接点の損傷を 少なくするため、固定主接触子１および可動主接触子２の互いに接離する瞬間に 他と接触する部分に銅タングステンからなる耐弧片を用いたが、固定主接触子１ のみ、もしくは可動主接触子２のみに銅タングステンからなる耐弧片を用いても よい。
【００１１】
【考案の効果】
この考案によれば、主接触子間と補助接触子間の抵抗の差により、主接触子間 にアークが発生しても、接点の損傷を防止し、主接触子間の通電から補助接触子 間の通電へ移行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この考案の開閉器の一実施例の接触部を示す図
である。
【図２】従来の開閉器の一例の接触部を示す図である。
【符号の説明】
１ 固定主接触子 １ａ 部分 １ｂ 部分 ２ 可動主接触子 ２ａ 部分 ２ｂ 部分 ５ バネ １３ 固定補助接触子 １４ 可動補助接触子

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 回路電流の通電を行う接離可能な固定主
    接触子および可動主接触子と、回路電流遮断時のアーク
    による通電を行う接離可能な固定補助接触子および可動
    補助接触子とを有する開閉器において、固定主接触子の
    可動主接触子と摺動接触する部分を、銅タングステンか
    らなる耐弧片で形成した開閉器。
  2. 【請求項２】 回路電流の通電を行う接離可能な固定主
    接触子および可動主接触子と、回路電流遮断時のアーク
    による通電を行う接離可能な固定補助接触子および可動
    補助接触子とを有する開閉器において、可動主接触子の
    固定主接触子と摺動接触する部分を、銅タングステンか
    らなる耐弧片で形成した開閉器。
  3. 【請求項３】 回路電流の通電を行う接離可能な固定主
    接触子および可動主接触子と、回路電流遮断時のアーク
    による通電を行う接離可能な固定補助接触子および可動
    補助接触子とを有する開閉器において、固定主接触子お
    よび可動主接触子の互いに他と摺動接触する部分を、銅
    タングステンからなる耐弧片で形成した開閉器。
JP6702693U 1993-11-24 1993-11-24 開閉器 Pending JPH0732840U (ja)

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JP6702693U JPH0732840U (ja) 1993-11-24 1993-11-24 開閉器

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JP6702693U JPH0732840U (ja) 1993-11-24 1993-11-24 開閉器

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