JPH07327735A - 保温カップ - Google Patents

保温カップ

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JPH07327735A
JPH07327735A JP15300394A JP15300394A JPH07327735A JP H07327735 A JPH07327735 A JP H07327735A JP 15300394 A JP15300394 A JP 15300394A JP 15300394 A JP15300394 A JP 15300394A JP H07327735 A JPH07327735 A JP H07327735A
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JP
Japan
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container
stacked
fitting
gripping
handle
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JP15300394A
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JP2622816B2 (ja
Inventor
Shigeki Shibata
茂樹 柴田
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DAISAN SHOJI KK
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DAISAN SHOJI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンパクトに収納する。 【構成】 容器部100と、容器部100に対して着脱
自在になった把手部200とを備えており、容器部10
0は内側容器110と、内側容器110との間に真空の
空間130を有して内側容器110と一体に設けられた
外側容器120とからなり、把手部200は容器部10
0の外周に嵌まり込む嵌合部210と、嵌合部210と
一体に形成された把持部220とからなり、外側容器1
20の底部の外径は内側容器110の開口部の内径より
小さく設定されている。そして、把手部200の嵌合部
210は略リング状に形成されており、その上端部には
凹部212が、下端部には凹部212に嵌まり込む凸部
213がそれぞれ形成されており、複数個積み重ねられ
た容器部100に、複数個積み重ねられた把手部200
をさかさまにして嵌め込むことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、暖かい飲み物を入れて
も冷めにく、冷たい飲み物を入れても温まりにくい保温
カップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の保温カップは、容器部と、この容
器部に直接取り付けられた把手部からなり、前記容器部
は飲み物が入れられる内側容器と、この内側容器との間
に真空の空間を有して内側容器と一体に設けられた外側
容器とから構成されている。すなわち、内側容器に入れ
られた飲み物の熱は外側容器との間の真空の空間がある
ために外部に放散されにくくなっているのである。この
ような保温カップは、キャンプ等のアウトドアで使用さ
れることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の保温カッ
プには、以下のような問題点がある。すなわち、従来の
保温カップでは、把手部が容器部に対して直接取り付け
られてているため取り外しができない。このため、積み
重ねて収納することができないのである。これは、キャ
ンプ等のアウトドアで使用されることが多い保温カップ
の大きな問題点となっている。なぜならば、キャンプで
は、なるべくコンパクトに収納することができるという
性能が必要だからである。
【0004】本発明は上記事情に鑑みて創案されたもの
で、コンパクトに収納することができる保温カップを提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る保温カップ
は、飲み物を入れる容器部と、この容器部に対して着脱
自在になった把手部とを備えており、前記容器部は飲み
物が入れられる内側容器と、この内側容器との間に真空
の空間を有して内側容器と一体に設けられた外側容器と
からなり、前記把手部は容器部の外周に嵌まり込む嵌合
部と、この嵌合部と一体に形成された把持部とからな
り、外側容器の底部の外径は内側容器の開口部の内径よ
り小さく設定されている。
【0006】また、前記把手部の嵌合部は略リング状に
形成されており、その上端部には凹部又は凸部が、下端
部には前記凹部又は凸部に嵌まり込む凸部又は凹部がそ
れぞれ形成されている。
【0007】さらに、複数個積み重ねられた容器部に、
複数個積み重ねられた把手部をさかさまにして嵌め込む
ことができるようになっている。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る保温カップの
概略的一部破断分解斜視図、図2はこの保温カップの概
略的断面図、図3はこの保温カップを構成する容器部を
積み重ねた状態の概略的断面図、図4はこの保温カップ
を構成する把手部を積み重ねた状態の概略的断面図、図
5は積み重ねた容器部に積み重ねた把手部を嵌め込んだ
状態の概略的断面図、図6は他の実施例に係る保温カッ
プの概略的断面図である。
【0009】本実施例に係る保温カップは、飲み物を入
れる容器部100と、この容器部100に対して着脱自
在になった把手部200とを備えており、前記容器部1
00は飲み物が入れられる内側容器110と、この内側
容器110との間に真空の空間130を有して内側容器
110と一体に設けられた外側容器120とからなり、
前記把手部200は容器部100の外周に嵌まり込む嵌
合部210と、この嵌合部210と一体に形成された把
持部220とからなり、外側容器120の底部の外径φ
1 は内側容器110の開口部の内径φ2 より小さく設定
されている。
【0010】内側容器110と外側容器120とからな
る容器部100は、熱伝導率の低いアルミニウム等から
形成されており、図2等に示すように、内側容器110
と外側容器120との間に空間130が形成されてい
る。この空間130は、真空状態になっており、内側容
器110に入れられた飲み物の熱を外部により伝えにく
いようになっているのである。
【0011】また、当該容器部100の外側容器120
の上端部には、全周にわたって帯状の飲口部121が形
成されている。この飲口部121は、把手部200が使
用中に容器部100から抜け落ちないようにするための
部分である。この外側容器120は、円錐台状に形成さ
れている。
【0012】前記内側容器110の開口部の内径φ
2 は、外側容器120の底部の外径φ1より小さく設定
されている。当該内側容器110も外側容器120と同
様に円錐台状に形成されている。従って、この容器部1
00は積み重ねることができるようになっている。
【0013】一方、把手部200は、略リング状の嵌合
部210と、略逆L字形状の把持部220とを合成樹脂
で一体に成形したものである。嵌合部210の内周面2
11の内径は、外側容器120の飲口部121の下端部
における外径と等しく設定されている。ただし、当該内
周面211は、容器部100が円錐台状に形成されてい
るため、容器部100に嵌まり込むようにテーパ状に形
成されている。従って、把手部200は飲口部121が
あるために容器部100に嵌め込まれても抜け落ちない
ようになっている。
【0014】また、当該嵌合部210の外周面の外径
は、飲口部121の外径と等しく設定されている。
【0015】さらに、当該嵌合部210の上端部には、
ぐるりと全周にわたって凹部212が形成されている。
また、嵌合部210の下端部には、ぐるりと全周にわた
って凸部213が形成されている。この凹部212と凸
部213とは、図4に示すように、複数の把手部200
を積み重ねる際に相互に嵌まり込んで一体として取り扱
いができるようにするものである。
【0016】このようにして構成された保温カップは、
把手部200を容器部100に嵌め込んで使用する。熱
い飲み物を入れても容器部100の空間130により熱
が放散しにくくなっているので冷めにくい。逆に、冷た
い飲み物を入れても温まりにくくなっている。
【0017】上述したような保温カップのコンパクトな
収納は、以下のようにして行う。まず、把手部200を
容器部100から取り外し、複数の容器部100を積み
重ねる。取り外した把手部200を積み重ねる。この場
合、把持部220はずらしておく。さらに、把手部20
0をさかさま、すなわち把持部220を上向きにして容
器部100に嵌め込む。すると、最も上側の把手部20
0の嵌合部210の内周面211が、最も下側の容器部
100に当接して容器部100と把手部200とが1つ
になり、保温カップをコンパクトに収納することができ
る。
【0018】なお、上述した実施例では、把手部200
の嵌合部210の上端部に凹部212を、下端部に凸部
213をそれぞれ形成したが、本発明はこれに限定され
るわけではない。例えば、図6に示すように、嵌合部2
10の上端部に凸部214を、下端部に凹部215を形
成してもよい。この場合には、容器部100の飲口部1
21の下端部に前記凸部214が嵌まり込む嵌合溝21
2Aを設けておけば、この嵌合溝212Aに凸部214
が嵌まり込んで、把手部200を容器部100に強く取
り付けることができる。
【0019】また、上述した実施例では、当該嵌合部2
10の外周面の外径は、飲口部121の外径と等しく設
定されているとしたが、本発明がこれに限定されるわけ
ではない。嵌合部210の外周面がテーパ状になってい
てもよい。この場合には、凸部212等は嵌合部210
の上下端部の内側に設ける必要がある。
【0020】
【発明の効果】本発明に係る保温カップは、飲み物を入
れる容器部と、この容器部に対して着脱自在になった把
手部とを備えており、前記容器部は飲み物が入れられる
内側容器と、この内側容器との間に真空の空間を有して
内側容器と一体に設けられた外側容器とからなり、前記
把手部は容器部の外周に嵌まり込む嵌合部と、この嵌合
部と一体に形成された把持部とからなり、外側容器の底
部の外径は内側容器の開口部の内径より小さく設定され
ている。従って、把手部を取り外した状態の容器部を複
数個積み重ねてコンパクトに収納することができ、キャ
ンプ等のアウトドアでは非常に便利なものとなる。特
に、保温カップでは積み重ねて収納することができるタ
イプのものがなかっただけにキャンプ用品をコンパクト
に収納するという点では素晴らしいものである。
【0021】また、前記把手部の嵌合部は略リング状に
形成されており、その上端部には凹部又は凸部が、下端
部には前記凹部又は凸部に嵌まり込む凸部又は凹部がそ
れぞれ形成されているので、容器部から取り外した把手
部を積み重ねてコンパクトに収納することができる。
【0022】さらに、複数個積み重ねられた容器部に、
複数個積み重ねられた把手部をさかさまにして嵌め込む
ことができるようになっているので、複数個の保温カッ
プをコンパクトに収納することができ、非常に便利なも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る保温カップの概略的一
部破断分解斜視図である。
【図2】この保温カップの概略的断面図である。
【図3】この保温カップを構成する容器部を積み重ねた
状態の概略的断面図である。
【図4】この保温カップを構成する把手部を積み重ねた
状態の概略的断面図である。
【図5】積み重ねた容器部に積み重ねた把手部を嵌め込
んだ状態の概略的断面図である。
【図6】他の実施例に係る保温カップの概略的断面図で
ある。
【符号の説明】
100 容器部 110 内側容器 120 外側容器 200 把手部 210 嵌合部 220 把持部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飲み物を入れる容器部と、この容器部に
    対して着脱自在になった把手部とを具備しており、前記
    容器部は飲み物が入れられる内側容器と、この内側容器
    との間に真空の空間を有して内側容器と一体に設けられ
    た外側容器とからなり、前記把手部は容器部の外周に嵌
    まり込む嵌合部と、この嵌合部と一体に形成された把持
    部とからなり、外側容器の底部の外径は内側容器の開口
    部の内径より小さく設定されていることを特徴とする保
    温カップ。
  2. 【請求項2】 前記把手部の嵌合部は略リング状に形成
    されており、その上端部には凹部又は凸部が、下端部に
    は前記凹部又は凸部に嵌まり込む凸部又は凹部がそれぞ
    れ形成されていることを特徴とする請求項1記載の保温
    カップ。
  3. 【請求項3】 複数個積み重ねられた容器部に、複数個
    積み重ねられた把手部をさかさまにして嵌め込むことが
    できることを特徴とする請求項2記載の保温カップ。
JP6153003A 1994-06-10 1994-06-10 保温カップ Expired - Lifetime JP2622816B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2622816B2 JP2622816B2 (ja) 1997-06-25

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020087527A (ko) * 2001-05-14 2002-11-23 이향제 다용도 컵
KR20180002911U (ko) * 2017-03-31 2018-10-11 이민규 칫솔을 거치한 상태에서 넘어짐을 방지한 칫솔 거치대용 컵

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS483975U (ja) * 1971-05-31 1973-01-18
JPH02257914A (ja) * 1989-03-30 1990-10-18 Tokai Plast Kk 手付きコップの支持部構造

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