JPH07326296A - ヘリックス型進行波管 - Google Patents
ヘリックス型進行波管Info
- Publication number
- JPH07326296A JPH07326296A JP12033194A JP12033194A JPH07326296A JP H07326296 A JPH07326296 A JP H07326296A JP 12033194 A JP12033194 A JP 12033194A JP 12033194 A JP12033194 A JP 12033194A JP H07326296 A JPH07326296 A JP H07326296A
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- Japan
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- helix
- current
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ヘリックス電流の検出に遅延を生じさせる、
あるいは電子ビームの放射の開始又は停止時に過大なヘ
リックス電流が検出されなくなる時間を設けることな
く、ヘリックス電流のみを検出することができるヘリッ
クス型進行波管を提供すること。 【構成】 ヘリックス電流は、ヘリックス回路真空外囲
器１９に接続されたボディ電極１８を介して検出され、
ビームカッター１３に流れる電流はビームカッター１３
に接続されたビームカッター電極２１を介して検出さ
れ、ビームカッター電極２１とボディ電極１８とは絶縁
セラミック２０により電気的に分離されている。
あるいは電子ビームの放射の開始又は停止時に過大なヘ
リックス電流が検出されなくなる時間を設けることな
く、ヘリックス電流のみを検出することができるヘリッ
クス型進行波管を提供すること。 【構成】 ヘリックス電流は、ヘリックス回路真空外囲
器１９に接続されたボディ電極１８を介して検出され、
ビームカッター１３に流れる電流はビームカッター１３
に接続されたビームカッター電極２１を介して検出さ
れ、ビームカッター電極２１とボディ電極１８とは絶縁
セラミック２０により電気的に分離されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロ波を増幅する
ためのマイクロ波管に関し、特にマイクロ波通信の増幅
器に使用される大電力ヘリックス型進行波管に関する。
ためのマイクロ波管に関し、特にマイクロ波通信の増幅
器に使用される大電力ヘリックス型進行波管に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ヘリックス型進行波管は、図６及
び図７に示すように、電子銃部１、ヘリックス回路部
２、コレクタ部３を備えている。また、このヘリックス
型進行波管は、図７に示すように、カソード１１、アノ
ード１２、ビームカッター１３、ヘリックス回路１４、
ヘリックス支柱１５、カソード電極１６、アノード電極
１７、ボディ電極１８、ヘリックス回路真空外囲器１
９、絶縁セラミック２０を有している。
び図７に示すように、電子銃部１、ヘリックス回路部
２、コレクタ部３を備えている。また、このヘリックス
型進行波管は、図７に示すように、カソード１１、アノ
ード１２、ビームカッター１３、ヘリックス回路１４、
ヘリックス支柱１５、カソード電極１６、アノード電極
１７、ボディ電極１８、ヘリックス回路真空外囲器１
９、絶縁セラミック２０を有している。
【０００３】かかるヘリックス型進行波管では、カソー
ド１１からの電子ビームの放射を開始し又は停止する時
に電子ビームが拡散してしまう。一方、ヘリックス回路
１４は、比較的細い線状の金属材料から構成されるため
熱容量が小さいことから、このヘリックス回路１４に直
接電子ビームが入射し、ヘリックス回路１４が破損する
ことを防止するため、ヘリックス回路１４の電子ビーム
入力部に熱容量の大きいビームカッター１３を設け、ヘ
リックス回路１４の内径より外に拡散した電子ビームに
衝突させ、拡散した電子ビームがヘリックス回路１４に
入射することを防止している。
ド１１からの電子ビームの放射を開始し又は停止する時
に電子ビームが拡散してしまう。一方、ヘリックス回路
１４は、比較的細い線状の金属材料から構成されるため
熱容量が小さいことから、このヘリックス回路１４に直
接電子ビームが入射し、ヘリックス回路１４が破損する
ことを防止するため、ヘリックス回路１４の電子ビーム
入力部に熱容量の大きいビームカッター１３を設け、ヘ
リックス回路１４の内径より外に拡散した電子ビームに
衝突させ、拡散した電子ビームがヘリックス回路１４に
入射することを防止している。
【０００４】ところで、ヘリックス回路１４には、電子
ビームの放射を開始し又は停止する時、あるいは定常動
作時にも一部の電子ビームが入射し、この電子ビームに
よる電流をヘリックス電流と呼んでいる。このヘリック
ス電流が規定の電流値を越えた場合、ヘリックス回路１
４の溶断により進行波管の故障を引き起こす場合がある
ため、ヘリックス型進行波管用電源では、上述したヘリ
ックス電流を監視し、ヘリックス電流が規定の電流値を
越えた場合には、進行波管への高電圧の印加を遮断し、
電子ビームの放射を停止して進行波管を保護するための
保護回路を備えている。
ビームの放射を開始し又は停止する時、あるいは定常動
作時にも一部の電子ビームが入射し、この電子ビームに
よる電流をヘリックス電流と呼んでいる。このヘリック
ス電流が規定の電流値を越えた場合、ヘリックス回路１
４の溶断により進行波管の故障を引き起こす場合がある
ため、ヘリックス型進行波管用電源では、上述したヘリ
ックス電流を監視し、ヘリックス電流が規定の電流値を
越えた場合には、進行波管への高電圧の印加を遮断し、
電子ビームの放射を停止して進行波管を保護するための
保護回路を備えている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来、ヘリックス回路
１４は、ヘリックス回路真空外囲器１９を通じてボディ
電極１８に接続され、またビームカッター１３もボディ
電極１８と同電位であったため、ヘリックス電流とビー
ムカッターに流れる電流とを分離して検出することがで
きなかった。即ち、図８に示すように、電子ビームの放
射を開始し又は停止する時には、ヘリックス電流の電流
値が上昇するだけではなく、ビームカッター電流の電流
値も大きく上昇する。従って、従来のヘリックス型進行
波管では、電子ビームの放射を開始し又は停止する時
に、上昇したヘリックス電流と大きく上昇したビームカ
ッター電流とを併せた分の電流値に相当する電流がヘリ
ックス電流として検出されてしまう。
１４は、ヘリックス回路真空外囲器１９を通じてボディ
電極１８に接続され、またビームカッター１３もボディ
電極１８と同電位であったため、ヘリックス電流とビー
ムカッターに流れる電流とを分離して検出することがで
きなかった。即ち、図８に示すように、電子ビームの放
射を開始し又は停止する時には、ヘリックス電流の電流
値が上昇するだけではなく、ビームカッター電流の電流
値も大きく上昇する。従って、従来のヘリックス型進行
波管では、電子ビームの放射を開始し又は停止する時
に、上昇したヘリックス電流と大きく上昇したビームカ
ッター電流とを併せた分の電流値に相当する電流がヘリ
ックス電流として検出されてしまう。
【０００６】このように、従来のヘリックス型進行波管
では、ビームカッター１３に流れる電流が過大なヘリッ
クス電流として検出されてしまうことから、このビーム
カッター１３に流れる電流によって、前述したヘリック
ス電流保護回路が動作してしまうのを防止するため、ヘ
リックス電流の検出回路に遅延回路を設けたり、電子ビ
ームの放射を開始し又は停止する時のみヘリックス電流
の規定値を大きく設定しておく等の対応策を必要として
いた。
では、ビームカッター１３に流れる電流が過大なヘリッ
クス電流として検出されてしまうことから、このビーム
カッター１３に流れる電流によって、前述したヘリック
ス電流保護回路が動作してしまうのを防止するため、ヘ
リックス電流の検出回路に遅延回路を設けたり、電子ビ
ームの放射を開始し又は停止する時のみヘリックス電流
の規定値を大きく設定しておく等の対応策を必要として
いた。
【０００７】しかしながら、ヘリックス電流の検出回路
に遅延回路を設けた場合には、実際、急激に過大なヘリ
ックス電流が進行波管に流れた場合には、高速に保護動
作を行うことができないという欠点があった。
に遅延回路を設けた場合には、実際、急激に過大なヘリ
ックス電流が進行波管に流れた場合には、高速に保護動
作を行うことができないという欠点があった。
【０００８】また、電子ビームの放射を開始し又は停止
する時のみヘリックス電流の規定値を大きく設定してお
く場合には、電子ビームの放射を開始し又は停止した時
に実際に過大なヘリックス電流が進行波管に流れた場合
に、保護動作を行うことができないという欠点があっ
た。
する時のみヘリックス電流の規定値を大きく設定してお
く場合には、電子ビームの放射を開始し又は停止した時
に実際に過大なヘリックス電流が進行波管に流れた場合
に、保護動作を行うことができないという欠点があっ
た。
【０００９】本発明の目的は、ヘリックス電流の検出に
遅延を生じさせる、あるいは電子ビームの放射の開始又
は停止時に過大なヘリックス電流が検出されなくなる時
間を設けることなく、ヘリックス電流のみを検出するこ
とができるヘリックス型進行波管を提供することにあ
る。
遅延を生じさせる、あるいは電子ビームの放射の開始又
は停止時に過大なヘリックス電流が検出されなくなる時
間を設けることなく、ヘリックス電流のみを検出するこ
とができるヘリックス型進行波管を提供することにあ
る。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、電子ビ
ームが入力するヘリックス回路と、該ヘリックス回路を
外側から囲むヘリックス回路真空外囲器と、前記ヘリッ
クス回路へ不要な電子ビームが入力するのを防止するた
めのビームカッターとを備えるヘリックス型進行波管に
おいて、前記ビームカッターと前記ヘリックス回路真空
外囲器とを電気的に分離し、前記ヘリックス回路真空外
囲器を介して検出するヘリックス電流と前記ビームカッ
ターに入射する電子ビームによって前記ビームカッター
に流れる電流とを分離して検出することを特徴とするヘ
リックス型進行波管が得られる。
ームが入力するヘリックス回路と、該ヘリックス回路を
外側から囲むヘリックス回路真空外囲器と、前記ヘリッ
クス回路へ不要な電子ビームが入力するのを防止するた
めのビームカッターとを備えるヘリックス型進行波管に
おいて、前記ビームカッターと前記ヘリックス回路真空
外囲器とを電気的に分離し、前記ヘリックス回路真空外
囲器を介して検出するヘリックス電流と前記ビームカッ
ターに入射する電子ビームによって前記ビームカッター
に流れる電流とを分離して検出することを特徴とするヘ
リックス型進行波管が得られる。
【００１１】また、本発明によれば、前記ヘリックス電
流は、前記ヘリックス回路真空外囲器に接続されたボデ
ィ電極を介して検出され、前記ビームカッターに流れる
電流は前記ビームカッターに接続されたビームカッター
電極を介して検出され、前記ビームカッター電極と前記
ボディ電極とは絶縁セラミックにより電気的に分離され
ていることを特徴とするヘリックス型進行波管が得られ
る。
流は、前記ヘリックス回路真空外囲器に接続されたボデ
ィ電極を介して検出され、前記ビームカッターに流れる
電流は前記ビームカッターに接続されたビームカッター
電極を介して検出され、前記ビームカッター電極と前記
ボディ電極とは絶縁セラミックにより電気的に分離され
ていることを特徴とするヘリックス型進行波管が得られ
る。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の実施例に係るヘリックス型進
行波管について、図面を参照して説明する。
行波管について、図面を参照して説明する。
【００１３】図１には本発明の第１の実施例に係るヘリ
ックス型進行波管が示されている。
ックス型進行波管が示されている。
【００１４】本実施例のヘリックス型進行波管は、図６
に示した従来のヘリックス型進行波管と基本的構造は同
様であり、同一の部分には同一の参照番号を付してあ
る。
に示した従来のヘリックス型進行波管と基本的構造は同
様であり、同一の部分には同一の参照番号を付してあ
る。
【００１５】本実施例のヘリックス型進行波管は、図１
に示すように、ビームカッター電極２１を有しており、
このビームカッター電極２１とボディ電極１８とは絶縁
セラミック２０により電気的に分離されている。
に示すように、ビームカッター電極２１を有しており、
このビームカッター電極２１とボディ電極１８とは絶縁
セラミック２０により電気的に分離されている。
【００１６】このように、本実施例のヘリックス型進行
波管では、ビームカッター１３が、ボディ電極１８と絶
縁セラミック２０により電気的に分離されたビームカッ
ター電極２１に接続されているため、ヘリックス電流と
ビームカッターに流れる電流とを分離して検出すること
ができる。
波管では、ビームカッター１３が、ボディ電極１８と絶
縁セラミック２０により電気的に分離されたビームカッ
ター電極２１に接続されているため、ヘリックス電流と
ビームカッターに流れる電流とを分離して検出すること
ができる。
【００１７】図２には、本実施例のヘリックス型進行波
管が接続される進行波管用高圧電源部でのヘリックス電
流検出部の一例が示されている。図２において、３１は
ヘリックス電源、３２はヘリックス電流検出用抵抗、３
３は過大ヘリックス電流検出回路であり、このうち過大
ヘリックス電流検出回路３３は基準電圧源、コンパレー
タ等で構成される。図２に示すように、ヘリックス電流
ａは、ヘリックス電流検出用抵抗３２に流れ、ヘリック
ス電流検出用抵抗３２にヘリックス電流ａに比例した電
圧ｂが発生する。過大ヘリックス電流検出回路３３にて
電圧ｂとヘリックス電流規定値に対応する電圧ｂ´とを
比較することにより、ヘリックス電流過大時に、過大ヘ
リックス電流検出信号ｃが発生し、制御回路にて保護動
作が行われる。
管が接続される進行波管用高圧電源部でのヘリックス電
流検出部の一例が示されている。図２において、３１は
ヘリックス電源、３２はヘリックス電流検出用抵抗、３
３は過大ヘリックス電流検出回路であり、このうち過大
ヘリックス電流検出回路３３は基準電圧源、コンパレー
タ等で構成される。図２に示すように、ヘリックス電流
ａは、ヘリックス電流検出用抵抗３２に流れ、ヘリック
ス電流検出用抵抗３２にヘリックス電流ａに比例した電
圧ｂが発生する。過大ヘリックス電流検出回路３３にて
電圧ｂとヘリックス電流規定値に対応する電圧ｂ´とを
比較することにより、ヘリックス電流過大時に、過大ヘ
リックス電流検出信号ｃが発生し、制御回路にて保護動
作が行われる。
【００１８】ビームカッター電流ｄは、ヘリックス電流
検出用抵抗３２には流れないため、ヘリックス電流のみ
をヘリックス電流検出用抵抗３２で検出することが可能
である。また、図３及び図４に示すように、ビームカッ
ター電流検出用抵抗３４を接続することにより、ビーム
カッター電流検出回路３５にて、ビームカッター電流ｄ
も検出することができる。
検出用抵抗３２には流れないため、ヘリックス電流のみ
をヘリックス電流検出用抵抗３２で検出することが可能
である。また、図３及び図４に示すように、ビームカッ
ター電流検出用抵抗３４を接続することにより、ビーム
カッター電流検出回路３５にて、ビームカッター電流ｄ
も検出することができる。
【００１９】更に、図５に示すように、ヘリックス型進
行波管内にビームカッター電流検出用抵抗３４を内臓
し、検出電圧を過大ヘリックス電流検出回路３３内でヘ
リックス電流検出電圧から減算する構成にしても良い。
行波管内にビームカッター電流検出用抵抗３４を内臓
し、検出電圧を過大ヘリックス電流検出回路３３内でヘ
リックス電流検出電圧から減算する構成にしても良い。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ボ
ディ電極と電気的に分離されたビームカッター電極を備
えることにより、ヘリックス電流とビームカッター電流
とを分離して検出することができ、従って、ヘリックス
電流の検出に遅延を生じさせる、あるいは電子ビームの
放射の開始又は停止時に過大なヘリックス電流が検出さ
れなくなる時間を設けることなく、ヘリックス電流のみ
を検出することができる。
ディ電極と電気的に分離されたビームカッター電極を備
えることにより、ヘリックス電流とビームカッター電流
とを分離して検出することができ、従って、ヘリックス
電流の検出に遅延を生じさせる、あるいは電子ビームの
放射の開始又は停止時に過大なヘリックス電流が検出さ
れなくなる時間を設けることなく、ヘリックス電流のみ
を検出することができる。
【００２１】よって、急激なヘリックス電流の増大、電
子ビームの放射開始又は停止時の過大なヘリックス電流
からヘリックス型進行波管を保護することができる。
子ビームの放射開始又は停止時の過大なヘリックス電流
からヘリックス型進行波管を保護することができる。
【図１】本発明の第１の実施例に係るヘリックス型進行
波管の断面図である。
波管の断面図である。
【図２】図１に示したヘリックス型進行波管を使用する
進行波管電源でのヘリックス電流検出部を示す図であ
る。
進行波管電源でのヘリックス電流検出部を示す図であ
る。
【図３】図２に示したヘリックス電流検出部にビームカ
ッター電流検出回路を追加した第１の変形例を示す図で
ある。
ッター電流検出回路を追加した第１の変形例を示す図で
ある。
【図４】図２に示したヘリックス電流検出部にビームカ
ッター電流検出回路を追加した第２の変形例を示す図で
ある。
ッター電流検出回路を追加した第２の変形例を示す図で
ある。
【図５】図２に示したヘリックス型進行波管にビームカ
ッター電流検出用抵抗を内臓した第３の変形例を示す図
である。
ッター電流検出用抵抗を内臓した第３の変形例を示す図
である。
【図６】ヘリックス型進行波管の一般的な外観構成を示
す図である。
す図である。
【図７】従来のヘリックス型進行波管の断面図である。
【図８】ヘリックス型進行波管における電子ビームの放
射開始又は停止時の各電流分配を示す図である。
射開始又は停止時の各電流分配を示す図である。
１ 電子銃部 ２ ヘリックス回路部 ３ コレクタ部 １１ カソード １２ アノード １３ ビームカッター １４ ヘリックス回路 １５ ヘリックス支柱 １６ カソード電極 １７ アノード電極 １８ ボディ電極 １９ ヘリックス回路真空外囲器 ２０ 絶縁セラミック ２１ ビームカッター電極 ３１ ヘリックス電源 ３２ ヘリックス電流検出用抵抗 ３３ 過大ヘリックス電流検出回路 ３４ ビームカッター電流検出用抵抗 ３５ ビームカッター電流検出回路 ａ ヘリックス電流 ｂ ヘリックス電流ａに比例した電圧 ｃ 過大ヘリックス電流検出信号 ｄ ビームカッター電流
Claims (2)
- 【請求項１】 電子ビームが入力するヘリックス回路
と、該ヘリックス回路を囲むヘリックス回路真空外囲器
と、前記ヘリックス回路へ不要な電子ビームが入力する
のを防止するためのビームカッターとを備えるヘリック
ス型進行波管において、前記ビームカッターと前記ヘリ
ックス回路真空外囲器とを電気的に分離し、前記ヘリッ
クス回路真空外囲器を介して検出するヘリックス電流と
前記ビームカッターに入射する電子ビームによって前記
ビームカッターに流れる電流とを分離して検出すること
を特徴とするヘリックス型進行波管。 - 【請求項２】 請求項１記載のヘリックス型進行波管に
おいて、前記ヘリックス電流は、前記ヘリックス回路真
空外囲器に接続されたボディ電極を介して検出され、前
記ビームカッターに流れる電流は前記ビームカッターに
接続されたビームカッター電極を介して検出され、前記
ビームカッター電極と前記ボディ電極とは絶縁セラミッ
クにより電気的に分離されていることを特徴とするヘリ
ックス型進行波管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12033194A JPH07326296A (ja) | 1994-06-01 | 1994-06-01 | ヘリックス型進行波管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12033194A JPH07326296A (ja) | 1994-06-01 | 1994-06-01 | ヘリックス型進行波管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07326296A true JPH07326296A (ja) | 1995-12-12 |
Family
ID=14783620
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12033194A Pending JPH07326296A (ja) | 1994-06-01 | 1994-06-01 | ヘリックス型進行波管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07326296A (ja) |
-
1994
- 1994-06-01 JP JP12033194A patent/JPH07326296A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970218 |