JPH0732543U - 雨水採取器 - Google Patents
雨水採取器Info
- Publication number
- JPH0732543U JPH0732543U JP6284893U JP6284893U JPH0732543U JP H0732543 U JPH0732543 U JP H0732543U JP 6284893 U JP6284893 U JP 6284893U JP 6284893 U JP6284893 U JP 6284893U JP H0732543 U JPH0732543 U JP H0732543U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- collector
- water
- rainwater
- open
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 降雨前には蓋が閉じていて塵や埃等が入ら
ず、雨が降り始めると、蓋が自動的に開放落下して雨水
を採取できる簡易な構造で値段の安い雨水採取器を提供
することにある。 【構成】 本考案の雨水採取器は、上端が開口する採取
器本体1と、この採取器本体1の上端開口部に設置され
る半球ドーム状の開き落下蓋2とからなり、この開き落
下蓋2が採取器本体1の直径より大径な半球状のドーム
体を中心から2つ割りした形状の左右半割蓋3,4を有
し、この左右半割蓋の突合せ接合部5を雨に濡れて溶け
る水溶紙6又は雨に濡れて破れる吸水水破紙6′で連結
した構成となっていることを特徴とする。
ず、雨が降り始めると、蓋が自動的に開放落下して雨水
を採取できる簡易な構造で値段の安い雨水採取器を提供
することにある。 【構成】 本考案の雨水採取器は、上端が開口する採取
器本体1と、この採取器本体1の上端開口部に設置され
る半球ドーム状の開き落下蓋2とからなり、この開き落
下蓋2が採取器本体1の直径より大径な半球状のドーム
体を中心から2つ割りした形状の左右半割蓋3,4を有
し、この左右半割蓋の突合せ接合部5を雨に濡れて溶け
る水溶紙6又は雨に濡れて破れる吸水水破紙6′で連結
した構成となっていることを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は屋外に設置して使用する雨水採取器に関するものである。
【0002】
酸性雨等を調べる場合、降ってきた雨を採取する必要があるが、従来は上端開 口の容器を用いて雨水を採取する方法が行われていた。
【0003】
前記従来の雨水採取容器は屋外に設置して使用するが、容器上端が開口してい るので、雨が降る前に塵や埃等が容器内に入ってしまい、採取雨水の分析(酸性 度等の試験)に具合が悪いという問題があった。
【0004】 このような問題をなくすため、屋外設置の容器に蓋をして、塵や埃等が容器内 に入らないようにすることも考えられるが、このようにした場合には雨が降り始 めた時に使用者が外に出て蓋を開けなければならず、その作業が面倒であるとい う問題がある。
【0005】 本考案は前記従来の問題を解消するために案出されたもので、その目的は降雨 前には蓋が閉じていて塵や埃等が入らず、雨が降り始めると、蓋が自動的に開放 落下して雨水を採取できる簡易な構造で値段の安い雨水採取器を提供することに ある。
【0006】
前記の目的を達成するために、本考案の雨水採取器は、上端が開口する採取器 本体1と、この採取器本体1の上端開口部に設置される半球ドーム状の開き落下 蓋2とからなり、この開き落下蓋2が採取器本体1の直径より大径な半球状のド ーム体を中心から2つ割りした形状の左右半割蓋3,4を有し、この左右半割蓋 の突合せ接合部5を雨に濡れて溶ける水溶紙6又は雨に濡れて破れる吸水水破紙 6′で連結した構成となっていることを特徴とする。
【0007】
前記構成の雨水採取器は、雨が降る前に屋外に設置して使用するもので、この 設置時(降雨前)は半球ドーム状の開き落下蓋2が図1の如く閉じているので、 塵や埃等が採取器本体1内に入ることを防止することができる。
【0008】 また雨が降り始めると、蓋繋ぎの水溶紙6又は吸水水破紙6′が雨に濡れて溶 け或いは破れて、前記蓋(開き落下蓋2を構成する左右半割蓋3,4)が自動的 に開いて図2の如く落下するので、雨が降り始めた時に使用者が外に出て蓋を開 けなくても、降った雨を自動的に採取することができる。
【0009】
以下、本考案の一実施例を図面に従い説明する。 図中1は上端が開口する採取器本体で、本実施例の場合には直径が9cm,深さ が10cm程度の有底円筒形の金属缶で構成されているが、合成樹脂製の容器等で 構成することも可能である。
【0010】 2は前記本体1の上端開口部に設置される半球ドーム状の開き落下蓋で、この 開き落下蓋2は採取器本体1の直径より大径な例えば直径12cm程度の半球状ド ーム体を中心から2つ割りした形状の左右半割蓋3,4を有し、この左右半割蓋 3,4の突合せ接合部5を雨に濡れて溶ける水溶紙6又は雨に濡れて破れるトイ レッペーパー等の吸水水破紙6′で図1の如く連結した構成となっている。
【0011】 なお、前記開き落下蓋2を構成する左右半割蓋3,4は、半球状のドーム体を 中心からカッタ等で切断(2つ割り)して形成しても良いが、透明な合成樹脂の 成形品として別々に形成することも可能である。
【0012】
本考案の雨水採取器は、前記のような構成のものであるから、降雨前は半球ド ーム状の開き落下蓋2が閉じていて、塵や埃等が採取器本体1内に入ることを防 止でき、また雨が降り始めると、蓋繋ぎの水溶紙6又は吸水水破紙6′が雨に濡 れて溶け或いは破れて、前記蓋(開き落下蓋2を構成する左右半割蓋3,4)が 自動的に開いて落下するので、雨が降り始めた時に使用者が外に出て蓋を開けな くても、降った雨を自動的に採取することができる。更に、前記蓋2の開放にゴ ムやバネ等の動力を使わないので、構造を簡単にしてコストの低減を図ることが できる等の優れた実用上の効果を奏する。
【図1】本考案の一実施例による雨水採取器を閉蓋状態
で示した中央縦断面図。
で示した中央縦断面図。
【図2】本考案の雨水採取器を開蓋状態で示した作用説
明図。
明図。
1…採取器本体、2…、開き落下蓋、3,4…左右半割
蓋、5…左右半割蓋の突合せ接合部、6…水溶紙、6′
…吸水水破紙。
蓋、5…左右半割蓋の突合せ接合部、6…水溶紙、6′
…吸水水破紙。
Claims (1)
- 【請求項1】 上端が開口する採取器本体と、この採取
器本体の上端開口部に設置される半球ドーム状の開き落
下蓋とからなり、この開き落下蓋が採取器本体の直径よ
り大径な半球状のドーム体を中心から2つ割りした形状
の左右半割蓋を有し、この左右半割蓋の突合せ接合部を
雨に濡れて溶ける水溶紙又は雨に濡れて破れる吸水水破
紙で連結した構成となっていることを特徴とする雨水採
取器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6284893U JPH0732543U (ja) | 1993-11-24 | 1993-11-24 | 雨水採取器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6284893U JPH0732543U (ja) | 1993-11-24 | 1993-11-24 | 雨水採取器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0732543U true JPH0732543U (ja) | 1995-06-16 |
Family
ID=13212144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6284893U Pending JPH0732543U (ja) | 1993-11-24 | 1993-11-24 | 雨水採取器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0732543U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6318911U (ja) * | 1986-07-18 | 1988-02-08 | ||
JPH051984A (ja) * | 1991-06-25 | 1993-01-08 | Shigeharu Kawanami | 初期降雨分取装置 |
-
1993
- 1993-11-24 JP JP6284893U patent/JPH0732543U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6318911U (ja) * | 1986-07-18 | 1988-02-08 | ||
JPH051984A (ja) * | 1991-06-25 | 1993-01-08 | Shigeharu Kawanami | 初期降雨分取装置 |
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