JPH07325134A - 電池残量検出装置 - Google Patents

電池残量検出装置

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JPH07325134A
JPH07325134A JP6139450A JP13945094A JPH07325134A JP H07325134 A JPH07325134 A JP H07325134A JP 6139450 A JP6139450 A JP 6139450A JP 13945094 A JP13945094 A JP 13945094A JP H07325134 A JPH07325134 A JP H07325134A
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JP
Japan
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voltage
detection
battery
discharge
circuit
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JP6139450A
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Inventor
Wataru Tanimoto
亘 谷本
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は電池残量検出装置において、従来に比
して放電電圧の検出精度を高めることを目的とする。 【構成】電池の最大放電電圧に応じて定められたしきい
値電圧を基にしきい値電圧より大きい放電電圧の検出に
適した第1の電圧検出手段と、しきい値電圧の検出に適
した第2の電圧検出手段とを用意する。検出時には、各
検出範囲に対応した第1及び第2の電圧検出手段によつ
て放電電圧を検出し、第1及び第2のデイジタル値を基
に放電電圧がしきい値電圧より大きいか否かを判別す
る。判別結果に応じて第1又は第2のデジタル値のいず
れか一方を選択し、選択されたデイジタル値を基に電池
の放電電圧を求める。このように放電電圧の検出に2種
類の電圧検出手段を使い分けることによりアナログ/デ
イジタル変換回路による分解能精度を高めることがで
き、放電電圧の検出精度を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 作用 実施例(図1〜図3) (1)システム構成(図1) (2)電圧検出回路2及び3の構成(図2) (3)電圧値の検出動作及び効果(図3) (4)他の実施例 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は電池残量検出装置に関
し、例えばカメラ一体型ビデオテープレコーダに適用し
て好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種のバツテリ駆動型機器では
バツテリ(乾電池等)の消耗を事前に検知してユーザに
バツテリの交換時期を知らせるためバツテリの放電電圧
を検出するシステムが内蔵されている。通常、放電電圧
の検出には抵抗分圧器等でなる電圧検出回路が1つ用い
られ、この電圧検出回路によつて検出されたアナログ電
圧値をアナログデイジタル変換器(以下、A/D変換器
という)によつて変換した値をマイクロコンピユータ等
で信号処理することにより電池の残量を検出するように
なされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがこの回路方式
では放電電圧が低電圧になると放電電圧の変化量に対し
てA/D変換器の量子化ステツプが相対的に大きくな
り、丸め誤差の影響が大きくなる問題があつた。このた
め最も重要な低残量時の検出精度が劣化する問題があつ
た。
【0005】また放電電圧の電圧状態が使用環境の影響
等により不安定である場合、各サンプリング時点におけ
るアナログ電圧値が変動するためこれら複数のアナログ
値に対応するデイジタル変換値から電池の残量を求める
マイクロコンピユータの信号処理が複雑になる問題があ
つた。
【0006】また検出対象の放電電圧の電圧値がA/D
変換器やA/D変換器がペリフエラルユニツトとして含
むマイクロコンピユータの電源電圧VCCよりも大きくな
る場合には、電圧検出回路から電源電圧VCCより大きい
アナログ電圧値が何らかの原因でA/D変換器等を含む
集積回路(IC:Integrated Circuit)に加えられる
と、集積回路の破壊につながるため注意が必要であつ
た。
【0007】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、放電電圧が低電圧の場合にも高電圧の場合にも正確
に電池の残量を検出することができる電池残量検出装置
を提案しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、電池(4)の最大放電電圧(V
max )に応じて設定されたしきい値電圧(VCC− 0.7)
に比して高い放電電圧(V)の検出に用いられる第1の
電圧検出手段(2)と、しきい値電圧(VCC− 0.7)に
対して低い放電電圧(V)の検出に用いられる第2の電
圧検出手段(3)と、第1及び第2の電圧検出手段
(2)、(3)によつて検出された検出電圧(V1)、
(V2)をそれぞれ第1及び第2のデイジタル値に変換
するアナログ/デイジタル手段(5A)と、第1及び又
は第2のデイジタル値に基づいて電池(4)の放電電圧
(V)がしきい値電圧(VCC− 0.7)に比して高いか否
かを判別する判別手段(5B)と、判別手段の判別結果
に基づいて、第1及び第2のデイジタル値のいずれを一
方を選択する選択手段(5B)と、選択手段(5B)に
よつて選択されたデイジタル値を基に電池(4)の放電
電圧(V)を求める演算部(5B)とを設けるようにす
る。
【0009】
【作用】第1及び第2の電圧検出手段(2)、(3)に
よつて放電電圧(V)をそれぞれ検出し、検出結果に対
応する第1及び第2のデイジタル値を基に放電電圧
(V)がしきい値電圧(VCC− 0.7)より大きいか否か
を判別する。このとき放電電圧(V)がしきい値電圧
(VCC− 0.7)より大きいと判別された場合には、第1
の電圧検出手段(2)によつて検出された検出電圧(V
1)を変換した第1のデイジタル値を選択し、この電圧
値を基に電池(4)の放電電圧(V)を求める。他方、
放電電圧(V)がしきい値電圧(VCC− 0.7)より小さ
いと判別された場合には、第2の電圧検出手段(3)に
よつて検出された検出電圧(V)を変換した第2のデイ
ジタル値を選択し、この電圧値を基に電池(4)の放電
電圧を求める。このように放電電圧の検出に2種類の電
圧検出手段(2)、(3)を使い分けることによりアナ
ログ/デイジタル変換回路(5A)による分解能を相対
的に高めることができる。特に放電電圧が低電圧の場合
における検出精度を高めることができる。
【0010】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0011】(1)システム構成 まず図1を用いて本発明による放電電圧検出機能を備え
た機器1のシステム構成を説明する。この機器1は回路
構成及び機能を異にする2つの電圧検出回路2及び3を
内蔵しており、この2つの電圧検出回路2及び3をそれ
ぞれ放電電圧が高いときと低いときとで使い分けること
を特徴としている。
【0012】ここで電圧検出回路2は放電電圧Vがマイ
クロコンピユータ5の電源電圧VCCに比して大きい場合
に用いられる回路であり、電圧検出回路3は放電電圧V
がマイクロコンピユータ5の電源電圧VCCに比して小さ
い場合に用いられる回路である。以下、電圧検出回路2
を高電圧用の電圧検出回路2といい、電圧検出回路3を
低電圧用の電圧検出回路3ということにする。
【0013】ここで高電圧用の電圧回路2は放電電圧V
の電圧値を圧縮して出力する。ところで低電圧用の電圧
検出回路3には放電電圧Vが電源電圧VCCに比して大き
いか否かを検出する機能が設けられている。すなわち電
圧検出回路3は放電電圧Vが電源電圧VCCに比して大き
い場合に0〔V〕を出力し、放電電圧Vが電源電圧VCC
に比して小さい場合に放電電圧Vに対してわずかに小さ
い(ほぼ同じ)検出電圧V2を出力する機能が設けられ
ている。
【0014】マイクロコンピユータ5はこの低電圧用の
電圧検出回路3から入力される検出電圧V2をデイジタ
ル変換した値が0〔V〕であるか否かを判別し、0
〔V〕である場合には電圧検出回路2から第1のポート
P1に入力されている検出電圧V1を処理対象として選
択し、0〔V〕以外の場合には電圧検出回路3から第2
のポートP2に入力されている検出電圧V2をそのまま
処理対象として選択するようになされている。
【0015】ここでマイクロコンピユータ5は、マイク
ロプロセツサユニツト5Bのペリフエラルユニツトとし
て内蔵されているA/D変換器5Aによつてアナログ電
圧をデイジタル値D1に変換するようになされている。
マイクロプロセツサユニツト5Bは選択されたデイジタ
ル値D1を信号処理することによりバツテリ4の放電電
圧を求めるようになされている。
【0016】(2)電圧検出回路2及び3の構成 次に機器1に設けられている2つの電圧検出回路2及び
3の回路例を図2を用いて説明する。因にこの実施例の
場合、バツテリ4から得られる放電電圧Vの最大値は1
0〔V〕であるとし、マイクロコンピユータ5の電源電
圧VCCの電位は5〔V〕であるとする。
【0017】高電圧用の電圧検出回路2は検出電圧V1
が電源電圧VCCを越えないようにするため同抵抗値を有
する2つの抵抗R1及びR2の直列接続回路でなる。こ
の高電圧用の電圧検出回路2はバツテリ4の正極と接地
間に印加される電圧(すなわちバツテリ電圧V)を2分
の1に減衰し、この電圧を検出電圧V1として抵抗R1
及びR2の接続中点から第1のポートP1に出力する。
【0018】他方、低電圧用の電圧検出回路3は放電電
圧Vが電源電圧VCCに比して大きいか否かを検出する比
較段3Aと、比較段3Aの検出結果を基に電源電圧VCC
に応じた検出電圧V2を発生する電圧発生段3Bとによ
つてなる。ここで比較段3AはPNP型のトランジスタ
Q1及び抵抗R3の直列回路でなる。このトランジスタ
Q1のエミツタには電源電圧VCCが与えられ、べースに
はバツテリ電圧Vが与えられている。
【0019】トランジスタQ1はバツテリ電圧Vが電源
電圧VCCから順方向降下電圧Vf (= 0.7〔V〕)を差
し引いた電圧値よりも小さい場合(すなわちV<VCC−
Vfの場合)、トランジスタQ1をオン動作させてコレ
クタに接続されている抵抗R3の両端に電圧を発生させ
る。
【0020】これに対して放電電圧Vが電源電圧VCCか
ら順方向降下電圧Vf (= 0.7〔V〕)を差し引いた電
圧値よりも大きい場合(すなわちV>VCC−Vf の場
合)、トランジスタQ1はオフ動作してコレクタに接続
されている抵抗R3の両端に電圧を発生させない。この
ように比較段3Aは電源電圧VCCを基準とした電圧値
(VCC−Vf )に対する放電電圧Vの大小に基づいて2
値の電圧を抵抗R3の両端に発生させるようになされて
いる。
【0021】一方、電圧発生段3Bは2つのエミツタ接
地回路によつて構成されている。1つはバイアス電圧V
に応じた検出電圧V2を発生する検出電圧出力用のエミ
ツタ接地回路(トランジスタQ2、抵抗R4)であり、
1つは比較段3Aの検出結果に基づいて検出電圧出力用
のエミツタ接地回路(トランジスタQ2、抵抗R4)を
制御し、放電電圧Vに応じた大きさの検出電圧V2又は
0〔V〕を発生する制御用のエミツタ接地回路(トラン
ジスタQ3、抵抗R5、R6及びR7)である。
【0022】この制御用のエミツタ接地回路を構成する
トランジスタQ3のベースは抵抗R3に発生する電圧に
応じてオン又はオフ動作するNPN型のトランジスタで
ある。このトランジスタQ3のオンオフ動作によつて検
出電圧出力用のエミツタ接地回路(トランジスタQ2、
抵抗R4)から出力される検出電圧V2の電圧値が切り
替わる。
【0023】例えば検出段3Aが放電電圧Vが電源電圧
VCCより大きいことを検出した場合、このときトランジ
スタQ3はオフ動作する。これによりトランジスタQ2
のベースにはほぼ放電電圧Vが与えられ、トランジスタ
Q2はオフ動作する。これにより抵抗R4には電圧が発
生せず、0〔V〕の電圧が検出電圧V2として出力され
る。
【0024】これに対して検出段3Aが放電電圧Vが電
源電圧VCCより小さいことを検出した場合、このときト
ランジスタQ3はオン動作する。これによりトランジス
タQ2のベースが下がつてトランジスタQ2がオン動作
する。これにより抵抗R4に電流が流れ、抵抗R4には
放電電圧Vが発生する。この電圧が検出電圧V2として
出力される。因にこのとき出力される検出電圧V2の電
圧値はバツテリ電圧Vに対してわずかに小さい(ほぼ同
じ)電圧値となる。
【0025】このとき検出電圧V2のダイナミツクレン
ジは、同じ電圧範囲の放電電圧Vを電圧検出回路2によ
つて検出する場合に得られるダイナミツクレンジより広
くなる(約2倍になる)。このことは物理的なA/D変
換器の分解能は一定のまま検出電圧V2に対する分解能
は従来の場合に比して相対的に高くできたことを意味す
る。従つて放電電圧Vが低くなつたとしても、電圧検出
回路3で発生された検出電圧V2を用いればA/D変換
器5Aの入力レンジを最大限利用することができ、高い
精度で放電電圧Vを測定することができる。
【0026】(3)電圧値の検出動作及び効果 以上の構成において、電圧検出時におけるマイクロコン
ピユータ5による動作状態を図3のフローチヤートに従
つて説明する。まず電源投入と同時に、マイクロプロセ
ツサ5Bは電圧検出処理モードに入り(ステツプSP
1)、回路が動作状態になつた後に各電圧検出回路2及
び3からポートP1及びP2に入力される検出電圧V1
及びV2の電圧値をA/D変換器5Aを介して読み込む
(ステツプSP2)。
【0027】次に、ポートP2に入力されている電圧値
が0〔V〕であるか否かを検出する(ステツプSP
3)。ここで肯定結果が得られると(すなわち放電電圧
Vがマイクロコンピユータ5の電源電圧VCCより大きい
と)、ステツプSP4に移り、ポートP1に入力されて
いる検出電圧V1が放電電圧Vに対応した電圧値として
信号処理し、電圧値を特定する。
【0028】これに対して否定結果が得られると(すな
わちバツテリ電圧Vがマイクロコンピユータ5の電源電
圧VCCより小さいと)、ステツプSP5に移り、ポート
P2に入力されている検出電圧V2が放電電圧Vに対応
した電圧値として信号処理し、電圧値を特定する。これ
らステツプSP4及びステツプSP5のいずれの場合に
も電圧値の検出が終了すると、ステツプSP6に移り、
マイクロプロセツサ5Bは検出された放電電圧Vが機器
1を動作させることができる大きさの電圧か否か判定す
る。
【0029】ここで肯定結果が得られて動作できる大き
さの電圧値であることが判別されると、ステツプSP2
に戻り、これまでの処理を繰り返す。これに対して否定
結果が得られると、バツテリ4の交換を促す表示や警告
音等を発生させた後、ステツプSP7に移つて一連の処
理を終了する。
【0030】以上の構成によれば、放電電圧Vを検出す
る電圧検出回路として高電圧用の電圧検出回路2と低電
圧用の電圧検出回路3の2つを用意し、高電圧用の電圧
検出回路2から出力される検出電圧V1と低電圧用の電
圧検出回路3から出力される検出電圧V2のダイナミツ
クレンジをほぼ同じにしたことにより、検出電圧V2に
対するA/D変換器5Aの分解能を検出電圧V1の約2
倍にすることができる。これにより放電電圧Vが低電圧
(すなわちV<VCC−Vf )時における検出精度を検出
電圧V1から測定する場合に比して約2倍に向上させる
ことができる。
【0031】この結果、従来に比して高い精度で放電電
圧Vを測定することができる。また検出電圧V2に対す
るA/D変換器5Aの分解能を検出電圧V1に対して2
倍にできるため検出電圧V1だけを用いて電圧値を測定
する場合に比してA/D変換器5Aとして従来のものよ
り分解能の低いものを用いても同程度の精度を得ること
ができる。例えば8ビツト分解能のA/D変換器5Aを
用いていたのであれば4ビツト分解能のA/D変換器5
Aを用いれば従来とほぼ同程度の精度を得ることができ
る。さらにまた入力を切り換えるだけで放電電圧Vを高
い精度で検出できるため従来に比してマイクロコンピユ
ータ5による信号処理自体も簡単で済む。
【0032】(4)他の実施例 なお上述の実施例においては、放電電圧Vの電圧検出機
能を有する機器の一般的なシステム構成について述べた
が、このような機器としてバツテリ駆動型機器やバツテ
リ充電器等が考えられる。
【0033】バツテリ駆動型機器としては、例えばカメ
ラ一体型ビデオテープレコーダやカメラ等の撮像機器、
またテープレコーダ等の音声記録機器、またこれらによ
つて記録された画像や音声の再生装置、また携帯電話等
の移動体通信端末、またラジオ等の受信機がある。また
これら以外のバツテリを電源として動作する各種の機器
に広く適用し得、これらの機器の電池残量検出に用いる
ことができる。
【0034】またバツテリ充電器に用いればバツテリ4
への充電状況の判断に使用することができる。因にバツ
テリ充電器はそれ自体独立の装置であつても良く、また
バツテリ駆動型機器に内蔵されているものにも広く適用
し得る。
【0035】またバツテリ4は乾電池であつても充電式
の蓄電池であつても良い。さらにバツテリ4は着脱自在
であつても、機器に内蔵されているものであつても良
い。
【0036】さらに上述の実施例においては、バツテリ
4の最大電圧を10〔V〕であるとし、マイクロコンピ
ユータ5の電源電圧VCCを5〔V〕とする場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、他の電圧値をとる場
合にも適用し得る。このときバツテリ4の最大電圧Vma
x と電源電圧VCCの電圧比は2対1でなくとも良い。
【0037】また上述の実施例においては、放電電圧V
が電源電圧VCCに比して大きいか否かを検出する機能を
低電圧用の電圧検出回路3に設ける場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、高電圧用の電圧検出回路2
に設けても良い。因にこのとき放電電圧Vが電源電圧V
CCに比して大きいか否かを検出電圧V2が0〔V〕であ
るか否かによつて判別する場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、0〔V〕以外の電圧値を判別に用い
ても良い。
【0038】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、放電電圧
の検出に2種類の電圧検出手段を設け、放電電圧の大き
さに応じて2種類の電圧検出手段を使い分けるようにし
たことにより、従来に比して高い精度で放電電圧を検出
することができる電池残量検出装置を実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電池残量検出装置のシステム構成
例を示すブロツク図である。
【図2】本発明による電池残量検出装置の回路例を示す
接続図である。
【図3】電圧検出処理手順を示すフローチヤートであ
る。
【符号の説明】
1……機器、2、3……電圧検出回路、3A……比較
段、3B……電圧発生段 4……バツテリ、5……マイクロコンピユータ、5A…
…A/D変換器、5B……マイクロプロセツサ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電池の最大放電電圧に応じて設定されたし
    きい値電圧に比して高い放電電圧の検出に用いられる第
    1の電圧検出手段と、 上記しきい値電圧に対して低い放電電圧の検出に用いら
    れる第2の電圧検出手段と、 上記第1及び第2の電圧検出手段によつて検出された検
    出電圧をそれぞれ第1及び第2のデイジタル値に変換す
    るアナログ/デイジタル手段と、 上記第1及び又は上記第2のデイジタル値に基づいて上
    記電池の放電電圧が上記しきい値電圧に比して高いか否
    かを判別する判別手段と、 上記判別手段の判別結果に基づいて、上記第1及び第2
    のデイジタル値のいずれを一方を選択する選択手段と、 上記選択手段によつて選択されたデイジタル値を基に上
    記電池の放電電圧を求める演算部とを具えることを特徴
    とする電池残量検出装置。
  2. 【請求項2】上記第2の電圧検出手段は、 上記電池の放電電圧が上記しきい値電圧より高いとき、
    上記検出電圧として零電位を出力することを特徴とする
    請求項1に記載の電池残量検出装置。
JP6139450A 1994-05-30 1994-05-30 電池残量検出装置 Pending JPH07325134A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7235949B2 (en) 2003-06-20 2007-06-26 Seiko Epson Corporation Battery capacity detection apparatus and detection method
CN105467322A (zh) * 2014-09-09 2016-04-06 宏碁股份有限公司 电子装置以及电量检测方法

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