JPH07324786A - 自動換気扇装置 - Google Patents

自動換気扇装置

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Publication number
JPH07324786A
JPH07324786A JP11989194A JP11989194A JPH07324786A JP H07324786 A JPH07324786 A JP H07324786A JP 11989194 A JP11989194 A JP 11989194A JP 11989194 A JP11989194 A JP 11989194A JP H07324786 A JPH07324786 A JP H07324786A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ventilation
fan
gas
mode
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP11989194A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoaki Murata
智昭 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP11989194A priority Critical patent/JPH07324786A/ja
Publication of JPH07324786A publication Critical patent/JPH07324786A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】換気を必要とする空間の空気を、常時微小風量
の換気をおこなうことで、換気扇のそばに設置された感
知装置により空気質の状態を能動的に検知でき、検知内
容から、換気扇装置の動作を多段階で可変可能とし、ま
た非常時には換気扇動作を停止し、かつ警報を発する自
動換気装置を提供する。 【構成】従来の換気扇装置のモータ部を多段階の回転状
態に制御できるCPUを含む制御回路に、各種感知装置
からの電気信号を解析する解析機能をもたせ、またある
感知装置の信号に対しては、一定以上で警報を発する警
報機能をもたせることで構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は住宅等の換気を自動的に
行う自動換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の換気に関する技術では、特開昭6
4―41740号公報が開示されている。前記公報記載
の換気装置では換気装置内部に各種気体感知装置が設け
られ、室内の結露と空気汚染とを防止し居住者の健康増
進に寄与する目的で、前記各種気体感知装置の出力から
換気装置の制御をなす構成となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の換
気装置では、室内の空気状態を受動的に内部の感知装置
により検知し、前記換気装置を制御しようとするもので
あったため、換気装置周辺のみの空気状態に対応できて
いるだけであった。すなわち換気装置が始動はじめた時
には、部屋全体が汚染された後か、感知装置周辺で汚染
が始まったときに、限られる。また、換気装置動作時に
おいて、いち早くガス漏れ等を検知できるのは、換気装
置周辺であり、セキュリティ機能が必要となってくる等
の問題点があった。
【0004】本発明では、上記の問題点に鑑み、室内の
空気状態を早急に感知し、換気を行うとともに、感知内
容により、換気扇動作を最も適切に行う自動換気扇装置
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の自動換気装置においては、内部に1以上の
気体感知手段を設け、前記気体感知手段の出力結果によ
り、換気扇のファン動作を可変する自動換気扇におい
て、前記換気扇のファン動作の可変域中で、最小運転が
なされるベース換気モードを有し、前記気体感知手段が
無出力時、前記ベース換気モードでの換気扇のファン動
作を常に行い、換気される空気を前記気体感知手段に供
給すると共に、前記気体感知手段には、爆発性を有する
ガスを検知するガスセンサが含まれ、規定以上の爆発性
ガスを感知した際、換気扇のファン動作を自動停止さ
せ、感知内容を音声により知らせる機能を有し、さらに
前記気体感知手段で得られた空気状態の情報により、換
気扇のファン動作を多段階に可変する機能を有する。
【0006】
【作用】上記の様に構成された、自動換気装置において
は通常、ベース換気モードによって、換気扇は運転さ
れ、能動的に空気状態の感知を行うとともに、汚染の程
度により、換気量を多段階に可変できる機能を備え、セ
キュリティ機能として一定量のガスを検知した際、換気
装置を自動的に停止する機能と警報装置を有している。
【0007】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明
する。図1は本発明に係る自動換気装置としての動作を
行うレンジフードファンを実施例とした図である。また
図2は本発明の制御部分を示す回路ブロック図である。
図1のレンジフードファン1は手元スイッチ20の中の
自動運転モードが選択されると、ベース換気モードによ
る換気状態となる。この時モータ10および前記モータ
10により駆動されるファン11が低速状態で回転を始
める。この状態でレンジフードファンが設けられている
部屋の空気は、各種感知装置40に供給され、その空気
中物質が調べられる。物質中の換気を必要とするガス
(爆発性ガスを含まない)が感知装置40(COガスセ
ンサ等)より、検知され、その量が換気を行う必要があ
るか否かを、制御回路30内の換気基準が書き込まれて
いるROM、及び演算・制御を行うCPUにより判断さ
れる。換気基準を上回り換気を要する場合、ベース換気
モード以上に換気運転を他段階に移行させガスを強制的
に換気する。この状態時も感知装置40は空気質の監視
を続けており、空気質が正常に戻った場合、レンジフー
ドファン1は元のベース換気モードでの換気扇運転を行
う。
【0008】また、爆発性を有するガス(水素を含むL
PG等)を感知装置40(水素センサ等)が、規定以上
検知した場合、レンジフードファン1は自動的にファン
動作をストップし、機械的動作から生じる引火を防ぐと
ともに、スピーカ50より音声により危険状態にあるこ
とを、在住者に知らせる。このように、本実施例では、
レンジフードファン1により、室内或いは屋内の空気を
ベース換気により能動的に行うことにより、空気中物質
を速やかに検知でき、排気することが可能となる。また
ベース換気を行うことは、現在の気密性の高い住居の中
で生活する場合では、従来の住居で得られた自然換気を
補うものであり、在住者に新鮮な空気を常に供給する役
割を兼ねることから、現在注目されているものである。
【0009】本発明の技術は、上記実施例に限られたも
のでなく、例えば感知対象として湿気等も含まれ、生活
上不快感をもよおす空気状態においての、換気を自動で
おこなうのものすべてに対して適応しうる。また換気対
象の部屋は自動換気装置が備えられている部屋だけでな
く、給気口等を通じて空気循環が可能な他の部屋あるい
は廊下等が含まれることは、当然のことである。
【0010】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明によれば、
換気を必要とする空間の空気を、ベース換気モードによ
る換気扇運転を行うことで、能動的に換気扇付近に備え
られた感知装置に供給し、その結果により換気扇の動き
を多段階に制御することから、室内空気環境を良好に保
つことと、安全性においても、ベース換気モーードでの
換気扇運転を利用し、危険状態をいち早く検知できるな
ど、多くの効果を有している。
【0011】
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施例で示した機構部の斜視
図である。
【図2】 図2は実施例の電気的な制御を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 レンジフードファン 10 モータ 11 ファン 20 手元スイッチ 30 制御回路 40 感知装置 50 スピーカ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に1以上の気体感知手段を設け、前
    記気体感知手段の出力結果により、換気扇のファン動作
    を可変する自動換気扇において、前記換気扇のファン動
    作の可変域中で、最小運転がなされるベース換気モード
    を有し、前記気体感知手段が無出力時、前記ベース換気
    モードでの換気扇のファン動作を常に行い、換気される
    空気を前記気体感知手段に供給することを特徴とする自
    動換気扇装置。
  2. 【請求項2】 前記気体感知手段には、爆発性を有する
    ガスを検知するガスセンサが含まれ、規定以上の爆発性
    ガスを感知した際、換気扇のファン動作を自動停止さ
    せ、感知内容を音声により知らせる機能を有することを
    特徴とする請求項1記載の自動換気扇装置。
  3. 【請求項3】 前記気体感知手段で得られた空気状態の
    情報により、換気扇のファン動作を多段階に可変する機
    能を有した事を特徴とする請求項1記載の自動換気扇装
    置。
JP11989194A 1994-06-01 1994-06-01 自動換気扇装置 Pending JPH07324786A (ja)

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JPH07324786A true JPH07324786A (ja) 1995-12-12

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JP (1) JPH07324786A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11182489A (ja) * 1997-12-22 1999-07-06 Haseko Corp 住宅用換気装置
JP2008249321A (ja) * 2007-03-05 2008-10-16 Hochiki Corp レンジフードシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11182489A (ja) * 1997-12-22 1999-07-06 Haseko Corp 住宅用換気装置
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