JPH073243U - ケーブルガイド - Google Patents

ケーブルガイド

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Publication number
JPH073243U
JPH073243U JP1611093U JP1611093U JPH073243U JP H073243 U JPH073243 U JP H073243U JP 1611093 U JP1611093 U JP 1611093U JP 1611093 U JP1611093 U JP 1611093U JP H073243 U JPH073243 U JP H073243U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cables
cable
fixed
guide
flat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1611093U
Other languages
English (en)
Inventor
昭三 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP1611093U priority Critical patent/JPH073243U/ja
Publication of JPH073243U publication Critical patent/JPH073243U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一端が移動体に固着される複数のフラットケ
ーブルが途中で折れ曲がる場合に絡まないように規制
し、断線等を防止する。 【構成】 フラットケーブル23・23相互が絡まるの
を防止するケーブルガイドであって、いずれかのケーブ
ルに固定される固定部と、他のケーブルを個別に挿通可
能な少なくとも1つのガイド部とを有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばその一端がスタッカクレーンの昇降台に固着され、給電側と 被給電側との間で電力や信号の送受を行うための複数の長いケーブルが相互に絡 まるのを防止するケーブルガイドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、例えばスタッカクレーン本体と昇降台との間にフラットケーブルを 介装し、昇降台に設けたスライドフォークを駆動するモータに電力を供給したり 、スライドフォークの突出量や載置した荷の荷崩れ検知等の制御信号を送受した りしている。このフラットケーブルは、昇降台の昇降経路の略中間点に設けたタ ーミナルと昇降台との間に弛みをもたせて介装され、昇降台の昇降動作に伴って 移動するようになっている。また、このフラットケーブルは、制御信号やモータ の数等が多い場合には複数設けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
フラットケーブルは、長くなれば長くなるほど、内蔵する複数の電線の伸縮率 の差、被覆材(例えば繊維質を含むもの)の配列方向等によって捻じれが生じ易 く、複数設けられている場合には、昇降台が昇降動作を繰り返すことによって、 相互に絡み合ってしまう虞がある。複数のフラットケーブルが相互に絡まったま まの状態で昇降台が昇降動作を繰り返すと、フラットケーブルに無理な力が加わ って断線し、昇降台を駆動することができなくなってしまう。本考案は、複数の ケーブル相互が絡まるのを防止しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記のような課題を解決するために次のように構成したものである。 即ち、一端が移動体に固着される複数のケーブル相互が絡まるのを防止するケー ブルガイドであって、いずれかのケーブルに固定される固定部と、他のケーブル を個別に挿通可能な少なくとも1つのガイド部を有するように構成したものであ る。
【0005】
【作用】
いずれかのケーブルに固定部を固定し、他のケーブルをガイド部に個別に挿通 することにより、固定部が固定されたケーブルに対する他のケーブルのふらつき が規制される。また、他のケーブルはガイド部に挿通されているのみであるため 、固定部が固定されたケーブルとの間に移動量の差が生じる場合であっても、無 理な力が加わることがない。
【0006】
【実施例】
本考案の解決しようとする課題及び解決手段は以上の如くであり、スタッカク レーンの給電ケーブルに適用した保持装置の実施例について添付した図面に従い 説明すると、図1はスタッカクレーンの全体側面図、図2は図1におけるA−A 矢視断面図、図3は本考案の保持装置平面図、図4は図3におけるB−B矢視断 面図、図5は同じく保持装置斜視図である。
【0007】 スタッカクレーンSは図1、図2に示すように、フロア1上の走行レール2と 平行に天井部に設けた上ガイドレール3の間を走行可能とし、該スタッカクレー ンSは走行レール2上に載置した走行フレーム13上にフロントマスト11とリ アマスト12が平行に立設され、該フロントマスト11とリアマスト12上に上 部フレーム14が固設されて上ガイドレール3に係合し、フロントマスト11と リアマスト12の内側にレール11a・12aを上下方向に形成して、該レール 11a・12a間に昇降台15を配置し、フロントマスト11前部に設けた走行 モーターM1にてスタッカクレーンSを前後に走行可能とし、リアマスト12上 部の後側に設けた昇降モーターM2にてチェーン16・16を介して昇降台15 を昇降可能とし、該昇降台15にはラックまたは入出庫ステーションとの間でワ ークWを載せ替えできるようにスライドフォーク19・19を左右へスライド可 能とし、該スライドフォーク19・19は図示しないモーターの駆動にてスライ ド駆動される。
【0008】 そして、リアマスト12の後部面には点検等のために作業者が登れるように梯 子17が付設され、該リアマスト12側面には平面視コ字状のガイド板20が付 設され、該ガイド板20後面に配線ボックス21を設け、リアマスト12の略中 央の高さの位置にターミナル22を設け、該ターミナル22と前記昇降台15の ターミナルの間にフラットケーブル23・23を接続して前記ガイド板20内に 収納するように配設し、該フラットケーブル23・23によりスライドフォーク 19を駆動するモーターを作動するための電力を供給したり、ワークWの検知や スライドフォーク19の位置や荷崩れ等を検知するセンサー等の信号を本機側の 制御装置と送受できるように接続しているのである。そして、該フラットケーブ ル23は複数の電線23a・23a・・・を平行に並べて絶縁材にて被覆して構 成している。
【0009】 前記スタッカクレーンSは地上と数十メートルの高さまで昇降できるようにし ているので、フラットケーブル23も長いものとなり、スタッカクレーンSが最 上昇位置から下降するに従って、フラットケーブル23はターミナル22近傍か ら折れ曲がり部ができて、最下端近傍では昇降台15側のターミナルで折れ曲が り部ができる。本考案はこのような長い複数のフラットケーブル23・23が途 中で折り曲げた時に絡まないように、中途部の任意位置でフラットケーブル23 同士で保持する保持具Cに関するものである。
【0010】 即ち、該保持具Cの構成は図3、図4、図5に示すように、ガイド板20の幅 よりも小さい下ブラケット24と中プレート25と上ブラケット26からなり、 下ブラケット24はフラットケーブル23の断面と略同じ凹部24aを中央に形 成して開放側を中プレート25にて閉じて固定部となる保持空間C1を形成し、 中プレート25はシート状の合成樹脂或いは金属板でできており、上ブラケット 26は中央上部のフラットケーブル23の厚さよりも高い位置にローラー26d を回転自在に側板26a・26aに枢支し、中プレート25と上ブラケット26 の間でガイド部となる保持空間C2を形成し、前記保持空間C1はフラットケー ブル23を締めつける程度の空間であり、保持空間C2はフラットケーブル23 の断面よりも大きくフラットケーブル23はフリーの状態で保持される。そして 、下ブラケット24と中プレート25と上ブラケット26を一体的に固定するた めに、前記下ブラケット24の凹部24a両側の上面にネジ孔24b・24b・ ・・とピン穴24c・24c・・・を穿設し、中プレート25両側にネジ孔25 a・25a・・・とピン孔25b・25b・・・を開口し、上ブラケット26の 側板26a・26aの底面にネジ孔26b・26b・・・とピン穴26c・26 c・・・を穿設してそれぞれの孔が一致するように配設している。
【0011】 そして、前記上ブラケット24の凹部24aにフラットケーブル23を嵌め込 んで中プレート25で押さえ、もう一つのフラットケーブル23を中プレート2 5と上ブラケット26の間に挟み、下ブラケット24と中プレート25と上ブラ ケット26のそれぞれのピン穴24c、26c、ピン穴25bにピン27を挿入 して位置決めし、ネジ29・29・・・をそれぞれネジ穴24b、25a、26 bに挿入してナット30で固定するのである。
【0012】 このように構成することによって、二つのフラットケーブル23・23を保持 具Cにて数箇所任意位置で保持した場合、一方のフラットケーブル23は下ブラ ケット24と中プレート25に固定され、他方のフラットケーブル23は中プレ ート25と上ブラケット26の間で保持姿勢は維持されたままのフリーの状態で 保持され、両フラットケーブル23は常に平行を保たれたままとなり、ガイド板 20よりはみ出すこともなくなる。そして、昇降台15の昇降により折り曲げ分 が移動するが、この時内側又は外側となったフリー側のフラットケーブル23は ローラー26cと接触する位置が少しずつズレるが、ローラー26cが回転する ので抵抗は小さく捻じれの原因となることもない。また、保持具Cがガイド板2 0内で動きが規制されて捩れる動きも規制される。尚、本実施例では二つのフラ ットケーブルを保持する構成であるが、三つ以上保持することも可能であり、こ の場合一つは固定し、その他はフリーの状態で保持するようにし、また、中央の 一つを固定し両側に配置したフラットケーブルをフリーの状態で保持することも できる。
【0013】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成したので次のような効果を奏するものである。即ち 、固定部が固定されたケーブルに対して他のケーブルのふらつきが規制されるた め、複数のケーブルが相互に絡まることがなく、ケーブルの断線を防止すること ができる。また、他のケーブルはガイド部に挿通されているのみであるため、固 定部が固定されたケーブルとの間に移動量の差が生じる場合であっても、無理な 力が加わることがなく、ケーブルをスムーズに移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スタッカクレーンの全体側面図である。
【図2】図1におけるA−A矢視断面図である。
【図3】本考案の保持装置平面図である。
【図4】図3におけるB−B矢視断面図である。
【図5】同じく保持装置斜視図である。
【符号の説明】
S スタッカクレーン C 保持具 20 ガイド板 23 フラットケーブル 24 下ブラケット 25 中プレート 26 上ブラケット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が移動体に固着される複数のケーブ
    ル相互が絡まるのを防止するケーブルガイドであって、
    いずれかのケーブルに固定される固定部と、他のケーブ
    ルを個別に挿通可能な少なくとも1つのガイド部とを有
    することを特徴とするケーブルガイド。
JP1611093U 1993-04-01 1993-04-01 ケーブルガイド Pending JPH073243U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1611093U JPH073243U (ja) 1993-04-01 1993-04-01 ケーブルガイド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1611093U JPH073243U (ja) 1993-04-01 1993-04-01 ケーブルガイド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH073243U true JPH073243U (ja) 1995-01-17

Family

ID=11907382

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1611093U Pending JPH073243U (ja) 1993-04-01 1993-04-01 ケーブルガイド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH073243U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101025670B1 (ko) * 2010-07-26 2011-03-30 김명귀 조명장치용 가변형 케이블 밴드

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