JPH0732282A - ロボット制御装置 - Google Patents

ロボット制御装置

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JPH0732282A
JPH0732282A JP20029693A JP20029693A JPH0732282A JP H0732282 A JPH0732282 A JP H0732282A JP 20029693 A JP20029693 A JP 20029693A JP 20029693 A JP20029693 A JP 20029693A JP H0732282 A JPH0732282 A JP H0732282A
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JP
Japan
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tool
point
robot
axis
sensor
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Application number
JP20029693A
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English (en)
Inventor
Wataru Iida
亘 飯田
Tadashi Koyama
正 小山
Takatsugu Inada
隆次 稲田
Osamu Yamada
修 山田
Yuzo Kishi
友三 岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Toyoda Koki KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】工具を移動可能に保持し工作物をハンドで握持
して加工するロボットにおいて、加工点の加工経路上の
位置決めを正確にして加工精度の向上を図る。 【構成】工具Tの位置を変動可能に保持する工具保持装
置50と、工具の工具軸と平行なセンサ軸を有し、工具
の工作物上の加工経路における工具による加工点よりも
前進した位置で、工具に対して一定の相対的位置におい
て工具保持装置に配設されたセンサSであって、センサ
に固定された座標系における加工経路上に存在する検出
点の座標を検出する変位センサと、変位センサにより検
出された座標に応じて、加工点が加工経路上に存在する
ように工具保持装置を制御する制御手段とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工具保持装置により工
具の位置を変動可能に保持するとともに、ロボットに工
作物を挾持させ、ロボットの位置及び姿勢を制御して工
作物の加工を行うロボット制御装置において、加工点を
所定の加工経路上に精度良く位置決めするように改良し
た装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来、特開平2-82302 号公報のように、工
具を固定して、工作物をロボットのハンドで握持して工
作物を工具に対して相対移動させることにより、工作物
を溶接したり切断したりするロボットが知られている。
このロボットでは、溶接速度や切断速度を一定とするこ
とができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような加工の場合
には、ロボットの位置及び姿勢の制御は、予め教示され
て入力された教示データに従って行われる。このため、
教示が正確でない場合や、温度変動や工作物の重量変化
等により、加工点を正確に加工経路上に位置決めするこ
とは困難である。本発明は上記の課題を解決するために
成されたものであり、その目的は、工具の位置を変動可
能に保持すると共に工作物をハンドで握持して加工する
ロボットにおいて、加工点の加工経路上の位置決めを正
確にすることにより、加工精度を向上させることであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の発明の構成は、ロボットに工作物を挾持させ、教示デ
ータに従ってロボットの位置及び姿勢を制御して工作物
の加工を行うロボット制御装置において、工具の位置を
変動可能に保持する工具保持装置と、工具の工作物上の
加工経路における工具による加工点よりも前進した位置
で固定されるとともに、工具に対して一定の相対的位置
において工具保持装置に配設され,加工経路上に存在す
る検出点の座標を検出するセンサと、センサにより検出
された座標に応じて、加工点が加工経路上に存在するよ
うに工具保持装置を制御する制御手段とを設けたことで
ある。
【0005】
【作用】検出点は加工点よりも前進した位置に存在す
る。即ち、検出点は加工点が今後通過する領域にとられ
ている。加工経路は工作物上に検出可能に形成されてい
る。例えば、2つの面状物体を重ね合わせて溶接する場
合であれば、その2つの面状物体が重ね合わせられて形
成された段の稜線が加工経路となる。この稜線はレーザ
をプローブとするセンサを稜線に垂直な方向にスイング
させて、その出力が階段状に変化する部分として検出す
ることが可能である。このセンサにより加工経路上に存
在する検出点のセンサに固定された座標系における座標
が演算される。そして、加工点を教示データに従って、
所定の加工経路上に位置決めするとき、加工点の検出点
に対する遅れを考慮した上でこの座標が加味され、工具
保持装置が駆動されて工具位置が調整されることによ
り、加工点の加工経路上での位置決めの微調整が行われ
る。このことにより、加工点を正確に所定の加工経路上
に位置決めすることが可能となり、加工精度を向上させ
ることができる。
【0006】
【発明の効果】本発明は、工具をその位置を変動可能に
保持すると共に、教示データに従ってロボットの位置及
び姿勢を制御することで加工経路を制御すると共に、実
際に、加工する場合に、センサにより加工経路の位置を
検出して、その位置と理想的な位置との偏差だけ、工具
の位置を制御するようにしている。従って、教示が不正
確であっても、精度の高い加工を行うことができる。ま
た,センサ,工具は,ロボット側に取付けていないた
め,ロボット手首部の配線は簡素化され,安全なシステ
ムを構成できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説
明する。図1は6軸多関節ロボットの機構を示した機構
図である。10がロボット本体であり、フロアに本体1
0を固定するベース12が配設され、ベース12上には
コラム13が固設されており、コラム13はボディ14
を回転自在に配設している。ボディ14はアッパーアー
ム15を回動自在に軸支し、アッパーアーム15は、フ
ォアアーム16を回動自在に軸支している。ボディ1
4、アッパーアーム15、フォアアーム16は、それぞ
れ、サーボモータM1,M2,M3(図4参照)によっ
て、軸a,b,cの回りに回転駆動される。この回転角
はエンコーダE1,E2,E3によって検出される。フ
ォアアーム16の先端部にはリスト17がd軸の周りに
回転可能に軸支され、リスト17にはハンド18がe軸
の周りに回動自在に軸支されている。
【0008】さらに、ハンド18はf軸の周りに回転可
能に軸支されている。そして、このハンド18に工作物
Wが挾持される。工作物Wは2つの断面がU字形状の物
体を合わせたものであり、その接合部の段付部の稜線が
加工経路となり、加工経路が溶接される部分である。
尚、d軸、e軸、f軸はサーボモータM4、M5、M6
によって駆動される。
【0009】又、床には工具保持装置50が立設されて
おり、その工具保持装置50はベッド57を有してい
る。図1及び図2に示すように、そのベッド57上には
レール53、54が配設されており、そのレール53、
54上にz軸方向に移動するz軸テーブル51が摺動可
能に配設されている。さらに、z軸テーブル51上には
レール55、56が配設されており、そのレール55、
56上にはy軸方向に移動するy軸テーブル52が摺動
可能に配設されている。z軸テーブル51はz軸サーボ
モータ61により駆動され、y軸テーブル52はy軸サ
ーボモータ62により駆動される。そして、y軸テーブ
ル52上にはホルダー30が固設されており、ホルダー
30には溶接トーチTと変位センサSとが固定されてい
る。溶接トーチTと変位センサSとの関係は、図3に示
すような位置関係となっている。変位センサSは溶接ト
ーチTに対して加工経路Aの方向(x軸方向)に一定の
距離ΔX だけオフセットしている。
【0010】図4はロボットの姿勢制御装置の電気的構
成を示したブロックダイヤグラムである。20はマイク
ロコンピュータ等から成る中央処理装置である。この中
央処理装置20には、メモリ25、サーボモータを駆動
するためのサーボCPU22a〜22f、ジョグ運転の
指令、教示点の指示等を行う操作盤26、溶接のための
ア─ク溶接機23、変位センサSから検出信号を入力す
る入出力インタフェース24が接続されている。そし
て、そのア─ク溶接機23には溶接トーチTが接続され
ており、入出力インタフェース24には変位センサSが
接続されている。ロボットに取付けられた各軸a〜f駆
動用のサーボモータM1〜M6は、それぞれサーボCP
U22a〜22fによって駆動される。又、CPU20
には工具保持装置駆動装置60が接続されており、その
工具保持装置駆動装置60には溶接トーチTを加工経路
A(x軸方向)に垂直なy軸方向、z軸方向(工作物に
接近する方向)に移動させるためのy軸サーボモータ6
2、z軸サーボモータ61が接続されている。
【0011】前記サーボCPU22a〜22fのそれぞ
れは、中央処理装置20から出力される出力角度データ
θ1 〜θ6 と、サーボモータM1〜M6に連結されたエ
ンコーダE1〜E6の出力α1 〜α6 との間の偏差を演
算し、この演算された偏差の大きさに応じた速度で各サ
ーボモータM1〜M6を回転させるように作動する。
【0012】前記メモリ25にはロボットを教示点デー
タに従って動作させるためのプログラムが記憶されたP
A領域とロボットの位置及び姿勢を表す教示点データを
記憶するPDA領域が設けられており、教示モードにお
いて、複数の教示点における位置データと姿勢データが
記憶される。
【0013】次に、その作用について説明する。図5は
同実施例装置において使用されているCPU20の教示
に関する処理手順を示したフローチャートである。先
ず、ステップ100 では,工具保持装置50を基準位置に
位置決めしておき,この位置における溶接トーチの先端
の位置及び姿勢をロボットのハンドのフランジ中心に教
示用アタッチメント(図示略)を取り付け、操作盤26
におけるマニュアル操作により前述のロボットの各駆動
軸の回転角図13の(13)を変換した位置行列Tとして教
示させる。
【0014】次に、ステップ102 に移行して、工作物の
加工経路上の教示点毎にロボットのハンドのフランジ中
心の位置及び姿勢を前述のロボットの各駆動軸の回転角
(13)を変換した位置行列Fとして教示させて、本プログ
ラムを終了する。
【0015】次に、本装置により加工動作における位置
決め制御について説明する。先ず、図11を参照して、
ロボットの座標系及び座標変換について説明する。O−
XYZ座標系は、空間に固定された直交座標系( ロボッ
ト座標系) である。P点は工具保持装置50に固定され
た工具の先端を表し、Q点は工作物を挾持するロボット
のハンドのフランジ中心(以下、単に「フランジ中心」
ともいう)を表す。
【0016】工具の先端Pには、工具の先端の工具姿勢
を表すために単位ベクトルe1,e2,e3が工具に固
定されて図示するように採られている。又、フランジ中
心Qにおける姿勢を表すためにフランジ中心に固定され
た単位ベクトルa1,a2,a3が図示するように採ら
れている。これらの単位ベクトルの成分を図12の(1)
〜(6) 式で定義する。
【0017】又、P点及びQ点の位置ベクトル(成分は
直交座標を意味する)を図12の(7) 、(8) 式で定義す
る。したがって、工具の先端の位置行列T及びフランジ
中心の位置行列Fは、図12の(9) 、(10)式で定義され
る。ここで、左上の3行3列の行列が姿勢行列と言われ
るものである。又、変換行列Mが図13の(11)式で定義
される。この変換行列Mは、フランジ中心Qの位置行列
Fと工具の先端Pの位置行列Tとを関連づけるものであ
る。工具の先端の位置及び姿勢を、フランジ中心に固定
した座標系Q−a1a2a3で表現した行列と言える。
即ち、e1ベクトルのa1,a2,a3ベクトルに対す
る方向余弦が(M11,M12,M13)であり、e2ベクト
ルのそれらが、( M21, M22,M23)であり、e3ベク
トルのそれらが、(M31,M32,M33)である。又、Q
Pベクトルの座標系Q−a1a2a3での座標成分が、
( RX,Y,Z )である。従って、行列T, F, Mの間
には図13の(12)式の関係がある。
【0018】又、ロボットの各駆動軸の回転角( 6軸の
場合) を図13の(13)式とすると、回転角(13)と、フラ
ンジ中心の位置行列Fとの間には、ロボット固有の一定
の関係が存在し、相互に変換することが出来る。又、工
具の先端の位置行列Tとフランジ中心の位置行列Fと
は、図13の(12)式の関係があるから、結局、駆動軸の
回転角(13)と、M,Fとは、相互に関連し、相互に変換
することが出来る。
【0019】次に、ロボットの位置及び姿勢の補間演算
及び位置決め制御について説明する。指定された補間周
期で教示点間を補間するためにCPU20は図6の補間
に関する処理手順を示したフローチャートを実行する。
ステップ200 で図5のステップ102 にて教示された隣接
した教示点の位置行列Fが読み込まれる。次に、ステッ
プ202 に移行して、図5のステップ100 にて教示された
工具の先端の位置行列Tとステップ200 で読み込んだ教
示点における位置行列Fとから前述の(12)式より、その
教示点における変換行列Mを算出する。
【0020】今、例えば、隣接した2つの教示点をA,
Bとして、教示点Aについて図9を、教示点B点につい
て図10をそれぞれ参照して説明する。工具の先端の位
置行列Tは、図12の(9) 式で表され、教示点Aにおけ
るフランジ中心の位置行列FA は、前述の(10)式より、
図13の(14)式で表される。
【0021】又、教示点Aにおける変換行列MA は、図
13の(11)式より、(15)で与えられる。ここで、(12)式
より、図14の(16)となる。従って、教示点Aにおける
変換行列MA は、図14の(17)にて算出される。同様に
して、教示点Bにおける変換行列MB は、図14の(18)
にて算出され、隣接した2つの教示点A,BにおけるM
A とMB とが求まる。
【0022】尚、この変換行列MA とMB との間は前述
の回転主軸法により回転主軸の方位及び位置と回転角g
が求まり、それらの間の姿勢変換行列Sg は、図14の
(19)式として求まる。したがって、隣接した2つの教示
点A,B間の距離DABは、DAB 2 =|(DX 2+DY 2+
Z 2) |となる。
【0023】次に、ステップ204 に移行して、工作物W
の指定された加工速度をvとすると、距離DABを加工す
るための所要時間tは、t=DAB/vである。そして、
指定された補間周期で隣接した教示点A,B間が補間さ
れる。ここで指定された補間周期をΔtとすると、t/
Δt=nとなり、補間点毎の回転角hは、h=g/nと
なる。従って、補間点C1 における姿勢変換行列Sh1
(19)式より、図14の(20)式で与えられる。
【0024】よって、補間点C1 における4行4列の変
換行列MC1が、MC1=Sh1・MA として算出される。次
に、ステップ206 に移行して、前述の(12)式より、FC1
=T・MC1 -1が導き出され、補間点C1 における4行4
列のフランジ中心の位置行列FC1が算出される。
【0025】したがって、指定された補間周期のフラン
ジ中心の位置及び姿勢がその位置行列FC1からロボット
の各駆動軸の回転角として、前述の回転角(13)に示され
るように変換され、位置行列FC1から変換された各駆動
軸の回転角としてロボットのハンドのフランジ中心の位
置及び姿勢が算出される。
【0026】次に、図7のステップ208 に移行して、変
位センサSの出力を入力して、加工経路A上の点(検出
点)の変位センサ座標系における座標(Nx,y,z )
を演算する。変位センサ座標系はセンサの軸線がz軸、
溶接トーチTの軸線はz軸に平行で、溶接トーチTの先
端の座標はセンサ座標系において(−Δx,0, 0)にと
られている。又、工具保持装置50において、y軸テー
ブル52、z軸テーブル51を移動させることにより、
空間に対してセンサ座標系が平行移動することになる。
次に、ステップ210 において、前回の検出点であって、
位置の偏差補正後の点(以下、「前補正検出点」とい
う)の座標(センサ座標系)(Lx,y,z ) と今回の
検出点の座標(Nx,y,z ) とから、図15の(23)式
により加工経路Aのセンサ座標系における単位方向ベク
トルr0 が演算される。
【0027】次に、ステップ212 において、溶接トーチ
Tの存在位置(溶接トーチTのx座標と同一座標上の位
置)における加工経路A上の点(目標加工点)の座標
(Hx,y,z ) が、単位方向ベクトルr0 及び溶接ト
ーチTと変位センサSとの変位Δx とを用いて、図15
の(24)式により演算される。
【0028】この目標加工点Hは、溶接トーチTのx座
標と同一の座標を有する加工経路上の点であり、加工誤
差がなければ、この目標加工点Hは、溶接トーチTの軸
線上の点でセンサ座標系での座標(−Δx,0,0)とな
るはずである。即ち、加工経路上の目標加工点Hが溶接
トーチTにより加工されている。従って、目標加工点H
の座標(Hx,y,z ) の座標(−Δx,0,0)に対す
る偏差は、位置決め偏差となる。よって、ステップ214
において、位置決め誤差Eが図15の(25)式により演算
される。
【0029】次に、ステップ216 において、ステップ20
6 において演算されたフランジ中心の位置行列Fから各
軸の角度が演算される。次に、ステップ218 において、
ステップ214 で演算された位置決め偏差(Δy ,Δz
だけy軸テーブル52とz軸テーブル51が移動され
る。又、ステップ216 で演算された各軸の角度に基づい
て、各サーボモータが駆動されて各軸の角度が制御され
る。これにより、溶接トーチTの軸線は加工経路A上に
存在することになり、正確な加工が行われる。
【0030】次に、ステップ220 において、今回の検出
点座標(Nx,y,z ) は、センサ座標系の平行移動に
より、位置決め誤差Eだけ補正されて、前補正検出点座
標(Lx,y,z ) として記憶される。次に、ステップ
222 において、2つの教示点間の全補間演算が完了した
か否かが判定され、完了していなければ、ステップ204
に戻り、次の補間点におけるフランジ中心の位置行列の
演算及び位置偏差の補正が行われ、その値に基づいて位
置決め制御が行われる。又、全補間点の演算が完了した
場合には、ステップ224 に移行して、全教示点の読み取
り及び位置決め制御が完了した否かが判定され、位置決
め制御が完了していなければ、ステップ200 に移行し
て、上述したように、次の教示点に対する補間演算及び
位置決め制御が実行される。又、ステップ222 におい
て、全教示点に対する処理が完了した場合には、加工の
ための位置決め制御が完了したことになり、本プログラ
ムは終了する。
【0031】このように、本発明では、加工時におい
て、教示時の経路が正確に補正されることになるので、
加工精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例装置で駆動されるロボットの構成及び工
具との位置関係を示した説明図。
【図2】本実施例装置にかかる工具保持装置の構成図。
【図3】溶接トーチと変位センサとの位置関係を示した
説明図。
【図4】実施例装置の電気的構成を示したブロックダイ
ヤグラム。
【図5】加工経路の教示動作時における同実施例装置で
使用されたCPUの処理手順を示したフローチャート。
【図6】位置決め制御時のCPUの処理手順を示したフ
ローチャート。
【図7】図6に続く位置決め制御時のCPUの処理手順
を示したフローチャート。
【図8】加工経路の偏差の演算の方法を説明した説明
図。
【図9】教示点Aにおける工具の先端とロボットのハン
ドのフランジ中心と挾持された工作物との関係を示した
説明図。
【図10】教示点Bにおける工具の先端とロボットのハ
ンドのフランジ中心と挾持された工作物との関係を示し
た説明図。
【図11】工具の先端及びロボットのハンドのフランジ
中心の位置関係等を示した説明図。
【図12】数式を示した説明図。
【図13】数式を示した説明図。
【図14】数式を示した説明図。
【図15】数式を示した説明図。
【符号の説明】
10…ロボット本体 18…ハンド 20…中央処理装置 25…メモリ T…工具(溶接トーチ) S…変位センサ W…工作物 ステップ208 〜220 …制御手段
フロントページの続き (72)発明者 稲田 隆次 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 山田 修 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 岸 友三 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットに工作物を挾持させ、教示デー
    タに従って前記ロボットの位置及び姿勢を制御して工作
    物の加工を行うロボット制御装置において、 工具の位置を変動可能に保持する工具保持装置と、 前記工具の前記工作物上の加工経路における前記工具に
    よる加工点よりも前進した位置で固定されるとともに、
    前記工具に対して一定の相対的位置において前記工具保
    持装置に配設され,前記加工経路上に存在する検出点の
    座標を検出するセンサと、 前記センサにより検出された前記座標に応じて、前記加
    工点が前記加工経路上に存在するように前記工具保持装
    置を制御する制御手段とを有することを特徴とするロボ
    ット制御装置。
JP20029693A 1993-07-19 1993-07-19 ロボット制御装置 Pending JPH0732282A (ja)

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JP20029693A JPH0732282A (ja) 1993-07-19 1993-07-19 ロボット制御装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004174709A (ja) * 2002-11-26 2004-06-24 Kuka Roboter Gmbh 工作物を加工するための方法および装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004174709A (ja) * 2002-11-26 2004-06-24 Kuka Roboter Gmbh 工作物を加工するための方法および装置

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