JPH07322495A - 配電系統用メンテナンス表示装置及び方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、設備メンテナンスが日常的に発生す
る系統データを時系列に管理して設備系統図を高速に表
示する方法を提供する。 【構成】メンテナンス処理毎に検索キーとなるメンテナ
ンス処理Ｎo.とメンテナンス内容を示す種別，登録予定
日時，詳細項目を登録するメンテナンス処理メモリと、
設備ＤＢから現在系統データを読み出し、メンテナンス
処理を展開件名メモリに展開する件名展開処理部と、展
開後の設備と地図ＤＢの合成を行う設備合成処理，メン
テナンス処理を管理する時系列件名インデックス及び展
開件名メモリを管理する展開件名インデックスから構成
される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、日常的に配電系統設備
の追加，変更，新設が発生する配電系統図の設備メンテ
ナンス処理に対して、高速に修正結果を表示できる配電
系統用メンテナンス表示装置に係る。

【０００２】

【従来の技術】従来の配電系統用メンテナンス表示装置
は、特開平3−289320 号公報に示されるように、現状の
配電系統設備データベース（以下、設備ＤＢと称す）か
ら、設備の追加，撤去，新設等のそれぞれに対応するメ
ンテナンス処理（以下、メンテ件名と称す）を施す際
に、それぞれのメンテ件名に関するデータを配電系統用
メンテナンス表示装置に設けた１個の展開件名メモリに
仮登録させておき、当該工事終了後にそのメンテ件名を
本登録することで現在系統の設備ＤＢと置き換えてい
る。

【０００３】なお、この設備ＤＢは開閉器，電柱及び地
形図上でそれらの位置を示すベクトル情報を初めとする
配電系統に関する情報の他に、顧客情報、その他の膨大
なネットワーク情報等のデータから構成される。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】従来の方法は、複数の
メンテ件名が順次、時系列に並んでいる場合には問題無
いが、メンテ件名作成後に変更が生じて時系列が入れ替
わる場合には、現在系統の設備ＤＢを展開件名メモリに
コピーし、改めてメンテ件名を展開合成し直す必要があ
る。

【０００５】したがって時系列がくずれるような場合に
は現在系統の設備ＤＢから開始しなければならず、設備
系統図の表示に多大な時間がかかるという問題がある。

【０００６】本発明の目的は、設備の追加や変更といっ
たメンテナンス処理が頻繁に行われる配電系統のメンテ
ナンス表示装置において、複数の設備メンテナンス件名
を時系列に依存せずに任意に、かつ瞬時に表示すること
ができるマンマシン性能の優れた装置及び方法を提供す
ることにある。また記憶媒体である磁気ディスク等の必
要ハードコストを下げるためメンテナンス表示装置の記
憶容量を必要最小限に抑えることのできる装置及び方法
を提供することにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】配電系統の現在設備デー
タを記憶する設備データベースと、入力装置から入力さ
れるメンテナンス件名毎の前記系統の設備メンテナンス
情報とから合成データを作成する計算機と、前記合成デ
ータと地図データベースとを合成してその結果を出力す
る出力部からなる配電系統用メンテナンス表示装置に、
前記設備メンテナンス情報からメンテナンス件名毎にメ
ンテナンス件名，設備種別、及び現在設備データへの登
録予定日時、並びにメンテナンス項目を記憶するメンテ
件名メモリと、前記設備データベースから読み出した現
在系統データと前記設備メンテナンス情報とを合成した
合成データを記憶する展開件名メモリへ書き込むととも
に、前記メンテナンス件名を登録予定日時の順に並び替
える時系列件名インデックスを設ける件名展開処理部と
を設け、前記件名展開処理部は前記展開件名メモリから
前記合成データを読み出し、前記合成データと前記地図
データベースとを合成してその結果を前記出力部へ出力
する設備合成処理部へデータ転送するようにした。

【０００８】さらに前記設備データベースを変電所，バ
ンク，配電線からなる階層構造の下に、開閉器と電柱を
同一階層に、前記開閉器の下に線路，前記線路の下層に
顧客と町名からなる階層構造に分類し、前記階層構造の
種別と前記展開件名メモリのメモリアドレス及びメンテ
ナンス件名とを前記件名展開処理部によって登録管理さ
れる展開件名インデックスとを設けるようにした。

【０００９】

【作用】件名展開処理部は設備メンテナンス情報が入力
されると、メンテナンス件名を検索キーとして設備メン
テナンス情報をメンテ件名メモリに書き込んだ後、合成
データを記憶する予定の展開件名メモリのメモリアドレ
スと、現在設備データへの登録予定日時、前記メンテナ
ンス件名とを時系列件名インデックスに書き込む。その
後、件名展開処理部は登録予定日時の順にメンテナンス
件名を並び替え、時系列件名インデックスから設備デー
タベースが記憶されている展開件名メモリを求め、その
設備データベースを新たに設けた他の展開件名メモリに
コピーし、設備メンテナンス情報に基づきその展開件名
メモリに合成展開する。

【００１０】

【実施例】図１は本発明の一実施例である配電系統用メ
ンテナンス表示装置の構成図であり、キーボード等の入
力装置１からオペレータが計算機２にメンテナンス項目
を入力し、その内容に基づいて計算機２が処理した結果
をＣＲＴ３に表示したり、また記録装置４からメンテナ
ンス履歴を出力したり、必要に応じて音声等でオペレー
タに注意をうながす警告装置５からなる。

【００１１】図１中のＣＲＴ３に表示されている配電系
統図を入力する例を用いて本発明を説明する。ここで配
電線Ｆ１とその配電線Ｆ１上に黒三角で表示された開閉
器Ｓ１〜Ｓ３は既に配置されているものとする。この既
存の配電系統に配電線Ｆ２を追加するとして、まず黒丸
表示の配電線電柱Ｐ１１〜Ｐ１６を立てるメンテ件名Ａ
と、その配電線電柱の各々に開閉器Ｓ１１〜Ｓ１６を乗
せるメンテ件名Ｂと、最後に配電線Ｆ１とＦ２とを連係
する連系開閉器Ｓ３１（２つの向き合った白三角）を接
続するメンテ件名Ｃを処理するものとする。

【００１２】入力処理部２１はメンテ件名が入力装置１
から取り込まれたことを件名展開処理部２２に伝達する
とともに、順次、メンテ件名メモリ２５にメンテナンス
データを取り込む。メンテ件名メモリ２５に書き込まれ
る内容は、図２の計算機２内のデータ処理相関図に示す
ように、メンテ件名毎に検索キーとなる、例えばメンテ
件名Ａといったメンテ件名Ｎo.と、メンテナンス内容を
示す種別（例えば配電線追加，開閉器追加，連結点追加
等）、及び登録予定日時、並びに詳細項目からなる。

【００１３】件名展開処理部２２は、入力処理部２１か
らのデータ取り込み処理を受け、設備ＤＢ２６から現在
系統データを読み出し、オペレータがメンテ件名メモリ
２５と同一のメンテナンス情報を現在系統データに処理
した後、それぞれのメンテ件名Ａ，Ｂ，Ｃに対するメン
テナンス情報を展開件名メモリ２７，２８，２９に書き
込む。さらに件名展開処理部２２は、時系列件名インデ
ックス３１に対して、メンテ件名メモリ２５に書き込ま
れている登録予定日時をもとにメンテ件名を登録順に並
べ替えるよう指示する。

【００１４】設備合成処理部２３は、展開件名メモリ２
７，２８，２９からデータを読み出し、地図データベー
ス（地図ＤＢ）３０と合成を行い、その結果を出力処理
部２４へ送る。

【００１５】出力処理部２４は、地図合成後の系統図を
ＣＲＴ３に表示したり、またメンテナンス履歴を記録装
置４に印字したり、必要に応じて警告装置５から音声等
の出力によりオペレータに注意をうながす。

【００１６】図３は、メンテ件名Ｂ（開閉器Ｓ１１〜Ｓ
１６の追加）を例にしたとき、件名展開処理部２２のデ
ータ処理フローである。追加の開閉器Ｓ１１〜Ｓ１６の
メンテナンス詳細項目が入力装置１から入力されると
（ステップＢ１）、図２に示したように、件名Ｎo.Ｂを
検索キーとしたメンテ項目がメンテ件名メモリ２５に書
き込まれる（ステップＢ２）。次に時系列件名インデッ
クス３１を設け、登録予定日時，件名Ｎo.と展開件名メ
モリのメモリアドレスを書き込み、メンテ件名を登録予
定日時の順に並び替えるよう時系列件名インデックス３
１に指示する（ステップＢ３）。

【００１７】さらに現在系統データにメンテ件名Ａ（配
電線Ｆ２の追加）が追加合成されている展開件名メモリ
２７を時系列件名インデックス３１から求め、新たに設
けた展開件名メモリ２８にコピーする（ステップＢ
４）。そしてステップＢ５では、メンテ件名メモリ２５
内の件名Ｎo.Ｂの詳細項目に基づきオペレータが入力し
たデータを展開件名メモリ２８に展開し、合成した結果
を同じ展開件名メモリ２８に格納する。最後のステップ
Ｂ６で、展開件名メモリ２８のメモリアドレスｂを時系
列件名インデックス３１に格納する。

【００１８】このような処理を施すことにより、展開済
のメンテ件名の系統図が表示したいときは、ステップＢ
７のように、時系列件名インデックス３１から直接、展
開件名メモリ２８を読み出すことができるので、再度、
現在系統データ上にメンテ件名Ａを展開，合成する必要
がなくなり、高速表示できる。

【００１９】同様に、連系開閉器Ｓ３１の追加後の系統
図を表示する場合には、配電線Ｆ２及び開閉器Ｓ１１〜
Ｓ１６追加後の系統データが展開件名メモリＢに作成さ
れているため、これを展開件名メモリＣにコピーし、こ
の上に連系開閉器Ｓ３１の追加データであるメンテ件名
Ｃを展開，合成する。

【００２０】ここでメンテ件名Ｂからメンテ件名Ｃの間
に開閉器Ｓ２を撤去するメンテ件名Ｂ′を処理したい場
合は、配電線Ｆ２及び開閉器Ｓ１１〜Ｓ１６追加のあと
の系統データが展開件名メモリＢに作成されているた
め、これを新しく設けた展開件名メモリＢ′にコピー
し、この上に開閉器Ｓ２の撤去データであるメンテ件名
Ｂ′のみを展開合成，格納及び表示すれば、時系列が変
わっても、メンテ件名Ａとメンテ件名Ｂを再展開，合成
しなくても良い。

【００２１】この様に直前の系統状態を展開件名メモリ
に保存してあるので、複数のメンテ件名を処理すること
なく、新しいメンテ件名のみを展開，合成すれば良いた
め、最終設備系統図を高速表示できる。

【００２２】上述の実施例では、メンテ件名の展開合成
時点での系統情報を記憶するため、メンテ件名数が増え
れば、展開件名メモリの容量も増大する。これに対応す
るため、以下に示すように設備ＤＢを階層構造で管理す
ることにより、必要最小容量のメモリ増分で高速設備メ
ンテナンスを実現できる。

【００２３】図４は本発明の他の実施例である、設備Ｄ
Ｂを階層構造に分類した構造図である。変電所，バン
ク，配電線からなる階層構造の下に、開閉器と電柱が同
一階層に、また開閉器の下には線路があって、その最下
層に顧客と町名が設けられている。この階層構造を管理
するために設けたのが、図１に示した展開件名インデッ
クス３２である。この展開件名インデックス３２は件名
展開処理部２２によって制御され、その階層構造の内の
変更設備名（電柱あるいは開閉器等）と展開件名メモリ
２７のメモリアドレス及び件名Ｎo.を登録管理する。

【００２４】図５は展開件名インデックス３２の時系列
インデックス３１及び複数の展開件名メモリ２７，２
８，２９に対する相関関係図である。例えば図４で、ハ
ッチングを施した現在系統の電柱のほかに、電柱Ｐ１１
〜Ｐ１６を新たに追加するメンテ件名Ａの場合は、電柱
ファイルのみをコピーし、この上にメンテ件名Ａを展開
合成する。

【００２５】その例を図６に示した展開件名インデック
ス３２を構成に含む件名展開処理部２２のフローチャー
トを使って説明する。なおメンテ件名メモリ２５及び時
系列件名インデックス３１にメンテ件名Ａを登録するま
での処理ステップＢ１１〜Ｂ１３は、図３のステップＢ
１〜Ｂ３と同一である。

【００２６】次のステップＢ１４で、現在系統の設備Ｄ
Ｂ２６の内、階層構造の分類の中から電柱ファイルを展
開件名メモリ２７にコピーし、ステップ１５で展開件名
メモリ２７上に電柱Ｐ１１〜Ｐ１６の追加データである
メンテ件名Ａを展開，合成する。

【００２７】ステップＢ１６で、その階層構造の内の変
更設備名（電柱）と展開件名メモリ２７のメモリアドレ
ス及び件名Ｎo.とを展開件名インデックス３２に格納す
る。次に開閉器Ｓ１１〜Ｓ１６を追加するメンテ件名Ｂ
を続ける場合は、展開件名インデックス３２から直接、
設備ＤＢ２６の内の電柱を追加した分の展開件名メモリ
２７を読み出せ、この上にメンテ件名Ｂを展開合成す
る。一方、展開件名インデックス３２は図７の様に、新
たに開閉器ファイルを変更し、件名Ｎo.をＢとし、変更
設備を開閉器とし、展開合成したメンテ件名Ｂを記憶し
ている展開件名メモリ２８のメモリアドレスを格納す
る。

【００２８】連系開閉器Ｓ３１を追加する場合には、図
７と同様に開閉器ファイルを用いて、メンテ件名Ｂでコ
ピーした開閉器ファイルを再コピーし、この上にメンテ
件名Ｃを展開合成するようにすれば良い。こうしてメモ
リ容量の増分を最小限におさえられる。

【００２９】尚、配電系統を例に説明してきたが、本発
明は上下水道，ガス，道路，鉄道等、放射状あるいは網
目状に広がる設備の監視制御を行う計算機システムに適
用可能である。

【００３０】

【発明の効果】本発明によれば、設備の追加や変更とい
ったメンテナンス処理が頻繁に行われる配電系統のメン
テナンス表示装置において、メンテ件名に対応した数の
展開件名メモリを設けるとともに、メンテ件名の内容を
記憶するメンテ件名メモリ２５と、メンテ件名に対応す
る展開件名メモリアドレスを格納し、かつメンテ件名を
時系列に並べる機能を有する時系列件名インデックス３
１とそれらを管理する件名展開処理部２２を設けること
により、メンテ件名を任意に、かつ瞬時に表示すること
ができマンマシン性能の向上が計れる。

【００３１】又、設備ＤＢを階層構造に分類し、この階
層構造を管理する展開件名インデックス３２を追加する
ことで、メンテナンス表示装置の記憶容量を必要最小限
に抑えることができるため、記憶媒体である磁気ディス
ク等の必要ハードコストを下げることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】配電系統用メンテナンス表示装置の構成図であ
る。

【図２】計算機２内のデータ処理を示す相関図である。

【図３】件名展開処理部２２のフローチャートである。

【図４】設備ＤＢを階層構造に分類した構造図である。

【図５】展開件名インデックス３２の相関関係図であ
る。

【図６】展開件名インデックス３２を構成に含む件名展
開処理部２２のフローチャートである。

【図７】設備ＤＢを階層構造に分類した構造図である。

【符号の説明】

１…入力装置、２…計算機、３…表示装置、２１…入力
処理部、２２…件名展開処理部、２３…設備合成処理
部、２５…メンテ件名メモリ、２６…設備ＤＢ、２７，
２８，２９…展開件名メモリ、３０…地図ＤＢ、３１…
時系列件名インデックス、３２…展開件名インデック
ス。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廣瀬 昭廣 茨城県日立市大みか町五丁目２番１号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 中原 健 茨城県日立市大みか町五丁目２番１号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 宇之津 俊治 茨城県日立市幸町三丁目２番１号 日立エ ンジニアリング株式会社内

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】配電系統の現在設備データを記憶する設備
   データベースと、入力装置から入力されるメンテナンス
   件名毎の前記系統の設備メンテナンス情報とから合成デ
   ータを作成する計算機と、前記合成データと地図データ
   ベースとを合成してその結果を出力する出力部からなる
   配電系統用メンテナンス表示装置において、 前記設備メンテナンス情報からメンテナンス件名毎にメ
   ンテナンス件名，設備種別、及び現在設備データへの登
   録予定日時、並びにメンテナンス項目を記憶するメンテ
   件名メモリと、 前記設備データベースから読み出した現在系統データと
   前記設備メンテナンス情報とを合成した合成データを記
   憶する展開件名メモリへ書き込むとともに、前記メンテ
   ナンス件名を登録予定日時の順に並び替える時系列件名
   インデックスを設ける件名展開処理部とを設け、 前記件名展開処理部は前記展開件名メモリから前記合成
   データを読み出し、前記合成データと前記地図データベ
   ースとを合成してその結果を前記出力部へ出力する設備
   合成処理部へデータ転送することを特徴とする配電系統
   用メンテナンス表示装置。
2. 【請求項２】配電系統の現在設備データを記憶する設備
   データベースと、入力装置から入力されるメンテナンス
   件名毎の前記系統の設備メンテナンス情報とから合成デ
   ータを作成する計算機と、前記合成データと地図データ
   ベースとを合成してその結果を出力する出力部からなる
   配電系統用メンテナンス表示装置において、 前記設備メンテナンス情報からメンテナンス件名毎にメ
   ンテナンス件名，設備種別、及び現在設備データへの登
   録予定日時、並びにメンテナンス項目を記憶するメンテ
   件名メモリと、 前記設備データベースから読み出した現在系統データと
   前記設備メンテナンス情報とを合成した合成データを記
   憶する展開件名メモリへ書き込むとともに、前記メンテ
   ナンス件名を登録予定日時の順に並び替える時系列件名
   インデックスを設ける件名展開処理部と、 前記設備データベースを変電所，バンク，配電線からな
   る階層構造の下に、開閉器と電柱を同一階層に、前記開
   閉器の下に線路，前記線路の下層に顧客と町名からなる
   階層構造に分類し、前記階層構造の種別と前記展開件名
   メモリのメモリアドレス及びメンテナンス件名とを前記
   件名展開処理部によって登録管理される展開件名インデ
   ックスとを設け、 前記件名展開処理部は前記展開件名メモリから前記合成
   データを読み出し、前記合成データと前記地図データベ
   ースとを合成してその結果を前記出力部へ出力する設備
   合成処理部へデータ転送することを特徴とする配電系統
   用メンテナンス表示装置。
3. 【請求項３】配電系統の現在設備データを記憶する設備
   データベースと、入力装置から入力されるメンテナンス
   件名毎の設備メンテナンス情報とから合成データを作成
   表示する配電系統用メンテナンス表示方法において、 前記設備メンテナンス情報の入力に応動して、前記メン
   テナンス件名を前記設備メンテナンス情報をメンテ件名
   メモリに書き込んだ後、前記合成データを記憶する展開
   件名メモリのメモリアドレスと、現在設備データへの登
   録予定日時，前記メンテナンス件名とを時系列件名イン
   デックスに書き込み、その後、前記登録予定日時の順に
   前記メンテナンス件名を並び替え、前記時系列件名イン
   デックスから設備データベースを有する第１の展開件名
   メモリを求め、新たに設けた第２の展開件名メモリにコ
   ピーし、前記設備メンテナンス情報に基づき前記第２の
   展開件名メモリに合成展開することを特徴とする配電系
   統用メンテナンス表示方法。