JPH07322170A - 液晶モニターテレビ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 他の映像機器との接続が可能な液晶モニター
テレビを提供することを目的とする。 【構成】 液晶モニターテレビ本体２１に音声入力端子
２と映像入力端子１とを設けることにより、何らの変換
ケーブル等を介することなく、液晶モニターテレビを直
接に各種映像機器に接続することができる構成を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、ＡＶ入力端子を備えた
液晶モニターテレビに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】近年、液晶テレビは、その小型・軽量・
低消費電力という特長に加えて、液晶パネルの量産性の
向上により低価格化が進み、民生機器として広く普及し
つつある。

【０００３】従来、この種の液晶テレビの大部分は、携
帯用テレビとして使用される用途から、小型テレビとし
て完結していることが要求されている。

【０００４】以下に従来の液晶モニターテレビの構成に
ついて説明する。図３は従来の液晶モニターテレビの外
観を示す斜視図である。図３において、３１は映像を映
し出す液晶画面部である。３２はテレビ電波を受信する
ためのロッドアンテナである。３３は選局用のチューニ
ングボタン、３４は受信バンド切り替えスイッチ、３５
は音量調整用のボリュームである。３６は液晶画面部３
１の輝度調整用ダイヤルで、３７は電源スイッチ、３８
がイヤホンジャックである。

【０００５】以上のように構成された液晶モニターテレ
ビについて、以下その動作について説明する。

【０００６】まず、ロッドアンテナ３２を十分にのば
し、電源スイッチ３７をＯＮにする。受信バンド切り替
えスイッチ３４でＶＨＦかＵＨＦを選択し、チューニン
グボタン３３を操作して見たい放送を選択する。また、
周囲の明るさで液晶画面部３１が見えにくい時には、輝
度調整用ダイヤル３６でコントラストを調整する。ま
た、出力する音声を適度な音量にする時は、ボリューム
３５を調整する。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の液
晶モニターテレビは、据置型ビデオテープレコーダーや
カメラ一体型ＶＴＲ、各種映像チューナーなどの映像関
連機器を直接接続することができないため、これら映像
機器で一般的なメス型ＲＣＡ出力端子に直接接続して、
簡単にその映像を確認するということはできなかった。
そのことから、小型・軽量による簡便さという利点を十
分に活かし切れていないという問題点を有していた。

【０００８】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、据置型ビデオデッキやカメラ一体型ＶＴＲ、各種映
像チューナー等に容易に接続できる液晶モニターテレビ
を提供することを目的としている。

【０００９】

【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の液晶モニターテレビは、映像を出画する液晶
モニター画面と音声を出力するスピーカーとを備えた液
晶モニターテレビであって、外部機器を接続して外部機
器より出力される映像音声信号を入力する入力端子を備
えたものである。

【００１０】

【作用】本発明は上記した構成によって、液晶モニター
テレビを直接に据置型ビデオデッキやカメラ一体型ＶＴ
Ｒ、各種映像チューナー等に接続することができる。

【００１１】

【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。

【００１２】図１は本実施例における液晶モニターテレ
ビの斜視図、図２はカメラ一体型ＶＴＲに接続した例を
示す斜視図である。図１において、１は映像入力用オス
型ＲＣＡピンジャックよりなる映像入力端子、２は音声
入力用オス型ＲＣＡピンジャックよりなる音声入力端子
である。そして各ＲＣＡピンジャックは可動型ボックス
３に納められている。

【００１３】以上のように構成されたＡＶ入力端子付き
液晶モニターテレビについて、以下その動作について説
明する。

【００１４】図１及び図２において、まずカメラ一体型
ＶＴＲ２２の側面に設けられた映像出力端子と音声出力
端子とを備えた出力端子部２３に、液晶モニターテレビ
２１に設けられた映像入力端子１と音声入力端子２とを
接続する。この状態で、カメラ一体型ＶＴＲを録画モー
ドにした時は、撮像部２４で撮像した被写体の映像とマ
イク２５で集音した音声が、内蔵される記録手段により
テープカセットに記録されると共に、液晶モニターテレ
ビ２１の液晶画面部４に表示される。使用者は液晶画面
部４に出力された映像を見ながら撮影を行う。

【００１５】また、記録されたテープカセットの再生時
は、再生映像信号及び音声信号が液晶モニターテレビ２
１の液晶画面部４及び内蔵されたスピーカーに出力され
る。

【００１６】以上のように本実施例によれば、液晶モニ
ターテレビ２１に映像入力端子１と音声入力端子２とを
備えたので、ビデオ一体型カメラ２２と接続することが
でき、記録／再生時にファインダー２６に出力される映
像を液晶画面部４で見ることができると共に、再生時に
は内蔵するスピーカーにより音声も聞くことができる。

【００１７】また、各入力端子１、２は可動型のボック
ス３に納められているので、他の映像機器に接続したと
き液晶画面部４を見やすい方向に向けることができると
共に、他の映像機器と接続しないときには収納可能なた
め、邪魔にならない。

【００１８】なお、本実施例では接続する機器をカメラ
一体型ＶＴＲとして説明したが、映像／音声出力端子を
備えた機器であれば如何なるものでも接続可能である。

【００１９】

【発明の効果】以上のように本発明によれば、従来の液
晶テレビが他の映像機器との接続が困難であったのに対
し、音声信号・映像信号入力用のオス型のＲＣＡピンジ
ャック端子群を設けたことにより、何ら変換ケーブル等
を介することなく、液晶モニターテレビを直接各種映像
機器に接続することができ、容易にその映像・音声が確
認できる優れた液晶モニターテレビを実現できるもので
ある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例における液晶モニターテレビ
の斜視図

【図２】本発明の一実施例における液晶モニターテレビ
をカメラ一体型ＶＴＲに接続した時の斜視図

【図３】従来の液晶モニターテレビの斜視図

【符号の説明】

１ 映像入力端子 ２ 音声入力端子 ３ 可動式の端子収納ボックス

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 映像を出画する液晶モニター画面と音声
   を出力するスピーカーとを備えた液晶モニターテレビで
   あって、外部機器を接続して前記外部機器より出力され
   る映像音声信号を入力する入力端子を備えたことを特徴
   とする液晶モニターテレビ。
2. 【請求項２】 入力端子は、本体側面に回動自在に設け
   られた回動部材に設けたことを特徴とする請求項１記載
   の液晶モニターテレビ。