JPH07322116A - 画像入力装置 - Google Patents

画像入力装置

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JPH07322116A
JPH07322116A JP6106647A JP10664794A JPH07322116A JP H07322116 A JPH07322116 A JP H07322116A JP 6106647 A JP6106647 A JP 6106647A JP 10664794 A JP10664794 A JP 10664794A JP H07322116 A JPH07322116 A JP H07322116A
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JP
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image pickup
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camera head
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JP6106647A
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English (en)
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Miki Ito
幹 伊藤
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カメラヘッド部を移動させる過程において撮
像された余計な画像を映し出さないようにする。 【構成】 カメラヘッド部が支柱から取り外されたこと
をカメラヘッド検知部7が検知すると、切り換え制御部
8は、フレームメモリ4からの画像情報が出力されるよ
うに切り換え器5を制御する。その結果、カメラヘッド
部を支柱から取り外す直前の画像が映し出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像入力装置に関し、
特にパーソナルコンピュータ、テレビ電話、テレビ会議
システム等のマルチメディア通信機器に用いられる画像
入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディア通信機器の発達と
共に様々な入力装置、中でも、被写体の画像情報を映像
信号として撮像するビデオカメラ等の画像入力装置が普
及してきている。例えばテレビ電話、テレビ会議システ
ム等では、話者又は会議用資料等のドキュメントは、ビ
デオカメラによって撮像され、遠隔地の相手に対して通
信される。従って、このとき、人物撮像と書画撮像とを
兼用するビデオカメラが必要となる。
【0003】図2は、人物、書画兼用ビデオカメラを備
えた画像入力装置の外観を示す図である。図2におい
て、カメラヘッド部21は、原稿(図示せず)を載置す
るための原稿台23を有する支柱22の頂部に上下に回
動可能に取り付けられ、カメラヘッド部21による被写
体の撮像動作の制御等を行うパーソナルコンピュータ2
4と接続されている。このカメラヘッド部21は、パー
ソナルコンピュータ24からの命令で上下に振れるよう
に回動することによって、人物撮像と書画撮像とを行
う。この際、人物を撮像するときと書画を撮像するとき
とでは画像の上下が逆になるので、映し出す画像を自動
的に上下反転させるようにしたものもある。
【0004】図2に示した画像入力装置においては、映
し出す対象物の範囲を広げるために、図3に示すように
カメラヘッド部21を支柱22から取り外して使用する
ことができるように構成されている。
【0005】一方、テレビ会議システム等において、複
数の人物の中から話者を選択して映し出す場合には、例
えばパーソナルコンピュータ又はリモートコントローラ
からの制御によって、撮像方向が常に話者の方向となる
ようにする必要がある。そのためには、図4に示すよう
な雲台一体型カメラを用いる。図4において、カメラヘ
ッド部21と雲台部10とは一体となっており、この雲
台部10を例えば図2に示したようなパーソナルコンピ
ュータ24又はリモートコントローラから制御すること
によって、カメラヘッド部21による撮像方向をチルト
方向(上下方向)だけではなくパン方向(水平方向)に
変化させることができる。また、このような雲台一体型
カメラには、例えば複数の人物の位置に合わせて、カメ
ラヘッド部21による撮像方向及びカメラのズーム位置
を予め設定された方向及び位置にワンタッチで直接変化
させることのできるプリセット機能を有しているものが
ある。このプリセット機能により、複数の人物の中から
話者を瞬時に選択して映し出すことが可能になる。尚、
図4に示す雲台一体型カメラにおいても、映し出す対象
物の範囲を広げるために、カメラヘッド部21を雲台部
10から取り外して使用することが可能なようになされ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した画像
入力装置においては、カメラヘッド部21を支柱22又
は雲台部10から取り外して使用するときに、カメラヘ
ッド部21を取り外してから実際に対象物を映し出すま
でのカメラヘッド部21を移動させる過程において撮像
された画像が映し出されてしまう。従って、上述した画
像入力装置を、例えば動画部分のみを符号化して伝送す
るテレビ電話やテレビ会議システム等に使用した場合、
カメラヘッド部21を移動させる過程において撮像され
た余計な画像情報が伝送されてしまい、無駄であるばか
りか、見苦しい画像が映し出されるという不都合があっ
た。また、上述の雲台一体型カメラにおいてプリセット
機能を使用し、カメラヘッド部21による撮像方向を予
め設定された方向に変化させた場合にも、カメラヘッド
部21を移動させる過程において撮像された画像が映し
出されてしまうため、同様の問題が生じていた。
【0007】そこで、本発明は、カメラヘッド部を移動
させる過程において撮像された余計な画像情報が伝送さ
れて、見苦しい画像が映し出されることがない画像入力
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の画像入力装置は、被写体の画像情報を得る
ために上記被写体を撮像する撮像手段と、画像情報を予
め蓄積する記憶手段と、上記撮像手段からの画像情報と
上記記憶手段からの画像情報とを切り換えて出力情報と
する出力情報切り換え手段と、上記撮像手段の移動を検
知する検知手段と、上記検知手段により上記撮像手段の
移動が検知されると、上記出力情報を上記撮像手段から
の画像情報から上記記憶手段からの画像情報に切り換え
るように上記出力情報切り換え手段を制御する切り換え
制御手段とを備えている。
【0009】本発明の画像入力装置は、別の態様におい
ては、被写体の画像情報を得るために上記被写体を撮像
する撮像手段と、画像情報を予め蓄積する記憶手段と、
上記撮像手段からの画像情報と上記記憶手段からの画像
情報とを切り換えて出力情報とする出力情報切り換え手
段と、上記撮像手段が所定位置から取り外されたことを
検知する検知手段と、上記検知手段により上記撮像手段
が所定位置から取り外されたことが検知されると、上記
出力情報を上記撮像手段からの画像情報から上記記憶手
段からの画像情報に切り換えるように上記出力情報切り
換え手段を制御する切り換え制御手段とを備えている。
【0010】本発明の画像入力装置は、別の態様におい
ては、被写体の画像情報を得るために上記被写体を撮像
する撮像手段と、画像情報を予め蓄積する記憶手段と、
上記撮像手段からの画像情報と上記記憶手段からの画像
情報とを切り換えて出力情報とする出力情報切り換え手
段と、上記撮像手段の撮像方向を少なくとも1平面内に
おいて予め設定された方向に変化させる撮像方向可変手
段と、上記撮像方向可変手段によって上記撮像手段の撮
像方向が予め設定された方向に変化させられると、上記
出力情報を上記撮像手段からの画像情報から上記記憶手
段からの画像情報に切り換えるように上記出力情報切り
換え手段を制御する切り換え制御手段とを備えている。
【0011】本発明の一態様においては、上記出力情報
切り換え手段による出力情報の切り換えを指示するため
の指示手段と、上記指示手段による指示に応じて上記出
力情報切り換え手段による出力情報の切り換え動作を制
御する制御手段とを更に備えている。
【0012】
【作用】撮像手段の所定位置からの取り外し、或いは上
述のプリセット機能を用いた撮像方向の切り換え等によ
り撮像手段の移動がなされると、出力情報が記憶手段か
らの画像情報に切り換えられ、撮像手段の移動中は記憶
手段に予め蓄積されていた画像情報が出力情報となる。
従って、撮像手段の移動中に撮像手段から得られる画像
が映し出されてしまったり伝送されてしまうことはな
い。
【0013】また、指示手段からの指示により出力情報
切り換え手段による出力情報の切り換えを行うことがで
きるように構成した場合には、使用者は任意のタイミン
グで撮像手段と記憶手段から得られる画像の切り換えを
行うことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0015】図1は、本発明の第1実施例の画像入力装
置の構成を示すブロック図である。図1において、例え
ばCCD等の撮像素子からなる撮像部1は、被写体を撮
像して被写体の画像情報をA/D変換器2に出力する。
A/D変換器2は、撮像部1からの撮像信号をアナログ
信号からディジタル信号に変換する。信号処理部3は、
A/D変換器2からのディジタル信号を輝度信号(Y)
と色信号(C)とに分離し、これらの輝度信号及び色信
号の夫々に対して種々のディジタル信号処理を行う。
【0016】記憶手段であるフレームメモリ4は、半導
体メモリ等で構成されており、信号処理部3から得られ
る画像信号を1フレーム分蓄積する。出力情報切り換え
手段である切り換え器5は、信号処理部3から得られる
ディジタル信号とフレームメモリ4から得られるディジ
タル信号との切り換えを行う。D/A変換器6は、切り
換え器5からの出力信号をディジタル信号からアナログ
信号に変換して出力する。尚、本実施例では、信号処理
部3における信号処理をディジタルで行うために、信号
処理部3の前後にA/D変換器2及びD/A変換器6を
接続しているが、信号処理部3における信号処理をアナ
ログで行うことも可能であり、この場合にはA/D変換
器2及びD/A変換器6は不要である。この際には、フ
レームメモリ4をアナログ遅延素子等で構成すればよ
い。
【0017】検知手段であるカメラヘッド検知部7は、
例えば反射光センサ等により構成されており、例えば図
3に示すようにカメラヘッド部21を支える支柱22の
頂上部とカメラヘッド部21との接合部に配置されるこ
とによって、カメラヘッド部21が支柱22から取り外
されたことを検知する。切り換え制御手段である切り換
え制御部8は、カメラヘッド検知部7での検知又は後述
する手動スイッチ9からの指示に基づいて、撮像部1か
らの画像情報とフレームメモリ4からの画像情報とを切
り換えて出力情報となすように切り換え器5の制御を行
う。指示手段である手動スイッチ9は、使用者が撮像部
1から得られる画像情報とフレームメモリ4からの画像
情報との切り換えを指示するためのものである。
【0018】尚、本実施例においては、撮像手段である
カメラヘッド部21は少なくとも撮像部1を有している
が、A/D変換器2、信号処理部3、フレームメモリ
4、切り換え器5、D/A変換器6、検知部7、切り換
え制御部8及び手動スイッチ9をカメラヘッド部21又
はパーソナルコンピュータ24にどのように分けて設け
るかは任意に設計することができる。
【0019】次に、本実施例の画像入力装置の動作を図
1〜図3を参照して説明する。まず、図2に示すよう
に、カメラヘッド部21が支柱22に取り付けられた状
態で電源が投入されて被写体の撮像が開始されると、撮
像部1は被写体の画像情報を電気信号である撮像信号に
変換する。そして、アナログ信号である撮像信号は、A
/D変換器2においてディジタル信号に変換された後、
信号処理部3において輝度信号(Y)と色信号(C)と
に分離されて種々の信号処理がなされた後、2系統に分
けられる。1系統はそのまま切り換え器5に入力され、
もう1系統はフレームメモリ4を介して切り換え器5に
入力される。
【0020】切り換え器5は、カメラヘッド部21が支
柱22に取り付けられた状態では、信号処理部3からの
ディジタル信号を選択してD/A変換器6に出力する。
このディジタル信号はD/A変換器6においてアナログ
信号であるビデオ信号に変換された後に出力される。
【0021】次に、図3に示すように、カメラヘッド部
21を支柱22から取り外すと、カメラヘッド検知部7
は、カメラヘッド部21が支柱22から取り外されたこ
とを検知し、その検知信号を切り換え制御部8に送る。
この検知信号を受けて、切り換え制御部8は、出力情報
が撮像部1からの画像情報からフレームメモリ4からの
画像情報に切り換わるように切り換え器5をフレームメ
モリ4からのディジタル信号側に切り換える。これによ
って、D/A変換器6からは、フレームメモリ4に蓄積
されていた、カメラヘッド部21を支柱22から取り外
す直前の画像情報がフリーズされて出力されて、この出
力情報が画像として映し出されることになる。
【0022】その後、カメラヘッド部21を映し出した
い被写体の近傍にまで動かしてから、手動スイッチ9を
操作することによって、撮像部1からの画像情報を出力
情報とするよう指示する。この指示操作に応じて切り換
え制御器8は信号処理部3からのディジタル信号を選択
するように切り換え器5を制御する。すると、切り換え
器5からは、信号処理部3からのディジタル信号が出力
されることになる。よって、カメラヘッド部21を支柱
22から取り外す前と同じく、D/A変換器6からは撮
像部1によって撮像された被写体の画像情報が直接出力
されて、この出力情報が画像として映し出される。
【0023】しかる後、カメラヘッド部21を再び支柱
22に取り付けるために動かす際には、手動スイッチ9
を操作することによって、フレームメモリ4からの画像
情報を出力情報とするように指示する。この指示操作に
応じて切り換え制御器8はフレームメモリ4からのディ
ジタル信号を選択するように切り換え器5を制御する。
すると、切り換え器5からは、フレームメモリ4からの
ディジタル信号が出力されることになる。よって、D/
A変換器6からはフレームメモリ4に蓄積されていた、
カメラヘッド部21を再び支柱22に取り付けるために
動かす直前の画像情報がフリーズされて出力されて、こ
の出力情報が映し出される。その後、カメラヘッド部2
1が支柱22に取り付けられると、それがカメラヘッド
検知部7によって検知され、自動的に再び撮像部1から
の画像情報が直接出力されて、この出力情報が画像とし
て映し出される。
【0024】上述した本実施例の画像入力装置による
と、カメラヘッド部21が支柱22から取り外されたこ
とをカメラヘッド検知部7が検知すると、出力情報がフ
レームメモリ4からの画像情報に自動的に切り換えられ
る。つまり、カメラヘッド部21が支柱22から取り外
される直前の画像情報が出力情報となるので、カメラヘ
ッド部21が支柱22から取り外されたときに余計な画
像情報が出力され、それが画像として映し出されること
がない。また、手動スイッチ9によって出力情報を任意
に切り換えるように指示できるので、カメラヘッド部2
1が支柱22から取り外されている際にも撮像部1から
の画像情報を直接画像として映し出すことができる。
尚、本実施例は、図3のようにカメラヘッド部21を支
柱22から取り外す場合に限らず、図4のような雲台部
10からカメラヘッド部21を取り外す場合にも適用す
ることができる。
【0025】また、本実施例で用いたフレームメモリ4
の代わりに、信号処理部3に接続されておらず、例えば
タイトル画等の一定の画像情報を常に記憶させておくメ
モリを用いるようにしてもよい。このようなメモリを用
いた場合には、カメラヘッド部21が支柱22から取り
外された際には、メモリに記憶された一定の画像情報が
出力情報となる。
【0026】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。本実施例では、図4及び図1に仮想線で示すよう
に、カメラヘッド部21が雲台部10上に設けられ、雲
台部10の移動をコンピュータ又はリモートコントロー
ラにより制御することによりカメラヘッド部21の撮像
方向を、出力画像を確認しながらチルト方向及びパン方
向の夫々に変化させることができるとともに、予め設定
された方向(プリセット方向)及びカメラのズーム位置
にワンタッチで移動させることのできるプリセット機能
が設けられ、複数の話者に対してワンタッチでカメラヘ
ッド部21を向けることができるようになされている。
なお、この実施例において、切り換え制御部8は雲台部
10内に設けるようにしてよい。
【0027】次に、本実施例の画像入力装置の動作を図
1及び図4を参照して説明する。まず、制御を行うため
に雲台部10に接続されたパーソナルコンピュータ又は
リモートコントローラ等により、映し出された画像を確
認しながら撮像部1の撮像方向をチルト方向及びパン方
向の夫々に変化させる場合について説明する。この場
合、カメラヘッド部21の撮像方向をプリセット方向に
一時に変化させていないので、切り換え器5は、撮像部
1からの画像情報を選択して出力情報とするように、切
り換え制御部8によって制御される。従って、信号処理
部3からのディジタル信号が切り換え器5からD/A変
換器6に与えられ、D/A変換器6においてアナログ信
号に変換された後に出力される。
【0028】次に、撮像部1の撮像方向を、例えばパー
ソナルコンピュータ又はリモートコントローラ等を操作
することにより、プリセット方向に一時に、即ちワンタ
ッチで直接変化させる場合について説明する。この場
合、切り換え制御部8は雲台部10からの制御信号を受
け取ると、切り換え器5を信号処理部3からのディジタ
ル信号からフレームメモリ4からのディジタル信号の方
に切り換える。これにより、D/A変換器6からはフレ
ームメモリ4に蓄積されていた、撮像部1の撮像方向が
一時に変化する直前の画像情報がフリーズされて出力さ
れて、この出力情報が画像として映し出される。
【0029】そして、カメラヘッド部21の撮像方向の
プリセット方向への変化が終了すると、雲台部10から
の制御信号を受けて切り換え制御部8は、切り換え器5
をフレームメモリ4からのディジタル信号から信号処理
部3からのディジタル信号の方に切り換える。これによ
り、D/A変換器6からは撮像部1によって撮像された
被写体の画像情報が直接出力されて、この出力情報が画
像として映し出される。
【0030】上述した本実施例の画像入力装置による
と、カメラヘッド部21に含まれる撮像部1による撮像
方向をプリセット方向に一時に変化させると、出力情報
がフレームメモリ4からの画像情報に自動的に切り換え
られる。つまり、撮像部1による撮像方向が変化する直
前の画像情報が出力情報となるので、撮像部1による撮
像方向が変化しているときの余計な画像情報が出力さ
れ、それが画像として映し出されることがない。
【0031】尚、上記第1及び第2実施例において、フ
レームメモリ4は1段に限らず、適宜複数段設けるよう
にしてもよい。これによって、出力情報がフレームメモ
リ4からの画像情報に切り換えられた場合に、フレーム
メモリの段数に応じた任意の遅延時刻を有する画像情報
を出力情報とすることができるようになる。
【0032】図5は、本発明の第3実施例を示すブロッ
ク図である。本実施例においては、切り換え器5とD/
A変換器6との中間に記憶手段である数段のフレームメ
モリ4a、4b……を設け、遅延をかけることによって
映し出される画像を制御している。即ち、出力情報切り
換え手段である切り換え器5のオン・オフによって、信
号処理部3からの画像情報とフレームメモリ4a、4b
……からの画像情報とを切り換えて出力情報とする。
尚、図5において図1と同一部分には同一の符号を付し
てその詳細な説明を省略する。
【0033】次に、本実施例の動作を説明する。本実施
例では、カメラヘッド部21が支柱22から取り外され
たとき又は撮像部1による撮像方向がプリセット方向へ
一時に変化させられたとき、切り換え制御部8は、切り
換え器5による信号処理部3からのディジタル信号の出
力動作をオフさせる。これにより、フレームメモリ4
a、4b……に蓄積されていた数時刻前の画像情報がフ
リーズされて出力されて、この出力情報が画像として映
し出される。
【0034】そして、カメラヘッド部21が支柱22に
再び取り付けたとき又はカメラヘッド部21の撮像方向
のプリセット方向への一時の変化が終了したとき、切り
換え制御部8は、切り換え器5による信号処理部3から
のディジタル信号の出力動作をオンさせる。これによ
り、D/A変換器6からは撮像部1によって撮像された
被写体の画像情報が直接出力されて、この出力情報が画
像として映し出される。
【0035】尚、本実施例においても、手動スイッチ9
によって、切り換え器5のオン・オフを指示できるよう
に構成されている。また、フレームメモリ4は1段にし
てもよい。
【0036】図6は、本発明の第4実施例の画像入力装
置のブロック図である。本実施例においては、信号処理
部3の出力信号が、例えば1段のフレームメモリ(図示
せず)を有する動き検出部61に与えられる。動き検出
部61は、そのフレームメモリに記憶されたフレームを
水平及び垂直夫々の方向でいくつかに分割されたブロッ
クに分け、各ブロックの画像情報を次のフレームの対応
する各ブロック及び周囲のいくつかのブロックの画像情
報と比較することによって、各ブロックの移動方向及び
移動距離(即ち、動きベクトル)を検出する。そして、
動き検出部61は、上記動きベクトルに基づき、画像上
の一部のみの動きが検出されたときにはカメラヘッド部
21が移動しているのではなく被写体が動いていると見
做し、画像上の全体の動きが検出されたときにはカメラ
ヘッド部21が支柱22から取り外され或いは雲台部1
0が動いたことによりカメラヘッド部21が移動してい
ると見做してカメラヘッド部21の移動を検知する。
尚、図6に示した各部は、動き検出部61を除いて図1
で説明したものと同じであるから、ここではその詳細な
説明を省略する。
【0037】次に、本実施例の画像入力装置の動作を説
明する。動き検出部61で、画像上の一部のみの動きが
検出されたときは被写体が動いていると見做し、切り換
え制御部8は切り換え器5に信号処理部3からの方の信
号を選択させ、被写体の現画像を出力させる。そして、
動き検出部61で画像上の全体の動きが検出されたとき
には、カメラヘッド部21が支柱22から取り外された
又はカメラヘッド部21による撮像方向がプリセット方
向へ一時に変化させられたと見做してその検知結果を切
り換え制御部8に送る。切り換え制御部8は、この検知
結果を受けて切り換え器5をフレームメモリ4からの信
号の方に切り換え、フレームメモリ4からの信号を出力
させる。これにより、D/A変換器6からはカメラヘッ
ド部21が移動する直前の画像情報がフリーズされて出
力されて、この出力情報が画像として映し出される。
【0038】そして、カメラヘッド部21が支柱22に
再び取り付けられたり、カメラヘッド部21の撮像方向
のプリセット方向への一時の変化が終了すると、それが
動き検出部61により検出され、その検出結果に応じて
切り換え制御部8により切り換え器5が信号処理部3か
らの信号の方に切り換えられる。これにより、D/A変
換器6からは撮像部1によって撮像された被写体の画像
情報が直接出力されて、この出力情報が画像として映し
出される。
【0039】上述した本実施例の画像入力装置による
と、第1実施例で説明したような手動スイッチ9を用い
ることなく、カメラヘッド部21の移動中は、出力情報
をフレームメモリ4からの画像情報にほぼ自動的に切り
換えることができる。また、第2実施例で説明したよう
な雲台部10でカメラヘッド部21の撮像方向をプリセ
ット方向に一時に変化させる場合に限らず、撮像部1に
よる撮像方向を変化させる総ての場合に出力情報をフレ
ームメモリ4からの画像情報に切り換えることができる
ので、いかなる場合であっても、カメラヘッド部21を
移動させる過程において撮像された余計な画像情報が伝
送されて、見苦しい画像が映し出されることがない。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、撮像手段の移動中は、
記憶手段に予め蓄積されていた、例えば撮像手段の移動
前の画像情報が出力情報となるように構成されているの
で、撮像手段の移動中に撮像手段から得られる見苦しい
余計な画像が映し出されてしまったり、伝送されてしま
ったりすることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例及び第2実施例の画像入力
装置のブロック図である。
【図2】人物書画兼用ビデオカメラを備えた画像入力装
置の外観を示す図である。
【図3】カメラヘッド部を支柱から取り外したときの様
子を示す図である。
【図4】雲台一体型カメラの外観を示す図である。
【図5】本発明の第3実施例の画像入力装置のブロック
図である。
【図6】本発明の第4実施例の画像入力装置のブロック
図である。
【符号の説明】
1 撮像部 2 A/D変換器 3 信号処理部 4 フレームメモリ 5 切り換え器 6 D/A変換器 7 カメラヘッド検知部 8 切り換え制御部 9 手動スイッチ 10 雲台部 21 カメラヘッド部 22 支柱 23 原稿台 24 パーソナルコンピュータ 61 動き検出部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体の画像情報を得るために上記被写
    体を撮像する撮像手段と、 画像情報を予め蓄積する記憶手段と、 上記撮像手段からの画像情報と上記記憶手段からの画像
    情報とを切り換えて出力情報とする出力情報切り換え手
    段と、 上記撮像手段の移動を検知する検知手段と、 上記検知手段により上記撮像手段の移動が検知される
    と、上記出力情報を上記撮像手段からの画像情報から上
    記記憶手段からの画像情報に切り換えるように上記出力
    情報切り換え手段を制御する切り換え制御手段とを備え
    ていることを特徴とする画像入力装置。
  2. 【請求項2】 被写体の画像情報を得るために上記被写
    体を撮像する撮像手段と、 画像情報を予め蓄積する記憶手段と、 上記撮像手段からの画像情報と上記記憶手段からの画像
    情報とを切り換えて出力情報とする出力情報切り換え手
    段と、 上記撮像手段が所定位置から取り外されたことを検知す
    る検知手段と、 上記検知手段により上記撮像手段が所定位置から取り外
    されたことが検知されると、上記出力情報を上記撮像手
    段からの画像情報から上記記憶手段からの画像情報に切
    り換えるように上記出力情報切り換え手段を制御する切
    り換え制御手段とを備えていることを特徴とする画像入
    力装置。
  3. 【請求項3】 被写体の画像情報を得るために上記被写
    体を撮像する撮像手段と、 画像情報を予め蓄積する記憶手段と、 上記撮像手段からの画像情報と上記記憶手段からの画像
    情報とを切り換えて出力情報とする出力情報切り換え手
    段と、 上記撮像手段の撮像方向を少なくとも1平面内において
    予め設定された方向に変化させる撮像方向可変手段と、 上記撮像方向可変手段によって上記撮像手段の撮像方向
    が予め設定された方向に変化させられると、上記出力情
    報を上記撮像手段からの画像情報から上記記憶手段から
    の画像情報に切り換えるように上記出力情報切り換え手
    段を制御する切り換え制御手段とを備えていることを特
    徴とする画像入力装置。
  4. 【請求項4】 上記出力情報切り換え手段による出力情
    報の切り換えを指示するための指示手段と、上記指示手
    段による指示に応じて上記出力情報切り換え手段による
    出力情報の切り換え動作を制御する制御手段とを更に備
    えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項
    に記載の画像入力装置。
JP6106647A 1994-05-20 1994-05-20 画像入力装置 Pending JPH07322116A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009188975A (ja) * 2008-01-11 2009-08-20 Sony Corp テレビ会議端末装置、画像送信方法
US8259157B2 (en) 2008-01-11 2012-09-04 Sony Corporation Teleconference terminal apparatus and image transmitting method

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