JPH07320653A - カラー陰極線管 - Google Patents
カラー陰極線管Info
- Publication number
- JPH07320653A JPH07320653A JP11542594A JP11542594A JPH07320653A JP H07320653 A JPH07320653 A JP H07320653A JP 11542594 A JP11542594 A JP 11542594A JP 11542594 A JP11542594 A JP 11542594A JP H07320653 A JPH07320653 A JP H07320653A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- ray tube
- shadow mask
- color cathode
- bulb
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 生産性を向上させ、材料の選定範囲を広げ、
かつ色純度のよい高画質のカラー陰極線管を提供する。 【構成】 平面パネル7の内面に複数色の蛍光スクリー
ン10を有するガラスバルブ9と、平面パネル7の内面
に近接した位置に設けたシート状のシャドウマスク12
と、シャドウマスク12の少なくとも一辺を弾性的に架
張したフレーム13とを備え、フレーム13をガラスバ
ルブ9に着脱自在に設ける。
かつ色純度のよい高画質のカラー陰極線管を提供する。 【構成】 平面パネル7の内面に複数色の蛍光スクリー
ン10を有するガラスバルブ9と、平面パネル7の内面
に近接した位置に設けたシート状のシャドウマスク12
と、シャドウマスク12の少なくとも一辺を弾性的に架
張したフレーム13とを備え、フレーム13をガラスバ
ルブ9に着脱自在に設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビ、ディスプレイ
等に用いられるカラー陰極線管に関するものである。
等に用いられるカラー陰極線管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、平面パネルを用いたカラー陰極線
管は、シャドウマスクの熱変形を防止し色純度を向上す
るために、図9に示すように、フレーム3が平面状のフ
ェースプレート1の内面に形成された蛍光スクリーン2
を囲むように、フェースプレート1に貫入固定され、か
つシャドウマスク4がフレーム3に架張されている。
管は、シャドウマスクの熱変形を防止し色純度を向上す
るために、図9に示すように、フレーム3が平面状のフ
ェースプレート1の内面に形成された蛍光スクリーン2
を囲むように、フェースプレート1に貫入固定され、か
つシャドウマスク4がフレーム3に架張されている。
【0003】その製造方法は、熱膨張係数が互いに同等
であるガラスフェースプレートおよび金属フレームを高
温加熱し、次にフレーム3をフェースプレート1に位置
決めしてフェースプレート1内に所定の深さで貫入固定
する。続いて、シャドウマスク4を用いて、フェースプ
レート1の内面に蛍光スクリーン2を形成し、その後シ
ャドウマスク4をフレーム3に架張する(特表平2−5
01687号公報)。
であるガラスフェースプレートおよび金属フレームを高
温加熱し、次にフレーム3をフェースプレート1に位置
決めしてフェースプレート1内に所定の深さで貫入固定
する。続いて、シャドウマスク4を用いて、フェースプ
レート1の内面に蛍光スクリーン2を形成し、その後シ
ャドウマスク4をフレーム3に架張する(特表平2−5
01687号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のカラー陰極線管では、フレーム3をフェース
プレート1の内面に貫入する際に、フェースプレート1
およびフレーム3を高温加熱し、かつフレーム3の位置
決めと、フェースプレート1内へのフレーム3の押し込
み制御とを行わなければならないので、生産性が著しく
低下するという問題や、フレーム3としてフェースプレ
ート1とは異種材料で、かつ熱膨張係数が同等なものを
使用する必要があるため、フレーム3の材料選定が限ら
れるという問題、および蛍光スクリーン2を形成する際
にはシャドウマスク4がフレーム3に固着されておら
ず、蛍光スクリーン2の形成後にシャドウマスク4がフ
レーム3に固着されるため、シャドウマスク4の孔と蛍
光スクリーン2との相対位置精度が低くなり、色純度が
低下するという問題があった。
うな従来のカラー陰極線管では、フレーム3をフェース
プレート1の内面に貫入する際に、フェースプレート1
およびフレーム3を高温加熱し、かつフレーム3の位置
決めと、フェースプレート1内へのフレーム3の押し込
み制御とを行わなければならないので、生産性が著しく
低下するという問題や、フレーム3としてフェースプレ
ート1とは異種材料で、かつ熱膨張係数が同等なものを
使用する必要があるため、フレーム3の材料選定が限ら
れるという問題、および蛍光スクリーン2を形成する際
にはシャドウマスク4がフレーム3に固着されておら
ず、蛍光スクリーン2の形成後にシャドウマスク4がフ
レーム3に固着されるため、シャドウマスク4の孔と蛍
光スクリーン2との相対位置精度が低くなり、色純度が
低下するという問題があった。
【0005】本発明は、生産性を向上させ、材料の選定
範囲を広げ、かつ色純度のよい高画質のカラー陰極線管
を提供するものである。
範囲を広げ、かつ色純度のよい高画質のカラー陰極線管
を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のカラー陰極線管
は、平面パネルの内面に複数色の蛍光体を有するバルブ
と、前記バルブ内であって、前記平面パネルの内面に近
接した位置に設けたシート状のシャドウマスクと、前記
シャドウマスクの少なくとも一辺を弾性的に架張したフ
レームとを備え、前記フレームを前記バルブに着脱自在
に設けたものである。
は、平面パネルの内面に複数色の蛍光体を有するバルブ
と、前記バルブ内であって、前記平面パネルの内面に近
接した位置に設けたシート状のシャドウマスクと、前記
シャドウマスクの少なくとも一辺を弾性的に架張したフ
レームとを備え、前記フレームを前記バルブに着脱自在
に設けたものである。
【0007】
【作用】かかる構成により、簡単構造のフレームでシャ
ドウマスクを弾性的に架張でき、またシャドウマスクを
架張したフレームをバルブに対して複数回着脱すること
により、平面パネルの内面に複数色の蛍光体を形成でき
る結果、シャドウマスクの孔と蛍光体との相対位置精度
を向上できる。
ドウマスクを弾性的に架張でき、またシャドウマスクを
架張したフレームをバルブに対して複数回着脱すること
により、平面パネルの内面に複数色の蛍光体を形成でき
る結果、シャドウマスクの孔と蛍光体との相対位置精度
を向上できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を用い
て説明する。
て説明する。
【0009】図1に示す本発明の第1の実施例のカラー
陰極線管において、ガラスバルブ9は、内部に電子銃
(図示せず)を有するネック部6を後方部に有するファ
ンネル5と、均一な厚さを有し、かつファンネル5の前
方部に設けられた平面パネル7とからなる。ファンネル
5と平面パネル7とはガラス接着剤8により接着され一
体化されている。平面パネル7の内面には、複数色例え
ば赤・緑・青の三色の蛍光体からなる蛍光スクリーン1
0が形成されている。また平面パネル7の外面には、厚
さ0.05〜1.0mmのポリエステルフィルム等からな
る樹脂シート11が例えば接着剤により貼付されてい
る。
陰極線管において、ガラスバルブ9は、内部に電子銃
(図示せず)を有するネック部6を後方部に有するファ
ンネル5と、均一な厚さを有し、かつファンネル5の前
方部に設けられた平面パネル7とからなる。ファンネル
5と平面パネル7とはガラス接着剤8により接着され一
体化されている。平面パネル7の内面には、複数色例え
ば赤・緑・青の三色の蛍光体からなる蛍光スクリーン1
0が形成されている。また平面パネル7の外面には、厚
さ0.05〜1.0mmのポリエステルフィルム等からな
る樹脂シート11が例えば接着剤により貼付されてい
る。
【0010】ガラスバルブ9内には、図2に示すような
フレームユニットが設けられている。このフレームユニ
ットは、孔径約0.12mm、孔間隔約0.26mmおよび
厚さ0.025mmの鋼板からなるシート状のシャドウマ
スク12と、電子ビームの照射によりシャドウマスクが
熱変形を起こさないように、シャドウマスク12の少な
くとも一辺を約10kg/mm2で弾性的に架張し、かつ縦
256mm,横333mm,高さ38mmの四角筒状にプレス
成形された鉄製のフレーム13と、フレーム13の四隅
に設けられた厚さ1.0mmのステンレス鋼からなるスプ
リング14とで構成されている。
フレームユニットが設けられている。このフレームユニ
ットは、孔径約0.12mm、孔間隔約0.26mmおよび
厚さ0.025mmの鋼板からなるシート状のシャドウマ
スク12と、電子ビームの照射によりシャドウマスクが
熱変形を起こさないように、シャドウマスク12の少な
くとも一辺を約10kg/mm2で弾性的に架張し、かつ縦
256mm,横333mm,高さ38mmの四角筒状にプレス
成形された鉄製のフレーム13と、フレーム13の四隅
に設けられた厚さ1.0mmのステンレス鋼からなるスプ
リング14とで構成されている。
【0011】さらに、フレームユニットの詳細について
説明すると、フレーム13の四角筒の一端開口側には、
四角筒の4つの面がそれぞれの面に対して垂直方向に弾
性をもたせるために複数個のスリット17が例えば四隅
に設けられ、かつ四角筒の4辺の先端部が折曲されたシ
ャドウマスク固着面18にシャドウマスクが溶着されて
いる。なお、シャドウマスク12とフレーム13との溶
着方法は、図3に一点鎖線で示すように、フレーム13
の四角筒の弾性を有する4つの面を外側から荷重Wをか
けて一定量たわませた状態で、シャドウマスク12をシ
ャドウマスク固着面18に溶着し、その後に荷重Wを取
り去る。その結果、フレーム13の弾性力によって、シ
ャドウマスク12をフレーム13に架張できる。
説明すると、フレーム13の四角筒の一端開口側には、
四角筒の4つの面がそれぞれの面に対して垂直方向に弾
性をもたせるために複数個のスリット17が例えば四隅
に設けられ、かつ四角筒の4辺の先端部が折曲されたシ
ャドウマスク固着面18にシャドウマスクが溶着されて
いる。なお、シャドウマスク12とフレーム13との溶
着方法は、図3に一点鎖線で示すように、フレーム13
の四角筒の弾性を有する4つの面を外側から荷重Wをか
けて一定量たわませた状態で、シャドウマスク12をシ
ャドウマスク固着面18に溶着し、その後に荷重Wを取
り去る。その結果、フレーム13の弾性力によって、シ
ャドウマスク12をフレーム13に架張できる。
【0012】フレーム13の四角筒の他端開口側には、
四角筒のねじれを補強するための補強手段19が設けら
れている。補強手段19は、例えば4辺の先端部が折曲
された折曲部19aと、図4に示すように厚さ1.6mm
の鉄板の長手側両端がフレーム13に溶着された補強部
品19bとで構成されている。
四角筒のねじれを補強するための補強手段19が設けら
れている。補強手段19は、例えば4辺の先端部が折曲
された折曲部19aと、図4に示すように厚さ1.6mm
の鉄板の長手側両端がフレーム13に溶着された補強部
品19bとで構成されている。
【0013】そして、このようなフレームユニットは、
シャドウマスク12面を平面パネル7内面に近接した位
置で、スプリング14を介してウオール部15に固着さ
れたパネルピン16に着脱自在に設けられている。
シャドウマスク12面を平面パネル7内面に近接した位
置で、スプリング14を介してウオール部15に固着さ
れたパネルピン16に着脱自在に設けられている。
【0014】なお、平面パネル7の内面の蛍光スクリー
ン10の形成については、図1に示すように、フレーム
ユニット(図2参照)を用い、スプリング14を介して
ウオール部15に設けられたパネルピン16に複数回着
脱し、赤・緑・青の三色の蛍光体を露光法により行うも
のである。
ン10の形成については、図1に示すように、フレーム
ユニット(図2参照)を用い、スプリング14を介して
ウオール部15に設けられたパネルピン16に複数回着
脱し、赤・緑・青の三色の蛍光体を露光法により行うも
のである。
【0015】次に、上記カラー陰極線管の作用について
説明する。本発明実施例のカラー陰極線管は、フレーム
13にスリット17を設けているので、シャドウマスク
12をフレーム13にフレーム13の弾性力を利用し
て、安定な平面状態で架張することができる。その結
果、簡単構成のフレーム13で、シャドウマスク12を
架張でき、かつシャドウマスク12を平面パネル7の内
面に対し近接した状態で高精度に対向位置させることが
できる。したがって、従来の製造工程における高温加熱
および押し込み制御が不要となり、生産性が向上でき、
かつ高輝度で色純度のよい高画質のカラー陰極線管を実
現できる。
説明する。本発明実施例のカラー陰極線管は、フレーム
13にスリット17を設けているので、シャドウマスク
12をフレーム13にフレーム13の弾性力を利用し
て、安定な平面状態で架張することができる。その結
果、簡単構成のフレーム13で、シャドウマスク12を
架張でき、かつシャドウマスク12を平面パネル7の内
面に対し近接した状態で高精度に対向位置させることが
できる。したがって、従来の製造工程における高温加熱
および押し込み制御が不要となり、生産性が向上でき、
かつ高輝度で色純度のよい高画質のカラー陰極線管を実
現できる。
【0016】シャドウマスク12およびフレーム13を
金属材料で構成することができるので、製造する際、材
料選定や両者の溶着等を容易にできる結果、生産性を向
上できる。
金属材料で構成することができるので、製造する際、材
料選定や両者の溶着等を容易にできる結果、生産性を向
上できる。
【0017】スリット17側の四角筒の4辺の先端部を
外方へ折曲形成したシャドウマスク固着面18を有する
ので、フレーム13の強度を向上でき、またシャドウマ
スク固着面の溶接面積を広くとることができるので、シ
ャドウマスク12とフレーム13との溶接を容易に行え
る。その結果、生産性および色純度を向上できる。ま
た、フレーム13に補強手段19を設けているので、フ
レーム13の強度をさらに向上できる結果、色純度を一
層向上できる。
外方へ折曲形成したシャドウマスク固着面18を有する
ので、フレーム13の強度を向上でき、またシャドウマ
スク固着面の溶接面積を広くとることができるので、シ
ャドウマスク12とフレーム13との溶接を容易に行え
る。その結果、生産性および色純度を向上できる。ま
た、フレーム13に補強手段19を設けているので、フ
レーム13の強度をさらに向上できる結果、色純度を一
層向上できる。
【0018】蛍光スクリーン10を形成する際、バルブ
9内に組込まれるシャドウマスク12を有するフレーム
ユニット(図2参照)により、複数色の蛍光スクリーン
10を平面パネル7の内面に形成できるので、シャドウ
マスク12の孔と蛍光スクリーン10との相対位置精度
を向上できるため、色純度を向上できる。
9内に組込まれるシャドウマスク12を有するフレーム
ユニット(図2参照)により、複数色の蛍光スクリーン
10を平面パネル7の内面に形成できるので、シャドウ
マスク12の孔と蛍光スクリーン10との相対位置精度
を向上できるため、色純度を向上できる。
【0019】また、平面パネル7の外面に樹脂シート1
1を設けているので、外部からの衝撃で爆縮した場合、
ガラスの飛散を防止できる。このように爆縮対策を講じ
ているので、薄い平面パネル7を採用できる。その結
果、画像歪を少なくでき、全画面で輝度分布むらの少な
い画像を得ることができ、さらに、陰極線管の重量を軽
減できる。
1を設けているので、外部からの衝撃で爆縮した場合、
ガラスの飛散を防止できる。このように爆縮対策を講じ
ているので、薄い平面パネル7を採用できる。その結
果、画像歪を少なくでき、全画面で輝度分布むらの少な
い画像を得ることができ、さらに、陰極線管の重量を軽
減できる。
【0020】図5および図6は本発明の第2の実施例お
よび第3の実施例を示し、第2の実施例および第3の実
施例は、補強部品19bを各々1つの三角柱および複数
の三角片で構成し、それぞれフレーム13に溶着したも
のであり、上述と同様な効果が得られるものである。
よび第3の実施例を示し、第2の実施例および第3の実
施例は、補強部品19bを各々1つの三角柱および複数
の三角片で構成し、それぞれフレーム13に溶着したも
のであり、上述と同様な効果が得られるものである。
【0021】図7は本発明の第4の実施例を示し、第4
の実施例は、スプリング14およびスリット17をフレ
ーム13の四隅に設けるのではなく、四角筒の側壁に設
けたものであり、またスプリング14およびスリット1
7の位置はこれに限定されるものではない。第4の実施
例においても、上述と同様な効果が得られるものであ
る。
の実施例は、スプリング14およびスリット17をフレ
ーム13の四隅に設けるのではなく、四角筒の側壁に設
けたものであり、またスプリング14およびスリット1
7の位置はこれに限定されるものではない。第4の実施
例においても、上述と同様な効果が得られるものであ
る。
【0022】なお、本発明の第1〜第4の実施例では、
フレーム13をプレス加工によって成形したが、折り曲
げ、切削、溶接および鋳造で形成してもよい。
フレーム13をプレス加工によって成形したが、折り曲
げ、切削、溶接および鋳造で形成してもよい。
【0023】次に、本発明の第5の実施例について、図
面を用いて説明する。図8は本発明の第5の実施例を示
し、この実施例は、上記第1の実施例とは、フレーム1
3の四隅のそれぞれのスリット17の一部を遮蔽する板
厚1.0mm、幅5.0mm、内面半径5.0mmでL字状に
形成した50%Ni−Feからなる弾性部材20をスリ
ット17の周辺の四角筒面に設けた点が相違している。
面を用いて説明する。図8は本発明の第5の実施例を示
し、この実施例は、上記第1の実施例とは、フレーム1
3の四隅のそれぞれのスリット17の一部を遮蔽する板
厚1.0mm、幅5.0mm、内面半径5.0mmでL字状に
形成した50%Ni−Feからなる弾性部材20をスリ
ット17の周辺の四角筒面に設けた点が相違している。
【0024】この実施例によれば、スリット17部に弾
性部材20を設けることにより、フレーム13の四辺の
それぞれのシャドウマスク固着面18を同一平面上に位
置させることができるために、シャドウマスク12をそ
の全面にわたってしわなくフレーム13に均一に架張で
き、その結果、色純度のよいカラー陰極線管を実現でき
る。
性部材20を設けることにより、フレーム13の四辺の
それぞれのシャドウマスク固着面18を同一平面上に位
置させることができるために、シャドウマスク12をそ
の全面にわたってしわなくフレーム13に均一に架張で
き、その結果、色純度のよいカラー陰極線管を実現でき
る。
【0025】また、弾性部材20は弾性を有しているた
め、フレーム13の四辺の板ばねの復元力に悪影響をお
よぼすことはない。
め、フレーム13の四辺の板ばねの復元力に悪影響をお
よぼすことはない。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、平面パ
ネルの内面に複数色の蛍光体を有するバルブと、前記平
面パネル内面に近接した位置に設けたシート状のシャド
ウマスクと、前記シャドウマスクの少なくとも一辺を弾
性的に架張したフレームとを備え、前記フレームを前記
バルブに着脱自在に設けることにより、生産性を向上で
き、材料の選定範囲を広げることができ、かつ色純度の
よい高画質のカラー陰極線管を得ることができるもので
ある。
ネルの内面に複数色の蛍光体を有するバルブと、前記平
面パネル内面に近接した位置に設けたシート状のシャド
ウマスクと、前記シャドウマスクの少なくとも一辺を弾
性的に架張したフレームとを備え、前記フレームを前記
バルブに着脱自在に設けることにより、生産性を向上で
き、材料の選定範囲を広げることができ、かつ色純度の
よい高画質のカラー陰極線管を得ることができるもので
ある。
【図1】本発明の第1の実施例であるカラー陰極線管を
示す一部切欠側面図
示す一部切欠側面図
【図2】同カラー陰極線管のフレームユニットを示す一
部切欠斜視図
部切欠斜視図
【図3】図2のA−A線に沿って切断した拡大断面図
【図4】同カラー陰極線管の補強部を示す部分拡大斜視
図
図
【図5】同カラー陰極線管の第2の実施例の補強部を示
す部分拡大斜視図
す部分拡大斜視図
【図6】同カラー陰極線管の第3の実施例の補強部を示
す部分拡大斜視図
す部分拡大斜視図
【図7】同カラー陰極線管の第4の実施例におけるフレ
ームユニットを示す一部切欠斜視図
ームユニットを示す一部切欠斜視図
【図8】本発明の第5の実施例におけるフレームユニッ
トを示す一部切欠斜視図
トを示す一部切欠斜視図
【図9】従来のシャドウマスク支持構造を示す一部切欠
斜視図
斜視図
5 ファンネル 7 平面パネル 9 ガラスバルブ 10 蛍光スクリーン 11 樹脂シート 12 シャドウマスク 13 フレーム 17 スリット 18 シャドウマスク固着面 19 補強手段 20 弾性部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧 秀亮 大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工業 株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 平面パネルの内面に複数色の蛍光体を有
するバルブと、前記バルブ内であって、前記平面パネル
の内面に近接した位置に設けたシート状のシャドウマス
クと、前記シャドウマスクの少なくとも一辺を弾性的に
架張したフレームとを備え、前記フレームを前記バルブ
に着脱自在に設けたことを特徴とするカラー陰極線管。 - 【請求項2】 平面パネルの外面に樹脂シートを設けた
ことを特徴とする請求項1記載のカラー陰極線管。 - 【請求項3】 フレームが四角筒に形成され、前記四角
筒の一端開口側に複数個のスリットを設け、前記四角筒
の少なくとも一つの面がこの面に対して垂直方向に弾性
を有することを特徴とする請求項1記載のカラー陰極線
管。 - 【請求項4】 スリットが四角筒の四隅に設けられ、か
つ前記四角筒の4辺の前記スリット側の先端部が折曲さ
れて折曲部が形成されているとともに、前記折曲部にシ
ャドウマスクが溶着されていることを特徴とする請求項
3記載のカラー陰極線管。 - 【請求項5】 スリットと反対側に位置する四角筒の他
端開口側に、前記四角筒を補強する補強手段を設けたこ
とを特徴とする請求項3記載のカラー陰極線管。 - 【請求項6】 スリット周辺の四角筒面に弾性部材を設
けることにより、前記スリットの一部を遮蔽することを
特徴とする請求項4記載のカラー陰極線管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11542594A JPH07320653A (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | カラー陰極線管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11542594A JPH07320653A (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | カラー陰極線管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07320653A true JPH07320653A (ja) | 1995-12-08 |
Family
ID=14662258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11542594A Pending JPH07320653A (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | カラー陰極線管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07320653A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003044822A1 (en) * | 2001-11-20 | 2003-05-30 | Thomson Licensing S. A. | Cathode ray tube mask frame assembly |
KR100790618B1 (ko) * | 1999-02-19 | 2007-12-31 | 임피 위진느 프레씨지옹 | 음극선 표시관용 섀도 마스크 지지 프레임 |
-
1994
- 1994-05-27 JP JP11542594A patent/JPH07320653A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100790618B1 (ko) * | 1999-02-19 | 2007-12-31 | 임피 위진느 프레씨지옹 | 음극선 표시관용 섀도 마스크 지지 프레임 |
WO2003044822A1 (en) * | 2001-11-20 | 2003-05-30 | Thomson Licensing S. A. | Cathode ray tube mask frame assembly |
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