JPH07320373A - 光ディスク交換装置 - Google Patents

光ディスク交換装置

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JPH07320373A
JPH07320373A JP6110081A JP11008194A JPH07320373A JP H07320373 A JPH07320373 A JP H07320373A JP 6110081 A JP6110081 A JP 6110081A JP 11008194 A JP11008194 A JP 11008194A JP H07320373 A JPH07320373 A JP H07320373A
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JP
Japan
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optical
optical disk
optical disc
optical disks
storage
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Application number
JP6110081A
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English (en)
Inventor
Keiji Okamoto
啓二 岡本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP6110081A priority Critical patent/JPH07320373A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】光ディスクへのアクセス速度を従来に比べてよ
り一層速く出来る光ディスク交換装置を提供することを
目的とする。 【構成】所定枚数の光ディスクをブロックカートリッジ
20に納め、そのブロックカートリッジ20を複数格納
した光ディスク格納部12と、ブロックカートリッジ2
0毎の光ディスクの取り出しと搬送を行なうブロックカ
ートリッジ搬送部13と、ブロックカートリッジ20内
の光ディスクに対して同時にデータを読み書きする光デ
ィスクドライブユニット11とを備える。 【効果】(1)同時に複数の光ディスクに対して独立に読
み書き操作を行えるので、データ読み書き時間を大幅に
短縮できる。(2)1度に複数枚の光ディスクの搬送と装
着を行なえるので、光ディスクの交換時間を短縮でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク交換装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数枚の光ディスクを収納した大
容量ライブラリから必要に応じて光ディスクをドライブ
に搬送し、データを読み書きする機構を備えた光ディス
ク交換装置が使用されているが、光ディスクの搬送に時
間がかかることと、一度にデータを読み書きできる光デ
ィスク数がドライブ当たり一枚と限定されていることが
処理性能のボトルネックとなっていた。
【0003】これらの欠点を少しでも補うために、一度
に複数枚の光ディスクを搬送してディスク交換時間を短
縮する方法や、一枚の光ディスクに対してデータを読み
書きする機構を複数個設けることによりデータ転送時間
を向上させる方法などが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の方式では、あくまでも1台のドライブにおい
てデータを読み書きできる光ディスクの枚数が1枚と限
定されているために、複数の光ディスクにアクセスする
必要がある場合にディスク交換などに必要な時間が増大
し、結局全体としてのアクセス速度が大幅に低下すると
いう課題を有していた。
【0005】本発明は、従来の光ディスク交換装置のこ
のような課題を考慮し、光ディスクへのアクセス速度を
従来に比べてより一層速く出来る光ディスク交換装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、複
数の光ディスクを格納する格納手段と、前記光ディスク
へのアクセス要求を受け、前記格納手段から前記アクセ
ス要求に応じた複数の光ディスクを一挙に取り出し、そ
の後再びそれらの光ディスクを前記格納手段へ一挙に収
納するための取り出し・収納手段と、前記複数の光ディ
スクを搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送さ
れた前記光ディスクの全部又は一部の光ディスクの少な
くとも2枚以上に対し、実質的に同時にデータの読み取
り及び/又は書き込みを行う読み取り・書き込み手段と
を備えた光ディスク交換装置である。
【0007】請求項2の本発明は、上記格納手段に格納
される前記光ディスクの全部又は一部は、複数枚が一ま
とまりとして所定のカートリッジに納められており、そ
のカートリッジが前記搬送手段により搬送される光ディ
スク交換装置である。
【0008】請求項3の本発明は、所定期間内に前記ア
クセス要求を受けた頻度に基づいて、その頻度の履歴に
関する履歴情報を前記カートリッジ毎に管理する履歴管
理手段と、前記格納手段の中で、前記読み取り・書き込
み手段に実質的に近いところからより遠いところの場所
に、前記頻度の最も高い光ディスクからより頻度の低い
光ディスクの順に格納するために、前記取り出し・収納
手段に、所定のタイミングで、前記履歴管理手段の内容
に基づいて前記格納手段における前記カートリッジの入
れ替えを行わせるための制御を行う格納制御手段とを備
えた光ディスク交換装置である。
【0009】請求項4の本発明は、複数の光ディスクを
格納する格納手段と、前記光ディスクへのアクセス要求
を受け、その格納手段から前記光ディスクを一枚づつ取
り出し、その後再びその光ディスクを一枚づつ前記格納
手段へ収納するための取り出し・収納手段と、前記光デ
ィスクを複数枚保持し、搬送する搬送手段と、前記搬送
手段により搬送された前記光ディスクの全部又は一部の
光ディスクの内少なくとも2枚以上の光ディスクに対
し、実質的に同時にデータの読み取り及び/又は書き込
みを行う読み取り・書き込み手段とを備えた光ディスク
交換装置である。
【0010】請求項5の本発明は、所定期間内に前記ア
クセス要求を受けた頻度に基づいて、その頻度の履歴に
関する履歴情報を前記光ディスク毎に管理する履歴管理
手段と、前記格納手段の中で、前記読み取り・書き込み
手段に実質的に近いところからより遠いところの場所
に、前記頻度の最も高い光ディスクからより頻度の低い
光ディスクの順に格納するために、前記取り出し・収納
手段に、所定のタイミングで前記履歴管理手段の内容に
基づいて、前記格納手段における前記光ディスクの入れ
替えを行わせるための制御を行う格納制御手段とを備え
た光ディスク交換装置である。
【0011】
【作用】請求項1の本発明では、格納手段は、複数の光
ディスクを格納し、取り出し・収納手段は、前記光ディ
スクへのアクセス要求を受け、前記格納手段から前記ア
クセス要求に応じた複数の光ディスクを一挙に取り出
し、その後再びそれらの光ディスクを前記格納手段へ一
挙に収納し、搬送手段は、前記複数の光ディスクを搬送
し、読み取り・書き込み手段は、前記搬送手段により搬
送された前記光ディスクの全部又は一部の光ディスクの
少なくとも2枚以上に対し、実質的に同時にデータの読
み取り及び/又は書き込みを行う。
【0012】請求項4の本発明は、格納手段は、複数の
光ディスクを格納し、取り出し・収納手段は、前記光デ
ィスクへのアクセス要求を受け、その格納手段から前記
光ディスクを一枚づつ取り出し、その後再びその光ディ
スクを一枚づつ前記格納手段へ収納し、搬送手段は、前
記光ディスクを複数枚保持し、搬送し、読み取り・書き
込み手段は、前記搬送手段により搬送された前記光ディ
スクの全部又は一部の光ディスクの内少なくとも2枚以
上の光ディスクに対し、実質的に同時にデータの読み取
り及び/又は書き込みを行う。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0014】(実施例1)図1は、本発明の一実施例に
かかる光ディスク交換装置の略示側面図であり、同図及
び図2,図3を用いて、本実施例の構成を説明する。
【0015】図1において、光ディスク交換装置10に
は、本発明の読み取り・書き込み手段としての光ディス
クドライブユニット11が、図中左上部に設けられてい
る。光ディスクドライブユニット11は、搬送された光
ディスク21から、データを読み書きするための手段で
あり、本発明の格納手段としての光ディスク格納部12
は、光ディスクドライブユニット11の略下方に設けら
れており、所定枚数の光ディスクを収納した後述するブ
ロックカートリッジ20を複数個格納するための手段で
あり、ブロックカートリッジ20は、所定枚数の光ディ
スク21をブロック単位で収納し、搬送に際し、光ディ
スク格納部12から取り出しあるいは挿入が可能なよう
に光ディスク格納部12の棚に保持されている。ブロッ
クカートリッジ搬送部13は、水平方向と垂直方向に可
動する機構を有しており、ブロックカートリッジ20の
取り出しと挿入、及び搬送を行うためのものである。こ
こで、ブロックカートリッジ搬送部13は、本発明の取
り出し・収納手段と搬送手段とを含む。
【0016】本発明のカートリッジとしてのブロックカ
ートリッジ20は、図2に示すように、光ディスク21
を保持したり、あるいは、回転可能なフリー状態にした
りするための複数対の溝部22−1,2,3,4を、相
対向する側壁の内側に有している。光ディスク21の円
周端部は、一対の溝部の各下側側面部において、その溝
部の深さより所定寸法短い引っかかりを利用して、保持
されている。この溝部の下側側面部と、上側側面部との
間隔は、光ディスク21の円周端部の厚みよりも充分に
大きく、又、相対向する位置に設けられているこの一対
の溝部の底面同士の間隔は、光ディスク21の直径寸法
よりも大きい。又、ブロックカートリッジ20には、複
数の光ディスク21−1,2,3,4が、各一対の溝部
22−1,2,3,4に一枚づつ収納されている。又、
ブロックカートリッジ20の上側面、下側面、及び各光
ディスク21を仕切るための各隔壁において、同図に示
すように、切り欠き部を有している。これらの切り欠き
部の縁部は、U字形状を呈しており、それらの位置は、
収納されている光ディスク21の中央部の孔部に一致し
ている。
【0017】ここで、図2は、図1における所定枚数の
光ディスク21を収納するブロックカートリッジの斜視
図である。
【0018】次に、図3において、光ディスクドライブ
駆動部31は、上下方向に可動し、且つ外径を可変出来
る円筒形部分31−Aを有している。光ディスクドライ
ブ制御部30は、複数のデータ読み書き部32に対して
各光ディスク21への独立したデータの読み書きと光デ
ィスクドライブ駆動部31に対して回転、停止を指示す
るものである。ここで、図3は、光ディスクドライブユ
ニット11の一部斜視略示側面図である。
【0019】以上のような構成において、以下、本実施
例の動作を説明する。
【0020】まず、ブロックカートリッジ搬送部13に
よる、ブロックカートリッジ20の取り出し動作につい
て、図1〜図3を用いて説明する。
【0021】図1において、ブロックカートリッジ搬送
部13は、所定の複数の光ディスク21へのアクセス要
求があった場合、それらの光ディスク21が収納されて
いる、ブロックカートリッジ20の格納された、位置へ
垂直方向に移動して、その場所に来ると停止する。そし
て、光ディスク格納部12に対して、近づく方向に水平
(図1では、左方向)に移動し、格納されているブロッ
クカートリッジ20をブロックカートリッジ搬送部13
の内部に納める。そして、その場所で一旦、所定寸法だ
け若干上方向に移動して、目的とするブロックカートリ
ッジ20を、光ディスク格納部12の棚から持ち上げ、
保持したまま今度は、光ディスク格納部12に対して、
遠ざかる方向に水平(図1では、右方向)に移動するこ
とによりブロックカートリッジ20の取り出しが完了す
る。
【0022】一方、ブロックカートリッジ20を光ディ
スク格納部12に挿入する場合は、上述した取り出し動
作を逆の順序で行うものである。又、光ディスクドライ
ブユニット11に対する、ブロックカートリッジ20の
取り出しあるいは、挿入に関しても同様の動作を行うも
のである。
【0023】その後、ブロックカートリッジ搬送部13
は、取り出したブロックカートリッジ20を保持したま
ま垂直上方向に移動することにより光ディスクドライブ
ユニット11に搬送することが出来る。
【0024】次に、図3を用いて、光ディスクドライブ
ユニット11に関する動作を述べる。
【0025】まず、上述したようにして取り出されたブ
ロックカートリッジ20が、挿入されて来る前に、円筒
形部分31−Aの上方向への移動が完了する。その後、
ブロックカートリッジ搬送部13は、取り出したブロッ
クカートリッジ20を保持したまま、光ディスクドライ
ブユニット11に対して、近づく方向へ水平(図1,図
3では、左方向)に移動し、ブロックカートリッジ20
を光ディスクドライブユニット11の内部に挿入する。
【0026】次に、円筒形部分31−Aが下方向に移動
し、光ディスク21の中央部の孔部を貫通する。その
後、円筒形部分31−Aの、各光ディスク21の位置に
対応する外周部から数個の突起部(図示省略)が出てき
て、各光ディスク21をその孔部の内縁部分で保持す
る。
【0027】続いて、円筒形部分31−Aは、各光ディ
スク21を上記突起部により保持したまま、垂直上方向
に少し移動することにより、ブロックカートリッジ20
の内壁部に設けられている溝部22の空間を利用するこ
とが出来る。すなわち、上記突起部により保持された各
光ディスク21は、ブロックカートリッジ20の内部に
ありながら、ブロックカートリッジ20による保持状態
から開放されてフリー状態となる。そのため、円筒形部
分31−Aにより、各光ディスク21を同時に回転させ
ることが可能となる。
【0028】図4は、光ディスク交換装置10の制御の
仕組みを示すブロック図である。
【0029】次に、コンピュータ周辺機器として、光デ
ィスク交換装置10を用いた場合の動作について図4を
用いながら説明する。
【0030】まず、コンピュータから光ディスク21の
データを読み出すリクエストが制御信号50を通して光
ディスク交換制御部40に送られる。光ディスク交換制
御部40は制御信号53を通してディスクチェンジャー
部42に対して、指定の光ディスク21が格納されたブ
ロックカートリッジ20を光ディスクドライブユニット
11に搬送するように指示する。ディスクチェンジャー
部42の搬送部13は指定されたブロックカートリッジ
20を光ディスク格納部12から取りだし光ディスクド
ライブユニット11に搬送する。
【0031】一方、制御信号52を通して光ディスク交
換制御部40から光ディスク読み出し命令を受けた光デ
ィスクドライブ制御部30は光ディスクドライブ駆動部
31を上方向に移動させ、ブロックカートリッジ20の
装着に備える。
【0032】ブロックカートリッジ搬送部13がブロッ
クカートリッジ20を光ディスクドライブユニット11
に挿入すると、光ディスクドライブ制御部30は光ディ
スクドライブ駆動部31の円筒形部分31−Aを下降さ
せ、各光ディスク21を保持しながら回転させ、データ
読み書き部32を通じて各光ディスク21からそれぞれ
データを読み出す。
【0033】複数の光ディスク21からデータを読み出
す方法として、第5図フローチャートを示したような2
通りがあげられる。
【0034】まず、関連するデータ(例えばファイルの
データ)を複数の光ディスクに分散させて記録している
場合(ここでは集合型光ディスクと呼ぶことにする)光
ディスクドライブ制御部30が各光ディスクから別々に
読み出したデータを結合した後データバス51を通じて
コンピュータに送ることができ、従来の光ディスクのよ
うに関連するデータが同一光ディスクの連続した領域に
記録されている場合には独立した複数の光ディスクに対
し別々にアクセスすることにより、読み出した各光ディ
スクのデータを光ディスクドライブ制御部30がリクエ
ストに対応した制御を行ないながら、データバス51を
通じてコンピュータに送ることができる。 また、書き
込み操作については、集合型光ディスクの場合、各光デ
ィスク別に書き込みデータを分割した後それぞれ光ディ
スクにデータを書き込みを行ない、従来の光ディスクの
場合には、独立した複数の光ディスクに対して並列に各
々のデータの書き込みを行なうことができる。
【0035】このように本実施例の光ディスク交換装置
を用いた場合、1度に複数の光ディスクに対して読み書
き操作を行なえると共に、従来の方法に比べて光ディス
クの搬送/交換処理に必要な時間を軽減することができ
るので、光ディスクへのアクセス速度を従来に比べてよ
り一層速く出来、全体として高速な処理を実現できる。
【0036】(実施例2)図6は、本発明にかかる他の
実施例の光ディスク交換装置の略示側面図であり、同図
を用いて、本実施例の構成及び動作について、実施例1
との異なる点を中心に説明する。
【0037】光ディスク格納部62には複数枚の光ディ
スクライブラリが一枚単位で格納されている。
【0038】光ディスク搬送部63は、上記実施例にお
けるブロックカートリッジ20と同じ構造をした所定枚
数の光ディスクを収納可能なカートリッジ部分を有して
いる点は、上記実施例と異なるが、光ディスクを光ディ
スクドライブユニット11まで移動して搬送した後、光
ディスクドライブユニット11における動作は、上記実
施例と同じである。光ディスク搬送部63は、本発明の
搬送手段に対応する。
【0039】光ディスク交換部61は、左右水平方向と
上下垂直方向に移動する機構を有し、光ディスク格納部
62と光ディスク搬送部63の間で、光ディスクを入れ
換えるためのものであり、次のような動作を行うもので
ある。尚、光ディスク交換部61は、本発明の取り出し
・収納手段に対応する。
【0040】すなわち、光ディスク格納部62におい
て、交換対象である光ディスクの垂直方向の位置に合う
ように、光ディスク交換部61と光ディスク搬送部63
が垂直方向に移動する。このとき、光ディスク交換部6
1の図中右側半分が、光ディスク搬送部63の空きスペ
ース部分に挿入された状態を保持しながら移動する。
【0041】次に、光ディスク交換部61が、図6にお
いて、水平方向左に移動して、交換対象である光ディス
クをその内部に納めた後、その場所で一旦、上方向に少
し移動して、光ディスク格納部62の棚から持ち上げ、
保持したまま今度は、光ディスク格納部62に対して、
遠ざかる方向に水平に移動することにより光ディスクが
取り出されてくる。
【0042】これとタイミングを合わせて、光ディスク
搬送部63は、水平方向左に少し移動してきて、光ディ
スク交換部61からの光ディスクが、その内部に挿入さ
れるまで所定の場所で待機する。
【0043】このようにして、光ディスク搬送部63内
に設けられた、上記実施例で説明したものと同様の溝部
22に沿って光ディスクが挿入されると、光ディスク交
換部61は、再び、水平方向左に移動して、光ディスク
搬送部63から離れる。尚、このような一連の動作を逆
の順序で行うことにより、光ディスク搬送部63から光
ディスク格納部62に光ディスクを移動し、収納するこ
とが出来る。
【0044】又、上記実施例と異なる点として、光ディ
スク交換部61は、光ディスク格納部62に格納されて
いる光ディスクの配置を入れ替えることも行える。
【0045】すなわち、まず、光ディスク交換部61が
光ディスク格納部62の棚62−Aに格納されている光
ディスクの高さまで、垂直方向に移動して光ディスクを
抜き取り、光ディスク格納部62の空き棚62−Bに移
動した後、その光ディスクを空き棚62−Bに格納す
る。
【0046】次に、先の抜き取りによって、空いた棚6
2−Aに対して、棚62−Cに格納されていた別の光デ
ィスクを移動させる(図6に示す状態)。
【0047】そして、棚62−Bに移動させていた光デ
ィスクを既に空き棚となった、棚62−Cに移動させ
る。
【0048】このような一連の動作により、所定の基準
に基づいて、空き棚のスペースを途中に介して、棚62
−Aに格納されている光ディスクと棚62−Cに格納さ
れている光ディスクを入れ換えることが出来る。
【0049】ところで、従来の光ディスク交換装置にお
いては、コンピュータから光ディスクへ第7図(a)の
リクエスト表に示すような順序でアクセスのリクエスト
があった場合、リクエスト順序通り(光ディスク3,光
ディスク1,光ディスク1,光ディスク3, ...)
に、光ディスクドライブユニット11への装着割り当て
を行なうと、ディスク交換が頻繁に発生し、リクエスト
処理能力が低下するので、これを避けるために、第7図
(b)の割り当て表に示すようにリクエスト順序を考慮
し、かつ可能な限りディスク交換を避けるような装着順
序の割り当て(光ディスク3,光ディスク1,光ディス
ク2,...)を行い、光ディスクの交換は、1枚毎に
行うものの、1回の光ディスクの交換に対して、複数の
リクエストを処理していた。しかし、このような方法で
は、例えば、4番目に受け付けられた光ディスク2のリ
クエスト元に対して、その後の受け付けとなる、5番目
に受け付けられた光ディスク3のリクエスト元あるい
は、7番目に受け付けられた光ディスク3のリクエスト
元への応答の方が先に実行されてしまうので、リクエス
ト頻度の低い光ディスクの装着が後回しにされ、その光
ディスクに対するアクセス待ち時間が増大していた。
【0050】これに対して、本実施例の光ディスク交換
装置60では、第7図(a)のリクエスト表を参照し
て、所定枚数分の光ディスクを格納部62から順次取り
だして光ディスク搬送部63に挿入する。そして光ディ
スクを一度に光ディスクドライブユニット11まで移動
して搬送/装着して、第7図(a)に従って各光ディス
ク毎にリクエストを処理していくことが出来る。
【0051】このようにディスク交換時間を減らしてリ
クエスト順序通りに複数の光ディスクに対して効率よく
リクエストを処理することが出来る。
【0052】また、光ディスク交換制御部40にリクエ
ストの履歴を記録しておき、光ディスク交換部61を用
いて、上記の所定の基準をリクエスト頻度の高さとする
と、上述した空き棚のスペースを利用した光ディスクの
入れ換え動作により、次のような動作が実行出来る。す
なわち、光ディスク交換制御部40は、リクエストの履
歴情報を参照して、リクエスト頻度の高い光ディスクを
格納部62内の光ディスクドライブユニット11に近い
領域に、リクエスト頻度の低い光ディスクを光ディスク
ドライブユニット11から遠い領域に移動させる制御を
行うことによって光ディスク搬送部63の移動量を減少
させ、リクエスト待ち時間の短縮を図ることも出来る。
この場合、光ディスク交換制御部40は、本発明の履歴
管理手段と格納制御手段とを含む。
【0053】以上説明したように、上記実施例によれ
ば、(1)同時に複数の光ディスクに対して独立に読み
書き操作を行えるので、データ読み書き時間を大幅に短
縮できる。(2)1度に複数枚の光ディスクの搬送と装
着を行なえるので、光ディスクの交換時間を短縮でき
る。(3)光ディスクへのアクセスリクエストの頻度に
従って、光ディスクの格納場所を入れ換えることができ
るために、光ディスクの搬送時間を短縮できるという効
果を奏するものである。
【0054】尚、上記実施例では、ブロックカートリッ
ジ搬送部13が、本発明の搬送手段と取り出し・収納手
段とを兼ねている場合について説明したが、これに限ら
ず、例えば、取り出し・収納手段が別個に構成されてい
てもよい。
【0055】又、上記実施例では、光ディスク交換制御
部40が、本発明の履歴管理手段と格納制御手段とを兼
ねている場合について説明したが、これに限らず、例え
ば、履歴管理手段が別個に構成されていてもよい。
【0056】又、上記実施例では、光ディスク交換部6
1を用いて、光ディスク21毎に入れ換え動作を行う場
合について説明したが、これに限らず、例えば、ブロッ
クカートリッジ搬送部13を用いて、ブロックカートリ
ッジ毎に入れ換え動作を行うようにしてももちろんよ
い。
【0057】又、上記実施例では、光ディスク格納部
に、光ディスクが、ブロックカートリッジ20毎に格納
されている場合と、光ディスク21毎に格納されている
場合について説明したが、これに限らず、例えば、両者
が共に同一の光ディスク格納部に格納されていてもよ
い。
【0058】又、上記実施例では、光ディスクに対し
て、データの読み取り動作と、書き込み動作を共に行う
場合について説明したが、これに限らず、例えば、前者
あるいは後者の何れか一方の動作しか実行しないもので
あってももちろんよい。
【0059】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明は、光ディスクへのアクセス速度を従来に比べて
より一層速く出来るといった長所を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる一実施例の光ディスク交換装置
の略示側面図
【図2】同実施例のブロックカートリッジの斜視図
【図3】同実施例の光ディスクドライブユニットの略示
構成図
【図4】同実施例の光ディスク交換装置の制御の仕組み
を示すブロック図
【図5】同実施例の光ディスクドライブの読み書き操作
を示すフローチャート図
【図6】他の実施例の光ディスク交換装置の略示側面図
【図7】図7(a),(b);他の実施例の光ディスク
へのアクセスリクエストの表と割り当ての表
【符号の説明】
10‥‥‥光ディスク交換装置 11‥‥‥光ディスクドライブユニット 12‥‥‥光ディスク格納部 13‥‥‥ブロックカートリッジ搬送部 20‥‥‥ブロックカートリッジ 21‥‥‥光ディスク 22‥‥‥溝部 30‥‥‥光ディスクドライブ制御部 31‥‥‥光ディスクドライブ駆動部 32‥‥‥光ディスクのデータ読み書き部 40‥‥‥ジュークボックスの制御部 41‥‥‥ディスクチェンジャー部 50‥‥‥光ディスク交換装置の制御信号 51‥‥‥光ディスク交換装置のデータバス 52‥‥‥光ディスクドライブユニットの制御信号 53‥‥‥ディスクチェンジャー部の制御信号 54‥‥‥光ディスクドライブの制御信号 55‥‥‥光ディスクドライブのデータバス 60‥‥‥光ディスク交換装置 61‥‥‥光ディスク交換部 62‥‥‥光ディスク格納部 63‥‥‥光ディスク搬送部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の光ディスクを格納する格納手段
    と、 前記光ディスクへのアクセス要求を受け、前記格納手段
    から前記アクセス要求に応じた複数の光ディスクを一挙
    に取り出し、その後再びそれらの光ディスクを前記格納
    手段へ一挙に収納するための取り出し・収納手段と、 前記複数の光ディスクを搬送する搬送手段と、 前記搬送手段により搬送された前記光ディスクの全部又
    は一部の光ディスクの少なくとも2枚以上に対し、実質
    的に同時にデータの読み取り及び/又は書き込みを行う
    読み取り・書き込み手段と、 を備えたことを特徴とする光ディスク交換装置。
  2. 【請求項2】 格納手段に格納される前記光ディスクの
    全部又は一部は、複数枚が一まとまりとして所定のカー
    トリッジに納められており、そのカートリッジが前記搬
    送手段により搬送されることを特徴とする請求項1記載
    の光ディスク交換装置。
  3. 【請求項3】 所定期間内に前記アクセス要求を受けた
    頻度に基づいて、その頻度の履歴に関する履歴情報を前
    記カートリッジ毎に管理する履歴管理手段と、 前記格納手段の中で、前記読み取り・書き込み手段に実
    質的に近いところからより遠いところの場所に、前記頻
    度の最も高い光ディスクからより頻度の低い光ディスク
    の順に格納するために、前記取り出し・収納手段に、所
    定のタイミングで、前記履歴管理手段の内容に基づいて
    前記格納手段における前記カートリッジの入れ替えを行
    わせるための制御を行う格納制御手段と、を備えたこと
    を特徴とする請求項2記載の光ディスク交換装置。
  4. 【請求項4】 複数の光ディスクを格納する格納手段
    と、 前記光ディスクへのアクセス要求を受け、その格納手段
    から前記光ディスクを一枚づつ取り出し、その後再びそ
    の光ディスクを一枚づつ前記格納手段へ収納するための
    取り出し・収納手段と、 前記光ディスクを複数枚保持し、搬送する搬送手段と、 前記搬送手段により搬送された前記光ディスクの全部又
    は一部の光ディスクの内少なくとも2枚以上の光ディス
    クに対し、実質的に同時にデータの読み取り及び/又は
    書き込みを行う読み取り・書き込み手段と、を備えたこ
    とを特徴とする光ディスク交換装置。
  5. 【請求項5】 所定期間内に前記アクセス要求を受けた
    頻度に基づいて、その頻度の履歴に関する履歴情報を前
    記光ディスク毎に管理する履歴管理手段と、 前記格納手段の中で、前記読み取り・書き込み手段に実
    質的に近いところからより遠いところの場所に、前記頻
    度の最も高い光ディスクからより頻度の低い光ディスク
    の順に格納するために、前記取り出し・収納手段に、所
    定のタイミングで前記履歴管理手段の内容に基づいて、
    前記格納手段における前記光ディスクの入れ替えを行わ
    せるための制御を行う格納制御手段と、を備えたことを
    特徴とする請求項記載4の光ディスク交換装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6430129B1 (en) 1996-04-26 2002-08-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Information recording method, information recording/reproducing apparatus, and information recording medium
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