JPH07320290A - 光ディスク記録再生装置 - Google Patents
光ディスク記録再生装置Info
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- JPH07320290A JPH07320290A JP11538094A JP11538094A JPH07320290A JP H07320290 A JPH07320290 A JP H07320290A JP 11538094 A JP11538094 A JP 11538094A JP 11538094 A JP11538094 A JP 11538094A JP H07320290 A JPH07320290 A JP H07320290A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 光ディスク装置における光ヘッドの傾角を組
み立て後、さらに動作中にも調整可能にする。 【構成】 光ディスク(2)を支持し回転するディスク
モータ(11)と、前記光ディスク(2)上に光を照射
し情報を光学的に記録または再生する光ヘッド(5)
と、該光ヘッドを光ディスクの半径方向への移動を支持
するガイドレール(7a〜7d)と、上記ガイドレール
(7a〜7d)を光ディスクに対向する方向に可変支持
する可変支持機構(18a〜18d)と、上記可変支持
機構を制御する制御手段(22)とを備えている。
み立て後、さらに動作中にも調整可能にする。 【構成】 光ディスク(2)を支持し回転するディスク
モータ(11)と、前記光ディスク(2)上に光を照射
し情報を光学的に記録または再生する光ヘッド(5)
と、該光ヘッドを光ディスクの半径方向への移動を支持
するガイドレール(7a〜7d)と、上記ガイドレール
(7a〜7d)を光ディスクに対向する方向に可変支持
する可変支持機構(18a〜18d)と、上記可変支持
機構を制御する制御手段(22)とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は円盤状記録媒体に情報を
光学的に記録もしくは再生する光ディスク記録再生装置
(以後、光ディスク装置と言う)に関するものである。
光学的に記録もしくは再生する光ディスク記録再生装置
(以後、光ディスク装置と言う)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13〜図15は、例えば実開昭61−
105961号公報に示された従来の光ディスク記録再
生装置のガイドレール保持機構を示している。図13は
光ディスク記憶再生装置の平面図、図14は図13のA
部拡大斜視図、図15は図14の正面図である。
105961号公報に示された従来の光ディスク記録再
生装置のガイドレール保持機構を示している。図13は
光ディスク記憶再生装置の平面図、図14は図13のA
部拡大斜視図、図15は図14の正面図である。
【0003】図13において、1はベース、2は光ディ
スク、3は光ディスクを載せるターンテーブル、5は記
録再生用のレーザ光のスポット径を絞る対物レンズ4を
搭載した光ヘッド、6はガイドレール7a、7bに沿っ
て光ヘッドを搬送するスライダ、8はガイドレールのホ
ルダで、この従来例ではベース1と一体となっている。
ガイドレール7a、7bは、図14および図15で示す
ようにホルダ8に設けられた保持空間において、締結部
材9がガイドレール7a、7bの端部を弾性部材10上
に押しつけることによって固定されている。
スク、3は光ディスクを載せるターンテーブル、5は記
録再生用のレーザ光のスポット径を絞る対物レンズ4を
搭載した光ヘッド、6はガイドレール7a、7bに沿っ
て光ヘッドを搬送するスライダ、8はガイドレールのホ
ルダで、この従来例ではベース1と一体となっている。
ガイドレール7a、7bは、図14および図15で示す
ようにホルダ8に設けられた保持空間において、締結部
材9がガイドレール7a、7bの端部を弾性部材10上
に押しつけることによって固定されている。
【0004】次に上記従来例を用いて光ディスク装置の
記録再生方法について説明する。光ヘッド5は、スライ
ダ6に固定され、ガイドレール7a、7bに沿ってディ
スクに対して半径方向に摺動する。光ヘッド5上の対物
レンズ4で絞られたレーザ光は、光ディスク2上に集光
され、光ディスク2により反射したレーザ光は光ヘッド
5上の対物レンズ4を通って、光ヘッド内部でディスク
に記録された情報を検出する。光ディスクが光ヘッドの
レーザで、情報の記録再生を行うにあたって光ディスク
2の平面の法線と光ヘッドの光軸とがなす角度である傾
角を、光学的収差が少なく良好な光スポットを形成する
点から、常に0°にすることが望ましい。
記録再生方法について説明する。光ヘッド5は、スライ
ダ6に固定され、ガイドレール7a、7bに沿ってディ
スクに対して半径方向に摺動する。光ヘッド5上の対物
レンズ4で絞られたレーザ光は、光ディスク2上に集光
され、光ディスク2により反射したレーザ光は光ヘッド
5上の対物レンズ4を通って、光ヘッド内部でディスク
に記録された情報を検出する。光ディスクが光ヘッドの
レーザで、情報の記録再生を行うにあたって光ディスク
2の平面の法線と光ヘッドの光軸とがなす角度である傾
角を、光学的収差が少なく良好な光スポットを形成する
点から、常に0°にすることが望ましい。
【0005】上記に示すような理由から、傾角を調整す
る機構が必要となる。上記の従来の例では、締結部材9
と弾性部材10によって決まるガイドレール7a、7b
端部の位置の調節によって、傾角の調整を行っていた。
る機構が必要となる。上記の従来の例では、締結部材9
と弾性部材10によって決まるガイドレール7a、7b
端部の位置の調節によって、傾角の調整を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の調
整方法によると、傾角を任意に調整できるが、傾角を検
出する手段と、締結部材を締め付ける工程を必要として
いた。また、締結部材と弾性部材の機械精度によって傾
角の調整の精度が制限されるため、微細な調整が不可能
であった。
整方法によると、傾角を任意に調整できるが、傾角を検
出する手段と、締結部材を締め付ける工程を必要として
いた。また、締結部材と弾性部材の機械精度によって傾
角の調整の精度が制限されるため、微細な調整が不可能
であった。
【0007】さらに、光ディスク装置の動作中(記録再
生中)には傾角が調整できないため、光ディスクが有す
る反りや面振に対応した傾角調整を行うことができなか
った。
生中)には傾角が調整できないため、光ディスクが有す
る反りや面振に対応した傾角調整を行うことができなか
った。
【0008】また、光ディスク装置に規則性もしくは不
規則性を有する振動や衝撃等の外乱が加わると傾角が大
きくずれる等の問題があった。
規則性を有する振動や衝撃等の外乱が加わると傾角が大
きくずれる等の問題があった。
【0009】本発明は、係る問題点を解決するためにな
されたものであり、機械精度に依存することなく、また
光ディスク装置の組立後や動作中においても容易に傾角
自動調整ができる光ディスク装置を得ることである。
されたものであり、機械精度に依存することなく、また
光ディスク装置の組立後や動作中においても容易に傾角
自動調整ができる光ディスク装置を得ることである。
【0010】また、本発明の第2の目的は、光ディスク
の反りや面振れに応じた傾角調整が可能な光ディスク装
置を得ることである。
の反りや面振れに応じた傾角調整が可能な光ディスク装
置を得ることである。
【0011】また、本発明の第3の目的は、傾角調整の
応答が速い光ディスク装置を得ることである。
応答が速い光ディスク装置を得ることである。
【0012】また、本発明の第4の目的は、規則性もし
くは不規則性の振動や衝撃等の外乱に応じて傾角調整が
できる光ディスク装置を得ることである。
くは不規則性の振動や衝撃等の外乱に応じて傾角調整が
できる光ディスク装置を得ることである。
【0013】また、本発明の第5の目的は、レーザ光が
照射する位置における傾角を正確に検出する検出機構を
持つ光ディスク装置を得ることである。
照射する位置における傾角を正確に検出する検出機構を
持つ光ディスク装置を得ることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の光ディスク記
録再生装置は、光ディスク(2)を支持し回転するディ
スクモータ(11)と、前記光ディスク(2)上に光を
照射し情報を光学的に記録または再生する光ヘッド
(5)と、該光ヘッドを光ディスクの半径方向への移動
を支持するガイドレール(7a〜7d)と、上記ガイド
レール(7a〜7d)を光ディスクに対向する方向に可
変支持する可変支持機構(18a〜18d)と、上記可
変支持機構を制御する制御手段(22)とを備えたもの
である。
録再生装置は、光ディスク(2)を支持し回転するディ
スクモータ(11)と、前記光ディスク(2)上に光を
照射し情報を光学的に記録または再生する光ヘッド
(5)と、該光ヘッドを光ディスクの半径方向への移動
を支持するガイドレール(7a〜7d)と、上記ガイド
レール(7a〜7d)を光ディスクに対向する方向に可
変支持する可変支持機構(18a〜18d)と、上記可
変支持機構を制御する制御手段(22)とを備えたもの
である。
【0015】請求項2の装置は、請求項1において、上
記制御手段は上記可変支持機構を、光ディスク記録再生
装置の動作中常時制御することを特徴とする。
記制御手段は上記可変支持機構を、光ディスク記録再生
装置の動作中常時制御することを特徴とする。
【0016】請求項3の装置は、請求項1において、さ
らに、光ディスクに対する光ヘッドの傾きを検出する傾
き検出装置(28)と、上記傾き検出装置からの光ヘッ
ドの傾き情報を記憶する傾き情報記憶装置(27)とを
備え、上記制御手段(22)は、上記傾き情報記憶装置
に記憶された光ヘッドの傾き情報を用いて、上記可変支
持機構を制御することを特徴とする。請求項4の装置
は、請求項1において、さらに、光ディスクに対する光
ヘッドの傾きを検出する傾き検出装置(28)と、上記
傾き検出装置からの光ヘッドの傾き情報に応じて、上記
可変支持機構を制御する制御信号を生成する制御信号演
算装置(22a)と、上記制御信号演算装置で生成され
た制御信号を記憶する制御信号記憶装置(27)とを備
え、上記制御手段(22)は、上記制御信号記憶装置の
記憶信号を呼び出し、上記可変支持機構を制御すること
を特徴とする。
らに、光ディスクに対する光ヘッドの傾きを検出する傾
き検出装置(28)と、上記傾き検出装置からの光ヘッ
ドの傾き情報を記憶する傾き情報記憶装置(27)とを
備え、上記制御手段(22)は、上記傾き情報記憶装置
に記憶された光ヘッドの傾き情報を用いて、上記可変支
持機構を制御することを特徴とする。請求項4の装置
は、請求項1において、さらに、光ディスクに対する光
ヘッドの傾きを検出する傾き検出装置(28)と、上記
傾き検出装置からの光ヘッドの傾き情報に応じて、上記
可変支持機構を制御する制御信号を生成する制御信号演
算装置(22a)と、上記制御信号演算装置で生成され
た制御信号を記憶する制御信号記憶装置(27)とを備
え、上記制御手段(22)は、上記制御信号記憶装置の
記憶信号を呼び出し、上記可変支持機構を制御すること
を特徴とする。
【0017】請求項5の装置は、請求項1において、さ
らに、光ディスクに対する光ヘッドの光軸の傾きである
傾角を検出する傾角検出装置(28;31a〜31d)
を備え、上記制御手段(22、32a〜32d)は、上
記傾き検出装置からの光軸の傾き情報に応じて、上記可
変支持機構をフィードバック制御することを特徴とす
る。請求項6の装置は、請求項1において、さらに、光
ディスクに対する光ヘッドの光軸の傾きである傾角を検
出する傾角検出装置(28)と、光ディスク記録再生装
置に加わる外乱を観測する外乱観測装置(35)と、上
記制御手段は、上記傾角検出装置からの傾角情報と外乱
観測装置の検出量に応じて、上記可変支持機構を制御す
ることを特徴とする。
らに、光ディスクに対する光ヘッドの光軸の傾きである
傾角を検出する傾角検出装置(28;31a〜31d)
を備え、上記制御手段(22、32a〜32d)は、上
記傾き検出装置からの光軸の傾き情報に応じて、上記可
変支持機構をフィードバック制御することを特徴とす
る。請求項6の装置は、請求項1において、さらに、光
ディスクに対する光ヘッドの光軸の傾きである傾角を検
出する傾角検出装置(28)と、光ディスク記録再生装
置に加わる外乱を観測する外乱観測装置(35)と、上
記制御手段は、上記傾角検出装置からの傾角情報と外乱
観測装置の検出量に応じて、上記可変支持機構を制御す
ることを特徴とする。
【0018】請求項7の装置は、請求項5または6にお
いて、上記傾き検出機構が、検出用の光を発光する発光
素子と、光を受光する受光素子を備え、上記発光素子の
光が、情報の記録再生用のレーザのディスク上の照射位
置で反射することを特徴とする。
いて、上記傾き検出機構が、検出用の光を発光する発光
素子と、光を受光する受光素子を備え、上記発光素子の
光が、情報の記録再生用のレーザのディスク上の照射位
置で反射することを特徴とする。
【0019】
【作用】請求項1においては、光ディスク記録再生装置
にガイドレールを光ディスクに対向する方向について可
変支持する機構と、これを制御する手段を備えることに
より、光ヘッドの位置を組立後でも任意に調整できる。
にガイドレールを光ディスクに対向する方向について可
変支持する機構と、これを制御する手段を備えることに
より、光ヘッドの位置を組立後でも任意に調整できる。
【0020】請求項2においては、制御手段がガイドレ
ールの可変支持機構を装置の動作中常時駆動することに
よって光ディスクに対する光ヘッドの相対的位置関係を
常時制御することができる。
ールの可変支持機構を装置の動作中常時駆動することに
よって光ディスクに対する光ヘッドの相対的位置関係を
常時制御することができる。
【0021】請求項3においては、記録再生を行う前
に、光ディスクの全面の各位置に対する光ヘッドの傾き
角度を傾き検出装置によって検出し、傾き情報記憶装置
に記憶しておき、記録再生時には記憶されている傾き情
報を読みだし、その傾き情報に応じた制御信号を制御手
段によって生成し、ガイドレールの可変支持機構を駆動
することによって、光ヘッドの光軸の角度を制御する。
に、光ディスクの全面の各位置に対する光ヘッドの傾き
角度を傾き検出装置によって検出し、傾き情報記憶装置
に記憶しておき、記録再生時には記憶されている傾き情
報を読みだし、その傾き情報に応じた制御信号を制御手
段によって生成し、ガイドレールの可変支持機構を駆動
することによって、光ヘッドの光軸の角度を制御する。
【0022】請求項4においては、予め光ディスクの各
位置における光ディスクに対する光ヘッドの光軸の傾き
を傾き検出装置によって検出し、この検出信号からガイ
ドレールの可変支持機構を制御する制御信号を制御信号
演算装置によって演算し、制御信号記憶装置に記憶して
おく。記録再生時には、記憶されている制御信号を制御
手段によって呼び出し、この制御信号によって、ガイド
レールの可変支持機構を駆動し、光ヘッドの光軸の角度
を制御する。そのため、記録再生を行う前に、光ディス
クの全面の各位置に対する光ヘッドの傾き角度を検出
し、検出した傾き情報から制御信号を演算しておくこと
ができるので、記録再生時には、記憶されている制御信
号を用いて光ヘッドの傾きを制御することができる。
位置における光ディスクに対する光ヘッドの光軸の傾き
を傾き検出装置によって検出し、この検出信号からガイ
ドレールの可変支持機構を制御する制御信号を制御信号
演算装置によって演算し、制御信号記憶装置に記憶して
おく。記録再生時には、記憶されている制御信号を制御
手段によって呼び出し、この制御信号によって、ガイド
レールの可変支持機構を駆動し、光ヘッドの光軸の角度
を制御する。そのため、記録再生を行う前に、光ディス
クの全面の各位置に対する光ヘッドの傾き角度を検出
し、検出した傾き情報から制御信号を演算しておくこと
ができるので、記録再生時には、記憶されている制御信
号を用いて光ヘッドの傾きを制御することができる。
【0023】請求項5においては、傾角検出装置によっ
て検出した傾角情報を制御手段にフィードバック入力す
ることにより、傾角に応じて制御量を生成しガイドレー
ルの可変支持機構を駆動することによって、光ヘッドの
光軸の傾きを制御することができる。
て検出した傾角情報を制御手段にフィードバック入力す
ることにより、傾角に応じて制御量を生成しガイドレー
ルの可変支持機構を駆動することによって、光ヘッドの
光軸の傾きを制御することができる。
【0024】請求項6においては、傾角検出装置によっ
て検出した傾角をフィードバック入力し、さらに外乱観
測器によって観測した外乱情報についてはフィードフォ
ワード入力することによって、傾角と外乱に応じた制御
量を演算し、ガイドレールの可変支持機構を駆動するこ
とによって、傾角を制御することができる。
て検出した傾角をフィードバック入力し、さらに外乱観
測器によって観測した外乱情報についてはフィードフォ
ワード入力することによって、傾角と外乱に応じた制御
量を演算し、ガイドレールの可変支持機構を駆動するこ
とによって、傾角を制御することができる。
【0025】請求項7においては、傾き検出用の発光素
子の光が光ディスク上の検出しようとする位置で反射
し、受光素子で反射光を受光できるので、正確な傾角量
を得ることができる。
子の光が光ディスク上の検出しようとする位置で反射
し、受光素子で反射光を受光できるので、正確な傾角量
を得ることができる。
【0026】
実施例1 実施例1を図1〜図3に示す。以下、図において従来の
光ディスク装置と同一、または相当部分については、同
一符号を付して説明を省略する。
光ディスク装置と同一、または相当部分については、同
一符号を付して説明を省略する。
【0027】図1はこの発明の一実施例を示す構成図、
図2は図1の一部詳細図である。図3は本実施例の制御
系のブロック図である。図1において、11は光ディス
ク2を載せるターンテーブル3が取り付けられ、光ディ
スク2を回転させるディスクモータ、12は光ヘッド5
上に設けられ、ガイドレール7a、7bを挟み保持する
ボールベアリング、13はリニアモータコイル14を取
り付けるための取付部材、15は磁石、16はヨークで
ある。18a〜18dはガイドレールを光ディスクに対
向する方向に移動させる可変支持機構であって、この実
施例では図2の詳細図で示すように、可変支持機構とし
て例えば積層型圧電素子18a〜18dをガイドレール
7a、7bの端部と支持部材17a、17bの間に設置
し、板バネ19a〜19dによって固定している。尚、
図示の例では、ガイドレール可変支持機構として、4点
可変支持を示したが、1点を固定支持とし、他の3点を
可変支持としても良い。
図2は図1の一部詳細図である。図3は本実施例の制御
系のブロック図である。図1において、11は光ディス
ク2を載せるターンテーブル3が取り付けられ、光ディ
スク2を回転させるディスクモータ、12は光ヘッド5
上に設けられ、ガイドレール7a、7bを挟み保持する
ボールベアリング、13はリニアモータコイル14を取
り付けるための取付部材、15は磁石、16はヨークで
ある。18a〜18dはガイドレールを光ディスクに対
向する方向に移動させる可変支持機構であって、この実
施例では図2の詳細図で示すように、可変支持機構とし
て例えば積層型圧電素子18a〜18dをガイドレール
7a、7bの端部と支持部材17a、17bの間に設置
し、板バネ19a〜19dによって固定している。尚、
図示の例では、ガイドレール可変支持機構として、4点
可変支持を示したが、1点を固定支持とし、他の3点を
可変支持としても良い。
【0028】図3において、20は制御信号であり、光
ディスク装置の動作時、圧電素子18a〜18dに装置
の動作中常時供給されている。21は位置情報である。
22はマイクロコンピュ―タであり圧電素子18a〜1
8dを駆動する制御信号20を送り出す。23は読みだ
し専用メモリ(以下、ROMと略記する。)であり、例
えば光ディスク2の反りに対応した圧電素子18a〜1
8dに対する制御信号20を記憶している。この制御信
号は、予め(光ディスク装置の製造時に)光ディスクの
統計的平均反りに応じた値を設定しておくものである。
24はD/A変換器、25はアンプである。
ディスク装置の動作時、圧電素子18a〜18dに装置
の動作中常時供給されている。21は位置情報である。
22はマイクロコンピュ―タであり圧電素子18a〜1
8dを駆動する制御信号20を送り出す。23は読みだ
し専用メモリ(以下、ROMと略記する。)であり、例
えば光ディスク2の反りに対応した圧電素子18a〜1
8dに対する制御信号20を記憶している。この制御信
号は、予め(光ディスク装置の製造時に)光ディスクの
統計的平均反りに応じた値を設定しておくものである。
24はD/A変換器、25はアンプである。
【0029】なお、制御信号20は図面上1本の線で示
すが実際には4つの異なる信号がそれぞれ圧電素子18
a〜18dに供給される。またD/A変換器24、増幅
器25も制御信号20に対し1つずつ、従って全部で4
つずつ設けられている。さらに、位置情報21を表わす
信号もそれぞれ単一の信号線ではなく、複数本の信号線
で構成されているが、これも図示の簡単のため単線で示
している。
すが実際には4つの異なる信号がそれぞれ圧電素子18
a〜18dに供給される。またD/A変換器24、増幅
器25も制御信号20に対し1つずつ、従って全部で4
つずつ設けられている。さらに、位置情報21を表わす
信号もそれぞれ単一の信号線ではなく、複数本の信号線
で構成されているが、これも図示の簡単のため単線で示
している。
【0030】この実施例の動作を図3を用いて説明す
る。前記のように構成された光ディスク記録再生装置に
おいては、位置情報21として、例えば光ディスク2に
記録されたアドレス情報を使用する。光ディスク2を再
生中、マイクロコンピュ―タ22は光ディスク2に記録
されたアドレス情報を光ヘッド5より発光する記録再生
用レーザを使って読み取る。この読み取った光ディスク
2のアドレス情報によって、ROM23から光ディスク
2上のレーザ照射位置に対応した圧電素子18a〜18
dの制御信号20を読みだす。また、位置情報21とし
て光ヘッド5の光ディスク2に対する位置をセンサ等に
より検出する方法も考えられる。制御信号20はD/A
変換器24によってD/A変換され、さらにはアンプ2
5により圧電素子18a〜18dを駆動する駆動電圧へ
と増幅される。この駆動電圧に比例して圧電素子18a
〜18dに歪が生じ、ガイドレール7の端部の位置が変
位することによって光ヘッド5の傾きの制御ができる。
る。前記のように構成された光ディスク記録再生装置に
おいては、位置情報21として、例えば光ディスク2に
記録されたアドレス情報を使用する。光ディスク2を再
生中、マイクロコンピュ―タ22は光ディスク2に記録
されたアドレス情報を光ヘッド5より発光する記録再生
用レーザを使って読み取る。この読み取った光ディスク
2のアドレス情報によって、ROM23から光ディスク
2上のレーザ照射位置に対応した圧電素子18a〜18
dの制御信号20を読みだす。また、位置情報21とし
て光ヘッド5の光ディスク2に対する位置をセンサ等に
より検出する方法も考えられる。制御信号20はD/A
変換器24によってD/A変換され、さらにはアンプ2
5により圧電素子18a〜18dを駆動する駆動電圧へ
と増幅される。この駆動電圧に比例して圧電素子18a
〜18dに歪が生じ、ガイドレール7の端部の位置が変
位することによって光ヘッド5の傾きの制御ができる。
【0031】上記の実施例では、ROM23による制御
信号20を生成する方法をあげたが、光ディスク2と光
ヘッド5の傾きを検出するセンサによって検出した傾き
情報から制御信号20を生成する方法も考えられる。
信号20を生成する方法をあげたが、光ディスク2と光
ヘッド5の傾きを検出するセンサによって検出した傾き
情報から制御信号20を生成する方法も考えられる。
【0032】また、本実施例ではガイドレール可変支持
機構として発生力が高く、応答性の速い積層型圧電素子
について述べたが、光ヘッド5の傾きの調整量が多い場
合等には変位量の大きなバイモルフ型圧電素子等を用い
るほうがよい。また、圧電素子18a〜18dの代わり
として、間に絶縁層を介在させた複数層の形状記憶合金
からなる支持機構を用いてもよい。このような支持機構
では、形状記憶合金の各層に電流を流すことにより発熱
させてその温度を上昇させ、これに伴う変形を利用して
いる。変形の量は何層の形状記憶合金に電流を流したか
により調整できる。
機構として発生力が高く、応答性の速い積層型圧電素子
について述べたが、光ヘッド5の傾きの調整量が多い場
合等には変位量の大きなバイモルフ型圧電素子等を用い
るほうがよい。また、圧電素子18a〜18dの代わり
として、間に絶縁層を介在させた複数層の形状記憶合金
からなる支持機構を用いてもよい。このような支持機構
では、形状記憶合金の各層に電流を流すことにより発熱
させてその温度を上昇させ、これに伴う変形を利用して
いる。変形の量は何層の形状記憶合金に電流を流したか
により調整できる。
【0033】実施例2 図4に実施例2を示す。図において図1〜図3と同一、
または相当部分については同一符号を付して説明を省略
する。図4において、26はA/D変換を行なうA/D
変換器、27は光ヘッド5の傾き情報を記憶するメモ
リ、28は光ディスク2に対する光ヘッド5の光軸の傾
きを検出するチルトセンサである。20は制御信号、2
1は位置情報、29は傾き情報である。次に図4を用い
て本実施例の動作を説明する。
または相当部分については同一符号を付して説明を省略
する。図4において、26はA/D変換を行なうA/D
変換器、27は光ヘッド5の傾き情報を記憶するメモ
リ、28は光ディスク2に対する光ヘッド5の光軸の傾
きを検出するチルトセンサである。20は制御信号、2
1は位置情報、29は傾き情報である。次に図4を用い
て本実施例の動作を説明する。
【0034】再生を行なう前に、傾きを検出できる例え
ばチルトセンサ28を用いて光ディスク2の各位置にお
ける光ヘッド5の光軸の傾きを測定し、A/D変換器2
6でA/D変換した後に位置情報21とともにメモリ2
7に記憶しておく。そのため再生時には、マイクロコン
ピュ―タ22がメモリ27に記憶された光ヘッド5の傾
き情報29を光ディスク2の位置情報21に応じて引き
出し、傾きの方向と量によって4つの圧電素子18a〜
18dの各々の歪量を決定し、決定した歪量に応じた制
御信号20を生成する。制御信号20はD/A変換器2
4によってD/A変換された後にアンプ25によって圧
電素子18a〜18dを駆動する駆動電圧に増幅され
る。この駆動電圧によって圧電素子18a〜18dに変
位が生じ、ガイドレール7a、7bの端部位置が変わる
ことによって光軸の傾きを調整できる。上記で示した光
ヘッド5の傾き制御においては、再生時に光ヘッド5の
傾きを検出する検出装置で生じる時間遅れがないため
に、制御系の応答が速い。また、メモリ27には光軸の
傾きの方向と量を表す多くても2変数の傾き情報を記憶
すれば良く、そのためメモリ27の容量が少なくてす
む。
ばチルトセンサ28を用いて光ディスク2の各位置にお
ける光ヘッド5の光軸の傾きを測定し、A/D変換器2
6でA/D変換した後に位置情報21とともにメモリ2
7に記憶しておく。そのため再生時には、マイクロコン
ピュ―タ22がメモリ27に記憶された光ヘッド5の傾
き情報29を光ディスク2の位置情報21に応じて引き
出し、傾きの方向と量によって4つの圧電素子18a〜
18dの各々の歪量を決定し、決定した歪量に応じた制
御信号20を生成する。制御信号20はD/A変換器2
4によってD/A変換された後にアンプ25によって圧
電素子18a〜18dを駆動する駆動電圧に増幅され
る。この駆動電圧によって圧電素子18a〜18dに変
位が生じ、ガイドレール7a、7bの端部位置が変わる
ことによって光軸の傾きを調整できる。上記で示した光
ヘッド5の傾き制御においては、再生時に光ヘッド5の
傾きを検出する検出装置で生じる時間遅れがないため
に、制御系の応答が速い。また、メモリ27には光軸の
傾きの方向と量を表す多くても2変数の傾き情報を記憶
すれば良く、そのためメモリ27の容量が少なくてす
む。
【0035】なお、反りが光ディスクごとに異なる場合
には、光ディスクを交換する度に、光軸の傾きの測定お
よび測定結果の書込みを行なう。
には、光ディスクを交換する度に、光軸の傾きの測定お
よび測定結果の書込みを行なう。
【0036】実施例3 図5に実施例3を示す。図において図4と同一または相
当部分については同一符号を付して説明を省略する。こ
の実施例3は実施例2とほぼ同じであるが、マイクロコ
ンピュータ22内に、測定された傾き情報から制御信号
を計算する演算部分ないし機能22aを持ち、演算結果
を記憶していることである。以下、これにつき詳述す
る。
当部分については同一符号を付して説明を省略する。こ
の実施例3は実施例2とほぼ同じであるが、マイクロコ
ンピュータ22内に、測定された傾き情報から制御信号
を計算する演算部分ないし機能22aを持ち、演算結果
を記憶していることである。以下、これにつき詳述す
る。
【0037】本実施例では、予めチルトセンサ28によ
って光ディスク2に対する光ヘッド5の光軸の傾き情報
を検出し、A/D変換器26でA/D変換する。この情
報はマイクロコンピュ―タ22等によって圧電素子18
a〜18dを駆動する制御信号20を演算したのち、そ
の制御信号20を位置情報21、例えば光ディスク2の
位置情報21とともにメモリ27に記憶する。したがっ
て、再生時には、マイクロコンピュ―タ22がメモリ2
7に記憶しておいた制御信号20を、位置情報21に応
じて読み出し、さらに読み出した制御信号20をD/A
変換器24でD/A変換した後、アンプ25によって増
幅することによって圧電素子18a〜18dの駆動電圧
を生成する。この駆動電圧によって生じた圧電素子18
a〜18dの変位によるガイドレール7a、7bの端部
位置の変化によって光ヘッド5の光軸の傾きを調整する
ことができる。上記で示した光ヘッド5の光軸の傾き制
御においては、光ディスク2の位置に応じた制御信号2
0をメモリ27から読み出すだけで制御が可能となるた
め、実施例3よりさらに高速な制御系の応答が実現でき
る。
って光ディスク2に対する光ヘッド5の光軸の傾き情報
を検出し、A/D変換器26でA/D変換する。この情
報はマイクロコンピュ―タ22等によって圧電素子18
a〜18dを駆動する制御信号20を演算したのち、そ
の制御信号20を位置情報21、例えば光ディスク2の
位置情報21とともにメモリ27に記憶する。したがっ
て、再生時には、マイクロコンピュ―タ22がメモリ2
7に記憶しておいた制御信号20を、位置情報21に応
じて読み出し、さらに読み出した制御信号20をD/A
変換器24でD/A変換した後、アンプ25によって増
幅することによって圧電素子18a〜18dの駆動電圧
を生成する。この駆動電圧によって生じた圧電素子18
a〜18dの変位によるガイドレール7a、7bの端部
位置の変化によって光ヘッド5の光軸の傾きを調整する
ことができる。上記で示した光ヘッド5の光軸の傾き制
御においては、光ディスク2の位置に応じた制御信号2
0をメモリ27から読み出すだけで制御が可能となるた
め、実施例3よりさらに高速な制御系の応答が実現でき
る。
【0038】実施例4 図6に実施例4を示す。図において図1〜図3と同一、
または相当部分については同一符号を付して説明を省略
する。図6において、26はA/D変換を行なうA/D
変換器、28は傾角を検出するチルトセンサである。2
0は制御信号、29は傾き情報である。次に図6を用い
て本実施例の動作を説明する。本実施例では光ディスク
2に対する光ヘッド5の光軸の傾きをチルトセンサ28
を用いて検出し、検出した傾き情報29をA/D変換器
26でA/D変換した後に制御手段であるマイクロコン
ピュ―タ22にフィードバック入力する。マイクロコン
ピュ―タ22は圧電素子18a〜18dを制御する制御
信号20を生成する。この制御信号20はD/A変換器
24によってD/A変換された後、アンプ25によって
増幅することによって圧電素子18a〜18dの駆動電
圧を生成する。この駆動電圧によって圧電素子18a〜
18dに変位を生じ、ガイドレール7a、7bの端部位
置が変わることによって傾角を制御することができる。
上記で示すようなフィードバック制御を行なうことによ
って、常時傾角ずれ量に応じた制御をすることができ
る。
または相当部分については同一符号を付して説明を省略
する。図6において、26はA/D変換を行なうA/D
変換器、28は傾角を検出するチルトセンサである。2
0は制御信号、29は傾き情報である。次に図6を用い
て本実施例の動作を説明する。本実施例では光ディスク
2に対する光ヘッド5の光軸の傾きをチルトセンサ28
を用いて検出し、検出した傾き情報29をA/D変換器
26でA/D変換した後に制御手段であるマイクロコン
ピュ―タ22にフィードバック入力する。マイクロコン
ピュ―タ22は圧電素子18a〜18dを制御する制御
信号20を生成する。この制御信号20はD/A変換器
24によってD/A変換された後、アンプ25によって
増幅することによって圧電素子18a〜18dの駆動電
圧を生成する。この駆動電圧によって圧電素子18a〜
18dに変位を生じ、ガイドレール7a、7bの端部位
置が変わることによって傾角を制御することができる。
上記で示すようなフィードバック制御を行なうことによ
って、常時傾角ずれ量に応じた制御をすることができ
る。
【0039】実施例5 図7に実施例5の全体的構成を、図8にその制御系のブ
ロック線図を示す。図において図1〜図3と同一、また
は相当部分については同一符号を付して説明を省略す
る。図7において、30は位置検出用レーザ、31a〜
18dは位置検出用レーザ30の光が光ディスク2に反
射した光を受光する4分割受光素子であり、これらの詳
細は図9に示されている。
ロック線図を示す。図において図1〜図3と同一、また
は相当部分については同一符号を付して説明を省略す
る。図7において、30は位置検出用レーザ、31a〜
18dは位置検出用レーザ30の光が光ディスク2に反
射した光を受光する4分割受光素子であり、これらの詳
細は図9に示されている。
【0040】32a〜32dは制御装置であり、その例
を図8に示す。図8において、33は位相補償回路、3
4は利得増幅回路である。次に、図7および図8を用い
て本実施例の動作を説明する。本実施例では位置検出用
レーザ30からの光は光ディスク2に反射して4分割受
光素子31a〜31dによって受光される。4分割受光
素子31の各受光素子、例えば31aによって検出した
ある方向の傾き情報29は、対応する制御装置32aで
制御信号20を生成し、同方向にある圧電素子18aを
駆動する。各受光素子で傾き情報が得られるのは、傾き
により各受光素子の受光量が変るからである。上記のよ
うな同方向の受光素子31、圧電素子18と制御装置3
2を1つの制御系として、各4方向につき各々の制御系
を設ける。図8にある1方向についての制御系を示す。
傾角は4分割受光素子31a〜31dの出力信号と基準
信号との偏差によって検出でき、この偏差量に対して位
相補償回路33による位置補償と利得増幅回路34によ
るゲイン増幅を行った後に、圧電素子18a〜18dに
入力することによってフィードバック制御を行なう。上
記のような制御ループを4つの受光素子31a〜31d
と圧電素子18の組に対して各々設けることによって傾
角の常時制御が容易にできる。
を図8に示す。図8において、33は位相補償回路、3
4は利得増幅回路である。次に、図7および図8を用い
て本実施例の動作を説明する。本実施例では位置検出用
レーザ30からの光は光ディスク2に反射して4分割受
光素子31a〜31dによって受光される。4分割受光
素子31の各受光素子、例えば31aによって検出した
ある方向の傾き情報29は、対応する制御装置32aで
制御信号20を生成し、同方向にある圧電素子18aを
駆動する。各受光素子で傾き情報が得られるのは、傾き
により各受光素子の受光量が変るからである。上記のよ
うな同方向の受光素子31、圧電素子18と制御装置3
2を1つの制御系として、各4方向につき各々の制御系
を設ける。図8にある1方向についての制御系を示す。
傾角は4分割受光素子31a〜31dの出力信号と基準
信号との偏差によって検出でき、この偏差量に対して位
相補償回路33による位置補償と利得増幅回路34によ
るゲイン増幅を行った後に、圧電素子18a〜18dに
入力することによってフィードバック制御を行なう。上
記のような制御ループを4つの受光素子31a〜31d
と圧電素子18の組に対して各々設けることによって傾
角の常時制御が容易にできる。
【0041】実施例6 図10に実施例6を示す。図10において図1〜図3な
らびに図6と同一、または相当部分については同一符号
を付して説明を省略する。図10において傾角を検出す
るチルトセンサ28に加えて、外乱観測機構として、例
えば加速度センサ35を備える。36は加速度センサ3
5で検出された加速度情報である。次に図10を用いて
本実施例の動作を説明する。加速度センサ35は装置全
体に及ぼされる揺れや振動を観測する。この加速度情報
36はA/D変換器26でA/D変換した後にマイクロ
コンピュ―タ22にフィードフォワード入力される。
らびに図6と同一、または相当部分については同一符号
を付して説明を省略する。図10において傾角を検出す
るチルトセンサ28に加えて、外乱観測機構として、例
えば加速度センサ35を備える。36は加速度センサ3
5で検出された加速度情報である。次に図10を用いて
本実施例の動作を説明する。加速度センサ35は装置全
体に及ぼされる揺れや振動を観測する。この加速度情報
36はA/D変換器26でA/D変換した後にマイクロ
コンピュ―タ22にフィードフォワード入力される。
【0042】チルトセンサ28によって検出した傾き情
報29は、A/D変換器26でA/D変換した後、マイ
クロコンピュ―タ22にフィードバック入力される。フ
ィードフォワード入力した外乱情報である加速度情報3
6とフィードバック入力された傾き情報29によって、
ガイドレール7a、7bの可変支持機構である圧電素子
18a〜18dに対する制御信号20をマイクロコンピ
ュ―タ22によって生成する。この制御信号20はD/
A変換器24によってD/A変換された後、アンプ25
によって増幅することによって圧電素子18a〜18d
の駆動電圧を生成し、圧電素子に変位を生じさせガイド
レール7a、7bの端部位置を変えることによって傾角
を調整することができる。上記で示したような制御信号
20は観測した外乱情報を予め加味して生成しているた
め、傾角を自動調整することができるだけではなく、光
ディスク記録再生装置に加わる外乱の影響を抑制するこ
とができる。
報29は、A/D変換器26でA/D変換した後、マイ
クロコンピュ―タ22にフィードバック入力される。フ
ィードフォワード入力した外乱情報である加速度情報3
6とフィードバック入力された傾き情報29によって、
ガイドレール7a、7bの可変支持機構である圧電素子
18a〜18dに対する制御信号20をマイクロコンピ
ュ―タ22によって生成する。この制御信号20はD/
A変換器24によってD/A変換された後、アンプ25
によって増幅することによって圧電素子18a〜18d
の駆動電圧を生成し、圧電素子に変位を生じさせガイド
レール7a、7bの端部位置を変えることによって傾角
を調整することができる。上記で示したような制御信号
20は観測した外乱情報を予め加味して生成しているた
め、傾角を自動調整することができるだけではなく、光
ディスク記録再生装置に加わる外乱の影響を抑制するこ
とができる。
【0043】実施例7 実施例7を図11に示す。図7、図8および図10と同
一、または相当部分については同一符号を付して説明を
省略する。この実施例は実施例5と同様であるが、実施
例6と同様に加速度センサ35を設け、加速度情報36
を外乱としてフィードフォワード入力している。
一、または相当部分については同一符号を付して説明を
省略する。この実施例は実施例5と同様であるが、実施
例6と同様に加速度センサ35を設け、加速度情報36
を外乱としてフィードフォワード入力している。
【0044】図11に示すように、制御系にはフィード
フォワード入力を受ける外乱用位相補償回路37と、外
乱用位相補償回路37の出力を受ける外乱用利得増幅回
路38とが付加されている。このような構成とした場合
にも、光ディス記録再生装置に加わる外乱の影響を抑制
することができる。
フォワード入力を受ける外乱用位相補償回路37と、外
乱用位相補償回路37の出力を受ける外乱用利得増幅回
路38とが付加されている。このような構成とした場合
にも、光ディス記録再生装置に加わる外乱の影響を抑制
することができる。
【0045】実施例8 実施例8を図12で示す。図において2は光ディスク、
4は対物レンズ、5は光ヘッドである。30は位置検出
用レーザで、31はこのレーザ光を受光する4分割受光
素子である。次に図12を用いて本実施例の構成を説明
する。受光素子である位置検出用レーザ30と受光素子
である4分割受光素子31a〜31dは、対物レンズ4
を中心として対称的に配置し、さらに位置検出用レーザ
30の向く方向と、4分割受光素子31のなす平面の法
線の交点が対物レンズ4から発する情報記録再生用レー
ザが光ディスク2に照射する位置にくる構造となってい
る。これにより、正確に傾角を測定することができる。
尚、位置検出用レーザ30と4分割受光素子31の距離
が近いほど、より正確な傾角測定が可能である。この実
施例の傾きセンサーは実施例4、5、6および7で示さ
れたチルトセンサーの代りに用い得る。
4は対物レンズ、5は光ヘッドである。30は位置検出
用レーザで、31はこのレーザ光を受光する4分割受光
素子である。次に図12を用いて本実施例の構成を説明
する。受光素子である位置検出用レーザ30と受光素子
である4分割受光素子31a〜31dは、対物レンズ4
を中心として対称的に配置し、さらに位置検出用レーザ
30の向く方向と、4分割受光素子31のなす平面の法
線の交点が対物レンズ4から発する情報記録再生用レー
ザが光ディスク2に照射する位置にくる構造となってい
る。これにより、正確に傾角を測定することができる。
尚、位置検出用レーザ30と4分割受光素子31の距離
が近いほど、より正確な傾角測定が可能である。この実
施例の傾きセンサーは実施例4、5、6および7で示さ
れたチルトセンサーの代りに用い得る。
【0046】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0047】請求項1においては、光ディスク記録再生
装置にガイドレールを光ディスクに対向する方向につい
て可変支持する機構と、これを制御する手段を備えるこ
とにより、光ヘッドの傾角を組立後でも任意に調整でき
る。
装置にガイドレールを光ディスクに対向する方向につい
て可変支持する機構と、これを制御する手段を備えるこ
とにより、光ヘッドの傾角を組立後でも任意に調整でき
る。
【0048】請求項2によれば、装置の動作中常時光ヘ
ッドの傾きを調整できるので、ディスクに反りや面振が
あっても傾角を一定に保つことができる。
ッドの傾きを調整できるので、ディスクに反りや面振が
あっても傾角を一定に保つことができる。
【0049】請求項3においては、予め光ヘッドの傾き
情報を記憶することとしているので、実際の記録再生時
には、光ヘッドの傾きを検出する必要がなく、従って光
ヘッドの傾き調整に要する時間が短い。また、記憶装置
に記憶する情報が、制御信号に比べて情報量の少ない傾
き情報であるため、記憶装置の容量が少なくてすむ。
情報を記憶することとしているので、実際の記録再生時
には、光ヘッドの傾きを検出する必要がなく、従って光
ヘッドの傾き調整に要する時間が短い。また、記憶装置
に記憶する情報が、制御信号に比べて情報量の少ない傾
き情報であるため、記憶装置の容量が少なくてすむ。
【0050】請求項4においては、予め検出した光ヘッ
ドの傾き情報から演算装置によって制御量を算出し、記
憶している。従って、記録再生時には、光ヘッドの傾き
を検出する時間と制御信号を演算する時間を必要としな
いので、光ヘッドの傾き調整に要する時間がさらに短く
なる。
ドの傾き情報から演算装置によって制御量を算出し、記
憶している。従って、記録再生時には、光ヘッドの傾き
を検出する時間と制御信号を演算する時間を必要としな
いので、光ヘッドの傾き調整に要する時間がさらに短く
なる。
【0051】請求項5においては、傾角を検出し、検出
した傾角情報を用いて圧電素子をフィードバック制御す
ることにより、傾角を自動的に調整できる。そのため、
反りや面振れが比較的多い光ディスクの記録再生が可能
になり、同時に共振や外乱に強い。
した傾角情報を用いて圧電素子をフィードバック制御す
ることにより、傾角を自動的に調整できる。そのため、
反りや面振れが比較的多い光ディスクの記録再生が可能
になり、同時に共振や外乱に強い。
【0052】請求項6においては、傾角情報についてフ
ィードバック制御を行った上で、さらに外乱の観測機構
を備え、外乱の観測値についてフィードフォワード制御
することとしている。従って、規則的な外乱のみならず
不規則性の外乱が光ディスク装置に加わった場合でも安
定な記録再生ができる。
ィードバック制御を行った上で、さらに外乱の観測機構
を備え、外乱の観測値についてフィードフォワード制御
することとしている。従って、規則的な外乱のみならず
不規則性の外乱が光ディスク装置に加わった場合でも安
定な記録再生ができる。
【0053】請求項7においては、レーザの集光位置に
おける光ディスクに対する光ヘッドの傾きを検出できる
ので、光ディスクに対するレーザの光軸の傾きを正確に
検出することができる。
おける光ディスクに対する光ヘッドの傾きを検出できる
ので、光ディスクに対するレーザの光軸の傾きを正確に
検出することができる。
【図1】 この発明の実施例1を示す斜視図である。
【図2】 実施例1の支持機構の詳細図である。
【図3】 実施例1の制御系を示すブロック図である。
【図4】 実施例2の制御系を示すブロック図である。
【図5】 実施例3の制御系を示すブロック図である。
【図6】 実施例4の制御系を示すブロック図である。
【図7】 実施例5を示す構成図である。
【図8】 実施例5の制御系を示すブロック図である。
【図9】 実施例5の位置検出用レーザおよび受光素子
を示す図である。
を示す図である。
【図10】 実施例6の制御系を示すブロック図であ
る。
る。
【図11】 実施例7の制御系を示すブロック図であ
る。
る。
【図12】 実施例8を示す斜視図である。
【図13】 従来の光ディスク記録再生装置を示す斜視
図である。
図である。
【図14】 従来の光ディスク記録再生装置を示す図1
3のA部拡大斜視図である。
3のA部拡大斜視図である。
【図15】 従来の光ディスク記録再生装置を示す図1
3のA部拡大正面図である。
3のA部拡大正面図である。
【符号の説明】 1 ベース、2 光ディスク、3 ターンテーブル、4
対物レンズ、5 光ヘッド、6 スライダ、7 ガイ
ドレール、8 ホルダ、9 締結部材、10弾性部材、
11 ディスクモータ、12 ボールベアリング、13
取付部材、14 リニアモータコイル、15 磁石、
16 ヨーク、17 支持部材、18圧電素子、19
板バネ、20 制御信号、21 位置情報、22 マイ
クロコンピュ―タ、23 読み出し専用メモリ(RO
M)、24 D/A変換器、25 アンプ、26 A/
D変換器、27 メモリ、28 チルトセンサ、29傾
き情報、30 位置検出用レーザ、31 4分割受光素
子、32 制御装置、33 位相補償回路、34 利得
増幅回路、35 加速度センサ、36 加速度情報、3
7 外乱用位相補償回路、38 外乱用利得増幅回路。
対物レンズ、5 光ヘッド、6 スライダ、7 ガイ
ドレール、8 ホルダ、9 締結部材、10弾性部材、
11 ディスクモータ、12 ボールベアリング、13
取付部材、14 リニアモータコイル、15 磁石、
16 ヨーク、17 支持部材、18圧電素子、19
板バネ、20 制御信号、21 位置情報、22 マイ
クロコンピュ―タ、23 読み出し専用メモリ(RO
M)、24 D/A変換器、25 アンプ、26 A/
D変換器、27 メモリ、28 チルトセンサ、29傾
き情報、30 位置検出用レーザ、31 4分割受光素
子、32 制御装置、33 位相補償回路、34 利得
増幅回路、35 加速度センサ、36 加速度情報、3
7 外乱用位相補償回路、38 外乱用利得増幅回路。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
Claims (7)
- 【請求項1】 光ディスク(2)を支持し回転するディ
スクモータ(11)と、 前記光ディスク(2)上に光を照射し情報を光学的に記
録または再生する光ヘッド(5)と、 該光ヘッドを光ディスクの半径方向への移動を支持する
ガイドレール(7a〜7d)と、 上記ガイドレール(7a〜7d)を光ディスクに対向す
る方向に可変支持する可変支持機構(18a〜18d)
と、 上記可変支持機構を制御する制御手段(22)とを備え
た光ディスク記録再生装置。 - 【請求項2】 上記制御手段は上記可変支持機構を、光
ディスク記録再生装置に動作中常時制御することを特徴
とする請求項1に記載の光ディスク記録再生装置。 - 【請求項3】 さらに、光ディスクに対する光ヘッドの
傾きを検出する傾き検出装置(28)と、 上記傾き検出装置からの光ヘッドの傾き情報を記憶する
傾き情報記憶装置(27)とを備え、 上記制御手段(22)は、上記傾き情報記憶装置に記憶
された光ヘッドの傾き情報を用いて、上記可変支持機構
を制御することを特徴とする請求項1に記載の光ディス
ク記録再生装置。 - 【請求項4】 さらに、光ディスクに対する光ヘッドの
傾きを検出する傾き検出装置(28)と、 上記傾き検出装置からの光ヘッドの傾き情報に応じて、
上記可変支持機構を制御する制御信号を生成する制御信
号演算装置(22a)と、 上記制御信号演算装置で生成された制御信号を記憶する
制御信号記憶装置(27)とを備え、 上記制御手段(22)は、上記制御信号記憶装置の記憶
信号を呼び出し、上記可変支持機構を制御することを特
徴とする請求項1に記載の光ディスク記録再生装置。 - 【請求項5】 さらに、光ディスクに対する光ヘッドの
光軸の傾きである傾角を検出する傾角検出装置(28;
31a〜31d)を備え、 上記制御手段(22、32a〜32d)は、上記傾き検
出装置からの光軸の傾き情報に応じて、上記可変支持機
構をフィードバック制御することを特徴とする請求項1
に記載の光ディスク記録再生装置。 - 【請求項6】 さらに、光ディスクに対する光ヘッドの
光軸の傾きである傾角を検出する傾角検出装置(28)
と、 光ディスク記録再生装置に加わる外乱を観測する外乱観
測装置(35)と、 上記制御手段は、上記傾角検出装置からの傾角情報と外
乱観測装置の検出量に応じて、上記可変支持機構を制御
することを特徴とする請求項1に記載の光ディスク記録
再生装置。 - 【請求項7】 上記傾き検出機構が、検出用の光を発光
する発光素子と、光を受光する受光素子を備え、上記発
光素子の光が、情報の記録再生用のレーザのディスク上
の照射位置で反射することを特徴とする請求項5または
6に記載の光ディスク記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11538094A JPH07320290A (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | 光ディスク記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11538094A JPH07320290A (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | 光ディスク記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07320290A true JPH07320290A (ja) | 1995-12-08 |
Family
ID=14661104
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11538094A Pending JPH07320290A (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | 光ディスク記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07320290A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5995479A (en) * | 1996-10-11 | 1999-11-30 | Matsushita Electric Indsutrial Co., Ltd. | Optical head adjusting apparatus |
WO2004044906A1 (ja) * | 2002-11-05 | 2004-05-27 | Sharp Kabushiki Kaisha | 光ディスクドライブ装置、及び光ピックアップのチルト補正方法 |
-
1994
- 1994-05-27 JP JP11538094A patent/JPH07320290A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN1327422C (zh) * | 2002-11-05 | 2007-07-18 | 夏普株式会社 | 光盘驱动装置及其光学拾取头的倾斜修正方法 |
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DE10393649B4 (de) * | 2002-11-05 | 2014-09-04 | Sharp Kabushiki Kaisha | Optisches Plattenlaufwerk und Verfahren zum Korrigieren der Verkippung eines optischen Aufnehmers |
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