JPH0732015Y2 - 成型装置 - Google Patents

成型装置

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JPH0732015Y2
JPH0732015Y2 JP1990111722U JP11172290U JPH0732015Y2 JP H0732015 Y2 JPH0732015 Y2 JP H0732015Y2 JP 1990111722 U JP1990111722 U JP 1990111722U JP 11172290 U JP11172290 U JP 11172290U JP H0732015 Y2 JPH0732015 Y2 JP H0732015Y2
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JP
Japan
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machine
press machine
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press
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隆 東
正隆 田中
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Kawasaki Motors Ltd
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Kawasaki Jukogyo KK
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、プレス機とその近傍に配置される搬出入装
置などからなる成型装置に関するものである。
〔従来の技術〕 従来より、プレス機が上金型と下金型とを上下に離間さ
せて支持するとともに、プレス機の間口の広い前後面に
材料投入機と製品取出機とを配置した成型装置がある
(たとえば、社団法人自動車技術会編集「自動車工学便
覧」59.10.10発行,1−36頁の図1−50参照)。この種の
成型装置は、材料の投入と製品の取出を機械化して生産
性の向上を図っている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、従来は、金型への中子の装着やインサート部品
の取付、エアブローによる金型の清掃、離型剤の塗布な
どについては、作業者が行っている。そのため、生産性
が今一つ向上せず、したがって、これらの処理を機械化
するとともに自動化する要請がある。
ここで、プレス機の開口の広い前後面に、材料投入機お
よび製品取出機の他に、これら以外の処理装置を配置す
ることも考えられるが、これは、機械装置同士が相互に
干渉するので、配置が困難なうえ、2台以上の機械装置
が、同一の間口から進入退出するので、サイクルタイム
が十分短くならず、今一つ生産性が向上しない。
この考案は上記従来の課題に鑑みてなされたもので、自
動化を可能にするとともに、生産性を向上させることが
できる成型装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この考案は、材料投入機、
製品取出機、金型搬送台車および複数台の処理装置が、
プレス機の前面、後面、左面および右面に対向して配置
されている。さらに、プレス機に対して金型搬送台車と
同じ面に配置された材料投入機、製品取出機または処理
装置が、金型搬送台車よりもプレス機の上方に配置され
ている。
〔作用〕
この考案によれば、材料投入機、製品取出機、金型搬送
台車および複数台の処理装置を、プレス機の4つの面に
分けて配置し、かつ、プレス機に対して金型搬送台車と
同じ面に配置された材料投入機、製品取出機または処理
装置を、金型搬送台車よりもプレス機の上方に配置した
ので、これらの機械装置が互いに干渉せず、自動化が容
易になる。また、金型交換工程において金型搬送台車が
製品取出機等に邪魔されることなくプレス機に進入退出
でき、成形装置全体として作業用スペースが有効に利用
される。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を図面にしたがって説明す
る。
第1図は成型装置のレイアウトを示す平面図である。こ
の図において、中央のプレス機10の後面12には、材料を
矢印A方向から、プレス機10内に投入する材料投入機20
が対向して配設されている。プレス機10の前面13には、
プレス機10から矢印B方向に製品を取り出す製品取出機
30が対向して配設され、更に前方(矢印B方向)には、
上下金型16,17(第2図)を矢印C方向に搬入・搬出す
る金型搬送台車60が対向して配設されている。
上記プレス機10の左面14には、インサート部品取付装置
(処理装置)40が対向して配設されている。このインサ
ート部品取付装置40は、プレス機10に矢印D方向から進
入して、プレス機10内の下金型17(第2図)に、ナット
などのインサート部品を取り付けるものである。上記プ
レス機10の右面15には、矢印E方向からプレス機10内に
進入して、エアブローや離型剤の塗布を行う清掃塗布装
置(処理装置)50が配設されている。
第2図において、上記プレス機10は、クラウン11Aとベ
ッド11Bとが4本のアプライト18により互いに固定され
ており、各アプライト18間の開口から、矢印A〜Eのよ
うに、材料の投入等がなされる。なお、プレス機10は、
たとえば、板状の合成樹脂板を高温下で加圧成型するも
のである。
第3図において、上記材料投入機20および製品取出機30
は、それぞれ、プレス機10のクラウン11Aから突出して
設けられた走行レール21,31と、このレール21,31に沿っ
て走行する走行装置22,32と、昇降枠23,33を昇降させる
昇降機24,34とを備えている。上記材料投入機20の昇降
枠23には、材料の下面を支持する多数の支持棒25が設け
られている。一方、上記製品取出機30の昇降枠33には、
製品を負圧で吸着する吸着パット35が多数設けられてい
る。
プレス機10のベッド11Bの上面には、一対のレール61が
埋め込まれており、プレス機10の前面13から前方(図の
右側)へ延びるレール62に連なっている。上記金型搬送
台車60は、これらのレール61,62上を走行する。
第4図において、上記インサート部品取付装置40は、走
行レール41上を走行する走行台車42と、この走行台車42
上に搭載されたリフタ43と、このリフタ43の右上部から
プレス機10側へ突出するアーム44とを備えている。アー
ム44には、昇降機45によって昇降する昇降枠46が取り付
けられており、この昇降枠46には交換治具47を介して、
ナットなどのインサート部品を下金型17の取付部(図示
せず)に嵌合させる部品取付機48が多数設けられてい
る。
上記清掃塗布装置50は、プレス機10のクラウン11Aから
突出して設けられた走行レール51と、このレール51に沿
って走行する走行装置52と、昇降枠53を昇降させる昇降
機54とを備えている。この清掃塗布装置50の昇降枠53に
は、金型16、17にエアを吹き付けて金型16,17に残存し
ているバリを取る清掃ノズル56と、金型16,17に離型剤
を吹き付けて塗布する塗布ノズル57とが、取り付けられ
ている。
なお、プレス機10のスライド19には、上金型16を支持す
る支持具19aが設けられている。
つぎに、上記構成の動作を説明する。
まず、インサート部品取付装置40の交換治具47が、プレ
ス機10の左面14から、プレス機10内に進入して、インサ
ート部品を下金具17に取り付けた後、プレス機10外に退
避する。ついで、第3図の材料投入機20の昇降枠23が、
プレス機10の後面12から、プレス機10内に進入して、第
4図の下金型17上に材料を載置した後、プレス機10外に
退避する。
この退避後、スライド19および上金型16が下降して、材
料が高温下で加圧成型される。この成型後、スライド19
および上金型16が上方へ退避する。
上記スライド19の退避後、第3図の製品取出機30の昇降
枠33が、前面13からプレス機10内に進入して、下金型17
(第4図)上の製品を吸着パッド35で吸着して、プレス
機10外に取り出す。この取出後、第4図の清掃塗布装置
50の清掃ノズル56および塗布ノズル57が、右面15からプ
レス機10内に進入して、清掃ノズル56から金型16,17に
エアを吹き付けて金型16,17に残存しているバリを吹き
飛ばした後、塗布ノズル57から離型剤を金型16,17に吹
き付けて塗布する。
一方、金型16,17を取り換える際には、スライド19およ
び上金型16を下降させて、上金型16を下金型17上に合致
させた後、両金型16,17を締結して、一体の両金型16,17
をスライド19と共に上方へ持ち上げる。ついで、第3図
の金型搬送台車60が前面13からプレス機10のベッド11B
上に進入し、再びスライド19が下降して、金型搬送台車
60に両金型16,17を載置する。その後、金型搬送台車60
はプレス機10外へ両金型16,17を搬出した後、図示しな
い別の金型搬送台車が、新しい金型を搬入する。この搬
入後、金型16,17がプレス機10に取り付けられる。
上記構成において、この考案は、第1図のように、材料
投入機20、製品取出機30、金型搬送台車60および複数台
の処理装置40,50を、プレス機10の前面13、後面12、左
面14および右面15に対向して配置し、かつ、プレス機10
に対して金型搬送台車60と同じ面に配置された製品取出
機30を、金型搬送台車60よりもプレス機10の上方に配置
したので、これらの機械装置20,30,40,50,60を互いに干
渉することなく配置できる。したがって、インサート部
品の取付、材料の投入、製品の取出、金型の清掃、離型
剤の塗布などの成型工程を機械化するのが容易になると
ともに、自動化するのが容易になる。
また、動作時にも、材料取出機20、製品取出機30、イン
サート部品取付装置40または清掃塗布装置50がプレス機
10外へ退避した後、直ちに又は退避中に、他の機械装置
20,30,40,50がプレス機10内に進入できるので、サイク
ルタイムが短くなる。したがって、生産性が向上する。
さらに、金型交換工程において金型搬送台車60が製品取
出機30に邪魔されることなくプレス機10に進入退出で
き、成型装置全体として作業用スペースが有効に利用さ
れる。
なお、上記実施例では、処理装置をインサート部品取付
装置40および清掃塗布装置50とした例について説明した
が、処理装置はこれらのものに限定されず、中子の装着
装置などであってもよい。また、材料投入機20や製品取
出機30のように、大型のものを搬入・搬出する装置は、
間口の広い前面13または後面12に配置するのが好ましい
が、必ずしもそうする必要はなく、左面14または右面15
に配置してもよい。
また、処理装置の台数は2台以上であればよく、さら
に、その構造は上記実施例に限定されるものではない。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、材料投入機、
製品取出機、金型搬送台車および複数台の処理装置を、
プレス機の4つの面に分けて配置し、かつ、プレス機に
対して金型搬送台車と同じ面に配置された材料投入機、
製品取出機または処理装置を、金型搬送台車よりもプレ
ス機の上方に配置したので、これらの機械装置の配置が
容易になって、自動化が可能になるとともに、サイクル
タイムが短くなるので、生産性が向上する。また、金型
交換工程において金型搬送台車が製品取出機等に邪魔さ
れることなくプレス機に進入退出でき、成型装置全体と
して作業用スペースが有効に利用される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す成型装置の平面図、
第2図はプレス機の概略を示す斜視図、第3図は第1図
のIII−III線矢視図、第4図は第1図のIV−IV線矢視図
である。 10……プレス機、12……後面、13……前面、14……左
面、15……右面、16……上金型、17……下金型、20……
材料投入機、30……製品取出機、40,50……処理装置、6
0……金型搬送台車。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 西川 民雄 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内 (56)参考文献 特公 昭61−14925(JP,B2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上金型と下金型を上下に離間させて支持す
    るプレス機の近傍に、材料投入機、製品取出機、金型搬
    送台車および複数台の処理装置が設けられ、この材料投
    入機、製品取出機、金型搬送台車および複数台の処理装
    置が上記プレス機の前面、後面、左面および右面に対向
    して配置され、上記プレス機に対して上記金型搬送台車
    と同じ面に配置された上記材料投入機、製品取出機また
    は処理装置は、上記金型搬送台車よりも上記プレス機の
    上方に配置された成型装置。
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