JPH0731968U - イオン水生成機のからんの構造 - Google Patents

イオン水生成機のからんの構造

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JPH0731968U
JPH0731968U JP6128493U JP6128493U JPH0731968U JP H0731968 U JPH0731968 U JP H0731968U JP 6128493 U JP6128493 U JP 6128493U JP 6128493 U JP6128493 U JP 6128493U JP H0731968 U JPH0731968 U JP H0731968U
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JP
Japan
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ionized water
water
acidic
alkaline
discharger
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Withdrawn
Application number
JP6128493U
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Inventor
博 真鍋
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 からんから吐水する水がアルカリイオン水か
酸性イオン水かを吐水状態で判別する。手の感覚によっ
て吐水している水がアルカリイオン水か酸性イオン水か
を判別する。 【構成】 からん4にイオン水生成機1で生成されたア
ルカリイオン水を吐出するアルカリイオン水吐出部2と
酸性イオン水を吐出する酸性イオン水吐出部3とを備え
る。アルカリイオン水吐出部2の孔形状と、酸性イオン
水吐出部3の孔形状とを異ならせ、アルカリイオン水吐
出部2から吐出されるアルカリイオン水の吐出形態と、
酸性イオン水吐出部3から吐出される酸性イオン水の吐
出形態とを異ならせる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、イオン生成機により生成されたアルカリイオン水を吐出するアルカ リイオン水吐出部と酸性イオン水を吐出する酸性イオン水吐出部とを備えたから んの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、アルカリイオン水と酸性イオン水とを生成するイオン水生成機が例 えば特開平4ー14195号公報等により知られている。そして、従来のイオン 水生成機においては切換手段によりからん(水栓金具)から吐出するアルカリイ オン水と酸性イオン水とを切換て吐水するようにしていた。この切換に当たって は例えば切換スイッチを用いている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、切換スイッチを切換てアルカリイオン水又は酸性イオン水のいずれ かを吐水させるのであるが、使用者にとってはアルカリイオン水が吐水している のか、あるいは酸性イオン水が吐水しているのか判別しにくいものである。そこ で、切換スイッチを操作してアルカリイオン水が吐水している時と、酸性イオン 水が吐水している時とでLED等の発光色を変えて視覚により表示することが考 えられる。しかしながら、実際に吐出している水そのものを見てもアルカリイオ ン水かあるいは酸性イオン水かはわからず、キッチン作業中において上記切換ス イッチ部分の発光色表示も見落とすおそれがあり、また、キッチン作業中におい て作業者が手の感覚でアルカリイオン水かあるいは酸性イオン水であるかを判断 することなどできなかった。
【0004】 本考案は上記の従来例の問題点に鑑みて考案したものであって、その目的とす るところは、からんから吐水している水がアルカリイオン水かあるいは酸性イオ ン水かが吐水の状態を見ることで判断できると共に、キッチン作業者が水に手を 当てて作業している際に手の感覚によっても吐水している水がアルカリイオン水 かあるいは酸性イオン水かがわかり、誤った使用をするおそれのないイオン水生 成機のからんの構造を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記従来例の問題点を解決して本考案の目的を達成するため、本考案のイオン 水生成機のからんの構造は、イオン水生成機1で生成されたアルカリイオン水を 吐出するアルカリイオン水吐出部2と酸性イオン水を吐出する酸性イオン水吐出 部3とを備えたからん4において、アルカリイオン水吐出部2の孔形状と、酸性 イオン水吐出部3の孔形状とを異ならせて成ることを特徴とするものである。
【0006】 また、アルカリイオン水吐出部2の孔形状をストレート水が吐出される孔形状 とし、酸性イオン水吐出部3の孔形状をシャワー水が吐出される孔形状とするこ ともこのましい。
【0007】
【作用】
しかして、上記のような構成の本考案によれば、アルカリイオン水はからん4 のアルカリイオン水吐出部2から吐出し、酸性イオン水はからん4の酸性イオン 水吐出部3から吐出するものであり、この場合、アルカリイオン水吐出部2の孔 形状と、酸性イオン水吐出部3の孔形状とを異ならせてあるので、アルカリイオ ン水吐出部2から吐出されるアルカリイオン水と酸性イオン水吐出部3から吐出 される酸性イオン水とはその吐出状態の外観形状が異なって、吐出状態を見るこ とでアルカリイオン水であるか酸性イオン水であるかが即座に判別でき、また、 吐出される水に手を当ててキッチン作業する場合も、アルカリイオン水吐出部2 の孔形状と、酸性イオン水吐出部3の孔形状とを異ならせてあるので、アルカリ イオン水と酸性イオン水とでは上記のように吐水状態における手に対する感触も 異なることになって、手の感触でアルカリイオン水と酸性イオン水との判別がで きることになる。
【0008】 また、アルカリイオン水吐出部2の孔形状をストレート水が吐出される孔形状 とし、酸性イオン水吐出部3の孔形状をシャワー水が吐出される孔形状とするこ とで、アルカリイオン水は飲み水や料理用の水として使用されるため、コップ等 の容器に注ぎやすいようにストレート水として吐出され、酸性水は殺菌効果があ るので洗浄用として使用されるため、洗浄に適したシャワー水として吐出される ものである。
【0009】
【実施例】
以下本考案を添付図面に示す実施例に基づいて詳述する。図中1はイオン水生 成機である。また5はイオン水生成機1に接続されてイオン水生成機1に給水す るための給水管である。イオン水生成機1は電解作用を与えてアルカリイオン水 及び酸性イオン水を調整製造するものである。すなわち、イオン水生成機1内に 電解槽が設けてあり、この電解槽は例えば、水分子は通過しにくいがイオンは透 過する物質であるイオン水透過膜や素焼きの陶器等のイオン透過物質による隔壁 で陰極室と陽極室とに仕切ってあり、両極に配置した電極に電圧を印加して、両 室中の水に電解作用を与えるようにして、陰極室側においてアルカリイオン水を 生成し、陽極室側において酸性イオン水を生成するように構成したものである。 このような生成を行う装置は、例えば実開昭51ー156046号公報等におい て周知なものを用いることができる。
【0010】 上記イオン水生成機1の電解槽から切換手段を介して吐水管7が導出してある 。吐水管7内にはアルカリイオン水吐水用流路8と酸性イオン水吐水用流路9と が平行して内装してあり、吐水管7の先端部にはからん4が設けてある。からん 4内にはアルカリイオン水吐水用流路8の先端部に設けられるアルカリイオン水 吐出部2と、酸性イオン水吐水用流路9の先端部に設けられる酸性イオン水吐出 部3とが備えてある。
【0011】 ここで、アルカリイオン水吐出部2の孔形状と、酸性イオン水吐出部3の孔形 状とは異ならせてある。例えば、添付図面に示す実施例では、アルカリイオン水 吐出部2の孔形状をシャワー水が吐出される孔形状としてあり、他方、酸性イオ ン水吐出部3の孔形状をストレート水が吐出される孔形状としてある。アルカリ イオン水吐出部2の孔形状をシャワー水が吐出される孔形状とするにはアルカリ イオン水吐出部2が例えば図 に示すように、霧状又は粒状のシャワー水形成部 9を備えた孔形状となっている。
【0012】 しかして、アルカリイオン水を使用したい場合には、切換手段を切換操作する ための切換スイッチ10を操作して、アルカリイオン水をアルカリイオン水吐水 用流路7を介してからん4に設けたアルカリイオン水吐出部2から吐水するので あるが、この場合、アルカリイオン水は図3のようにストレート水となって吐水 されることになる。この場合、酸性イオン水吐出部3から酸性イオン水は吐出さ れず、別途排水ホースから排水される。
【0013】 一方、酸性イオン水を使用したい場合には、切換手段6を切換操作するための 切換スイッチ10を操作して、酸性イオン水を酸性イオン水吐水用流路8を介し てからん4に設けた酸性イオン水吐出部3から吐水するのであるが、この場合、 酸性イオン水はシャワー水となって吐水されることになる。この場合、アルカリ イオン水吐出部2からアルカリイオン水は吐出されず、、別途排水ホースから排 水される。
【0014】 上記のように、アルカリイオン水を使用する場合、からん4のアルカリイオン 水吐出部2から吐出されるアルカリイオン水はストレート状に吐出され、他方、 酸性イオン水を使用する場合、からん4の酸性イオン水吐出部3から吐出される 酸性イオン水はシャワー状に吐出されるので、からん4からの吐出水の吐出状態 を見ることで、吐出状態の外観が異なり、吐出している水が、アルカリイオン水 か酸性イオン水かがすぐ判別できることになる。また、作業者がからん4から吐 出する水に触れた場合も、ストレート水と、シャワー水とでは手の感覚が異なり 、作業中における手の感覚でもアルカリイオン水か酸性イオン水かがすぐ判別で きることになる。
【0015】 ところで、アルカリイオン水は消化不良、胃酸過多、制酸、慢性下痢、胃腸内 異常醗酵等に効果があり、飲料水として、あるいはお茶やコーヒ用の水、炊飯や 煮物の水などの飲用、料理用に使用されるものであり、これらの使用に当たって は、からん4からストレートで吐出することで、コップ、あるいは他の容器にア ルカリイオン水を供給し易くなるものである。
【0016】 一方、酸性イオン水は殺菌作用があるので、食器などの洗い物などに使用する ものであり、からん4からシャワー状に酸性イオン水を吐出する方が効果的に洗 いものができることになる。 なお、上記実施例では、アルカリイオン水吐出部2の孔形状と、酸性イオン水 吐出部3の孔形状とを異ならせるに当たり、例えば、アルカリイオン水吐出部2 の孔形状をストレート水が吐出される孔形状としてあり、他方、酸性イオン水吐 出部3の孔形状をシャワー水が吐出される孔形状としてあるが、必ずしも、上記 のもののみに限定されるものではない、例えば、一方の吐出部から出る水が泡状 で吐水され、他方の吐出部から出る水が非泡状で吐水されるようにしてもよく、 要は、アルカリイオン水吐出部2から吐出されるアルカリイオン水の吐出状態の 外観と、酸性イオン水吐出部3から吐出される酸性イオン水の吐出状態の外観と が異なるように、アルカリイオン水吐出部2と酸性イオン水吐出部3の孔形状と を異ならせればよいものである。なお、酸性イオン水吐水部3においてシャワー 水による吐出を行わせる場合に、切換部を設けてシャワー水による吐出形態と他 の吐出形態とを可変自在としてもよい。
【0017】
【考案の効果】
本考案にあっては、上述のようにイオン水生成機で生成されたアルカリイオン 水を吐出するアルカリイオン水吐出部と酸性イオン水を吐出する酸性イオン水吐 出部とを備えたからんにおいて、アルカリイオン水吐出部の孔形状と、酸性イオ ン水吐出部の孔形状とを異ならせてあるので、からんから吐水している水がアル カリイオン水かあるいは酸性イオン水であるかが吐水の状態を見ることで判断で きると共に、キッチン作業者が水に手を当てて作業している際に手の感覚によっ ても吐水している水がアルカリイオン水かあるいは酸性イオン水であるかがわか り、誤った使用をするおそれがなく、酸性水を誤飲したり、逆に、アルカリイオ ン水で洗浄を行ったりすることがなくなるものである。
【0018】 また、アルカリイオン水吐出部の孔形状をストレート水が吐出される孔形状と し、酸性イオン水吐出部の孔形状をシャワー水が吐出される孔形状としてあるの で、飲用、料理用に使用するアルカリイオン水の使用に当たっては、からんから ストレートに吐出して、コップ、あるいは他の容器に供給し易くすることができ 、また、酸性イオン水の使用に当たっては殺菌作用があるので、食器などの洗い 物などに使用するものであり、からんからシャワー状に吐出して効果的な洗い作 業ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のからん部分の断面図である。
【図2】同上の全体斜視図である。
【図3】同上のアルカリイオン水を吐出している状態の
断面図である。
【図4】同上の酸性イオン水を吐出している状態の断面
図である。
【符号の説明】
1 イオン水生成機 2 アルカリイオン水吐出部 3 酸性イオン水吐出部 4 からん

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イオン水生成機で生成されたアルカリイ
    オン水を吐出するアルカリイオン水吐出部と酸性イオン
    水を吐出する酸性イオン水吐出部とを備えたからんにお
    いて、アルカリイオン水吐出部の孔形状と、酸性イオン
    水吐出部の孔形状とを異ならせて成ることを特徴とする
    イオン水生成機のからんの構造。
  2. 【請求項2】 アルカリイオン水吐出部の孔形状をスト
    レート水が吐出される孔形状とし、酸性イオン水吐出部
    の孔形状をシャワー水が吐出される孔形状として成るこ
    とを特徴とする請求項1記載のイオン水生成機のからん
    の構造。
JP6128493U 1993-11-15 1993-11-15 イオン水生成機のからんの構造 Withdrawn JPH0731968U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014095100A (ja) * 2012-11-07 2014-05-22 Panasonic Corp オゾン水生成装置
JP2017127391A (ja) * 2016-01-18 2017-07-27 Toto株式会社 洗面化粧台

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014095100A (ja) * 2012-11-07 2014-05-22 Panasonic Corp オゾン水生成装置
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