JPH07319646A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07319646A
JPH07319646A JP6106727A JP10672794A JPH07319646A JP H07319646 A JPH07319646 A JP H07319646A JP 6106727 A JP6106727 A JP 6106727A JP 10672794 A JP10672794 A JP 10672794A JP H07319646 A JPH07319646 A JP H07319646A
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JP
Japan
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image forming
user
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upper limit
color
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JP6106727A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Imai
裕行 今井
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユーザ毎又は画像形成色毎の画像形成枚数を
管理できるようにする。 【構成】 ネットワーク経由で送られてくるデータから
識別手段Bによってユーザ識別情報を読み取ってユーザ
を識別し、画像形成枚数記憶制御手段Cによってそのユ
ーザに対応する画像形成枚数を記憶手段Aから読み出
し、現在の画像形成ジョブの画像形成枚数を加算して再
び記憶手段Aに記憶させ、そこに記憶されたユーザ毎の
画像形成枚数を出力手段Dによって印刷又は表示する。
さらに、画像形成枚数記憶制御手段Cによって記憶手段
Aから画像形成枚数が読み出されて現在の画像形成ジョ
ブの画像形成枚数が加算される毎に、その加算された画
像形成枚数がそのユーザに対して上限設定手段Eによっ
て設定された上限値に達したか否かを判定手段Fにより
判定し、達した場合には画像形成動作禁止手段Gによっ
て画像形成動作を禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ネットワークに接続
可能なプリンタ,デジタル複写機等の画像形成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、ホストコンピュータと画像形成装
置とのインタフェースとしてはセントロニクスが一般的
であったが、これはホストコンピュータと画像形成装置
との1対1の接続が前提となっていて、その接続ケーブ
ル長も数メートルが限界であった。
【0003】そのため、多くのホストコンピュータが1
台の画像形成装置を共有する場合や、ホストコンピュー
タが少し離れた場所に設置されている画像形成装置を使
用する場合は、そのホストコンピュータと画像形成装置
との間にバッファ装置を介挿する必要があった。しか
し、近年ネットワーク技術の普及によりパーソナルコン
ピュータでもネットワーク化が進み、それに伴ってネッ
トワークに直接接続することが可能な画像形成装置も登
場し始め、上述のような問題は減少しつつある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うなネットワークに接続可能な画像形成装置において
は、多くのユーザ(ホストコンピュータ)で1台の画像
形成装置を共有するにも関わらず、誰が何枚の画像形成
を行なったかというユーザ毎の画像形成枚数の管理を行
なえなかった。また、この画像形成装置が複数の異なる
色で画像形成できるような場合には、画像形成色毎の画
像形成枚数を管理する必要もあるが、従来はそれを管理
できなかった。
【0005】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、ネットワークに接続可能な画像形成装置におい
て、ユーザ毎又は画像形成色毎の画像形成枚数を管理で
きるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、ネットワークに接続可能な画像形成装置
において、図1の機能ブロック図に示すように、ユーザ
毎に画像形成枚数を記憶する記憶手段Aと、ネットワー
ク経由で送られてくるデータからホストコンピュータの
ネットワークアドレスあるいはログイン名等のユーザ識
別情報を読み取ってユーザを識別する識別手段Bと、該
手段Bによって識別されたユーザに対応する画像形成枚
数を前記記憶手段Aから読み出し、現在の画像形成ジョ
ブの画像形成枚数を加算して再び記憶手段Aに記憶させ
る画像形成枚数記憶制御手段Cと、記憶手段Aに記憶さ
れたユーザ毎の画像形成枚数を印刷又は表示する出力手
段Dとを設けたものである(請求項1)。
【0007】さらに、ユーザ毎に画像形成枚数の上限値
を設定する上限設定手段Eと、ネットワーク経由でデー
タが送られてきた時、画像形成枚数記憶制御手段Cによ
って記憶手段Aから画像形成枚数が読み出されて現在の
画像形成ジョブの画像形成枚数が加算される毎に、その
加算された画像形成枚数が識別手段Bによって識別され
たユーザに対して設定された上限値に達したか否かを判
定する判定手段Fと、該手段Fによって上記加算された
画像形成枚数が上限値に達したと判定された場合には画
像形成動作を禁止する画像形成動作禁止手段Gとを設け
るとよい(請求項2)。
【0008】一方、ネットワークに接続可能で複数の異
なる色で画像形成できる画像形成装置において、図2の
機能ブロック図に示すように、ユーザ毎及び画像形成色
毎に画像形成枚数を記憶する記憶手段Hと、ネットワー
ク経由で送られてくるデータからホストコンピュータの
ネットワークアドレスあるいはログイン名等のユーザ識
別情報及び色指定情報を読み取ってユーザ及び指定され
た画像形成色を識別する識別手段Iと、該手段Iによっ
て識別されたユーザ及び画像形成色に対応する画像形成
枚数を記憶手段Hから読み出し、現在の画像形成ジョブ
の画像形成枚数を加算して再び記憶手段Hに記憶させる
画像形成枚数記憶制御手段Jと、記憶手段Hに記憶され
たユーザ毎及び画像形成色毎の画像形成枚数を印刷又は
表示する出力手段Kとを設けたものである(請求項
3)。
【0009】さらに、ユーザ毎に且つ画像形成色毎に画
像形成枚数の上限値を設定する上限設定手段Lと、ネッ
トワーク経由でデータが送られてきた時、画像形成枚数
記憶制御手段Jによって記憶手段Hから画像形成枚数が
読み出されて現在の画像形成ジョブの画像形成枚数が加
算される毎に、その加算された画像形成枚数が識別手段
Iによって識別されたユーザ及び画像形成色に対して設
定された上限値に達したか否かを判定する判定手段M
と、該手段Mによって上記加算された画像形成枚数が上
限値に達したと判定された場合には該指定された画像形
成色での画像形成動作を禁止する画像形成動作禁止手段
Nとを設けるとよい(請求項4)。
【0010】また、判定手段Mによって上記加算された
画像形成枚数が上限値に達したと判定されたときに、識
別手段Iによって識別されたユーザに対して記憶手段H
に記憶されている他の画像形成色の画像形成枚数のうち
その画像形成色に対して設定された上限値に達していな
いものがあるか否かを判定し、あれば画像形成色をその
色に変更する画像形成色変更手段Oを設けることが望ま
しい(請求項5)。
【0011】
【作用】請求項1の画像形成装置では、ネットワーク経
由で送られてくるデータから図1の識別手段Bによって
ホストコンピュータのネットワークアドレスあるいはロ
グイン名等のユーザ識別情報を読み取ってユーザを識別
し、画像形成枚数記憶制御手段Cによってその識別され
たユーザに対応する画像形成枚数を記憶手段Aから読み
出し、現在の画像形成ジョブの画像形成枚数を加算して
再び記憶手段Aに記憶させ、記憶手段Aに記憶されたユ
ーザ毎の画像形成枚数を出力手段Dによって印刷又は表
示するので、ユーザ毎の画像形成枚数を確実に管理でき
る。
【0012】請求項2の画像形成装置ではさらに、ネッ
トワーク経由でデータが送られてきた時、画像形成枚数
記憶制御手段Cによって記憶手段Aから画像形成枚数が
読み出されて現在の画像形成ジョブの画像形成枚数が加
算される毎に、その加算された画像形成枚数が識別手段
Bによって識別されたユーザに対して上限設定手段Eに
よって設定された上限値に達したか否かを判定手段Fに
より判定し、上限値に達した場合には画像形成動作禁止
手段Gによって画像形成動作を禁止するので、ユーザ毎
に画像形成枚数の制限を行なえる。
【0013】請求項3の画像形成装置では、ネットワー
ク経由で送られてくるデータから図2の識別手段Iによ
ってホストコンピュータのネットワークアドレスあるい
はログイン名等のユーザ識別情報及び色指定情報を読み
取ってユーザ及び指定された画像形成色を識別し、画像
形成枚数記憶制御手段Jによってその識別されたユーザ
及び画像形成色に対応する画像形成枚数を記憶手段Hか
ら読み出し、現在の画像形成ジョブの画像形成枚数を加
算して再び記憶手段Hに記憶させ、記憶手段Hに記憶さ
れたユーザ毎及び画像形成色毎の画像形成枚数を出力手
段Kによって印刷又は表示するので、ユーザ毎及び画像
形成色毎の画像形成枚数を確実に管理できる。
【0014】請求項4の画像形成装置ではさらに、ネッ
トワーク経由でデータが送られてきた時、画像形成枚数
記憶制御手段Jによって記憶手段Hから画像形成枚数が
読み出されて現在の画像形成ジョブの画像形成枚数が加
算される毎に、その加算された画像形成枚数が識別手段
Iによって識別されたユーザ及び画像形成色に対して上
限設定手段Lによって設定された上限値に達したか否か
を判定手段Mにより判定し、上限値に達した場合には画
像形成動作禁止手段Nによってその指定された画像形成
色での画像形成動作を禁止するので、ユーザ毎及び画像
形成色毎に画像形成枚数の制限を行なえる。
【0015】請求項5の画像形成装置ではさらにまた、
判定手段Mによって上記加算された画像形成枚数が上限
値に達したと判定されたときに、画像形成色変更手段O
により識別手段Iによって識別されたユーザに対して記
憶手段Hに記憶されている他の画像形成色の画像形成枚
数のうちその画像形成色に対して設定された上限値に達
していないものがあるか否かを判定し、あれば画像形成
色をその色に変更するので、画像形成動作の禁止を極力
避けることができる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図3はこの発明の一実施例を示すネッ
トワークに接続可能なプリンタのブロック構成図であ
り、ネットワークインタフェース1,ユーザ情報制御部
2,記憶装置3,操作パネル4,プリンタ制御部5,プ
リンタエンジン6等からなる。
【0017】ネットワークインタフェース1は、パーソ
ナルコンピュータやワードプロセッサ等の複数のホスト
コンピュータからネットワーク10を介して送られてく
るデータを受信し、それをユーザ情報制御部2及びプリ
ンタ制御部5へ送出する。ユーザ情報制御部2は、図1
に示した識別手段B,画像形成枚数記憶制御手段C,出
力手段D,判定手段F,画像形成動作禁止手段Gとして
の機能を果たす。
【0018】つまり、ネットワーク10経由で送られて
くるデータからホストコンピュータのネットワークアド
レスあるいはログイン名等のユーザ識別情報を読み取っ
てユーザを識別し、そのユーザに対応する画像形成(以
下「印刷」という)枚数を記憶装置3から読み出し、現
在の印刷ジョブ(プリントジョブ)の印刷枚数を加算し
て再び記憶装置3に記憶させる処理や、記憶装置3に記
憶されたユーザ毎の累積印刷枚数を読み出してプリンタ
制御部5又は操作パネル4へ送り、印刷又は表示を行な
わせる処理や、後述する判定処理や印刷動作禁止処理等
を行なう。
【0019】記憶装置3は図1の記憶手段Aに相当し、
ユーザ毎の累積印刷枚数を含む各種情報を記憶する。プ
リンタ制御部5は、ネットワークインタフェース10か
らのデータによってプリンタエンジン6に印刷動作を行
なわせる。プリンタエンジン6は、感光体とその周囲の
各部及び光書込部等による作像部並びにレジストローラ
等の用紙搬送部などからなる。
【0020】操作パネル4は、例えば図4に示すよう
に、LCDディスプレイ11と、オンラインキー12,
上限設定キー13,インクリメントキー14,デクリメ
ントキー15,履歴出力キー16,履歴消去キー17と
によって構成されている。LCDディスプレイ11は、
各種情報を文字列で表示するための文字表示器である。
【0021】オンラインキー12は、プリンタのオンラ
イン/オフラインを切り替えるためのキーである。上限
設定キー13は、ユーザ毎の累積印刷枚数の上限値を設
定するためのキーである。
【0022】インクリメントキー14は、LCDディス
プレイ11に表示される数値をインクリメント(+1)
させるためのキーである。デクリメントキー15は、L
CDディスプレイ11に表示される数値をデクリメント
(−1)させるためのキーである。
【0023】履歴出力キー16は、記憶装置3に記憶さ
れたユーザ毎の累積印刷枚数(履歴情報)をLCDディ
スプレイ11に表示させたり紙に印刷させるためのキー
である。その印刷例を図5に示す。履歴消去キー17
は、記憶装置3に記憶されたユーザ毎の累積印刷枚数を
クリアするためのキーである。
【0024】ここで、ユーザ毎の累積印刷枚数の上限値
を設定するための操作パネル4における操作例について
簡単に説明する。まず、オンラインキー12を押下する
と、オフラインになり、その状態で上限設定キー13を
押下すると、LCDディスプレイ11にユーザ識別情報
(この時はイニシャル値)が表示される。
【0025】その状態でインクリメントキー14又はデ
クリメントキー15を操作することによって自己のユー
ザ識別情報を表示させた後、上限設定キー13を押下す
ると、そのユーザ識別情報に対応する累積印刷枚数の上
限値とすべき数値(この時はイニシャル値)が表示され
る。
【0026】そして、その状態で再びインクリメントキ
ー14又はデクリメントキー15を操作することによっ
て上記上限値を所望の数値にした後、再び上限設定キー
13を押下すると、その数値がユーザ情報制御部2によ
り上記ユーザ識別情報に対応する累積印刷枚数の上限値
として記憶装置3に記憶設定される。
【0027】図6は、図3のユーザ情報制御部2による
この発明に関わる処理を示すフローチャートである。こ
のルーチンはネットワーク10及びネットワークインタ
フェース1を経由してデータが送られてきた時にスター
トし、そのデータからホストコンピュータのネットワー
クアドレスあるいはログイン名等のユーザ識別情報を読
み取ってユーザを識別する。
【0028】次いで、その識別されたユーザに対応する
累積印刷枚数とそのユーザに対して設定された上限値を
記憶装置3から読み出し、その累積印刷枚数が上限値に
達しているか否かを判定し、達していなければプリンタ
制御部6へ印刷許可信号を送ってプリンタエンジン6に
印刷動作を行なわせる。なお、プリンタ制御部6は、1
枚の印刷が終了する毎にその旨の信号をユーザ情報制御
部2へ通知する。
【0029】次いで、その読み出した累積印刷枚数を図
示しないカウンタを用いて「1」だけ加算し、現在の印
刷ジョブの終了を示す信号(eof)を受信しなけれ
ば、その加算した累積印刷枚数が上限値に達したか否か
を判定するが、上限値に達した場合には次の処理を行な
う。
【0030】すなわち、プリンタ制御部5へ印刷ジョブ
をキャンセルするためにキャンセル信号を通知してプリ
ンタエンジン6による印刷動作を禁止させた後、それま
でに加算した累積印刷枚数を記憶装置3(読み出し時と
同じアドレス)に記憶させて累積印刷枚数の書き換えを
行ない、処理を終了する。なお、プリンタ制御部6はキ
ャンセル信号によって印刷動作を禁止するだけでなく、
ネットワークインタフェース1から送られてくるデータ
を全て破棄する。
【0031】また、加算された累積印刷枚数が上限値に
達していない場合には、プリンタ制御部6へ印刷許可信
号を送ってプリンタエンジン6に印刷動作を行なわせ、
以後上述と同様の処理を繰り返し、現在の印刷ジョブの
終了を示す信号を受信した時に、加算した累積印刷枚数
を記憶装置3に記憶させて累積印刷枚数の書き換えを行
ない、処理を終了する。
【0032】なお、図4に示した履歴出力キー6が押下
されると、ユーザ情報制御部2は記憶装置3に記憶され
たユーザ毎の累積印刷枚数を読み出し、それを操作パネ
ル4へ送ってLCDディスプレイ11に表示させたり、
あるいはプリンタ制御部5へ送ってプリンタエンジン6
により紙に印刷させる。
【0033】次に、この発明の他の実施例について説明
する。なお、そのプリンタのハード構成は、プリンタエ
ンジンの機構部を除いて前述の実施例と同様なので、再
び図3及び図4を使用する。この実施例において、プリ
ンタエンジンは複数の異なる色で印刷できるように各色
用の現像器等を備えている。ユーザ情報制御部2は、図
3に示した識別手段I,画像形成枚数記憶制御手段J,
出力手段K,判定手段M,画像形成動作禁止手段N,及
び画像形成色変更手段Oとしての機能を果たす。
【0034】つまり、ネットワーク10経由で送られて
くるデータからホストコンピュータのネットワークアド
レスあるいはログイン名等のユーザ識別情報及び色指定
情報を読み取ってユーザ及び指定された画像形成色を識
別し、そのユーザ及び画像形成色に対応する印刷枚数を
記憶装置3から読み出し、現在の印刷ジョブの印刷枚数
を加算して再び記憶装置3に記憶させる処理や、記憶装
置3に記憶されたユーザ毎及び画像形成色毎の累積印刷
枚数を読み出してプリンタ制御部5又は操作パネル4へ
送り、印刷又は表示を行なわせる処理や、後述する判定
処理,印刷動作禁止処理,画像形成色変更処理等を行な
う。
【0035】記憶装置3はここでは図2の記憶手段Hに
相当するものとし、ユーザ毎及び画像形成色の累積印刷
枚数を含む各種情報を記憶する。図4に示した操作パネ
ル4の上限設定キー13,履歴出力キー16,履歴消去
キー17は、ここでは次のような機能を有するものとす
る。
【0036】すなわち、上限設定キー13はユーザ毎及
び画像形成色毎の累積印刷枚数の上限値を設定でき、履
歴出力キー16は記憶装置3に記憶されたユーザ毎及び
画像形成色毎の累積印刷枚数をLCDディスプレイ11
に表示させたり紙に印刷させることができ、履歴消去キ
ー17は記憶装置3に記憶されたユーザ毎及び画像形成
色毎の累積印刷枚数をクリアできる。
【0037】ここで、ユーザ毎及び画像形成色毎の累積
印刷枚数の上限値を設定するための操作パネル4におけ
る操作例について簡単に説明する。まず、オンラインキ
ー12を押下すると、オフラインになり、その状態で上
限設定キー13を押下すると、前述と同様にLCDディ
スプレイ11にユーザ識別情報(この時はイニシャル
値)が表示される。
【0038】その状態でインクリメントキー14又はデ
クリメントキー15を操作することによって自己のユー
ザ識別情報を表示させ、上限設定キー13を押下する
と、そのユーザ識別情報と共に画像形成色(この時はイ
ニシャル色)が表示され、その状態で再びインクリメン
トキー14又はデクリメントキー15を操作することに
よって所望の画像形成色を表示させる。
【0039】その後、上限設定キー13を押下すると、
そのユーザ識別情報及び画像形成色に対応する累積印刷
枚数の上限値とすべき数値(この時はイニシャル値)が
表示され、その状態で再びインクリメントキー14又は
デクリメントキー15を操作することによって上記上限
値を所望の数値にした後、再び上限設定キー13を押下
すると、その数値がユーザ情報制御部2により上記ユー
ザ識別情報及び画像形成色に対応する累積印刷枚数の上
限値として記憶装置3に記憶設定される。
【0040】図7は、図3のユーザ情報制御部2による
この発明に関わる処理を示すフローチャートである。こ
のルーチンはネットワーク10及びネットワークインタ
フェース1を経由してデータが送られてきた時にスター
トし、そのデータからホストコンピュータのネットワー
クアドレスあるいはログイン名等のユーザ識別情報及び
色指定情報を読み取ってユーザ及び指定された画像形成
色を識別する。
【0041】次いで、そのユーザ及び指定された画像形
成色に対応する累積印刷枚数とそのユーザ及び画像形成
色に対して設定された上限値を記憶装置3から読み出
し、その累積印刷枚数が上限値に達したか否かを判定
し、達していなければプリンタ制御部6へ印刷許可信号
を送ってプリンタエンジン6に印刷動作を行なわせる。
なお、プリンタ制御部6は、1枚の印刷が終了する毎に
その旨の信号をユーザ情報制御部2へ通知する。
【0042】次いで、その読み出した累積印刷枚数を図
示しないカウンタを用いて「1」だけ加算した後、現在
の印刷ジョブの終了を示す信号(eof)が送られてこ
なければ、その加算した累積印刷枚数が上限値に達した
か否かを判定するが、上限値に達した場合にはそれまで
に加算した累積印刷枚数を記憶装置3(読み出し時と同
じアドレス)に記憶させて累積印刷枚数の書き換えを行
なった後、プリンタ制御部5への印刷許可信号の送出を
一時止めて上記指定された画像形成色での印刷動作を禁
止させる。
【0043】その後、上記ユーザに対して記憶装置3に
記憶されている他の画像形成色の累積印刷枚数とその画
像形成色に対して設定された上限値を読み出し、その累
積印刷枚数のうち上限値に達していないものがあるか否
かを判定し、なければプリンタ制御部5へキャンセル信
号を通知していずれの画像形成色での印刷動作も行なえ
ないようにし、処理を終了する。なお、プリンタ制御部
6はそのキャンセル信号によって印刷動作を禁止するだ
けでなく、ネットワークインタフェース1から送られて
くるデータを全て破棄する。
【0044】また、上記ユーザに対して記憶装置3に記
憶されている他の画像形成色の累積印刷枚数のうちその
画像形成色に対して設定された上限値に達していないも
のがあれば、画像形成色をそのいずれかの色(予め設定
された優先順位に従って選択する)に変更した後、プリ
ンタ制御部6へ印刷許可信号を送ってプリンタエンジン
6にその変更された画像形成色で印刷動作を行なわせ
る。
【0045】画像形成色の変更処理によって、プリンタ
エンジン6で使用するトナー色を変更させると共に、今
後の処理に使用する上限値及び累積印刷枚数も、その画
像形成色での値に変更する。そして、同じユーザに対す
る変更した画像形成色での累積印刷枚数に「1」を加算
し、現在の印刷ジョブの終了を示す信号(eof)を受
信しなければ、その加算した累積印刷枚数が上限値に達
したか否かを判定する。
【0046】以後、上述と同様の処理を繰り返し、現在
の印刷ジョブの終了を示す信号を受信した時に、今まで
加算された累積印刷枚数を記憶装置3(読み出し時と同
じアドレス)に記憶させて累積印刷枚数の書き換えを行
なった後、処理を終了する。
【0047】なお、図4に示した履歴出力キー6が押下
されると、ユーザ情報制御部2は記憶装置3に記憶され
たユーザ毎及び画像形成色の累積印刷枚数を読み出し、
それを操作パネル4へ送ってLCDディスプレイ11に
表示させたり、あるいはプリンタ制御部5へ送ってプリ
ンタエンジン6により紙に印刷させる。
【0048】以上、この発明をネットワークに接続可能
なプリンタに適用した実施例について説明したが、この
発明はこれに限らず、ネットワークに接続可能なデジタ
ル複写機,ファクシミリ装置等の各種画像形成装置に適
用し得るものである。
【0049】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、ネットワーク経由で画像形成を行なった場
合、どのユーザが何枚の画像形成を行なったかの情報を
保存されるため、ユーザ毎の画像形成枚数を確実に管理
できる。請求項2の発明によればさらに、ユーザ毎に画
像形成枚数を制限することもできる。
【0050】請求項3の発明によれば、どのユーザがど
の色で何枚の画像形成を行なったかの情報が保存される
ため、ユーザ毎及び画像形成色毎の画像形成枚数を確実
に管理できる。請求項4の発明によればさらに、ユーザ
毎及び画像形成色毎に画像形成枚数を制限することもで
きる。請求項5の発明によればさらにまた、画像形成動
作の禁止を極力避けることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1,2の発明の基本構成を示す機能ブロ
ック図である。
【図2】請求項3〜5の発明の基本構成を示す機能ブロ
ック図である。
【図3】この発明の一実施例を示すネットワークに接続
可能なプリンタのブロック構成図である。
【図4】図3に示した操作パネル4の構成例を示すレイ
アウト図である。
【図5】同じく記憶装置3に記憶されたユーザ毎の累積
印刷枚数の印刷例を示す図である。
【図6】同じくユーザ情報制御部2におけるこの発明に
関わる処理を示すフローチャートである。
【図7】この発明の他の実施例におけるこの発明に関わ
る処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:ネットワークインタフェース 2:ユーザ情報制御部 3:記憶装置 4:操作パネル 5:プリンタ制御部 6:プリンタエンジン 10:ネットワーク 11:LCDディスプレイ 12:オンラインキー 13:上限設定キー 14:インクリメントキー 15:デクリメントキー 16:履歴出力キー 17:履歴消去キー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続可能な画像形成装置
    において、ユーザ毎に画像形成枚数を記憶する記憶手段
    と、ネットワーク経由で送られてくるデータからホスト
    コンピュータのネットワークアドレスあるいはログイン
    名等のユーザ識別情報を読み取ってユーザを識別する識
    別手段と、該手段によって識別されたユーザに対応する
    画像形成枚数を前記記憶手段から読み出し、現在の画像
    形成ジョブの画像形成枚数を加算して再び前記記憶手段
    に記憶させる画像形成枚数記憶制御手段と、前記記憶手
    段に記憶されたユーザ毎の画像形成枚数を印刷又は表示
    する出力手段とを設けたことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、
    ユーザ毎に画像形成枚数の上限値を設定する上限設定手
    段と、ネットワーク経由でデータが送られてきた時、前
    記画像形成枚数記憶制御手段によって前記記憶手段から
    画像形成枚数が読み出されて現在の画像形成ジョブの画
    像形成枚数が加算される毎に、その加算された画像形成
    枚数が前記識別手段によって識別されたユーザに対して
    設定された上限値に達したか否かを判定する判定手段
    と、該手段によって前記加算された画像形成枚数が前記
    上限値に達したと判定された場合には画像形成動作を禁
    止する画像形成動作禁止手段とを設けたことを特徴とす
    る画像形成装置。
  3. 【請求項3】 ネットワークに接続可能で複数の異なる
    色で画像形成できる画像形成装置において、ユーザ毎及
    び画像形成色毎に画像形成枚数を記憶する記憶手段と、
    ネットワーク経由で送られてくるデータからホストコン
    ピュータのネットワークアドレスあるいはログイン名等
    のユーザ識別情報及び色指定情報を読み取ってユーザ及
    び指定された画像形成色を識別する識別手段と、該手段
    によって識別されたユーザ及び画像形成色に対応する画
    像形成枚数を前記記憶手段から読み出し、現在の画像形
    成ジョブの画像形成枚数を加算して再び前記記憶手段に
    記憶させる画像形成枚数記憶制御手段と、前記記憶手段
    に記憶されたユーザ毎及び画像形成色毎の画像形成枚数
    を印刷又は表示する出力手段とを設けたことを特徴とす
    る画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の画像形成装置において、
    ユーザ毎に且つ画像形成色毎に画像形成枚数の上限値を
    設定する上限設定手段と、ネットワーク経由でデータが
    送られてきた時、前記画像形成枚数記憶制御手段によっ
    て前記記憶手段から画像形成枚数が読み出されて現在の
    画像形成ジョブの画像形成枚数が加算される毎に、その
    加算された画像形成枚数が前記識別手段によって識別さ
    れたユーザ及び画像形成色に対して設定された上限値に
    達したか否かを判定する判定手段と、該手段によって前
    記加算された画像形成枚数が前記上限値に達したと判定
    された場合には該指定された画像形成色での画像形成動
    作を禁止する画像形成動作禁止手段とを設けたことを特
    徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の画像形成装置において、
    前記判定手段によって前記加算された画像形成枚数が前
    記上限値に達したと判定されたときに、前記識別手段に
    よって識別されたユーザに対して前記記憶手段に記憶さ
    れている他の画像形成色の画像形成枚数のうちその画像
    形成色に対して設定された上限値に達していないものが
    あるか否かを判定し、あれば画像形成色をその色に変更
    する画像形成色変更手段を設けたことを特徴とする画像
    形成装置。
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