JPH0731936A - 宛名読取区分機 - Google Patents

宛名読取区分機

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JPH0731936A
JPH0731936A JP5182294A JP18229493A JPH0731936A JP H0731936 A JPH0731936 A JP H0731936A JP 5182294 A JP5182294 A JP 5182294A JP 18229493 A JP18229493 A JP 18229493A JP H0731936 A JPH0731936 A JP H0731936A
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JP
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town name
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JP5182294A
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Inventor
Masahiro Shishikura
正博 宍倉
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 宛名のうち町名の認識に伴う誤区分を減少さ
せる宛名読取区分機を提供することを目的とする。 【構成】 宛名読取区分機7は、供給部9、取出部1
1、取込搬送路13、読取部15及び区分部17からな
っている。区分部17には郵便物Pを宛名毎に区分する
ための区分箱19…を備えているが、これら区分箱19
…は、階層的に構築される町名の所定の階層の更に下位
に町名の階層と街区の階層とがある場合、この所定の階
層まで認識できた郵便物Pを区分するための区分箱を備
えている。この宛名読取区分機7では、供給部9から供
給された郵便物Pは、読取部15での読取・認識結果に
基づいて区分箱19…へと宛名毎に区分する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、郵便物の宛名を読取
り、宛名の地域毎にこの郵便物を区分する宛名読取区分
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術について、図2を参照して説
明する。図2は従来の、宛名読取によってなされる区分
指定表である。尚、予め定義しておくが、本願で述べる
ところの町名とは、都道府県名、市町村区名等で表され
る住所をいい、街区とは、丁目、番地等の数字で表され
る住所をいう。
【0003】宛名読取区分機では、宛名の町名及び街区
夫々の認識結果に応じて地域毎に郵便物を区分箱にわけ
て区分するがこの区分は図2に示される区分指定表1に
従ってなされる。区分指定表1は、住所部3と区分箱指
定部5とからなっているが、住所部3に示されるような
宛名が認識された郵便物は区分箱指定部5に対応する区
分箱に区分・格納されるように予め定められている。
【0004】ここで実際の住所として千葉県柏市布施1
から100と千葉県柏市布施新町1から100と千葉県
柏市布施新町101から200とがあり、これら3通り
の住所別に郵便物を区分する例で説明する。
【0005】まず、千葉県柏市布施1から100の宛名
が記載される郵便物は、“千葉県柏市布施”まで認識さ
れると、街区である1から100を認識する必要がな
い。このため、ここでは郵便物の宛名が千葉県柏市布施
と町名が認識できた郵便物はE05の区分箱へ区分・格
納される。更に千葉県柏市布施新町1から千葉県柏市布
施新町100と町名及び街区が認識できた郵便物はD1
5の区分箱へ、千葉県柏市布施新町101から千葉県柏
市布施新町200と町名及び街区が認識できた郵便物は
D05の区分箱へ区分・格納されるようになっている。
【0006】しかしながら、郵便物の汚損によっては千
葉県柏市布施新町1から100と宛名が記載されていて
も、布施までは認識でき新町1から100が認識できな
い場合がある。このような郵便物は、認識結果に従って
E05の区分箱へと区分・格納されてしまうため、誤区
分が生じる恐れがあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
宛名読取区分機では、宛名の町名の認識の可否によって
郵便物の誤区分が生じる恐れがあった。そこで本発明
は、上記欠点を除去し、宛名のうち町名の認識に伴う誤
区分を減少させる宛名読取区分機を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明の宛名読取区分機では、階層構造でなる
町名及び街区の宛名が記載される郵便物を供給する供給
手段を備えている。読取手段は上記供給手段から供給さ
れる郵便物の上記宛名を読取る。上記読取手段での読取
結果から、宛名認識手段は上記宛名を認識する。区分手
段は、上記宛名認識手段での認識結果に基づいて上記郵
便物を区分するが、この区分手段は認識されるべき上記
町名の前半部分に続いて後半部分としての町名があり且
つこの町名の前半部分に続いて街区の階層がある場合
に、上記町名の前半部分及び後半部分が認識できた郵便
物を区分する第1の区分箱と上記町名の前半部分及び街
区が認識できた郵便物を区分する第2の区分箱と上記町
名の前半部分のみが認識できた郵便物を区分する第3の
区分箱とを備えることを特徴とする宛名読取区分機であ
る。
【0009】上記目的を達成するために、第2の発明の
宛名読取区分機では、階層構造でなる町名及び街区の宛
名が記載される郵便物を供給する供給手段を備えてい
る。読取手段は上記供給手段から供給される郵便物の上
記宛名を読取る。上記読取手段での読取結果から宛名認
識手段は上記宛名を認識する。区分手段は、上記宛名認
識手段の認識結果に基づいて、上記郵便物を区分する
が、この区分手段は、認識されるべき上記町名の前半部
分に続いて後半部分としての町名があり且つこの町名の
前半部分に続いて街区の階層がある場合に、上記町名の
前半部分及び後半部分が認識できた郵便物を区分する第
1の区分箱と上記町名の前半部分及び街区が認識できた
郵便物を区分する第2の区分箱と上記町名の前半部分の
みが認識できた郵便物を読取不能な郵便物として区分す
る排除用区分箱を備えることを特徴とする宛名読取区分
機である。
【0010】上記目的を達成するために、第3の発明の
宛名認識装置では、階層構造でなる町名及び街区の宛名
が記載される郵便物を読取る読取手段を備えている。宛
名認識用テーブルは、上記宛名の町名及び街区に対応し
て予め定められる。宛名認識手段は、上記宛名認識用テ
ーブルを参照して上記読取手段での読取結果から上記宛
名を認識する。判断手段は、上記宛名認識手段の認識結
果に基づいて、上記町名の前半部分までしか宛名を認識
できない郵便物を認識不能とすることを特徴とする宛名
認識装置である。
【0011】上記目的を達成するために、第4の発明の
宛名読取区分機では、階層構造でなる町名及び街区の宛
名が記載される郵便物を供給する供給手段を備えてい
る。読取手段は、上記供給手段から供給される郵便物の
上記宛名を読取る。宛名認識用テーブルは、上記宛名の
町名及び街区に対応して予め定められる。上記宛名認識
用テーブルを参照して、宛名認識手段は上記読取手段で
の読取結果から上記宛名を認識する。区分手段は、認識
されるべき上記町名の前半部分に続いて後半部分として
の町名があり且つこの町名の前半部分に続いて街区の階
層がある場合に、上記町名の前半部分及び後半部分が認
識できた郵便物を区分する第1の区分箱と上記町名の前
半部分及び街区が認識できた郵便物を区分する第2の区
分箱と上記町名の前半部分のみが認識できた郵便物を区
分する第3の区分箱とを備えることを特徴とする宛名読
取区分機である。
【0012】
【作用】このように構成された宛名読取区分機及び宛名
認識装置では、宛名の認識の際に宛名の町名の前半部分
に続いて後半部分としての町名があり且つこの町名の前
半部分に続いて街区の階層がある場合に、上記町名の前
半部分まで宛名認識ができた郵便物を町名の後半部分や
街区が認識された郵便物と別に扱う。すなわち、区分箱
を換えたり認識不能とするが、これによって宛名のうち
町名の認識による郵便物の誤区分が減少する。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係る一実施例を図面を参照し
て説明する。まず図3を参照して本実施例の宛名読取区
分機の構成を説明する。図3は本実施例の、宛名読取区
分機の正面図である。
【0014】宛名読取区分機7は供給部9を備え、この
供給部9からは、一括で且つ立位状態で葉書、封書等の
郵便物Pが装置内へと供給される。この供給部9から供
給される郵便物Pは取出部11へと搬送されるが、取出
部11では郵便物Pを一通づつ取り出し取込搬送路13
へと搬送する。取込搬送路13は、ベルト及び複数のロ
ーラにより構成されており、このベルトにより郵便物P
を挟持して搬送せしめる。
【0015】取込搬送路13の下流側に読取部15が設
けられている。読取部15は、郵便物P記載の宛名情報
を読取り、各種処理を行うものである。尚、この読取部
15は光電変換部15a及び宛名認識部15bで構成さ
れているが、詳細は後述する。
【0016】読取部15を通過した郵便物Pは、次いで
区分部17へと搬送される。区分部17には、宛名別に
分割した複数の区分箱19…が設置されている。これら
区分箱は夫々縦方向にA、B、C、…F、Gと定義さ
れ、横方向に00、01、02、…21、22と定義さ
れている。つまり例えば区分箱19aは、B10で表さ
れる区分箱と定義される。また、区分箱19bは、D0
5で表される区分箱と定義される。同様に区分箱19
c、19d及び19eは、夫々D15、E05、及びE
00で表される区分箱である。ここで区分箱19eは宛
名認識が不可能であった郵便物、すなわちリジェクト用
の郵便物Pの区分箱とする。
【0017】これら区分箱19…への郵便物Pの宛名別
の区分は宛名認識部15bでの認識結果に基づいてなさ
れるが、この区分箱19…への郵便物Pの搬送のため、
取込搬送路13に続いて区分搬送路21a乃至21gが
配置されている。
【0018】これら区分搬送路21a乃至21gには図
示しないゲートが設けられており、郵便物Pを所定の区
分箱19…へと振り分けを行う。このようにして宛名読
取区分機7では、供給部9から供給される郵便物Pの宛
名を読取り、この宛名に従って区分部17にて郵便物P
を区分・格納する。
【0019】次に図4を参照して読取部15の構成を説
明する。図4は、本実施例の宛名読取区分機の読取部の
ブロック構成図である。前述したように読取部15は光
電変換部15aと判別部15bとからなっている。光電
変換部15aは、光源から郵便物Pへと光を照射した
後、反射光を受光することで郵便物Pの画像情報を取込
み、この反射光を電気信号へと変換するものである。
【0020】判別部15bでは、光電変換部15aから
の信号を受信するが、この信号は光電変換部15aを出
力端子が接続される領域検知部23に入力される。領域
検知部23は、斜影法等によって郵便物Pの画像のうち
宛名の領域を例えば座標によって指定し、検出するもの
である。検出した後、所定の範囲が宛名の領域である旨
の信号を行検出切出部25へと出力する。
【0021】行検出切出部25は、上述した領域検知部
23から入力した宛名の領域内について、行を検出し、
行毎に切出すものである。ここで切出された行に係わる
信号は接続する文字検出切出部27へと送出される。
【0022】文字検出切出部27は、行内の文字を例え
ば推定ピッチにより一文字ずつ検出し、切出しを行い、
一文字毎の信号を文字認識部29へと送出する。文字認
識部29は、文字データベース31と接続されており、
例えば文字検出切出部27から送出される信号と文字デ
ータベース31での文字の基準パターンとのマッチング
をとって一文字毎の文字の候補を挙げる。この文字認識
部29が挙げられて文字の候補に係わる信号は、町名認
識部33へと送出される。
【0023】町名認識部33は、町名がデータベースと
して階層的に構築されている町名データベース35と接
続されている。町名認識部33は町名データベース35
を参照して文字認識部29に挙げられた文字の候補のう
ち、実際に存在する組合せを町名として認識し、町名と
して第1の候補から複数の候補を挙げる。これら複数の
候補の情報は後述する住所編集部37へと送出される。
また町名として認識された文字の終端部の位置を認識
し、前述した文字の候補に係わる信号とともにこの終端
部の位置情報を街区認識部39へと送出する。
【0024】街区認識部39は街区データベースとして
階層的に構築されている街区データベース41と接続さ
れている。街区認識部39は、この街区データベース4
1を参照して街区として第1の候補をはじめとして複数
の候補を挙げる。この際に前述した町名認識部33から
の終端部の位置情報を用い、この位置情報で示される文
字以降の文字について街区の認識を行わせる。この街区
認識部39で挙げられた複数の候補の情報は、住所編集
部37へと送出される。
【0025】住所編集部37は、街区範囲テーブル43
及び区分指定表45に接続されている。街区範囲テーブ
ル43は、各町名に対応する街区の範囲がテーブルとし
て管理されている。また、区分指定表45は宛名の認識
結果に伴って図3を参照して説明した宛名読取区分機の
郵便物Pを格納する区分箱を指定するものであるが、本
実施例の区分指定表45について詳細は後述する。
【0026】住所編集部37では、まず街区範囲テーブ
ル43を参照して宛名を実在の住所に編集する。詳細に
は、街区認識部39から、第1の候補をはじめ複数の候
補が挙がっているが、町名と照らしあわせたところ、こ
の町名と街区の第1の候補で表される宛名は実在しない
場合があるが、この場合には街区の他の候補を町名と対
応づけられるか否かという判断がなされる。この町名と
街区の関連についての情報は街区範囲テーブル43に管
理されているため、このテーブルに従って実在の住所に
宛名を編集する。
【0027】次に住所編集部37では実在の住所に編集
されて宛名が記載される郵便物Pを格納する区分箱を区
分指定表45を参照して指定する。この住所編集部37
は最終的に、区分指定情報を図3で説明したを宛名読取
区分機の区分部17へと出力する。
【0028】次に図1は、本実施例の宛名読取によって
なされる区分指定表であるが、この区分指定表及び区分
指定について図1及び図3を参照して説明する。区分指
定表45は、図2を参照して説明したように住所部47
と区分箱指定部49とからなっており、住所に対応した
区分箱19が指定されている。
【0029】ここで1例として大別して千葉県柏市布施
1から100と千葉県柏市布施新町1から100と千葉
県柏市布施新町101から200との3通りの住所があ
るものとする。
【0030】区分指定表45では、これら3通りに区分
する区分指定を備え、更にこの区分指定に係わる区分箱
すなわち区分箱19d、19c、19bを備えるのはも
ちろんであるが、本実施例では階層的に構築される町名
の所定の階層の更に下位に町名の階層と街区の階層とが
ある場合にこの所定の階層まで認識できた郵便物をわけ
るための区分箱を備えている。具体的には“布施”の下
位の階層に“新町”という町名の階層と“1〜100”
という街区の階層とがあるため、“布施”まで認識でき
た郵便物を区分するための区分箱19a(すなわち、区
分箱指定部49でB10の区分箱と指定される)を備え
ている。この区分箱19aには“布施”のあとに何も記
載されない郵便物や“布施”のあとに“新町”と記載さ
れていたが、“布施”までしか認識不可能であった郵便
物Pが区分・格納されるものとして区分指定表45にて
予め管理される。
【0031】次に図1及び図3乃至図6を参照して本実
施例の宛名読取区分機の作用を説明する。図5及び図6
は郵便物Pの1例であるが、この郵便物Pには宛名とし
て、“千葉県柏市布施新町50”と記載されている。
尚、図5は“新町”という文字が明瞭に書かれている
が、図6は“新町”という文字が不明瞭であるとする。
【0032】郵便物Pは宛名読取区分機7の供給部9に
載置されると、この郵便物Pは取出部11から一通づつ
取り出され、取込搬送路13にあって読取部15へと搬
送される。
【0033】読取部15では、まず光電変換部15aに
よって郵便物Pに光が照射され、この郵便物Pから反射
光を受光する。こうして郵便物P表面を画像情報として
取込み、更に光量に応じて電気信号へと変換する。
【0034】この郵便物Pの画像情報は信号として光電
変換部15aから判別部15bへと送出される。判別部
15bでは、まず領域検知部23にて光電変換部15a
からの信号を受け、宛名の領域を検出する。この領域検
知部23で検知された宛名領域内において、行検出切出
部25では、行を検出し、切出しを行う。この後に文字
検出切出部27で郵便物Pの宛名の文字を検出し、一文
字毎の切出しを行う。
【0035】次に文字データベース31を参照して文字
認識部29では一文字毎に文字の候補を複数挙げる。こ
の後、町名認識部33にこの複数の文字の候補が送出さ
れる。
【0036】町名認識部33では町名の候補を挙げる
が、図5に示される郵便物Pでは、宛名が明瞭に記載さ
れているため町名データベース35を参照した結果、
“千葉県柏市布施新町”と“新町”まで町名認識され
る。
【0037】一方、図6に示された郵便物Pでは“新
町”という町名が不明瞭に記載されているため、町名デ
ータベース35を参照した結果、“千葉県柏市布施”と
“布施”までしか町名記載されない。
【0038】この後、挙げられたこれらの町名の候補は
住所編集部37に送出される。また、町名認識部33で
は町名として認識された文字の終端部の位置情報が形成
され、街区認識部39へと送出される。すなわち図5に
示される郵便物Pであると、“新町”の“町”の終端部
の位置情報であり、図6に示される郵便物Pであると、
“布施”の“施”の終端部の位置情報である。
【0039】続いて街区認識部39で街区データベース
41を参照して街区の候補を挙げるが、図5に示される
郵便物Pでは、“新町”の“町”に終端部の位置情報が
あるため、この文字以降、すなわち“50”から街区の
認識が行われる。ここで“50”は街区であるために街
区認識部39にて認識がなされる。
【0040】一方、図6に示される郵便物Pでは、“布
施”の“施”に終端部の位置情報があるため、この文字
以降、すなわち“新町”から街区の認識が行われる。こ
こで“新町”は街区でないために街区認識部39にて認
識がなされない。ここで挙げられたこれらの街区の候補
は住所編集部37に送出される。
【0041】住所編集部37では町名認識部33及び街
区認識部39から送出される町名及び街区候補から実在
の住所に編集する。この編集は、街区範囲テーブル43
を参照して行う。
【0042】この住所編集部37での編集の結果、図5
に示される郵便物Pは、“千葉県柏市布施新町50”と
編集され、図6に示される郵便物Pは“千葉県柏市布
施”と編集される。
【0043】これらの編集された宛名によって区分指定
表45を参照し、郵便物Pが搬送される区分箱19が指
定される。すなわち、図5に示される郵便物PはD15
の区分箱19c、図6に示される郵便物PはB10の区
分箱19aが指定される。
【0044】この指定に従って区分部17に送出された
郵便物Pは区分搬送路21b、21d及び図示しないゲ
ートの制御により夫々所定の区分箱19c、19aへと
振り分けられ区分・格納される。こうすることで誤区分
が減少し、区分箱19aに区分された少くとも“布施”
まで認識できた郵便物Pの後処理が楽になる。
【0045】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば上記実施例では、“千葉県柏市布施”
までしか認識できないものは所定の区分箱19aへ格納
されるようにしたが、この区分をリジェクト用の区分箱
19eにて格納するようにしてもよい。このようにする
ことで区分箱19の数量を減少させることが可能にな
り、宛名読取区分機1自体の小型化がはかれる。このよ
うに本発明は要旨を変更しない限り種々変形実施可能で
ある。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
宛名のうち町名の認識に伴う誤区分が減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の、宛名読取によってなされる区分指
定表である。
【図2】従来の、宛名読取によってなされる区分指定表
である。
【図3】本実施例の、宛名読取区分機の正面図である。
【図4】本実施例の、宛名読取区分機の読取部のブロッ
ク図である。
【図5】本実施例の、郵便物の1例を示す図である。
【図6】本実施例の、郵便物の1例を示す図である。
【符号の説明】 7 宛名読取区分機 9 読取部 19a、19c 区分箱 45 区分指定表 47 住所部 49 区分指定部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 階層構造でなる町名及び街区の宛名が記
    載される郵便物を供給する供給手段と、 この供給手段から供給される郵便物の前記宛名を読取る
    読取手段と、 この読取手段での読取結果から前記宛名を認識する宛名
    認識手段と、 この宛名認識手段の認識結果に基づいて、前記郵便物を
    区分する区分手段とを具備し、 更に区分手段は、認識されるべき前記町名の前半部分に
    続いて後半部分としての町名があり且つこの町名の前半
    部分に続いて街区の階層がある場合に、前記町名の前半
    部分及び後半部分が認識できた郵便物を区分する第1の
    区分箱と前記町名の前半部分及び街区が認識できた郵便
    物を区分する第2の区分箱と前記町名の前半部分のみが
    認識できた郵便物を区分する第3の区分箱とを備えるこ
    とを特徴とする宛名読取区分機。
  2. 【請求項2】 階層構造でなる町名及び街区の宛名が記
    載される郵便物を供給する供給手段と、 この供給手段から供給される郵便物の前記宛名を読取る
    読取手段と、 この読取手段での読取結果から前記宛名を認識する宛名
    認識手段と、 この宛名認識手段の認識結果に基づいて、前記郵便物を
    区分する区分手段とを具備し、 更に区分手段は、認識されるべき前記町名の前半部分に
    続いて後半部分としての町名があり且つこの町名の前半
    部分に続いて街区の階層がある場合に、前記町名の前半
    部分及び後半部分が認識できた郵便物を区分する第1の
    区分箱と前記町名の前半部分及び街区が認識できた郵便
    物を区分する第2の区分箱と前記町名の前半部分のみが
    認識できた郵便物を読取不能な郵便物として区分する排
    除用区分箱を備えることを特徴とする宛名読取区分機。
  3. 【請求項3】 階層構造でなる町名及び街区の宛名が記
    載される郵便物を読取る読取手段と、 前記宛名の町名及び街区に対応して予め定められる宛名
    認識用テーブルと、 この宛名認識用テーブルを参照して前記読取手段での読
    取結果から前記宛名を認識する宛名認識手段と、 この宛名認識手段の認識結果に基づいて、前記町名の前
    半部分までしか宛名を認識できない郵便物を認識不能と
    する判断手段と、 からなることを特徴とする宛名認識装置。
  4. 【請求項4】 階層構造でなる町名及び街区の宛名が記
    載される郵便物を供給する供給手段と、 この供給手段から供給される郵便物の前記宛名を読取る
    読取手段と、 前記宛名の町名及び街区に対応して予め定められる宛名
    認識用テーブルと、 この宛名認識用テーブルを参照して前記読取手段での読
    取結果から前記宛名を認識する宛名認識手段と、 この宛名認識手段の認識結果に基づいて、前記郵便物を
    区分する区分手段とを具備し、 更に区分手段は、認識されるべき前記町名の前半部分に
    続いて後半部分としての町名があり且つこの町名の前半
    部分に続いて街区の階層がある場合に、前記町名の前半
    部分及び後半部分が認識できた郵便物を区分する第1の
    区分箱と前記町名の前半部分及び街区が認識できた郵便
    物を区分する第2の区分箱と前記町名の前半部分のみが
    認識できた郵便物を区分する第3の区分箱とを備えるこ
    とを特徴とする宛名読取区分機。
JP5182294A 1993-07-23 1993-07-23 宛名読取区分機 Pending JPH0731936A (ja)

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JP5182294A JPH0731936A (ja) 1993-07-23 1993-07-23 宛名読取区分機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007075760A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Toshiba Corp 区分装置、紙葉類処理システム及び区分方法

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JP2007075760A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Toshiba Corp 区分装置、紙葉類処理システム及び区分方法

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