JPH0731926B2 - 照明器具の取付構造 - Google Patents
照明器具の取付構造Info
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- JPH0731926B2 JPH0731926B2 JP63243894A JP24389488A JPH0731926B2 JP H0731926 B2 JPH0731926 B2 JP H0731926B2 JP 63243894 A JP63243894 A JP 63243894A JP 24389488 A JP24389488 A JP 24389488A JP H0731926 B2 JPH0731926 B2 JP H0731926B2
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- JP
- Japan
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- grip
- lighting fixture
- fixture
- mounting plate
- locking member
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21V21/00—Supporting, suspending, or attaching arrangements for lighting devices; Hand grips
- F21V21/02—Wall, ceiling, or floor bases; Fixing pendants or arms to the bases
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04B—GENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
- E04B9/00—Ceilings; Construction of ceilings, e.g. false ceilings; Ceiling construction with regard to insulation
- E04B9/006—Ceilings; Construction of ceilings, e.g. false ceilings; Ceiling construction with regard to insulation with means for hanging lighting fixtures or other appliances to the framework of the ceiling
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21V21/00—Supporting, suspending, or attaching arrangements for lighting devices; Hand grips
- F21V21/02—Wall, ceiling, or floor bases; Fixing pendants or arms to the bases
- F21V21/04—Recessed bases
- F21V21/049—Mounting arrangements for attaching lighting devices to the ceiling, the lighting devices being recessed in a false or stretched ceiling
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S8/00—Lighting devices intended for fixed installation
- F21S8/02—Lighting devices intended for fixed installation of recess-mounted type, e.g. downlighters
- F21S8/026—Lighting devices intended for fixed installation of recess-mounted type, e.g. downlighters intended to be recessed in a ceiling or like overhead structure, e.g. suspended ceiling
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- Architecture (AREA)
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- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、照明器具を建物のスラブ等に懸吊させるよ
うに取り付付ける照明器具の取付構造に関するものであ
る。
うに取り付付ける照明器具の取付構造に関するものであ
る。
オフイスビルなどの照明器具の取付工事では、従来から
この照明器具を鉄製のボルトおよびナットを用いてスラ
ブ等から懸吊させる工法が広く採用されている。すなわ
ち、この従来工法では、天井仕上げボードからスラブま
での高さに応じたボルトの寸法取り,寸法切り,さび止
めおよびボルトの取り付けを行った後、このボルトにチ
ェーンを有するガイド装置に取り付けて位置合わせを行
い、続いて、照明器具取付板を引き上げて上記ガイド装
置を外した後、上記ボルトにナットやワッシャを通し、
ナットを締め上げるようにして、照明器具の取り付けを
行っている。
この照明器具を鉄製のボルトおよびナットを用いてスラ
ブ等から懸吊させる工法が広く採用されている。すなわ
ち、この従来工法では、天井仕上げボードからスラブま
での高さに応じたボルトの寸法取り,寸法切り,さび止
めおよびボルトの取り付けを行った後、このボルトにチ
ェーンを有するガイド装置に取り付けて位置合わせを行
い、続いて、照明器具取付板を引き上げて上記ガイド装
置を外した後、上記ボルトにナットやワッシャを通し、
ナットを締め上げるようにして、照明器具の取り付けを
行っている。
しかしながら、かかる従来の照明器具の取付工法では、
比較的重いこの照明器具を少なくとも2人が手で支え、
高い脚立の上にて天井仕上げボードに形成した開口部に
その照明器具をあてがうようにして、昇降させなければ
ならないので、作業が煩雑かつ危険となり、作業性を害
するほか、上記ボルトをスラブに保持するインサートと
上記開口部との位置ずれを生じた場合に、上記インサー
トに代わる吊り元(アンカー)の打ち込みの作業が必要
になるなどの問題があった。
比較的重いこの照明器具を少なくとも2人が手で支え、
高い脚立の上にて天井仕上げボードに形成した開口部に
その照明器具をあてがうようにして、昇降させなければ
ならないので、作業が煩雑かつ危険となり、作業性を害
するほか、上記ボルトをスラブに保持するインサートと
上記開口部との位置ずれを生じた場合に、上記インサー
トに代わる吊り元(アンカー)の打ち込みの作業が必要
になるなどの問題があった。
この発明はかかる従来の問題点に着目してなされたもの
であり、鉄製のボルトに代えてワイヤなど可撓性の索条
を用いて、安全かつ迅速に照明器具の取り付けを行うこ
とができる照明器具の取付構造を提供することを目的と
する。
であり、鉄製のボルトに代えてワイヤなど可撓性の索条
を用いて、安全かつ迅速に照明器具の取り付けを行うこ
とができる照明器具の取付構造を提供することを目的と
する。
この発明にかかる照明器具の取付構造は、建造物のスラ
ブ下面に設けられたインサートに取り付けた吊り元取付
用グリップと、この吊り元取付用グリップに吊り下げた
索条と、この索条下端から差し込まれ、この索条に対し
て上下方向移動自在であり、かつ任意位置に保持可能な
器具用グリップと、この器具用グリップの外周に照明器
具の取付板を係止する係止部材とから成り、上記器具用
グリップの照明器具の取付板と係止部材間に廻り止め部
材を介すると共に、上記照明器具取付板の上部には器具
用グリップの外周に摩擦係合させることにより、上記器
具用グリップ及び上記係止部材を上記照明器具の取付板
に仮止め可能にした仮止め係合部材を備え、かつ上記器
具用グリップの外周にねじ山を形成すると共に、上記係
止部材には上記ねじ山に螺合する内ねじを形成して上記
照明器具の取付板の上下方向への位置決め微調整を可能
としたことにある。
ブ下面に設けられたインサートに取り付けた吊り元取付
用グリップと、この吊り元取付用グリップに吊り下げた
索条と、この索条下端から差し込まれ、この索条に対し
て上下方向移動自在であり、かつ任意位置に保持可能な
器具用グリップと、この器具用グリップの外周に照明器
具の取付板を係止する係止部材とから成り、上記器具用
グリップの照明器具の取付板と係止部材間に廻り止め部
材を介すると共に、上記照明器具取付板の上部には器具
用グリップの外周に摩擦係合させることにより、上記器
具用グリップ及び上記係止部材を上記照明器具の取付板
に仮止め可能にした仮止め係合部材を備え、かつ上記器
具用グリップの外周にねじ山を形成すると共に、上記係
止部材には上記ねじ山に螺合する内ねじを形成して上記
照明器具の取付板の上下方向への位置決め微調整を可能
としたことにある。
この発明における索条は柔軟性を有してスラブから垂下
しており、このため、その索条の取付位置と照明器具と
しての照明器具取付板の設置位置が天井仕上げボードに
設けた開口から位置ずれしても、索条を変形させること
によって照明器具取付板を上記開口位置に容易に取り付
けることができる。また、照明器具取付板は上記したワ
ンウエイクラッチタイプの器具用グリップを介して索条
に支持されているため、その照明器具の索条に対する上
げ下げを極めて容易に行うことができ、取付作業を効率
化できる。また、ゴムワッシャなどの係合部材は、照明
器具取付板を索条に支持させる前に、その照明器具取付
板に対して器具用グリップを仮固定するように作用する
ため、次の器具用グリップに対する索条の差し込みによ
る、索条に対する照明器具取付板の吊持操作および係止
部材による高さ調整作業を極めて容易かつ迅速ならしめ
る。またさらに、廻り止め部材は係止部材の螺合操作時
に、照明器具取付板に対して器具用グリップが自由回転
するのを規制する。
しており、このため、その索条の取付位置と照明器具と
しての照明器具取付板の設置位置が天井仕上げボードに
設けた開口から位置ずれしても、索条を変形させること
によって照明器具取付板を上記開口位置に容易に取り付
けることができる。また、照明器具取付板は上記したワ
ンウエイクラッチタイプの器具用グリップを介して索条
に支持されているため、その照明器具の索条に対する上
げ下げを極めて容易に行うことができ、取付作業を効率
化できる。また、ゴムワッシャなどの係合部材は、照明
器具取付板を索条に支持させる前に、その照明器具取付
板に対して器具用グリップを仮固定するように作用する
ため、次の器具用グリップに対する索条の差し込みによ
る、索条に対する照明器具取付板の吊持操作および係止
部材による高さ調整作業を極めて容易かつ迅速ならしめ
る。またさらに、廻り止め部材は係止部材の螺合操作時
に、照明器具取付板に対して器具用グリップが自由回転
するのを規制する。
以下に、この発明の一実施例を図について説明する。第
1a図、第1b図及び第1c図はこの発明にかかる照明器具の
取付構造を示す図であり、第1a図において、1はスラブ
2の下面に打設したインサートで、このインサート1に
は、索条としてのワイヤ3の一端を下方へは抜けないよ
うに保持した吊り元取付用グリップ4が、第2図に示す
ようにねじ込まれている。また、インサート1には上記
吊り元取付用グリップ4の代わりに、公知の第1b図に示
すようにボルト4′の中空内にワイヤ3をかしめてねじ
込んでもよく、また第1c図に示すようにボルト4″に横
方向貫通孔に索条を差し通してリング状に結合したもの
をインサートにねじ込んだもの等を用いてもよく、さら
には直接スラブ下面から索具を吊り下げてもよい。
1a図、第1b図及び第1c図はこの発明にかかる照明器具の
取付構造を示す図であり、第1a図において、1はスラブ
2の下面に打設したインサートで、このインサート1に
は、索条としてのワイヤ3の一端を下方へは抜けないよ
うに保持した吊り元取付用グリップ4が、第2図に示す
ようにねじ込まれている。また、インサート1には上記
吊り元取付用グリップ4の代わりに、公知の第1b図に示
すようにボルト4′の中空内にワイヤ3をかしめてねじ
込んでもよく、また第1c図に示すようにボルト4″に横
方向貫通孔に索条を差し通してリング状に結合したもの
をインサートにねじ込んだもの等を用いてもよく、さら
には直接スラブ下面から索具を吊り下げてもよい。
なお、上記した吊り元取付用グリップ4は、第2図に示
すように、下方へ向けて次第に縮径するテーパ状の孔5
内に、内側に円弧切欠を持った複数個の挾持片6を有
し、これをばね7によって下方へ付勢するように構成し
たものからなり、これの下端にテーパ状に拡開するワイ
ヤ3の導入口8およびこれに連続する挾持解除部材9が
設けられている。また、この導入口8から挾持片6の円
弧状切欠内および孔5内に差し込まれたワイヤ3は、挾
持片6がばね7によってテーパ面に沿って下方へ付勢さ
れて、その挾持片6の円弧切欠が絞られるので、下方へ
は抜くことができない。しかし、ワイヤ3を上記のよう
に上方へ向けて差し込むと、挾持片6はばね7に抗して
上方へ移動し、これによって、上記円弧切欠が拡開され
るため、その差し込みは軽快に行われる。
すように、下方へ向けて次第に縮径するテーパ状の孔5
内に、内側に円弧切欠を持った複数個の挾持片6を有
し、これをばね7によって下方へ付勢するように構成し
たものからなり、これの下端にテーパ状に拡開するワイ
ヤ3の導入口8およびこれに連続する挾持解除部材9が
設けられている。また、この導入口8から挾持片6の円
弧状切欠内および孔5内に差し込まれたワイヤ3は、挾
持片6がばね7によってテーパ面に沿って下方へ付勢さ
れて、その挾持片6の円弧切欠が絞られるので、下方へ
は抜くことができない。しかし、ワイヤ3を上記のよう
に上方へ向けて差し込むと、挾持片6はばね7に抗して
上方へ移動し、これによって、上記円弧切欠が拡開され
るため、その差し込みは軽快に行われる。
また、10は上記ワイヤ3の下端が差し込まれる器具用グ
リップであり、これが第3a図に示すように上方に向けて
次第に縮径するテーパ状の孔11と、この孔11内に上下方
向にストローク運動するように配設された摺動子12を常
時上側へ向けて付勢するばね13とからなる。孔11は下端
が開口しており、この孔11内にばね13等を収容支持する
ために止め座14が孔11を塞ぐようにしてグリップ本体の
下端部に取り付けられている。摺動子12は長手方向(第
3a図では上下方向)に貫通して延びる中空孔15と、摺動
子12の上端部分に長手方向と交差する方向に延びる収容
孔とを有しており、その収容孔内にはボール16が収容さ
れている。上記収容孔の内部にはボール16が3個収容さ
れている。そして、グリップ本体の孔11の上側には、こ
の孔11に連続するガイド孔17が形成されている。そし
て、スラブ2から垂下したワイヤ3はガイド孔17を通し
て孔11内へ入り、摺動子12の中空孔15を通って下方へ延
びる。その間摺動子12内ではボール16の間を通って延
び、ばね13が摺動子12を上方へ押し上げたときは、ボー
ル16が孔11のテーパ面に押されてワイヤ3に係止し、グ
リップ本体(したがって係止具)をワイヤ3に固定す
る。
リップであり、これが第3a図に示すように上方に向けて
次第に縮径するテーパ状の孔11と、この孔11内に上下方
向にストローク運動するように配設された摺動子12を常
時上側へ向けて付勢するばね13とからなる。孔11は下端
が開口しており、この孔11内にばね13等を収容支持する
ために止め座14が孔11を塞ぐようにしてグリップ本体の
下端部に取り付けられている。摺動子12は長手方向(第
3a図では上下方向)に貫通して延びる中空孔15と、摺動
子12の上端部分に長手方向と交差する方向に延びる収容
孔とを有しており、その収容孔内にはボール16が収容さ
れている。上記収容孔の内部にはボール16が3個収容さ
れている。そして、グリップ本体の孔11の上側には、こ
の孔11に連続するガイド孔17が形成されている。そし
て、スラブ2から垂下したワイヤ3はガイド孔17を通し
て孔11内へ入り、摺動子12の中空孔15を通って下方へ延
びる。その間摺動子12内ではボール16の間を通って延
び、ばね13が摺動子12を上方へ押し上げたときは、ボー
ル16が孔11のテーパ面に押されてワイヤ3に係止し、グ
リップ本体(したがって係止具)をワイヤ3に固定す
る。
また、この器具用グリップ10の周囲には係合部材として
のゴムワッシャ18および廻りり止め部材としての金属性
の爪付きワッシャ19が順次嵌挿され、この爪付きワッシ
ャ19の下方に係止部材としての蝶ねじ20がねじ込まれて
いる。なお、この爪付きワッシャ19の爪は上方に向いて
いる。そして、この蝶ねじ20によって支えられた爪付き
ワッシャ19には、器具用グリップ10に貫通する多少大き
目の孔を持った照明器具たる照明器具取付板21が載置さ
れ、この照明器具取付板21の開口部が天井仕上げボード
22の開口部に臨んでいる。この場合において、上記爪付
きワッシャ19は、第4a図に示すように中央部に楕円孔23
を有し、この楕円孔23に対して器具用グリップ10外周の
楕円部または平行切欠部などを挿し通すことにより、爪
付きワッシャ19に対する器具用グリップ10の廻り止め、
および照明取付板21に食い込む爪により爪付きワッシャ
19の廻り止めがともに図られるようになっている。こう
することにより、蝶ねじ20の回転操作時に器具用グリッ
プ10が同方向に回転するのを規制することができる。
のゴムワッシャ18および廻りり止め部材としての金属性
の爪付きワッシャ19が順次嵌挿され、この爪付きワッシ
ャ19の下方に係止部材としての蝶ねじ20がねじ込まれて
いる。なお、この爪付きワッシャ19の爪は上方に向いて
いる。そして、この蝶ねじ20によって支えられた爪付き
ワッシャ19には、器具用グリップ10に貫通する多少大き
目の孔を持った照明器具たる照明器具取付板21が載置さ
れ、この照明器具取付板21の開口部が天井仕上げボード
22の開口部に臨んでいる。この場合において、上記爪付
きワッシャ19は、第4a図に示すように中央部に楕円孔23
を有し、この楕円孔23に対して器具用グリップ10外周の
楕円部または平行切欠部などを挿し通すことにより、爪
付きワッシャ19に対する器具用グリップ10の廻り止め、
および照明取付板21に食い込む爪により爪付きワッシャ
19の廻り止めがともに図られるようになっている。こう
することにより、蝶ねじ20の回転操作時に器具用グリッ
プ10が同方向に回転するのを規制することができる。
なお、廻り止め部材には、上記爪付きワッシャー19の代
わりに、第4b図に示す上部に楕円孔25を有する の段付きワッシャー24を用い、第5図に示すように器具
用グリップの外周の平行切欠部を押し通して廻り止めの
効果を上げるものであり、操作手順は爪付きワッシャ19
と同様にして蝶ねじ20で係止する(第3b図)。
わりに、第4b図に示す上部に楕円孔25を有する の段付きワッシャー24を用い、第5図に示すように器具
用グリップの外周の平行切欠部を押し通して廻り止めの
効果を上げるものであり、操作手順は爪付きワッシャ19
と同様にして蝶ねじ20で係止する(第3b図)。
次に、かかる構成になるこの発明の照明器具の取付装置
を用いて、照明器具取付板を取り付ける工程を順次説明
する。
を用いて、照明器具取付板を取り付ける工程を順次説明
する。
まず、スラブ2に予めインサート1を打ち込んでおき、
吊り元取付用グリップ4に所定長のワイヤ3の先端部を
差し込んでおくか、ボルト4′,4″に固定しておく。次
に、このワイヤ3を差し込んである吊り元取付用グリッ
プ4をインサート1のねじ孔に、第6図の矢印A方向に
ねじ込んで固定する(第1のグリップ取付工程)。ま
た、これとは逆に、吊り元取付用グリップ4を固定して
からワイヤ3の先端部を差し込んでもよい。一方、照明
器具取付板21の中央孔24に対しては、第7図に示すよう
に蝶ナット20を螺合した器具用グリップ10を挿通し、こ
れの外周に摩擦係合しているゴムワッシャ18によって、
この器具用グリップ10を照明器具取付板21に対して落下
しないように仮固定しておく(第2のグリップ取付工
程)。なお、この仮固定は工場にて出荷前に行っておい
ても良い。
吊り元取付用グリップ4に所定長のワイヤ3の先端部を
差し込んでおくか、ボルト4′,4″に固定しておく。次
に、このワイヤ3を差し込んである吊り元取付用グリッ
プ4をインサート1のねじ孔に、第6図の矢印A方向に
ねじ込んで固定する(第1のグリップ取付工程)。ま
た、これとは逆に、吊り元取付用グリップ4を固定して
からワイヤ3の先端部を差し込んでもよい。一方、照明
器具取付板21の中央孔24に対しては、第7図に示すよう
に蝶ナット20を螺合した器具用グリップ10を挿通し、こ
れの外周に摩擦係合しているゴムワッシャ18によって、
この器具用グリップ10を照明器具取付板21に対して落下
しないように仮固定しておく(第2のグリップ取付工
程)。なお、この仮固定は工場にて出荷前に行っておい
ても良い。
続いて、照明器具取付板21に取り付けられている器具用
グリップ10の孔11に、吊り元取付用グリップ4から下が
っているワイヤ3の下端を、第8図に示すように差し込
んで、その照明器具取付板21を爪付きワッシャ19を介し
て蝶ナット20上に支承させ、これを天井仕上げボード22
に形成した開口部まで引き上げておおく。
グリップ10の孔11に、吊り元取付用グリップ4から下が
っているワイヤ3の下端を、第8図に示すように差し込
んで、その照明器具取付板21を爪付きワッシャ19を介し
て蝶ナット20上に支承させ、これを天井仕上げボード22
に形成した開口部まで引き上げておおく。
そこで、このようにして開口部近くで吊り下げられた照
明器具取付板21を、ワイヤ3の下端を一方の手で支えな
がら、第9図に示すように他方の手でそのワイヤ3に沿
って上方へ押し上げる。こうして、押上げた照明器具取
付板21を、その開口部が天井仕上げボード22の開口部に
一致する位置で一旦停止する。また、これらの各開口部
間に生じる隙間Gを完全に塞ぐ必要があるため、第10図
に示すように蝶ねじ20を操作することによって、照明器
具取付板21をその器具用グリップ長を限度として、昇降
量を調整する。このようにして、照明器具取付板21の取
り付けが終了する。また、この後は、電線を継いだり、
反射板の取り付けを行うことになる。
明器具取付板21を、ワイヤ3の下端を一方の手で支えな
がら、第9図に示すように他方の手でそのワイヤ3に沿
って上方へ押し上げる。こうして、押上げた照明器具取
付板21を、その開口部が天井仕上げボード22の開口部に
一致する位置で一旦停止する。また、これらの各開口部
間に生じる隙間Gを完全に塞ぐ必要があるため、第10図
に示すように蝶ねじ20を操作することによって、照明器
具取付板21をその器具用グリップ長を限度として、昇降
量を調整する。このようにして、照明器具取付板21の取
り付けが終了する。また、この後は、電線を継いだり、
反射板の取り付けを行うことになる。
以上述べたように、本願発明はスラブ下面に設けたイン
サートに取り付けた吊り元用グリップと、この吊り元用
グリップに吊り下げた索条と、この索条下端から差し込
まれ、索条に対して上下方向に移動自在にした器具用グ
リップと係止部材により係止される照明器具の取付板と
からなり、この取付板の上部に器具用グリップの外周に
摩擦係合させた仮止め係合部材により器具用グリップを
照明器具の取付板に仮固定させることにより、器具用グ
リップを係止部材とともに取付板に保持した状態で、一
方の手で照明器具の取付板を持ち、他方の手で索条下端
を器具用グリップに差し通すといった作業ができるため
に作業が1人ででき、作業効率を高めることができる。
サートに取り付けた吊り元用グリップと、この吊り元用
グリップに吊り下げた索条と、この索条下端から差し込
まれ、索条に対して上下方向に移動自在にした器具用グ
リップと係止部材により係止される照明器具の取付板と
からなり、この取付板の上部に器具用グリップの外周に
摩擦係合させた仮止め係合部材により器具用グリップを
照明器具の取付板に仮固定させることにより、器具用グ
リップを係止部材とともに取付板に保持した状態で、一
方の手で照明器具の取付板を持ち、他方の手で索条下端
を器具用グリップに差し通すといった作業ができるため
に作業が1人ででき、作業効率を高めることができる。
また、本願発明では、上記照明器具の取付板の仮止め後
に、仮止部材の内ねじと器具用グリップのねじ山とによ
って、取付板の上下方向への位置決め微調整を行う場
合、この取付板と係止部材間に廻り止め部材を介すこと
により、器具用グリップが照明器具の取付板に対して自
由に回転することを阻止し、かつ取付作業において工具
などを用いることなく、照明器の吊棒作業を簡単に行う
ことができる等、従来にない効果を奏する。さらに、ゴ
ムワッシャなどの係合部材は器具用グリップの照明器具
取付板に対する仮固定を可能にし、続く索条に対する照
明器具取付板の吊持を迅速,容易に行えるようにするほ
か、廻り止め部材は係止部材の回動操作時に器具用グリ
ップが照明器具取付板に対して自由に回転してしまうの
を阻止し、上記各種取付作業では工具などを別途用意す
る必要がなくなり、構成の簡素化,照明器具の吊持作業
の容易化,ローコスト化などが図れる等の効果が得られ
る。
に、仮止部材の内ねじと器具用グリップのねじ山とによ
って、取付板の上下方向への位置決め微調整を行う場
合、この取付板と係止部材間に廻り止め部材を介すこと
により、器具用グリップが照明器具の取付板に対して自
由に回転することを阻止し、かつ取付作業において工具
などを用いることなく、照明器の吊棒作業を簡単に行う
ことができる等、従来にない効果を奏する。さらに、ゴ
ムワッシャなどの係合部材は器具用グリップの照明器具
取付板に対する仮固定を可能にし、続く索条に対する照
明器具取付板の吊持を迅速,容易に行えるようにするほ
か、廻り止め部材は係止部材の回動操作時に器具用グリ
ップが照明器具取付板に対して自由に回転してしまうの
を阻止し、上記各種取付作業では工具などを別途用意す
る必要がなくなり、構成の簡素化,照明器具の吊持作業
の容易化,ローコスト化などが図れる等の効果が得られ
る。
第1a図、第1b図及び第1c図はこの発明の一実施例による
照明器具の取付構造を示す概略断面図、第2図はこの発
明における吊り元取付用グリップを示す断面図、第3a図
と第3b図は器具用グリップの断面図、第4a図は同じく爪
付きワッシャの斜視図、第4b図は段付きワッシャの斜視
図、第5図は段付きワッシャを用いた器具用グリップの
照明器具取付板への取り付け状態説明図、第6図乃至第
10図は照明器具の取付工程を示す説明図である。 1……インサート、2……スラブ、3……索条、4……
吊り元取付用グリップ、4′,4″……ボルト、10……器
具用グリップ、18……係合部材、19,24……廻り止め部
材、20……係止部材、21……照明器具取付板、22……天
井仕上げボード。
照明器具の取付構造を示す概略断面図、第2図はこの発
明における吊り元取付用グリップを示す断面図、第3a図
と第3b図は器具用グリップの断面図、第4a図は同じく爪
付きワッシャの斜視図、第4b図は段付きワッシャの斜視
図、第5図は段付きワッシャを用いた器具用グリップの
照明器具取付板への取り付け状態説明図、第6図乃至第
10図は照明器具の取付工程を示す説明図である。 1……インサート、2……スラブ、3……索条、4……
吊り元取付用グリップ、4′,4″……ボルト、10……器
具用グリップ、18……係合部材、19,24……廻り止め部
材、20……係止部材、21……照明器具取付板、22……天
井仕上げボード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実公 昭61−12846(JP,Y2) 実願昭53−9069号(実開昭54−112377 号)の願書に添付した明細書及び図面の内 容を撮影したマイクロフィルム(JP, U) 実願昭58−76254号(実開昭59−181512 号)の願書に添付した明細書及び図面の内 容を撮影したマイクロフィルム(JP, U)
Claims (1)
- 【請求項1】建造物のスラブ下面に設けられたインサー
トに取り付けた吊り元取付用グリップと、この吊り元取
付用グリップに吊り下げた索条と、この索条下端から差
し込まれ、この索条に対して上下方向移動自在であり、
かつ任意位置に保持可能な器具用グリップと、この器具
用グリップの外周に照明器具の取付板を係止する係止部
材とから成り、 上記器具用グリップの照明器具の取付板と係止部材間に
廻り止め部材を介すると共に、上記照明器具取付板の上
部には器具用グリップの外周に摩擦係合させることによ
り、上記器具用グリップ及び上記係止部材を上記照明器
具の取付板に仮止め可能にした仮止め係合部材を備え、 かつ上記器具用グリップの外周にねじ山を形成すると共
に、上記係止部材には上記ねじ山に螺合する内ねじを形
成して上記照明器具の取付板の上下方向への位置決め微
調整を可能とした照明器具の取付構造。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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US07/413,624 US4999748A (en) | 1988-09-30 | 1989-09-28 | System for securing illumination instrument |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP63243894A JPH0731926B2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 照明器具の取付構造 |
Publications (2)
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JPH0294206A JPH0294206A (ja) | 1990-04-05 |
JPH0731926B2 true JPH0731926B2 (ja) | 1995-04-10 |
Family
ID=17110578
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP63243894A Expired - Lifetime JPH0731926B2 (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 照明器具の取付構造 |
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- 1988-09-30 JP JP63243894A patent/JPH0731926B2/ja not_active Expired - Lifetime
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- 1989-09-28 US US07/413,624 patent/US4999748A/en not_active Expired - Fee Related
- 1989-10-02 DE DE3932881A patent/DE3932881C2/de not_active Expired - Fee Related
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