JPH07318296A - 冷却塔用充填材の気液接触板 - Google Patents
冷却塔用充填材の気液接触板Info
- Publication number
- JPH07318296A JPH07318296A JP10659894A JP10659894A JPH07318296A JP H07318296 A JPH07318296 A JP H07318296A JP 10659894 A JP10659894 A JP 10659894A JP 10659894 A JP10659894 A JP 10659894A JP H07318296 A JPH07318296 A JP H07318296A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid contact
- gas
- contact plate
- filler
- cooling tower
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28C—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA COME INTO DIRECT CONTACT WITHOUT CHEMICAL INTERACTION
- F28C1/00—Direct-contact trickle coolers, e.g. cooling towers
- F28C1/14—Direct-contact trickle coolers, e.g. cooling towers comprising also a non-direct contact heat exchange
- F28C2001/145—Direct-contact trickle coolers, e.g. cooling towers comprising also a non-direct contact heat exchange with arrangements of adjacent wet and dry passages
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- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 乾湿混合型充填材を容易に製作することがで
きる冷却塔用充填材の気液接触板を提供する。 【構成】 気液接触板11は、その上下両端部にそれぞ
れ同方向の屈曲部12a,12bを有するとともに、気
液接触板の両面に複数の凸部13,14を有している。
凸部は、気液接触板11の水平方向中心線L又は垂直方
向中心線Vのいずれか一方の中心線から等距離にある凸
部が互いに逆方向に突出し、かつ、他方の中心線から等
距離にある凸部が同方向に突出している。
きる冷却塔用充填材の気液接触板を提供する。 【構成】 気液接触板11は、その上下両端部にそれぞ
れ同方向の屈曲部12a,12bを有するとともに、気
液接触板の両面に複数の凸部13,14を有している。
凸部は、気液接触板11の水平方向中心線L又は垂直方
向中心線Vのいずれか一方の中心線から等距離にある凸
部が互いに逆方向に突出し、かつ、他方の中心線から等
距離にある凸部が同方向に突出している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷却塔用充填材の気液
接触板に関し、特に、直交流型白煙防止冷却塔に用いる
積層型充填材、すなわち、冷却水が流下する充填材中に
所定間隔で空気専用通路となる乾式部を設けた乾湿混合
型充填材を形成するのに適した気液接触板の構造に関す
る。
接触板に関し、特に、直交流型白煙防止冷却塔に用いる
積層型充填材、すなわち、冷却水が流下する充填材中に
所定間隔で空気専用通路となる乾式部を設けた乾湿混合
型充填材を形成するのに適した気液接触板の構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電算室や地域冷暖房等に用いられ
る冷却塔は、冬季にも運転されることが多く、その際に
発生し易い白煙は、外気を汚染しているように誤認され
たり、火事等と見間違えられるおそれがあるため、近
年、冷却塔から白煙を発生させないように種々の工夫が
なされている。例えば、直交流型冷却塔においては、多
数の気液接触板を積層した積層型充填材の一部に空気専
用通路、いわゆる乾式部を設けた乾湿混合型充填材を用
いることにより、冷却塔の排気口から排出される空気の
湿度を下げ、白煙の発生を防止するようにしている(特
開平3−75495号公報参照)。
る冷却塔は、冬季にも運転されることが多く、その際に
発生し易い白煙は、外気を汚染しているように誤認され
たり、火事等と見間違えられるおそれがあるため、近
年、冷却塔から白煙を発生させないように種々の工夫が
なされている。例えば、直交流型冷却塔においては、多
数の気液接触板を積層した積層型充填材の一部に空気専
用通路、いわゆる乾式部を設けた乾湿混合型充填材を用
いることにより、冷却塔の排気口から排出される空気の
湿度を下げ、白煙の発生を防止するようにしている(特
開平3−75495号公報参照)。
【0003】このような乾湿混合型充填材における乾式
部の形成は、例えば、隣接する気液接触板の上部開口を
覆うように別途形成した傘板を取り付けたり、湿式部を
形成する気液接触板とは別の乾式部形成用の気液接触板
を用いたりしていた。
部の形成は、例えば、隣接する気液接触板の上部開口を
覆うように別途形成した傘板を取り付けたり、湿式部を
形成する気液接触板とは別の乾式部形成用の気液接触板
を用いたりしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように傘板を取り付けるものは、充填材を冷却塔内に組
み込んだ後に傘板を取り付けなければならないので作業
性が悪く、また、下部開口が開放されているので完全な
乾式能力を得られないという欠点がある。一方、乾式部
用の気液接触板を用いる場合は、湿式部用及び乾式部用
の2種類の気液接触板を製作して揃えておく必要がある
ため、生産性が悪く、また、充填材の製作が繁雑になる
という欠点があった。
ように傘板を取り付けるものは、充填材を冷却塔内に組
み込んだ後に傘板を取り付けなければならないので作業
性が悪く、また、下部開口が開放されているので完全な
乾式能力を得られないという欠点がある。一方、乾式部
用の気液接触板を用いる場合は、湿式部用及び乾式部用
の2種類の気液接触板を製作して揃えておく必要がある
ため、生産性が悪く、また、充填材の製作が繁雑になる
という欠点があった。
【0005】そこで本発明は、乾湿混合型充填材を容易
に製作することができる冷却塔用充填材の気液接触板を
提供することを目的としている。
に製作することができる冷却塔用充填材の気液接触板を
提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明の冷却塔用充填材の気液接触板は、その上
下両端部にそれぞれ該気液接触板の一面方向に屈曲した
屈曲部を有するとともに、気液接触板の一面方向及び他
面方向のそれぞれに、前記屈曲部先端と略同一高さの複
数の凸部を有しており、該凸部は、気液接触板の水平方
向中心線又は垂直方向中心線のいずれか一方の中心線か
ら等距離にある凸部が互いに逆方向に突出し、かつ、他
方の中心線から等距離にある凸部が同方向に突出してい
ることを特徴としている。
ため、本発明の冷却塔用充填材の気液接触板は、その上
下両端部にそれぞれ該気液接触板の一面方向に屈曲した
屈曲部を有するとともに、気液接触板の一面方向及び他
面方向のそれぞれに、前記屈曲部先端と略同一高さの複
数の凸部を有しており、該凸部は、気液接触板の水平方
向中心線又は垂直方向中心線のいずれか一方の中心線か
ら等距離にある凸部が互いに逆方向に突出し、かつ、他
方の中心線から等距離にある凸部が同方向に突出してい
ることを特徴としている。
【0007】
【作 用】上記構成の気液接触板は、隣接する一方の気
液接触板の天地を逆転させて隣接面の凸部同士の先端面
を接着することにより、上下が開口した湿式部を形成す
ることができる。また、隣接する一方の気液接触板を反
転させて隣接面の凸部同士の先端面を接着するととも
に、両気液接触板の上下両端部に設けられた屈曲部の先
端同士を接着することにより、上下の開口が閉塞された
乾式部を形成することができる。
液接触板の天地を逆転させて隣接面の凸部同士の先端面
を接着することにより、上下が開口した湿式部を形成す
ることができる。また、隣接する一方の気液接触板を反
転させて隣接面の凸部同士の先端面を接着するととも
に、両気液接触板の上下両端部に設けられた屈曲部の先
端同士を接着することにより、上下の開口が閉塞された
乾式部を形成することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を、図面に示す一実施例に基づ
いてさらに詳細に説明する。図1は本発明の気液接触板
の一実施例を示す正面図、図2は湿式部を形成する際の
説明図、図3は乾式部を形成する際の説明図、図4は全
てを湿式部とした充填材の概略側面図、図5は一部に乾
式部を設けた充填材の概略側面図、図6は乾式部の比率
を高くした充填材の概略側面図、図7は直交流型白煙防
止冷却塔の概略を示す縦断面図である。
いてさらに詳細に説明する。図1は本発明の気液接触板
の一実施例を示す正面図、図2は湿式部を形成する際の
説明図、図3は乾式部を形成する際の説明図、図4は全
てを湿式部とした充填材の概略側面図、図5は一部に乾
式部を設けた充填材の概略側面図、図6は乾式部の比率
を高くした充填材の概略側面図、図7は直交流型白煙防
止冷却塔の概略を示す縦断面図である。
【0009】まず、図7に示すように、直交流型の冷却
塔1は、充填材2の上部に設けた散水部3から冷却水を
充填材2に散布するとともに、上部中央の排気口4に設
けたファン5により両側面の空気取入口6から空気を取
入れ、この空気と冷却水とを直接接触させて冷却水を冷
却するものである。
塔1は、充填材2の上部に設けた散水部3から冷却水を
充填材2に散布するとともに、上部中央の排気口4に設
けたファン5により両側面の空気取入口6から空気を取
入れ、この空気と冷却水とを直接接触させて冷却水を冷
却するものである。
【0010】上記冷却塔1に用いられる充填材2は、図
1に示す気液接触板11を垂直方向に平行に積層して形
成されたものである。この気液接触板11は、上下両端
部にそれぞれ該気液接触板11の一面方向(図1におい
て手前側)に屈曲した屈曲部12a,12bを有すると
ともに、一定の規則に従って配列された多数の接合用の
凸部13,14を有するものである。
1に示す気液接触板11を垂直方向に平行に積層して形
成されたものである。この気液接触板11は、上下両端
部にそれぞれ該気液接触板11の一面方向(図1におい
て手前側)に屈曲した屈曲部12a,12bを有すると
ともに、一定の規則に従って配列された多数の接合用の
凸部13,14を有するものである。
【0011】上記凸部13,14は、図2,図3に示す
ように、気液接触板11の一面方向、すなわち、前記屈
曲部12a,12bの屈曲方向と同方向に突出した表面
側凸部13と、気液接触板11の他面方向、すなわち、
前記屈曲部12a,12bの屈曲方向と反対方向に突出
した裏面側凸部14とからなるもので、少なくとも、表
面側凸部13の高さは、前記屈曲部12a,12bの先
端と略同一の高さに形成されている。なお、図1乃至図
3において白丸印で表したものが表面側凸部13、斜線
入り丸印で表したものが裏面側凸部14である。
ように、気液接触板11の一面方向、すなわち、前記屈
曲部12a,12bの屈曲方向と同方向に突出した表面
側凸部13と、気液接触板11の他面方向、すなわち、
前記屈曲部12a,12bの屈曲方向と反対方向に突出
した裏面側凸部14とからなるもので、少なくとも、表
面側凸部13の高さは、前記屈曲部12a,12bの先
端と略同一の高さに形成されている。なお、図1乃至図
3において白丸印で表したものが表面側凸部13、斜線
入り丸印で表したものが裏面側凸部14である。
【0012】表面側凸部13と裏面側凸部14とは、気
液接触板11の水平方向中心線L及び垂直方向中心線V
を基準にして、その設置位置及び突出方向が定められて
いる。図1に示す気液接触板11においては、気液接触
板11の水平方向中心線Lを基準として上下方向で等距
離の位置(対称位置)に設けられた凸部は、一方が表面
側凸部13となり、他方が裏面側凸部14となる。ま
た、垂直方向中心線Vを基準として左右方向で等距離の
位置(対称位置)に設けられた凸部は、両方共表面側凸
部13あるいは裏面側凸部14となる。
液接触板11の水平方向中心線L及び垂直方向中心線V
を基準にして、その設置位置及び突出方向が定められて
いる。図1に示す気液接触板11においては、気液接触
板11の水平方向中心線Lを基準として上下方向で等距
離の位置(対称位置)に設けられた凸部は、一方が表面
側凸部13となり、他方が裏面側凸部14となる。ま
た、垂直方向中心線Vを基準として左右方向で等距離の
位置(対称位置)に設けられた凸部は、両方共表面側凸
部13あるいは裏面側凸部14となる。
【0013】なお、両凸部が同方向に突出する基準線、
すなわち、図1において垂直方向中心線Vを基準線とす
る場合は、該垂直方向中心線V上に中心点を有する凸部
を設けることができるが、両凸部が逆方向に突出する水
平方向中心線Lを基準線とする場合は、該水平方向中心
線L上に凸部を設けることはできない。
すなわち、図1において垂直方向中心線Vを基準線とす
る場合は、該垂直方向中心線V上に中心点を有する凸部
を設けることができるが、両凸部が逆方向に突出する水
平方向中心線Lを基準線とする場合は、該水平方向中心
線L上に凸部を設けることはできない。
【0014】このように形成した気液接触板11は、図
2あるいは図3に示すようにして隣接する気液接触板と
積層される。図2は、充填材2における湿式部を形成す
る積層手順を示すもので、一方の気液接触板、例えば図
2において左側の気液接触板11aを基準として、他方
の気液接触板、すなわち、図2において右側の気液接触
板11bは、中心点Oを中心にして面内で回転させ、天
地を逆転させた状態とする。
2あるいは図3に示すようにして隣接する気液接触板と
積層される。図2は、充填材2における湿式部を形成す
る積層手順を示すもので、一方の気液接触板、例えば図
2において左側の気液接触板11aを基準として、他方
の気液接触板、すなわち、図2において右側の気液接触
板11bは、中心点Oを中心にして面内で回転させ、天
地を逆転させた状態とする。
【0015】これにより、図2に示すように、一方の気
液接触板11aと他方の気液接触板11bとは、上下が
反転した状態で表面と裏面が対向し、しかも、一方の気
液接触板11aの表面側凸部13と、他方の気液接触板
11bの裏面側凸部14とが同位置で対向する状態にな
る。この状態で、両凸部を接着あるいは溶着により接合
して両気液接触板を積層すると、屈曲部12a,12b
が同方向を向いているので、上下それぞれに冷却水流下
用の開口が形成され、冷却水が両気液接触板間に流下す
る湿式部が形成されることになる。
液接触板11aと他方の気液接触板11bとは、上下が
反転した状態で表面と裏面が対向し、しかも、一方の気
液接触板11aの表面側凸部13と、他方の気液接触板
11bの裏面側凸部14とが同位置で対向する状態にな
る。この状態で、両凸部を接着あるいは溶着により接合
して両気液接触板を積層すると、屈曲部12a,12b
が同方向を向いているので、上下それぞれに冷却水流下
用の開口が形成され、冷却水が両気液接触板間に流下す
る湿式部が形成されることになる。
【0016】図3は、充填材2における乾式部を形成す
る積層手順を示すもので、一方の気液接触板、例えば図
3において左側の気液接触板11aを基準として、他方
の気液接触板、すなわち、図3において右側の気液接触
板11cは、垂直方向中心線Vを中心にして回転させ、
表裏を反転させた状態とする。
る積層手順を示すもので、一方の気液接触板、例えば図
3において左側の気液接触板11aを基準として、他方
の気液接触板、すなわち、図3において右側の気液接触
板11cは、垂直方向中心線Vを中心にして回転させ、
表裏を反転させた状態とする。
【0017】これにより、図3に示すように、一方の気
液接触板11aと他方の気液接触板11cとは、表面同
士が対向し、しかも、一方の気液接触板11aの表面側
凸部13と、他方の気液接触板11cの表面側凸部13
とが同位置で対向する状態になるとともに、上方の屈曲
部12a,12a同士、下方の屈曲部12b,12b同
士が向き合う状態になる。この状態で、両凸部及び両屈
曲部を接着あるいは溶着により接合して両気液接触板を
積層すると、上下両屈曲部により上下が塞がれた状態に
なり、冷却水が両気液接触板間に流下しない乾式部が形
成される。
液接触板11aと他方の気液接触板11cとは、表面同
士が対向し、しかも、一方の気液接触板11aの表面側
凸部13と、他方の気液接触板11cの表面側凸部13
とが同位置で対向する状態になるとともに、上方の屈曲
部12a,12a同士、下方の屈曲部12b,12b同
士が向き合う状態になる。この状態で、両凸部及び両屈
曲部を接着あるいは溶着により接合して両気液接触板を
積層すると、上下両屈曲部により上下が塞がれた状態に
なり、冷却水が両気液接触板間に流下しない乾式部が形
成される。
【0018】なお、表裏を反転させた気液接触板11c
の裏面側(図3右側)には、左側の気液接触板11aと
同方向の気液接触板を配置し、両者の裏面側凸部14同
士を接合すればよい。但し、この場合、上方の屈曲部1
2a,12aが逆方向を向くので、この部分の開口面積
は、他の湿式部の開口面積の2倍となる。
の裏面側(図3右側)には、左側の気液接触板11aと
同方向の気液接触板を配置し、両者の裏面側凸部14同
士を接合すればよい。但し、この場合、上方の屈曲部1
2a,12aが逆方向を向くので、この部分の開口面積
は、他の湿式部の開口面積の2倍となる。
【0019】したがって、前記図2に示した手順、すな
わち1枚おきに天地を逆転させて気液接触板11を順次
積層していくと、図4に示すように、全てが湿式部Wか
らなる充填材21を製作することができる。また、図5
及び図6に示すように、乾式部の必要量に応じて表裏を
反転させた気液接触板を適当間隔で配置することによ
り、図5に示す湿式部Wと乾式部Dとの比を6:1にし
た充填材22、あるいは、図6に示す湿式部Wと乾式部
Dとの比を4:1にした充填材23等、任意の比率で湿
式部と乾式部とを設けた充填材を製作することができ
る。
わち1枚おきに天地を逆転させて気液接触板11を順次
積層していくと、図4に示すように、全てが湿式部Wか
らなる充填材21を製作することができる。また、図5
及び図6に示すように、乾式部の必要量に応じて表裏を
反転させた気液接触板を適当間隔で配置することによ
り、図5に示す湿式部Wと乾式部Dとの比を6:1にし
た充填材22、あるいは、図6に示す湿式部Wと乾式部
Dとの比を4:1にした充填材23等、任意の比率で湿
式部と乾式部とを設けた充填材を製作することができ
る。
【0020】なお、凸部の大きさ,個数,設置位置,突
出方向等は、気液接触板の大きさなどにより適宜に設定
することができ、例えば前記実施例においては、水平方
向中心線から等距離にある凸部を逆方向に突出させ、垂
直方向中心線から等距離にある凸部を同方向に突出させ
るようにしたが、垂直方向中心線から等距離にある凸部
を逆方向に突出させ、水平方向中心線から等距離にある
凸部を同方向に突出させるようにしてもよい。
出方向等は、気液接触板の大きさなどにより適宜に設定
することができ、例えば前記実施例においては、水平方
向中心線から等距離にある凸部を逆方向に突出させ、垂
直方向中心線から等距離にある凸部を同方向に突出させ
るようにしたが、垂直方向中心線から等距離にある凸部
を逆方向に突出させ、水平方向中心線から等距離にある
凸部を同方向に突出させるようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の冷却塔用
充填材の気液接触板は、上下に同方向に屈曲させた屈曲
部を設けるとともに、特定の配列で接合用の凸部を形成
したので、1品種の気液接触板で湿式部と乾式部とを容
易に形成することができ、さらに、冷却能力と白煙防止
能力との釣り合いの取れた冷却塔の設計が可能となる。
充填材の気液接触板は、上下に同方向に屈曲させた屈曲
部を設けるとともに、特定の配列で接合用の凸部を形成
したので、1品種の気液接触板で湿式部と乾式部とを容
易に形成することができ、さらに、冷却能力と白煙防止
能力との釣り合いの取れた冷却塔の設計が可能となる。
【図1】 本発明の一実施例を示す気液接触板の正面図
である。
である。
【図2】 湿式部を形成する際の説明図である。
【図3】 乾式部を形成する際の説明図である。
【図4】 全てを湿式部とした充填材の概略側面図であ
る。
る。
【図5】 一部に乾式部を設けた乾湿混合型充填材の概
略側面図である。
略側面図である。
【図6】 乾式部の比率を高くした乾湿混合型充填材の
概略側面図である。
概略側面図である。
【図7】 直交流型白煙防止冷却塔の概略を示す縦断面
図である。
図である。
1…冷却塔、2…充填材、11…気液接触板、12a,
12b…屈曲部、13…表面側凸部、14裏面側凸部、
L…水平方向中心線、V…垂直方向中心線、O…中心点
12b…屈曲部、13…表面側凸部、14裏面側凸部、
L…水平方向中心線、V…垂直方向中心線、O…中心点
Claims (1)
- 【請求項1】 多数の気液接触板を垂直方向に平行に積
層した冷却塔用充填材に用いる気液接触板において、該
気液接触板は、その上下両端部にそれぞれ該気液接触板
の一面方向に屈曲した屈曲部を有するとともに、気液接
触板の一面方向及び他面方向のそれぞれに、前記屈曲部
先端と略同一高さの複数の凸部を有しており、該凸部
は、気液接触板の水平方向中心線又は垂直方向中心線の
いずれか一方の中心線から等距離にある凸部が互いに逆
方向に突出し、かつ、他方の中心線から等距離にある凸
部が同方向に突出していることを特徴とする冷却塔用充
填材の気液接触板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10659894A JPH07318296A (ja) | 1994-05-20 | 1994-05-20 | 冷却塔用充填材の気液接触板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10659894A JPH07318296A (ja) | 1994-05-20 | 1994-05-20 | 冷却塔用充填材の気液接触板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07318296A true JPH07318296A (ja) | 1995-12-08 |
Family
ID=14437592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10659894A Pending JPH07318296A (ja) | 1994-05-20 | 1994-05-20 | 冷却塔用充填材の気液接触板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07318296A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7687901B2 (en) | 2005-01-24 | 2010-03-30 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Heat dissipating fins opposite semiconductor elements |
WO2010114325A3 (ko) * | 2009-04-01 | 2010-12-23 | Yang Sa Heon | 기액접촉 능력이 향상된 기액접촉판 |
CN107478088A (zh) * | 2016-06-07 | 2017-12-15 | 日本斯频德制造株式会社 | 用于冷却塔的填充板及其制作方法 |
JP2020076560A (ja) * | 2018-11-09 | 2020-05-21 | 空研工業株式会社 | 冷却塔用充填材及び充填材製造方法 |
-
1994
- 1994-05-20 JP JP10659894A patent/JPH07318296A/ja active Pending
Cited By (5)
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