JPH07318158A - 給湯器 - Google Patents

給湯器

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JPH07318158A
JPH07318158A JP6115709A JP11570994A JPH07318158A JP H07318158 A JPH07318158 A JP H07318158A JP 6115709 A JP6115709 A JP 6115709A JP 11570994 A JP11570994 A JP 11570994A JP H07318158 A JPH07318158 A JP H07318158A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】熱交換器内の温湯の温度を適度の水準に保ち、
適切に給湯することができるとともに、使用者に違和感
を与えないようにした給湯器を提供する。 【構成】給湯用バーナ21と給湯用バーナ21からの熱
を給水に伝える熱交換器25とを有し、開栓に応じ該給
湯用バーナ21に点火して温湯を供給し、該点火の間は
指示灯50cを点灯させるようにした給湯器において、
閉栓後の湯温低下に対し、閉栓した後の次の開栓の際に
適切な温度にするのに必要な所定時間だけ給湯用バーナ
21に点火するバックアップ燃焼を行ない、該バックア
ップ燃焼時の点火については指示灯50cを点灯させな
い制御部を設けた。また、バックアップ燃焼時の点火に
ついては指示灯50cを点灯させないための信号として
水道給水の通水センサ26aの出力を利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給湯用バーナと該給湯
用バーナからの熱を給水に伝える熱交換器とを有し、開
栓に応じ該給湯用バーナに点火して温湯を供給する給湯
器および、その制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近来、台所や風呂などで開栓すると温湯
が供給され、しかも諸所にセンサを設けて湯温を管理
し、温湯の温度が適切になるように制御される給湯器が
普及している。単に給湯用バーナの燃焼と水量を制御し
ただけでは、閉栓後の温度低下により再度開栓したとき
に低い温度のぬるま湯や水が出てきて不快であるばかり
でなく、適温になるまでに水を捨てたりすることになる
ので不経済であり、これを解決する手段が各種提案され
ている。
【0003】そのような提案されている技術として、例
えば、水栓を開かない非通水状態で給湯用バーナを短時
間だけ間欠的に燃焼させて、熱交換器内の湯音の低下を
防止するものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記提
案されている技術では、非通水状態で給湯用バーナに点
火すると通常備えられている燃焼指示灯が点火してしま
い。使用者が、給湯器が異常動作をしているものと不審
に感じたり、故障と勘違いするおそれがあり、好ましく
ないという問題点があった。
【0005】本発明は、このような従来の技術が有する
問題点に着目してなされたもので、熱交換器内の温湯の
温度を適度の水準に保ち、適切に給湯することができる
とともに、使用者に違和感を与えないようにした給湯器
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。
【0007】1 給湯用バーナ(21)と該給湯用バー
ナ(21)からの熱を給水に伝える熱交換器(25)と
を有し、開栓に応じ該給湯用バーナ(21)に点火して
温湯を供給し、該点火の間は指示灯(50c)を点灯さ
せるようにした給湯器において、閉栓後の湯温低下に対
し、閉栓した後の次の開栓の際に適切な温度にするのに
必要な所定時間だけ前記給湯用バーナ(21)に点火す
るバックアップ燃焼を行ない、該バックアップ燃焼時の
点火については指示灯(50c)を点灯させない制御部
を設けたことを特徴とする給湯器。
【0008】2 バックアップ燃焼時の点火については
指示灯(50c)を点灯させないための信号として水道
給水の通水センサ(26a)の出力を利用する項1記載
の給湯器。
【0009】
【作用】水栓を開くと給湯用バーナ(21)に点火さ
れ、その熱が熱交換器(25)を介して給水に伝えられ
ることにより加熱され、温湯が供給される。閉栓する
と、給湯用バーナ(21)が消火されるので、後沸き現
象の後に湯温低下が始まる。この湯温低下を防止しする
ため、制御部(50)は給湯器を、閉栓した後の次の開
栓の際に適切な温度にするのに必要な所定時間だけ間欠
的に給湯用バーナ(21)に点火されるバックアップ燃
焼モードにする。
【0010】バックアップ燃焼モードであることは、制
御部(50)のいずれかの信号を観察すれば直ちに検出
することができるのであるが、このモードでは通水がな
されないので、通水センサ(26a)が通水を検出しな
いので、この信号を用いれば確実に検出することがで
き、信号のないときは燃焼を示す指示灯(50c)へは
通電せず点灯しないようにする。それにより使用者はバ
ックアップ燃焼モードでの給湯器の動作を知ることな
く、しかも、温度低下のない安定した温湯を利用するこ
とができる。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明
する。図1および図2は本発明の一実施例を示してい
る。本実施例に係る給湯器10は、給湯部20に風呂炊
き部30を並設して成る。図2に示すように、給湯部2
0は、給湯用バーナ21と該給湯用バーナ21からの熱
を給水に伝える給湯用の熱交換器25とを備え、風呂炊
き部30は、風呂バーナ31と風呂バーナ31からの熱
を追い炊き用の風呂給水に伝える風呂用の熱交換器35
とを備えている。給湯用バーナ21には火焔検出センサ
21aが設けられている。
【0012】給湯部20の給湯用バーナ21には給湯用
のガス配管22が接続され、ガス配管22にはガス開閉
弁22aが介装されるとともに、ガス検出センサ22b
が設けられている。また、給湯用バーナ21への送風機
23が設けられ、送風機23の近傍には風速センサ23
aと外気温検出センサ24が配設されている。給湯用の
熱交換器25にはサーミスタである熱交温度センサ25
aが設けられている。
【0013】熱交換器25には、給水管26が接続さ
れ、給水管26には、給水流量を検出する通水センサ2
6aと給水温度を検出する給水温度センサ26bと電磁
開閉弁26cとが設けられている。給水温度センサ26
bは例えばサーミスタである。また、給湯用の熱交換器
25に並列にバイパス通路27が設けられているが、仕
様によっては設けられないものもある。
【0014】給湯用バーナ21の後には給湯配管28が
接続されており、給湯配管28は各所の使用位置に延ば
されてその末端に水栓29が設けられている。水栓29
は必要に応じて複数設けられるのが普通である。また、
給湯配管28には出湯温度を検出する出湯温度センサ2
8aが設けられている。給湯部20は、水栓29の開栓
に応じ給湯用バーナ21に点火して温湯を供給するよう
動作するものである。
【0015】風呂炊き部30の風呂バーナ31の入口側
には追い炊き用のガス配管32が接続され、ガス配管3
2にはガス開閉弁32aが介装されている。風呂用の熱
交換器35には、追い炊き戻り管36が接続されてい
る。追い炊き戻り管36は、その始端は湯を吸入できる
位置で浴槽Bに開口しており、循環ポンプ36aが介装
されるとともに、湯温を検出する浴槽温センサ36bが
設けられている。
【0016】また、風呂バーナ31の出口側には、浴槽
Bに追い炊きした湯および必要により給湯部20の給湯
配管28からのを送る往管37が接続されている。往管
37の末端は浴槽Bの通常使用する湯面より下の位置に
開口されている。給湯部20の給湯配管28と風呂炊き
部30の追い炊き戻り管36とは風呂給湯管38で接続
され、風呂給湯管38には電磁開閉弁38aが介装され
ている。
【0017】そして、給湯器10の給湯や風呂沸かしを
制御する制御部50が設けられており、制御部50には
リモートコントローラ51が接続され、リモートコント
ローラ51には、給湯温度の設定ボタン51aや表示部
51bさらに、給湯用バーナに点火したときに点灯され
る指示灯51cなどが設けられている。
【0018】制御部50は、閉栓した後の次の開栓の際
に適切な温度の温湯を供給できるよう、閉栓後の湯温低
下に対して所定時間だけ前記給湯用バーナ21に点火す
るバックアップ燃焼を行なう機能を有し、当該機能を有
する部分の構成は図1に示すとおりである。
【0019】制御部50の当該部位は、後沸き量演算部
52と、放熱量演算部53と、待機時間設定部54と、
タイマ部55と、バックアップ燃焼指示部56と、モー
ド時間指示部57と、燃焼制御部58とを有して構成さ
れている。
【0020】後沸き量演算部52は給湯器10の給湯用
バーナ21の燃焼停止時に、その燃焼停止直前の燃焼状
態、つまり、ガスの燃焼能力、給湯流量、給水温度、給
湯の設定温度等の条件に基づき、燃焼停止後の後沸き量
(後沸きとは、燃焼停止後、給湯用の熱交換器25の保
有熱量が内部の湯に伝わって湯の温度が上昇する現象を
いう)を熱量又は熱交換器25内の湯の後沸き温度の値
で算出するものである。この演算にあたっては、理論式
を実験によって補正した演算式が用いられる。
【0021】放熱量演算部53は、吸気温度と、通風量
と、自然冷却条件等に基づき、放熱量を予め与えられた
演算式を用いて時間の関数で求めるものであり、待機時
間設定部54は後沸き量演算部52で求められた後沸き
量と、放熱量演算部53により求められた放熱量とによ
り後沸きにより上昇した熱交換器25内の湯の温度が給
湯設定温度の下限許容温度の範囲内で予め設定された下
限動作温度(バイパス通路27を有する給湯器では下限
動作温度に対応する温度)まで低下する待機時間を演算
して、バックアップ燃焼指示部56に伝えるものであ
る。
【0022】タイマ部55は、バックアップ燃焼モード
を続ける特定の時間を設定するものであり、バックアッ
プ燃焼指示部56は、待機時間設定部54により算出さ
れた待機時間経過後に熱交換器25の熱交温度センサ2
5aの指示値が所定以下に下がったとき、バックアップ
熱量を発生するのに要する給湯用バーナ21の燃焼時間
を演算し、開栓されていない状態でも給湯用バーナ21
に点火するよう燃焼制御部58に指示するとともに、通
水センサ26aの信号に応じて指示灯51cには通電し
ないで点灯させないように指示するものである。
【0023】モード時間指示部57は、給湯器10の使
用時間帯や使用頻度等の条件に応じてタイマ部55に動
作時間を指示するものであり、燃焼制御部58は、水栓
29の開栓に応じて給湯用バーナ21に点火するもので
あるが、水栓29が閉栓されているときでも、バックア
ップ燃焼指示部56の指示に応じて所定間隔時間毎にバ
ックアップ燃焼指示部56で演算された時間だけ給湯用
バーナ21に点火してバックアップ燃焼を行い、下限動
作温度(又は下限動作温度に対応する温度)まで低下し
た給湯用熱交換器25内の湯温を加熱上限温度(又は加
熱上限温度に対応する温度)まで高めて燃焼を停止す
る。
【0024】次に作用を説明する。水栓29を開栓する
と電磁開閉弁26cが開いて給湯用の熱交換器25内に
水が流入するとともに、ガス開閉弁22aが開いて給湯
用バーナ21に点火し、給湯用バーナ21からの熱が給
水に伝えられ、設定温度に対応するよう加熱された温湯
が水栓29に供給される。このとき燃焼制御部58は火
焔検出センサ21aにより給湯用バーナ21の火焔が正
常であることが検出されていれば指示灯51cに通電し
て正常動作していることを知らせる。水栓29を閉栓す
ると、給湯用バーナ21は消火し、後沸き現象により一
時的な湯温上昇の後に湯温低下が始まる。制御部50で
は、湯温の変化を検知し、次の開栓の際に適切な温度の
温湯を供給できるよう、閉栓後の湯温低下に対して所定
時間だけ前記給湯用バーナ21に点火するバックアップ
燃焼を行なう。
【0025】すなわち、後沸き量演算部52は給湯器1
0の給湯用バーナ21の燃焼停止時に、その燃焼停止直
前の燃焼状態、つまり、ガスの燃焼能力、給湯流量、給
水温度、給湯の設定温度等の条件に基づき、理論式を実
験によって補正した演算式により燃焼停止後の後沸き量
を熱量又は熱交換器25内の湯の後沸き温度の値で算出
し、放熱量演算部53は、吸気温度と、通風量と、自然
冷却条件等に基づき、放熱量を予め与えられた演算式を
用いて時間の関数で求める。
【0026】後沸き量演算部52で求められた後沸き量
と、放熱量演算部53により求められた放熱量とにより
待機時間設定部54は後沸きにより上昇した熱交換器2
5内の湯の温度が給湯設定温度の下限許容温度の範囲内
で予め設定された下限動作温度(バイパス通路27を有
する給湯器では下限動作温度に対応する温度)まで低下
する待機時間を演算して、バックアップ燃焼指示部56
に伝達する。そして、バックアップ燃焼指示部56は、
この待機時間経過後に、タイマ部55が設定する特定の
時間だけバックアップ燃焼指示部56が動作するよう指
示する。
【0027】燃焼制御部58は、バックアップ燃焼指示
部56が動作しているバックアップ燃焼では、閉栓した
後の次の開栓の際に適切な温度にするのに必要な所定時
間だけ給湯用バーナ21に点火するバックアップ燃焼を
行なう。その際、火焔検出センサ21aが正常値を検出
していても通水センサ26aが通水を検出していないの
で、指示灯51cには通電されず、点灯することはな
い。
【0028】図3はバックアップ燃焼を含む給湯器の一
つの運転状態を示す流れ図である。この流れ図は、時間
帯に応じてバックアップ燃焼モードにする特定の時間を
加減するものである。その判断はモード時間指示部57
がする。ステップS1では、モード時間指示部57が時
間帯を監視しており、朝晩等の利用時間帯であったよう
な場合は、ステップS2で特定の時間を例えば10分に
し、そうでない場合はステップS3で通常の時間として
例えば5分にタイマ部55をセットする。
【0029】ステップS4は本来の給湯が行なわれてい
るか否かを監視しているもので、給湯が行なわれないか
ぎり先には進まず、バックアップ燃焼モードになること
はない。水栓29を開くなどして通水がなされ、通水セ
ンサ26aが通水を検出するとステップS5で燃焼制御
部58が給湯用バーナ21に点火し、ステップS6で燃
焼して給湯用の熱交換器25により給水に熱が与えら
れ、水栓29から温湯が流出する。火焔検出センサ21
aが給湯用バーナ21の火焔の正常を検出し、通水セン
サ26aが通水を検出すると、指示灯51cに通電がな
されて点灯する。水栓29を閉栓するとステップS7で
通水センサ26aがそれを検出し、ステップS8で給湯
用バーナ21が消火される。また、通水が続くかぎりス
テップS6に戻って給湯用バーナ21の燃焼が続行す
る。
【0030】ステップS9は、給湯器10がバックアッ
プ燃焼モードにあるか否かを監視しているステップであ
り、先に設定した特定の時間内であれば、ステップS1
0でバックアップ燃焼指示部56が必要に応じてを給湯
用バーナ21に点火して給湯の温度低下を防止する。こ
のとき、通水センサ26aの信号に応じて指示灯51c
には通電せず点灯させない。また、ステップS9でタイ
マ部55がタイムアップしていることが確認されると、
ステップS1に戻って再び前記各ステップを繰り返す。
【0031】バックアップ燃焼モードにあるとき、ステ
ップS11で通水がなされた場合は、ステップS12で
タイマ部55をリセットし、先にセットした特定の時間
の初期値に戻り、ステップS5に戻って給湯用バーナ2
1に点火する。ただし、バックアップ燃焼モード中で給
湯用バーナ21が点火されている最中に水栓29が開か
れて通水がなされたような場合は点火の必要がないので
ステップS6に戻る。通水センサ26aが通水を検出す
るので、指示灯51cに通電がなされて点灯する。
【0032】図4はバックアップ燃焼を含む給湯器の別
の運転状態を示す流れ図である。この流れ図は、使用頻
度に応じてバックアップ燃焼モードにする特定の時間を
加減するものである。その判断は図3の場合と同様にモ
ード時間指示部57がする。
【0033】ステップS13で通水後に水栓29が閉栓
されて給湯用バーナ21が消火した状態になった後、ス
テップS14でタイマ部55に設定されている特定の時
間が経過しているか否かが監視されている。まだ経過し
ていなければ、ステップS15〜18のバックアップ燃
焼モードに入り、ステップS19でまだ通水がなされな
かった場合はステップS14に戻り、タイマ部55がタ
イムアップするまでバックアップ燃焼モードが続行す
る。通水センサ26aが通水を検出しないので、指示灯
51cに通電せず点灯することはない。
【0034】バックアップ燃焼モードの終りにステップ
S19で通水がなされた場合、ステップS20でタイマ
部55の特定の時間に加算がなされる。これは、給湯器
10が頻繁に利用されているので、タイマ部55に設定
される特定の時間を長くすることが使用の実体に合うか
らである。また、通水センサ26aが通水を検出するの
で、指示灯51cに通電して点灯する。
【0035】ステップS14で特定の時間が経過してい
ると判断された場合、ステップS21でタイマ部55を
加算分のない初期値である特定の時間にリセットし、ス
テップS22で通水を監視する。通水がなされないかぎ
り、先へは進まず、バックアップ燃焼モードは解消す
る。通水がなされるとステップS23で給湯用バーナ2
1に点火されステップS24で燃焼して温湯が供給され
る。
【0036】通水センサ26aが通水を検出するので、
火焔検出センサ21aが給湯用バーナ21の火焔の正常
を検出していれば指示灯51cに通電し点灯する。次の
ステップS25では通水の続行が監視されていて、通水
が止まったときはステップS13で消火し、次のステッ
プS14でバックアップ燃焼モードになるかどうかが判
断される。
【0037】また、ステップS17において、通水がな
されていないバックアップ燃焼モードで給湯用バーナ2
1に点火されて燃焼しているときに、水栓29が開かれ
るなどして通常の使用のための通水がなされた場合は、
燃焼を続行してステップS25の前に続く。このときに
タイマ部55の時間に加算してもよい。
【0038】なお、後沸き量演算部52,放熱量演算部
53,待機時間設定部54は無くして、後沸きが納まる
のを待つための待機時間はあらかじめ想定される所定の
値にしてもよい。また、タイマ部55が指示する特定の
時間は各種の設定をすることができ、単なる一定の時間
でもよく、状況に応じて加減させるようにしてもよく、
テーブル等で設定するようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】本発明に係る給湯器およびその制御方法
によれば、バックアップ燃焼モードを通水を止めてを給
湯用バーナが消火してから後の特定の時間になるように
したから、無駄にバックアップ燃焼モードを続けてエネ
ルギを無駄使いすることがなく、また、適切に加減する
ようにしたものでは、使用実体に即した使い勝手のよい
給湯器となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る給湯器の制御部の要部
を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例に係る給湯器を示す概念図で
ある。
【図3】本発明の一実施例に係る給湯器の一の作用例を
示す流れ図である。
【図4】本発明の一実施例に係る給湯器の別の作用例を
示す流れ図である。
【符号の説明】
10…給湯器 20…給湯部 21…給湯用バーナ 25…給湯用の熱交換器 26…給水管 26a…通水センサ 28…給湯配管 30…風呂炊き部 31…風呂バーナ B…浴槽 50…制御部 51c…指示灯 52…後沸き量演算部 53…放熱量演算部 54…待機時間設定部 55…タイマ部 56…バックアップ燃焼指示部 57…モード時間指示部 58…燃焼制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給湯用バーナと該給湯用バーナからの熱を
    給水に伝える熱交換器とを有し、開栓に応じ該給湯用バ
    ーナに点火して温湯を供給し、該点火の間は指示灯を点
    灯させるようにした給湯器において、 閉栓後の湯温低下に対し、閉栓した後の次の開栓の際に
    適切な温度にするのに必要な所定時間だけ前記給湯用バ
    ーナに点火するバックアップ燃焼を行ない、該バックア
    ップ燃焼時の点火については指示灯を点灯させない制御
    部を設けたことを特徴とする給湯器。
  2. 【請求項2】バックアップ燃焼時の点火については指示
    灯を点灯させないための信号として水道給水の通水セン
    サの出力を利用する請求項1記載の給湯器。
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