JPH07317882A - スプロケット取付構造 - Google Patents
スプロケット取付構造Info
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- JPH07317882A JPH07317882A JP14121694A JP14121694A JPH07317882A JP H07317882 A JPH07317882 A JP H07317882A JP 14121694 A JP14121694 A JP 14121694A JP 14121694 A JP14121694 A JP 14121694A JP H07317882 A JPH07317882 A JP H07317882A
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- Japan
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- shaft
- sprocket
- mounting surface
- sprocket shaft
- idler sprocket
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Abstract
の提供を目的とする。 【構成】 スプロケット7を回転可能に外嵌したスプロ
ケットシャフト6の中心軸に挿通させたボルト14を取
付面5aに形成したネジ穴5bに締め付けて、該取付面
にスプロケットシャフト6を固設するに際し、取付面5
aのネジ穴5bの外周には、スプロケットシャフト6の
端部を嵌め込み可能なシャフト保持用凸部5dまたは凹
部5eが形成されている。
Description
構造に関するものである。
ンジンにおいては、シリンダブロック1側のクランクシ
ャフト2にはクランクスプロケット3が固設されてお
り、このクランクスプロケット3に一次側チェーン4が
掛装され、この一次側チェーン4の上部は、シリンダヘ
ッドに固設されたアイドラースプロケットシャフト6に
回転可能に外嵌されているアイドラースプロケット7に
掛装されており、一次側チェーン4は一次側チェーンガ
イド8,8にガイドされているとともに、一次側テンシ
ョナー9で張力が与えられている。また、前記アイドラ
ースプロケット7には二次側チェーン10が掛装されて
おり、この二次側チェーン10は更にカムスプロケット
11,11に掛装されている。
ラースプロケットシャフト6は、図3の断面図で示すよ
うな取付構造でシリンダヘッドのシャフト取付面5aに
固設されるものであり、アイドラースプロケットシャフ
ト6の外周に回転可能に外嵌された前記アイドラースプ
ロケット7は、前記一次側チェーン4を掛装する一次側
歯部7bと、前記二次側チェーン10を掛装する二次側
歯部7cが筒部7aの両端部に形成されたものであり、
このアイドラースプロケット7の筒部7aをアイドラー
スプロケットシャフト6の外周に嵌め込み、更に前記一
次側歯部7bに一次側チェーン4を掛装した状態で、シ
ャフト取付面5aのダウエル穴5cに外側へ先端を突出
して嵌め込まれているダウエルピン12に対し、前記ア
イドラースプロケットシャフト6のフランジ部6aに形
成した係合孔6bを位置決めさせて、アイドラースプロ
ケットシャフト6をシャフト取付面5aに保持させ、こ
の状態でアイドラースプロケットシャフト6の中心軸に
沿って外側からボルト14をプレート13を介して挿通
し、ボルト14の先端をシャフト取付面5aに形成され
ているネジ穴5b内に締め付けて、ボルト14の締め付
けによりシャフト取付面5aに前記アイドラースプロケ
ットシャフト6を固設してアイドラースプロケット7を
取り付けていた。
イドラースプロケットシャフト6を取付面5aに取り付
ける際に、一次側チェーン4の張力に対抗してアイドラ
ースプロケットシャフト6を相当の力で保持しながら、
アイドラースプロケットシャフト6の係合孔6bをダウ
エルピン12に位置合わせして係合させる作業が必要で
あり、ダウエルピン12に対する係合が極めて面倒で、
取付作業が困難を極めるという問題点があり、また、従
来構造ではアイドラースプロケットシャフト6に係合孔
6bを形成させておく必要があり、また、シャフト取付
面5a側にはダウエル穴5c及びダウエルピン12を設
ける必要があり、構造が複雑となり、加工コストが増大
してしまうという問題点があった。
点に鑑み案出したものであって、構造が簡単で、かつ取
付作業が容易化するスプロケットの取付構造を提供せん
ことを目的とし、その要旨は、スプロケットを回転可能
に外嵌したスプロケットシャフトの中心軸に挿通させた
ボルトを、取付面に形成したネジ穴に締め付けて、該取
付面にスプロケットシャフトを固設する取付構造におい
て、前記取付面の前記ネジ穴の外周には、前記スプロケ
ットシャフトの端部を嵌め込み可能なスプロケットシャ
フト保持用の凸部または凹部が形成されていることであ
る。
形成されており、スプロケットシャフトを取付面に取り
付ける際に、この凸部または凹部にスプロケットシャフ
トの端部を嵌め込んで、一時的にスプロケットシャフト
を取付面に保持させることができ、この状態でスプロケ
ットシャフトにボルトを挿通させて、ボルトをネジ穴内
に締め付けてスプロケットシャフトを取付面に固設する
ことができ、従来のような小さな係合孔の位置合わせが
不要であり、取付作業を容易に行なうことができる。
する。図1は第1実施例の取付構造の断面構成図であ
り、アイドラースプロケット7は、筒状の筒部7aの両
端に外側に突出して一体状にそれぞれ一次側歯部7bと
二次側歯部7cが形成されており、一次側歯部7bは大
径に形成されてクランクスプロケット3との間で一次側
チェーン4を掛装するものであり、また、このアイドラ
ースプロケット7の筒部7aの内径に対応する外径寸法
に形成されたアイドラースプロケットシャフト6は、前
記筒部7a内に挿通した状態で筒部7aが回動できる胴
部6dを有し、この胴部6dの図示右側先端部には外側
へ突出して鍔状にフランジ部6aが一体形成されてお
り、このフランジ部6aの内周側には内径が拡大した係
合凹部6cが形成されている。また、アイドラースプロ
ケットシャフト6の係合凹部6cの反対側にはボルトを
挿通させることのできるボルト孔6eが形成されてい
る。また、前記胴部6dにはアイドラースプロケット側
へ油を導入する油溝6fが形成されている。
いるネジ穴5bの外周に外側(図示左側)へ突出してシ
ャフト保持用凸部5dが形成されたものとなっており、
このシャフト保持用凸部5dは前記アイドラースプロケ
ットシャフト6に形成された係合凹部6c内に係入する
外径寸法に形成されている。
面5aに取り付ける手順としては、アイドラースプロケ
ット7の一次側歯部7bに一次側チェーン4を掛装させ
た状態で、アイドラースプロケットの筒部7a内に前記
アイドラースプロケットシャフト6を挿着し、この状態
でアイドラースプロケットシャフト6の係合凹部6cを
前記シャフト取付面5aに形成されているシャフト保持
用凸部5dに嵌め込んで、シャフト保持用凸部5dにア
イドラースプロケットシャフト6を一時的に保持させる
ことができ、前記一次側チェーン4の張力が作用してい
る場合にも張力に対抗して良好にアイドラースプロケッ
トシャフト6をシャフト取付面5aに保持させることが
でき、この状態でアイドラースプロケットシャフト6の
中心軸に沿って形成されているボルト穴6e内に図示左
側からボルト14を挿通させて、ボルト14の先端をネ
ジ穴5b内に螺合させ締め付ける。この時にボルト14
の頭部に円板状のプレート13を介装させておき、プレ
ート13によりアイドラースプロケット7をアイドラー
スプロケットシャフト6のフランジ部6a側へ押圧し
て、アイドラースプロケット7の抜脱を防ぐことがで
き、ボルト14を締め付けて強固にアイドラースプロケ
ットシャフト6を固設してアイドラースプロケット7を
取り付けることができる。
シャフト6をシャフト取付面5aに形成されているネジ
穴5bに向かって押し付けることにより、容易に係合凹
部6cをシャフト保持用凸部5dに嵌め込んでアイドラ
ースプロケットシャフト6を保持させることができ、従
来のような、小さな係合孔をダウエルピンに位置合わせ
する困難な作業を省略でき、極めて容易にアイドラース
プロケットシャフト6を保持させることが可能となる。
ものであり、本例では、前記シャフト取付面5aのネジ
穴5bの外周に、凹み状にシャフト保持用凹部5eを形
成させたものであり、前記アイドラースプロケットシャ
フト6のフランジ部6a側には、フランジ部6aより更
に図示右方向へ突出して係合凸部6gを形成して、この
係合凸部6gは前記シャフト保持用凹部5e内に嵌め込
み可能な外径に形成したものである。
り、本例においては、一次側チェーン4を掛装した状態
のアイドラースプロケット7の筒部7a内にアイドラー
スプロケットシャフト6を挿着して、この状態でアイド
ラースプロケットシャフト6をネジ穴5b側へ押圧して
シャフト保持用凹部5e内にアイドラースプロケットシ
ャフト6の先端の係合凸部6gを嵌め込み、これにより
一時的にシャフト取付面5aにアイドラースプロケット
シャフト6を保持させることができ、一次側チェーン4
の張力に対抗して良好にアイドラースプロケットシャフ
ト6を保持させることができ、この状態でアイドラース
プロケットシャフト6にボルト14をプレート13を介
装させた状態で挿通させ、ボルト14をネジ穴5bに螺
合させてボルト14を締め付け、強固にアイドラースプ
ロケットシャフト6を取付面5aに固設することができ
るものであり、取付作業が容易なものとなる。
嵌したスプロケットシャフトの中心軸に挿通させたボル
トを、取付面に形成したネジ穴に締め付けて、該取付面
にスプロケットシャフトを固設する取付構造において、
前記取付面の前記ネジ穴の外周には、前記スプロケット
シャフトの端部を嵌め込み可能なスプロケットシャフト
保持用の凸部または凹部が形成されていることにより、
スプロケットを外嵌させた状態でスプロケットシャフト
の端部を取付面側に形成された凸部または凹部に嵌め込
んで、一時的に取付面にスプロケットシャフトを良好に
保持させることができ、スプロケットに掛装したチェー
ンの張力に対抗して良好にスプロケットシャフトを保持
させ、この状態でスプロケットシャフトにボルトを挿通
して、ボルトを取付面のネジ穴に締め付けて強固にスプ
ロケットシャフトを取付面に固設することができ、従来
のような小さなダウエルピンへの位置合わせが不要とな
り、スプロケットの取付作業が極めて容易に行なえ、作
業性が良好化する。また、構造を従来に比し簡略化する
ことができるため、加工コストも低減させることができ
る。
成図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 スプロケットを回転可能に外嵌したスプ
ロケットシャフトの中心軸に挿通させたボルトを、取付
面に形成したネジ穴に締め付けて、該取付面にスプロケ
ットシャフトを固設する取付構造において、前記取付面
の前記ネジ穴の外周には、前記スプロケットシャフトの
端部を嵌め込み可能なスプロケットシャフト保持用の凸
部または凹部が形成されていることを特徴とするスプロ
ケット取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14121694A JP3525305B2 (ja) | 1994-05-30 | 1994-05-30 | スプロケット取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14121694A JP3525305B2 (ja) | 1994-05-30 | 1994-05-30 | スプロケット取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07317882A true JPH07317882A (ja) | 1995-12-08 |
JP3525305B2 JP3525305B2 (ja) | 2004-05-10 |
Family
ID=15286844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14121694A Expired - Fee Related JP3525305B2 (ja) | 1994-05-30 | 1994-05-30 | スプロケット取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3525305B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114294401A (zh) * | 2021-11-17 | 2022-04-08 | 安徽麦克威链传动制造有限公司 | 一种高稳定性防跳动链轮 |
-
1994
- 1994-05-30 JP JP14121694A patent/JP3525305B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114294401A (zh) * | 2021-11-17 | 2022-04-08 | 安徽麦克威链传动制造有限公司 | 一种高稳定性防跳动链轮 |
CN114294401B (zh) * | 2021-11-17 | 2024-01-26 | 安徽麦克威链传动制造有限公司 | 一种高稳定性防跳动链轮 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3525305B2 (ja) | 2004-05-10 |
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