JPH073173A - 染料混合物、1:2コバルト錯体ホルマザン染料とその用途 - Google Patents

染料混合物、1:2コバルト錯体ホルマザン染料とその用途

Info

Publication number
JPH073173A
JPH073173A JP6127081A JP12708194A JPH073173A JP H073173 A JPH073173 A JP H073173A JP 6127081 A JP6127081 A JP 6127081A JP 12708194 A JP12708194 A JP 12708194A JP H073173 A JPH073173 A JP H073173A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
hydrogen
dye
alkyl
substituted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6127081A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3670678B2 (ja
Inventor
Urs Lehmann
レーマン ウルス
Marcel Frick
フリック マルセル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Novartis AG
Original Assignee
Ciba Geigy AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ciba Geigy AG filed Critical Ciba Geigy AG
Publication of JPH073173A publication Critical patent/JPH073173A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3670678B2 publication Critical patent/JP3670678B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B50/00Formazane dyes; Tetrazolium dyes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B67/00Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
    • C09B67/0033Blends of pigments; Mixtured crystals; Solid solutions
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B67/00Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
    • C09B67/0033Blends of pigments; Mixtured crystals; Solid solutions
    • C09B67/0041Blends of pigments; Mixtured crystals; Solid solutions mixtures containing one azo dye

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Coloring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 例えば、式(1)で示されるホルマザン化合
物の少なくとも1の1:2コバルト錯体染料と、少なく
とも1の例えば式(2)のアントラキノン染料、又は同
一若しくは異なる例えば式(3),(4)等のアゾ化合
物からなる少なくとも1の1:2クロム若しくは1:2
コバルト錯体とを一緒に含む染料混合物。 【効果】 この染料混合物は、合成織物ポリアミド繊維
素材の浸染又は捺染に特に適しており、特に非常に優れ
た堅牢性を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1:2コバルト錯体ホ
ルマザン染料とアントラキノン染料又は1:2クロム若
しくは1:2コバルト錯体アゾ染料との混合物に関し、
これらの染料は、天然若しくは合成織物ポリアミド繊維
材料の浸染又は捺染に特に適しており、特に非常に優れ
た堅牢性を有している。さらに、本発明は、新規な1:
2コバルト錯体ホルマザン染料にも関する。
【0002】本発明は、式(1):
【化31】 (式中、Xは、置換又は非置換のC1 −C8 アルキル、
フェニル、ナフチル、フリル若しくはチエニル、R1
びR2 は、互いに独立して、水素又は置換若しくは非置
換のC1 −C8 アルキル、フェニル若しくはナフチル、
mは、1ないし4の数であり、環I、II、III 及びIV
は、さらに置換されていてもよい)で示されるホルマザ
ン化合物の、1:2コバルト錯体染料の少なくとも1
を、式(2):
【化32】 (式中、Yは、水素又は置換若しくは非置換の、C1
8 アルキル、シクロヘキシル、フェニル若しくは1,
2,3,4−テトラヒドロナフチルであり、Zは、置換
又は非置換の、C1 −C8 アルキル、シクロヘキシル、
フェニル若しくは1,2,3,4−テトラヒドロナフチ
ル、そして式(2)のアントラキノン染料の環Vは、1
又は2のヒドロキシル基によって、さらに置換されてい
てもよい)で示される、少なくとも1のアントラキノン
染料、又は、式(3)、(4)、(5)及び(6):
【化33】 (式中、R3 、R4 、R5 、R6 、R7 、R8 、R9
10、R11、R12、R13、R14、R15及びR16は、互い
に独立して、水素、C1 −C4 アルキル、C1 −C4
ルコキシ、C2 −C4 アルカノイルアミノ、ハロゲン、
スルホ、ヒドロキシル、ニトロ、スルファモイルである
か、アルキル分が非置換又はヒドロキシル若しくはC1
−C4 アルコキシによって、さらに置換されていてもよ
いN−C1−C4 アルキルスルファモイルである)で示
される化合物よりなる群から選ばれた2の同一又は異な
るアゾ化合物の、1:2クロム若しくは1:2コバルト
錯体染料の少なくとも1、とを一緒に含む染料混合物に
関する。
【0003】式(1)の1:2コバルト錯体ホルマザン
染料は、好適には対称性コバルト錯体染料である。
【0004】式(1)のホルマザン化合物のフェニル、
ナフチル、フリル又はチエニル基X及び環I、II、III
及びIVの置換基は、式:−SO2 N(R 1)R2 の基の
他に、互いに独立して、例えばC1 −C4 アルキル(例
えばメチル又はエチル);C1 −C4 アルコキシ(例え
ばメトキシ又はエトキシ);非置換又はハロゲン置換の
2 −C4 アルカノイルアミノ(例えばアセチルアミ
ノ、プロピオニルアミノ又はα,β−ジブロモプロピオ
ニルアミノ);ヒドロキシル;スルホ;ニトロ;カルボ
キシル;シアノ;アミノ;ハロゲン(例えばフッ素、塩
素又は臭素);アルキル分が非置換又はヒドロキシル若
しくはC1 −C4 アルコキシで置換されたC1 −C4
ルキルスルホニル;ビニルスルホニル;α−ハロゲノア
クリロイルアミノ;式:−OR、−NHCOR’、−C
OOR”、−CONHR”’及びSO2 R””(式中、
R、R’、R”、R”’及びR””は、互いに独立し
て、フェニル又はナフチルであり、R’は、加えてC1
−C4 アルキルであってもよい)の基;又はハロゲン、
1 −C4 アルキルアミノ、フェニルアミノ又はN−C
1 −C4 アルキル−N−フェニルアミノでさらに置換さ
れてもよいトリアジニルアミノである。上記のフェニル
又はナフチル基は、上記のX及び環I、II、III及びIV
と同様に、特にC1 −C4 アルキル、C1 −C4 アルコ
キシ、C2 −C4アルカノイルアミノ、ヒドロキシル、
スルホ、ニトロ、カルボキシル、シアノ、ハロゲンであ
るか、アルキル分が非置換又はヒドロキシル若しくはC
1 −C4 アルコキシでさらに置換されたC1 −C4 アル
キルスルホニルで置換されていてもよい。
【0005】式:−SO2 N(R1 )R2 の基の他に、
式(1)のホルマザン化合物のX及び環I、II、III 及
びIVの好適な置換基は、C1 −C 4 アルキル、C1
4アルコキシ、C2 −C4 アルカノイルアミノ、C1
−C4 アルキルスルホニル、C1 −C4 ヒドロキシアル
キルスルホニル、ハロゲン、スルホ、ヒドロキシル、カ
ルボキシル及びニトロである。
【0006】Xは、好適には、例えば上記のように置換
されてもよいフェニルである。
【0007】フェニル又はナフチル基のR1 及びR2
は、非置換又は置換されていてもよい。このような置換
基の例としては、C1 −C4 アルキル、C1 −C4 アル
コキシ、C2 −C4 アルカノイルアミノ、C1 −C4
ルキルスルホニル、ハロゲン、スルホ、ヒドロキシル、
カルボキシル、ニトロ、スルファモイル、及びアルキル
分が非置換又はヒドロキシル若しくはC1 −C4 アルコ
キシでさらに置換されるN−C1 −C4 アルキルスルフ
ァモイルが挙げられる。
【0008】C1 −C8 アルキルのX、R1 及びR2
は、互いに独立して、例えばメチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチ
ル、tert−ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル
又はオクチル、並びに例えばヒドロキシル、C1 −C4
アルコキシ又はハロゲンで置換されたそれらに対応する
基である。上記のように置換されていてもよいC1 −C
4 アルキルが、ここでは好ましい。
【0009】R1 及びR2 は好適には、互いに独立し
て、水素、C1 −C8 アルキル又はフェニルであり、こ
のアルキル及びフェニル基は、上記のように置換されて
いてもよい。
【0010】R1 及びR2 は好適には、互いに独立し
て、水素、非置換又はヒドロキシル若しくはC1 −C4
アルコキシで置換されたC1 −C4 アルキルであるか、
非置換又はC1 −C4 アルキル、C1 −C4 アルコキ
シ、C2 −C4 アルカノイルアミノ、C1 −C4 アルキ
ルスルホニル、C1 −C4 ヒドロキシアルキルスルホニ
ル、ハロゲン、スルホ、ヒドロキシル、カルボキシル、
ニトロ、スルファモイル、若しくはN−C1 −C4 アル
キルスルファモイル(そのアルキル分が非置換又はヒド
ロキシル若しくはC1 −C4 アルコキシで置換されてい
る)で置換されたフェニルである。特に、R1 及びR2
の基の1は、ここでは水素である。
【0011】R1 及びR2 は、特に好適には、水素、非
置換又はヒドロキシルで置換されたC1 −C4 アルキル
であるか、非置換又はスルホ、カルボキシル若しくはス
ルファモイルで置換されたフェニルである。特に、R1
及びR2 の基の1は、ここでは水素である。R1 及びR
2 は特に好適には、互いに独立して、水素又はC1 −C
4 アルキル、特に水素又はメチルである。
【0012】mは好適には、1又は2の数、特に2の数
である。
【0013】フェニル基Y及びZの置換基は、例えば:
1 −C12アルキル;C1 −C4 アルコキシ;C2 −C
4 アルカノイルアミノ;ヒドロキシル;スルホ;ニト
ロ;カルボキシル;シアノ;アミノ;ハロゲン、ベンゾ
イルアミノメチル;クロロアセチルアミノ;クロロアセ
チルアミノメチル;α−クロロアクリロイルアミノメチ
ル;アクリロイルアミノメチル;又はフェニル基が上記
のY及びZと同様に置換されていてもよいフェノキシ、
フェニルカルボニルアミノ、フェニルスルホニルオキ
シ、フェニルスルホニルアミノ、フェニルスルホニルア
ミノメチル又はN−メチル−フェニルスルホニルアミノ
メチルである。さらに、Zの基は、架橋基によって結合
されたアントラキノン染料であってもよい;これらの例
は、以下の式(11)のアントラキノン染料である。
【0014】C1 −C8 アルキル基Y及びZの置換基
は、互いに独立して、例えばメチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチ
ル、tert−ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル
又はオクチルであり、このアルキル基はフェニル基で置
換されてもよく、このフェニル基は、さらに上記のフェ
ニル基Y及びZと同様に置換されてもよい。この場合、
フェニル基の好適な置換基は、C1 −C12アルキル、C
1 −C4 アルコキシ、C2 −C4 アルカノイルアミノ、
ヒドロキシル、スルホ、ニトロ、カルボキシル、シア
ノ、アミノ、ハロゲン、ベンゾイルアミノメチル、クロ
ロアセチルアミノ、クロロアセチルアミノメチル、α−
クロロアクリロイルアミノメチル又はアクリロイルアミ
ノメチルである。
【0015】シクロヘキシル基Y及びZの置換基は、互
いに独立して、非置換のシクロヘキシルの他に、例えば
1 −C4 アルキル、フェニル基が例えばC1 −C4
ルキル、C1 −C4 アルコキシ、C2 −C4 アルカノイ
ルアミノ、スルホ若しくはハロゲンでさらに置換されて
もよいフェニルスルホニルアミノ若しくはベンジルで置
換されたシクロヘキシルである。
【0016】1,2,3,4−テトラヒドロナフチル基
Y及びZの置換基は、互いに独立して、非置換の1,
2,3,4−テトラヒドロナフチルの他に、例えばスル
ホで置換された基である。
【0017】式(2)のアントラキノン染料が、環Vに
1又は2のヒドロキシル基を有する場合、これらは、一
般に、1−及び/又は2−位で結合する。
【0018】式(2)のアントラキノン染料におけるス
ルホ基の総数は、1又は2である。
【0019】C1 −C4 アルキル基R3 ないしR16は、
互いに独立して、メチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル又はter
t−ブチル、特にメチルである。
【0020】C1 −C4 アルコキシ基R3 ないしR
16は、互いに独立して、メトキシ、エトキシ、プロポキ
シ、イソプロポキシ、ブトキシ、sec−ブトキシ、イ
ソブトキシ又はter−ブトキシ、特にメトキシであ
る。
【0021】C2 −C4 アルカノイルアミノ基R3 ない
しR16は、互いに独立して、例えばアセチルアミノ又は
プロピオニルアミノ、特にアセチルアミノである。
【0022】ハロゲン原子R3 ないしR16は、互いに独
立して、例えばフッ素、塩素又は臭素、特に塩素であ
る。
【0023】式(1)のホルマザン化合物は、好適に
は、式(7):
【化34】 (式中、R1 、R2 及びmは、上記の意義及び好適性を
有しており、フェニル基は、置換基をさらには含まない
か、又は環I、II、III 及びIVについての上記に定義し
たと同様にさらに置換されている)の化合物である。好
適には、式(7)の化合物のフェニル基は、C1 −C4
アルキル、C1 −C4 アルコキシ、C2 −C4 アルカノ
イルアミノ、C1 −C4 アルキルスルホニル、C1 −C
4 ヒドロキシアルキルスルホニル、ハロゲン、スルホ、
ヒドロキシル、カルボキシル又はニトロでさらに置換さ
れていてもよい。
【0024】式(1)のホルマザン化合物は、特に好適
には、式(8):
【化35】 (式中、R1 及びR1'は、互いに独立して、水素又はC
1 −C4 アルキルであり、フェニル基は、置換基をさら
には含まないか又は環I、II、III 及びIVについての上
記に定義したと同様にさらに置換されている)の化合物
である。好適には、式(8)の化合物のフェニル基は、
1 −C4 アルキル、C1 −C4 アルコキシ、C2 −C
4 アルカノイルアミノ、C1 −C4 アルキルスルホニ
ル、C1 −C4 ヒドロキシアルキルスルホニル、ハロゲ
ン、スルホ、ヒドロキシル、カルボキシル又はニトロで
さらに置換されていてもよい。式(8)の化合物のフェ
ニル基は、好適には、置換基をさらには含まない。
【0025】式(1)のホルマザン化合物は、特に好適
には、式(8a):
【化36】 (式中、フェニル基は、置換基をさらには含まないか、
又は上記の式(8)の化合物についての上記に定義した
と同様にさらに置換されていてもよい)の化合物であ
る。好適には、式(8a)の化合物のフェニル基はさら
には置換基を含まない。
【0026】式(2)の好適なアントラキノン染料は、
式(9):
【化37】 [式中、Z1 は、非置換又はC1 −C12アルキル、C1
−C4 アルコキシ、C2−C4 アルカノイルアミノ、ハ
ロゲン、ベンゾイルアミノメチル、クロロアセチルアミ
ノ、クロロアセチルアミノメチル若しくはα−クロロア
クリロイルアミノメチルで置換されたフェニル;そのフ
ェニル基が置換基をさらには含まないか又は式(9)の
フェニル基のZ1 と同様に置換されたフェニル−C1
8 アルキル;非置換又はC1 −C4 アルキル、フェニ
ルスルホニルアミノ若しくはC1 −C4 アルキルフェニ
ルスルホニルアミノで置換されたシクロヘキシル;1,
2,3,4−テトラヒドロナフチル、又は式:
【化38】 (式中、Wは、式:−O−、−NH−CO−、−OSO
2 −、−NH−SO2 −、−CH2 −NH−SO2 −又
は−CH2 −N(CH3 )−SO2 −の架橋基、R
17は、水素、C1 −C4 アルキル、C1 −C4 アルコキ
シ又はハロゲンであり、R18は、水素、C1 −C4 アル
キル、C1 −C4 アルコキシ、ハロゲン又はアクリロイ
ルアミノメチルである)、Y1 は、水素;C1 −C4
ルキル;非置換、又はC1 −C4 アルキル、C1 −C4
アルコキシ若しくはハロゲンで置換されたフェニル;そ
のフェニル環が非置換又はC1 −C4 アルキル、C1
4 アルコキシ、ハロゲン若しくはベンゾイルアミノメ
チルで置換されたフェニル−C1 −C8 アルキル;非置
換又はC1 −C4 アルキルで置換されたシクロヘキシ
ル;又は1,2,3,4−テトラヒドロナフチルであ
る]で示されるアントラキノン染料、又は式(10):
【化39】 (式中、Z2 は、非置換、又はC1 −C4 アルキル、C
1 −C4 アルコキシ若しくはハロゲンで置換されたフェ
ニル;又は非置換、又はC1 −C4 アルキル若しくはベ
ンジルで置換されたシクロヘキシルであり、Y2 は、C
1 −C4 アルキル又はZ2 と同義である)で示されるア
ントラキノン染料、又は式(11):
【化40】 (式中、R19及びR20は、水素又はメチルである)のア
ントラキノン染料である。
【0027】式(2)の特に好適なアントラキノン染料
は、式(12)ないし(42):
【化41】
【化42】
【化43】
【化44】
【化45】
【化46】
【化47】
【化48】 の染料である。
【0028】1:2クロム若しくは1:2コバルト錯体
アゾ染料は、特に、式(3)、(4)及び(5)の化合
物よりなる群から選ばれた2の同一又は異なるアゾ化合
物からなる1:2コバルト錯体染料、及び式(5)及び
(6)の化合物よりなる群から選ばれた2の同一又は異
なるアゾ化合物からなる1:2クロム錯体染料である。
【0029】特に好適な1:2クロム若しくは1:2コ
バルト錯体アゾ染料は、式(43)ないし(50):
【化49】
【化50】 の染料である。
【0030】1:2コバルト錯体ホルマザン染料の他
に、式(9)、(10)、(11)及び(43)ないし
(50)のうち少なくとも1の染料、特に式(12)な
いし(50)うち少なくとも1の染料を含む染料混合物
が、特に好ましい。この場合、式(50)の染料が、特
に好ましい。ここにいう1:2コバルト錯体ホルマザン
染料は、上記の意義及び好適性を有するものである。
【0031】式(2)のアントラキノン染料並びにその
1:2クロム及び1:2コバルト錯体アゾ染料は、公知
であるか又は公知の化合物と同様にして作ることができ
る。かくして、式(2)のアントラキノン染料は、例え
ば英国特許第A-903,590 号、第A-945,806 号、第A-2,00
9,214 号及び米国特許第A-3,491,125 号各明細書に記載
された方法に準じて製造される。1:2クロム及び1:
2コバルト錯体アゾ染料は、例えば英国特許第A-716,75
3 号、第A-719,274 号、第A-745,641 号及び第A-851,86
1 号各明細書に記載された方法に準じて製造される。
【0032】式(1)の1:2コバルト錯体ホルマザン
染料の幾つかは、新規である。式(1)の1:2コバル
ト錯体ホルマザン染料は、新規な1:2コバルト錯体ホ
ルマザン染料の製法と同様な方法に準じて製造される。
【0033】本発明の染料混合物は、例えば個々の染料
を混合することによって製造することができる。この混
合方法は、例えば適切な粉砕機、例えばビーズ及びピン
付き円盤状粉砕機(ミル)、及び混練機(ニーダ)又は
混合機(ミキサー)で行なわれる。
【0034】染料混合物は、さらに、例えば水性染料混
合物を噴霧乾燥することによって製造される。
【0035】染料混合物は、好適には、混合物の染料の
全量に基づいて、5ないし95重量%、特に10ないし
90重量%、好適には20ないし80重量%の1:2コ
バルト錯体ホルマザン染料を含む。
【0036】スルホ基が存在する場合、個々の染料は、
本発明の染料混合物中に、遊離のスルホン酸の形である
か、好適にはそれらの塩、例えばアルカリ金属、アルカ
リ土類金属、アンモニウム塩、又は有機アミンの塩とし
ての何れかで存在する。例えば、ナトリウム、リチウ
ム、アンモニウム塩、又はトリエタノールアミンの塩で
ある。負の電荷を有する金属錯体染料の対イオンは、例
えば上記の塩の陽イオンである。
【0037】染料混合物は、一般に、別の添加剤、例え
ば塩化ナトリウム又はデキストリンを含む。
【0038】本発明はさらに、本発明の染料混合物を用
いる水酸基又は窒素を含む繊維材料の浸染又は捺染法に
も関する。
【0039】繊維材料は、好適には、天然ポリアミド繊
維材料、例えば絹又は特に羊毛、及び合成ポリアミド繊
維材料、例えばポリアミド6又はポリアミド6.6であ
るか、羊毛−若しくはポリアミド−を含む混紡繊維であ
る。合成ポリアミド繊維材料は特に重要である。
【0040】上記の繊維材料は、多種多様な加工形態、
例えば繊維、ヤーン、織物又はニット地、及び特に絨毯
の形であってもよい。
【0041】浸染又は捺染は、通常の浸染又は捺染装置
で行なわれる。染液又は捺染糊料は、別の添加剤、例え
ば湿潤剤、消泡剤、均質剤又は織物の性質に影響する薬
剤、例えば軟化剤、耐炎のための添加剤又は土壌−、水
−及び油−反発剤、並びに硬水軟化剤及び天然若しくは
合成増粘剤、例えばアルギナート類及びセルロースエー
テル類を含んでいてもよい。
【0042】本発明の染料混合物は、優れた万能の性
質、特に摩擦、湿潤加工、湿潤摩擦、光及び強烈な光に
対する優れた堅牢性を有する均質な染め物を提供する。
本発明の染料混合物はさらに、優れた水溶性及び硬水に
対する抵抗性を有し、別の染料との優れた親和性及び優
れた配合性の特色がある。
【0043】本発明はさらに、式(51):
【化51】 [式中、R21は、水素、ハロゲン、又は非置換若しくは
ヒドロキシル置換のC1−C4 アルキルスルホニルであ
り、 a)A1 は、式(52)又は(53):
【化52】 の基であり、B1 は、式(54):
【化53】 (式中、R22は、水素、又は非置換若しくはヒドロキシ
ル置換のC1 −C4 アルキル、R22' は、水素又はC1
−C4 アルキル、R23及びR23' の各々は、互いに独立
して、水素、C1 −C4 アルキル又はハロゲン、R
24は、アルキル分が非置換又はヒドロキシルで置換され
た、C1 −C4 アルカノイルアミノ若しくはN−C1
4 アルキルスルファモイル、R25は、水素又はハロゲ
ンであり、R26は、水素、非置換又はヒドロキシル置換
のC1 −C4 アルキルであるか、非置換又はスルホ、カ
ルボキシル若しくはスルファモイルで置換されたフェニ
ルである)で示されるの基である、又は b)A1 は、式(55):
【化54】 の基であり、B1 は、式(56):
【化55】 (式中、R27は、水素又はハロゲン、R28は、水素又は
スルファモイルであり、R25及びR26は、独立して、上
記と同義である)の基である]で示される化合物の対称
性1:2コバルト錯体ホルマザン染料に関する。
【0044】この場合、C1 −C4 アルキルは、一般に
メチル、エチル、n−若しくはiso−プロピル、又は
n−、iso−、sec−若しくはtert−ブチルで
あり、好適にはメチル又はエチルである。非置換又はヒ
ドロキシル置換のC1 −C4アルキルの例は、特にメチ
ル、エチル又は2−ヒドロキシエチルである。ハロゲン
は、一般に、例えばフッ素、臭素又は、特に塩素であ
る。非置換又はヒドロキシル置換のC1 −C4 アルキル
スルホニルの例は、メチルスルホニル、エチルスルホニ
ル又は2−ヒドロキシエチルスルホニルである。C1
4 アルカノイルアミノの例は、アセチルアミノ又はプ
ロピオニルアミノである。
【0045】本発明の好適な実施態様は: a)式(51a):
【化56】 (式中、R21は、水素、塩素又はフッ素、R22は、水
素、メチル、エチル又は2−ヒドロキシエチル、R
25は、水素又は塩素であり、R26は、水素、メチル、エ
チル、2−ヒドロキシエチル、フェニル、2−若しくは
3−カルボキシフェニル、2−若しくは3−スルファモ
イルフェニル、又は2−若しくは3−スルホフェニルで
ある)の化合物の対称性1:2コバルト錯体ホルマザン
染料。
【0046】b)上記の式(51a)(式中、R21は、
水素、塩素又はフッ素、R22は、水素、メチル又はエチ
ル、R25は塩素であり、R26は、水素、メチル、エチ
ル、2−カルボキシフェニル、2−スルファモイルフェ
ニル又は2−スルホフェニルである)の化合物の対称性
1:2コバルト錯体ホルマザン染料。
【0047】c)式(51b):
【化57】 (式中、R21は、水素又は塩素、R22' は、水素、メチ
ル又はエチル、R24’は、N−メチルスルファモイル、
N−エチルスルファモイル又はN−2−ヒドロキシエチ
ルスルファモイル、R25は、水素又は塩素であり、R26
は、水素、メチル又はエチルである)の化合物の対称性
1:2コバルト錯体ホルマザン染料。
【0048】d)上記の式(51b)(式中、R21は水
素、R22' は水素、R24はアセチルアミノ又は、特にプ
ロピオニルアミノ、R25は、水素又は塩素であり、R26
は、水素、メチル又はエチルである)の化合物の対称性
1:2コバルト錯体ホルマザン染料。
【0049】e)式(51c):
【化58】 (式中、R21は、水素、メチルスルホニル、エチルスル
ホニル又は2−ヒドロキシエチルスルホニル、R25は、
水素又は塩素、R26は、水素、メチル、エチル、2−ス
ルホフェニル、2−カルボキシフェニル又は2−スルフ
ァモイルフェニル、R27は、水素又は塩素であり、R28
は、水素又はスルファモイルである)の化合物の対称性
1:2コバルト錯体ホルマザン染料。
【0050】f)式(51d):
【化59】 (式中、M+ は、陽イオンである)の化合物の対称性
1:2コバルト錯体ホルマザン染料に関する。
【0051】陽イオンM+ は、例えばプロトン又は、好
適には金属陽イオン、例えばNa+、K+ 又はLi+
ようなアルカリ金属陽イオン;M+ はまた、アンモニウ
ム陽イオン又は有機アミンのアンモニウム塩、例えばモ
ノ−、ジ−若しくはトリ−エタノールアミンの塩であっ
てもよい。
【0052】式(51)の化合物は、それ自体が公知の
方法、例えば式(57):
【化60】 の化合物をジアゾ化し、その生成物を式(58):
【化61】 (上記の式中、各種のR21、A1 及びB1 は、式(5
1)の場合と同義である)のヒドラゾンにカップリング
させ、得られた金属を含まない化合物を、コバルト塩で
金属化することによって製造される。
【0053】式(57)のアミンのジアゾ化は、一般
に、鉱酸の水溶液中、低温で亜硝酸を作用させて行なわ
れ、式(58)のカップリング成分へのカップリング
は、アルカリ性pHの値、例えばpH≧9、特に10ないし
12のpHで好都合に行なわれる。
【0054】金属化反応は、例えばアルカリ性pH、例え
ば7.5ないし12、好適には8ないし12の値を有す
る水性溶媒中、40ないし100℃、特に40ないし6
0℃の温度で行なわれる。適切なコバルト塩は、例えば
酢酸塩、硝酸塩、塩化物又は、特に硫酸塩である。
【0055】式(58)の化合物への、式(57)のジ
アゾ化された化合物のカップリング、及び金属化反応
は、連続的に又は同時に、例えばヒドラゾンの溶液に、
ジアゾ化合物の懸濁液をコバルト塩と一緒に加えること
によって行なわれる。
【0056】式(57)及び(58)の化合物は、それ
自体が公知であるか又は公知の化合物に準じて製造され
る。
【0057】一般に、本発明の染料は、別の添加物、例
えば塩化ナトリウム又はデキストリンを含む。
【0058】本発明はさらに、本発明の染料を用いる水
酸基又は窒素を含む繊維材料の浸染又は捺染法に関す
る。
【0059】好適な繊維材料は、天然ポリアミド繊維材
料、例えば絹又は、特に羊毛、及び合成ポリアミド繊維
材料、例えばポリアミド6若しくはポリアミド6.6、
又は羊毛又はポリアミドを含む混紡繊維の両者である。
合成ポリアミド繊維は、特に重要である。
【0060】上記の繊維材料は、多種多様な加工形態、
例えば繊維、ヤーン、紡織織物又はニット地、そして特
に絨毯の形であってもよい。
【0061】浸染又は捺染は、通常の浸染又は捺染装置
で行なわれる。染液又は捺染糊料は、別の添加剤、例え
ば湿潤剤、消泡剤、均質剤又は織物の性質に影響する薬
剤、例えば軟化剤、耐炎のための添加剤又は土壌−、水
−及び油−反発剤、並びに硬水軟化剤及び天然若しくは
合成増粘剤、例えばアルギナート類及びセルロースエー
テル類を含んでいてもよい。
【0062】本発明の染料は、優れた万能の性質、特に
摩擦、湿潤加工、湿潤摩擦、光及び強烈な光に対する優
れた堅牢性を有する均質な染め物を提供する。本発明の
染料はさらに、優れた水溶性及び硬水に対する抵抗性を
有し、別の染料との優れた親和性及び優れた配合性の特
色がある。
【0063】
【実施例】以下の実施例において、部は重量部である。
温度は摂氏度である。容量部に対する重量部は、立法セ
ンチメートルに対するグラムと同じ関係にある。
【0064】実施例 1A 式(101)、(102)、(103)及び(10
4):
【化62】 の染料を含む染料混合物を製造するために、式(10
1)の染料55部、式(102)の染料13部、式(1
03)の染料14部及び式(104)の染料18部を、
ミキサーで均質に混合し、下記で染料混合物Aと呼ぶ混
合物100部を得た。
【0065】実施例 1B 式(101)と(102)及び式(105):
【化63】 の染料よりなる染料混合物を製造するために、式(10
1)の染料22部、式(103)の染料47部及び式
(105)の染料31部を、ミキサーで均質に混合し、
下記で染料混合物Bと呼ぶ混合物100部を得た。
【0066】実施例 1C 式(101)、(102)及び(103)の染料よりな
る染料混合物を製造するために、式(101)の染料2
0部、式(102)の染料35部及び式(103)の染
料45部を、ミキサーで均質に混合し、下記で染料混合
物Cと呼ぶ混合物100部を得た。
【0067】実施例 1D 式(101)と(105)及び式(106):
【化64】 の染料よりなる染料混合物を製造するために、式(10
1)の染料22部、式(105)の染料32部及び式
(106)の染料46部を、ミキサーで均質に混合し、
下記で染料混合物Dと呼ぶ混合物100部を得た。
【0068】実施例 1E 式(101)、(102)及び(106)の染料よりな
る染料混合物を製造するために、式(101)の染料2
1部、式(102)の染料36部及び式(106)の染
料43部を、ミキサーで均質に混合し、下記で染料混合
物Eと呼ぶ混合物100部を得た。
【0069】実施例 1F 式(101)と(105)の染料及び式(107)及び
(108):
【化65】 の染料よりなる染料混合物を製造するために、式(10
1)の染料40部、式(106)の染料7部、式(10
7)の染料40部及び式(108)の染料13部を、ミ
キサーで均質に混合し、下記で染料混合物Fと呼ぶ混合
物100部を得た。
【0070】実施例 1G 式(101)、(106)及び(107)の染料よりな
る染料混合物を製造するために、式(101)の染料4
1部、式(106)の染料4部及び式(107)の染料
55部を、ミキサーで均質に混合し、下記で染料混合物
Gと呼ぶ混合物100部を得た。
【0071】実施例 1H 式(101)の染料及び式(109):
【化66】 の染料よりなる染料混合物を製造するために、式(10
1)の染料45部及び式(109)の染料55部を、ミ
キサーで均質に混合し、下記で染料混合物Hと呼ぶ混合
物100部を得た。
【0072】実施例 1I 式(101)の染料及び式(110):
【化67】 の染料よりなる染料混合物を製造するために、式(10
1)の染料45部及び式(110)の染料55部を、ミ
キサーで均質に混合し、下記で染料混合物Iと呼ぶ混合
物100部を得た。
【0073】実施例 1J 式(101)の染料、式(111):
【化68】 の染料及び式(112):
【化69】 の染料よりなる染料混合物を製造するために、式(10
1)の染料22部、式(111)の染料31部及び式
(112)の染料47部を、ミキサーで均質に混合し、
下記で染料混合物Jと呼ぶ混合物100部を得た。
【0074】実施例 1K 式(113):
【化70】 の染料及び式(114):
【化71】 の染料よりなる染料混合物を製造するために、式(11
3)の染料30部及び式(114)の染料70部を、ミ
キサーで均質に混合し、下記で染料混合物Kと呼ぶ混合
物100部を得た。
【0075】実施例 1L 式(101)の染料及び式(115):
【化72】 の染料よりなる染料混合物を製造するために、式(10
1)の染料50部及び式(115)の染料50部を、ミ
キサーで均質に混合し、下記で染料混合物Lと呼ぶ混合
物100部を得た。
【0076】実施例 2 水200mlに4−スルファモイルアニリン86.1g を
加え、pHを水酸化ナトリウム溶液で約11.5に調整
し、溶液が得られるまで混合物を約50℃に加熱した。
この溶液に4N亜硝酸ナトリウム溶液125mlを、速や
かに加えた。温度が約35ないし40℃に下がった後、
得られた溶液を、氷100g 及び31%ナフタレン−1
−スルホン酸溶液400mlの冷混合液に、−5ないし0
℃で加えた。反応混合液を0ないし2℃に約1時間保
ち、適当な場合には、さらに小量の亜硝酸溶液を加え、
最後に過剰の亜硝酸塩をスルファミン酸で分解した。
【0077】上で得られた溶液のpHを、水酸化ナトリウ
ム溶液で4.5ないし5に調整し、水100mlに溶解し
たピロ亜硫酸ナトリウム104.6g を、約30ないし
45分に亘って、0ないし5℃で滴下した;この滴下の
間、水酸化ナトリウム溶液を加えて、pHを6ないし6.
5に維持した。次いで、反応混合物を約5℃で1時間、
40ないし50℃でさらに2時間、最後に室温で一夜撹
拌した。HClを加えた後(pH≦1)、圧縮空気により
生成したSO2 を駆逐した。ヒドラジンを含む混合物を
60ないし70℃に加熱し、約15分に亘ってベンズア
ルデヒド50mlを滴下した。次いで、反応混合物65な
いし70℃で約2ないし2.5時間撹拌し、室温に冷却
し、結晶として析出した式(116):
【化73】 の化合物を濾取した。水及び塩酸で洗った後、生成物を
減圧で乾燥した。
【0078】実施例 3 2−アミノ−4−N−メチルスルファモイルフェノール
30.3g を水180mlに溶解し、そのpHをHClで酸
性になるように低下させ、0ないし5℃の温度に冷却し
た。この温度で、4N亜硝酸ナトリウム溶液37.5ml
を加え、アミノ化合物をジアゾ化した。
【0079】スルファミン酸で過剰の亜硝酸塩を分解
し、水酸化ナトリウム溶液でpHを3に上げた後、約35
0mlの水に溶解した実施例2で得られたヒドラゾン4
1.3gの溶液を、水酸化ナトリウム溶液によってpH1
2.3ないし12.5に調整しておき、この溶液にジア
ゾ化合物の懸濁液を、1.5時間に亘って小量づつ、4
0ないし45℃で加え、水酸化ナトリウム溶液を加えて
pHを12.3ないし12.5に維持した。次いで、反応
混合物を40ないし45℃で約30分間撹拌し、冷却
後、塩酸を加えてpHを約9.5に下げ、式(117):
【化74】 の金属を含まない染料を濾取し、塩化ナトリウム溶液で
洗浄した。
【0080】実施例 4 実施例3で得られた粗製の染料を水600mlに均質に懸
濁し、懸濁液を約60ないし70℃に加熱した。炭酸ナ
トリウム溶液を加えて、pHを約8.5ないし9.5に調
整し、1モルのCoSO4 /酒石酸溶液70mlを、撹拌
下、さらに炭酸ナトリウム溶液を加えpHを8.5ないし
9に維持しながら、約30分間に亘って60ないし65
℃で滴下した。色調は赤から青に変化し、1:2コバル
ト錯体が結晶として析出した。水酸化ナトリウムを加え
て、pHを11ないし11.5に調整し、撹拌を約30分
間続け、塩酸を加えてpHを約9.5に下げて、式(11
8):
【化75】 の化合物を濾取し、結晶を塩化ナトリウム溶液で洗浄し
た。
【0081】実施例 5ないし34 実施例2ないし4の方法に準じて、一般式:
【化76】 の化合物の対称性1:2コバルト錯体を合成した。その
各種誘導体を第1表に示す。
【0082】
【表1】
【表2】
【0083】実施例 35ないし38 実施例2ないし4の方法に準じて、一般式:
【化77】 の化合物の対称性1:2コバルト錯体を合成した。置換
基C及びDの異なる誘導体を第2表に示す。
【0084】
【表3】
【0085】実施例 39ないし42 実施例2ないし4の方法に準じて、一般式:
【化78】 の化合物の対称性1:2コバルト錯体を合成した。置換
基C及びDの異なる誘導体を以下の表に示す。
【0086】
【表3】
【0087】染色例 1 ポリアミド6.6織物10部を、繊維重量に基づいて、
実施例1Aの染料混合物Aの0.27%を含み、酢酸及
び酢酸ナトリウムでpH6に調整した水溶液200部で染
色した。45分に亘って、染浴を98℃まで加熱し、6
0分間96℃ないし98℃に維持し、次いで、15分に
亘って70℃に冷却した。その後、染色された織物を取
出し、常法により、濯ぎ、乾燥した。灰色に染色された
織物を得た。
【0088】染色例 2ないし7 染料混合物Aの代わりに、以下の第4表の2列の欄に記
載した染料混合物を用い、染色例1に記載した方法によ
り、3列の欄に記載した色調に染色されたポリアミド
6.6織物を得た。
【0089】
【表5】
【0090】各々の場合に、式(101)の染料の代わ
りに、同量の式(117):
【化79】 の染料を含む相当する染料混合物を用い、染色例1ない
し7に記載した方法により、個々の実施例に記載した色
調に染色されたポリアミド6.6織物を得た。
【0091】染色例 8 ポリアミド6.6織物10部を、繊維重量に基づいて、
実施例1Fの染料混合物Fの1.5%を含み、リン酸緩
衝液(NaH2 PO4 /Na2 HPO4 )でpH6に調整
した水性染液200部で染色した。45分に亘って、染
浴を98℃まで加熱し、この温度に60分間保った。そ
の後、染色された織物を取出し、常法により、濯ぎ、乾
燥した。青色に染色された織物を得た。
【0092】染色例 9ないし12 染料混合物Fの代わりに、以下の第5表の2列の欄に記
載した染料混合物を用い、染色例8の方法により、3列
の欄に記載の色調で染色されたポリアミド6.6織物を
得た。
【0093】
【表6】
【0094】各々の場合に、式(101)の染料の代わ
りに、同量の式(117)の染料を含む相当する染料混
合物を用い、染色例8ないし12に記載した方法によ
り、個々の実施例に記載した色調に染色されたポリアミ
ド6.6織物を得た。
【0095】染色例 13 ポリアミド6.6繊維材料(Helanca トリコット)10
部を、酢酸アンモニウム2g/l 及び、繊維重量に基づい
て、実施例4の式(118)の青色染料0.5%を含
み、酢酸でpH5に調整した水性染液500部で染色し
た。
【0096】98℃における染色時間は、30ないし9
0分とした。次いで、染色されたポリアミド繊維材料を
取出し、常法により、濯ぎ、乾燥した。完全に青色の色
調に一様に染色され、材料に関連した縞の無い織物を得
た。
【0097】染色例 14 ポリアミド6.6ヤーン10部を、酢酸アンモニウム
1.5g/l 及び、繊維重量に基づいて、実施例4の式
(118)の染料0.5%を含み、酢酸でpH5.5に調
整した水性染液400部で染色した。30分に亘って、
染浴を98℃まで加熱し、60分間96℃ないし98℃
に保った。その後、染色された織物を取出し、常法によ
り、濯ぎ、乾燥した。青の色調に染色されたヤーンを得
た。
【0098】尚、第6表に、各染料例の最大吸収波長の
値を示した。
【0099】
【表7】
【表4】

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式(1): 【化1】 (式中、Xは、置換又は非置換のC1 −C8 アルキル、
    フェニル、ナフチル、フリル若しくはチエニル、R1
    びR2 は、互いに独立して、水素又は置換若しくは非置
    換の、C1 −C8アルキル、フェニル若しくはナフチ
    ル、mは、1ないし4の数であり、環I、II、III 及び
    IVは、さらに置換されていてもよい)で示されるホルマ
    ザン化合物の、1:2コバルト錯体染料の少なくとも1
    を、式(2): 【化2】 (式中、Yは、水素又は置換若しくは非置換の、C1
    8 アルキル、シクロヘキシル、フェニル若しくは1,
    2,3,4−テトラヒドロナフチルであり、Zは、置換
    又は非置換の、C1 −C8 アルキル、シクロヘキシル、
    フェニル若しくは1,2,3,4−テトラヒドロナフチ
    ル、そして式(2)のアントラキノン染料の環Vは、1
    又は2のヒドロキシル基によって、さらに置換されてい
    てもよい)で示される、少なくとも1のアントラキノン
    染料、又は、式(3)、(4)、(5)及び(6): 【化3】 (式中、R3 、R4 、R5 、R6 、R7 、R8 、R9
    10、R11、R12、R13、R14、R15及びR16は、互い
    に独立して、水素、C1 −C4 アルキル、C1 −C4
    ルコキシ、C2 −C4 アルカノイルアミノ、ハロゲン、
    スルホ、ヒドロキシル、ニトロ、スルファモイルである
    か、アルキル分が非置換又はヒドロキシル若しくはC1
    −C4 アルコキシによって、さらに置換されていてもよ
    いN−C1−C4 アルキルスルファモイルである)で示
    される化合物よりなる群から選ばれた2の同一又は異な
    るアゾ化合物の、1:2クロム若しくは1:2コバルト
    錯体染料の少なくとも1、を一緒に含む染料混合物
  2. 【請求項2】 R1 及びR2 は、互いに独立して、水
    素、非置換であるかヒドロキシル若しくはC1 −C4
    ルコキシで置換されたC1 −C4 アルキル、或いは非置
    換又はC1 −C4 アルキル、C1 −C4 アルコキシ、C
    2 −C4 アルカノイルアミノ、C1 −C4 アルキルスル
    ホニル、C1 −C4 ヒドロキシアルキルスルホニル、ハ
    ロゲン、スルホ、ヒドロキシル、カルボキシル、ニト
    ロ、スルファモイル若しくはN−C1 −C4 アルキルス
    ルファモイル(そのアルキル分は非置換又はヒドロキシ
    ル若しくはC1 −C4 アルコキシで更に置換されてい
    る)で置換されたフェニルである請求項1記載の染料混
    合物。
  3. 【請求項3】 式(1)のホルマザン化合物のX及び環
    I、II、III 及びIVが、さらにC1 −C4 アルキル、C
    1 −C4 アルコキシ、C2 −C4 アルカノイルアミノ、
    1 −C4 アルキルスルホニル、C1 −C4 ヒドロキシ
    アルキルスルホニル、ハロゲン、スルホ、ヒドロキシ
    ル、カルボキシル又はニトロで置換されていてもよい、
    請求項1又は2に記載の染料混合物。
  4. 【請求項4】 式(1)のホルマザン化合物が、式
    (7): 【化4】 (式中、R1 、R2 及びmは、請求項1に記載されたと
    同義であり;式(7)の化合物のフェニル基は、さらに
    1 −C4 アルキル、C1 −C4 アルコキシ、C2 −C
    4 アルカノイルアミノ、C1 −C4 アルキルスルホニ
    ル、C1 −C4 ヒドロキシアルキルスルホニル、ハロゲ
    ン、スルホ、ヒドロキシル、カルボキシル又はニトロで
    置換されていてもよい)で示される化合物である請求項
    1ないし3の何れか1項に記載の染料混合物。
  5. 【請求項5】 mが1又は2の数である請求項1ないし
    4の何れか1項に記載の染料混合物。
  6. 【請求項6】 式(1)のホルマザン化合物が、式
    (8): 【化5】 (式中、R1 及びR1 'は、互いに独立して、水素又はC
    1 −C4 アルキルであり、式(8)の化合物のフェニル
    基は、さらにC1 −C4 アルキル、C1 −C4 アルコキ
    シ、C2 −C4 アルカノイルアミノ、C1 −C4 アルキ
    ルスルホニル、C1 −C4 ヒドロキシアルキルスルホニ
    ル、ハロゲン、スルホ、ヒドロキシル、カルボキシル又
    はニトロで置換されていてもよい)の化合物である請求
    項1記載の染料混合物。
  7. 【請求項7】 式(2)のアントラキノン染料として、
    式(9): 【化6】 [式中、Z1 は、非置換又はC1 −C12アルキル、C1
    −C4 アルコキシ、C2−C4 アルカノイルアミノ、ハ
    ロゲン、ベンゾイルアミノメチル、クロロアセチルアミ
    ノ、クロロアセチルアミノメチル若しくはα−クロロア
    クリロイルアミノメチルで置換されたフェニル;フェニ
    ル基がさらなる置換基を含まないか、上記フェニル基Z
    1 について定義されたと同様に置換されたフェニル−C
    1 −C8 アルキル;非置換又はC1 −C4 アルキル、フ
    ェニルスルホニルアミノ若しくはC1 −C4 アルキルフ
    ェニルスルホニルアミノで置換されたシクロヘキシル;
    1,2,3,4−テトラヒドロナフチル;或いは式: 【化7】 (式中、Wは、式:−O−、−NH−CO−、−OSO
    2 −、−NH−SO2 −、−CH2 −NH−SO2 −又
    は−CH2 −N(CH3 )−SO2 −の架橋基、R
    17は、水素、C1 −C4 アルキル、C1 −C4 アルコキ
    シ又はハロゲンであり、R18は、水素、C1 −C4 アル
    キル、C1 −C4 アルコキシ、ハロゲン又はアクリロイ
    ルアミノメチルであり、Y1 は、水素;C1 −C4 アル
    キル;非置換又はC1 −C4 アルキル、C1 −C4 アル
    コキシ若しくはハロゲンで置換されたフェニル;フェニ
    ル環が非置換又はC1 −C4 アルキル、C1 −C4 アル
    コキシ、ハロゲン若しくはベンゾイルアミノメチルで置
    換されたフェニル−C1 −C8 アルキル;非置換又はC
    1 −C4 アルキルで置換されたシクロヘキシル;或いは
    1,2,3,4−テトラヒドロナフチルである]で示さ
    れるアントラキノン染料、又は式(10): 【化8】 (式中、Z2 は、非置換又はC1 −C4 アルキル、C1
    −C4 アルコキシ若しくはハロゲンで置換されたフェニ
    ル、或いは非置換又はC1 −C4 アルキル若しくはベン
    ジルで置換されたシクロヘキシルであり、Y2 は、C1
    −C4 アルキル又はZ2 と同義である)で示されるアン
    トラキノン染料、又は式(11): 【化9】 (式中、R19及びR20は、水素又はメチルである)のア
    ントラキノン染料を含む、請求項1ないし6の何れか1
    項に記載の染料混合物。
  8. 【請求項8】 式(2)のアントラキノン染料として、
    式(12)、(13)、(14)、(15)、(1
    6)、(17)、(18)、(19)、(20)、(2
    1)、(22)、(23)、(24)、(25)、(2
    6)、(27)、(28)、(29)、(30)、(3
    1)、(32)、(33)、(34)、(35)、(3
    6)、(37)、(38)、(39)、(40)、(4
    1)又は(42): 【化10】 【化11】 【化12】 【化13】 【化14】 【化15】 【化16】 【化17】 のアントラキノン染料を含む、請求項1ないし7の何れ
    か1項に記載の染料混合物。
  9. 【請求項9】 1:2クロム又は1:2コバルト錯体ア
    ゾ染料として、式(43)、(44)、(45)、(4
    6)、(47)、(48)、(49)又は(50): 【化18】 【化19】 の染料を含む、請求項1ないし8の何れか1項に記載の
    染料混合物。
  10. 【請求項10】 混合物の染料の全量に基づいて、1:
    2コバルト錯体ホルマザン染料の5ないし95重量%、
    特に10ないし90重要%を含む、請求項1ないし9の
    何れか1項に記載の染料混合物。
  11. 【請求項11】 式(51): 【化20】 [式中、R21は、水素、ハロゲン又は非置換若しくはヒ
    ドロキシル置換のC1 −C4 アルキルスルホニルであ
    り、 a)A1 は、式(52)又は(53): 【化21】 の基であり、B1 は、式(54): 【化22】 (式中、R22は、水素又は非置換若しくはヒドロキシル
    置換のC1 −C4 アルキル、R22' は、水素又はC1
    4 アルキル、R23及びR23' の各々は、互いに独立し
    て、水素、C1 −C4 アルキル又はハロゲン、R24は、
    1 −C4 アルカノイルアミノ又はアルキル分が非置換
    若しくはヒドロキシルで置換されたN−C1 −C4 アル
    キルスルファモイル、R25は、水素又はハロゲンであ
    り、R26は、水素、非置換又はヒドロキシル置換のC1
    −C4 アルキルであるか、非置換又はスルホ、カルボキ
    シル若しくはスルファモイルで置換されたフェニルであ
    る)の基である、又は b)A1 は、式(55): 【化23】 の基であり、B1 は、式(56): 【化24】 (式中、R27は、水素又はハロゲン、R28は、水素又は
    スルファモイルであり、R25及びR26は、独立して、上
    記と同義である)の基である]の化合物の対称性1:2
    コバルト錯体ホルマザン染料。
  12. 【請求項12】 R21が、水素、塩素又は2−ヒドロキ
    シエチルスルホニル、R22及びR22' の各々は、互いに
    独立して、水素、メチル又はエチル、R23及びR23' の
    各々は、互いに独立して、水素、メチル、エチル又は塩
    素、R24は、アセチルアミノ、プロピオニルアミノ、N
    −メチルスルファモイル、N−エチルスルファモイル又
    はN−2−ヒドロキシエチルアミノ、R25は、水素又は
    塩素であり、R26は、水素、メチル、エチル、2−ヒド
    ロキシエチルであるか、非置換又はスルホ、カルボキル
    若しくはスルファモイルで置換されたフェニルである、
    請求項11記載の対称性1:2コバルト錯体ホルマザン
    染料。
  13. 【請求項13】 式(51a): 【化25】 (式中、R21は、水素、塩素又はフッ素、R22は、水
    素、メチル、エチル又は2−ヒドロキシエチル、R
    25は、水素又は塩素であり、R26は、水素、メチル、エ
    チル、2−ヒドロキシエチル、フェニル、2−若しくは
    3−カルボキシフェニル、2−若しくは3−スルファモ
    イルフェニル又は2−若しくは3−スルホフェニルであ
    る)の化合物の請求項11記載の対称性1:2コバルト
    錯体ホルマザン染料。
  14. 【請求項14】 R21が、水素、塩素又はフッ素、R22
    は、水素、メチル又はエチル、R25は塩素であり、R26
    は、水素、メチル、エチル、2−カルボキシフェニル、
    2−スルファモイルフェニル又は2−スルホフェニルで
    ある、請求項13記載の対称性1:2コバルト錯体ホル
    マザン染料。
  15. 【請求項15】 式(51b): 【化26】 (式中、R21は、水素又は塩素、R22' は、水素、メチ
    ル又はエチル、R24は、N−メチルスルファモイル、N
    −エチルスルファモイル又はN−2−ヒドロキシエチル
    スルファモイル、R25は、水素又は塩素であり、R
    26は、水素、メチル又はエチルである)の化合物の請求
    項11記載の対称性1:2コバルト錯体ホルマザン染
    料。
  16. 【請求項16】 R21が水素、R22' は水素、R24はア
    セチルアミノ又は、特にプロピオニルアミノ、R25は水
    素又は塩素であり、R26は、水素、メチル又はエチルで
    ある、請求項15記載の対称性1:2コバルト錯体ホル
    マザン染料。
  17. 【請求項17】 式(51c): 【化27】 (式中、R21は、水素、メチルスルホニル、エチルスル
    ホニル又は2−ヒドロキシエチルスルホニル、R25は水
    素又は塩素、R26は、水素、メチル、エチル、2−スル
    ホフェニル、2−カルボキシフェニル又は2−スルファ
    モイルフェニル、R27は水素又は塩素であり、R28は水
    素又はスルファモイルである)で示される化合物の請求
    項11記載の対称性1:2コバルト錯体ホルマザン染
    料。
  18. 【請求項18】 式(51d): 【化28】 (式中、M+ は陽イオンである)の請求項11記載の対
    称性1:2コバルト錯体ホルマザン染料。
  19. 【請求項19】 M+ がアルカリ金属陽イオンである、
    請求項18記載の1:2コバルト錯体ホルマザン染料。
  20. 【請求項20】 式(57): 【化29】 の化合物をジアゾ化し、この生成物を、式(58): 【化30】 (式中、各種のR21、A1 及びB1 は、それぞれ、請求
    項11に定義したものと同義である)のヒドラゾンにカ
    ップリングし、得られた金属を含まない化合物をコバル
    ト塩で金属化することを特徴とする、請求項11記載の
    式(51)の化合物の対称性1:2コバルト錯体ホルマ
    ザン染料の製造法。
  21. 【請求項21】 請求項11ないし19の何れか1項に
    記載の対称性1:2コバルト錯体ホルマザンを用いるこ
    とを特徴とする、水酸基又は窒素を含む繊維材料の浸染
    又は捺染法。
  22. 【請求項22】 請求項1ないし10の何れか1項に記
    載の染料混合物を用いることを特徴とする、染料混合物
    による水酸基又は窒素を含む繊維材料の浸染又は捺染
    法。
  23. 【請求項23】 天然又は合成ポリアミド繊維材料、特
    に合成ポリアミド繊維材料が、繊維材料として用いられ
    る請求項22記載の方法。
JP12708194A 1993-05-18 1994-05-18 染料混合物、1:2コバルト錯体ホルマザン染料とその用途 Expired - Fee Related JP3670678B2 (ja)

Applications Claiming Priority (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH151493 1993-05-18
CH251593 1993-08-24
CH251693 1993-08-24
CH2515/93-5 1993-08-24
CH1514/93-9 1993-08-24
CH2516/93-7 1993-08-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH073173A true JPH073173A (ja) 1995-01-06
JP3670678B2 JP3670678B2 (ja) 2005-07-13

Family

ID=27173030

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12708194A Expired - Fee Related JP3670678B2 (ja) 1993-05-18 1994-05-18 染料混合物、1:2コバルト錯体ホルマザン染料とその用途

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6428582B1 (ja)
EP (1) EP0625550B1 (ja)
JP (1) JP3670678B2 (ja)
DE (1) DE59408676D1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5604004A (en) * 1995-02-27 1997-02-18 Tdk Corporation Optical recording medium using formazan metal complex dye and photo-stabilizing method

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE59510091D1 (de) * 1994-12-21 2002-04-11 Ciba Sc Holding Ag 1:2-Chromkomplexfarbstoffe enthaltende Farbstoffmischungen und 1:2 Chromkomplexfarbstoffe
TW446734B (en) * 1997-12-11 2001-07-21 Ciba Sc Holding Ag Process for dyeing or printing and novel reactive dyes

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB719274A (en) 1951-08-13 1954-12-01 Ciba Ltd Manufacture of cobaltiferous azo-dyestuffs
GB716753A (en) 1951-08-14 1954-10-13 Ciba Ltd Manufacture of cobaltiferous azo-dyestuffs
GB745641A (en) 1951-08-17 1956-02-29 Ciba Ltd Manufacture of cobaltiferous and chromiferous azo-dyestuffs
GB851861A (en) 1956-01-26 1960-10-19 Geigy Ag J R Improvements relating to heavy metal-containing azo dyestuffs and their use
NL238454A (ja) 1958-04-23 1964-01-27
US3041328A (en) * 1959-05-09 1962-06-26 Sandoz Ltd Metallized disazo dyes
NL121826C (ja) 1959-07-24
CH420435A (de) 1962-10-03 1966-09-15 Geigy Ag J R Verfahren zur Herstellung von kobalthaltigen Formazanfarbstoffen
CH420434A (de) 1962-10-03 1966-09-15 Geigy Ag J R Verfahren zur Herstellung von kobalthaltigen Formazanfarbstoffen
BE638128A (ja) * 1963-10-03
FR1370433A (fr) 1963-10-03 1964-08-21 Tige creuse d'armature en particulier pour du béton
CH428037A (de) * 1963-10-11 1967-01-15 Geigy Ag J R Verfahren zur Herstellung von chrom- oder kobalthaltigen Farbstoffen
US3491125A (en) 1967-03-24 1970-01-20 Geigy Ag J R Sulfonated 1-amino - 4-(2',6'-dimethylanilino) - 2 - phenoxy - anthraquinones with a chloroacetylaminomethyl group
LU78597A1 (de) 1977-11-28 1979-06-13 Ciba Geigy Ag Neue anthrachinonverbindungen,deren herstellung und verwendung
DE3019960A1 (de) * 1980-05-24 1981-12-03 Hoechst Ag, 6000 Frankfurt Verfahren zum faerben und bedrucken von hydroxy- und/oder carbonamidgruppen enthaltenden fasermaterialien
EP0124679B1 (de) 1983-01-13 1987-11-11 Ciba-Geigy Ag Verfahren zum Färben oder Bedrucken von Polyamidfasern
DE3329193A1 (de) 1983-08-12 1985-02-28 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Verfahren zum faerben von amidgruppenhaltigen fasermaterialien
US4563192A (en) * 1983-09-19 1986-01-07 Ciba-Geigy Corporation Process for dyeing fibre material made of synthetic polyamides with anionic dyes and an auxiliary mixture
US4693727A (en) * 1984-11-08 1987-09-15 Ciba-Geigy Corporation Process for dyeing synthetic polyamide materials with fibre-reactive anthraquinone dyes
EP0263063A1 (de) * 1986-09-10 1988-04-06 Ciba-Geigy Ag Feste Formulierung von anionischen Wollfarbstoffen
ES2067458T3 (es) * 1987-07-22 1995-04-01 Mitsubishi Chem Ind Mezcla colorante soluble en agua y metodo de coloracion.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5604004A (en) * 1995-02-27 1997-02-18 Tdk Corporation Optical recording medium using formazan metal complex dye and photo-stabilizing method

Also Published As

Publication number Publication date
JP3670678B2 (ja) 2005-07-13
EP0625550A1 (de) 1994-11-23
US6428582B1 (en) 2002-08-06
EP0625550B1 (de) 1999-09-01
DE59408676D1 (de) 1999-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0021105B1 (en) Reactive dyes, process for their preparation and their use for dyeing cellulose fibers
JPS5848672B2 (ja) セルロ−ズ系繊維の染色法
US4492654A (en) Water-soluble azo compounds, a process for their preparation and their use as dyes
KR100790467B1 (ko) 디스아조 화합물, 반응성 염료 조성물, 및 셀룰로오스또는 셀룰로오스-함유 섬유의 염색방법
KR100460561B1 (ko) 반응성염료,이의제조방법및섬유재료의염색또는날염방법
US5989298A (en) Mixtures of reactive dyes and their use
JP3963973B2 (ja) 1:2クロム錯体染料からなる染料混合物及び1:2クロム錯体染料
JP2762640B2 (ja) 反応染料混合物及びそれを用いる繊維材料の染色方法
JPS6399382A (ja) ピリドン系モノアゾ化合物を用いて疎水性繊維を染色する方法
JPS621036B2 (ja)
JPH073173A (ja) 染料混合物、1:2コバルト錯体ホルマザン染料とその用途
KR101419324B1 (ko) 반응성 주황색 염료조성물
JPH07207585A (ja) 三色染色又は捺染方法
US5928386A (en) Process for trichromatic dyeing or printing
US4746323A (en) Water-soluble vinyl sulfonyl-type reactive monoazo yellow dyestuffs mixtures with high color yield
US6068667A (en) Mixtures of symmetrical and unsymmetrical red reactive dyes
JPH03152279A (ja) 三色法による染色または捺染方法
JPH0798910B2 (ja) 水溶性ジスアゾ化合物、その製法及び該化合物を染料として使用する方法
US4916769A (en) Disperse mono-azo dye mixture for dyeing synthetic textiles
US5288858A (en) Diazo dyes containing a hydroxy alkoxybenzene middle component and a pyrazole coupling component
EP0241821B1 (en) Water-soluble yellow monoazo dyestuff mixtures and their use for dyeing carbonamide and/or hydroxy groups containing materials
JP2000072979A (ja) 反応性染料の混合物及びそれらの使用
JPH0798908B2 (ja) 水溶性アゾ化合物、その製法及び該化合物を染料として使用する方法
US5196520A (en) Azo dyes, their preparation and the use thereof
KR100843102B1 (ko) 반응성 염료 조성물 및 이를 이용한 섬유의 염색방법

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040928

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20041222

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20050104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050325

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050412

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050415

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees