JPH0731720U - ベルト反転装置 - Google Patents

ベルト反転装置

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JPH0731720U
JPH0731720U JP6416993U JP6416993U JPH0731720U JP H0731720 U JPH0731720 U JP H0731720U JP 6416993 U JP6416993 U JP 6416993U JP 6416993 U JP6416993 U JP 6416993U JP H0731720 U JPH0731720 U JP H0731720U
Authority
JP
Japan
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belt
reversing
roller
conveyor
reversing device
Prior art date
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Pending
Application number
JP6416993U
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English (en)
Inventor
良男 青木
春紀 古谷野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Co Ltd filed Critical Furukawa Co Ltd
Priority to JP6416993U priority Critical patent/JPH0731720U/ja
Publication of JPH0731720U publication Critical patent/JPH0731720U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベルト反転装置のベルトとガイドローラと
間の摩擦抵抗を小さくして、ベルトコンベヤの消費動力
を低減し、ベルトとローラの磨耗を小さくして耐久性を
向上させる。 【構成】 ベルトコンベヤのリターン側のヘッドプー
リの後及びテールプーリの前に反転ガイド部12を配置
し、反転ガイド部12でベルト6を円筒状にして反転さ
せるベルト反転装置10において、反転ガイド部12
は、支持枠13に円孔14を設けたプレート15を固定
し、このプレート15の円孔14の周囲に沿ってローラ
ブラケット16を配設し、ガイドローラ18を軸20が
ベルト6の実進行方向と直角となる向きに取付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ベルトコンベヤのベルト反転装置のローラ取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
ベルトコンベヤでは、ベルトの表面に被搬送物が付着し、付着した被搬送物は ベルトの表面が下向きとなるリターン側でコンベヤ下に落下堆積するため、その 除去に多大な費用と手間がかかる。また、ベルトの表面に接するリターンローラ に被搬送物が付着成長するとベルトの走行が円滑に行われなくなる。
【0003】 そこで、このような欠点を改善するため、ベルトをヘッドプーリ通過後リター ン側で反転させて被搬送物が付着した表面を上向きにして走行させ、テールプー リ直前で再度反転して元に戻すようにしたベルトコンベヤが使用されるようにな ってきた。このようなコンベヤのベルト反転装置には、当初半円形状のフレーム が用いられていたが、近年、スペースを取らず、既設のコンベヤの改良にも有利 な、ベルトを円筒状に丸めて反転するベルト反転装置が開発されている(特開平 3−223009号参照)。
【0004】 この円筒式のベルト反転装置では、ベルトコンベヤのリターン側のヘッドプー リの後及びテールプーリの前に反転ガイド部を配置しており、反転ガイド部は、 円孔を設けたプレートを枠で支持固定し、このプレートの前後にローラブラケッ トを円孔の周囲に沿って配設し、このローラブラケットに取付けられている複数 のガイドローラを円孔に臨ませ、ベルトを円筒状に保持するようになっている。 各ガイドローラは、その軸がベルトコンベヤの軸線に対し直交する向きに取付け られている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、ベルト反転装置付近では、ベルトは円筒状に丸められると共に反転し 、ベルトコンベヤの軸線に対し斜めに進行するので、ガイドローラがベルトコン ベヤの軸線に直交する向きに取付けられていると、ベルトとガイドローラとの間 の摩擦抵抗が大きくなり、反転が円滑に行われ難い。また、ベルトとガイドロー ラとの間の摩擦抵抗が大きくなると、ベルトコンベヤを駆動するための動力が増 加し、ベルトとローラの磨耗が大きくなり耐久性が低下する。
【0006】 本考案は、ベルト反転装置におけるかかる問題を解決するものであって、ベル トとガイドローラとの間の摩擦抵抗を小さくして、ベルトコンベヤの駆動のため 消費される動力を低減し、ベルトとローラの磨耗を小さくして耐久性を向上させ 、反転を円滑に行うことのできるベルト反転装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ベルトコンベヤのリターン側のヘッドプーリの後及びテールプーリ の前に反転ガイド部を配置し、反転ガイド部でベルトを円筒状にして反転させる ベルト反転装置において、反転ガイド部は、円孔を設けたプレートを支持枠に固 定し、このプレートの円孔の周囲に沿ってローラブラケットを配設し、ガイドロ ーラを軸がベルトの実進行方向と直角となる向きに取付けることにより、上記課 題を解決している。
【0008】 反転ガイド部は、ベルトコンベヤに対する取付角度を調整可能とすれば、ガイ ドローラの取付方向の調節が容易となる。
【0009】
【作用】
ベルトコンベヤでは、通常、ベルトはベルトコンベヤの軸線方向に走行する。 しかし、ベルト反転装置付近では、ベルトは円筒状に丸められると共に反転され るので、ベルトコンベヤの軸線に対し斜めに進行する。このベルト反転装置では 、ガイドローラは軸がベルトの実進行方向と直角となる向きに取付けられており 、ガイドローラの回転の向きはベルトの進行方向と一致するので、ベルトとガイ ドローラと間の摩擦抵抗が小さくなり、反転が円滑に行われる。また、ベルトと ガイドローラと間の摩擦抵抗が小さいので、ベルトコンベヤを駆動するための動 力消費は少なく、ベルトとローラの磨耗も減少して耐久性が大となる。
【0010】
【実施例】
図1は本考案の一実施例であるベルト反転装置を備えたベルトコンベヤの全体 図、図2は反転ガイド部の正面図、図3は反転ガイド部の平面図、図4は反転ガ イド部の側面図、図5は反転ガイド部付近のベルト進行状態の説明図、図6はス タンドのローラブラケットへの取付状態の説明図である。
【0011】 ここで、ベルトコンベヤ1は、コンベヤフレーム2上にヘッドプーリ3、テー ルプーリ4、キャリャローラ5が配設され、ベルト6がエンドレスに張設されて おり、被搬送物を供給されたベルト6は、キャリャローラ5上をベルトコンベヤ の軸線C方向に走行し、ヘッドプーリ3において被搬送物を放出した後、リター ン側をテールプーリ4まで戻る。
【0012】 この実施例のベルト反転装置10は、ベルトコンベヤ1のリターン側のヘッド プーリ3の後及びテールプーリ4の前の2個所において、前後のベンドローラ1 1の間に3個の反転ガイド部12がそれぞれ配置されている。 反転ガイド部12は、支持枠13に円孔14を設けたプレート15を固定し、 このプレート15の円孔14の周囲に沿ってローラブラケット16を配設し、こ のローラブラケット16のスタンド17にガイドローラ18を取付けたものであ り、支持枠13が支持枠ブラケット19でコンベヤフレーム2に取付けられる。 プレート15は上下2分割構成となっており、既設ベルトコンベヤにも現場で容 易に着脱できるようになっている。
【0013】 スタンド17をローラブラケット16に取付けるスタンド孔21は、長孔とな っており、ガイドローラ18の取付方向を調整することができる。また、支持枠 ブラケット19をコンベヤフレーム2へ取付ける支持枠ブラケット孔22も長孔 となっており、反転ガイド部12のコンベヤフレーム2への取付角度を調整する ことができる。
【0014】 なお、ローラブラケット16は円孔14の中心方向へ、プレート15はベルト コンベヤ1の幅方向へ、支持枠13は上下方向へ、同様に位置調節可能になって いる。 ベルト反転装置10付近では、反転ガイド部12によって円筒状に丸められる と共に反転されるので、ベルト6は、図5に示すようにベルトコンベヤの軸線に 対し斜めに進行する。そこで、ガイドローラ18は軸20がベルト6の実進行方 向Dと直角となる向きに取付けられている。
【0015】 ベルトコンベヤを駆動した場合、表面上に被搬送物を供給されたベルト6は、 キャリャローラ5上をベルトコンベヤの軸線C方向に走行し、ヘッドプーリ3に おいて被搬送物を放出した後、リターン側に入る。リターン側のベルト6は、ヘ ッドプーリ3の後のベルト反転装置10の反転ガイド部12で、被搬送物が付着 したベルト6の表面が内側となるように、ガイドローラ18で円筒状に丸められ ると共に反転され、以後被搬送物が付着した表面を上向きにして走行する。テー ルプーリ4直前まで走行すると、ベルト6は、再度ベルト反転装置10の反転ガ イド部12で、被搬送物が付着したベルト6の表面が内側となるように、円筒状 に丸められると共に反転され、元の向きに戻る。
【0016】 このように、ベルト6の表面がリターン側で上向きとなるので、付着した被搬 送物のコンベヤ下への落下堆積が防止され、その除去のための費用と手間がかか らなくなる。また、ベルト6の表面に接するリターンローラに被搬送物が付着成 長してベルトの走行が阻害されることもない。 そして、このベルト反転装置10では、ガイドローラ18は軸20がベルト6 の実進行方向Dと直角となる向きに取付けられており、ガイドローラ18の回転 の向きはベルト6の実進行方向Dと一致するので、ベルト6とガイドローラ18 と間の摩擦抵抗が小さくなり、反転が円滑に行われる。また、ベルト6とガイド ローラ18と間の摩擦抵抗が小さいので、ベルトコンベヤ1を駆動するための動 力消費は少なく、ベルト6とガイドローラ18の磨耗も減少して耐久性が大とな る。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のベルト反転装置は、ベルトとガイドローラと間 の摩擦抵抗を小さくして、ベルトコンベヤの駆動のため消費される動力を低減し 、ベルトとローラの磨耗を小さくして耐久性を向上させ、反転を円滑に行うこと ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例であるベルト反転装置を備え
たベルトコンベヤの全体図である。
【図2】反転ガイド部の正面図である。
【図3】反転ガイド部の平面図である。
【図4】反転ガイド部の側面図である。
【図5】反転ガイド部付近のベルト進行状態の説明図で
ある。
【図6】スタンドのローラブラケットへの取付状態の説
明図である。
【符号の説明】
1 ベルトコンベヤ 2 コンベヤフレーム 3 ヘッドプーリ 4 テールプーリ 5 キャリヤローラ 6 ベルト 10 ベルト反転装置 11 ベンドローラ 12 反転ガイド部 13 支持枠 14 円孔 15 プレート 16 ローラブラケット 17 スタンド 18 ガイドローラ 19 支持枠ブラケット 20 軸 21 スタンド孔 22 支持枠ブラケット孔 C 軸線 D 実進行方向

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルトコンベヤのリターン側のヘッドプ
    ーリの後及びテールプーリの前に反転ガイド部を配置
    し、反転ガイド部でベルトを円筒状にして反転させるベ
    ルト反転装置であって、反転ガイド部は、円孔を設けた
    プレートを支持枠に固定し、このプレートの円孔の周囲
    に沿ってローラブラケットを配設し、ガイドローラを軸
    がベルトの実進行方向と直角となる向きに取付けたこと
    を特徴とするベルト反転装置。
  2. 【請求項2】 反転ガイド部は、ベルトコンベヤに対す
    る取付角度を調整可能である請求項1記載のベルト反転
    装置。
JP6416993U 1993-11-30 1993-11-30 ベルト反転装置 Pending JPH0731720U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6416993U JPH0731720U (ja) 1993-11-30 1993-11-30 ベルト反転装置

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JP6416993U JPH0731720U (ja) 1993-11-30 1993-11-30 ベルト反転装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0731720U true JPH0731720U (ja) 1995-06-16

Family

ID=13250301

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JP6416993U Pending JPH0731720U (ja) 1993-11-30 1993-11-30 ベルト反転装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58104808A (ja) * 1981-12-17 1983-06-22 Kunio Hashimoto パイプコンベヤによる往復搬送方法及び往復搬送式パイプコンベヤ装置
JP4121913B2 (ja) * 2003-08-08 2008-07-23 三洋電機株式会社 マッサージ機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58104808A (ja) * 1981-12-17 1983-06-22 Kunio Hashimoto パイプコンベヤによる往復搬送方法及び往復搬送式パイプコンベヤ装置
JP4121913B2 (ja) * 2003-08-08 2008-07-23 三洋電機株式会社 マッサージ機

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960618